JP5323539B2 - 農作物の収穫部位の収量向上剤 - Google Patents

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Description

本発明は農作物の収穫部位の収量を増加させる収量向上剤に関する。
農作物の収量向上方法としては、トリアコンタノールをイネの分けつ期に処理する方法(非特許文献1)、さらにカルプロパミドをマメ類の種子に浸漬処理する方法(特許文献1)等がある。
しかしながら、上記による収量向上手法は、上記有効成分の化学的特性を勘案した施用量の制限や管理、農作物の収量を安定して増加させるにあたり、施用条件の厳密な設定や他成分との併用の必要がある。
一方、5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩は、光合成活性の向上、CO2吸収能力向上、呼吸抑制作用、クロロフィル含量向上作用、さらに優れた成長促進作用を示し、その結果発根促進、倒伏防止、収量向上、耐寒性向上、鮮度保持、緑色向上、緑色保持、健苗育成、器官の成長促進、分けつ数の増加、生育に要する期間の短縮、薬害軽減や挿し木等における活着向上効果に優れている(特許文献2)ことが知られている。
また、ジベレリン生合成阻害剤であるウニコナゾールPをテンサイ幼苗に処理した後に、5−アミノレブリン酸、その誘導体又はその塩を処理することにより、テンサイ苗の健全な生育を行えることが報告されている(非特許文献2)。これはテンサイ苗に対して徒長防止に用いるウニコナゾールPの効果が持続し、その乾燥重量が減少するという生育停滞が起こる問題を、ウニコナゾールP処理15日後に5−アミノレブリン酸を処理することで5−アミノレブリン酸の成長促進効果で乾燥重量を高め、健全な生育に戻すことにより解決する技術である。
特開2001−247417号公報 特開平4−338305号公報
植物の化学調節,28(1),79,(1993) 植物化学調節学会要旨集No.38 p.71
農作物の収穫は、苗の生育条件と、収穫部位(種、実、胚軸、茎、根)の肥大条件の掛け合わせにより決定される。例をあげると、苗の生育条件として植物が本来持つ力を100%とした時の90%、収穫部位の肥大条件が90%の条件であった場合、収穫量は90%×90%の81%となる。5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩と、ジベレリン生合成阻害剤により徒長抑制を行った場合、苗が徒長するような悪い生育条件においても平年通りの苗の生育条件にする効果がある。例えば平年の苗の生育条件が90%であるのに対し、徒長により苗の生育条件が80%に低下するのを、90%に戻す効果である。苗の徒長防止方法としては、ジベレリン生合成阻害剤や根圏にストレスを与える塩締め処理などがあるが、徒長を防止した苗は徒長をしていない通常の収穫量と同等になる。例えば、収穫対象物の肥大条件が平年90%とすると、徒長防止は収穫対象物の肥大条件に影響を与えず、90%を維持する。
すなわち、前記非特許文献2のような徒長防止及び健苗育成は、苗の生育条件を回復及び向上させるが、同じ苗の条件で比較すると収穫部位の収量には影響を与えない。
従って、農作物の収穫部位の収量を向上させる手段の開発が望まれている。
そこで、本発明者は、農作物の収穫部位の収量を向上させる手段を開発すべく検討したところ、伸長を抑制するジベレリン生合成阻害剤と、成長促進効果のある5−アミノレブリン酸、その誘導体又はその塩とを、種、実、胚軸、茎、根等の各植物特有の収穫部位の肥大が起こる時期に施用することにより、該収穫部位の肥大条件を高めることができ、収量が増加することを見出した。
すなわち、本発明は、下記一般式(1)
21NCH2COCH2CH2COR3 (1)
(式中、R1及びR2は各々独立に、水素原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基又はアラルキル基を示し;R3はヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基又はアミノ基を示す。)で表される5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤とを組み合せてなり、農作物の収穫部位が肥大化してくる時期に施用するためのものであることを特徴とする、農作物における種、実、胚軸、根及び茎から選ばれる収穫部位の収量向上剤を提供するものである。
また、本発明は、前記式(1)で表される5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤とを、農作物の収穫部位が肥大化してくる時期に施用することを特徴とする、農作物における種、実、胚軸、根及び茎から選ばれる収穫部位の収量向上方法を提供するものである。
本発明によれば、農作物の収穫部位が肥大化してくる時期に施用することにより、種、実、胚軸、根及び茎から選ばれる、必要部位の収量を顕著に向上させることができる。
本発明の収量向上剤における有効成分の1つは、5−アミノレブリン酸、その誘導体(前記一般式(1))又はそれらの塩である。
