JP5322982B2 - パチンコにおける球通路のシャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコの遊技球を群集状態で流下移動させる球通路の中途通路を開閉自在に遮断するシャッター装置に関する。
パチンコ店においては、島に列設されたパチンコ台からハズレ球として排出される遊技球を回収すると共に、洗浄装置に移送して洗浄した後、球貸機や島に還流するための球通路が配設されている。
そこで、洗浄装置、球貸機、パチンコ台等のメンテナンスや、故障による修理や、球通路における球詰まりの除去等のために、球通路の所望個所には、該通路を開閉自在に遮断するためのシャッター装置が設けられている。
従来のシャッター装置は、図6ないし図8に示すように、例えば断面溝形の樋部材1により構成された球通路2の中途通路2aに対して、駆動手段(図示省略)により上方から該中途通路2aに進退自在に進入する板材3から成る遮蔽手段4を設けており、下動した遮蔽手段4が中途通路2aを横断することにより球通路2を遮断する。
特許第3775030号公報
ところで、上述のような遊技球の回収還流のための球通路2は、図7図8に示すように、樋部材1の底壁1aの上に、多数の遊技球Bを上下左右にギッシリと貯留した群集状態で流下移動させるように構成されており、横向きの球通路2の場合は、底壁1aの傾斜勾配により群集状態の遊技球Bを矢印Fの方向に徐々に移動させる。
これに対して、従来のシャッター装置は、中途通路2aを構成する樋部材1の開放された上部開口1bに臨ませた遮蔽手段4を矢印U及びDで示すように駆動手段により上下動させるように構成されており、該遮蔽手段4を下動することにより球通路2を遮断する。
そこで、遮蔽手段4を上方に待機させた位置から中途通路2aに向けて下動すると、該遮蔽手段4の先端(下端)が遊技球Bを底壁1aに押し付けながら遊技球B、Bの間に進入する。この際、上述のように中途通路2aを含む球通路2には多数の遊技球Bが群集状態でギッシリと貯留されている。
このため、駆動手段に過負荷を与え、駆動手段の故障の原因となるばかりか、遮蔽手段4の下動が遊技球Bにより妨げられ、中途通路2aを遮断したつもりであるのに、実際には遮蔽手段4が下動途中で停止し、遮断不良を生じている場合がある。しかも、このような遮断不良は、島の外部から視認できないため、上述のようなメンテナンス等に際し、遊技球が床上に散乱してしまうという問題がある。
この点に関して、遮蔽手段4を遊技球B、Bの間に進入しやすくするためには、図6に示すように、板部材3の先端(下端)に歯3aを形成することが好ましいが、このように構成した場合でも、群集状態の遊技球Bは、底壁1aの近傍において左右に移動し難いので、下動する遮蔽手段4の歯3aにより押下される上側の遊技球Bも容易に左右に移動せず、遮蔽手段4の下動容易性を十分に改善することができない。
本発明は、上記課題を解決したパチンコにおける球通路のシャッター装置を提供するものであり、その手段として構成したところは、パチンコの遊技球を群集状態で流下移動させる球通路の中途通路を開閉自在に遮断するシャッター装置において、上流側の球通路と下流側の球通路の間に介装したハウジングにより前記中途通路を形成するシャッターユニットを構成すると共に、前記上流側の球通路の幅W1と高さH1に対して、該球通路に連通するシャッターユニットの上流側連通路の幅W2と高さH2を、W1>W2及び/又はH1>H2となるように形成し、駆動手段を介して前記中途通路に進退自在に進入する遮蔽手段と、前記中途通路の底壁に形成された挿通開口によりシャッター装置を構成しており、前記遮蔽手段は、前記中途通路の幅方向に所定間隔(S)をあけて列設されたピンを備え、該ピンの先端に尖鋭部を設けると共に、隣り合うピンの間隔(S)を遊技球の直径(R)に対してS<Rとなるように列設され、前記底壁の下方からピンの尖鋭部を上向きとして前記挿通開口に臨まされており、前記駆動手段により遮蔽手段を上動することにより、前記挿通開口から中途通路に上向きに進入するピンの尖鋭部により群集状態の遊技球を押し上げながら上方及び左右に押し退けるように構成して成る点にある。
本発明の好ましい実施形態において、前記中途通路の幅方向に列設されたピンは、隣り合うピンの高さを相互に相違するように形成されている。
