JP5322488B2 - 床用目地カバー装置における受枠固定用治具を用いた固定構造 - Google Patents

床用目地カバー装置における受枠固定用治具を用いた固定構造 Download PDF

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Description

本発明は、床用目地カバー装置のカバー体を支承する受枠を、施工時に固定するために用いる受枠固定用治具に関する。
緩衝機能を備えた免震装置によって下部が支持された建物にあっては、地震時における水平方向の揺れが大きくなる傾向がある。このような免震構造の建物の周囲には、隣接する人工地盤との間に、前記揺れを吸収し得る比較的広幅の目地が形成されており、かかる免震構造の建物の目地に好適に使用し得る床用目地カバー装置が、本願出願人によって既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる床用目地カバー装置は、図14に示すように、建物としての建造物Aの床f1 と、該床f1 に目地sを介して隣接する人工地盤としての建造物Bの床f2 との間に差し渡されて前記目地sを覆うカバー体Cの一端が、一方の床f1 の側縁に連結手段aを介して連結されるとともに、該カバー体Cの他端を自由端とし、該自由端が他方の床f2 の側縁に摺動可能に乗載されている。また、前記カバー体Cの一端が連結される一方の床f1 の側縁には、該カバー体Cの一端を支承する水平受縁cを備えた保持受枠bが目地s方向に沿って配設されており、他方の床f2 の側縁には、カバー体Cの自由端を支承する水平受縁eを備えた摺動受枠dが目地s方向に沿って配設されている。
この床用目地カバー装置は、地震時において、建造物Aと、隣接する建造物Bとが近接する方向に相対変位した場合に、カバー体Cの自由端に形成された傾斜端縁gが、摺動受枠dの外端側に形成された傾斜受縁hに沿ってずれ上がり、連結手段aを支点としてカバー体Cが傾動することによって、その相対変位から逃げることができるようになっている。
特開2000−64441号公報(図1)
ところで、上述したカバー体Cを支承する保持受枠bと摺動受枠dは、製造工場において別体で製作されている。また、摺動受枠dは、図15,図16に示すように、目地sの幅方向に沿って分割された分割受枠d1 ,d2 と、その下面に配設されたL形アングルからなる連結杆を兼ねた複数のアンカーjとが溶接を介して一体に組み付けられており、該分割受枠d1 ,d2 間に形成される開口部kによって、施工時における摺動受枠dの下部へのモルタル打設が容易となるようにしている。
そして、カバー体Cとともに出荷される保持受枠bと摺動受枠dは、施工に際して、床f1 ,f2 を構成するスラブコンクリートm1 ,m2 (図14参照)上の同一高さ位置に保持された状態で、該スラブコンクリートm1 ,m2 に立設された差筋nに、摺動受枠dのアンカーjと保持受枠bに設けられたアンカーpとを夫々溶接を介して接合した後、保持受枠bと摺動受枠dの下部及び周囲にモルタルrを打設して床f1 ,f2 を仕上げることにより、該床f1 ,f2 の側縁上に保持受枠bと摺動受枠dとを配設するようにしている。
かかる施工にあって、保持受枠bと摺動受枠dは、その各水平受縁c,eを同一平面上に位置させて配設する必要があるが、保持受枠bと摺動受枠dが別体であるため、該保持受枠bと摺動受枠dとをスラブコンクリートm1 ,m2 (図14参照)上の同一高さ位置に保持するに際して、両者のレベル調整が難しく、作業に手間が掛かるという問題があった。また、摺動受枠dを構成する分割受枠d1 ,d2 と、L形アングルからなる連結杆を兼ねた複数のアンカーjとが溶接を介して一体に組み付けられているため、出荷の搬送時において嵩張ってしまい、取扱い性が悪いという問題点があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解消し得る床用目地カバー装置における受枠固定用治具を提供することを目的とするものである。
