JP5329732B2 - センサ及びセンサの動作方法 - Google Patents

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Description

本発明はセンサに関し、それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する放射性感度の高い変換素子を含む複数のセンサ素子と、それぞれのセンサ素子における電気信号を増幅するための手段と、電気信号を読出すために読出しラインに接続されるそれぞれのセンサ素子における読出しスイッチング素子とを有するセンサに関する。
また、本発明は、X線画像を形成するように物体を照射するためのX線ビームを放射するX線源と、X線画像から電気画像信号を生成するためのX線検出器とを含むX線検査装置のようなかかるセンサを動作する方法に関する。
[発明の背景]
大きな表面を有するX線検出器は、特に医療分野において一般にX線検査の用途に使用されている。かかる検出器は、複数のセンサ素子から構成されている。概してセンサ素子(ピクセル)は、センサマトリクスにおいて行及び列に配置されている。好ましくは、利用は、いわゆるフラットダイナミックX線検出器(FDXD)で行われている。かかる検出器は、広いバラエティのX線装置において使用することができる広く知られた検出器のコンポーネントとして見られる。
現代のFDXDの形態において、個々のセンサ素子(マトリクスセル)は、固有の記憶容量を有する放射性感度の高い変換素子と、照射後に該変換素子又は記憶容量上に存在する信号を読み出すためのスイッチング素子を備えている。FDXDは、X線を電荷に直接変換するために、アモルファスシリコンのフォトダイオード、及びそれに接続されるシンチレータ、又は代替的な光導電体の構成により変換素子を好ましくは利用する。他の放射についてのセンサの他のタイプでは、他の変換素子もまた使用することができる。
ダイオードスイッチ、又はトランジスタ、特にアモルファスシリコンのTFTs(薄膜トランジスタ)は、読出しスイッチング素子として使用される。変換素子又は固有の記憶容量上の集められた電荷として存在している信号を読み出すために、読出しスイッチング素子はオンされ、集められた電荷は関連する読出しラインを伝導する。そこから、電荷は電荷感度の高い増幅器(CSA)に流れる。続いて、対応する電気情報はマルチプレクサに印加され、マルチプレクサは、モニタ構成における表示装置上に表示するために、この情報をデータ取得ユニットに伝導する。
かかる検出器が、特に医療分析の業務に使用される時、患者に露出される線量を制限するように、放射線量を低減することが望まれる。結果的に、非常に小さな量の放射線のみが個々のセンサ素子上に照射される。結果として、個々のセンサ素子における電気信号は非常に小さい。したがって、できるだけ高い信号対雑音比を有するセンサ又はX線検出器を実現することが重要である。また、特別な高い信号対雑音比及び小さな線量の検出は、他の放射性感度の高いセンサのために望まれている。信号対雑音比を改善するために、検出器の個々のマトリクスセルにおいて信号は本質的に増幅することができる。
米国特許第5,825,033号は、ガンマ線について半導体検出器を開示しており、検出器の材料におけるそれぞれの画素において発生される電荷は、容量性帰還増幅器の集積キャパシタにおいて記憶される。この集積は、全てのピクセルについて同時に行われる。いわゆる相関ダブルサンプルホールド回路(CDSH:Correlated Double Sample-and-Hold Circuit)において、集積キャパシタのリセットにより誘発される雑音が除かれる。CDSHに続いて、個々のピクセルは、それぞれの列に共通に読出しラインに接続されるそれぞれのユニティゲインバッファに接続される。読出しラインは、適切なマルチプレクサに結合される。この場合、センサは、48×48の個々のピクセルを有するマトリクスから構成される。
増幅器回路について、信号対雑音比をエンハンスするために、信号増幅及び雑音は、評価について考えられる一般的な本質的な特性である。実用的な動作について、伝達関数の安定の形式におけるさらなる基準がある。たとえば、信号増幅又は増幅器オフセット値が時間において変動する場合、オフセット及びゲインの人工物が画像検出システムにおいて生じる。かかる人工物は、部分的に修正されるのみであり、多くの労力を必要とする。かかる変動は、老朽化、放射線損失及び/又は半導体におけるトラッピング効果と共に、温度又は他の動作状態の変化により引き起こされる。
閾値電圧及び相互コンダクタンスは、特に、アモルファスシリコンの薄膜トランジスタ(TFTs)使用において、時間に関してかなり変化し易い。TFTsは、特にマトリクスセルにおける集積された増幅器回路の製造について使用することができ、伝達関数の安定性を低下させる場合がある。
したがって、本発明の目的は、比較的簡単で経済的な構成により、伝達関数の高い安定性及び惹きつける信号対雑音比を保証することができるセンサ及びセンサの動作方法を提供することにある。
[発明の概要]
上記目的は、増幅するための手段が、そのゲートが変換素子に接続され、そのソースが能動負荷及び他方の側が読出しスイッチング素子を介して読出しラインに接続されるサンプリングキャパシタの一方の側に接続されるソースフォロワトランジスタを含み、それぞれのリセット素子が変換素子を初期状態にリセットするために変換素子に接続される、ことを特徴とするセンサにより達成される。
能動負荷は、理想的には電流源を構成しており、一定のチャネル電流をソースフォロワトランジスタに印加する。ソースフォロワトランジスタの閾値電圧は、これにより安定する。この閾値電圧は、特にアモルファスシリコンのTFTsの場合において、チャネル電流に強く依存する。安定閾値電圧の結果として、適切な安定な伝達関数を有するソースフォロワトランジスタの正しい動作のための条件が満たされる。したがって、ソースフォロワトランジスタは、安定な電圧増幅率1を有する。該増幅率は、サンプリングキャパシタにより電荷増幅率G=C/Cに変換される。ここで、Cは変換素子に関する容量、Cはサンプリングキャパシタの容量である。変換素子に関する容量は、変換素子又は追加の容量素子の固有の記憶容量である。
