JP5332630B2 - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車輪のハブ軸受と、このハブ軸受の回転を制動するブレーキとを備える車輪用軸受装置に関する。
上記車輪用軸受装置は、車両の運転者がブレーキペダルを踏んだ際に、ハブ軸受の回転を制動することにより、車輪の回転を制動している。具体的には、ブレーキを構成するとともにハブ軸受とともに回転するディスクをその両側に配置されたパッドにて挟むことによってディスクの回転を制動することにより、ハブ軸受の回転を制動している。これにより、ハブ軸受とともに回転している車輪の回転を制動している(例えば、特許文献1参照)。
図5を参照して、従来の車輪用軸受装置100の構成について説明する。
図5に示すように、車輪用軸受装置100は、車体とナックル110によって固定されるとともに、ホイール120と固定されて、ホイール120を車体に対して回転可能に支持するハブ軸受130とを備えている。また、車輪用軸受装置100には、ハブ軸受130の回転を制動するブレーキ140が設けられている。このブレーキ140は、ハブ軸受130とホイール120との間に配置されるとともにハブ軸受130とともに回転するディスク150と、ディスク150の回転を制動するパッド160と、パッド160を保持するとともにナックル110に固定されるキャリパ170とにより構成されている。
上記の車輪用軸受装置100は、パッド160とディスク150との間の軸方向の間隙S1,S2の大きさによって、運転者がブレーキペダルを踏み始めてから車両に制動力が発生する時間が決定される。したがって、上記間隙S1,S2は、それぞれ小さいことが望ましい。
特開2003−148527号公報
しかしながら、車輪用軸受装置100では、ナックル110、ホイール120、ハブ軸受130、ディスク150、パッド160、及びキャリパ170の各部品の加工誤差が存在する。その上、車輪用軸受装置100では、ハブ軸受130とホイール120との組立誤差、ハブ軸受130とディスク150との組立誤差、ハブ軸受130とナックル110との組立誤差、ナックル110とキャリパ170との組立誤差、パッド160とキャリパ170との組立誤差も存在する。したがって、上記間隙S1,S2は、これら加工誤差及び組立誤差を考慮に入れて設定しなければならないため、これら誤差を累積した値を加算した大きさにしなければならない。したがって、上記間隙S1,S2は、所定の大きさ以下とすることが困難であった。
その上、パッド160間の中央位置にディスク150が必ずしも配置されず、一方のパッド160に偏った位置にディスク150が配置されてしまう場合がある。即ち、上記間隙S1,S2の値が、例えば、間隙S1が間隙S2より大きくなってしまう場合がある。したがって、間隙S1を構成する側のパッド160がディスク150と接触するまでの時間が長くなってしまう場合があった。以上により、車両の運転者がブレーキペダルを踏み始めてから車両に制動力が発生するまでの時間を短縮することが困難であった。
本発明は、上記課題をもとに考案されたものであり、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めてから制動力が発生するまでの時間が短縮されやすくなる車輪用軸受装置を提供することを目的とする。
(1)本手段の一形態は、「車輪用軸受装置であって、前記車輪用軸受装置は、ハブ軸受、ブレーキ、調整手段、制御装置、およびセンサを有し、前記ハブ軸受は、車輪を支持し、前記ブレーキは、前記ハブ軸受の回転を制動し、ディスク、パッド、およびキャリパを有し、前記ディスクは、前記ハブ軸受に固定され、前記ハブ軸受とともに回転し、前記パッドは、前記ハブ軸受の回転軸方向において前記ディスクの車体側の面との間に車体側間隙を形成し、前記ハブ軸受の回転軸方向において前記ディスクの車外側の面との間に車外側間隙を形成し、前記調整手段は、前記制御装置の指令信号に基づいて前記キャリパを移動させ、前記キャリパを移動させることにより前記パッドを前記ディスクに対して移動させ、前記パッドを前記ディスクに対して移動させることにより前記車体側間隙の大きさおよび前記車外側間隙の大きさを調整し、前記センサは、前記車体側間隙の大きさおよび前記車外側間隙の大きさに応じて変化する信号を出力し、前記制御装置は、前記車体側間隙が前記車外側間隙よりも大きいことが、前記センサの出力信号に基づく別の出力信号または前記センサの出力信号により示唆されているとき、前記車体側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力し、前記車外側間隙が前記車体側間隙よりも大きいことが、前記センサの出力信号に基づく別の出力信号または前記センサの出力信号により示唆されているとき、前記車外側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力する車輪用軸受装置」を含む。