この際、前記シャッターユニットを構成するハウジングは、中途通路の下流側で下流側の球通路に連通する下流側連通路を形成し、該下流側連通路の近傍に位置して遮蔽手段を設けることが好ましい。このように構成すれば、遮蔽手段により中途通路を遮断した状態で、該遮断手段を構成するピンが遊技球の流下圧により変形することを好適に防止できる。
請求項1に記載の本発明によれば、シャッター装置を構成する遮蔽手段19は、中途通路12の幅方向に所定間隔Sをあけて列設されたピン21の先端に尖鋭部21aを設け、隣り合うピン21、21の間隔Sを遊技球Bの直径Rに対してS<Rとなるように列設され、底壁15aの下方からピン21の尖鋭部21aを上向きとして前記挿通開口20に臨まされており、前記駆動手段により遮蔽手段19を上動することにより、前記挿通開口20から中途通路12に対して上向きに進入するピン21の尖鋭部21aにより群集状態の遊技球Bを押し上げながら上方及び左右に押し退けるように構成している。
従って、中途通路12に多数の遊技球Bが群集状態でギッシリと貯留されている場合でも、該中途通路12を遮断するために遮蔽手段19を上動したとき、ピン21の先端の尖鋭部21aが隣り合う遊技球B、Bの間に進入しつつ、群集状態とされた遊技球Bを押し上げながら上方及び左右に押し退けることにより、容易に上動するので、駆動手段に過負荷を与えることがなく、しかも、遮蔽手段19が上動途中で停止するおそれなく上動を完了し、確実に中途通路12を遮断できる効果がある。
そして、遮蔽手段19を構成するピン21は、底壁15aから上向きに突出して中途通路12に進入するので、仮に、中途通路12に貯留した遊技球Bの群集を下から上まで貫通するようにピン21が上動しなくても、遊技球Bの流下移動を好適に停止させることが可能となる。即ち、球通路に貯留する遊技球Bの群集は、底壁15aに接する下層の遊技球Bが該底壁の傾斜勾配に沿って徐々に流下移動し、これに伴って降下させられる上層の遊技球Bが下層の遊技球Bに追従しながら流下移動するものであるから、前記ピン21により下層の遊技球Bの流下移動を阻止すれば、上層の遊技球Bの流下移動を阻止することができる。従って、本発明によれば、駆動手段によるピン21の上動ストロークを短く構成したり、ピン21の長さを短くしたりしても、所期目的を達することが可能となる。
特に本発明によれば、中途通路12は、上流側の球通路11aと下流側の球通路11bの間に介装されたシャッターユニット13により構成され、前記シャッターユニット13は、中途通路12の上流側で上流側の球通路11aに連通する上流側連通路17を形成したハウジング15を備え、球通路11aの幅W1と高さH1に対して、前記上流側連通路17の幅W2と高さH2を、W1>W2及び/又はH1>H2となるように形成している。このため、球通路11に対するシャッター装置の組付けが容易となる他、上流側の球通路11aから中途通路12に進入する遊技球Bの数量を上流側連通路17により制限することにより、球通路11aに群集状態でギッシリと貯留された遊技球BのレベルL1に対して、中途通路12を流下移動する遊技球BのレベルL2を浅くして、中途通路12における遊技球Bの総重量を軽くさせることができるので、これにより、遮蔽手段19の上動時における駆動手段に対する負荷を減じさせ、遮蔽手段19の上動を容易として中途通路12の確実な遮断を可能にする。
請求項2に記載の本発明によれば、中途通路12の幅方向に列設されたピン21は、隣り合うピン21、21の高さを相互に相違するように形成されている。
このため、遮蔽手段19を上動したとき、背の高いピン21が先行して当該尖鋭部21aに対応する遊技球Bを押し上げつつ上方及び左右に押し退け、背の低いピン21が追従して中途通路12に進入する。上述のように、中途通路12には多数の遊技球Bが群集状態でギッシリと貯留されているが、先行する背の高いピン21により塊状態に集合した遊技球Bの数個を押し上げつつ押し退けてやると、該遊技球Bの移動が他の遊技球Bに波及して塊状態を崩壊するので、後から追従する背の低いピン21が遊技球B、Bの間に進入しやすくなるという効果がある。
請求項3に記載の本発明によれば、シャッターユニット13を構成するハウジング15は、中途通路12の下流側で下流側の球通路11bに連通する下流側連通路18を形成し、該下流側連通路18の近傍に遮蔽手段19を設けている。