好ましくは、能動負荷、読出しスイッチング素子及びリセット素子は、トランジスタにより構成される。センサ素子を構成するためのいずれかの方法において使用される薄膜技術を使用する一方で、本発明に必要とされる全ての構成要素は、センサ素子において直接集積することができる。この技術の背景において、トランジスタは、アモルファスシリコン又はポリシリコンから構成することができる。本発明により構築される安定増幅回路のために、経済的に製造することができるアモルファスシリコンのTFTトランジスタの使用は、満足なものとなる。
有利にも、変換素子又はセンサ素子内の記憶容量素子の表面領域が低減されないようなやり方で、垂直の集積(vertical integration)を有するプロセスを利用することができる。
1つの実施の形態において、放電スイッチング素子は、好ましくはトランジスタの構成、たとえばアモルファス又はポリシリコンのTFTであり、サンプリングキャパシタに並列に接続される。リセット素子による変換素子のリセットの間に、同時にサンプリングキャパシタの加速される放電のために、この放電スイッチング素子を使用することができる。これにより、サンプリングキャパシタを初期状態にすることができる。
リセット素子及び放電スイッチング素子は、共通のスイッチングラインを有してもよい。これにより、リセット素子及び放電スイッチング素子を、常に同時にオンすることができる。しかし、リセット素子及び放電スイッチング素子は、個別のスイッチングラインを交互に有していてもよい。これにより、リセット素子及び放電スイッチング素子を、たとえば、所与の動作モードについて個々にオンすることができる。好ましくは、複数のセンサ素子を、たとえばセンサマトリクスの行の全てのセンサ素子について、読出しスイッチング素子のオンのための共通のスイッチングラインを有する。
かかるセンサ素子は、共通のスイッチングラインに接続されており、共通のスイッチングライン、すなわち両素子についての共通のスイッチングラインを有することができる。これにより、リセット素子又は放電スイッチング素子をオンすることができる。
本発明によるセンサの動作の特定の有利な方法によれば、第1フェーズにおいて、それぞれのセンサ素子における測定及び読出しサイクルの間、変換素子及びサンプリングキャパシタを初期状態にリセットする。第2フェーズにおいて、初期状態における変換素子の代表値である電位差を、サンプリングキャパシタ間の電圧に調節する。第3フェーズの間、放射源による変換素子の照射の間に、サンプリングキャパシタ間の電圧を保持し、変換素子又はその容量素子での信号変化により、ソースフォロワのソース出力での電圧を変化させる。明らかに、この背景において、放射源による用語「照射」は、放射源による直接的な照射のみでなく、たとえば検査すべき物体を介する伝達の後の間接的な照射をも意味することが理解されるべきである。
第4フェーズの間、サンプリングキャパシタ間の電位差は、照射後の変換素子の代表値である値に調節される。読出しラインに接続されるサンプリングキャパシタ側での電圧の変化は、変換素子への放射線照射の評価として測定される。好ましくは、サンプリングキャパシタの読出し側での電荷の変動が、電荷感度の高い増幅器(CSA)において記録される。これは、新たな電位差の調整の間に流れる電荷量が積分されることを意味する。
このスイッチングシーケンスの結果として、関連するセンサ素子において、いわゆる「相関ダブルサンプリング(correlated double sampling)」方法が実現される。これは、第2フェーズの間に、静止状態において変換素子について第1サンプル値が検出され、第4フェーズの間に、照射後の変換素子に対応するサンプリングキャパシタ間の最終的な値が測定される。これは、第2フェーズにおけるバイアスのため、第1サンプリングの間に測定された初期状態と照射状態の間の単なる差である。
また、このスイッチングプロセスは、変換素子が照射されて信号が読出される時間インターバルの外側で第1フェーズの間のリセット動作がなされるという利点を提供する。これにより、リセット動作は、測定結果に関する作用を有さず、雑音に寄与しない。
本発明の方法の第2実施の形態によれば、第2フェーズの第1サブフェーズの間に変換素子に関する暗流が最初に検出される。サンプリングキャパシタ間の電位差は、放射源による変換素子の照射なしに所与の時間インターバルの間に保持され、同時に、ソース出力上の電圧は、変換素子間に生じる暗流に従い変化する。暗流は、変換素子上のリーク電流に本質的に帰することができる。このサブフェーズは、その間に電位差がサンプリングキャパシタ間の電圧に調節される第2サブフェーズにより連続する。ここでは、暗流の検出後、電位差が変換素子の基準状態に対応する。第2サブフェーズは、変換素子がその初期状態にリセットされ、サンプリングキャパシタ間の電位差が維持される第3サブフェーズにより連続する。他のフェーズの実行は、上述した方法と同様である。
したがって、この方法と上述した動作モードの間の差は、第1サンプリング動作の間に、初期状態、すなわち変換素子に関する負荷がない時の電圧は基準値として取られず、基準状態は既に積分された暗流を既に含んでいることにある。これは、個々のセンサ素子において暗画像が既にバッファされ、露出された画像から減じられることを示している。したがって、暗画像の転送及び外部記憶が緩和される。付加的に、センサの利用可能なダイナミックレンジが拡張される。これは、個々のセンサ素子から転送される電荷がもはや暗流成分を含まないことによる。
第2及び第4フェーズの間のサンプリングキャパシタ間の電位差の調整は、読出しスイッチング素子のオンにより、すなわち読出しラインを介して最も容易に実行される。第3フェーズの間又は暗流の測定の間の電位差を維持するために、読出しスイッチング素子がオフされるのみが必要とされる。
本発明の1実施の形態におけるサンプリングキャパシタのリセットは、サンプリングキャパシタに並列に接続される放電スイッチング素子のオンにより実現することができ、加速されたリセットが可能となる。