(2)上記手段の一形態は、「前記ハブ軸受は、複数の転動体を有し、前記制御装置は、転動体荷重算出手段を有し、前記センサは、前記転動体に作用する転動体荷重に応じて変化する信号を出力し、前記転動体荷重算出手段は、前記センサの出力信号に基づいて前記転動体荷重を算出し、算出した前記転動体荷重に基づいて信号を出力し、前記制御装置は、前記車体側間隙が前記車外側間隙よりも大きいことが、前記別の出力信号としての前記転動体荷重算出手段の出力信号により示唆されているとき、前記車体側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力し、前記車外側間隙が前記車体側間隙よりも大きいことが、前記別の出力信号としての前記転動体荷重算出手段の出力信号により示唆されているとき、前記車外側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力する車輪用軸受装置」を含む。
(3)上記手段の一形態は、「前記車輪用軸受装置は、複数の前記センサを有し、前記複数のセンサは、複数の車体側センサおよび複数の車外側センサを含み、前記ハブ軸受は、前記複数の転動体のうちの一部の転動体により形成される車体側の転動体の列、および前記複数の転動体のうちの別の一部の転動体により形成される車外側の転動体の列を有し、前記複数の車体側センサは、前記車体側の転動体の列を形成する前記転動体の転動体荷重を検知し、前記複数の車体側センサの1つである車体側前方センサは、前記車体側の転動体の列において車両前後方向の前方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、前記複数の車体側センサの別の1つである車体側後方センサは、前記車体側の転動体の列において前記車両前後方向の後方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、前記複数の車外側センサは、前記車外側の転動体の列を形成する前記転動体の転動体荷重を検知し、前記複数の車外側センサの1つである車外側前方センサは、前記車外側の転動体の列において前記車両前後方向の前方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、前記複数の車外側センサの別の1つである車外側後方センサは、前記車外側の転動体の列において前記車両前後方向の後方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、前記制御装置は、前記車体側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車体側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きく、かつ前記車外側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車外側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きいとき、前記車外側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力し、前記車体側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車体側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きく、かつ前記車外側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車外側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きいとき、前記車体側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力する車輪用軸受装置」を含む。
