JP3375642B2 - エンコーダの角度データ算出方法及び算出装置 - Google Patents

エンコーダの角度データ算出方法及び算出装置

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JP3375642B2
JP3375642B2 JP50914997A JP50914997A JP3375642B2 JP 3375642 B2 JP3375642 B2 JP 3375642B2 JP 50914997 A JP50914997 A JP 50914997A JP 50914997 A JP50914997 A JP 50914997A JP 3375642 B2 JP3375642 B2 JP 3375642B2
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満幸 谷口
浩 山口
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    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/244Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、エンコーダの角度データを算出する方法お
よび装置に関し、NC装置の工作機械のテーブルやモータ
の位置を検出する検出装置等において、検出信号を内挿
する技術に関する。
背景技術 NC装置の工作機械のテーブルやモータの位置を検出す
る検出装置では、モータの軸等に取り付けられるロータ
リ形式のパルスエンコーダと工作テーブル等に取り付け
られるリニア形式のパルスエンコーダが知られており、
これによって、移動体の移動量や移動速度の検出を行っ
ている。このようなエンコーダでは、通常、移動体の移
動によって正弦波信号(Ksinθ)のA相信号と、該信号
に対して90゜位相がずれている正弦波信号(Ksinθ±π
/2)のB相信号とを発生し、その二つの正弦波信号から
内挿信号を形成して角度データを求め、位置や速度の分
解能を向上させている。
このような内挿技術として、信号源からの正弦波信号
及び余弦波信号を、複数個の抵抗器及びコンパレータア
レイによって構成される変換回路に供給するものが知ら
れている。
また、他の内挿手段として、図14に示すように、A相
およびB相の正弦波信号をA/D変換した値a,bを演算手段
4に入力し、tan-1(a/b)の演算を行うことによって、
角度データθを求める方法も知られている。このtangen
tの逆変換の演算はテーラー展開の計算処理によって行
われる。
さらに、別の内挿技術として、A/D変換器とROM等の記
憶手段とにより構成するものが提案されている。図15は
従来の記憶素子を用いた内挿装置を説明するためのブロ
ック図である。図15に示すような内挿装置では、A相お
よびB相の正弦波信号をA/D変換した値a,bをROM等の記
憶手段8に入力する。記憶手段8は内挿した角度データ
を記憶しており、A/D変換器1,2からのデジタル信号をア
ドレスとして角度データθを出力する。
図16は、従来のA/D変換器と記憶手段とを備えた内挿
装置において、記憶手段のアドレスと記憶内容との関係
を示す図である。図16において、横軸をX方向のアドレ
ス、縦軸をY方向のアドレスとする。各アドレスはA/D
変換器によってデジタル信号に変換された正弦波及び余
弦波の値に対応している。例えば、各アドレスを8ビッ
トで表した場合には、各軸の値は0から255の256個のア
ドレスによって表される。そして、X方向アドレスとY
方向アドレスによって構成される各格子に対応する位置
に記憶内容が格納される。図12では記憶内容が格納され
ている部分を斜線によって表している。
図中に示す円は、信号A及び信号Bによって表される
位置データを示しており、入力された信号A及び信号B
に対応するアドレスで定まる円上の記憶内容を知ること
によって位置データを取り出す。
しかしながら、従来の内挿技術において、例えば、抵
抗器及びコンパレータアレイの変換回路を用いる場合に
は、抵抗器及びコンパレータアレイにかかるコストが高
くつくと共に、装置の占有容積も大きくなるという問題
点がある。また、tan-1(a/b)の演算を行う場合には、
テーラー展開の計算処理を行うための複雑な演算回路が
必要なるという問題点がある。また、A/D変換器と記憶
手段とを備えた内挿装置においては、全てのアドレスに
