JP5326587B2 - ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、スラストころ軸受、特にステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受に関する。
操舵輪に舵角を付与する為の操舵装置として特許文献1に記載の操舵装置は、図8に示すように、ステアリングホイール120の動きをステアリングシャフト121を介してステアリングギヤに伝達し、左右の操舵輪122に舵角を付与するようにしている。上記ステアリングホイール120と運転席との位置関係は、運転者の体格や運転姿勢により変化する為、良好な運転姿勢を実現する為には、運転席の前後位置調節装置に加えて、ステアリングホイール120の位置を調節する為の装置が必要になる。このような調節装置として、チルト式ステアリング装置、テレスコピックステアリング装置、チルト・テレスコピックステアリング装置等の上下位置調節装置が広く使用されている。
位置調整装置としては、図9に部分的に示すように、車体に固定された固定ブラケット131と、内側に不図示のステアリングシャフトが回転自在に挿通するステアリングコラム132と、ステアリングコラム132に取り付けられて固定ブラケット131に摺動可能に保持されるディスタンスブラケット133と、固定ブラケット131とディスタンスブラケット133との摺動をロック及びアンロックする締付装置134とを備える位置調整装置135が知られている。この締付装置134は、回転体を備えたベースユニット141と、ベースユニット141に連結されたレバー142と、軸方向の締付力が作用するスラストころ軸受143とを備え、レバー142の回動によりベースユニット141が部分的に軸方向に変位することにより、軸方向の締付力が開放され固定ブラケット131に対しディスタンスブラケット133が摺動可能に構成されている。
一般的にスラストころ軸受は、図10に示すスラストころ軸受150のように、軸方向に互いに対向する一対の軌道輪152、153の軌道面152a、153a間に複数のころ156が周方向に転動可能に配設され、軌道輪152、153に設けられた軌道面152a、153aが平坦面で構成されている。この構成により、ころ156と一方の軌道輪153を示す図11のように、アキシャル荷重をころ156全体で均一に受けることができ、回転トルクを低減することができる。
特開2008−132839号公報
ここで、通常の機械装置等で使用されるスラストころ軸受は抵抗となる回転トルクを低減させることが望ましいが、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置に組み込まれるスラストころ軸受においては、ある程度の回転トルクが要求される。すなわち、レバーの解除トルクが小さすぎては、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置に使用することができないという問題があった。
本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、適切な回転トルクを得られるステアリングホイールの位置調整装置の締付装置スラストころ軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 軸方向に互いに対向する一対の軌道輪の軌道面間に複数のころが周方向に転動可能に配設された、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受であって、
前記一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道輪の軌道面には、前記ころのPCDに対応する位置に凹溝が設けられ、その軌道面と反対側の面は平坦面である、
ことを特徴とするステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受。
(2) 軸方向に互いに対向する一対の軌道輪の軌道面間に複数のころが周方向に転動可能に配設された、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受であって、
前記一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道輪の軌道面には、前記ころのPCDに対応する位置に凹溝が設けられ、その軌道面と反対側の面には前記凹溝に沿う凸部が形成されることにより、この軌道輪は一様厚さを有し、アキシャル荷重に応じて凸部が軸方向にたわむことにより軌道面ところの接触面積が変化する、
ことを特徴とするステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受。
(3) 前記一対の軌道輪の前記軌道面間には径方向に複列に前記ころが配設され、
前記一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道輪の軌道面には、前記各々のころのPCDに対応する位置に各々凹溝が設けられる、
ことを特徴とする(1)又は(2)に記載のステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受。
本発明のステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受によれば、一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道面には、ころのPCDに対応する位置に凹溝が設けられるため、ころのPCDから離れたころの両端でアキシャル荷重を受けることになり、スラストころ軸受の回転に伴う回転トルクを増加させることができる。これにより、レバーの解除にある程度の回転トルクが作用し、運転者は運転席の前後位置調節に加えてステアリングホイールの位置を調節し快適な運転姿勢で運転することができる。
