JP5338059B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関等に設置され、顧客操作により取引を自動的に行う自動取引装置に関し、特に出金取引における過度な出金を防止する自動取引装置に関する。
従来、自動取引装置においては、カードのみによる取引と、カードと通帳による取引とが可能であり、取引履歴は通帳記帳により確認可能であるが、カードのみによる取引においては、取引履歴は確認できず、口座残高がわかるだけである。そして残高がある限り、自動取引装置で決められた出金限度額まで出金取引が可能である。
出金限度額を利用者が設定するようにしたものが、例えば、特許文献1(特開2006−99304号公報)に開示されている。これは、自動取引装置の取引選択画面において出金限度額変更を選択し、利用者が出金限度額を入力すると、ホストコンピュータに対して出金限度額変更要求電文を送信し、ホストコンピュータで出金限度額を更新すると、自動取引装置へ回答電文を送信して出金限度額変更を終了する、というものである。
特開2006−99304号公報
しかしながら従来の自動取引装置を利用する環境においては、カードのみによる出金取引が多く行われ、残高の把握のみで家計管理を行う場合が多い。しかしながら残高のみの把握では、ある期間、例えば月間の、或いは更に長期間の、残高の推移がわかりにくいという問題があった。
また月毎の残高が減少しても、あるいは長期的に残高が減少しても、出金限度額以上の残高があれば、自動取引装置での出金取引が可能であるので、なし崩し的に出金取引が行われやすく、無駄な出費を重ねることが少なくない。
さらに公共料金の口座引落しやクレジットカード等による口座引落しの予定が、自動取引装置での取引時に確認しにくいので、残しておくべき残高がわからないため、うっかり出金取引をした後に口座引落し時に残高不足になる場合があった。
そこで本発明は、カードのみによる取引においてもある期間における残高の推移を確認可能にするとともに、ある期間における累計出金額が限度額に達したか否かを確認でき、さらに口座引落し時の残高不足を回避しやすくする自動取引装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために発明は、顧客操作により取引を行う自動取引装置において、顧客の取引履歴を保存したICカードを読取る読取部と、顧客が取引操作する際に前記読取部で読取った取引履歴を表示する表示部と、所定期間における累計出金限度額を設定するための限度額設定手段と、顧客が出金額を入力する出金額入力手段と、取引履歴および前記出金額入力手段より入力された出金額に基づいて、所定期間における累計出金額を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された累計出金額と前記限度額設定手段により設定された累計出金限度額とを比較する比較手段とを設け、前記比較手段により前記累計出金額が前記累計出金限度額以下であると判定された場合に出金取引を実行することを特徴とするものである。
また、比較手段が、算出手段により算出された累計出金額と口座引落し予定額を加えた値を、限度額設定手段により設定された累計出金限度額と比較し、累計出金額と口座引落し予定額を加えた値が累計出金限度額以下であると判定された場合に出金取引を実行するようにすることにより、口座引落し時における残高不足を回避できるようになる。
上記構成の第1の発明によれば、ICカードから読取った取引履歴を取引時に表示部に表示するようにしたので、ある期間における残高の推移が容易にわかるようになる。
また第2の発明に拠れば、比較手段により累計出金額が累計出金限度額以下であると判定された場合に出金取引を実行するようにしたので、残高を確保した安全な出金取引を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置を示すブロック図である。図1において、第1の実施の形態の自動取引装置1は、通信部2、制御部3、記憶部4、顧客操作部5、カード取扱部6、通帳取扱部7、紙幣入出金部8および硬貨入出金部9を有する。自動取引装置1は通信回線10を介してホストコンピュータ11に接続されている。
