JP5022849B2 - 貯留玉受皿 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ台の下皿に排出された当り玉を一時貯留する貯留玉受皿に関する。
従来、パチンコ店では計数機を店内要所に配置し、遊技客が獲得した当り玉を箱で計数機へ運んで計数させるようにしていたが、近時、個別のパチンコ台ごとに玉計数機を設置する提案がなされている。これは、パチンコ台の下皿に貯留された当り玉を一旦ホッパに受けて、センサ部へ転送するものである。
例えば、特許第3577850号公報に提案されたものは、下皿の下方にホッパを設け、台間ユニットとホッパ間をセンサを設置した計数通路ユニットで接続している。下皿に設けられたシャッタを開くことにより下皿からホッパへ排出された当り玉は、計数通路ユニットへ案内されて内部のセンサで計数されたあと、台間ユニットを経てパチンコ台の内部機構へ戻される。
これにより、遊技客は当り玉をパチンコ台から離れた計数機まで運ばなくても、遊技場所のパチンコ台前に居たままで計数を受けることができる。計数結果は例えば預かり玉として表示されたり、台間ユニットに差し込まれた顧客カードに記録される。
また、ホッパは浅い皿形状をしているので、計数通路で玉詰まりや故障が生じたときには、限定された量ではあるが当り玉を一時的に貯留することができる。
特許第3577850号公報
ところで、遊技客のなかには獲得した当り玉を誇示したいという欲求をもつ者も多いが、当り玉を箱に移して計数機まで運ぶシステムの場合には、当り玉で埋まった箱を足元に積み上げて誇示することができた。
しかし、上記従来のホッパでは玉計数機に玉詰まりや故障が生じたときに浅いホッパに一時的に貯留されることはあるが、通常は下皿から排出された当り玉は直ちに計数通路ユニットへ導かれて計数され、ホッパに貯留されることはない。
このため、遊技客まわりにある当り玉はパチンコ台の比較的浅い上皿および下皿に貯留されるわずかな量しかなく、獲得した当り玉を誇示したいという欲求をもつ遊技客にとっては十分な満足を得る機会が与えられないという問題が生じる。
したがって本発明は、上記の問題に鑑み、遊技客の好みに応じて相当量の当り玉(以下、単に玉とも言う)を貯留可能とするとともに、必要時には直ちに計数通路ユニット等へ排出できるようにした貯留玉受皿を提供することを目的とする。
パチンコ台の下皿の下方にホッパを設け、下皿から排出される玉をホッパで受けて通路ユニットへ移送するようにした貯留玉受皿において、前記ホッパは、前記通路ユニットに連通する玉受け通路部と、下皿から排出され、前記玉受け通路部で受けた玉を貯留する貯留部とを有し、前記玉受け通路部は、前記貯留部とともに玉を貯留する貯留位置と、前記通路ユニットと連通する非貯留位置の間で移動可能な移動手段と、前記玉受け通路部の外周縁に設けた、前記玉受け通路部上での玉量を所定量にする調節壁と、前記貯留部は、前記玉受け通路部から溢れた玉を受ける玉受け溝部と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、玉受け通路部とともに貯留部が玉を貯留する貯留位置と、玉受け通路部が計数通路ユニットと連通する非貯留位置の間で移動可能であるから、玉受け通路とともに、貯留部を貯留位置とすることにより下皿に加えてホッパの貯留部にも相当量の玉を貯留して、当り玉を誇示したいという欲求を満足させることができるとともに、必要に応じて当り玉を計数したいときなどには、玉受け通路部を非貯留位置とすることにより速やかに貯留部内の玉を通路ユニットへ送り込むことができる。
また、貯留部に貯留された玉を計数する際の、前記玉受け通路部を下降位置から上昇位置へ移動させる動作において、玉受け通路上の玉重量が上昇位置へ移動させる動作に及ぼす影響を、玉受け通路部の外周縁に設けた調節壁で保持される所定の数量、すなわち所定の重量とすることで、前記玉受け通路部を上昇位置へ移動させる動作への影響を抑えることができる。