対してその記憶内容を格納しておく必要があり、容量の
大きな記憶手段を必要とするという問題点がある。
発明の開示 本発明の目的は、本発明は前記した従来の問題点を解
決して、簡易な演算回路と小容量の記憶手段によって角
度データを内挿することができるエンコーダの角度デー
タ算出方法および算出装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、本発明では、位相が異なる
2つの正弦波のエンコーダ信号出力から、位相が異なる
2つの正弦波信号出力から角度を求める式を用いて第1
の角度を演算するとともに、位相が異なる2つの三角波
信号出力から角度を求める式を用いて第2の角度を演算
し、もって、この第2の角度とこれに対応する上記第1
の角度との差である角度誤差をその第2の角度と対応さ
せて予め角度誤差データ記憶手段に記憶しておく。そし
て、運転中に位相が異なる2つのエンコーダ信号出力を
得てこれら出力データから上記第2の角度を角度演算手
段によって求める。ついで、上記求めた第2の角度に、
この第2の角度に対応する上記角度誤差を加減算手段に
より加えることで上記第1の角度を得る。
好ましくは、上記2つのエンコーダ信号出力は絶対値
の形で得て、これら出力データから第I象限内での第2
の角度を計算し、一方、これら2つのエンコーダ信号出
力の正負の符号をみることにより、上記第1または第2
の角度が、第I、第II、第III、第IV象限のいずれに属
するかを判定し、そして、上記計算された第I象限内で
の第2の角度を、上記判定された象限内での角度に変換
する。
さらに好ましくは、上記第2の角度と対応させて記憶
される角度誤差は、その第2の角度が0からπ/4までの
範囲とし、第2の角度がπ/4からπ/2までのときに対応
する角度誤差は、その記憶された、第2の角度が0から
π/4までの範囲における角度誤差データを用いて求め
る。
以上のように、本発明によれば、位相が異なる2つの
エンコーダ信号A、Bを内挿(分割)するのに、逐次θ
=tan-1(A/B)の計算をすることなく、まず単純な計
算、A/(A+B)をし、ついで記憶素子に納めてある角
度誤差データを取り出して補正データとしてそれに加え
ればよい。また、記憶素子に納めるデータ量も少なくて
済む。
図面の簡単な説明 図1は本発明のエンコーダの角度データ算出を説明す
るためのブロック図であり、 図2Aは位相の異なる2つの正弦波のエンコーダ信号の
出力を説明するための図であり、 図2Bは位相の異なる2つの三角波のエンコーダ信号の
出力を説明するための図であり、 図2Cは本発明における角度誤差を説明するための図で
あり、 図3は正弦波信号と三角波信号、および補正データの
関係を示す信号図であり、 図4は補正データ記憶手段のアドレスと補正データと
の関係を示す表であり、 図5は補正データ記憶手段のアドレスと補正データの
関係を説明する図であり、 図6は象限変換を説明する図であり、 図7は象限と角度データとの関係を表す図であり、 図8は補正データの容量の減少を説明するための図で
あり、 図9A−9Cはエンコーダ信号と三角波信号との関係を説
明する図であり、 図10は補正データの調整を説明するための図であり、 図11−13は補正データの調整量を行う回路構成例であ
り、 図14は従来の演算による角度データの算出を説明する
ための図であり、 図15は従来の記憶素子を用いた内挿装置を説明するた
めのブロック図であり、そして、 図16は従来のA/D変換器と記憶手段とを備えた内挿装
置における記憶手段のアドレスと記憶内容との関係を示
す図であり、 発明を実施するための最良の形態 まず、本発明の角度データの算出原理について説明す
る。
第1のエンコーダからA相信号、すなわち、a=Ksin
θの出力信号を得る。第2のエンコーダからはB相信
号、すなわち、b=Ksin(θ+π/2)=Kcosθの出力信
号を得る。このA相、B相信号の出力a、bと角度θと
の関係は図2Aに示すように、直交する2座標軸の交点O
を中心とする半径Kの円によって表すことができる。円
上の一点Pと中心Oとを結ぶ線分OPの縦軸成分がA相信
号の出力aであり、横軸成分がB相信号の出力bであ
る。さらに、角度θは原点Oより右側の横軸部分から反
時計方向に測った上記線分OPの角度である。また、点P
が第I、II、III、IV象限のいずれにあるかについて
は、出力a、bそれぞれの符号の正負の組み合わせによ
り定まる。
そして、角度θ(0≦θ<2π)は、通常、これら出