通信部2は、ホストコンピュータ11との間でのデータの送受を仲介する。制御部3は、自動取引装置1の各部を制御し、種々の取引処理を実行するとともに、ホストコンピュータ11との間でデータ通信を行う。記憶部4は、制御部3が実行するためのプログラムや制御部3による処理結果などを格納する。顧客操作部5は、自動取引装置1の前面に設けられ、LCD等の表示部とタッチパネル等の位置信号検出手段との組み合わせで構成され、取引選択画面や顧客への操作誘導を促す画面を表示するとともに、顧客による入力を受付ける。
カード取扱部6は、ICカードに対して読み書きが可能で、顧客の取引カードであるICカード12の記録部に対してカード情報を接触または非接触の手段により読み書きする。カード取扱部6はまた、磁気データの読取り/書込み機能も有する。顧客の所有するICカード12の記録部には、カード情報として顧客の口座情報に加えて、過去の取引履歴が記録されている。
通帳取扱部7は、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプに対して情報を読み書きするとともに、取引内容を通帳に印字する。紙幣入出金部8は、顧客が投入した紙幣を入金紙幣として受け入れ、鑑別、計数して収納するとともに、顧客の要求により収納してある紙幣を出金紙幣として排出する。硬貨入出金部9は、顧客が投入した硬貨を入金硬貨として受け入れ、鑑別、計数して収納するとともに、顧客の要求により収納してある硬貨を出金硬貨として排出する。
次に第1の実施の形態の自動取引装置1の動作について説明する。図2は第1の実施の形態における取引動作を示すフローチャートである。なお以下の説明では顧客が出金取引を選択した場合の動作を説明する。顧客が店舗等に設置してある自動取引装置1に接近すると、図示しない近接センサにより接近が検知され、顧客操作部5に取引選択画面が表示される(ステップ1)。図3に取引選択画面を示す。図3において、取引選択画面20には、取引ボタンの押下を促す旨の文言のほかに、出金取引を示す「お引き出し」ボタンや、振込取引を示す「お振り込み」ボタンなどの取引選択ボタンが表示される。
顧客が「お引き出し」ボタンを押下すると(ステップ2)、制御部3は顧客に対してカードの挿入を促すガイダンスを表示する。顧客が自分のICカード12を挿入すると(ステップ3)、カード取扱部6は顧客のICカード12の記録部に記録されている口座情報と取引履歴情報を読取る(ステップ4)。
次に制御部3は、顧客に対して暗証番号の入力を促すガイダンスを表示し、これにしたがって顧客が暗証番号を入力する(ステップ5)。制御部3は入力された暗証番号をホストコンピュータ11へ送信する。ホストコンピュータ11では格納してある顧客の暗証番号と送られてきた暗証番号との一致を調べ、その結果を制御部3へ回答する。制御部3は、一致していない旨の回答を受け取った場合、所定回数の再入力を受け付け、それでも再入力された暗証番号が一致しない場合はICカード12を排出し、取引処理を終了させる。
暗証番号が一致したとの回答を得た場合(ステップ6)、制御部3は、顧客のICカード12から読取った取引履歴を表示する(ステップ7)。取引履歴の表示例を図4に示す。図4に示すように、取引履歴表示画面21には、当月の現在までの取引履歴が表示される。そして表示項目としては、月日、支払金額または預入金額、残高である。また取引履歴表示画面21には「確認」ボタン22が表示される。顧客が取引履歴を確認して、「確認」ボタン22を押下しない限り、出金取引を実行することはできないようになっている。
顧客が「確認」ボタン22を押下すると(ステップ8)、制御部3は、出金額を入力するための画面を表示する(ステップ9)。顧客は出金額を入力する前に取引履歴画面21を見ているので、残高の推移を勘案して出金額を入力することができる。顧客が出金額を入力すると(ステップ10)、制御部3は入力された出金額に基づいて、出金処理を実行する(ステップ11)。
出金処理においては、紙幣入出金部8および必要に応じて硬貨入出金部9から、入力された出金額の紙幣または硬貨を計数して払い出すとともに、また取引内容をカード取扱部6により取引明細票に印字する。またカード取扱部6により、顧客のICカード12の記録部に、今回の取引内容を新たな取引履歴として書き込む(ステップ12)。その後制御部3は、取引明細票とともにICカード12を排出し、顧客に返却して(ステップ13)、取引処理を終了する。