さらに、玉受け通路部が上昇位置の場合には、玉受け通路部上から溢れた玉を玉受け溝部で受けて貯留部で貯留することで、貯留部外への玉の落下が防止できる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態にかかる貯留玉受皿が取り付けられたパチンコ台を示す図、図2、図3はそのパチンコ台貯留玉受皿部分を拡大して示す外観斜視図である。
パチンコ台80は前面下部に上皿81とその下に下皿82を備えている。
貯留玉受皿1は、パチンコ台の前面において下皿82の下方に配置され、下皿82から排出される玉を受けるホッパ2を備えて、内部に不図示のセンサを備える計数通路ユニット3を介して台間ユニット85に接続されている。ホッパ2と計数通路ユニット3とでパチンコ台玉計数機が構成されている。
ホッパ2は、ケース5の図中右側にパチンコ台80の前面に沿って左右方向に延びる玉受け通路部10、当該玉受け通路部10の手前側ケース5の側壁6の内壁6a囲まれた前記玉受け通路部10と同様に左右に延びる貯留部20とが設けられている。
ホッパ2の左右方向一端(図では左端)において、前記玉受け通路部10は貯留部20よりも短くオフセットしており、このオフセット部分における貯留部20とパチンコ台80との間のスペースに、計数通路ユニット3が配置されている。
玉受け通路部10は、パチンコ台80側の全長にわたって複数本のレール12を一部に有する、図中右端から左端に向けて低くなるように傾斜した通路部11と、当該通路部11の手前に上面が水平の棚部16と、前記レール12の計数通路ユニット3側を除く、前記通路部11と棚部16の外周に調節壁13とを備え、通路部11に有したレール12の左端の側壁には計数通路ユニット3の内部通路と連通する開口14が設けられている。通路部11及びレール12の上端の高さは右端において棚部16の上面と同レベルかわずかに低く設定されている。
本実施の形態ではレール12は3本で、各レール12の間隔は玉の径よりも小さく設定され、玉はいずれか2本のレール上を左端へ向かって転動するようになっており、2組の転動路が形成されていることになる。
なお、2組の転動路に対応して、計数通路ユニット3内も2組の図示しない玉通路が設けられ、各玉通路に玉の通過を検知するセンサが設置されている。
図6は実施の形態にかかる玉受け通路部10が、下降位置で玉Pを貯留している状態を示す断面図である。
図7は実施の形態にかかる玉受け通路部10が、上昇位置で下皿82からの玉Pを受けて計数ユニット3と連通して計数可能な状態を示す断面図である。
図8は実施の形態にかかる玉受け通路部10を図6での下降位置から図7の上昇位置に移動させた直後の状態を示す断面図である。
ホッパの貯留部20は、図7に示すように、玉受け通路部10側へ向かって低くなるように傾斜している当該貯留部の底面を形成する底面壁30と、図3に示すように、玉受け通路部の調節壁13の左右方向の隣接する箇所に、玉受け通路部に設けた調節壁13から溢れた玉を受けるパチンコ台80側から底面壁30側を低く傾斜した玉受け溝部21a、21bとを備える。
そして、後述する上下昇降装置により玉受け通路部10に設けた調節壁13を、図2、図6に示すように底面壁30の上面よりも低い状態とした降下位置と、図3、図7、図8に示すように玉受け通路部10の通路部11に有したレール12と、計数通路ユニット3の内部通路とが連通する上昇位置との間で上下昇降可能としている。なお、図2、図3には簡単のため台間ユニットを省略している。
このことにより、玉受け通路部10が下降位置の時は、前記底面壁30とともに貯留部20を形成することとなる。
また、玉受け通路部10の上昇位置の時には、玉受け通路部の通路部11に有したレール12と計数ユニット3の内部通路が連通することにより、玉受け通路部10上の玉を計数可能とする。