力a、bの正負の判断と、 θ=tan-1(|a|/|b|) …(1) の計算とにより求める。
ところが、本発明では、回転角θをこれら出力a、b
から上の(1)式を用いて直接求めることはせず、ま
ず、 (a) a、bの正負の判断(現在角度θが第I、II、
III、IV象限のいずれにあるかについての判断)をし、
かつ、 (b) θd={|a|/(|a|+|b|)}・(π/2) …(2) の計算をする(0≦θd<π/2)。
ところで上記(2)式は、エンコーダ出力a、bがそ
れぞれ三角波信号のときにこれら出力値a,bから角度θ
dを求める式である。したがって、上の(2)式で得ら
れる角度θdは上の(1)式により得られる角度θ(0
≦θ<π/2)とほとんどの場合は一致しない。そこで、 (c) Δθd=θ−θdに相当する分の補正量を、
[θd、Δθd]の対応関係の形で、あらかじめ用意し
ておき、(b)式で求めた角度θdにこのΔθdを加え
る(θ=θd+Δθd)。
ただし、 (d) 補正された角度θは0≦θd<π/2であるの
で、これに(a)で定めた象限情報を付加して、真の角
度θ(0≦θ<π/2)を求める。
なお、三角波信号a、b(ただし、a+b=Rとす
る)によって角度を求めることは、図2Bに示すように、
直交する2座標軸に(R、0)、(0、R)(−R、
0)、(0、−R)を結ぶ線分(正方形)によって表す
ことができる。この線分上の点Qと二軸交点Oとを結ぶ
線分OQの縦軸成分がaであり、横軸成分がbである。ま
た、線分OQの縦軸成分aに(π/2)/Rをかけた値が横軸
に対する角度θd(0≦θd<π/2)となる。
以上の前提をもとに、本発明の実施の形態を説明す
る。
図1は、本発明のエンコーダの角度データ算出を説明
するためのブロック図である。図1において、二つのエ
ンコーダからは互いに位相がπ/2だけ異なるそれぞれ正
弦波のA相信号とB相信号とが、それぞれA/D変換手段
1およびA/D変換手段2に入力される。各A/D変換手段1,
2は、入力されたエンコーダ信号をデジルタ信号a,およ
びbに変換し、象限判断手段3に入力する。象限判断手
段3は、入力されたデジタル信号a,およびbの符号の正
負によって、エンコーダ信号が第I象限〜第IV象限のい
ずれの象限に有るかを判断する。
デジルタ信号aおよびbは、さらに演算手段4に入力
され、三角波を仮定した演算データ信号θdが上記
(2)式により演算される。すなわち、 θd={|a|/(|a|+|b|)}・(π/2) の計算がされる。
補正データ記憶手段5は、演算手段4で算出した演算
データθd(詳しくはθd1、θd2、θd3、θd4、‥‥)
をアドレスとして記憶している補正データΔθd(詳し
くは、Δθd1、Δθd2、Δθd3、Δθd4、‥‥)を読み
出し、加減算手段6に出力する。加減算手段6は、演算
データθdjと補正データΔθdjとを加算(θdj+Δθd
j)することによって、三角波と仮定したことによる誤
差を補正する。なお、この(θdj+Δθdj)は、エンコ
ーダ信号が第I象限にある場合の角度であるため、デー
タ象限変換手段7において、象限判断手段3からの象限
信号によって、エンコーダ信号が存在する象限に応じた
角度に変換する。
ここで、正弦波信号と三角波信号との角度誤差、およ
びこの角度誤差を補正する補正データΔθdについて説
明する。
第1象限(a≧0、b≧0)に関して、 第1、第2のエンコーダから出力される正弦波のA相
信号、B相信号によって得られる角度信号θは上記
(1)式により、 θ=tan-1(a/b)となり、 また、上記A相信号及びB相信号を三角波信号出力とみ
なしたときに計算される角度θdは、 θdは、={a/(a+b)}・(π/2)となるから、 その角度誤差はΔθdは、 Δθd=θ−θd =tan-1(a/b) −{a/(a+b)}・(π/2) …(3) となる。
このΔθdは、 ・θ=0で、その結果、A相信号の値a=Ksinθ=0の
ときは、Δθd=0となる。
・θ=π/4で、その結果、A相信号の値a=KsinθとB
相信号の値b=Kcosθとが等しくなるとき、すなわち、
a=bのときは、Δθd=π/4−π/4=0である。
・θ=π/2で、A相信号の値a=Ksinθ=Kで、B相信
号の値b=Kcosθ=0のときは、Δθd=π/2−π/2=
0である。
・また、角度がθ(0<θ<π/4)から[π/2−θ]に
移ると、A相信号の値はaからbに、B相信号の値はb
からaに変化するので、そのときの角度誤差Δθdは、