以上のように第1の実施の形態では、カードのみによる取引時に取引履歴を表示するようにしたので、カードのみによる取引においても残高の推移を確認することができる。上記実施の形態では、出金取引を例にして説明したが、他の取引においても顧客のICカード12の記録部に、行った取引の内容を取引履歴として記録することはいうまでもない。
また、他の取引、例えば入金取引時にも取引履歴を表示するようにしてもよい。さらに、上記実施の形態では、取引選択画面で出金取引を選択した後に、取引履歴を表示するようにしているが、これに限らず、取引選択の前に顧客にICカード12を挿入させ、取引履歴を読取り、さらに取引履歴を表示した後に取引選択をさせるようにしてもよい。
次に第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、自動取引装置での取引時に、月毎の累計出金限度額を設定可能にし、月毎の取引金額が累計出金限度額を超えた場合に、顧客に対してメッセージを通知するようにしたものである。第2の実施の形態のハードウェア構成は前記第1の実施の形態と同様であり、ここでは図5にしたがって、また第1の実施の形態の図面を流用して、第2の実施の形態の取引動作を説明する。図5は第2の実施の形態における取引動作を示すフローチャートであり、ここでも出金取引について説明する。
顧客が店舗等に設置してある自動取引装置1に接近すると、図示しない近接センサにより接近が検知され、顧客操作部5に取引選択画面が表示される(ステップ21)。図6に取引選択画面を示す。図6において、取引選択画面30には、取引ボタンの押下を促す旨の文言のほかに、出金取引を示す「お引き出し」ボタンや、振込取引を示す「お振り込み」ボタンなどの取引選択ボタンに加えて、「累計出金限度額変更」ボタン31が表示される。
顧客が「累計出金限度額変更」ボタン31を押下すると(ステップ22)、次に顧客操作部5の表示部には、図7に示すように、パスワード入力画面32が表示される。顧客がパスワードを入力すると、図8に示すように、次に新たな出金限度額の入力画面33が表示される。出金限度額入力画面33には現在設定されている限度額も表示される。顧客が新たな出金限度額を入力し、その後OKボタンを押下することにより、出金限度額が変更される(ステップ23)。その後顧客操作部5の表示部は取引選択画面30に戻る。
取引選択画面30において顧客が「お引き出し」ボタンを押下すると(ステップ24)、制御部3は顧客に対してカードの挿入を促すガイダンスを表示する。顧客が自分のICカード12を挿入すると(ステップ25)、カード取扱部6は顧客のICカード12の記録部に記録されている口座情報と取引履歴情報を読取る(ステップ26)。
次に制御部3は、顧客に対して暗証番号の入力を促すガイダンスを表示し、これにしたがって顧客が暗証番号を入力する(ステップ27)。制御部3は入力された暗証番号をホストコンピュータ11へ送信する。ホストコンピュータ11では格納してある顧客の暗証番号と送られてきた暗証番号との一致を調べ、その結果を制御部3へ回答する。制御部3は、一致していない旨の回答を受け取った場合、所定回数の再入力を受け付け、それでも再入力された暗証番号が一致しない場合はICカード12を排出し、取引処理を終了させる。
暗証番号が一致したとの回答を得た場合(ステップ28)、制御部3は、顧客のICカード12から読取った取引履歴を表示する(ステップ29)。この場合の取引履歴の表示例は図4に示す第1の実施の形態の場合と同様である。即ち、図4に示すように、取引履歴表示画面21には、当月の現在までの取引履歴が表示される。そして表示項目としては、月日、支払金額または預入金額、残高である。また取引履歴表示画面21には「確認」ボタン22が表示される。顧客が取引履歴を確認して、「確認」ボタン22を押下しない限り、出金取引を実行することはできないようになっている。
顧客が「確認」ボタン22を押下すると(ステップ30)、制御部3は、出金額を入力するための画面を表示する(ステップ31)。顧客は出金額を入力する前に取引履歴画面21を見ているので、残高の推移を勘案して出金額を入力することができる。顧客が出金額を入力すると(ステップ32)、制御部3は、入力された出金額と取引履歴情報から、当月の累計出金額を算出する(ステップ33)。