測定及び読出しサイクルは、複数のセンサ素子及び共通のスイッチングラインを介して、それぞれの時間において共通に制御することができる。すなわち、照射後、センサマトリクスにおけるセンサ素子は、行において連続的に読出されてリセットされる。
本発明の方法の第3実施の形態によれば、それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する放射性感度の高い変換素子(1)を含み、行及び列に配列される複数のセンサ素子と、変換素子(1)を初期状態にリセットするリセット素子(27)と、ソースが能動負荷(23)に接続され、電気信号を読出すために他方の側が読出しスイッチング素子(30)を介して読出しライン(8)に接続されるサンプリングキャパシタ(26)の一方の側に接続されるソースフォロワトラジスタ(21)と、有するセンサを動作する方法が提供される。該方法は、
放射性感度の高い変換素子をリセットし、それぞれのピクセルのサンプリングキャパシタを既知の電圧に充電し、
センサを放射線に露出し、放射性感度の高い変換素子によりサンプリングキャパシタの一方の側の電圧を変化させ、読出しスイッチング素子は露出の間にオフし、サンプリングキャパシタの他方の側に開路を設けてサンプリングキャパシタ上に一定の電荷を保持し、
読出しスイッチング素子をオンし、行におけるそれぞれのピクセルについてのサンプリングキヤパシタをサンプリングキャパシタの一方の側に関する電圧に充電し、必要とされる電荷量を測定する、を備えるものである。
アレイ読出しフェーズからピクセルのリセットを分離することにより、このスキームは、サンプリングキャパシタについて十分な時間を提供することができ、ピクセルオフセット誤差電荷を排除する定常状態に到達することができる。さらに、ピクセル読出し時間を増加することができる。
本発明の方法の第4実施の形態によれば、それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する放射性感度が高い変換素子(1)を含み、行及び列に配列される複数のセンサ素子(10)と、変換素子(1)を初期状態にリセットするリセット素子(27)と、ソースが能動負荷(23)及び電気信号を読出すために読出しスイッチング素子(30)を介して他方の側が読出しライン(8)に接続されるサンプリングキャパシタ(26)の一方の側に接続されるソースフォロワトランジスタ(21)とを有するセンサの動作方法が提供される。該方法は、
読出しスイッチング素子をオンにしてセンサを放射線に露出し、放射性感度の高い変換素子により、サンプリングキャパシタの一方の側に関する電圧を変化させ、読出しラインがサンプリングキャパシタの他方の側を一定の電圧に保持し、
リセット素子をオンし、読出しスイッチング素子をオフし、これにより照射放射線に関係なく変換素子を一定の状態に保持し、
それぞれの行のリセット素子を順次オンし、それぞれの行についてのサンプリングキャパシタ上に記憶される電荷を順次測定する、ことを備えている。
リセットスイッチは、読出し期間の間に変わらないので、フォトダイオードの電荷は、一定のままである。したがって、露出時間後の検出器に関する放射線照射は、サンプリングキャパシタを介して読出される信号を変えず、フレーム伝達動作(Frame Transfer operations)が可能となる。
本発明によるX線検査装置は、X線画像を形成するために物体を照射するためのX線ビームを放出するためのX線源と、X線画像から電子画像信号を形成するためのX線検出器とを含んでおり、X線検出器は、本発明によるセンサを備えている。かかるX線検査装置は、特に惹きつける信号対雑音比を有している。このため、小さな線量で動作することができ、特に患者である物体に対する放射線負荷を小さく維持することができる。
[発明の実施の形態]
本発明のさらなる詳細及び利点は、従属的な請求項、及び図面において示される本発明の実施の形態が詳細に説明される以下の記載において開示される。
図1は、本発明による回路で延出する典型的なFDXDマトリクスセル10の構成におけるセンサ素子10を示している。数百又は数千のかかるマトリクスセル10は、センサ内で行及び列に配列されている。
それぞれのマトリクスセル10は、とりわけ、一般的なFDXDマトリクスセルにおけるように、変換素子1に固有に含まれるか、又は追加的に組込まれる場合がある記憶容量を有する変換素子1を含んでいる。
変換素子1及び記憶キャパシタ2は、全てのマトリクスセル10に共通である対電極9の一方の側に接続されている。さらに、それぞれのマトリクスセル10は、そのゲートがスイッチングライン7に接続される読出しスイッチングトランジスタ30を含んでいる。スイッチングライン7は、マトリクスセル10のマトリクスの行に共通に接続される。スイッチングトランジスタ30の出力は、読み出しライン8に接続されており、一般的なマトリクス検出器におけるマトリクスセル10の列には、それぞれ共通の読出しライン8が設けられている。
マトリクスセル10は、スイッチングライン7を介して読出しについて行毎に作動(オン)され、関連する列の個々のマトリクスセル10は、それぞれの時間に同じ読出しライン8を介して、連続的に読み出される。読出しライン8の終了部では、電荷感度が高い増幅器(CSA)11が設けられている。
このように知られている典型的なFDXDマトリクスセルにおいて、さらなる変換素子1、又は記憶キャパシタ2がスイッチングトランジスタ30の入力に直接変換される。これは、個々のマトリクス素子内で増幅が行われないことを意味している。
本発明によるセンサにおいて、対電極9に面している変換素子1又は記憶キャパシタの側は、とりわけソースフォロワトランジスタ21のゲートに接続されている。
ソースフォロワトランジスタ21のソース出力では、能動素子としての役割を果たす追加のトランジスタ23が設けられている。さらに、ソースフォロワトランジスタの出力は、サンプリングキャパシタ26に接続されている。該キャパシタの他の側は、読出しスイッチングトランジスタ30の入力に接続されている。ソースフォロワトランジスタのドレイン端子22は、全てのマトリクスセル10に共通であってもよく、たとえば、対電極9に接続されていてもよい。しかし、ドレイン端子22は、スイッチングライン7に並列に接続されていてもよく、行の全てのマトリクスセル10に対して水平に共通とすることができる。