上の(3)式においてaをbに、bをaにすることによ
って、 Δθd=tan-1(b/a) −{b/(a+b)}・(π/2) =π/2−tan-1(a/b) −{1−[a/(a+b)]}・(π/2) =−tan-1(a/b) +{a/(a+b)}・(π/2) …(4) 上の(4)式は、角度がθ(0<θ<π/4)のときの
角度誤差と、角度が[π/2−θ]のときの角度誤差と
は、絶対値が等しく符号が反対の値になることを示して
いる。これを図に表せば図2Cのようになる。
図2Cから明かなように、上の(2)式で求めた角度が
θd(0≦θd≦π/4)のときの角度誤差Δθdは、角
度が[π/2−θd]のときの角度誤差Δθdと、符号が
反対で絶対値が等しいということを示している。したが
って、0≦θd≦π/4の範囲で角度θdと角度誤差Δθ
dとの対応関係をあらかじめ計算などにより求めておけ
ば、π/4≦θd≦π/2の範囲の角度に対応する角度誤差
Δθdは知ることができる。すなわち、0≦θd≦π/2
(第I象限)の角度誤差全体のΔθdを知ることができ
る。他の象限に関しても同様に求めることができる。
図3は正弦波信号と三角波信号、および補正データの
関係を示す信号図である。図3において、(a)は正弦
波信号、(b)は三角波、(c)は角度誤差Δθdを示
している。角度誤差Δθdは、π/2を周期とする信号と
なり、π/4の中心点として点対称である。
次に、この角度誤差Δθdを補正データとして記憶す
る補正データ記憶手段5について説明する。以下では角
度誤差Δθdを「補正データ」という。
補正データ記憶手段5は、例えばROM等の記憶素子に
より実現することができ、演算手段4によって演算され
た演算データθdをアドレスとして、補正データΔθd
を格納する。図4は、補正データ記憶手段5のアドレス
θaと補正データΔθdとの関係を示す。アドレスθa
に対して補正データΔθdが書き込まれる。
図5はアドレスθaと補正データΔθdとの関係を示
している。図5において、(a)は演算データθdに対
するアドレスθaの関係を示しており、また、(b)は
アドレスθaに対する補正データΔθdの関係を示して
いる。図4および図5に示すように、アドレスθaは例
えば、θa1、θa2、‥‥、θai、θaj、θak、‥‥の離
散値で設定される。それに対して演算データθdは、前
記(2)式により前記離散値以外の値となる場合があ
る。そこで、アドレスθaは、図5(a)に示すよう
に、演算データθdのある範囲内に対して1つのアドレ
スθaを対応させ、さらに、図5(b)に示すように、
このアドレスθaに対して補正データΔθdを一対一で
対応させ、図4に示すようにアドレスによって対応付け
て補正データΔθdの格納を行う。
加減算手段6によって加算された演算データθdと補
正データΔθdは、第I象限を基準としているため、エ
ンコーダ信号が他の象限にある場合には、データ象限変
換手段7は、象限判断手段3から得た象限信号に基づい
て象限の変換を行う。図6は、この象限変換を説明する
図である。図6において、第I象限における角度がθの
場合、第II象限では(π−θ)、第III象限では(π+
θ)、第IV象限では2π−θの角度関係となる。図7
は、この象限と角度データとの関係を表している。した
がって、例えば、エンコーダ信号からの信号a,bが(a
>0,b>0)の場合には、象限判断手段3はエンコーダ
信号が第I象限にあるものと判断し、データ象限変換手
段7は角度データθを出力する。また、信号a,bが(a
>0,b<0)の場合には、象限判断手段3はエンコーダ
信号が第II象限にあるものは判断し、データ象限変換手
段7は角度データ(π−θ)を出力し、信号a,bが(a
<0,b<0)の場合には、象限判断手段3はエンコーダ
信号が第III象限にあるものは判断し、データ象限変換
手段7は角度データ(π+θ)を出力し、信号a,bが
(a<0,b>0)の場合には、象限判断手段3はエンコ
ーダ信号が第IV象限にあるものは判断し、データ象限変
換手段7は角度データ(2π−θ)を出力する。
前記実施の形態においては、補正データ記憶手段5
は、アドレスθaが第I象限である0からπ/2の角度に
ついて補正データΔθdを格納しているが、補正データ
Δθdの対称性を利用することにより格納のための容量
を減少させることができる。
そこで、以下に補正データΔθdの容量の減少につい
て図8を参照して説明する。
アドレス0からπ/4までの補正データΔθdを用意し