次に制御部3は、算出した当月の累計出金額と設定されている累計出金限度額とを比較する(ステップ34)。比較の結果、当月の累計出金額が累計出金限度額以下である場合は、入力された出金額に基づいて、出金処理を実行する(ステップ35)。出金処理においては、紙幣入出金部8および必要に応じて硬貨入出金部9から、入力された出金額の紙幣または硬貨を計数して払い出すとともに、また取引内容をカード取扱部6により取引明細票に印字する。またカード取扱部6により、顧客のICカード12の記録部に、今回の取引内容を新たな取引履歴として書き込む(ステップ36)。その後制御部3は、取引明細票とともにICカード12を排出し、顧客に返却して(ステップ37)、取引処理を終了する。
ステップ34において、当月の累計出金額が累計出金限度額より大きい場合は、顧客操作部5の表示部に、図9に示すように、当月の累計出金額が累計出金限度額を超えた旨のメッセージを表示する。このとき同時に、取引を続行するかどうかを顧客に問い合わせ、続行する場合は「続行」ボタンを押下し、続行しない場合は「取消」ボタンを押下する指示を出し、続行する場合は出金額を変更する旨のガイダンスを表示する(ステップ38)。なお図9は累計出金限度額超過メッセージを表示する画面を示す説明図である。
顧客が「続行」ボタンを押下すると(ステップ39)、ステップ31へ戻り、出金額入力画面が表示され、顧客は再度出金額を入力する。また顧客が「取消」ボタンを押下すると、出金処理が取り消され、処理を終了する。
以上のように第2の実施の形態に拠れば、第1の実施の形態の有する効果に加えて、顧客は月毎の累計出金額が累計出金限度額を超えたかどうかを容易に確認することができ、月毎の出金管理が容易になる。また累積出金限度額の設定及び変更にパスワードを設けることにより、当該口座を利用可能な他者による限度額の無断変更を防止することができる。
次に第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態は、自動取引装置での取引時に、月毎の累計出金限度額を設定可能にし、月毎の出金取引金額が累計出金限度額を超えた場合に、顧客に対してメッセージを通知するようにするとともに、公共料金やクレジットカード等による口座引落し予定日および口座引落し金額を顧客のICカードに保存可能にしたものである。
また第3の実施の形態のハードウェア構成は前記第1の実施の形態と同様であり、ここでは図10にしたがって、また第1の実施の形態の図面を流用して、第3の実施の形態の取引動作を説明する。図10は第3の実施の形態における取引動作を示すフローチャートであり、ここでも出金取引について説明する。
顧客が店舗等に設置してある自動取引装置1に接近すると、図示しない近接センサにより接近が検知され、顧客操作部5に取引選択画面が表示される(ステップ41)。図11に取引選択画面を示す。図11において、取引選択画面40には、取引ボタンの押下を促す旨の文言のほかに、出金取引を示す「お引き出し」ボタンや、振込取引を示す「お振り込み」ボタンなどの取引選択ボタンに加えて、「累計出金限度額変更」ボタン31と「口座引落し予定額変更」ボタン41が表示される。
顧客が「累計出金限度額変更」ボタン31を押下した場合(ステップ42)、第2の実施の形態で説明したように、累計出金限度額が変更される(ステップ43)。また顧客が「口座引落し予定額変更」ボタン41を押下した場合(ステップ44)、顧客操作部5の表示部には、図12に示す口座引落し予定額変更画面42が表示される。図12に示すように、口座引落し予定額変更画面42には、その月の予定されている口座引落し項目と、引落し予定額が表示され、さらに引落し予定額の変更ボタン43が表示されている。
顧客がいずれかの引落し予定額変更ボタン43を押下すると、図13に示すように、新たな引落し予定額入力画面44が表示され、この画面44において顧客は新たな引落し予定額を入力し、その後確認ボタンを押下することにより、引落し予定額が変更される(ステップ45)。その後顧客操作部5の表示部は取引選択画面40に戻る。
