JP5326906B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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本発明は、燃料を内燃機関に噴射供給する燃料噴射装置に関する。
燃料の噴射を行う際に、ソレノイドの吸引力によりアーマチャを引き上げ、圧力制御室内部の圧力を抜いてニードルの上下の圧力バランスを崩し、ニードルを上方へ引き上げて燃料を噴射する燃料噴射装置が知られている(特許文献1,2)。
この種の燃料噴射装置の一例を図6に示す。
燃料噴射装置1は、インジェクタ本体10と、このインジェクタ本体10内に摺動自在に支持されたニードル6と、ニードル6の閉弁方向(図示下方)の軸力をピストン5を介して可変に制御する圧力制御室7とを備える。
インジェクタ本体10には、高圧に加圧された燃料がコモンレール17から燃料通路11と分岐通路12に供給されており、燃料通路11に供給された高圧燃料は先端のノズル孔3から噴射されるものであり、分岐通路12から圧力制御室7に供給された高圧燃料は、アーマチャ4のシール面部4aがリターンスプリング22の付勢力でオリフィス61の突出した出口に当接してシールすることで圧力制御室7から流出することなく、圧力制御室7内を高圧に保つものである。
ここでニードル6の一端(先端部)は、インジェクタ本体10に設けられた燃料通路11から燃料溜まり34に導かれた高圧の供給燃料により開弁方向(図示上方)の軸力を受ける。一方、分岐通路12からの高圧燃料が入り込んでいる圧力制御室7の圧力及びピストン5とニードル6との間に介在されるスプリング52の付勢力とにより、ニードル6の他端は閉弁方向の軸力を受けてニードル6先端がノズル3を塞いでいる。
燃料の噴射を行うときは、ソレノイド20の吸引力でアーマチャ4を引き上げることで圧力制御室7内の高圧の燃料がオリフィス61を介して回収通路12bに流出し、その結果、ニードル6の開弁方向の軸力がニードル6の閉弁方向の軸力を上回ることでニードル6を上方へ引き上げて、ニードル6がインジェクタ本体10のノズル孔3から離座し、燃料溜まり34とノズル孔3とが連通して燃料噴射を実行する。
燃料の噴射を終了する際には、ソレノイド20による吸引を中止してアーマチャ4をリターンスプリング22の付勢力により下方へ押し下げ、アーマチャ4のシール面部4aでオリフィス61を塞ぐことで、圧力制御室7の高圧燃料がオリフィス61から流出するのが妨げられて圧力制御室7の圧力を回復させ、その結果、圧力制御室7の圧力とスプリング52の付勢力とによるニードル6の閉弁方向の軸力がニードル6の開弁方向の軸力を上回ることでニードル6を下方へ押し下げて、ニードル6がインジェクタ本体10のノズル孔3を塞ぐように着座して、燃料の供給側とノズル孔3の連通が遮断されて、燃料噴射が停止する。
特開2001−115926号公報 特開2008−144663号公報
ところで、近年、燃料噴射装置1からの燃料噴射圧力が高圧化されつつあり、高圧化されるにつれてアーマチャ4とオリフィス61とのシール性の向上が要求される。このため、リターンスプリング22の付勢力を強く設定したり、アーマチャ4のシール面部4aとオリフィス61の突出した出口との面精度を高精度に加工しているが、圧力制御室7からの静的なリークを防止することが困難である。