以下、玉受け通路部10おける上下昇降装置について詳細に説明する。
まず、上下昇降装置50が装備される対象部位について説明する。
図4、図5は貯留部20及び玉受け通路部10の長手方向の断面を示す縦断面図である。
図9はケース5及び、玉受け通路部10を取り外してホッパ2内の上下昇降装置50を正面斜め上から見た斜視図である。
図10は、玉受け通路部10の裏面構成を示す斜視図である。
ホッパ2のケース5は樹脂製で、底ベース板45を結合して形成されている。
ケース5は側壁6と、貯留部20を形成する側壁の内壁6aと、当該内壁6aの高さ方向の略中間位置に貯留部20の底部を形成し、且つ玉受け通路部10の外周に対応した玉受け通路部10が貫通した状態で上下昇降を可能とした底面壁30とを一体に形成している。
玉受け通路部10は樹脂製で、レール12と、通路部11及び棚部16とから成り、前記貯留部20と隣接する、前記玉受け通路部10の縁に、前記棚部16の底面からの高さを略玉の直径と同じ高さの調節壁13を有している。
また、玉受け通路部10の側壁15は、調節壁13を兼ねている。さらに、玉受け通路部10の上昇位置において、玉受け通路部10の側壁15の下端部は、上昇位置において底面壁30の面よりも下方となる長さである。そして、側壁15には、底面壁30に一体に形成されたガイドピン(不図示)に沿ってスライド可能なガイド溝42が上下方向に設けられている。
底ベース板45は底壁46を有し、底壁46上には玉受け通路部10の下方対応した位置の前後左右に離間させた4箇所に、底壁46のパチンコ台80側に各ブロック部48を膨出させている。各ブロック部48は前後方向に垂直に且つ、左右方向に平行に配置されてあり、各ブロック部48の端面にピン穴49をそれぞれ備えている。
玉受け通路部10の裏面には、前記各ブロック部48と対応する4箇所の前後左右方向の位置に、ピン36a、36b、36c、36d(後掲の図10参照)を備えた各支持ブロック部35が一体成型されている。
図5、図9、図10を参照して、上下昇降装置50は以下のように構成されている。
両端にピン51、52を備える同一形状のリンクアームA、Bがそれぞれのピン52をブロック部48のピン穴49で支持されて同方向に傾斜して設けられるとともに、それぞれ他方のピン51を玉受け通路部10の裏面に一体に形成されたスライドガイド38(38a、38b、38c、38d)に係合させてある。
リンクアームAの両端のピン51、52間の中央には、貫通穴54が設けられ、リンクアームCと供に連結軸57が貫通穴54に挿し込まれて、リンクアームA、Cが互いに回動可能に連結されている。
リンクアームBの両端のピン51、52間の中央にも、貫通穴54が設けられ、リンクアームDと供に連結軸57が貫通穴54に挿し込まれて、リンクアームB、Dが互いに回動可能に連結されている。
リンクアームC、DはリンクアームA、Bと同一長さで、一端にピン穴55と他端にピン56を備えている。ピン穴55とピン56間の距離はリンクアームA、Bにおけるピン51、52間の距離と同一である。
リンクアームCの一端のピン穴55と他端のピン56間の中央には、貫通穴58が設けられ、リンクアームAと供に連結軸57が貫通穴58に挿し込まれて、リンクアームC、Aが互いに回動可動に連結されている。
リンクアームDの一端のピン穴55と他端のピン56間の中央には、貫通穴58が設けられ、リンクアームBと供に連結軸57が貫通穴58に挿し込まれて、リンクアームD、Bが互いに回動可動に連結されている。
リンクアームC、Dのそれぞれ高位置端になるピン穴55が玉受け通路部10の支持ブロック部35のピン36(36a、36b、36c、36d)に支持される。
リンクアームC、Dのそれぞれ低位置端になるピン56は貯留部20の長手方向に延びるリンクアームEの両端に回動可能に連結し支持されている。