本発明は、隣接する建造物の床相互間の目地に差し渡されて該目地を覆うカバー体の一端が、一方の床の側縁に連結手段を介して連結されるとともに、該カバー体の他端を自由端とし、該自由端が他方の床の側縁に摺動可能に乗載されてなる床用目地カバー装置において、前記カバー体の一端が連結される一方の床の側縁に目地方向に沿って配設されて、該カバー体の一端を支承する水平受縁を備えた保持受枠と、
他方の床の側縁に目地方向に沿って配設されて、カバー体の自由端を支承する水平受縁を備えた摺動受枠とを
受枠固定用治具により施工時に固定する固定構造であって、
受枠固定用治具は、
保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から宛がわれる所定長さの杆状治具本体と、保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から宛がわれた杆状治具本体の所定位置に保持受枠と摺動受枠とを夫々固定する、上方から着脱操作可能な固定具を具備する固定手段とを備え
該固定手段は、杆状治具本体に形成された挿通孔と、溝を介して対向する上部片と下部片とにより断面略U字形に形成され、上部片に螺進作用を介して溝内に出没する固定ピンが上下方向に螺装された固定具とからなり、
前記挿通孔から挿通して杆状治具本体の下面側に配置した下部片を保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁の下面に宛がった状態で、固定ピンを螺進させることにより、該固定ピンの先端と下部片との間に、挿通孔の口縁部と保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁とを挟持して固定するようにしたものである
ことを特徴とする床用目地カバー装置における受枠固定用治具を用いた固定構造である。

ここで、受枠固定用治具の杆状治具本体は、保持受枠と摺動受枠とを固定するに際して複数個が用いられ、保持受枠と摺動受枠の長手方向に沿って所定間隔で離間させて配設される。
かかる床用目地カバー装置における受枠固定用治具にあって、前記固定手段が、杆状治具本体に形成された挿通孔と、溝を介して対向する上部片と下部片とにより断面略U字形に形成され、上部片に螺進作用を介して溝内に出没する固定ピンが上下方向に螺装された固定具とからなり、前記挿通孔から挿通して杆状治具本体の下面側に配置した下部片を保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁の下面に宛がった状態で、固定ピンを螺進させることにより、該固定ピンの先端と下部片との間に、挿通孔の口縁部と保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁とを挟持して固定するようにした構成が提案される。
また、前記摺動受枠が、目地幅方向に沿って複数個に分割されている構成が提案される。
本発明は、上述したように、保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から宛がわれる所定長さの杆状治具本体と、保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から宛がわれた杆状治具本体の所定位置に保持受枠と摺動受枠とを夫々固定する、上方から着脱操作可能な固定具を具備する固定手段とを備えた受枠固定用治具であるから、施工時にあって、複数の受枠固定用治具の杆状治具本体を、所定間隔で離間させて、保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から夫々宛がうとともに、固定手段により各杆状治具本体の所定位置に保持受枠と摺動受枠とを夫々固定することにより、該保持受枠と摺動受枠とを所定間隔で同一平面上に位置させて固定することができる。これにより、保持受枠と摺動受枠相互のレベル調整が不要となり、作業能率を大幅に向上させることができる。
また、固定手段が、杆状治具本体に形成された挿通孔と、溝を介して対向する上部片と下部片とにより断面略U字形に形成され、上部片に螺進作用を介して溝内に出没する固定ピンが上下方向に螺装された固定具とからなり、前記挿通孔から挿通して杆状治具本体の下面側に配置した下部片を保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁の下面に宛がった状態で、固定ピンを螺進させることにより、該固定ピンの先端と下部片との間に、挿通孔の口縁部と保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁とを挟持して固定するようにした構成にあっては、上方から着脱操作可能な固定具を備えた固定手段として優れた操作性を得ることができる。