次に、取引選択画面40において顧客が「お引き出し」ボタンを押下すると(ステップ46)、制御部3は顧客に対してカードの挿入を促すガイダンスを表示する。顧客が自分のICカード12を挿入すると(ステップ47)、カード取扱部6は顧客のICカード12の記録部に記録されている口座情報と取引履歴情報を読取る(ステップ48)。
次に制御部3は、顧客に対して暗証番号の入力を促すガイダンスを表示し、これにしたがって顧客が暗証番号を入力する(ステップ49)。制御部3は入力された暗証番号をホストコンピュータ11へ送信する。ホストコンピュータ11では格納してある顧客の暗証番号と送られてきた暗証番号との一致を調べ、その結果を制御部3へ回答する。制御部3は、一致していない旨の回答を受け取った場合、所定回数の再入力を受け付け、それでも再入力された暗証番号が一致しない場合はICカード12を排出し、取引処理を終了させる。
暗証番号が一致したとの回答を得た場合(ステップ50)、制御部3は、顧客のICカード12から読取った取引履歴を表示する(ステップ51)。この場合の取引履歴の表示例は図4に示す第1の実施の形態の場合と同様である。即ち、図4に示すように、取引履歴表示画面21には、当月の現在までの取引履歴が表示される。そして表示項目としては、月日、支払金額または預入金額、残高である。また取引履歴表示画面21には「確認」ボタン22が表示される。顧客が取引履歴を確認して、「確認」ボタン22を押下しない限り、出金取引を実行することはできないようになっている。
顧客が「確認」ボタン22を押下すると(ステップ52)、制御部3は、出金額を入力するための画面を表示する(ステップ53)。顧客は出金額を入力する前に取引履歴画面21を見ているので、残高の推移を勘案して出金額を入力することができる。顧客が出金額を入力すると(ステップ54)、制御部3は、入力された出金額と取引履歴情報から、当月の累計出金額を算出する(ステップ55)。
次に制御部3は、算出した当月の累計出金額と当月の口座引落し予定額を合算した値と、設定されている累計出金限度額とを比較する(ステップ56)。比較の結果、当月の累計出金額と当月の口座引落し予定額を合算した値が累計出金限度額以下である場合は、入力された出金額に基づいて、出金処理を実行する(ステップ57)。
出金処理においては、紙幣入出金部8および必要に応じて硬貨入出金部9から、入力された出金額の紙幣または硬貨を計数して払い出すとともに、また取引内容をカード取扱部6により取引明細票に印字する。またカード取扱部6により、顧客のICカード12の記録部に、今回の取引内容を新たな取引履歴として書き込む(ステップ58)。その後制御部3は、取引明細票とともにICカード12を排出し、顧客に返却して(ステップ59)、取引処理を終了する。
ステップ56において、当月の累計出金額と当月の口座引落し予定額を合算した値が累計出金限度額より大きい場合は、顧客操作部5の表示部に、当月の累計出金額と当月の口座引落し予定額の合計が累計出金限度額を超えた旨のメッセージを表示する。このとき同時に、取引を続行するかどうかを顧客に問い合わせ、続行する場合は「続行」ボタンを押下し、続行しない場合は「取消」ボタンを押下する指示を出し、続行する場合は出金額を変更する旨のガイダンスを表示する(ステップ60)。
顧客が「続行」ボタンを押下すると(ステップ61)、ステップ53へ戻り、出金額入力画面が表示され、顧客は再度出金額を入力する。また顧客が「取消」ボタンを押下すると、出金処理が取り消され、処理を終了する。
以上のように第3の実施の形態に拠れば、第2の実施の形態の有する効果に加えて、口座引落し予定を加味した月毎の出金管理が可能になり、口座引落しによる残高不足を回避することが可能になる。
次に第4の実施の形態を説明する。第4の実施の形態は、自動取引装置での取引時に、月毎の累計出金限度額を設定可能にし、その月毎の累計出金限度額をその月の収入に応じて設定するようにしたものである。第4の実施の形態のハードウェア構成は前記第1の実施の形態と同様であり、ここでは図14にしたがって、また第1の実施の形態の図面を流用して、第4の実施の形態の取引動作を説明する。図14は第4の実施の形態における取引動作を示すフローチャートであり、ここでも出金取引について説明する。