また静的なリークが発生すると、リークした分、燃料ポンプ18の駆動ロスが生じ、燃料ポンプ18の仕事量が増えることになり、燃料ポンプ18の燃費低減の観点からも静的なリークを防止することが重要となっている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、燃料噴射圧の高圧化によるシール性の悪化を防止するようにした燃料噴射装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、燃料噴射を行う際に、高圧燃料が供給される圧力制御室内部の圧力を抜いてニードルの上下の圧力バランスを崩し、ニードルを上方へ引き上げて燃料を噴射する燃料噴射装置において、前記圧力制御室の一部を形成する固定壁と、前記固定壁に前記圧力制御室内の高圧燃料を流出するために開口された固定オリフィスと、前記固定オリフィスを覆うように前記固定壁に着座して前記圧力制御室内に回転可能に配置された回転板と、前記回転板に前記固定オリフィスと同じ配置を以って開口された可動オリフィスと、前記可動オリフィスを前記固定オリフィスに重合又は離隔するために前記回転板を回転させるアクチュエータと、を備えたことを特徴とする。
また前記回転板に回転軸を介して磁力で吸着される吸着板を設け、前記アクチュエータが前記吸着板に対向して配置された電磁ソレノイドを有するのが好ましい。
また前記固定壁は円板状に形成され、該固定壁の周方向に間隔を隔てて前記固定オリフィスが複数開口され、前記回転板は円板状に形成され、該回転板の周方向に間隔を隔てて前記可動オリフィスが前記固定オリフィスと同位相を以って複数開口されるのが好ましい。
上記構成によれば、電磁ソレノイドによって回転板の可動オリフィスが固定壁の固定オリフィスと重合する位置まで回転板が回転されない限り、可動オリフィスが固定オリフィスに連通することがないので、圧力制御室内部の高圧燃料が流出しない。しかも圧力制御室内部の圧力が上昇すればするほど回転板が固定壁に強く当接してシール性が向上し、圧力制御室からの静的なリークを防止できる。
本発明にかかる燃料噴射装置によれば、燃料噴射圧の高圧化によるシール性の悪化を防止することができる。これにより燃料ポンプの駆動ロスを減らすことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置を示す断面図である。 図2は、図1に示す燃料噴射装置の回転板と吸着板とを備えたアーマチャの断面図である。 図3は、図1に示す燃料噴射装置のアーマチャとソレノイドとの関係を示す斜視図である。 図4は、アーマチャとソレノイドとの関係を概略的に示す平面図である。 図5は、固定壁の固定オリフィスと回転板の可動オリフィスとの関係を示す平面図である。 図6は、従来の燃料噴射装置の一例を示す断面図である。
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
なお、図1〜図5の本実施形態において、図6の従来例で示した部材と同等の機能を有する部材については同一の符号を付して説明する。
図1に示すように燃料噴射装置1は、例えば各気筒毎に燃料噴射を行うコモンレール式燃料噴射装置に用いられるもので、中空円柱状のインジェクタ本体(以下、本体という)10と、本体10上部に取り付けられた電磁式アクチュエータ装置2及び本体10下部に設けられた燃料噴射ノズル3とを備えている。
本体10の内部空間13下部にノズル本体30が固定され、ノズル本体30の中心に大径の貫通孔31と小径の燃料噴射通路32が設けられ、燃料噴射通路32の先端に小径の噴孔33が複数開口されて燃料噴射ノズル3が形成されている。また貫通孔31には、これに対して軸線方向に摺動可能なニードル6が嵌挿されており、ニードル6の先端にテーパ状の受圧部60が形成され、その先端部がノズル本体30に形成されたシート部35に着座するようになっている。
本体10の内部空間13に、ピストン5及びこれと一体のロッド50が軸線方向に摺動可能に嵌挿されている。このロッド50先端の凹部50aとニードル6の凸部61とが嵌合して、ピストン5とニードル6が上下方向に接続した状態で一体に可動し、ピストン5とニードル6によって弁ユニットが構成される。
ノズル本体30には、シート部35及び受圧部60の近傍に燃料溜まり34が形成されている。燃料溜まり34は、本体10及びノズル本体30に形成された燃料通路11によってコネクタ15を介してパイプ15aと連通されている。パイプ15aはコモンレール17と連通されており、したがって燃料溜まり34には、コモンレール17からの高圧燃料がパイプ15a、コネクタ15及び燃料通路11を経由して導入され、導入された高圧燃料は、ニードル6の受圧部60に作用してニードル6に上向きの開弁方向の軸力を与える。