て、 演算手段4の出力θdが、 (a)0≦θd<π/4のときは、θdに対応したアドレ
スθaの補正データΔθdを取り出し、また、 (b)π/4≦θd<π/2のときは、[π/2−θd]に対
応したアドレスθaの補正データΔθdを取り出して、
その符号を反転する。
このケース(b)を図8により説明すると、出力θd
がE点(π/4点よりプラス側にs移動した点)であると
きは、F点(π/4点よりマイナス側にs移動した点)で
示されるアドレスの補正データΔθdを取り出してその
符号を反転する。
次に、本発明の補正データの算出の他の実施形態につ
いて説明する。前記した実施形態では、入力波形は正弦
波信号であることを前提とし、三角波信号との誤差を補
正する補正データの算出を行っている。入力波形が三角
波信号である場合には補正データは不要であり、入力波
形が正弦波信号である場合には、算出した補正データに
よって正弦波信号と三角波信号との誤差を補正して、三
角波信号として角度信号を算出している。
これに対して、以下に示す実施の形態は、入力波形
が、正弦波信号あるいは三角波信と同様に角度に従って
信号の大きさが変化する周期信号であるが、波形形状が
正弦波信号あるいは三角波信号のいずれでもない場合で
ある。以下、このような任意波形の周期信号に対する角
度データの内挿について説明する。
図9Aは、正弦波信号Aと三角波信号Bとの関係を示し
ている。前記した実施形態において算出した補正データ
は、正弦波信号Bの入力波形を三角波信号Aを補正する
データであり、補正データは入力波形が三角波信号であ
ることを前提としている。
このような三角波信号に対して、実際のエンコーダか
ら出力される信号波形は必ずしも正弦波信号となるとは
限らない。例えば、固定スリットと移動スリットとの相
対移動による通過光量変化によって角度検出を行う光学
的なエンコーダでは、光の漏れ等によって受光器に入力
する光量は変化し、理想的な正弦波信号は得られず、例
えば図9B中の一点鎖線Cあるいは図9C中の二点鎖線Dに
示すように、三角波信号あるいは正弦波信号の何れでも
ない周期信号となる。
このような任意波形の信号に対して、入力波形が正弦
波信号を前提とする補正データを適用した場合には、充
分な補正効果が得られないことになる。そこで、この実
施の形態は、正弦波信号を前提として得た補正データを
用い、この補正データを調整して、充分な補正効果が得
られる補正データを生成する。
この実施形態では、図10に示すように、正弦波信号を
前提として得た補正データΔθdに対して1/2nを乗算す
る演算を行い、これによって、調整した補正データΔθ
d′を得る。図10において、補正データΔθdは、0,1,
2,3,4のデータを有した5ビットの2進数のデータとす
る。なお、この補正データのデータ長は、5ビットに限
らず任意のビット数とすることができる。以下、該デー
タは〔4,3,2,1,0〕の表示形態によって表示する。
通常、2進数で表したデータは、その数値をビット単
位でずらすと、1/2あるいは2の倍数だけ増減する。補
正データΔθd〔4,3,2,1,0〕を例えば、1ビット分だ
けLSB側にずらすと、補正データΔθdに1/2=(1/21
を乗じた補正データΔθd′〔3,2,1,0〕が得られる。
さらに、2ビット分だけLSB側にずらすと、補正データ
Δθdに1/4(=1/22)を乗じた補正データΔθd′
〔2,1,0〕が得られる。また、逆に1ビット分だけMSB側
にずらすと、補正データΔθdに2(=1/2-1)を乗じ
た補正データΔθd′〔4,3,2,1,0,0〕が得られる。
上記の演算によって調整した補正データΔθd′を用
いることによって、入力波形から角度データを算出する
際のデータ補正の程度を調整する。例えば、入力波形が
三角波信号の場合には、補正データθdの調整を行わず
に補正データΔθdをそのまま使用する。
これに対して、入力波形が三角波信号に近い波形の場
合には、補正データΔθdを1ビット分だけLSB側にず
らす演算によって、1/2(=1/21)を乗じた補正データ
Δθd′〔3,2,1,0〕を用いて、補正データΔθdに加
える調整量を少なくする。また、入力波形がさらに三角
波信号に近い波形で、補正を必要とする程度が少ない場
合には、補正データΔθdを2ビット分だけLSB側にず
らす演算によって、1/4(=1/22)を乗じた補正データ
Δθd'〔2,1,0〕を用いて、補正データΔθdに加える
調整量をさらに少なくする。
また、入力波形が正弦波信号の上下のピーク部分をつ