顧客が店舗等に設置してある自動取引装置1に接近すると、図示しない近接センサにより接近が検知され、顧客操作部5に、第2の実施の形態と同様の図6に示す取引選択画面が表示される(ステップ71)。即ち、取引選択画面30には、取引ボタンの押下を促す旨の文言のほかに、出金取引を示す「お引き出し」ボタンや、振込取引を示す「お振り込み」ボタンなどの取引選択ボタンに加えて、「累計出金限度額変更」ボタン31が表示される。
顧客が「累計出金限度額変更」ボタン31を押下すると(ステップ72)、次に顧客操作部5の表示部には、第2の実施の形態と同様に、パスワード入力画面が表示され、顧客がパスワードを入力すると、次に新たな出金限度額の入力画面が表示される。図15に新たな出金限度額の入力画面を示す。図15において、出金限度額の入力画面50には、収入の何パーセントを出金限度額にするかの問合せが表示され、顧客が何パーセントかを入力し、その後確認ボタンを押下することにより、累計出金限度額が設定される(ステップ73)。その後顧客操作部5の表示部は取引選択画面30に戻る。
取引選択画面30において顧客が「お引き出し」ボタンを押下すると(ステップ74)、制御部3は顧客に対してカードの挿入を促すガイダンスを表示する。顧客が自分のICカード12を挿入すると(ステップ75)、カード取扱部6は顧客のICカード12の記録部に記録されている口座情報と取引履歴情報を読取る(ステップ76)。
次に制御部3は、顧客に対して暗証番号の入力を促すガイダンスを表示し、これにしたがって顧客が暗証番号を入力する(ステップ77)。制御部3は入力された暗証番号をホストコンピュータ11へ送信する。ホストコンピュータ11では格納してある顧客の暗証番号と送られてきた暗証番号との一致を調べ、その結果を制御部3へ回答する。制御部3は、一致していない旨の回答を受け取った場合、所定回数の再入力を受け付け、それでも再入力された暗証番号が一致しない場合はICカード12を排出し、取引処理を終了させる。
暗証番号が一致したとの回答を得た場合(ステップ78)、制御部3は、顧客のICカード12から読取った取引履歴を表示する(ステップ79)。この場合の取引履歴の表示例は図4に示す第1の実施の形態の場合と同様である。即ち、図4に示すように、取引履歴表示画面21には、当月の現在までの取引履歴が表示される。そして表示項目としては、月日、支払金額または預入金額、残高である。また取引履歴表示画面21には「確認」ボタン22が表示される。顧客が取引履歴を確認して、「確認」ボタン22を押下しない限り、出金取引を実行することはできないようになっている。
顧客が「確認」ボタン22を押下すると(ステップ80)、制御部3は、出金額を入力するための画面を表示する(ステップ81)。顧客は出金額を入力する前に取引履歴画面21を見ているので、残高の推移を勘案して出金額を入力することができる。顧客が出金額を入力すると(ステップ82)、制御部3は、入力された出金額と取引履歴情報から、当月の累計出金額を算出する(ステップ83)。
次に制御部3は、ステップ73で設定された収入に対する割合(パーセント)と、取引履歴における当月の収入とから累計出金限度額を算出する(ステップ84)。そして制御部3は、ステップ83で算出した当月の累計出金額と、ステップ74で算出した累計出金限度額とを比較する(ステップ85)。比較の結果、当月の累計出金額が累計出金限度額以下である場合は、入力された出金額に基づいて、出金処理を実行する(ステップ86)。
出金処理においては、紙幣入出金部8および必要に応じて硬貨入出金部9から、入力された出金額の紙幣または硬貨を計数して払い出すとともに、また取引内容をカード取扱部6により取引明細票に印字する。またカード取扱部6により、顧客のICカード12の記録部に、今回の取引内容を新たな取引履歴として書き込む(ステップ87)。その後制御部3は、取引明細票とともにICカード12を排出し、顧客に返却して(ステップ88)、取引処理を終了する。
ステップ85において、当月の累計出金額が累計出金限度額より大きい場合は、顧客操作部5の表示部に、第2の実施の形態と同様に、図9に示す、当月の累計出金額が累計出金限度額を超えた旨のメッセージを表示する。このとき同時に、取引を続行するかどうかを顧客に問い合わせ、続行する場合は「続行」ボタンを押下し、続行しない場合は「取消」ボタンを押下する指示を出し、続行する場合は出金額を変更する旨のガイダンスを表示する(ステップ89)。