一般式(1)中、R1及びR2で示されるアルキル基としては、炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましく、より好ましくは炭素数1〜18のアルキル基、特に炭素数1〜6のアルキル基が好ましい。炭素数1〜6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基等が挙げられる。アシル基としては、炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖のアルカノイル基、アルケニルカルボニル基又はアロイル基が好ましく、特に炭素数1〜6のアルカノイル基が好ましい。当該アシル基としては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基等が挙げられる。アルコキシカルボニル基としては、総炭素数2〜13のアルコキシカルボニル基が好ましく、特に炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基が好ましい。当該アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基等が挙げられる。アリール基としては、炭素数6〜16のアリール基が好ましく、例えば、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。アラルキル基としては、炭素数6〜16のアリール基と上記炭素数1〜6のアルキル基とからなる基が好ましく、例えば、ベンジル基等が挙げられる。
3で示されるアルコキシ基としては、炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基が好ましく、より好ましくは炭素数1〜16のアルコキシ基、特に炭素数1〜12のアルコキシ基が好ましい。当該アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基等が挙げられる。アシルオキシ基としては、炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖のアルカノイルオキシ基が好ましく、特に炭素数1〜6のアルカノイルオキシ基が好ましい。当該アシルオキシ基としては、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基等が挙げられる。アルコキシカルボニルオキシ基としては、総炭素数2〜13のアルコキシカルボニルオキシ基が好ましく、特に総炭素数2〜7のアルコキシカルボニルオキシ基が好ましい。当該アルコキシカルボニルオキシ基としては、メトキシカルボニルオキシ基、エトキシカルボニルオキシ基、n−プロポキシカルボニルオキシ基、イソプロポキシカルボニルオキシ基等が挙げられる。アリールオキシ基としては、炭素数6〜16のアリールオキシ基が好ましく、例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等が挙げられる。アラルキルオキシ基としては、前記アラルキル基を有するものが好ましく、例えば、ベンジルオキシ基等が挙げられる。
一般式(1)中、R1及びR2としては水素原子が好ましい。R3としてはヒドロキシ基、アルコキシ基又はアラルキルオキシ基が好ましく、より好ましくはヒドロキシ基又は炭素数1〜12のアルコキシ基、特にメトキシ基又はヘキシルオキシ基が好ましい。
5−アミノレブリン酸誘導体としては、5−アミノレブリン酸メチルエステル、5−アミノレブリン酸エチルエステル、5−アミノレブリン酸プロピルエステル、5−アミノレブリン酸ブチルエステル、5−アミノレブリン酸ペンチルエステル、5−アミノレブリン酸ヘキシルエステル等が挙げられ、特に5−アミノレブリン酸メチルエステル又は5−アミノレブリン酸ヘキシルエステルが好ましい。
5−アミノレブリン酸及びその誘導体の塩としては、例えば塩酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、スルホン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、吉草酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩等の酸付加塩及びナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等の金属塩が挙げられる。このうち、塩酸塩、リン酸塩、硝酸塩、スルホン酸塩が好ましく、特に塩酸塩、リン酸塩が好ましい。5−アミノレブリン酸とその塩はそれぞれ単独でも、これらの2種以上を混合して用いることもできる。
5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩は、化学合成、微生物による生産、酵素による生産のいずれの方法によっても製造することができる。その生産物は、作物に対して有害な物質を含まない限り分離精製することなく、そのまま用いることができる。また、有害な物質を含む場合は、その有害物質を適宜、有害とされないレベルまで除去した後、用いることができる。
