JP5331384B2 - サーバ室の空調システム - Google Patents

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Description

本発明はサーバ室の空調システムに関するものであり、特に、サーバが設置されたサーバ室内に冷気を強制的に送風して該サーバを冷却するサーバ室の空調システムに関するものである。
従来、データセンターや企業のサーバ室には、数多くのサーバが設置されており、該サーバから発生する熱で該サーバが暴走したり、故障したりすることがある。そこで、この問題を防止するために、サーバが設置された部屋全体の温度を一定に維持する空調システムが採用されている(例えば、特許文献1参照)。
図6及び図7に従来におけるサーバ室の空調システムの一例を示す。同図において、従来におけるサーバ室の空調システムはねサーバ室51内に、図7に示すように複数台のサーバ52,52,52,52を上下方向に搭載したラック53,53…を図6示すように複数個一列に並べて成るラック列54が複数列設置されているとともに、同じくサーバ室51内に該サーバ室51の部屋全体の温度を一定に維持するための複数の空調装置55,55…が設置されている。
また、図7に示すように、サーバ室51は、床下に空気取り入れ口56と空気排出口57を有する空気流通空間58が設けられ、天井に空気取り入れ口59と空気排出口60を有する空気流通空間61が設けられている。
そして、この空調システムは、各空調装置55,55…で生成された冷風が、空気取り入れ口56,空気流通空間58,空気排出口57を順に通って床下からサーバ室51内に吹き出され、その冷気が各サーバ52,52…の内部を通過して各サーバ52,52…を冷却する。一方、各サーバ52,52…内で熱交換されて温められ、該各サーバ52,52…から排出された温められた空気は天井側の空気取り入れ口59,空気流通空間61,空気排出口60を順に通って空調装置55内に戻され、再び冷却されてサーバ52,52…に送り出される。したがって、この空気循環により部屋全体の空調が行われる。
特開2003−56882号公報。
しかしながら、近年、サーバの処理能力が向上し、かつ、省スペースの小型サーバが普及してきている。この小型サーバは、発熱容量が大きいために特許文献1や図6及び図7に示したような空調システムによる部屋全体空調では、各サーバからの発生熱を十分に除去することができない。このため、熱溜まりが発生してサーバが暴走したりする問題があった。また、故障の原因にもなっていた。
さらに、サーバの増設や、サーバの冷却負荷の増大に比例して広いスペースを必要とする。例えば、サーバの設置部分を縮小して空調装置を増設する必要がある等の問題がある。また、データセンターや企業のサーバ室の構築において問題となることは、水を嫌うサーバに対して水の配管をどのようにして設けるかがあり、その配管スペースの確保に苦労をしているのが現状である。
そこで、サーバの増設に伴って空調装置の追加工事等が発生しても、簡単な追加工事で済むようするとともに、水等の配管スペースも簡単に確保することができるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、複数台のサーバを上下方向に搭載したラックを複数並べて成るラック列が設置されるサーバ収納室を有し、かつ、該サーバ収納室の床下または/及び天井に空気流通空間を設けて二重の床または/及び天井構造として成るサーバ室の空調システムにおいて、
前記サーバ収納室の床には、複数の空気取り入れ口が前記ラックの配設位置に隣接して設けられ、該取り入れ口は通気性を有する多孔蓋でふさがれており、
前記サーバ収納室と構造的に分離されて該サーバ収納室の側面に沿って上下方向に延び、上部側または/及び下部側が前記サーバ収納室の床下または/及び天井の空気流通空間と連通して該サーバ室の略中央部に設けられた吹き抜け状竪穴室と、
該竪穴室と前記サーバ収納室の間を仕切る側壁に該サーバ収納室内と前記竪穴室内とを連通させて設けられた壁面通気口と、