上記(1)の車輪用軸受装置は、以下の効果を奏する。
調整手段は、制御装置の指令信号に基づいて、車体側間隙の大きさおよび車外側間隙の大きさを調整する。このため、車輪用軸受装置の構成部品の加工誤差および組立誤差の少なくとも一方に起因して、車体側間隙の大きさおよび車外側間隙の大きさにばらつきが生じているとき、このばらつきが減少する。このため、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めてから制動力が発生するまでの時間が短縮されやすくなる。
上記(2)の車輪用軸受装置は、以下の効果を奏する。
ハブ軸受の転動体荷重は、一例として、車輪の制御に用いられる。車輪の制御は、一例として、アンチブロックブレーキシステムの制御またはトラクション制御を含む。このため、車輪用軸受装置の制御装置は、転動体荷重の情報を車輪の制御と共有することができる。
本発明は、運転者がブレーキペダルを踏み込み始めてから制動力が発生するまでの時間が短縮されやすくなる車輪用軸受装置を提供することができる。
本発明の車輪用軸受装置を具体化した一実施形態について、同車輪用軸受装置を、回転中心軸を含むとともに、軸方向に沿った平面にて切った断面構造を示す断面図。 同実施形態の車輪用軸受装置について、図1の平面A−Aにて切った平面構造を示す平面図。 同実施形態の車輪用軸受装置について、図1の平面B−Bにて切った平面構造を示す平面図。 同実施形態の車輪用軸受装置について、制御装置が調整手段に指令信号を送信する処理を示すフローチャート。 従来の車輪用軸受装置について、同車輪用軸受装置を、回転中心軸を含むとともに、軸方向に沿った平面にて切った断面構造を示す断面図。
図1〜図4を参照して、本発明の車輪用軸受装置を、従動輪を回転可能に支持する車輪用軸受装置として具体化した一実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、車輪用軸受装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、車輪用軸受装置1は、ナックルNCを介して車体に固定されるとともに、ホイールWHに固定されるハブ軸受2と、このハブ軸受2に近接して配置されるとともに、ハブ軸受2の回転を制動するブレーキ3とにより構成されている。この車輪用軸受装置1は、ホイールWHを介して、従動輪を回転可能に支持するとともに、従動輪の回転を制動している。
ハブ軸受2は、ホイールWHを車体に対して回転可能に支持している。そして、ブレーキ3は、ハブ軸受2の回転を制動することにより、ホイールWHの回転を制動している。また、車輪用軸受装置1は、ブレーキ3を構成するディスク70とパッド71との間隙G1,G2の大きさを調整する調整手段である調整機構4と、ハブ軸受2に加わる荷重に基づいて、調整機構4に間隙G1,G2の大きさの調整を指令する指令信号を送信する制御装置5とを備えている。本実施形態の調整機構4は、キャリパ72に接続されるとともに、キャリパ72の軸方向の移動を行うアクチュエータである。また、制御装置5は、電子制御ユニット(ECU)である。
以降では、ハブ軸受2の回転中心軸に沿った方向を「軸方向」とし、この軸方向に対して垂直な方向を「径方向」とし、ハブ軸受2の回転周方向を「周方向」とする。そして、軸方向において、ホイールWH側を「車外側」とし、ナックルNC側を「車体側」とする。また、径方向において、上記回転中心軸に向かう側を「内側」とし、上記回転中心軸から離れる側を「外側」とする。
ハブ軸受2は、ホイールWHに固定されるとともに、ホイールWHとともに回転する回転体10と、ナックルNCに固定されるとともに、回転体10の一部を外囲する略円筒形状の固定体20と、回転体10と固定体20との径方向の間に配置される球状の転動体30とから構成されている。そして、転動体30が固定体20に対して回転体10を回転可能に支持することにより、回転体10は固定体20に対して回転する。また、ハブ軸受2には、転動体30に加わる荷重(以下、「転動体荷重」という。)を検出するセンサ50が設けられている。以下に、ハブ軸受2の各構成要素について説明する。
回転体10には、軸方向に延びる軸部11と、軸部11の軸方向の車外側から径方向の外側に延設されるフランジ部12とが設けられている。また、軸部11の軸方向の車体側の端部には、ねじ部13が設けられる。そして、軸部11の軸方向の車体側には、転動体30と摺接する内輪14が配置される。この内輪14は、ねじ部13に螺合されるナット15によって、軸部11に固定される。