また、摺動受枠が、目地幅方向に沿って複数個に分割されている構成にあっては、従来のように摺動受枠が出荷の搬送時において嵩張ることがなく、その取扱い性を向上させることができる。
先ず、第一実施例にかかる受枠固定用治具18A(図7参照)が適用される床用目地カバー装置について説明する。
図1において、Aは緩衝機能を備えた免震装置(図示省略)によって下部が支持された免震構造の建物からなる建造物、Bは該建造物Aの周囲に形成された人工地盤からなる建造物であって、目地sを介して隣接している。目地sは、建造物Aの周囲に沿って所定幅で形成され、地震時における建造物Aと周囲の建造物Bとの水平方向の相対的な揺れを吸収し得るようになっている。
建造物Aの床f1 と建造物Bの床f2 の間には、カバー体Cが差し渡され、目地sを覆っている。該カバー体Cは、目地sに沿う方向に複数個が連続状に配設されるものであって、各カバー体Cは、その一端が建造物Aの床f1 の側縁に後述する連結手段15を介して連結されている。また、各カバー体Cは、他端を自由端としており、該自由端が建造物Bの床f2 の側縁に摺動可能に乗載されている。
前記建造物Bの床f2 の側縁には、カバー体Cの厚みに相当する深さで窪ませた支持段縁1(図4参照)が、目地sの幅方向(図1において左右方向)に所定幅で形成されており、該支持段縁1の前端稜部には水平受縁2aを備えた前部摺動受枠2が配設されている。また、該支持段縁1の後端側には、第一水平受縁3aの後端に傾斜受縁3bを介して第二水平受縁3cが連成され、さらに該第二水平受縁3cの後端に床f2 の上面に向けて上方傾斜する傾斜受縁3dが連成された後部摺動受枠3が配設されている。ここで、前部摺動受枠2と後部摺動受枠3は、カバー体Cの自由端を支承する摺動受枠が目地sの幅方向に沿って前後に分割されたものであり、該前部摺動受枠2と後部摺動受枠3とによって本発明の摺動受枠が構成されている。このように、摺動受枠を前後に分割することにより、施工時において、該摺動受枠の下部へのモルタル8の打設を容易に行い得るようにしている。
前記第二水平受縁3cの深さは、カバー体Cを構成する端部カバー板7の前端部分に斜め下方に曲成された屈曲端7aの上下幅に相当する深さに設定されている。これにより、カバー体Cの上面が床f2 の上面と略面一となるようにしている。この前部摺動受枠2と後部摺動受枠3は、目地sに沿う方向(図1において前後方向)に延在するように配設されており、その長さは、複数個のカバー体Cを並列させて配置した状態において、その両端に位置するカバー体C,Cの側方に、該カバー体C,Cが目地sに沿う方向に摺動し得る作動空隙が夫々生じる所定の長さに設定されている。尚、後部摺動受枠3は、図2に示すように、前記傾斜受縁3bに代えて第一水平受縁3aの後端に略直角に立ち上がる立ち上がり縁3eを備えた形態であってもよい。
各カバー体Cは、所定の厚みを備え、平面視矩形状に形成されており、前記自由端にその下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁4を備えている。各カバー体Cの自由端は、該傾斜端縁4と上述した後部摺動受枠3の傾斜受縁3b(図1参照)または立ち上がり縁3e(図2参照)との間に適宜幅の空隙が生じるようにして前部摺動受枠2の水平受縁2a及び後部摺動受枠3の第一水平受縁3aが配設された支持段縁1上に乗載されており、前記空隙を作動空隙6としている。また、カバー体Cの前端に設けられた端部カバー板7は、建造物Bの床f2 側に向けて突出されて、その前端部分の屈曲端7aが後部摺動受枠3の第二水平受縁3c上に乗載されており、この端部カバー板7によって前記作動空隙6の上方が遮蔽されている。カバー体C内には、施工時に周囲の床f1 ,f2(図1参照)上に打設されるモルタル8及びタイル(図示省略)等からなる舗装材と同じ舗装材が充填されている。尚、カバー体Cは、このような充填タイプに限定されるものではなく、グレーチング等からなる剛性基体上に天板を備えたものやその他の構成からなるものであってもよい。