このため、遮蔽手段19により中途通路12を遮断した状態で、群集状態とされた遊技球Bから遮断手段19に向けて作用する流下圧は、上流側の球通路11aの内部における流下圧P1に比較して、中途通路12の下流側で圧力を減じ、下流側連通路18の近傍における流下圧P2を小さくするので、遮蔽手段19をピン21により構成した場合でも、前記流下圧によるピン21の変形が防止され、ピン21を可及的細く形成することが可能になり、これにより、遮蔽手段19の上動容易性と中途通路12の遮断の確実性を向上することができる。
本発明に係るシャッター装置の1実施形態を分解状態で示す斜視図である。 本発明のシャッター装置を構成する遮蔽手段の1実施形態を示す斜視図である。 シャッター装置の作用に関して、中途通路を開放した状態を示す縦断面図である。 シャッター装置の作用に関して、中途通路を遮断した状態を示す縦断面図である。 シャッター装置を構成する遮蔽手段の好ましい変形例を示しており、(A)は第1変形例を示す斜視図、(B)は第2変形例を示す斜視図、(C)は第3変形例を示す斜視図である。 従来技術に係るシャッター装置を示す斜視図である。 従来技術の作用に関して、球通路を開放した状態を示す縦断面図である。 従来技術の作用に関して、球通路を遮断した状態を示す縦断面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1ないし図4に示すように、パチンコの遊技球Bを群集状態で流下移動させる球通路11は、上流側の球通路11aと下流側の球通路11bの間に中途通路12を構成し、該中途通路12をシャッターユニット13により構成している。
前記上流側及び下流側の球通路11は、底壁14a、14aの両側縁から側壁14bを立設した上部開口14cを備える樋部材14により構成され、図3及び図4に示すように、底壁14cの上に多数の遊技球Bを上下左右にギッシリと貯留した群集状態で流下移動させるように構成され、レベルL1で示すような分厚い群集状態となるように貯留された遊技球Bを底壁14cの傾斜勾配に沿って矢印Fの方向に徐々に移動させる。
シャッターユニット13は、図1に示すように、上流側の球通路11aと下流側の球通路11bの間に介装されるハウジング15を構成し、前記樋部材14の底壁14a及び両側壁14b、14bのそれぞれに面一状態で接続される底壁15a及び両側壁15b、15bを備え、前記球通路11a、11bを横断する上流側仕切壁16aと下流側仕切壁16bを設けている。
図1に示すように、上流側仕切壁16aは、中途通路12を上流側の球通路11aに連通させる上流側連通路17を開設し、下流側仕切壁16bは、中途通路12を下流側の球通路11bに連通させる下流側連通路18を開設している。この際、球通路11a、11bを構成する樋部材14、14と、中途通路12を構成するハウジング15は、樋部材14の底壁14aとハウジング15の底壁15aを面一状態で連続させ、樋部材14の側壁14bとハウジング15の側壁15bを面一状態で連続させるように連設されるが、前記連通路17、18は、それぞれの幅及び/又は高さを制限するように構成されている。即ち、前記球通路11a、11bの幅W1及び高さH1に対して、連通路17、18の幅W2及び高さH2は、W1>W2、H1>H2となるように形成されている。図例の場合、W1>W2かつH1>H2に形成されているが、W1>W2かつH1=H2となるように形成しても良く、あるいはW1=W2かつH1>H2となるように形成しても良い。これにより、図2に示すように、上流側の球通路11aに貯留された遊技球Bの群集が上流側連通路17から中途通路12に進入し、下流側連通路18から下流側の球通路11bに向けて流下移動するに際して、球通路11a、11bに群集状態でギッシリと貯留された遊技球BのレベルL1に対して、中途通路12を流下移動する遊技球BのレベルL2を浅くするように構成されている。
前記シャッターユニット13は、前記下流側連通路18の近傍に位置して、ハウジング15の底壁15bに遮蔽手段19を設けている。遮蔽手段19は、前記底壁15bに形成された挿通開口20を介して中途通路12に進退自在に進入するピン21を構成し、駆動手段(図示省略)により上下動させられる。尚、駆動手段は、モータ等の回転駆動力を上下方向の直線運動に変換してピン21を上下動させる動力機構や、ピン21を上下動させるシリンダ機構や、レバーの回転によりピン21を上下動させる手動機構等、任意の手段により構成することができる。