固定体20には、軸部11を外囲する円筒部21と、円筒部21から径方向に延設されるとともにナックルNCが固定されるフランジ部22とが設けられている。また、円筒部21の軸方向の上端部23には、円筒部21の内部を封止するカバー24が固定されている。
転動体30は、軸部11の軸方向の車外側に設けられた車外側軌道溝16と円筒部21の軸方向の車外側に設けられた車外側軌道溝25との間に挟まれた転動体30の列と、内輪14に設けられた車体側軌道溝17と円筒部21の軸方向の車外側に設けられた車体側軌道溝26との間に挟まれた転動体30の列とにより構成される。これら転動体30の列において、周方向に配置される転動体30の個数は、それぞれ12個である。また、これら転動体30の列のそれぞれは、回転体10と固定体20との径方向の間において、軸方向に離間して配置された略円環状の2個の保持器40により保持されている。
センサ50は、固定体20の円筒部21の中央部に軸方向に2列固定されている。本実施形態のセンサ50は、例えば、転動体30と車体側軌道溝26との当接部分に向けて超音波を発信するとともに、この当接部分で反射された超音波を反射波として受信する超音波センサが用いられる。また、図2及び図3に示すように、センサ50は、各列4個ずつ、円筒部21の外周面において等間隔に配設されている。これらセンサ50は、受信した反射波の強度を検出し、検出した反射波の強度に関する測定データを接続された転動体荷重算出手段60に送信する。転動体荷重算出手段60は、送信された反射波の強度に関する測定データに基づいて転動体30に加わっている転動体荷重を算出する。この転動体荷重算出手段60は、制御装置5に内蔵されている。
ブレーキ3は、ボルト18によって、ハブ軸受2の回転体10のフランジ部12とホイールWHとの軸方向の間に挟まれた状態にて固定されたディスク70と、このディスク70の径方向の外側を軸方向の両側より挟むパッド71と、このパッド71を保持するキャリパ72とにより構成されている。このキャリパ72は、ナックルNCに固定されている。また、ブレーキ3は、ブレーキペダルに設けられたピストンと接続する管状のブレーキフルードル73と、ブレーキフルードル73内に設けられて、パッド71をディスク70に向かい押圧するピストン74とを有している。また、ブレーキフルードル73内には、オイル75によって満たされている。
このブレーキ3は、車両の運転者がブレーキペダルを踏み始めた際に、回転体10とともに回転するディスク70をパッド71によって軸方向の両側より接触させることにより、ディスク70の回転を制動させて、ハブ軸受2の回転を制動している。具体的には、ブレーキフルードル73内のオイル75を加圧することにより、加圧されたオイル75が各パッド71に対応したピストン74を押圧し、ピストン74を介して2個のパッド71がディスク70の両面に押し付けられる。これにより、ディスク70の回転を制動している。
次に、センサ50及び転動体荷重算出手段60によるハブ軸受2の転動体荷重の算出について説明する。図2〜図3に示すように、車両の前後方向をx方向とし、前側を正、後側を負とする。同様にハブ軸受2の軸方向をy方向とし、図1に示す車外側を正、車体側を負とする。更に車体の鉛直方向であるとともに上述のx方向及びy方向と直交する方向をz方向とし、図1に示す上側を正、下側を負とする。また、転動体30に加わる転動体荷重(転動体応力)をFにて示し、上記x方向、y方向、及びz方向の各分力をFx,Fy,Fzにて示し、ハブ軸受2が受ける力のうち、x軸、y軸、及びz軸回りのモーメントをMx,My,Mzにて示す。また、これら3つの分力と3つのモーメントを合わせて6分力と称する。
図1に示すように、センサ50により測定された反射波の測定データは転動体荷重算出手段60に送信される。送信された測定データに基づいて、まずエコー比が計算され、次に転動体荷重が算出される。エコー比Hは、以下の数式(1)を演算することにより算出することができる。
H=100×(H0−H1)/H0 ・・・(1)