同様に、能動負荷23のゲート端子24及びソース端子25は、センサの全てのマトリクスセル10に対して共通であってもよく、1行のみに共通であってもよい。原理的に、ゲート端子24を能動負荷23のドレインに直接接続することも可能である。
能動負荷23と同様に、ソースフォロワトランジスタ21は、関連するトランジスタの飽和領域において好ましくは動作する。すなわち、条件VDS>VGS−Vが満たされなければならない。ここで、VDSはドレインソース電圧であり、VGSはゲートソース電圧であり、Vは関連するトランジスタの現実の閾値電圧である。ソースフォロワトランジスタの電圧転送は、方程式V=V−Vthrにより記載することができる。ここで、Vthrは現実の閾値電圧V及びドレイン電流Iに依存する有効閾値電圧であり、Vは、ソースに存在する電圧であり、Vはソースフォロワトランジスタ21のゲートに存在する電圧である。
リセットトランジスタ27は、変換素子1又は記憶キャパシタ2の出力に接続されており、対電極29に面している。リセットトランジスタ27は、変換素子1及び並列に配置される記憶キャパシタ2を負荷がない状態の電圧VG0にバイアスする役割を果たす。リセットトランジスタ27のソース端子29は、センサの全てのマトリクスセル10に共通となるように構成することもできる。また、全てのマトリクスセル10の行について、すなわちスイッチングライン7に対して並列に出力29を形成することができる。
リセットトランジスタ27のゲート端子28は、全てのマトリクスセル10の行に対して共通に好ましくは構成される。さらに、回路は、追加的な放電トラジスタ31を含んでいる。該トランジスタ31は、そのゲート32が好ましくは水平ラインを介して、全てのマトリクスセル10の行に共通となるように接続される。
図2は、例として、4つの追加の水平ライン3,4,5,6を有する回路構成を示している。すなわち、該ラインは、スイッチングライン7に平行に伸びており、全てのマトリクスセル10のマトリクスの行に共通である。スイッチングライン3は、能動負荷23のゲートに接続されている。さらに、スイッチングライン4は、リセットトランジスタ27のゲート28、及び放電トランジスタ31のゲート32に接続されている。第3のライン5は、リセットトランジスタ27のソース出力29に接続されており、第4のライン6は、能動負荷23のソース出力25に接続されている。
図示される全ての構成要素は、薄膜技術により、マトリクスセル10において集積される。トランジスタは、アモルファス又は多結晶シリコンからできている。
提案される回路動作について様々な好適な実施の形態は、以下に詳細に記載される。このために、図3から図6において図示されるそれぞれのスイッチングシーケンスに対して参照される。図4において示される方法は、ダブルサンプリングを利用しており、図3において示される方法は、関連するマトリクスセル10において相関ダブルサンプリング(CDS)を利用している。図5は、ピクセルデータの読出しの前にサンプリングキャパシタが十分に準備される異なる動作スキームを示している。図6は、フレーム伝達検出動作を可能にする方法を示している。
図3は、「スイッチング雑音抑圧」と呼ばれる動作モードを示している。図3における最上段のプロットは、X線露出時間を示している。2段目のプロットは、読出しスイッチングトランジスタ30がオン/オフされる時を示している。3段目のプロットは、リセットトランジスタ27及び放電トランジスタ31がオン及びオフされる時を示しており、最終段のプロットは、増幅器11がアクティブの時を示している。第1フェーズの間、すなわちリセットフェーズの間、リセットトランジスタ27は、マトリクスセル10の関連する行においてアクティブである。結果として、変換素子1及び並列に配置される大きさCの記憶キャパシタ2は、負荷がない状態の電圧にバイアスされている。電圧VG0は、ソースフォロワトランジスタ21のゲートに存在する。
回路が追加の放電トランジスタ31を含まない限り、読出しスイッチングトランジスタ30は、リセットフェーズI(実線)の間にアクティブのままである。図1及び図2において示されるような追加の放電トランジスタ31を含む実施の形態では、リセットフェーズIにおけるリセットトランジスタ27と同時に、放電トランジスタ31はアクティブであり、キャパシタンスCを有するサンプリングキャパシタ26の加速された放電が達成される。読出しスイッチングトランジスタ30は、好ましくはリセットフェーズI(破線)の間にオフされる。
第1フェーズIの終了では、読出しスイッチングトランジスタ30は、第2フェーズIIにおける瞬間Aまで、オンされる。この時間の間、電圧VG0−Vthrは、サンプリングキャパシタ26の一方の側で存在しており、他方の側では、サンプリングキャパシタ26及び読出しスイッチングトランジスタ30により形成される低域通過フィルタを介して、CSA11の入力電圧VCSAが生じている。CSA11は、CSAにおける積分器がアクティブであるか否かという事実に関係なく、その入力電圧が常に維持されるようなやり方で構成されなければならない。一般的なCSAは、この必要条件を満足する。したがって、電位差VG0−Vth−VCSAは、瞬間Aでの読出しスイッチングトランジスタ30のオフから、サンプリングキャパシタ26間に保持される。この電位差は、リセット変換素子1の代表値である。「ゼロ値」が擬似的にサンプルされる。
第1フェーズにおける記載されたリセット動作、及び第2フェーズにおける関連するゼロ値のサンプルは、検出器のマトリクスの全てのマトリクスセル10について行毎に実行される。続いて、いわゆるX線窓において、全体の検出器のマトリクスは、第3フェーズの間にX線に露出される。関連するマトリクスセル10の変換素子1において生成される電荷キャリアペアは、信号電荷Qにより大きさCの記憶キャパシタ2を放電する。結果的に、ソースフォロワトランジスタ21のゲートでの電圧は、VG1=VG0+(Q/C)に増加する。
G1−Vthrは、サンプリングキャパシタ26間の電位差が変化されることなく、ソースフォロワトランジスタ21の出力で生じる。これは、読出しスイッチングトランジスタ30及び放電トランジスタ31がオフであるためである。