図2に示すように、遮蔽手段19を構成するピン21は、前記中途通路12の幅方向に所定間隔Sをあけて列設された複数のピンから成り、先端に尖鋭部21aを備える。図例の場合、複数のピン21を基盤22に植設しており、前記間隔Sを遊技球Bの直径Rに対してS<Rとなるように列設されている。該ピン21を挿通させる挿通開口20は、図例の場合、列設されたピン21に対応する複数の小孔により形成されているが、全てのピン21を挿通させるようなスリットにより形成しても良い。尚、図例の場合、尖鋭部21aは、先端を鋭利とするように形成されているが、丸みを形成しても良く、あるいは、裁頭円錐形又は裁頭角錐形等に形成しても良い。
図2に示す実施形態の場合、全てのピン21が同じ高さh1となるように形成され、尖鋭部21aが水平ラインT1に揃えられるように構成しているが、図5に基づいて後述するように、隣り合うピン21の高さを相互に相違するように形成しても良い。
上記実施例の構成によれば、図3に示すように、球通路11a、11bには多数の遊技球Bが上下左右にギッシリと貯留され、群集状態で該球通路11a、11bの底壁14aの傾斜勾配に沿って矢印Fの方向に徐々に流下移動される。上流側の球通路11aにレベルL1で示すようにギッシリと貯留された遊技球Bは、上流側連通路17を通過して中途通路12に進入し、該中途通路12から下流側連通路18を通過して下流側の球通路11bに向けて流下移動する。上述のように、上流側連通路17により遊技球Bの進入量が制限されているので、中途通路12の内部を流下移動する遊技球BのレベルL2は、L2<L1となるように制御される。
遮蔽手段19は、矢印U及びDで示すように、駆動手段により上下動可能であり、図3に示すように下動させた状態で、ピン21を中途通路12から退避させ、遊技球Bを上流側の球通路11aから中途通路12を経て下流側の球通路11bに流下移動させる。
この状態から遮蔽手段19を上動すると、図4に示すように、ピン21が挿通開口20を挿通して中途通路12の内部に進入し、下流側連通路18を閉じるようにして中途通路12を遮断する。
この際、ピン21は、尖鋭部21aを上動しながら中途通路12に進入するので、中途通路12に多数の遊技球Bが群集状態で貯留されている場合でも、ピン21の尖鋭部21aが下層の遊技球Bを押し上げながら上方及び左右に押し退けることにより、隣り合う遊技球B、Bの間に好適に進入する。従って、駆動手段に過負荷を与えることがなく、しかも、遮蔽手段19が上動途中で停止するおそれはなく、確実に中途通路12を遮断する。
図例の場合、上述の高さh1とされたピン21は、高さH2とされた下流側連通路18の全高を閉鎖するように構成しているが、下流側連通路18の高さH2の半分程度の下側だけを閉鎖するように構成しても良く、この場合でも、中途通路12の内部の遊技球Bの下流移動を阻止することができる。本発明において、ピン21は、中途通路12に対して底壁15bから上向きに突出しながら進入するので、仮に、中途通路12に貯留した遊技球Bの群集を下から上まで貫通するようにピン21が上動しなくても、遊技球Bの流下移動を停止させることが可能である。即ち、上下左右にギッシリと貯留された遊技球Bの群集は、底壁15aに接する下層の遊技球Bが該底壁の傾斜勾配に沿って徐々に流下移動し、これに伴って降下させられる上層の遊技球Bが下層の遊技球Bに追従しながら流下移動するものであるから、ピン21により下層の遊技球Bの流下移動を阻止すれば、上層の遊技球Bの流下移動も阻止できるからである。
ところで、図示実施形態の場合、上流側の球通路11aから中途通路12に進入する遊技球Bを上流側連通路17により制限し、該球通路11aに群集状態でギッシリと貯留された遊技球BのレベルL1に対して、中途通路12を流下移動する遊技球BのレベルL2を浅くするように制御し、中途通路12における遊技球Bの総重量を軽くするように構成されている。従って、これにより、遮蔽手段19の上動時における駆動手段に対する負荷が減じられ、遮蔽手段19の上動が容易となる。
そして、遮蔽手段19は、ハウジング15の下流側連通路18の近傍に設けられているので、ピン21が受ける遊技球Bの流下圧を小さくする。上述のように、ハウジング15は、中途通路12に進入する遊技球Bを上流側連通路17により制御し、上流側の球通路11aの内部における流下圧P1に比較して、中途通路12の内部に貯留する遊技球Bの流下圧P2を小さくするように構成している。従って、ピン21は、下流側連通路18の近傍において、減じられた流下圧P2を受止めるので、該流下圧によるピンの変形が防止される。