一方、建造物Aの床f1 の側縁上には、目地sに沿う方向に延在するようにして保持受枠9が配設されている。該保持受枠9は、図3に示すように、水平受縁9aと垂直縁9bとを備えた断面L形に形成されており、水平受縁9aの上面に、上述したカバー体Cの一端が乗載されている。また、水平受縁9aには、その下面側から挿通して該水平受縁9aに固着したボルトからなる複数の連結杆10が、カバー体Cの底板11の幅方向両側縁近傍位置に形成された一対の挿通孔12に対応する位置に夫々立設されている。各連結杆10は、水平受縁9a上にカバー体Cの一端を乗載した状態において、前記底板11の挿通孔12に下方から遊嵌され、その上端にはナットからなる受圧部材13が螺着されている。また、各連結杆10には、前記受圧部材13と底板11との間に介装するようにしてコイルバネからなる弾発部材14が圧縮状態で外嵌されており、該弾発部材14の弾発力によってカバー体Cを常時下方に付勢するようにしている。尚、このカバー体Cの下方付勢手段としては、コイルバネに代えてゴムリング(図示省略)を用いることも可能である。これにより、建造物Aの床f1 の側縁に、カバー体Cの一端を揺動可能に連結する連結手段15が構成されている。また、この連結状態において、カバー体Cの上面が建造物Aの床f1 の上面と同一高さとなるようにしている。さらに、挿通孔12を囲繞するモルタル遮断筒16の上部は、前記弾発部材14及び受圧部材13の取付け操作を可能とする操作口となっており、該操作口には、遮蔽キャップ17が着脱可能に嵌着されている。
かかる構成からなる床用目地カバー装置の作動態様について説明する。
カバー体Cは、その上面が、建造物Aの床f1 の上面及び建造物Bの床f2 の上面と略面一になるように配設されていることにより、常時は、図1に示すように、該カバー体Cと、建造物Aの床f1 または建造物Bの床f2 との間に段差が生じることがない。また、地震時において、建造物Aと、隣接する建造物Bとが近接する方向に比較的小さく相対変位すると、カバー体Cの自由端が作動空隙6の範囲内で水平に摺動してその相対変位に追従し、さらに大きく相対変位すると、カバー体Cは、自由端に形成された傾斜端縁4が、傾斜受縁3b(図1参照)または立ち上がり縁3e(図2参照)の上端に当接してずれ上がり、図4に示すように、連結手段15により連結された一端を支点として傾動することにより、その相対変位から逃げることができる。
また、建造物Aと、隣接する建造物Bとが離れる方向に相対変位すると、カバー体Cは、その自由端が支持段縁1上を、傾斜受縁3b(または立ち上がり縁3e)と逆方向に向けて水平に摺動してその相対変位に追従する。
また、建造物Aと、隣接する建造物Bとが前後方向(目地sに沿う方向)に相対変位すると、カバー体Cの自由端は、支持段縁1上を前後方向に摺動してその相対変位に追従する。
さらに、建造物Aと、隣接する建造物Bとが上下方向に相対変位すると、カバー体Cは、連結手段15により建造物Aの床f1 の側縁に連結された一端を支点として、建造物Aもしくは隣接する建造物Bの上下動に伴なって傾動して、その相対変位に追従する。
そして、地震が終って建造物Aと建造物Bとが定常位置に戻ると、これに伴なってカバー体Cの自由端も、図1に示した定常位置に戻り、カバー体Cが定常状態に復帰する。
次に、本発明の要部にかかる受枠固定用治具の第一実施例を、図5〜図9に基づいて説明する。
受枠固定用治具は、上述した保持受枠9と、前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3とを施工時に固定するために用いるものであって、この第一実施例における受枠固定用治具18Aは、図5〜図7に示すように、所定長さの杆状治具本体19と、上方から着脱操作可能な固定具20を具備する固定手段とを備えている。
杆状治具本体19は、図5(A)〜(C)に示すように、帯板状の主杆部21と、該主杆部21の両側縁に夫々立設された補強板部22,22とにより断面コ字形に形成されている。該杆状治具本体19の材質には、所定の強度を備えたスチール,ステンレス,アルミニウム等の金属、または硬質合成樹脂が用いられ得る。尚、杆状治具本体19は、このように断面コ字形の形状に代えて、主杆部21の一側縁に補強板部22を立設した断面L字形にすることも可能である。