該竪穴室内に該壁面通気口を通して前記サーバ収納室内の熱せられた空気を吸い込み、該空気を冷却して前記空気流通空間を通して床下または/及び天井側から前記サーバ収納室内に吹き出す空調装置を備え、
且つ、配管スペース確保に便宜なように、前記竪穴室内の一部をパイプスペースとし、複数本の水配管用のパイプを配設して成り、
前記側壁をそれぞれ自由に組み合わせ可能な通気性を有する多孔板と通気を有しない遮風板で構成したサーバ室の空調システムを提供する。
この構成によれば、サーバの増設やサーバの冷却負荷の増大に伴って空調装置の増設等を行う必要が生じたような場合、吹き抜け状竪穴室の側壁を構成している多孔板と遮風板の組み合わせを変えると、壁面通気口の開口面積、位置、並びに、数等を、大がかりな工事をすることなく自由に変更して対応することができる。また、壁吸い込みにより多風量熱処理が可能になる。さらに、水の配管を必要とする場合には、竪穴室内の一部を配管スペースとして利用し、該竪穴室内に水の配管を設けることができる。
請求項2記載の発明は、上記サーバ収納室は上下方向に階層に積み重ねて設けられ、上記竪穴室は各階層の竪穴室と連通して上下方向へ一直線に延びて形成されてサーバ室の空調システムを提供する。
この構成によれば、サーバや空調装置の増設に伴ってサーバ収納室を増設する必要が生じたような場合、サーバ収納室を上下方向に階層に積み重ねて設置すると、竪穴室も各階層の竪穴室と連通して上下方向へ一直線に延びて形成される。
請求項3記載の発明は、上記サーバ収納室は上記竪穴室を中心として放射状に少なくとも2室以上配設されているサーバ室の空調システムを提供する。
この構成によれば、1つの竪穴室を複数のサーバ収納室で利用することができ、竪穴室をサーバ収納室毎に設けなくても済む。
請求項4記載の発明は、上記サーバ収納室内で複数整列して並べられて成るラック列は、上記サーバの背面を互いに向かい合わせて配置されている請求項1,2または3記載のサーバ室の空調システム。
この構成によれば、上記サーバ収納室内で複数整列して並べられているラック列の各サーバは、サーバ同志の背面を互いに向かい合わせにして配置しているので、各ラック列における各サーバからの放出熱は各ラック列の間に放出され、これが冷却空気と混合することなく壁面通気口を通して竪穴室内にスムースに吸い込まれる。
請求項1記載の発明は、サーバの増設やサーバの冷却負荷の増大に伴って空調装置の増設等を行う必要が生じたような場合、吹き抜け状竪穴室の側壁を構成している多孔板と遮風板の組み合わせを変えることにより、壁面通気口の開口面積、位置、並びに、数等を、大がかりな工事をすることなく自由に変更して簡単に対応することができる。これにより、工事が終了するまでの間、長時間にわたってサーバを停止させるというようなこともない。また、工費も少なくて済む。さらに、竪穴室内の一部をパイプスペースとし、複数本の水配管用のパイプを配設しているところ、水の配管を必要とするような場合には、竪穴室内の一部を配管スペースとして利用し簡単に配管したり、配管の増設をしたりすることができるので、工費も少なくて済む。
なお、天井の空気流通空間と連通して該サーバ室の略中央部に設けられた吹き抜け状竪穴室と成したことから、中央吹き抜け状竪穴室を通じて維持管理がし易く、事後の模様替え、設備増設等につき、素早く対応することができる。
請求項2記載の発明は、サーバや空調装置の増設に伴ってサーバ収納室を増設する場合、サーバ収納室を上下方向に階層に積み重ねて簡単に増設することができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、サーバ収納室の増設が簡単になるという効果が期待できる。
請求項3記載の発明は、1つの竪穴室を複数のサーバ収納室で利用し、サーバ収納室毎に竪穴室を設けなくても済むので、将来負荷が増加しても、この増加に比例してスペースも増加するということはなくなり、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、省スペース化も可能になる。