行毎の読出し動作の続く第4フェーズIVの間、はじめに、CSA11の積分器はオンされ、その後に、それぞれのマトリクスの行の読出しスイッチングトランジスタ30がオンされる。したがって、ソースフォロワトランジスタ21の出力は、電圧VG1−Vthrをなお転送し、サンプリングキャパシタ26の他方の側はCSA11の入力電圧を転送する。瞬間Bでは、CSA11における積分器11が停止する。サンプリングキャパシタ26間の電位差は、VG1−Vthr−VCSAになる。
瞬間Aでの電位差と比較して、サンプリングキャパシタ26は、積分時間の間に、すなわち正確にはこの時間の間のみに電荷量がQ=C*(VG1−VG0)に変化し易くなっていることが示される。したがって、正確には、この電荷Qは、CSA11における積分の結果として測定される。電荷Qは、電荷増幅率G=C/Cにより記憶キャパシタ2のQの変化を超える。瞬間Bでは、マトリクスセル10の動作サイクルが終端され、記載された第1フェーズIを始めることができる。これは、図3において示されている。記載された動作モードは、連続的なX線露出モードに匹敵する。明確さのためであるが、パルス式X線露出が選択される。変換素子1において実際に常時流れるリーク電流は、簡略化のために省略されている。典型的なFDXDにおけるように、この動作モードにおけるリーク電流は、測定された電荷信号において含まれる。変換素子1としてフォトダイオードが使用される場合、伝達関数が非線形成分を含むように、キャパシタンスCは一定でないだけでなく、電荷Qに依存する。
提案される解決法は、回路の伝達関数の安定性により形成される特に有利な側面を有している。回路のゲイン安定性は、サンプリングキャパシタ26による電荷増幅率G=C/Cに変換される安定した電圧増幅率1をソースフォロワトランジスタ21が有しているという事実による。オフセットの安定性は、信号及びオフセット値から構成される全体の値から関連するオフセット値を減じることにより得られる。結果として、画像反復時間Tよりも時間的に遅い全てのオフセット効果が効果的に除去される。ソースフォロワトランジスタ21の1/F雑音、及び提案される回路において使用される能動負荷23のために、この動作モードにおいて、付加的な雑音が生じる場合がある。しかし、画像繰返し時間Tよりも本質的に遅い雑音現象は、CDS方法により再び除去される。
スイッチング雑音に関して、測定結果は瞬間A及びBを含む間の動作によってのみ影響される。変換素子1及びサンプリングキャパシタ26についてのリセット動作は、この時間インターバル内にはなく、したがって雑音に帰さない。瞬間Aでの読出しスイッチングトランジスタ30のオフは、知られているFDXDのスイッチング雑音よりも大きなファクタG 1/2である雑音の寄与をなす。しかし、これは、信号増幅率Gにより対抗され、全体の信号対雑音比がG 1/2に改善される。瞬間BでのCSA11における積分のオフに関するスイッチング雑音は、付加的な寄与をなさない。該雑音は、典型的なFDXDにおいても生じており、この場合、電荷増幅率Gのために信号との比較の重要性が失われているためである。
全体として、この動作モードは、電荷増幅率Gが十分に高い時に向上された信号対雑音比を齎す。これにより、画像、特に線量の低いX線露出の場合(たとえば、X線透視法)には独自の改善が齎される。
第2動作モードについてのスイッチングシーケンス、すなわち、いわゆる暗流減算モードは、図4において示されている。図4における最上段のプロットは、X線露出時間を示している。2段目のプロットは、読出しスイッチングトランジスタ30がオン及びオフの時を示している。3段目のプロットは、リセットトラジスタ30がオン又はオフの時を示している。4段目のプロットは、放電トランジスタ31がオン及びオフの時を示している。最下段のプロットは、増幅器11がオンの時を示している。第1動作モードと同様に、第1フェーズIにおいて、変換素子1、又はキャパシタンス2、及びサンプリングキャパシタ26は、負荷がない状態の電圧にバイアスされている。
続いて、この値は、サンプリングキャパシタ26に関するゼロ値として直接保持されないが、第1サブフェーズにおいて、第1の暗流が変換素子1上に記録される。関連する変換素子1の暗流は、積分される。
続いて、第2サブフェーズIIbにおいて、電位差は、サンプリングキャパシタ間の電圧に調節される。すなわち、暗画像がサンプルされる。これは、読出しスイッチングトランジスタ30の単なるオンにより実現される。
サブフェーズIIb、及びサブフェーズIIcにおけるこの第1サンプリングの後に、変換素子1がリセットされ、この場合放電トランジスタ31及び読出しスイッチングトランジスタ30はオンされない。これにより、第1サンプリング動作の間のサンプリングキャパシタ26間に調節される電位差は、保持される。
放電トランジスタ31が使用される時も、個別のラインにより、放電トランジスタ31及びリセットトランジスタ27をスイッチすることが可能でなければならない。
変換素子1のかかる第2リセットの後、X線露出は、X線窓において行われる。フェーズIVにおける読出しは、上述した「スイッチング雑音抑圧」動作モードのように行われる。
全体として、この方法によれば、CSA11における積分後の瞬間Bで得られる測定される値は、第1動作モードにおけるような電荷増幅率G=C/Cを有する電荷Q=G*(Q−Q)である。電荷Qは、暗窓において積分される暗流成分を表している。したがって、暗窓及びX線窓の長さ、すなわちフェーズIIa及びIIIは、測定された値が暗流に関して修正されるように、好ましくは同じに選択される。値Vthr及びVCSAは、減算により除余されるので、上述した動作モードにおけるように測定された値においてもはや生じない。
全体的に、第2動作モードは、変換素子1におけるリーク電流により主に作られる暗画像は、個々のマトリクスセル10内で既に減算されているという事実において残っている。さらに、この第2動作モードは、回路の伝達関数、すなわち第1動作モードで達成されたようなゲイン安定性及びオフセット安定性という特別の有利な安定性という利点を提供する。