ここで、上記数式(1)において、H0は、センサ50が検出する最も大きいエコー強度であり、H1は、センサ50が検出する最も小さいエコー強度である。ここで、センサ50が検出するエコー強度は、車外側軌道溝25(車体側軌道溝26)における転動体30の周方向の位置によって異なる。H0は、センサ50が超音波を発信する当接部分において、車外側軌道溝25(車体側軌道溝26)と転動体30とが接触していない場合の、センサ50が検出する反射波の強度である。一方、H1は、センサ50が超音波を発信する当接部分において、車外側軌道溝25(車体側軌道溝26)と転動体30とが接触している場合の、センサ50が検出する反射波の強度である。このエコー比Hと転動体荷重Fとの関係を示す転動体荷重マップを予め作成しておけば、エコー比Hから、転動体荷重マップに基づいて転動体荷重Fを算出することができる。
次に複数のセンサ50の測定データから転動体荷重Fの各分力Fx,Fy,Fzと、
x軸、y軸、及びz軸回りの各モーメントMx,My,Mzを計算する方法を説明する。図2に示すように、センサ50を、鉛直方向の上側に配置されたものから回転体10の回転方向の順にセンサ51〜センサ54とし、図3に示すように、鉛直方向の上側に配置されたものから回転体10の反回転方向の順にセンサ55〜センサ58とする。また、センサ51〜センサ58の測定データに基づいて算出された転動体荷重をそれぞれf1〜f8とすると、次式が成立する。
f1=a+bFy+cFz+dMx
f2=a+bFy+cFx+dMz
f3=a+bFy−cFz−dMx
f4=a+bFy−cFx−dMz ・・・(2)
f5=a−bFy+cFz−dMx
f6=a−bFy+cFx−dMz
f7=a−bFy−cFz+dMx
f8=a−bFy−cFx+dMz
ただし、aはハブ軸受2の予圧による転動体荷重であり、b,c,dは外力に依存しない係数である。
また、車輪においては、次式(3)及び(4)も成立する。
Mx=r×Fy+e×Fz ・・・(3)
ただし、rは車輪転がり半径であり、eはy軸方向におけるFzの作用点とハブ軸受2の回転中心軸とのずれである。
My=r×Fx ・・・(4)
上記式から分かるように、式(2)のf1及びf3と式(3)を用いれば、転動体荷重の軸方向成分Fy及び鉛直方向成分Fzを求めることができる。即ち、f1+f3とすることにより、Fyが求まり、f1−f3とすることにより、FzとMxとが含まれる一次式が得られ、式(3)のうちのFyが求まっているので、Fyを代入することで、式(3)もFzとMxとが含まれる一次式となり、これら2つの一次式を連立させることで、FzとMxとがそれぞれ求まる。以上により、2個のセンサ50によって、車輪に作用する荷重の前後方向成分及び鉛直方向成分を求めることができる。
なお、上記においては、f1とf3とを用いたが、この組み合わせ以外のもの(例えば、f1とf5等)を使用することも可能である。
また、f1+f7とすることにより、Mxを求め、f1−f7とすることにより、Fy及びFzの一次式を求め、これらと式(4)とを組み合わせることにより、Mx,Fy,Fzを求めることができる。そして、f2−f8とすることにより、Fy及びFxの一次式が求まるので、この一次式に既に求まっているFyを代入することにより、残るFxを求めることができる。Fxが求まればMxも求まる。また、f2+f8とすることにより、Mzを求めることができる。
即ち、4個のセンサ50により、車輪に作用する6分力の全てを求めることができる。なお、上記においては、f1,f2,f7,f8を用いたが、この組み合わせ以外のもの(例えば、f1,f2,f3,f6)を使用することも可能である。
これら転動体荷重Fの算出データは、制御装置5に送信される。これにより、ハブ軸受2がどのような荷重を受けているかが分かる。本実施形態では、車両の運転者がブレーキペダルを踏み始めた時点において、ハブ軸受2の転動体荷重Fを測定することにより、パッド71がディスク70を挟むことに起因するハブ軸受2が受ける荷重の方向を検出する。これにより、ディスク70とパッド71との間隙G1,G2の大きさの相違を推定する。そして、間隙G1,G2の大きさが互いに等しくなるように、制御装置5は、調整機構4に指令信号を送信する。そして、ディスク70は、ハブ軸受2及びホイールWHに固定されることにより、軸方向に対して固定した状態であるため、調整機構4により、キャリパ72を軸方向に移動させることにより、キャリパ72に固定されたパッド71が移動するので、ディスク70に対するパッド71の位置が変化する。その結果、間隙G1,G2の大きさがそれぞれ調整される。ここで、パッド71の両方ともがディスク70に接触する時間が一番短くなるのは、間隙G1,G2の大きさが互いに等しい場合である。