コモンレール17からの高圧燃料は、燃料通路11とは別にコネクタ15で分岐した分岐通路12を介して本体10の内部空間13にも供給されている。なおコモンレール17は、燃料噴射装置1に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器であり、噴射圧に相当するコモンレール圧が蓄圧されるように高圧ポンプ配管18aを介して燃料ポンプ18の燃料吐出口に接続されるとともに、各燃料噴射装置1へ高圧燃料を供給する複数のパイプ15aが接続されている。
ロッド50のニードル6に近い部分には、ピストン5に対して下向きの閉弁方向の軸力を与えるスプリング52が着座するバネ座51が設けられている。このスプリング52は、ロッド50に設けられたバネ座51と本体10の段差部14との間で圧縮配置された圧縮コイルバネであり、スプリング52の復元力によりロッド50を介してピストン5へ閉弁方向の軸力を直接与えるようになっている。
ピストン5の上端には圧力制御室7が形成されている。圧力制御室7は、本体10、ピストン5、固定壁47で囲まれる空間である。この圧力制御室7には、ロッド50及びピストン5に形成された通路12aの一端が連通している。通路12aの他端は本体10の内部空間13に連通しており、内部空間13に供給されている高圧燃料が通路12aを介して圧力制御室7に導入される。このため、圧力制御室7に導入された高圧燃料の圧力がピストン5の上端面に作用して、ピストン5に押し下げる力、即ち下向きの閉弁方向の軸力を発生する。
したがって、通常は、ニードル6には、ピストン5を介して圧力制御室7からの高圧燃料の圧力による閉弁方向の軸力とスプリング52の復元力による閉弁方向の軸力との合力が、燃料溜まり34の高圧燃料の圧力によって受圧部60に作用する開弁方向の軸力を上回っており、ニードル6の先端部はノズル本体30に形成されたシート部35に着座されている。
次に圧力制御室7内部の圧力を抜いてニードル6の上下の圧力バランスを崩す構造について説明する。
圧力制御室7の一部(上面)は、本体10の上部にネジ結合等の手段で固定された固定壁47によって区画形成されている。固定壁47は略円柱状(厚い円板状)に形成された固定ナットであり、外周面にはネジ結合のための雄ネジが形成されている。固定壁47には、図5に示すように小径の孔からなる固定オリフィス48が、固定壁47の周方向に間隔を隔てて複数開口されている。また圧力制御室7内には、固定オリフィス48を覆うように固定壁47に着座して回転板42が回転可能に配置されている。回転板42も円板状に形成され、固定オリフィス48と重合可能な可動オリフィス43が、図5に示すように固定オリフィス48と同じ配置で同位相を以って回転板42の周方向に間隔を隔てて複数開口されている。
回転板42を後述するアクチュエータによって回転させることで、可動オリフィス43が固定オリフィス48と重合又は離隔する。可動オリフィス43が固定オリフィス48と重合すると、可動オリフィス43と固定オリフィス48とが連通して圧力制御室7内の高圧燃料は、可動オリフィス43、固定オリフィス48を通って流出し、圧力制御室7内部の圧力が下がり、ピストン5を押し下げる力、即ち閉弁方向の軸力が低下し、ニードル6の上下の圧力バランスが崩される。
本実施形態では、図1に示すように回転板42に、回転軸41を介して磁力で吸着される吸着板40を設けてアーマチャ4が形成され、アクチュエータとして電磁式アクチュエータ装置2を用いている。すなわち、図2及び図3に示すようにアーマチャ4は、上部の略矩形の吸着板40と下部の回転板42とを回転軸41で結合して構成されている。電磁式アクチュエータ装置2は、本体10上部のケース21に取り付けられ、一対の電磁ソレノイド20、リターンスプリング22、ストッパ23とを備えている。