請求項4記載の発明は、排気熱と冷却熱を混合させることなく、各ラック列における各サーバからの排気熱をラック列の間に形成された空気の流れに乗せて竪穴室内に吸い込ませて冷却し、これを床下または/及び天井側から再びサーバ収納室内に吹き出すようにしているので、請求項1,2または3記載の発明の効果に加えて冷却性能が向上する。
本発明は、サーバの増設に伴って空調装置の追加工事等が発生しても、簡単な追加工事で済むようするとともに、水等の配管スペースも簡単に確保することができるようにするようにするという目的を達成するために、複数台のサーバを上下方向に搭載したラックを複数並べて成るラック列が設置されるサーバ収納室を有し、かつ、該サーバ収納室の床下または/及び天井に空気流通空間を設けて二重の床または/及び天井構造として成るサーバ室の空調システムにおいて、前記サーバ収納室と構造的に分離されて該サーバ収納室の側面に沿って上下方向に延び、上部側または/及び下部側が前記サーバ収納室の床下または/及び天井の空気流通空間と連通して設けられた吹き抜け状竪穴室と、該竪穴室と前記サーバ収納室の間を仕切る側壁に該サーバ収納室内と前記竪穴室内とを連通させて設けられた壁面通気口と、該壁面通気口を通して前記サーバ収納室内の空気を吸い込み、該空気を冷却して前記空気流通空間を通して床下または/及び天井側から前記サーバ収納室内に吹き出す空調装置を備えるとともに、前記側壁をそれぞれ自由に組み合わせ可能な通気性を有する多孔板と通気を有しない遮風板で構成したことにより実現した。
以下、本発明のサーバ室の空調システムについて、好適な実施例をあげて説明する。図1及び図2は、本発明に係るサーバ室の空調システムの一実施例を簡略して模式的に示す図である。同図において、サーバ室1は、例えばデータセンターや企業の建物内に設けられる。
前記サーバ室1内は、略中央部に吹き抜け状竪穴室(以下「竪穴室5」という)と、該竪穴室5を挟んで左右両側にそれぞれ2室ずつ、合計4室のラック収納室1a,1a,1a,1aが互いに向かい合わせされ、放射状に配設されている。
前記各ラック収納室1a,1a…内には、図1に示すようにラック列4が2列ずつ平行を成して配置されている。各ラック列4は、図2に示すように複数台のサーバ2,2…を上下方向に積み重ねて搭載しているラック3,3…を複数個一列に並べられて成る。さらに、各ラック収容室1a内の各ラック列4,4はサーバ2,2の背面を互いに向かい合わせして設置されており、サーバ2,2からの放出熱を各ラック列4,4との間に集め、これを後述する壁面通気口13に向けてスムースに流すことができるようになっている。
また、サーバ室1の床6は、図2に示すように、間に空気流通空間7を設けて二重床構造として形成されている。さらに、該床6には該空気流通空間7とサーバ室1内を連通している複数の空気取り入れ口8,8…が、ラック3が配設される位置と隣接して設けられている。なお、該空気取り入れ口8は、それぞれ通気性を有する多孔蓋9で塞がれている。
前記竪穴室5は、四方の側面がそれぞれサーバ室1の床6から天井10(図2参照)まで延びる4枚の側壁11a,11a,11b,11bにより囲まれて該サーバ室1と隔離され、該床6から天井7まで吹き抜けとされた断面四角形の空間として形成されている。また、竪穴室5の下端側には空気流通空間7と連通している空気排出口12が設けられ、ラック列4,4と対向している側壁11a,11aにはサーバ室1と連通して複数の壁面通気口13が設けられている。さらに、図1に示すように、サーバ室1のメンテナンス通路14と対応する側壁11b,11bには、それぞれ竪穴室5内に出入りするための入口を閉じるドア15,15が設けられている。