顧客が「続行」ボタンを押下すると(ステップ90)、ステップ81へ戻り、出金額入力画面が表示され、顧客は再度出金額を入力する。また顧客が「取消」ボタンを押下すると、出金処理が取り消され、処理を終了する。
以上のように第4の実施の形態に拠れば、第2の実施の形態の有する効果に加えて、その月の収入の額に応じて自動的に累計出金限度額を設定するので、柔軟な月毎の出金管理をすることが可能になる。
なお第1乃至第4の実施の形態においては、取引履歴を顧客のICカードの記憶部に書込むようにしたが、書き込み先は顧客の携帯端末の記憶部やホストコンピュータであってもよい。
第1の実施の形態における自動取引装置を示すブロック図である。 第1の実施の形態における取引動作を示すフローチャートである。 取引選択画面を示す説明図である。 取引履歴の表示例を示す説明図である。 第2の実施の形態における取引動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における取引選択画面を示す説明図である。 第2の実施の形態におけるパスワード入力画面を示す説明図である。 第2の実施の形態における出金限度額入力画面を示す説明図である。 累計出金限度額超過メッセージを表示する画面を示す説明図である。 第3の実施の形態における取引動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における取引選択画面を示す説明図である。 第3の実施の形態における口座引落し予定額変更画面を示す説明図である。 第3の実施の形態における口座引落し予定額入力画面を示す説明図である。 第4の実施の形態における取引動作を示すフローチャートである。 第4の実施の形態における出金限度額割合入力画面を示す説明図である。
符号の説明
1 自動取引装置
3 制御部
5 顧客操作部
6 カード取扱部
12 ICカード

Claims (7)

  1. 顧客操作により取引を行う自動取引装置において、
    顧客の取引履歴を保存したICカードを読取る読取部と、
    顧客が取引操作する際に前記読取部で読取った取引履歴を表示する表示部と
    所定期間における累計出金限度額を設定するための限度額設定手段と、
    顧客が出金額を入力する出金額入力手段と、
    取引履歴および前記出金額入力手段により入力された出金額に基づいて、所定期間における累計出金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された累計出金額と前記限度額設定手段により設定された累計出金限度額とを比較する比較手段とを設け、
    前記比較手段により前記累計出金額が前記累計出金限度額以下であると判定された場合に出金取引を実行することを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記限度額設定手段により累計出金限度額を設定する場合、パスワードを入力させる請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記比較手段により前記累計出金額が前記累計出金限度額より多いと判定された場合、累計出金額が累計出金限度額を超えた旨を顧客に通知する請求項1または2記載の自動取引装置。
  4. 前記累計出金額が前記累計出金限度額を超えた旨の通知をした後、出金取引続行可能とし、続行する場合、前記出金額入力手段により出金額を再入力するガイダンスを行う請求項3記載の自動取引装置。
  5. 前記比較手段は、前記算出手段により算出された前記累計出金額と口座引落し予定額を加えた値を前記累計出金限度額と比較し、
    前記累計出金額と口座引落し予定額を加えた値が前記累計出金限度額以下であると判定された場合に出金取引を実行する請求項1記載の自動取引装置。
  6. 前記口座引落し予定額はICカードに保存される請求項5記載の自動取引装置。
  7. 前記限度額設定手段は、月収入の設定割合を前記累計出金限度額と設定する請求項1記載の自動取引装置。
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