主杆部21には、保持受枠9と、前部摺動受枠2とを固定する位置に、主杆部21の表裏面を貫通する矩形状の挿通孔22a,22aが形成されており、後部摺動受枠3を固定する位置には、主杆部21の表裏面を貫通する円形の挿通孔22bが形成されている。前記矩形状の挿通孔22a,22aには、主杆部21の長手方向に対応する孔端に、後述する固定具20の下部片26bを挿通する方向を示すV形に切欠した方向指標部23(図5(D)参照)が形成されており、また、この方向指標部23が形成された各挿通孔22a,22aの孔端位置は、保持受枠9と前部摺動受枠2の適正な固定位置に一致するように設定されている。これにより、図5(D)に示すように、方向指標部23が形成された各挿通孔22a,22aの孔端位置に、保持受枠9の水平受縁9a及び前部摺動受枠2の水平受縁2aの挟持側一端縁24を一致させることにより、該保持受枠9と前部摺動受枠2の適正な固定位置が知得できるようになっている。尚、前記方向指標部23は、各挿通孔22a,22aの孔端をV形に切欠する形態に代えて、各挿通孔22a,22aに近い主杆部21の上面に矢印等を刻設或いは描いて設けることも可能である。
一方、前記固定具20は、図6に示すように、一方が開放された溝25を介して上下で対向する上部片26aと下部片26bとにより断面略U字形に形成され、その上部片26aには螺進作用を介して溝25内に出没する固定ピン27が上下方向に螺装されている。ここで、前記上部片26aと下部片26bの間隔は、主杆部21の厚みと、保持受枠9の水平受縁9aの厚みまたは前部摺動受枠2の水平受縁2aの厚みとを加えた寸法以上に設定されており、これによって、図7(B)に示すように、主杆部21と、保持受枠9の水平受縁9aまたは前部摺動受枠2の水平受縁2aとを溝25内に嵌挿した状態で、固定ピン27を螺進させて両者を緊締し得るようになっている。
また、後部摺動受枠3の第一水平受縁3aには螺子孔28(図7(B)参照)が形成されており、該螺子孔28に、上述した主杆部21の挿通孔22bに上方から挿通させた螺子29を螺合させることにより、杆状治具本体19の所定位置に後部摺動受枠3を固定し得るようになっている。尚、後部摺動受枠3の第一水平受縁3aに螺子孔28を予め形成しておく構成に代えて、螺子29にタッピング螺子を用いることにより、施工時に第一水平受縁3aに螺子孔を形成し乍ら締め付けるようにすることも可能である。
そして、この螺子29または前記固定具20と、前記挿通孔22a,22bとによって杆状治具本体19の所定位置に、保持受枠9と、前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3とを夫々固定する固定手段が構成されている。
尚、後部摺動受枠3が、第一水平受縁3aの前端に下方に屈曲した屈曲縁3f(図7参照)を備えていない場合には、図8に示すように、後部摺動受枠3を固定する位置に主杆部21の表裏面を貫通する矩形状の挿通孔22cを形成し、該挿通孔22cと上述した固定具20とによって、杆状治具本体19の所定位置に後部摺動受枠3を固定するようにしてもよい。
次に、上述した受枠固定用治具18Aの使用方法について説明する。
施工時にあって、図9に示すように、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3とを平行に配置するとともに、これらに直交する方向に複数の受枠固定用治具18Aの杆状治具本体19を所定間隔で離間させて配置し、その各主杆部21を保持受枠9の水平受縁9aと、前部摺動受枠2の水平受縁2a及び後部摺動受枠3の第一水平受縁3aとに上方から夫々宛がう。この時、図5(D)に示すように、各主杆部21の挿通孔22a,22aの方向指標部23が形成された孔端位置に、保持受枠9及び前部摺動受枠2の各挟持側一端縁24を一致させて、該保持受枠9と前部摺動受枠2の適正な固定位置を知得する。