リンクアームEは底壁46上をスライドするが、リンクアームEが支持するリンクアームC、Dのピン56の位置は、リンクアームA、Bを支持するブロック部48のピン穴49と同一高さになるように設定されている。
底壁46上のブロック部48の近傍の前後方向には、スライドガイド60が一体成型して設けられ、リンクアームEを底壁46の前後方向への動きを規制すると供に、貯留部20の長手方向に案内する。
各リンクアームA〜Dは樹脂製で、図9に示すように、それぞれ幅方向において対をなす2部材からなっており、一対の各部材は幅方向に対称である。
すなわち、リンクアームA(A1、A2)の幅方向外側にリンクアームC(C1、C2)が重ねられ、連結軸57で連結されている。
また、リンクアームB(B1、B2)の幅方向外側にリンクアームD(D1、D2)が重ねられ、連結軸57で連結されている。
なお、各リンクアームが備えるピンは、いずれも当該リンクアームと一体成型されているものである。
リンクアームAの低位置端とブロック部48の連結部分であるリンクアームA1のピン52は、ブロック部48のピン穴49に押し込んで嵌めこむものとなっている。リンクアームA2側も同様である。
図5でのリンクアームCの高位置端と支持ブロック部35の連結部分は、図9でのリンクアームC1のピン穴55に、図10での玉受け通路部10の支持ブロック部35のピン36aを押し込んで嵌めこむ。リンクアームC2側も同様に支持ブロック部35のピン36cを押し込んで嵌めこむ。
リンクアームB(B1、B2)とブロック部48、リンクアームD(D1、D2)と支持ブロック部35のピン36b、36dの各連結部分も同様である。
図9に示すリンクアームEは樹脂製で、リンクアームC(C1、C2)、D(D1、D2)の幅方向外側に重ねられる2部材E1およびE2を連結板部67でつないで、一体成型されている。
連結板部67上及び、当該連結板部67近傍の底壁46にはラッチ機構70が配置されている。
ラッチ機構70のラッチ本体71が連結板部67に取り付けられている。このラッチ本体71に対向させて、底ベース板45の底壁46にキーパー72が取り付けられている。
ラッチ機構70はキーパー72をラッチ本体71に押し込むことによりロックし、ロック時と同方向にラッチ本体側へ再度押し込むことによりロック解除されるプッシュロック・プッシュオープンタイプである。
また、リンクアームEに結合された、レバーアーム76一端はケース5に設けたレバー窓77を貫通して、その先端につまみ78が取り付けられる。
以上のように構成された貯留玉受皿1では、自由状態では、玉受け通路部10の自重及び玉受け通路部上に貯留される玉の重量により、図4、図6示すように、玉受け通路部が下端の降下位置にある。
このとき、それぞれ連結軸57で連結されたリンクアームA、Cのリンク組およびリンクアームB、Dのリンク組は扁平状態に近く折りたたまれる。また、リンクアームE及びレバーアーム76を介して結合されたつまみ78は、先の図2に示されるように、そのストロークの右端位置にある。
この降下位置において、貯留部20では数通路ユニット3の内部通路と連通する開口14までの高さまで底面壁30及び玉受け通路部10上に玉を貯留することができる。
つぎに、開口14までの高さまで玉が貯留されていない状態でも、つまみ78を左方へ手でスライドさせると、リンクアームEを介してリンクアームC、Dの下側のピン56がブロック部48によるリンクアームA、Bの支持位置(ピン52)に近づけられることにより、リンクアームA、Cのリンク組およびリンクアームB、Dのリンク組がそれぞれ立ち上がって、玉受け通路部10を持ち上げる。
このとき、玉受け通路部10上の玉は、玉受け通路部10の外周縁に設けた通路部11の底面からの高さが略玉の直径と同じ高さの調節壁13で保持された所定量の玉を持ち上げることとなり、前記調節壁13で保持されなかった玉は、貯留部20の底面壁30側へ溢れ落ちる。また、前記調節壁13の左右方向から溢れ落ちた玉は、玉受け通路部10の左右側の貯留部20に設けた玉受け溝部21a、21bで受け貯留部20に貯留される。