また、本発明の収量向上剤における有効成分の1つであるジベレリン生合成阻害剤としては、イナベンフィド(4’−クロロ−2’−(α−ヒドロキシベンジル)イソニコチンアニリド)、ウニコナゾールP((E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ−1−エン−3−オール)、トリネキサパックエチル(エチル=4−シクロプロピル−α−ヒドロキシメチレン)−3,5−ジオキソシクロヘキサンカルボキシラート)、パクロブトラゾール((2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール)、プロヘキサジオンカルシウム塩(カルシウム 3−オキシド−5−オキソ−4−プロピオニル−3−シクロヘキセンカルボキシラート)、フルルプリミドール(2−メチル−ピリミジン−5−イル−1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロパン−1−オール、アンシミドール(α−シクロプロピル−α(4−メトキシフェニル)−5−ピリミジンメタノール)、クロルメコート(2−クロロエチルトリメチルアンモニウム=クロリド)、ダミノジット(N−(ジメチルアミノ)スクシンアミド酸)が挙げられ、好ましくはイナベンフィド、ウニコナゾールP、トリネキサパックエチル、パクロブトラゾール、プロヘキサジオンカルシウム塩、フルルプリミドールであり、特に好ましくはウニコナゾールP、プロヘキサジオンカルシウム塩である。
本発明の収量向上剤は、5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤とを組み合せて用いればよいが、これら以外に、植物成長調節剤、糖類、アミノ酸、有機酸、アルコール、ビタミン、ミネラル等を併用することができる。ここで用いられる植物成長調節剤としては、例えば、エピブラシノライド等のブラシノライド類、塩化コリン、硝酸コリン等のコリン剤、インドール酪酸、インドール酢酸、エチクロゼート剤、1−ナフチルアセトアミド剤、イソプロチオラン剤、ニコチン酸アミド剤、ヒドロキシイソキサゾール剤、過酸化カルシウム剤、ベンジルアミノプリン剤、メタスルホカンブ剤、オキシエチレンドコサノール剤、エテホン剤、クロキンホナック剤、ジベレリン、ストレプトマイシン剤、ダミノジット剤、ベンジルアミノプリン剤、4−CPA剤、アンシミドール剤、イナペンフィド剤、ウニコナゾール剤、クロルメコート剤、ジケグラック剤、メフルイジド剤、炭酸カルシウム剤、ピペロニルブトキシド剤等を挙げることができる。
糖類としては、例えばグルコース、シュクロース、キシリトール、ソルビトール、ガラクトース、キシロース、マンノース、アラビノース、マジュロース、スクロース、リボース、ラムノース、フラクトース、マルトース、ラクトース、マルトトリオース等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えばアスパラギン、グルタミン、ヒスチジン、チロシン、グリシン、アルギニン、アラニン、トリプトファン、メチオニン、バリン、プロリン、ロイシン、リジン、イソロイシン等を挙げることができる。
有機酸としては、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、シュウ酸、フタル酸、安息香酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、マロン酸、リンゴ酸、コハク酸、グリコール酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、マレイン酸、カプロン酸、カプリル酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ピルビン酸、α−ケトグルタル酸、レブリン酸等を挙げることができる。
アルコールとしては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、グリセロール等が挙げられる。
ビタミンとしては、例えばニコチン酸アミド、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンB5、ビタミンC、ビタミンB13、ビタミンB1、ビタミンB3、ビタミンB2、ビタミンK3、ビタミンA、ビタミンD2、ビタミンD3、ビタミンK1、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、σ−トコフェロール、p−ヒドロキシ安息香酸、ビオチン、葉酸、ニコチン酸、パントテン酸、α−リポニック酸等を挙げることができる。
ミネラルとしては、例えばチッソ、リン、カリウム、カルシウム、ホウ素、マンガン、マグネシウム、亜鉛、銅、鉄、モリブデン、マグネシウム等を挙げることができる。
本発明の収量向上剤の適用対象となる植物(農作物)としては、特に限定されないが、好ましくはイネ科、アブラナ科、キク科、セリ科、ナス科、ウリ科、アカザ科、バラ科、ユリ科、アオイ科であり、より好ましくは、イネ科、アブラナ科、キク科であり、種、実、胚軸、茎、根が肥大する農作物である。