変換素子1及び記憶キャパシタ2のリセットは、フェーズIIの第3サブフェーズIIc内の瞬間A及びB間で行われるので、リセット雑音による追加の雑音成分が考慮されなければならない。したがって、第2動作モードにおける信号対雑音比は、第1動作モードのそれよりも小さい。
上述した2つの動作モードは、変換素子1のリセット動作をそれぞれ提供し、続いて、変換素子1(フェーズII)のリセット状態に対応するサンプリングキャパシタ26上の電荷の記憶を提供する。これは、それぞれの行について繰り返される。
このアプローチでの潜在的な問題は、ピクセルが読出されてリセットされなければならず、次いで、約20μsecの短時間内で全てが定常状態に再充電されなければならない点である。読出しのために10μsecが必要であると仮定すると、他の2つのタスクのそれぞれについて5μsecが残される。アモリファスシリコン及び多結晶シリコンTFTについての典型的なデバイスパラメータを使用することにより、サンプリングキャパシタを5μsec内に定常状態に再充電するための十分な時間ができる。理想的には、50〜100μsecの時間期間が適切である。
サンプリングキャパシタ28が定常状態に再充電されない場合、ピクセルから電荷オフセットが引き起こされる。
図5は、アレイの読出しの間にリセット動作が実行されない代替的なタイミングスキームを例示するために使用される。かわりに、アレイにおける全てのピクセルは、X線露出の前に並列にリセット(フォトダイオードのリセット及びサンプリングキャパシタの定常状態への充電)される。2msecの時間インターバルがこのために配置されており、サンプリングキャパシタは、容易に定常状態に充電することができる。
例示のみのために、図5のタイミングシーケンスは、1000×1000のピクセルアレイを有する検出器について、30kHzでの動作を仮定している。この図は、33msecのフレーム時間50を与えている。この図は、13msecのX線露出時間、及び20μsecのライン読出し時間の分かれていてもよい。
アレイ読出しは、以下に記載する3つのフェーズI,II及びIIIに分かれている。図5の最上段のプロットは、X線露出時間を示している。次段のプロットは、最初の行についての読出しパルスを示しており、次段のプロットは、最終行についての読出しパルスを示している。4段目のプロットは、読出しスイッチングトランジスタ30の状態を示しており、最終段のプロットは、リセットトランジスタ27の状態を示している。
「フェーズI」
これは、サンプリングキャパシタが定常状態の値に充電される2msecのリセットフェーズである。リセットステージの開始では、全てのリセットトランジスタ27は、オンしている。フォトダイオードの電荷がリセットされ、ソースフォロワトランジスタ21のゲートはVG0DC電圧で固定されている。ソースフォロワトランジスタ21のソースは、定常状態の電圧VG0−Vrefに到達する。次に、リセットトランジスタ27がオフし、読出しスイッチングトランジスタ30がオンする。サンプリングキャパシタ26の一方の極板(上の極板)の電圧は、ソース電圧に固定され、他方の極板の電圧は、読出しライン8上の列電圧にセットされる。したがって、サンプリングキャパシタ26上の電荷は、リセットフェーズの終了において一定である。列電圧を0Vと仮定すると、キャパシタ26上の電荷は、次のように表すことができる。
=C×VSO
ここで、CSはサンプリングキャパシタの静電容量であり、VSOはソースフォロワトランジスタ21のソース電圧(VG0−Vthr)の初期(静止)値である。
「フェーズII」
信号露出窓は、リセットステージに従う。この時間の間、フォトダイオードに対する光子照射は、フォトダイオードキャパシタンスを放電するために光電流を発生する。これにより、ゲート電圧において線形増加する。上述したように、能動負荷は、一定のゲート−ソース電圧を維持するために、ソース電圧がゲード電圧に従うことを保証する。露出の間にゲート電圧における変化がΔVpdである場合、ソース電圧の最終値は、次のようになる。
S1=VS0+ΔVpd
露出時間の間、キャパシタ26上の変化は、読出しスイッチングトランジスタ30がオフであるために、一定のままである。
「フェーズIII」
読出しシーケンスにおける最後のステージは、ライン毎の読出しである。読出しの間、行における全てのピクセルの読出しスイッチングトランジスタ30は、オンしており、サンプリングキャパシタ26は、ソース電圧の新たな値に充電される。パルスは18μsec続く。読出しの最後でのサンプリングキャパシタ上の電荷は、次のようになる。
=C×VS1=C×(VS0+ΔVpd
読出し期間の間、増幅器は、以下に与えるように、キャパシタ26間の電荷における変化をサンプルする。
ΔQ=Q−Q=C×ΔVpd
これは、次のように書き直すことができる。
ΔQ=C/C ×ΔQpd
ここで、ΔQpdは、露出の間のフォトダイオード電荷における変化であり、項C/Cは、ピクセルのゲインである。
ピクセルのリセットをアレイ読出しから分離することにより、このスキームは、サンプリングキャパシタにとって、ピクセルオフセットの誤差電荷を除去する定常状態に到達するために十分な時間を提供する。さらに、ピクセル読出し時間は、10μsecから18μsecに殆ど2倍にすることができ、ピクセル信号を読出すための時間が増加される。
図6は、フレーム伝達動作を提供するさらなる駆動スキームを示している。バイプレーン心電(bi-plane cardio)の応用において、X線検出器を動作するための解決を見出すことが望まれている。かかる応用は、直交して配置される2つの検出器、及び高速フレームレート(60Hz)で動作するX線源を使用している。
X線源は、第1検出器が第1源から線量を検出し、第2検出器が第1源から線量を検出するように、パルス式により連続して動作する。しかし、1つの線源から散乱された線量は、他の線源について意図される検出器に照射される。したがって、第1検出器が読出されている時に、第2源から散乱されるX線は、フォトダイオード信号及び読出されている画像を変更する。結果的に、読出しの間、第1検出器は第2検出器からのX線に対して鈍感であり、第2検出器は第1検出器からのX線に対して鈍感であることが必要である。この検出器の動作モードは、フレーム伝達と呼ばれる。このことは、露出の間、ピクセルデータがピクセル内の記憶装置に「記憶/伝達される」ことを文字通り意味する。露出後、記憶装置が読出され、散乱されたX線からフォトダイオードに関するいずれかの信号は、読出されている信号に影響を与えない。