これにより、玉受け通路部10の棚部16と通路部11及びレール12上の玉は、当該レール12から開口14を経て、当該開口14と連通する計数通路ユニット3へ排出される。
つまみ78を左方へスライドさせて、玉受け通路部10に設けた調節壁13で保持される所定量の玉を玉受け通路部10で上昇させることとなるので、一回のつまみ78のスライド動作によって計数される玉量を制限することが可能となり、つまみ78のスライド動作の玉重量によるスライド動作への影響や、計数ユニット3での多量の玉流入による玉詰まりなどの不具合を回避することができる。
貯留部20に貯留されている玉は、前記スライド動作による玉受け通路部10の貯留位置である下降位置(図6参照)で、貯留部20の底面壁30から前記玉受け通路部10上に受け入れ、非貯留位置である上昇位置(図8参照)で、玉受け通路部10上玉は、傾斜した通路部11とレール12上面を転がって計数通路ユニット3で計数される。
つまり、前記玉受け通路部10の下降位置と上昇位置の移動を、つまみ78のスライド動作によって繰り返すことにより、貯留部20内の玉を全て計数することが可能である。
さらに、図3のように、つまみ78を左方のストローク端までスライドさせると、リンクアームEに取り付けられたラッチ本体71がキーパー72をキャッチして、玉受け通路部10が上昇位置にロックされる。この上昇位置では、玉受け通路部10のレール12が計数ユニット3と連通する位置となっているため、下皿82から玉受け通路部10上に排出される玉はすべて傾斜した通路部11とレール12の上面を転がって、計数通路ユニット3で計数される。
なお、ラッチ機構70はプッシュロック・プッシュオープンタイプであるから、つまみ78を左方のストローク端で再度左方へ押すことによりロック解除され、玉受け通路部10は降下位置へ戻る。
玉受け通路部10の上昇、下降の際、底面壁30に一体に形成されたガイドピン(不図示)に沿って側壁15に形成されたなガイド溝42がスライドするので、玉受け通路部10は異常な姿勢をとることなく、滑らかに上下する。
本実施の形態では、上下昇降装置50が発明における移動手段を構成し、その上昇位置が非貯留位置に、降下位置が貯留位置に該当する。
また、計数通路ユニット3が通路ユニットに該当する。
実施の形態は以上のように構成され、ホッパ2が計数通路ユニット3に連通する通路部11と、下皿から排出される玉を受ける貯留部20とを有し、貯留部は、当該貯留部を玉を貯留する降下位置と、玉受け通路部10のレール12が計数ユニット3と連通する非貯留の上昇位置との間で上下移動可能な上下昇降装置50とを備えているものとした。
これにより、貯留部20を降下位置にしたときには下皿に加えてホッパ2の貯留部にも相当量の玉を貯留して、当り玉を誇示したいという欲求を満足させることができる。
一方、必要に応じて当り玉を計数したいときには、玉受け通路部10を上昇位置とすることにより速やかに玉受け通路部10の玉を計数通路ユニット3へ送ることができる。
なお、計数通路ユニット3側に玉詰まりや故障が生じたときにも、玉受け通路部10を降下位置にすることにより貯留容量を大きくできるから、従来のホッパの容量が少なくて直ぐ満杯になり、下皿から排出不可となって当り玉の下皿への排出も止まってしまうというような状況も回避される。
上下昇降装置50はとくに貯留部20の一部を成す玉受け通路部10を上下移動させるので、容易に貯留部20の容量を大きく変化させることができ、玉受け通路部10を降下位置にしたときにとくに多量の玉を貯留することができる。
また、上下昇降装置50には、そのリンクアームEに結合されてケース5を貫通するレバーアーム76の先端につまみ78を設けて、パチンコ台の前面から操作可能となっているので、玉受け通路部10の上下移動操作が容易である。