次いで、各固定具20の下部片26bを前記挿通孔22a,22a内へ方向指標部23が示す方向に従って挿通し、図7(B)に示すように、該下部片26bを保持受枠9の水平受縁9a及び前部摺動受枠2の水平受縁2aの下面に宛がって、この状態で固定ピン27を螺進させることにより、その緊締作用を介して該固定ピン27の先端と下部片26bとの間に、挿通孔22a,22aの口縁部と、保持受枠9の水平受縁9aまたは前部摺動受枠2の水平受縁2aとを夫々挟持させる。一方、後部摺動受枠3の第一水平受縁3aは、該第一水平受縁3aに形成された螺子孔28(図7(B)参照)に、各主杆部21の挿通孔22bに上方から挿通させた螺子29を螺合して緊締させる。これにより、各受枠固定用治具18Aによって、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3とを一体に固定することができる。
そして、このように、各受枠固定用治具18Aによって一体に固定された保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3を、床f1 ,f2 を構成するスラブコンクリートm1 ,m2 (図1参照)上の同一高さ位置に適宜の保持手段を介して保持した状態で、該スラブコンクリートm1 ,m2 に立設された差筋nに、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3の夫々に設けられているアンカー30を溶接によって接合することにより、該保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3とを前記スラブコンクリートm1 ,m2 上に固定する。
然る後、各固定具20の固定ピン27を弛緩方向に螺回して、杆状治具本体19から該固定具20を取り外すとともに、螺子29を弛緩方向に螺回して、杆状治具本体19から該螺子29を取り外すことにより、各杆状治具本体19による保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3の固定を解除した後、各杆状治具本体19を取り外す。このように取り外された各杆状治具本体19と固定具20と螺子29は、再利用が可能であり、次回以降の施工に繰り返し使用することができる。
また、前記差筋nにアンカー30を介して接合された保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3の下部及び周囲には、モルタル8が打設され、床f1 ,f2 が仕上げられる。これにより、該床f1 ,f2 の側縁上に保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠3とが配設されることとなる。
かかる構成にあって、上述したように施工時において、複数の受枠固定用治具18Aの杆状治具本体19を所定間隔で離間させた状態で、各杆状治具本体19を保持受枠9の水平受縁9aと、前部摺動受枠2の水平受縁2a及び後部摺動受枠3の第一水平受縁3aとに上方から夫々宛がうとともに、固定手段により各杆状治具本体19の所定位置に保持受枠9と前部摺動受枠2と後部摺動受枠3とを夫々固定することにより、該保持受枠9の水平受縁9aと、前部摺動受枠2の水平受縁2aと、後部摺動受枠3の第一水平受縁3aとを所定間隔で同一平面上に位置させて固定することができる。これにより、保持受枠9と前部摺動受枠2相互のレベル調整が不要となり、作業能率を大幅に向上させることができる。
また、固定手段が、杆状治具本体19に形成された挿通孔22a,22aと、溝25を介して対向する上部片26aと下部片26bとにより断面略U字形に形成され、上部片26aに螺進作用を介して溝25内に出没する固定ピン27が上下方向に螺装された固定具20とからなり、前記挿通孔22a,22aから挿通して杆状治具本体19の下面側に配置した下部片26bを保持受枠9の水平受縁9aと前部摺動受枠2の水平受縁2aの下面に宛がった状態で、固定ピン27を夫々螺進させることにより、該固定ピン27の先端と下部片26bとの間に、挿通孔22a,22aの口縁部と、保持受枠9の水平受縁9aまたは前部摺動受枠2の水平受縁2aとを挟持して固定するようにしたことにより、上方から着脱操作可能な固定具20を備えた固定手段として優れた操作性を得ることができる。