イネ科としては、イネ、コムギ、オオムギ、トウモロコシ、モロコシなどが挙げられ、アブラナ科としては、ダイコン、ハツカダイコン、カブなどが挙げられ、キク科としてはヒマワリ、ゴボウが挙げられ、セリ科としては、ニンジンが挙げられ、ナス科としては、ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモ、トウガラシなどが挙げられ、ウリ科としては、キュウリ、カボチャ、スイカ、メロンなどが挙げられ、アカザ科としてはテンサイが挙げられ、バラ科としてはイチゴが挙げられ、ユリ科としてはタマネギが挙げられ、アオイ科としては、オクラ、ワタなどが挙げられる。
最も好ましくはイネ、オオムギ、ハツカダイコン、ヒマワリである。
本発明の収量向上剤における収量向上の対象は、農作物の収穫部位であり、具体的には種、実、胚軸、根又は茎である。当該収穫部位は対象となる農作物によって異なる。
本発明の収量向上剤の農作物への施用時期としては、対象となる農作物の収穫部位が肥大してくる時期に施用するのが好ましく、より好ましくは栄養成長から生殖成長に切り替わる開花あるいは出穂の14日間前後、あるいは収穫対象部位肥大の3日前から肥大完了までの時期であり、さらに好ましくは栄養成長から生殖成長に切り替わる開花、出穂の10日間前後、あるいは収穫対象部位肥大開始時から14日間までの時期であるが、各農作物によって異なり、これに限定されない。
具体的に例を挙げると、イネにおいては、出穂の14日間前後が好ましく、さらに好ましくは出穂開始日からその7日後までが好ましい。
オオムギにおいては、出穂の14日間前後が好ましく、さらに好ましくは出穂開始の7日前から出穂開始までが好ましい。
ハツカダイコンにおいては、胚軸肥大開始3日前から肥大完了前までが好ましく、さらに好ましくは胚軸肥大開始日からその14日後までが好ましい。
ヒマワリにおいては、開花の14日前後が好ましく、さらに好ましくは開花日からその10日後までが好ましい。
本発明の収量向上剤は、農作物の根、茎葉又は周囲の土壌、水に投与することにより使用される。投与時の形態は、固体であってもよく、水溶液であってもよい。具体的には、茎葉処理用(茎葉処理剤)として使用してもよいし、土壌処理用(土壌処理剤)として使用してもよい。また、植物を植えつけたり、挿し木等する前に吸収させたりしてもよい。さらに、水耕栽培時に水中に添加しておいてもよい。
本発明の収量向上剤の有効成分である、5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤とは、5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩100重量部に対して、ジベレリン生合成阻害剤が、10〜50000重量部であればよく、好ましくは、50〜10000重量部、特に好ましくは、100〜5000重量部であるが、用いるジベレリン生合成阻害剤により、その重量比は異なる。
具体的には、収量向上剤の農作物への投与においては、5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩基準で、10アール当たり0.1〜10000mg、特に好ましくは1〜2000mg、さらに好ましくは1〜1000mg用いるのが好ましいが、ジベレリン生合成阻害剤としての、ウニコナゾールPの処理量としては10アール当たり0.1〜10gが好ましく、さらに好ましくは0.2〜1gであり、プロヘキサジオンカルシウム塩の処理量としては10アール当たり0.1〜20gが好ましく、さらに好ましくは0.2〜10gである。上記範囲の処理量になるよう調整した剤を10アール当たり10〜1000Lさらに好ましくは20〜300L処理するのが好ましい。
茎葉処理剤として使用する場合は、展着剤の種類及び使用量については、特に制限されない。
本発明収量向上剤の有効成分である5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤は、それぞれ同時に処理を行うこともできるし、それぞれの異なる時期に処理を行っても構わない。
本発明収量向上剤の有効成分である5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤との2成分は、同時に処理することが好ましいが、それぞれを異なる時期に処理を行う場合、先に1成分の処理を行ってから、14日以内に残りの1成分を処理するのが好ましく、10日以内の残りの1成分を処理するのがさらに好ましい。また、農作物の生育中に5−アミノレブリン酸の処理を行う回数には制限がなく、7〜14日毎に数回処理を行うことができる。よって、農作物によって生育期間が異なるため、生育が長期になる農作物では、多数回処理を行うことができる。
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、これらは単に例示の目的で掲げられるものであって、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕籾の収量向上効果