また、上下昇降装置50にはラッチ機構70を付設して、玉受け通路部10の上昇位置を保持することができるので、当り玉を計数したいときに何時までも手でつまみに力を加えておく必要がなく、遊技客を操作労力から解放できる。
玉受け通路部10に設けた側壁15のガイド溝42が、底面壁30に一体に形成されたガイドピン(不図示)案内と相俟って、玉受け通路部10の作動がとくに滑らかである。
また、玉受け通路部10の通路部11とレール12は計数通路ユニット3へ下るように傾斜しているので、玉受け通路部10を上昇位置としたときには、他に特段の操作をしなくても、玉受け通路部10上の玉のすべて計数通路ユニット3へ移すことができる。
なお、実施の形態ではホッパ2内の貯留部20の一部を成す玉受け通路部10のみを上下させて非貯留位置あるいは貯留位置に移動させる構成や、調節壁13の高さを略玉の直径と同じとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば計数通路ユニット3の計数能力に応じて、玉受け通路部10の大きさや、調節壁13の高さを変え一度に計数する玉量を増減させる構成するなど、その他適宜に変形可能である。
実施の形態にかかる貯留玉受皿が取り付けられたパチンコ台を示す図である。 実施の形態にかかる貯留玉受皿部分を拡大して、玉受け通路部が下降位置を示す外観斜視図である。 実施の形態にかかる貯留玉受皿部分を拡大して、玉受け通路部が上昇位置を示す外観斜視図である。 玉受け通路部が下降位置とした、貯留部の構成を示す縦断面図である。 玉受け通路部が上昇位置とした、貯留部の構成を示す縦断面図である。 玉受け通路部が下降位置とし、玉を貯留した状態の貯留部の構成を示す横断面図である。 玉受け通路部が上昇位置とし、下皿からの玉を受ける状態の貯留部の構成を示す横断面図である。 玉受け通路部が上昇位置とし、貯留されている玉を計数通路ユニットへ移動する状態の貯留部の構成を示す横断面図である。 ケース及び、玉受け通路部を取り外してホッパ内の上下昇降装置を示す斜視図である。 玉受け通路部の裏面を示す斜視図である。
符号の説明
1 貯留玉受皿
2 ホッパ
3 計数通路ユニット
5 ケース
6 側壁
6a 内壁
10 玉受け通路部
12 レール
13 調節壁
14 開口
15 側壁
16 棚部
20 貯留部
21a 玉受け溝部
21b 玉受け溝部
30 底面壁
35 支持ブロック部
36a、36b、36c、36d ピン
38、38a、38b、38c、38d スライドガイド
42 ガイド溝
45 底ベース板
46 底壁
48 ブロック部
49 ピン穴
50 上下昇降装置
51 ピン
52 ピン
54 貫通穴
55 ピン穴
56 ピン
57 連結軸
58 貫通穴
60 スライドガイド
67 連結板部
70 ラッチ機構
71 ラッチ本体
72 キーパー
76 レバーアーム
77 レバー窓
78 つまみ
81 上皿
82 下皿
85 台間ユニット
A、A1、A2、B、B1、B2 リンクアーム
C、C1、C2、D、D1、D2、E、E1、E2 リンクアーム
P 玉(パチンコ玉)

Claims (1)

  1. パチンコ台の下皿の下方にホッパを設け、下皿から排出される玉をホッパで受けて通路ユニットへ移送するようにした貯留玉受皿において、
    前記ホッパは、前記通路ユニットに連通する玉受け通路部と、
    下皿から排出され、前記玉受け通路部で受けた玉を貯留する貯留部とを有し、
    前記玉受け通路部は、前記貯留部とともに玉を貯留する貯留位置と、前記通路ユニットと連通する非貯留位置の間で移動可能な移動手段と、
    前記玉受け通路部の外周縁に設けた、前記玉受け通路部上での玉量を所定量にする調節壁と、
    前記貯留部は、前記玉受け通路部から溢れた玉を受ける玉受け溝部と、を備えていることを特徴とする貯留玉受皿。
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