図5は、遮蔽手段19を構成するピン21の変形実施例を示している。図5(A)に示す第1変形例の場合、列設されたピン21は、中央部のピン21を最も高く形成し、両側端に配置された高さh2のピン21に向けて次第に各ピンを低くするように形成し、列設されたピン21の尖鋭部21aを結ぶ線が山形ラインT2を描くように構成している。図5(B)に示す第2変形例の場合、一方の側端に配置した最も高いピン21から他方の側端に配置した最も低いピン21に向けて、各ピンを次第に低くするように形成し、列設されたピン21の尖鋭部21aを結ぶ線が傾斜した直線ラインT3を描くように構成している。図5(C)に示す第3変形例の場合、高いピン21と低いピン21を交互に配列することにより、列設されたピン21の尖鋭部21aを結ぶ線がジグザグ状のラインT4を描くように構成している。図示の変形例の他、列設されたピン21の高さをアトランダムに形成する等、隣り合うピン21の高さを相互に相違するように形成すれば良い。
このように、隣り合うピン21の高さを相互に相違するように形成しておけば、遮蔽手段19を上動したとき、背の高いピン21が先行して当該尖鋭部21aに対応する遊技球Bを押し上げつつ上方及び左右に押し退け、背の低いピン21が追従して中途通路12に進入する。従って、上述のように、中途通路12には多数の遊技球Bが群集状態でギッシリと貯留されているが、先行する背の高いピン21により、塊状態に集合した遊技球Bの数個が押し上げつつ押し退けられ、該遊技球Bの移動が他の遊技球Bに波及して塊状態を崩壊するので、後から追従する背の低いピン21が遊技球B、Bの間に進入しやすくなる。
11a、11b 球通路
12 中途通路
13 シャッターユニット
15 ハウジング
15a 底壁
17 上流側連通路
18 下流側連通路
19 遮蔽手段
20 挿通開口
21 ピン
21a 尖鋭部

Claims (3)

  1. パチンコの遊技球を群集状態で流下移動させる球通路の中途通路を開閉自在に遮断するシャッター装置において、
    上流側の球通路(11a)と下流側の球通路(11b)の間に介装したハウジング(15)により前記中途通路(12)を形成するシャッターユニット(13)を構成すると共に、前記上流側の球通路(11a)の幅W1と高さH1に対して、該球通路(11a)に連通するシャッターユニット(13)の上流側連通路(17)の幅W2と高さH2を、W1>W2及び/又はH1>H2となるように形成し、駆動手段を介して前記中途通路(12)に進退自在に進入する遮蔽手段(19)と、前記中途通路(12)の底壁(15a)に形成された挿通開口(20)によりシャッター装置を構成しており
    前記遮蔽手段(19)は、前記中途通路(12)の幅方向に所定間隔(S)をあけて列設されたピン(21)を備え、該ピン(12)の先端に尖鋭部(21a)を設けると共に、隣り合うピン(21)(21)の間隔(S)を遊技球の直径(R)に対してS<Rとなるように列設され、前記底壁(15a)の下方からピン(21)の尖鋭部(21a)を上向きとして前記挿通開口(20)に臨まされており、
    前記駆動手段により遮蔽手段(19)を上動することにより、前記挿通開口(20)から中途通路(12)に上向きに進入するピンの尖鋭部(21a)により群集状態の遊技球(B)を押し上げながら上方及び左右に押し退けるように構成して成ることを特徴とするパチンコにおける球通路のシャッター装置。
  2. 前記中途通路(12)の幅方向に列設されたピン(21)は、隣り合うピン(21)(21)の高さを相互に相違するように形成されて成ることを特徴とする請求項1に記載のパチンコにおける球通路のシャッター装置。
  3. 前記シャッターユニット(13)を構成するハウジング(15)は、中途通路(12)の下流側で下流側の球通路(11b)に連通する下流側連通路(18)を形成し、該下流側連通路(18)の近傍に位置して遮蔽手段(19)を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコにおける球通路のシャッター装置。
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