一対の電磁ソレノイド20は、図3及び図4に示すように、吸着板40を挟んで回転軸41に対して点対称に配置されている。各電磁ソレノイド20の近傍には、一端が吸着板40に当接し、他端がケース21内周面に固定されるリターンスプリング22が配置されている。アーマチャ4の回転止めのストッパ23が、吸着板40と対向する位置でケース21に取り付けられている。
前記した固定壁47は、回転軸41を挿通して吸着板40と回転板42との間に配置されている。また固定壁47上面と吸着板40下面との間に、アーマチャ4を上方へ付勢するスプリング46が介在されて、回転板42が固定壁47の下面に確実に着座されるようにしている。また吸着板40の上面より回転軸41に向けてスリット44が形成され、このスリット44にケース21から突出する固定軸21aが嵌合している。
電磁ソレノイド20に通電されない状態では、吸着板40はリターンスプリング22によって図4で示す時計方向に付勢され、吸着板40がストッパ23に当接した状態となっている。この状態は図5に示すように回転板42の可動オリフィス43が固定壁47の固定オリフィス48から周方向に離隔しており(角度αだけずれている)、可動オリフィス43、固定オリフィス48が連通していない状態である。このため圧力制御室7内は、コモンレール17から分岐通路12、通路12aを経由して導入される高圧燃料で高圧状態を保っている。
一方、電磁ソレノイド20が通電されると、吸着板40は電磁ソレノイド20に吸引されて、リターンスプリング22を押し縮めながら反時計方向に回転する。このとき、回転軸41と共に回転板42も反時計方向に角度αだけ回転し、可動オリフィス43が固定オリフィス48と重合して連通し、圧力制御室7内の高圧燃料は、可動オリフィス43、固定オリフィス48を通って流出し、回収通路12bを経由して図示しない配管を介して燃料タンク19へ戻される。
次に燃料噴射装置1の作動について説明する。
燃料噴射装置1からの燃料噴射は、例えばコントローラ(図示せず)からのパルス信号によって制御される。コントローラからパルス信号が出力されないと、電磁ソレノイド20が通電されず、図4、図5に示すように吸着板40がリターンスプリング22の付勢力によってストッパ23に当接して可動オリフィス43が固定オリフィス48から周方向に離隔しており、圧力制御室7にはコモンレール17からの高圧燃料が満たされている。このため、ピストン5の背面に作用する圧力制御室7からの高圧燃料の圧力による閉弁方向の軸力とスプリング52の復元力による閉弁方向の軸力との合力が、燃料溜まり34の高圧燃料の圧力によって受圧部60に作用する開弁方向の軸力を上回るため、ニードル6の先端部がノズル本体30のシート部35に着座されたままでニードル6はリフトせず、燃料噴射装置1から燃料は噴射されない。このとき、圧力制御室7内の高圧燃料が回転板42を固定壁47へ押し付けるように作用するので、圧力制御室7内から高圧燃料がリークすることはない。しかも圧力制御室7内の圧力が上昇すればするほど回転板42が固定壁47に強く当接してシール性が向上し、圧力制御室7からの静的なリークを防止できる。
一方、コントローラからパルス信号が出力されると、電磁ソレノイド20が通電され、吸着板40は電磁ソレノイド20に吸引されて、リターンスプリング22を押し縮めながら図4において反時計方向に回転する。したがって回転軸41を介して回転板42が図4、図5において反時計方向に角度αだけ回転し、可動オリフィス43が固定オリフィス48に重合して圧力制御室7内の高圧燃料が可動オリフィス43、固定オリフィス48から流出される。これによって圧力制御室7の圧力が低下して、ピストン5を押し下げる力(閉弁方向の軸力)が低下する。閉弁方向の軸力の低下によりニードル6の上下の圧力バランスが崩され、ニードル6に加わる開弁方向の軸力が、ピストン5に加わる閉弁方向の軸力(圧力制御室7の圧力とスプリング52の付勢力の合力)より勝る状態になるので、ニードル6が上昇して噴孔33が開かれ、燃料の噴射が開始される。