ぶした波形であって、より矩形波に近い波形の場合に
は、補正データΔθdを1ビット分だけMSB側にずらす
演算によって、2(=1/2-1)を乗じた補正データΔθ
d′〔4,3,2,1,0,0〕を用いて、補正データΔθdに加
える調整量を大きくする。
また、補正データの調整量は、1/2あるいは2の倍数
に限らず、これらの倍数の組み合わせて、例えば、3/4
(=1/2+1/4)等の種々の倍率とすることもできる。
補正データの調整量は、前記したように2進数で表し
た補正データのビットを移動することにより行うことが
でき、このビットの移動は、ハードウェアあるいはソフ
トウェアいずれの手段によっても行うことができ、ま
た、調整量の選択は、入力波形に応じて任意の手段を用
いて行うことができる。例えば、入力波形に応じて外部
から選択信号を入力し、これによって、ビートの移動量
を変更し調整量を選択することができる。
以下、補正データの調整量をハードウェアによって選
択する場合について、図11〜図13に示す回路例を用いて
説明する。なお、図11の回路は補正データの調整を行わ
ず全補正データを使用する場合を示し(以下、全補正と
いう)、図12の回路は補正データに1/2を乗じて調整を
行って、補正データの半分の補正量を使用する場合を示
し(以下、1/2補正という)、図13の回路は補正データ
に1/4を乗じて調整を行って、補正データの4分の1の
補正量を使用する場合を示している(以下、1/4補正と
いう)。
図11〜図13において、P1の部分は補正データを選択す
る信号を形成する回路部分であり、P2は補正データ選択
信号によって補正データを選択して調整を行う回路部分
である。補正データ選択信号形成部分P1には、信号S1お
よびS2を入力し、これによって、4種類の補正データの
調整を行う選択信号を形成することができる。また、補
正データ選択部分P2には、前記で求めた補正データθd
を入力し、この補正データΔθdの各ビットのビットデ
ータを、補正データ選択信号形成部分P1からの選択信号
によって選択し、調整後補正データΔθd′として出力
する。また、各図11〜13では、補正データΔθdとして
〔4,3,2,1,0〕の5ビットのデータを入力する場合を示
している。
図11は、全補正データを選択する場合を示している。
ここで、信号S1およびS2に「1」を入力すると、補正デ
ータ選択部分P2は、補正データΔθdの各ビットのデー
タを選択し、そのデータ端子に第1ビットデータから第
5ビットデータの全ビットのデータを出力する。これに
よって、補正データΔθdの全データを選択することが
できる。
図12は、1/2補正を行う場合を示している。ここで、
信号S1に「1」を入力し、信号S2に「0」を入力する
と、補正データ選択部分P2は、補正データΔθdのLMS
ビットの除く各ビットのデータを選択し、そのデータ端
子に第1ビットデータから第4ビットデータの4ビット
のデータを出力する。これによって、補正データΔθd
の半分の補正量を選択することができる。
また、図13は、1/4補正を行う場合を示している。こ
こで、信号S1に「0」を入力し、信号S2に「1」を入力
すると、補正データ選択部分P2は、補正データΔθdの
LMSビットおよび次のビットの除く各ビットのデータを
選択し、そのデータ端子に第1ビットデータから第3ビ
ットデータの3ビットのデータを出力する。これによっ
て、補正データΔθdの四分の一の補正量を選択するこ
とができる。
以上説明したように、本発明によれば、簡易な演算回
路と小容量の記憶手段によって角度データを内挿するこ
とができるエンコーダの角度算出方法および算出装置を
提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−68812(JP,A) 特開 平6−61861(JP,A) 実開 平3−91914(JP,U) 実開 昭62−186023(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 G01B 11/00 - 11/30 G01P 1/00 - 3/80

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)位相が異なる2つの正弦波のエンコ
    ーダ信号出力から、位相が異なる2つの正弦波信号出力
    から角度を求める式を用いて第1の角度を演算するとと
    もに、位相が異なる2つの三角波信号出力から角度を求
