JP5336249B2 - 内挿装置 - Google Patents
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より詳細には、工作機械、自動倉庫、有軌道台車や無人搬送車等の測長装置や測角装置での位置決め又は角度検出等に用いられる内挿装置に関する。
1.本実施の形態の内部構成(図1)
2.ルックアップテーブルの1/8領域化の処理(図2〜4)
3.アドレス生成器の処理(図5)
4.補正器の処理(図6)
5.変位出力器の処理(図7)
図1は、本実施の形態の内挿装置の内部構成例を示すブロック図である。
アナログ/デジタル変換器110、120は、図示しないエンコーダから出力される90°位相差の2相アナログ信号(Sin信号、Cos信号)を一定時間毎にサンプリングを行い、デジタル信号に変換してアドレス生成器130に出力する。ここでのエンコーダとは、磁気スケール装置などの測長装置や測角装置で測長信号又は測角信号を得るエンコーダである。なお、このアナログ/デジタル変換器の分解能はnビット(nは正の整数)で、デジタル変換されたSin信号及びCos信号をSinデータ及びCosデータとする。
図2〜3を参照して、通常のルックアップテーブルの領域を1/8にし、更に記憶部140に連続的な領域として占有できるようにルックアップテーブルを四角くするための領域の変換例について説明する。
前述でルックアップテーブルが1/8の容量で連続した四角い記憶領域に変換されているので、アドレス生成器130はこのルックアップテーブルに対応したアドレスを変更する必要がある。そこで、デジタル変換されたCosデータ及びSinデータを、前述のルックアップテーブルの領域に対応するためのアドレス(2n−3ビット)に変更するアドレス生成器130についての処理例について、図5を参照して説明する。なお、図5で、Sin,Cosの上に「−」を付けたものはそれぞれの反転値を表している。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)≦Sinデータ(n−1)”、Cosデータ(n−1)の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをSinデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.1を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)≦Sinデータ(n−1)”、Cosデータ(n−1)の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)、下位アドレスをSinデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.2を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)>Sinデータ(n−1)”、Sinデータ(n−1)の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをCosデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.3を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)>Sinデータ(n−1)”、Sinデータ(n−1)の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)、下位アドレスをCosデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.4を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“1”でSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)≦Sinデータ(n−1)の反転値”、Cosデータ(n−1)の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをSinデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.5を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“1”でSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)≦Sinデータ(n−1)の反転値”、Cosデータ(n−1)の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)、下位アドレスをSinデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.6を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“1”でSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)>Sinデータ(n−1)の反転値”、Sinデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)、下位アドレスをCosデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.7を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“1”でSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)>Sinデータ(n−1)の反転値”、Sinデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをCosデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.8を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)の反転値≦Sinデータ(n−1)の反転値”、Cosデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)、下位アドレスをSinデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.9を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)の反転値≦Sinデータ(n−1)の反転値”、Cosデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをSinデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.10を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)の反転値>Sinデータ(n−1)の反転値”、Sinデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)、下位アドレスをCosデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.11を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータ及びSinデータの最上位ビットが“0”、“Cosデータ(n−1)の反転値>Sinデータ(n−1)の反転値”、Sinデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをCosデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.12を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“0”でSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)の反転値≦Sinデータ(n−1)”、Cosデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)、下位アドレスをSinデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.13を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“0”でSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)の反転値≦Sinデータ(n−1)”、Cosデータ(n−1)の反転値の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをCosデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをSinデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.14を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“0”でSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)の反転値>Sinデータ(n−1)”、Sinデータ(n−1)の最上位ビットが“1”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)の反転値、下位アドレスをCosデータ(n−1)となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.15を参照)。
デジタル変換された2相デジタル信号が、Cosデータの最上位ビットが“0”でSinデータの最上位ビットが“1”、“Cosデータ(n−1)の反転値>Sinデータ(n−1)”、Sinデータ(n−1)の最上位ビットが“0”の場合に実行される。それは、上位アドレスをSinデータ(n−2)、下位アドレスをCosデータ(n−1)の反転値となり、順に繋げてアドレス(2n−3ビット)に変更される(図5、No.16を参照)。
次に、図6を参照して、読み出した内挿値Aとアドレス生成器130を通して入力されたSinデータ及びCosデータから、補正器150で本来の内挿値A’を算出される処理例について説明する。
図7のフローチャートを参照して、増減変位量演算回路170がサンプリング毎の内挿値の変化量を求めて出力する場合について説明する。この図7のフローチャートの処理は、補正器150からの内挿値A’が画差分170bに入力され(ステップS101)、ラッチ170aに保持されている前回の内挿値A”が差分170bに入力された(ステップS102)場合に実行される。
Claims (3)
- 検出された90°位相差の2相アナログ信号を2相デジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、
前記2相デジタル信号をアドレスに変換するアドレス生成部と、
前記2相アナログ信号であるSin信号及びCos信号からなる直交座標平面の1/8周期分に変換し、前記2相デジタル信号の縦軸側データの最上位ビットが0又は1を識別し、その識別結果に応じて前記2相デジタル信号の各々を反転又は非反転として折り返した領域に、内挿データを記憶したルックアップテーブルと、
前記アドレス生成部から入力された前記アドレスに対応した内挿値を、前記ルックアップテーブルから読み出す内挿値出力部とを備え、
前記アドレス生成部は、
n(nは正の整数)ビットの前記2相デジタル信号の最上位ビットの0又は1を識別し、識別結果に応じて前記2相デジタル信号の各々を反転又は非反転とし、
反転又は非反転とした2相デジタル信号から最上位ビットを削除した2相デジタル信号を比較し、
その比較により小さいデジタル信号の最上位ビットの0又は1を識別し、識別結果に応じて前記最上位ビットを削除した2相デジタル信号を反転又は非反転とし、
前記最上位ビットを削除した2相デジタル信号の比較により小さい方のデジタル信号から上位から2ビット目をさらに削除したデータを上位アドレスに、前記最上位ビットを削除した2相デジタル信号の比較により大きいほうのデータを下位アドレスとし、前記上位アドレスと前記下位アドレスを繋げて、2n−3ビットのアドレスとする処理を行う
内挿装置。 - 前記2相デジタル信号と前記内挿値を入力して、内挿値を補正する補正部をさらに備えた請求項1記載の内挿装置。
- 前記補正部で処理される前記内挿値を一定区間のサンプリングのうちの前回のサンプリング時の前記内挿値と現在のサンプリング時の前記内挿値との演算より、サンプリング毎の増減変位量を算出する差分演算部と、
前記サンプリング毎の増減変位量をAB相出力として出力するAB相出力生成部とをさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の内挿装置。
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