その後、電磁ソレノイド20がOFFされると、再び吸着板40がリターンスプリング22の付勢力によってストッパ23に当接するまで図4、図5において時計方向に角度αだけ回転し、可動オリフィス43が固定オリフィス48から周方向に離隔し、固定オリフィス48との連通を遮断する。そのため、再び圧力制御室7の燃料圧力が上昇して同様にニードル6が下降を開始し、ニードル6の先端部がシート部35に着座して噴孔33が閉じられることで噴射が終了する。
なお、本実施形態では、回転板42を回転させるアクチュエータとして電磁ソレノイド20について説明したが、これに限定されることなくモーターやシリンダ装置等を用いるものでもよい。またアクチュエータからの回転力を歯車等の伝達機構を介して回転板42に伝えるようにしてもよい。
このように本発明によれば、従来スプリングの力で押し付けてシールしていた構造を、圧力制御室7内に充満する油圧の力でシールできる構造にしたものである。すなわちアクチュエータによってアーマチャ4に回転方向の力がかかる構造にして、回転板42の可動オリフィス43が固定壁47の固定オリフィス48に対して周方向に重合又は離隔可能にし、無噴射時は可動オリフィス43が固定オリフィス48から離隔することで可動オリフィス43と固定オリフィス48との連通を遮断し、圧力制御室7から高圧燃料が流出することがない。しかも圧力制御室7内の高圧燃料が回転板42を固定壁47へ押し付けるように作用するので、圧力制御室7内の圧力が上昇すればする程、回転板42が固定壁47に強く当接してシール性が向上し、圧力制御室7からの静的なリークを防止できる。したがって噴射圧力を高圧化したときのリーク量を低減することができる。
1 燃料噴射装置
2 電磁アクチュエータ装置
3 燃料噴射ノズル
4 アーマチャ
5 ピストン
6 ニードル
7 圧力制御室
10 インジェクタ本体
11 燃料通路
12 分岐通路
12a 通路
12b 回収通路
20 電磁ソレノイド
22 リターンスプリング
23 ストッパ
30 ノズル本体
31 貫通孔
32 燃料噴射通路
33 噴孔
34 燃料溜まり
40 吸着板
41 回転軸
42 回転板
43 可動オリフィス
47 固定壁
48 固定オリフィス
50 ロッド
51 バネ座
52 スプリング

Claims (3)

  1. 燃料噴射を行う際に、高圧燃料が供給される圧力制御室内部の圧力を抜いてニードルの上下の圧力バランスを崩し、ニードルを上方へ引き上げて燃料を噴射する燃料噴射装置において、
    前記圧力制御室の一部を形成する固定壁と、
    該固定壁に前記圧力制御室内の高圧燃料を流出するために開口された固定オリフィスと、
    該固定オリフィスを覆うように前記固定壁に着座して前記圧力制御室内に回転可能に配置された回転板と、
    該回転板に前記固定オリフィスと同じ配置を以って開口された可動オリフィスと、
    該可動オリフィスを前記固定オリフィスに重合又は離隔するために前記回転板を回転させるアクチュエータと、
    を備えたことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記回転板に回転軸を介して磁力で吸着される吸着板を設け、前記アクチュエータが前記吸着板に対向して配置された電磁ソレノイドを有する請求項1記載の燃料噴射装置。
  3. 前記固定壁は円板状に形成され、該固定壁の周方向に間隔を隔てて前記固定オリフィスが複数開口され、
    前記回転板は円板状に形成され、該回転板の周方向に間隔を隔てて前記可動オリフィスが前記固定オリフィスと同位相を以って複数開口された請求項1又は請求項2記載の燃料噴射装置。
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