(a)は本発明の第1実施形態に係るスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 図1のスラストころ軸受にアキシャル荷重が作用した状態を簡略的に示した模式図である。 (a)は本発明の第1実施形態の第1変形例に係るスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 (a)は本発明の第1実施形態の第2変形例に係るスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 (a)は本発明の第1実施形態の第3変形例に係るスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 (a)は本発明の第2実施形態の変形例に係るスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 車両に搭載した操舵装置の一例を示す図である。 操舵装置の締付装置を示す図である。 (a)は従来のスラストころ軸受の断面図であり、(b)は(a)の軌道輪の部分斜視図である。 図10のスラストころ軸受にアキシャル荷重が作用した状態を簡略的に示した模式図である。
以下、本発明に係るスラストころ軸受の各実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
本実施形態に係るスラストころ軸受は、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置の構成部品の如く、大きなスラスト荷重を受けつつ相対回転する部材間に組み込まれるスラストころ軸受であり、スラストころ軸受1は、図1に示すように、軸方向に互いに対向する一対の軌道輪2、3と、周方向に所定の間隔で形成された複数のポケット4を備える保持器5と、保持器5のポケット4にそれぞれ配設された単列の円筒ころ6(ころ)と、を備える。一対の軌道輪2、3のうち一方の軌道輪が固定輪となり、他方の軌道輪が回転輪となっており、それぞれ軸方向に対向する側に軌道面2a、3aが設けられている。そして、一対の軌道輪2、3の軌道面2a、3a間に複数の円筒ころ6が保持器5のポケット4に保持された状態で周方向に転動可能に配設されている。
軌道輪2、3には、円筒ころ6のPCDに対応する位置に凹溝2b、3bが設けられている。ここで、凹溝2b、3bの深さをd、径方向長さをhとすると、図1に記載の軌道輪2、3においては、d=hの半円形断面を有する凹溝2b、3bが構成されている。なお、凹溝2b、3bの深さdと径方向長さhの関係はこれに限定されず、少なくともアキシャル荷重に耐えうる深さに設定されるとともに、円筒ころ6の径方向長さよりも短い溝幅を有し、凹溝2b、3bと軌道面2a、3aとのエッジが円筒ころ6と接するように設定されていればよい。例えば、d=0.015〜0.5mm、h=0.5〜15mmに設定する。
以上説明したように、本実施形態のスラストころ軸受1によれば、軌道輪2、3の軌道面2a、3aに円筒ころ6のPCDに対応する位置に凹溝2b、3bが設けられるため、アキシャル荷重は、図2に示すように、円筒ころ6のPCDから離れた円筒ころ6の両端に作用し、円筒ころ6の両端でアキシャル荷重を受けることになる。これにより、凹溝2b、3bと軌道面2a、3aとのエッジが円筒ころ6と接するため、円筒ころ6にはエッジロードが作用し、結果として回転トルクが増加する。従って、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置に使用した場合、レバーの解除にある程度の回転トルクを作用させることができる。なお、図2は一方の軌道輪3と円筒ころ6のみを示し、保持器5と他方の軌道輪2については簡略化のため省略して示している。
また、軌道輪2、3の凹溝2b、3bが形成された面と反対側の面は平坦面で構成されているので、締付装置への組み付け性に優れている。
次に第1実施形態のスラストころ軸受1の変形例について説明する。
第1実施形態のスラストころ軸受1は凹溝2b、3bをd=hの半円形断面としたが、図3(a)及び(b)に示す第1変形例のスラストころ軸受1Aは、凹溝2b、3bがd<hの横長の半円形断面となっている。これにより、軌道面2a、3aと円筒ころ6との接触面積が小さくなり第1実施形態のスラストころ軸受1と比べると回転トルクを大きくすることができる。
また、図4(a)及び(b)に示す第2変形例のスラストころ軸受1Bは、軌道輪2、3が一様厚さを有し、軌道輪2、3には凹溝2b、3bに沿う凸部2c、3cが、凹溝2b、3bが形成された面と反対側の面に形成される。このスラストころ軸受1Bは、アキシャル荷重を受けた場合、凸部2c、3cが軸方向に撓みアキシャル荷重に応じて円筒ころ6との接触面積が変化する。つまり、大きなアキシャル荷重を受けている状態においては凸部2c、3cが軸方向に撓み接触面積が大きくなるため回転トルクは小さくなる。従って、凹溝2b、3bの深さを調整することで、アキシャル荷重と回転トルクの関係を調整することができる。なお、第1変形例のスラストころ軸受1Aと同じ寸法の第2変形例のスラストころ軸受1Bを比較すると、凸部2c、3cの撓みの分だけ第2変形例のスラストころ軸受1Bの回転トルクが小さくなる。
また、図5(a)及び(b)に示す第3変形例のスラストころ軸受1Cは、第2変形例のスラストころ軸受1Bにおける凹溝2b、3bよりも凹溝2b、3bの深さDを大きくしたものである。これにより、より凸部2c、3cの撓みが大きくなり、より大きなアキシャル荷重に対してもアキシャル荷重と回転トルクの関係の調整を行うことができる。
<第2実施形態>
次に図6(a)及び(b)を参照して第2実施形態のスラストころ軸受について説明する。