典型的なX線検出器において、ピクセルは、TFT及びフォトダイオードを備えている。検出器はX線の線量に露出され、それぞれのラインは、順次読出される。読出し期間の終了でアレイがリセットされるように、読出しプロセスでは、ピクセルがリセットされる。したがって、露出後、全体のアレイが読出されるまで、検出器はX線に対してなお感度が高い。この理由のために、標準的な検出器は、フレーム伝達動作を提供していない。
修正された読出し技術は、フレーム伝達動作を提供することができる。このタイミングスキームは図6に示されている。読出しシーケンスは、露出(フェーズI)に続いて一連のライン読出し(フェーズII)を備える。図6における最上段のプロットは、X線露出時間を示している。2段目のプロットは、全ての読出しスイッチングトラジスタ30の状態を示している。次のプロットは、全てのリセットトランジスタ27の状態を示している。次のプロットは、第1行についての2つの読出しパルスを示し、最下段のプロットは、最終行についての2つの読出しパルスを示している。
このタイミング配置において、露出(フェーズI)の間、ソースフォロワトランジスタ21のソース電圧における変化は、記憶キャパシタに直に転送される。この目的のために、全ての読出しスイッチングトランジスタは露出の間にオンされ、サンプリングキャパシタは露出の間にソース電圧に変化する。
露出の最後でのゲート電圧を次のように仮定する。
G1=VG0+ΔVpd
ソース電圧を次のように仮定する。
S1=Vbias+ΔVpd
ここで、ΔVpdは露出の間のソースフォロワゲート電圧における変化であり、VG0は露出の開始でのソースフォロワゲートのDC電圧であり、Vbiasはソースノードでの休止電圧である。したがって、サンプリングキャパシタに記憶される電荷は、次のように示される。
=C×VS1=C×(Vbias+ΔVpd
露出期間の後、全ての読出しスイッチングトランジスタ30はオフし、リセットトランジスタはオンする。ソースフォロワゲート及びソースノードは、VG1及びVbiasにリセットされる。リセットトランジスタ27は、読出し期間の間に変わらないので、フォトダイオードの電荷は一定のままである。したがって、露出時間後の検出器へのX線照射は、サンプリングキャパシタを介して読出される信号を変えない。これにより、フレーム伝達動作が可能となる。読出し期間の間、それぞれの読出しスイッチングキャパシタは連続的に指定される。この時間の間、指定されたピクセルにおけるサンプリングキャパシタは、休止しているソース電圧(Vbias)に充電される。したがって、読出しの間の電荷における変化は、次のようになる。
ΔQ=C×ΔVpd ⇒ ΔQ=C/C ×ΔQpd
この電荷は、増幅器により検出される。
したがって、ピクセルは、フレーム伝達動作モードを提供し、ゲインC/Cを有するピクセルゲインを維持するために使用することができる。代替的に、サンプリングキャパシタがCと同じ値を有することも可能であり、ゲインを有さないフレーム伝達となる。
最後に、個々のセンサセルにおいて比較的に少ない追加の構成要素により、及び生産の間に追加のプロセスステップを取ることなく全ての利点が達成される。したがって、本発明によるかかるセンサの製造は、これまで商業的に入手することができるセンサの製造よりも安価にすることができる。
本発明によるセンサマトリクスのセンサ素子の回路図である。 1実施の形態においてスイッチング及び供給ラインが構成要素に導かれる図1の回路図である。 第1動作モードによる測定及び読出しサイクルの間のスイッチングシーケンスを示す図である。 第2動作モードによる測定及び読出しサイクルの間のスイッチングシーケンスを示す図である。 第3動作モードによる測定及び読出しサイクルの間のスイッチングシーケンスを示す図である。 第4動作モードによる測定及び読出しサイクルの間のスイッチングシーケンスを示す図である。

Claims (12)

  1. それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する変換素子を含む複数のセンサ素子と、それぞれの前記センサ素子における前記電気信号を増幅する手段と、前記電気信号を読み出すために読出しラインに接続されるそれぞれの前記センサ素子における読出しスイッチング素子とを有するセンサであって、
    前記増幅する手段は、ゲートが前記変換素子に接続され、ソースが能動負荷及びサンプリングキャパシタの一方の側に接続されるそれぞれのソースフォロワトランジスタを含み、前記サンプリングキャパシタの他方の側は前記読出しスイッチング素子を介して前記読出しラインに接続され、
    それぞれのリセット素子は、前記変換素子を初期状態にリセットするように前記変換素子に接続され、
    前記ソースフォロワトランジスタは、1である電圧増幅率を与え、
    前記サンプリングキャパシタは、電圧の増幅から電荷の増幅への変換を与え、
    前記読出しラインの終了部で、前記サンプリングキャパシタの読み出し側での電荷の変動を増幅する増幅器が設けられ
    放電スイッチング素子は、前記サンプリングキャパシタと並列に接続され、前記それぞれのリセット素子がアクティ状態にあるときにアクティブ状態にある
    ことを特徴とするセンサ。
  2. 前記能動負荷及び/又は前記読出しスイッチング素子及び/又は前記放電スイッチング素子はトランジスタを含む、
    請求項記載のセンサ。
  3. 前記リセット素子及び前記放電スイッチング素子は、関連する素子をオンするための共通のスイッチングライン又は個別のスイッチングラインを有する、
    請求項1又は2記載のセンサ。
  4. 前記複数のセンサ素子は、それらの読出しスイッチング素子をオンするための共通のスイッチングラインを有し、これらのセンサ素子は、それらのリセット素子及び/又はそれらの放電スイッチング素子をオンするための共通のスイッチングライン又は個別のスイッチングラインを有する、