次に、図4を参照して、車両が停止している状態において、制御装置5により調整機構4が間隙G1,G2の大きさを調整する処理について説明する。
図4に示すように、ステップS1において、ブレーキ3の作動開始を確認する。具体的には、ブレーキペダルに配設されたセンサにより、ブレーキペダルの踏み始めたことを検出する。そして、検出されたセンサの信号は、制御装置5に送信される。以上により、制御装置5は、ブレーキ3の作動開始を認識する。
次に、ステップS2において、ハブ軸受2の転動体荷重Fを測定する。具体的には、センサ51〜58のそれぞれのエコー比を転動体荷重算出手段60によりセンサ51〜センサ58のそれぞれの転動体荷重f1〜f8を算出する。
ステップS3において、センサ50のうち、車体側のセンサ51〜54の前後方向の後側のセンサ52の転動体荷重f2が他のセンサ51,53,54の転動体荷重f1,f3,f4よりも大きく、車外側のセンサ55〜58の前後方向の前側のセンサ56の転動体荷重f6が他のセンサ55,57,58の転動体荷重f5,f7,f8よりも大きいか否かを判断する。ここで、転動体荷重f2が転動体荷重f1,f3,f4よりも大きく、転動体荷重f6が転動体荷重f5,f7,f8よりも大きい場合(ステップS3のYES)、間隙G2が間隙G1よりも大きいと判断する。そして、ステップS5において、パッド71を軸方向の車外側に移動させ、間隙G2と間隙G1との大きさが互いに略等しくなるように調整機構4に指令信号を送信する。そして、調整機構4により、間隙G1,G2は調整される。一方、転動体荷重f2が転動体荷重f1,f3,f4のうちのどれか一つと同等、もしくは小さく、転動体荷重f6が転動体荷重f5,f7,f8のうちのどれか一つと同等、もしくは小さい場合(ステップS3のNO)、次のステップであるステップS5に移行する。
次に、ステップS5において、センサ50のうち、車体側のセンサ51〜54の前後方向の前側のセンサ54の転動体荷重f4が他のセンサ51〜53の転動体荷重f1〜f3よりも大きく、車外側のセンサ55〜58の前後方向の後側のセンサ58の転動体荷重f8が他のセンサ55〜57の転動体荷重f5〜f7よりも大きいか否かを判断する。ここで、転動体荷重f4が転動体荷重f1〜f3よりも大きく、転動体荷重f8が転動体荷重f5〜f7よりも大きい場合(ステップS5のYES)、間隙G1が間隙G2よりも大きいと判断する。そして、ステップS6において、パッド71を軸方向の車体側に移動させ、間隙G1と間隙G2とが互いに略等しくなるように調整するように調整機構4に指令信号を送信する。そして、調整機構4により、間隙G1,G2は調整される。
一方、転動体荷重f4が転動体荷重f1〜f3のうちのどれか一つと同等、もしくは小さく、転動体荷重f8が転動体荷重f5〜f7のうちのどれか一つと同等、もしくは小さい場合(ステップS5のNO)、間隙G1と間隙G2とは互いに略等しいと判断する。即ち、間隙G1及び間隙G2の大きさの差に起因するハブ軸受2に加わる荷重がない、もしくは小さいと判断する。そして、処理は一旦終了する。以上により、調整機構4により、間隙G1,G2の大きさが異なる場合、間隙G1,G2の大きさが互いに略等しくなるように調整する。
本実施形態の車輪用軸受装置1では、以下に示す効果を奏することができる。
(1)本実施形態の車輪用軸受装置1では、ディスク70とパッド71との軸方向の間隙G1,G2を調整する調整機構4が設けられる構成である。この構成によれば、調整機構4により、ディスク70とパッド71の軸方向の間隙G1,G2を調整することが可能であるため、車輪用軸受装置1の構成部品であるハブ軸受2及びブレーキ3の加工誤差及び組立誤差に起因する上記間隙G1,G2のばらつきを抑制することができる。その結果、上記間隙G1,G2の大きさが適切となるため、上記間隙G1,G2にばらつきがある場合と比較して、車両の運転者がブレーキペダルを踏み始めてから車両に制動力が発生するまでの時間を短縮することができる。
(2)本実施形態の車輪用軸受装置1では、ハブ軸受2の転動体荷重に基づいて、調整機構4は、上記間隙G1,G2を調整する構成である。この構成によれば、ハブ軸受2の転動体荷重は、例えば、アンチブロックブレーキシステムにも用いられている。この転動体荷重を調整機構4にも用いることにより、調整機構4のために新たなセンサを追加する必要がなくなるため、車輪用軸受装置1の部品点数の増加を抑制することができる。その結果、車輪用軸受装置1のコストの増大を抑制することができる。