イネ(品種:コシヒカリ)種籾に対し、70%エタノールで殺菌し、塩水洗により比重1.13よりも重い籾を選別した。1晩30℃吸水、1晩芽出しを行った後、育苗箱に播種した(4/11)。15L用のポリバケツ(1/17500×10a)に黒ボク土を一定量入れ、基肥として化成肥料をN−P−K=5−5−5kg/10aを混ぜ、水深3cmで水を張り、育苗した苗を1バケツ当たり3株植えた(5/15)。出穂(8/11)から3日後、ジベレリン生合成阻害剤としてプロヘキサジオンカルシウム塩を0.4g.a.i/10a(100L/10a)で処理を行った(8/14)。また、5−アミノレブリン酸(ALA)塩酸塩を0.1g.a.i/10a(100L/10a)を3回、茎葉処理した(8/14、8/30、9/10)。1試験区につきバケツ4個を用い、場所の影響が出ないようランダムに設置した。収穫(9/21)後、1株当たり穂数、1穂当たり籾数、登熟歩合(比重1.06以上の籾数/総籾数×100)、千粒重を測定し、それぞれを掛け合わせることで1株当たりの籾の収量を求めた。結果を表1に示す。
Figure 0005323539
表1に示した通り、5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせることで、イネ1株当たりの籾の収量が向上することが分かった。
〔実施例2〕オオムギの籾の収量向上効果
15L用のポリバケツ(1/17500×10a)に黒ボク土を一定量入れ、基肥として液体肥料ハイポニカをN−P−K=5.0−2.8−8.5kg/10a施肥し、オオムギ(品種:ファイバースノー)を播種した(11/3)。播種は1バケツ当たり5株とし、途中で試験区が均一となるよう、間引きを行い、バケツ当たり3株となるようにした。出穂(4/15)の5日前、ジベレリン生合成阻害剤としてプロヘキサジオンカルシウム塩を7.0、3.5g.a.i/10a(150L/10a)で処理を行った(4/10)。また、5−アミノレブリン酸塩酸塩の処理は0.15g.a.i/10a(150L/10a)を、プロヘキサジオンカルシウム塩処理前(4/3)、同時(4/10)、処理後(5/8)のそれぞれの時期に1回ずつ茎葉処理で行う条件とした。また、追肥として液体肥料ハイポニカをN−P−K=3.0−1.7−5.1kg/10a施肥(4/14、5/8)し、収穫(6/11)後、1株当たり籾重量を調査した。1試験区ポリバケツ4個を用いた。結果を表2に示す。
Figure 0005323539
表2に示した通り、5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせることで、オオムギ1株当たりの籾の収量が向上することが分かった。
〔実施例3〕ハツカダイコンの胚軸の収量向上効果の検証
6号鉢(1/75000×10a)に黒ボク土を一定量入れ、ハツカダイコン(品種:レッドチャイム)を播種した(5/4)。基肥として液体肥料ハイポニカをN−P−K=5.0−2.8−8.5kg/10a施肥した(5/8)。播種は1鉢当たり5株とし、途中で試験区が均一となるよう間引きを行い鉢当たり3株となるようにした。胚軸肥大開始から10日後、ジベレリン生合成阻害剤としてプロヘキサジオンカルシウム塩を15g.a.i/10a(150L/10a)で処理を行った(5/27)。また、5−アミノレブリン酸塩酸塩0.1g.a.i/10a(150L/10a)を、プロヘキサジオンカルシウム塩処理6日後(6/2)に茎葉処理を行った。また、追肥として液体肥料ハイポニカをN−P−K=3.0−1.7−5.1kg/10a施肥(5/29)し、収穫(6/7)後、胚軸の新鮮重量を測定した。鉢の数は1試験区7個で行った。結果を表3に示す。
Figure 0005323539
表3に示した通り、5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせることで、ハツカダイコンの平均胚軸重量が向上し、収量が向上することが分かった。
〔実施例4〕ヒマワリの種の収量向上効果の検証
実験圃場(赤土)を1区画0.7m2に区切り、ヒマワリ(品種:ハイブリッドサンフラワー)を播種した(6/9)。基肥として化成肥料をN−P−K=5.0−5.0−5.0kg/10a施肥した(6/9)。播種は1試験区当たり4株とし、途中で試験区が均一となるよう間引きを行い試験区当たり2株となるようにした。開花から7日後、ジベレリン生合成阻害剤としてスミセブンP液剤(ウニコナゾールP0.025%含有)をウニコナゾールPの処理量が0.3g.a.i/10a(300L/10a)となるよう処理を行った(8/20)。また、5−アミノレブリン酸塩酸塩0.2g.a.i/10a(300L/10a)を、ウニコナゾールP処理日(8/20)、ウニコナゾールP処理2週間後(9/3)の合計2回、茎葉処理を行った。また、追肥は化成肥料をN−P−K=3.0−3.0−3.0kg/10a施肥(7/8)し、収穫(9/16)後、各植物体の種の数、重量を測定した。このとき、中身のない殻だけの種は除外した。試験区は各条件につき6試験区とした。
Figure 0005323539
表4に示した通り、5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせることで、ヒマワリの種の収量が向上することが分かった。