また、摺動受枠を構成する前部摺動受枠2と後部摺動受枠3とが、目地sの幅方向に沿って分割されていることにより、出荷の搬送時において嵩張ることがなく、その取扱い性に優れたものとなる。
次に、第二実施例にかかる受枠固定用治具18B(図12参照)が適用される床用目地カバー装置について説明する。この床用目地カバー装置は、図10に示すように、建造物Aに目地sを介して隣接する建造物Bの床f2 が、建造物Aの床f1 の高さに比して、カバー体Cの厚み分だけ低く設定されており、該床f2 の側縁に水平受縁2aを備えた前部摺動受枠2と、水平受縁31a,32aを備え、前後に二分割された後部摺動受枠31,32とが配設されている。また、建造物Aの床f1 と建造物Bの床f2 間の目地sに差し渡されて該目地sを覆う各カバー体Cは、その一端が建造物Aの床f1 の側縁に配設された保持受枠9の水平受縁9a上に、上述した連結手段15を介して揺動可能に連結され、他端の自由端が建造物Bの床f2 の側縁に配設された前記前部摺動受枠2と後部摺動受枠31,32上に摺動可能に乗載されている。
各カバー体Cは、目地を覆う矩形状の主板部33と、該主板部33の下面に格子状に配設された複数の突条35からなる補強リブ部34とを備えており、該主板部33と補強リブ部34とが鋳造により一体形成されている。また、補強リブ部34を構成する複数の突条35の内、主板部33の後端部と前端近傍部及びその中間位置で、目地sに沿う方向に延在させて配設された突条35a,35b,35cの下端は、他の突条35よりも下方に若干突出した支持端となっている。また、主板部33は、その前端に下方傾斜するスロープ部36を備えており、該スロープ部36の下端も支持端となっている。そして、該スロープ部36の支持端と、主板部33の前端近傍部に配設された突条35bの支持端とが後部摺動受枠31,32の水平受縁31a,32a上に夫々乗載されており、主板部33の中間位置に配設された突条35cの支持端は、上述した前部摺動受枠2の水平受縁2a上に乗載されている。
この第二実施例における受枠固定用治具18Bは、図11,図12に示すように、所定長さの杆状治具本体19と、上方から着脱操作可能な固定具20を具備する固定手段とを備えており、固定具20は上述した第一実施例(図6参照)と同一に構成されている。
杆状治具本体19は、図11(A)〜(C)に示すように、帯板状の主杆部21と、該主杆部21の両側縁に夫々立設された補強板部22,22とにより断面コ字形に形成されている。該杆状治具本体19の材質には、所定の強度を備えたスチール,ステンレス,アルミニウム等の金属、または硬質合成樹脂が用いられ得る。尚、杆状治具本体19は、このように断面コ字形の形状に代えて、主杆部21の一側縁に補強板部22を立設した断面L字形にすることも可能である。
主杆部21には、保持受枠9と、前部摺動受枠2と、後部摺動受枠31を固定する位置に、主杆部21の表裏面を貫通する矩形状の挿通孔22a,22a,22aが形成されており、該挿通孔22a,22a,22aには、主杆部21の長手方向に対応する孔端に、固定具20(図6参照)の下部片26bを挿通する方向を示す方向指標部23(図11(C)参照)が形成されている。また、後部摺動受枠32を固定する主杆部21の端縁には方向指標部23のみが形成されている。また、この方向指標部23が形成された各挿通孔22a,22a,22aの孔端位置及び主杆部21の端縁が、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠31,32の適正な固定位置に一致するように設定されている。これにより、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠31,32の適正な固定位置が知得できるようになっている。
その他、第一実施例と共通する構成部分については第一実施例と同一の符号を付して重複説明を省略する。
次に、上述した受枠固定用治具18Bの使用方法について説明する。