(3)本実施形態の車輪用軸受装置1では、調整機構4による上記間隙G1,G2の調整は、車両の停止時において行われる構成である。この構成によれば、車両の走行中において、調整機構4による上記間隙G1,G2の調整を行う場合、この調整中に車両がブレーキを踏む必要があり、このときには、上記間隙G1,G2にばらつきがあった場合には、車両の運転者がブレーキペダルを踏み始めてから車両に制動力が発生するまでの時間が長くなってしまう。その点において、本実施形態の車輪用軸受装置1では、車両の停止時に行われるため、車両の走行中では、上記間隙G1,G2は、適切な大きさに維持されている。したがって、車両の安全性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本発明の車輪用軸受装置は、上記に例示した実施形態に限定されることなく、以下のように変更することができる。
・本実施形態の車輪用軸受装置1では、車両の停止時において、調整機構4によるディスク70とパッド71との軸方向の間隙G1,G2の大きさを調整したが、調整機構4による上記間隙G1,G2の調整時期は、これに限定されることはない。例えば、上記調整時期は、内燃機関の始動時であってもよい。また例えば、車両の走行中においても、調整機構4の調整は可能である。
・本実施形態の車輪用軸受装置1では、ディスク70の軸方向の両側をパッド71によって挟む構成であったが、ディスク70とパッド71との構成は、これに限定されることはない。例えば、ディスク70の軸方向の一方側(例えば、ディスク70の軸方向の車体側のみ)にパッド71を配置する構成であってもよい。
・本実施形態の車輪用軸受装置1では、ハブ軸受2の転動体荷重に基づいて、調整機構4が上記間隙G1,G2の大きさを推定したが、上記間隙G1,G2の大きさの推定する手段は、これに限定されることはない。例えば、キャリパ72等にパッド71の位置が検出可能なセンサを取り付け、このパッド71の位置により、上記間隙G1,G2の大きさを推定してもよい。
・本実施形態の車輪用軸受装置1では、従動輪に適用したが、車輪用軸受装置1の適用場所は、これに限定されることはない。例えば、駆動輪に適用してもよい。
NC…ナックル、WH…ホイール、1…車輪用軸受装置、2…ハブ軸受、3…ブレーキ、4…調整機構(調整手段)、10…回転体、11…軸部、12…フランジ部、13…ねじ部、14…内輪、15…ナット、16…車外側軌道溝、17…車体側軌道溝、18…ボルト、20…固定体、21…円筒部、22…フランジ部、23…上端部、24…カバー、25…車外側軌道溝、26…車体側軌道溝、30…転動体、40…保持器、50…センサ、51〜58…各センサ、60…転動体荷重算出手段、70…ディスク、71…パッド、72…キャリパ、73…ブレーキフルードル、74…ピストン、75…オイル。

Claims (3)

  1. 車輪用軸受装置であって、
    前記車輪用軸受装置は、ハブ軸受、ブレーキ、調整手段、制御装置、およびセンサを有し、
    前記ハブ軸受は、車輪を支持し、
    前記ブレーキは、前記ハブ軸受の回転を制動し、ディスク、パッド、およびキャリパを有し、
    前記ディスクは、前記ハブ軸受に固定され、前記ハブ軸受とともに回転し、
    前記パッドは、前記ハブ軸受の回転軸方向において前記ディスクの車体側の面との間に車体側間隙を形成し、前記ハブ軸受の回転軸方向において前記ディスクの車外側の面との間に車外側間隙を形成し、
    前記調整手段は、前記制御装置の指令信号に基づいて前記キャリパを移動させ、前記キャリパを移動させることにより前記パッドを前記ディスクに対して移動させ、前記パッドを前記ディスクに対して移動させることにより前記車体側間隙の大きさおよび前記車外側間隙の大きさを調整し、
    前記センサは、前記車体側間隙の大きさおよび前記車外側間隙の大きさに応じて変化する信号を出力し、
    前記制御装置は、
    前記車体側間隙が前記車外側間隙よりも大きいことが、前記センサの出力信号に基づく別の出力信号または前記センサの出力信号により示唆されているとき、前記車体側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力し、