そして、該竪穴室5内には、複数の空調装置16,16…が側壁11a,11aに取り付けられて設けられているとともに、該空調装置1616…の運用を管理する制御装置17(図1参照)が側壁11b,11bに取り付けられて設けられている。なお、制御装置17は側壁11b,11b以外の、例えば側壁11a,11aに取り付けられる場合もあるが、メンテナンスをし易くするために前記ドア15で閉じられる竪穴室5の出入口付近に設置することが好ましい。また、該竪穴室5内には、複数本の水配管用パイプ20,20(図1参照)が配設され、該竪穴室5の一部をパイプスペースとしても使用している。

前記側壁11a,11aは、図3に示したように、格子状に配列された複数の通気孔を有する通気性を持つ多孔板(パンチングパネル)18と通気性を持たない遮風板(ブランクパネル)19とを組み合わせて形成されている。本例では、多孔板18は竪穴室5の一側壁全体を形成するようにして一側全面に取り付けられ、遮風板19は壁面通気口13を設ける箇所を除く他の箇所を塞ぐようにして多孔板18に密着して着脱自在に取り付けられている。したがって、遮風板19の形状、及び、該遮風板19の多孔板18に対する取り付け位置を変更することにより、壁面通気口13の開口面積、位置、並びに、数等は自由に変更することが可能で、本例では空調装置16が配置される位置に対応して壁面通気口13を設けるようにして、多孔板18に形状の異なる複数枚の遮風板19,19…を取り付けている。
前記空調装置16は、竪穴室5内の温度を一定に維持するためのもので、図示しない空気吸い込み口を壁面通気口13に対向させて取り付けており、サーバ収納室1a内のサーバ2,2…で温められた空気を、該壁面通気口13を通して空調装置16内に取り入れ、この空気を冷却し、該冷却された冷風を前面側から竪穴室5の空気排出口12に向かって吹き出すように構成されている。また、その温度設定は前記制御装置17によって制御される。
このように構成された空調システムでは、各空調装置16,16…で生成された冷風は、空気排出口12,空気流通空間7,空気排出口8を順に通って床6からサーバ室1内に吹き出され、その冷気が各サーバ収納室1a,1a…内にそれぞれ配置されている各サーバ2,2…の内部を通過して該各サーバ2,2…を冷却する。一方、各サーバ2,2…からラック列4,4間に排出された高温の空気は、側壁11aの壁面通気口13を通って空調装置16,16内に戻され、この空気循環によりサーバ室1内全体の空調が行われる。
したがって、この実施例の空調システムによれば、ラック3の増設やサーバ2の冷却負荷の増大に伴って空調装置16の増設等を行う必要が生じたような場合には、竪穴室5の側壁11aを構成している多孔板18と遮風板19の組み合わせ、すなわち、遮風板19の形状、及び、該遮風板19の多孔板18に対する取り付け位置等を変更することにより、壁面通気口13の開口面積、位置、並びに、数等は自由に変更して対応することができる。これにより、工事が終了するまでの間、長時間にわたってサーバ2を停止させるという不都合がなくなり、追加工事が簡単で、工費も少なくて済む。
さらに、データセンターやサーバ室内に水の配管を必要とするような場合には、竪穴室5内の一部を配管スペースとして利用し、該竪穴室5内に水配管用パイプ20を設けることができるので、工費も少なくて済む。
なお、上記実施例の構成では、サーバ室1及びサーバ収納室1aを単層階で形成した構造を開示したが、それぞれ上下方向に階層的に積み重ねて設けてもよく、この場合、竪穴室5は各階層の竪穴室5と連通させて上下方向へ一直線に延びる吹き抜け部分として形成する。このようにすると、ラック3や空調装置16の増設に伴ってサーバ室1及び/またはサーバ収納室1aの増設が必要になったとき、サーバ室1及び/またはサーバ収納室1aを上下方向に階層に積み重ねて簡単に増設することができる。
また、上記実施例の構成では、竪穴室5を挟んで左右両側にサーバ収納室1aを2室ずつ配置してなる構造を開示したが、サーバ収納室1aの数及び配置位置はサーバ室1内に配置されるサーバ2の数やラック列4の数に応じて変更してもよいものである。すなわち、サーバ2の数及びラック列4の数が少ない場合は、例えば図4に示すように竪穴室5を挟んで左右両側に1室ずつサーバ収納室1aを設けても良いし、サーバ2の数及びラック列4の数がさらに少ない場合は、図5に示すように竪穴室5の片側に1室だけサーバ収納室1aを設けても良い。図4及び図5において、図1〜図3に示す部材と対応している部材には図1〜図3と同じ符号を付して示している。