また、このとき、ヒマワリの植物体の重量は変化をしていなかった。テンサイ幼苗に5−アミノレブリン酸とウニコナゾールを処理することを特徴とする既報文献では、ウニコナゾールによる植物の生育停滞を、併用する5―アミノレブリン酸により回復させ、あるいはそれ以上に植物体の乾燥重量を向上させる効果であったが、開花前後に処理を行った場合は植物体そのものの成長には影響を与えないことが分かる。
〔比較例〕苗成長時における5−アミノレブリン酸塩酸塩とジベレリン生合成阻害剤との組み合わせ処理が収量に与える影響
ジフィーポットにカブ(品種:玉波)を播種(9/11)し、1区画0.4m2に区切った実験圃場(赤土)に定植した(9/24)。この時、基肥として化成肥料をN−P−K=5−5−5kg/10a施肥した。定植は1試験区4株とし、1条件につき4試験区を場所の影響が出ないようランダムに設定した。定植後の苗が成長している時期であり、肥大開始の7日前に、ジベレリン生合成阻害剤としてプロヘキサジオンカルシウム塩を処理量が20g.a.i/10a(200L/10a)、5−アミノレブリン酸塩酸塩を処理量が0.2g.a.i/10a(200L/10a)となるよう処理を行った(10/16)。収穫(11/12)後、植物体の地上部と地下部の重量を測定した。
Figure 0005323539
苗の成長時に5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせた場合、徒長が防止され、苗の健苗育成が観察された。また、5−アミノレブリン酸塩酸塩処理と、5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせた処理では、観察上、苗の健苗育成としての効果は同じであった。ここで、表5に示すように、5−アミノレブリン酸塩酸塩処理に対して、5−アミノレブリン酸塩酸塩とプロヘキサジオンカルシウム塩とを組み合わせた処理は、最終的に根が肥大した後の地上部と地下部重量を比較しても、収量の向上は見られなかった。
この結果から、苗が成長している時期では、5−アミノレブリン酸塩酸塩とジベレリン生合成阻害剤とを組み合わせて処理を行っても、収量は向上しないことが分かる。

Claims (7)

  1. 下記一般式(1)
    21NCH2COCH2CH2COR3 (1)
    (式中、R1及びR2は各々独立に、水素原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基又はアラルキル基を示し;R3はヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基又はアミノ基を示す。)で表される5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩と、イナベンフィド、ウニコナゾールP、トリネキサパックエチル、パクロブトラゾール、プロヘキサジオンカルシウム塩、及びフルルプリミドールから選ばれる少なくとも1種以上からなるジベレリン生合成阻害剤とを組み合せてなり、開花あるいは出穂の14日間前後、あるいは収穫対象部位肥大の3日前から肥大完了までの時期に施用するためのものであることを特徴とする、農作物における種、実、胚軸、根及び茎から選ばれる収穫部位の収量向上剤。
  2. ジベレリン生合成阻害剤が、ウニコナゾールP、プロヘキサジオンカルシウム塩、及び
    これらの塩又は異性体から選ばれる少なくとも1種以上である、請求項1記載の収量向上
    剤。
  3. 農作物が、イネ科、アブラナ科又はキク科である、請求項1又は2記載の収量向上剤。
  4. イネ科、アブラナ科、キク科の農作物が、イネ、オオムギ、ハツカダイコン又はヒマワ
    リである、請求項3に記載の収量向上剤。
  5. 5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩と、ジベレリン生合成阻害剤とを同時に施用するためのものである請求項1〜4のいずれか1項記載の収量向上剤。
  6. 下記一般式(1)
    21NCH2COCH2CH2COR3 (1)
    (式中、R1及びR2は各々独立に、水素原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基又はアラルキル基を示し;R3はヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基又はアミノ基を示す。)で表される5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩と、イナベンフィド、ウニコナゾールP、トリネキサパックエチル、パクロブトラゾール、プロヘキサジオンカルシウム塩、及びフルルプリミドールから選ばれる少なくとも1種以上からなるジベレリン生合成阻害剤とを、開花あるいは出穂の14日間前後、あるいは収穫対象部位肥大の3日前から肥大完了までの時期に施用することを特徴とする、農作物における種、実、胚軸、根及び茎から選ばれる収穫部位の収量向上方法。
  7. 5−アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩とジベレリン生合成阻害剤とを、同時に施用する請求項6記載の収量向上方法。
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