第2実施形態のスラストころ軸受10は、軸方向に互いに対向する一対の軌道輪12、13と、周方向に所定の間隔で形成された複数のポケット14を備える保持器15と、保持器15のポケット14に配設された複列の円筒ころ16、16(ころ)と、を備える。一対の軌道輪12、13のうち一方の軌道輪が固定輪となり、他方の軌道輪が回転輪となっており、それぞれ軸方向に対向する側に軌道面12a、13aが設けられている。そして、一対の軌道輪12、13の軌道面12a、13a間に複数の円筒ころ16が保持器15のポケット14に保持された状態で周方向に転動可能に配設されている。
軌道輪12、13には、円筒ころ16、16のPCDに対応する位置に複列の凹溝12b,12b、13b,13bが設けられている。ここで、凹溝12b、13bの深さをd、径方向長さをhとすると、図1に記載の軌道輪12、13においては、d=hの半円形断面を有する凹溝12b,12b、13b,13bが設けられている。なお、凹溝12b、13bの深さや厚さは第1実施形態と同様に適宜変更することができる。
このように構成された本実施形態のスラストころ軸受10によれば、軌道輪12、13の軌道面12a、13aに円筒ころ16、16のPCDに対応する位置に凹溝12b,12b、13b,13bが設けられるため、アキシャル荷重は、円筒ころ16、16のPCDから離れた円筒ころ16、16の両端に作用し、円筒ころ16、16の両端でアキシャル荷重を受けることになる。凹溝12b、13bと軌道面12a、13aとのエッジが円筒ころ16と接するため、円筒ころ16、16にはエッジロードが作用し、結果として回転トルクが増加する。従って、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置に使用した場合、レバーの解除にある程度の回転トルクを作用させることができる。
次に第2実施形態のスラストころ軸受10の変形例について説明する。
図7(a)及び(b)に示す第2変形例のスラストころ軸受10Aは、軌道輪12、13が一様厚さを有し、軌道輪12、13には凹溝12b,12b、13b,13bに沿う凸部12c,12c、13c,13cが、軌道面12a、13aが形成された面と反対側の面に形成される。このスラストころ軸受10Aは、アキシャル荷重を受けた場合、凸部12c,12c、13c,13cが軸方向に撓みアキシャル荷重に応じて円筒ころ16との接触面積が変化する。つまり、大きなアキシャル荷重を受けている状態においては接触面積が大きいため回転トルクは小さくなり、一方、小さなアキシャル荷重を受けている状態においては接触面積が大きくなり回転トルクは大きくなる。従って、凹溝12b,12b、13b,13bの深さを調整することで、アキシャル荷重と回転トルクの関係を調整することができる。
次に、本発明に係るスラストころ軸受の実施例について説明する。
本発明に係るスラストころ軸受として、外径:19mm、内径:8mm、幅:4mm、 ころ長:3.5mmの図3に示すスラストころ軸受1Aを用いてレバー解除に伴う回転トルクを測定し、結果を表1にまとめた。このスラストころ軸受1Aには、一対の軌道輪の軌道面にそれぞれd=約0.020mm、h=約3mmの凹溝を設けた。そして、比較例としては、同一形状で凹溝が設けられていない図10に示す従来のスラストころ軸受を用いた。
Figure 0005326587
以上の結果より、凹溝を設けた本発明のスラストころ軸受は、凹溝を設けていない従来のスラストころ軸受に比べて、回転トルクが約1.5倍となり、凹溝を設けることにより回転トルクが増大することがわかった。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態においては一対の軌道輪の両方に凹溝を設けたがこれに限定されず少なくとも一方の軌道輪に凹溝を設けることで、回転トルクを増加させることができ、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置に使用することができる。
1、1A、1B、1C、10、10A スラストころ軸受
2、3、12、13 軌道輪
2a、3a、12a、13a 軌道面
2b、3b、12b、13b 凹溝
6、16 円筒ころ(ころ)

Claims (3)

  1. 軸方向に互いに対向する一対の軌道輪の軌道面間に複数のころが周方向に転動可能に配設された、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受であって、
    前記一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道輪の軌道面には、前記ころのPCDに対応する位置に凹溝が設けられ、その軌道面と反対側の面は平坦面である、
    ことを特徴とするステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受。
  2. 軸方向に互いに対向する一対の軌道輪の軌道面間に複数のころが周方向に転動可能に配設された、ステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受であって、
    前記一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道輪の軌道面には、前記ころのPCDに対応する位置に凹溝が設けられ、その軌道面と反対側の面には前記凹溝に沿う凸部が形成されることにより、この軌道輪は一様厚さを有し、アキシャル荷重に応じて凸部が軸方向にたわむことにより軌道面ところの接触面積が変化する、
    ことを特徴とするステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受。
  3. 前記一対の軌道輪の前記軌道面間には径方向に複列に前記ころが配設され、
    前記一対の軌道輪の少なくとも一方の軌道輪の軌道面には、前記各々のころのPCDに対応する位置に各々凹溝が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリングホイールの位置調整装置の締付装置用スラストころ軸受。
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