    める式を用いて第2の角度を演算し、もって、この第2
    の角度とこれに対応する上記第1の角度との差である角
    度誤差をその第2の角度と対応させて予め記憶してお
    き、 (b)位相が異なる2つのエンコーダ信号出力を得てこ
    れらデータから上記第2の角度を求め、 (c)上記求めた第2の角度に、この第2の角度に対応
    する上記角度誤差を加えることにより上記第1の角度を
    得る、 ことを特徴とする、エンコーダの角度データ算出方法。
  2. 【請求項2】上記2つのエンコーダ信号出力は絶対値の
    形で得て、これらデータから第1象限内での第2の角度
    を計算し、 一方、これら2つのエンコーダ信号出力の正負の符号を
    みることにより、上記第1または第2の角度が、第I、
    第II、第III、第IV象限のいずれに属するかを判定し、
    そして、 上記計算された第I象限内での第2の角度を、上記判定
    された象限内での角度に変換する、 請求の範囲第1項記載のエンコーダの角度データ算出方
    法。
  3. 【請求項3】上記(a)の、第2の角度と対応させて記
    憶される角度誤差は、その第2の角度が0からπ/4まで
    の範囲とし、 第2の角度がπ/4からπ/2までのときに対応する角度誤
    差は、その記憶された、第2の角度が0からπ/4までの
    範囲における角度誤差データを用いて求める、 請求の範囲第2項記載のエンコーダの角度データ算出方
    法。
  4. 【請求項4】上記(a)の、角度誤差を第2の角度と対
    応させて記憶するに際して、この第2の角度はアドレス
    とする、請求の範囲第1項記載のエンコーダの角度デー
    タ算出方法。
  5. 【請求項5】上記(c)で加えられる角度誤差は、上記
    (a)で記憶された角度誤差そのものではなくて、エン
    コーダ信号の正弦波とのずれに応じて調整される、請求
    の範囲第1項記載のエンコーダの角度データ算出方法。
  6. 【請求項6】上記調整は、上記記憶された角度誤差を、
    2n(nは正又は負の整数)倍又は2nを組み合わせた倍率
    で増減することを特徴とする請求の範囲第5項記載のエ
    ンコーダの角度データ算出方法。
  7. 【請求項7】位相が異なる2つの正弦波のエンコーダ信
    号出力から、位相が異なる2つの正弦波信号出力から角
    度を求める式を用いて計算された第1の角度と、上記2
    つの正弦波のエンコーダ信号出力から、位相が異なる2
    つの三角波信号出力から角度を求める式を用いて計算さ
    れた第2の角度との差である角度誤差を、上記第2の角
    度に対応させて記憶する角度誤差データ記憶手段と、 位相が異なる2つのエンコーダ信号を入力して、それら
    入力信号から、位相が異なる2つの三角波信号出力から
    角度を求める式を用いて、上記第2の角度を演算し出力
    する角度演算手段と、 上記角度演算手段で演算した第2の角度に、上記角度誤
    差データ記憶手段に記憶された、この第2の角度に対応
    する角度誤差を加算することにより上記第1の角度を得
    る加算手段と、 を含む、エンコーダの角度データ算出装置。
  8. 【請求項8】上記角度演算手段は、上記2つのエンコー
    ダ信号出力を絶対値に変換したうえで第2の角度を計算
    し、そして、 エンコーダ信号出力の正負の符号をみることにより、上
    記第1または第2の角度が、第I、第II、第III、第IV
    象限のいずれに属するかを判定する象限判定手段と、 上記角度演算手段で計算された第2の角度を、上記判定
    された象限内での角度に変換するデータ象限変換手段と
    を 含む、請求の範囲第7項記載のエンコーダの角度データ
    算出装置。
  9. 【請求項9】上記角度誤差データ記憶手段に記憶される
    角度誤差データは、第2の角度が0からπ/4までである
    ときのデータのみとし、 第2の角度がπ/4からπ/2までのときは、第2の角度に
    対応する角度誤差は、その記憶された、第2の角度が0
    からπ/4までの範囲における角度誤差データを用いて求
    める手段を備えた、請求の範囲第8項記載のエンコーダ
    の角度データ算出装置。
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