さらに、上記実施例の構成では、床9を2重構造として空気流通空間7を設け、竪穴室5からの冷却空気を空気流通空間7に通し、該空気流通空間7から床9の空気取り入れ口8を通してサーバ室1内に吹き出させる構造を開示したが、天井10を2重構造として空気流通空間を設け、竪穴室5からの冷却空気を天井側の空気流通空間を通して図示しない天井の空気取り入れ口からサーバ室1内に吹き出させるようにしてもよい。また、床9と天井10の両側から冷却空気を吹き出すようにしてもよい。
また、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る空調システムの一実施例を簡略して模式的に示す平面図。 本発明に係る空調システムの一実施例を簡略して模式的に示す縦断側面図。 同上空調システムの側壁の分解斜視図。 本発明に係る空調システムの一変形例を説明するための平面図。 本発明に係る空調システムの他の一変形例を説明するための平面図。 従来の空調システムの一例を簡略して模式的に示す平面図。 従来の空調システムの一例を簡略して模式的に示す縦断側面図。
符号の説明
1 サーバ室
1a サーバ収納室
2 サーバ
3 ラック
4 ラック列
5 吹き抜け状竪穴室
6 床
7 空気流通空間
8 空気取り入れ口
9 多孔蓋
10 天井
11a,11b 側壁
12 空気排出口
13 壁面通気口
14 メンテナンス通路
15 ドア
16 空調装置
17 制御装置
18 多孔板(パンチングパネル)
19 遮風板(ブランクパネル)
20 水配管用パイプ

Claims (4)

  1. 複数台のサーバを上下方向に搭載したラックを複数並べて成るラック列が設置されるサーバ収納室を有し、かつ、該サーバ収納室の床下または/及び天井に空気流通空間を設けて二重の床または/及び天井構造として成るサーバ室の空調システムにおいて、
    前記サーバ収納室の床には、複数の空気取り入れ口が前記ラックの配設位置に隣接して設けられ、該取り入れ口は通気性を有する多孔蓋でふさがれており、
    前記サーバ収納室と構造的に分離されて該サーバ収納室の側面に沿って上下方向に延び、上部側または/及び下部側が前記サーバ収納室の床下または/及び天井の空気流通空間と連通して該サーバ室の略中央部に設けられた吹き抜け状竪穴室と、
    該竪穴室と前記サーバ収納室の間を仕切る側壁に該サーバ収納室内と前記竪穴室内とを連通させて設けられた壁面通気口と、
    該竪穴室内に該壁面通気口を通して前記サーバ収納室内の熱せられた空気を吸い込み、該空気を冷却して前記空気流通空間を通して床下または/及び天井側から前記サーバ収納室内に吹き出す空調装置を備え、
    且つ、配管スペース確保に便宜なように、前記竪穴室内の一部をパイプスペースとし、複数本の水配管用のパイプを配設して成り、
    前記側壁をそれぞれ自由に組み合わせ可能な通気性を有する多孔板と通気を有しない遮風板で構成したことを特徴とするサーバ室の空調システム。
  2. 上記サーバ収容室は上下方向に階層に積み重ねて設けられ、上記竪穴室は各階層の竪穴室と連通して上下方向へ一直線に延びて形成されていることを特徴とする請求項1記載のサーバ室の空調システム。
  3. 上記サーバ収容室は上記竪穴室を中心として放射状に少なくとも2室以上配設されていることを特徴とする請求項1または2記載のサーバ室の空調システム。
  4. 上記サーバ収容室内で複数整列して並べられて成るラック列は、上記サーバの背面を互いに向かい合わせて配置されていることを特徴とする請求項1,2または3記載のサーバ室の空調システム。
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