    請求項1乃至のいずれか記載のセンサ。
  5. それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する変換素子を含む複数のセンサ素子と、前記変換素子を初期状態にリセットするリセット素子と、ソースが能動負荷、及び他方の側が前記電気信号を読出すために読出しスイッチング素子を介して読出しラインに接続されるサンプリングキャパシタの一方の側に接続されるソースフォロワトラジスタと有するセンサの動作方法であって、
    前記ソースフォロワトランジスタは、1である電圧増幅率を与え、前記サンプリングキャパシタは、電圧の増幅から電荷の増幅への変換を与え、前記読出しラインの終了部で、前記サンプリングキャパシタの読み出し側での電荷の変動を増幅する増幅器が設けられ、
    当該方法は、
    それぞれのセンサ素子における測定及び読出しサイクルの間に、第1フェーズの間に前記変換素子及び前記サンプリングキャパシタを初期状態にリセットするステップと、
    第2フェーズの間に、前記初期状態における前記変換素子の代表値である電位差を前記サンプリングキャパシタ間の電圧に調節するステップと、
    第3フェーズの間に、前記サンプリングキャパシタ間の電圧を維持し、前記変換素子を放射源により放射し、第4フェーズの間に、前記サンプリングキャパシタ間の電位差を前記照射後の前記変換素子の代表値である電圧に調節し、前記変換素子に関する放射線照射の測度として、前記読出しラインに接続される前記サンプリングキャパシタ側での電位の変化増幅器の出力により測定するステップと、
    を含む方法。
  6. 前記第2フェーズ内の第1サブフェーズにおいて、前記変換素子上に第1暗流を記録し、
    続く第2サブフェーズにおいて、前記暗流の記録の後に前記変換素子の基準状態に対応する電位差を前記サンプリングキャパシタ間の電圧に調節し、
    続く第3サブフェーズにおいて、前記変換素子をその初期状態にリセットし、前記サンプリングキャパシタ間の電位差を維持する、
    請求項記載の方法。
  7. 前記第2及び第4フェーズにおいて、前記サンプリングキャパシタ間の前記電位差の調整を前記読出しスイッチング素子のオンにより行い、前記電位差を維持するために前記読出しスイッチング素子をオフする、
    請求項又は記載の方法。
  8. 前記サンプリングキャパシタは、前記サンプリングキャパシタに並列に接続される放電スイッチング素子のオンによりリセットされる、
    請求項乃至のいずれか記載の方法。
  9. 測定及び読出しサイクルは、共通のスイッチングラインを介して共通の複数のセンサ素子について制御される、
    請求項乃至のいずれか記載の方法。
  10. X線画像を形成するように物体を照射するためにX線ビームを放出するためのX線源と、前記X線画像から電気画像信号を生成するためのX線検出器とを含み、前記X線検出器は、請求項1乃至のいずれか記載のセンサを含む、
    ことを特徴とするX線検査装置。
  11. それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する変換素子を含み、行及び列に配列される複数のセンサ素子と、前記変換素子を初期状態にリセットするリセット素子と、ソースが能動負荷、及び前記電気信号を読出すために読出しスイッチング素子を介して他方の側が読出し線に接続されるサンプリングキャパシタの一方の側に接続されるソースフォロワトランジスタとを有するセンサの動作方法であって、
    前記ソースフォロワトランジスタは、1である電圧増幅率を与え、前記サンプリングキャパシタは、電圧の増幅から電荷の増幅への変換を与え、前記読出しラインの終了部で、前記サンプリングキャパシタの読み出し側での電荷の変動を増幅する増幅器が設けられ、
    当該方法は、
    前記変換素子をリセットし、それぞれのピクセルの前記サンプリングキャパシタを既知の電圧に充電するステップと、
    前記センサ素子を放射線に露出して、前記変換素子により前記サンプリングキャパシタの一方の側の電圧を変化させ、前記露出の間に前記読出しスイッチング素子をオフにし、前記サンプリングキャパシタの他方の側に開路を設けて、前記サンプリングキャパシタで一定の電荷を保持するステップと、
    前記読出しスイッチング素子をオンし、行におけるそれぞれのピクセルについて前記サンプリングキャパシタを前記サンプリングキャパシタの一方の側の電圧に充電し、必要とされる電荷量を測定するステップと、
    を含む方法。
  12. それぞれのセンサ素子が入射放射線に依存する電気信号を発生する変換素子を含み、行及び列に配列される複数のセンサ素子と、前記変換素子を初期状態にリセットするリセット素子と、ソースが能動負荷、及び前記電気信号を読出すために読出しスイッチング素子を介して他方の側が読出しラインに接続されるサンプリングキャパシタの一方の側に接続されるソースフォロワトランジスタとを有するセンサの動作方法であって、
    前記ソースフォロワトランジスタは、1である電圧増幅率を与え、前記サンプリングキャパシタは、電圧の増幅から電荷の増幅への変換を与え、前記読出しラインの終了部で、前記サンプリングキャパシタの読み出し側での電荷の変動を増幅する増幅器が設けられ、
    当該方法は、
    前記読出しスイッチング素子をオンして放射線に前記センサ素子を露出し、前記変換素子により、前記サンプリングキャパシタの一方の側の電圧を変化させ、読出しラインが前記サンプリングキャパシタの他方の側を一定の電圧に保持するステップと、
    前記リセット素子をオンし、前記読出しスイッチング素子をオフし、前記照射放射線に関係なく前記変換素子を一定の状態に保持するステップと、
    それぞれの行の前記読出しスイッチング素子を順次オンし、それぞれの行についての前記サンプリングキャパシタ上に記憶される電荷を測定するステップと、
    を備える方法。
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