    前記車外側間隙が前記車体側間隙よりも大きいことが、前記センサの出力信号に基づく別の出力信号または前記センサの出力信号により示唆されているとき、前記車外側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力する
    車輪用軸受装置。
  2. 前記ハブ軸受は、複数の転動体を有し、
    前記制御装置は、転動体荷重算出手段を有し、
    前記センサは、前記転動体に作用する転動体荷重に応じて変化する信号を出力し、
    前記転動体荷重算出手段は、前記センサの出力信号に基づいて前記転動体荷重を算出し、算出した前記転動体荷重に基づいて信号を出力し、
    前記制御装置は、
    前記車体側間隙が前記車外側間隙よりも大きいことが、前記別の出力信号としての前記転動体荷重算出手段の出力信号により示唆されているとき、前記車体側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力し、
    前記車外側間隙が前記車体側間隙よりも大きいことが、前記別の出力信号としての前記転動体荷重算出手段の出力信号により示唆されているとき、前記車外側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力する
    請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記車輪用軸受装置は、複数の前記センサを有し、
    前記複数のセンサは、複数の車体側センサおよび複数の車外側センサを含み、
    前記ハブ軸受は、前記複数の転動体のうちの一部の転動体により形成される車体側の転動体の列、および前記複数の転動体のうちの別の一部の転動体により形成される車外側の転動体の列を有し、
    前記複数の車体側センサは、前記車体側の転動体の列を形成する前記転動体の転動体荷重を検知し、
    前記複数の車体側センサの1つである車体側前方センサは、前記車体側の転動体の列において車両前後方向の前方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、
    前記複数の車体側センサの別の1つである車体側後方センサは、前記車体側の転動体の列において前記車両前後方向の後方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、
    前記複数の車外側センサは、前記車外側の転動体の列を形成する前記転動体の転動体荷重を検知し、
    前記複数の車外側センサの1つである車外側前方センサは、前記車外側の転動体の列において前記車両前後方向の前方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、
    前記複数の車外側センサの別の1つである車外側後方センサは、前記車外側の転動体の列において前記車両前後方向の後方側に配置される転動体の転動体荷重を検知し、
    前記制御装置は、
    前記車体側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車体側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きく、かつ前記車外側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車外側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きいとき、前記車外側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力し、
    前記車体側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車体側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きく、かつ前記車外側後方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重が、前記車外側前方センサの出力信号に基づいて算出された前記転動体荷重よりも大きいとき、前記車体側間隙が減少する方向に前記パッドを移動させる指令信号を前記調整手段に出力する
    請求項2に記載の車輪用軸受装置。
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