施工時にあって、図13に示すように、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠31,32とを平行に配置するとともに、これらに直交する方向に複数の受枠固定用治具18Bの杆状治具本体19を所定間隔で離間させて配置し、その各主杆部21を保持受枠9の水平受縁9aと、前部摺動受枠2の水平受縁2a及び後部摺動受枠31,32の水平受縁31a,32aとに上方から夫々宛がう。この時、各挿通孔22a,22a,22aの孔端位置及び主杆部21の端縁によって、保持受枠9と、前部摺動受枠2及び後部摺動受枠31,32の適正な固定位置を知得する。次いで、各固定具20の下部片26b(図12(B)参照)を、前記挿通孔22a,22a,22a内へ方向指標部23(図11(C)参照)が示す方向に従って挿通し、図12(B)に示すように、該下部片26bを保持受枠9の水平受縁9a,前部摺動受枠2の水平受縁2a及び後部摺動受枠31の水平受縁31aの下面に宛がって、この状態で固定ピン27を夫々螺進させることにより、その緊締作用を介して該固定ピン27の先端と下部片26bとの間に、挿通孔22a,22a,22aの口縁部と、保持受枠9の水平受縁9aまたは前部摺動受枠2の水平受縁2aまたは後部摺動受枠31の水平受縁31aとを夫々挟持させる。一方、後部摺動受枠32は、主杆部21の端縁から挿通させた各固定具20の下部片26bを、水平受縁32aの下面に宛がった状態で、固定ピン27を夫々螺進させることにより、その緊締作用を介して主杆部21の端縁部分と、後部摺動受枠32の水平受縁32aとを挟持させる。これにより、各受枠固定用治具18Bによって、保持受枠9と前部摺動受枠2及び後部摺動受枠31,32とを一体に固定することができる。
かかる構成にあっても、複数の受枠固定用治具18Bを用いて、保持受枠9の水平受縁9aと、前部摺動受枠2の水平受縁2aと、後部摺動受枠31,32の水平受縁31a,32aを所定間隔で同一平面上に位置させて固定することができる。これにより、保持受枠9と前部摺動受枠2相互のレベル調整が不要となり、作業能率を大幅に向上させることができる。
また、固定手段が、杆状治具本体19に形成された挿通孔22a,22a,22aと、溝25を介して対向する上部片26aと下部片26bとにより断面略U字形に形成され、上部片26aに螺進作用を介して溝25内に出没する固定ピン27が上下方向に螺装された固定具20とからなり、前記挿通孔22a,22a,22aまたは主杆部21の端縁から挿通して杆状治具本体19の下面側に配置した下部片26bを、保持受枠9の水平受縁9aと、前部摺動受枠2の水平受縁2aと、後部摺動受枠31,32の水平受縁31a,32aの下面に宛がった状態で、固定ピン27を夫々螺進させることにより、該固定ピン27の先端と下部片26bとの間に、挿通孔22a,22a,22aの口縁部または主杆部21の端縁部分と、保持受枠9の水平受縁9aまたは前部摺動受枠2の水平受縁2aまたは後部摺動受枠31,32の水平受縁31a,32aとを挟持して固定するようにしたことにより、上方から着脱操作可能な固定具20を備えた固定手段として優れた操作性を得ることができる。
また、摺動受枠を構成する前部摺動受枠2と後部摺動受枠31,32とが、目地sの幅方向に沿って分割されていることにより、出荷の搬送時において嵩張ることがなく、その取扱い性に優れたものとなる。
第一実施例にかかる受枠固定用治具18Aが適用される床用目地カバー装置の施工状態を示す縦断正面図である。 立ち上がり縁3eを具備する後部摺動受枠3を備えた同上の床用目地カバー装置の施工状態を示す縦断正面図である。 連結手段15部分の拡大断面図である。 カバー体Cの作用説明図である。 第一実施例にかかる受枠固定用治具18Aを構成する杆状治具本体19を示し、(A)は平面図、(B)は縦断正面図、(C)は拡大側断面図、(D)は挿通孔22a部分の拡大平面図である。 固定具20を示し、(A)は縦断正面図、(B)は平面図である。 受枠固定用治具18Aによる保持受枠9と前部摺動受枠2と後部摺動受枠3の固定状態を示し、(A)は縦断正面図、(B)は中間部分を省略した要部の拡大縦断正面図である。 固定具20によって後部摺動受枠3を固定した状態を示す変形実施例の要部の拡大縦断正面図である。 受枠固定用治具18Aによる保持受枠9と前部摺動受枠2と後部摺動受枠3の固定状態を示す平面図である。 第二実施例にかかる受枠固定用治具18Bが適用される床用目地カバー装置の施工状態を示す縦断正面図である。 第二実施例にかかる受枠固定用治具18Bを構成する杆状治具本体19を示し、(A)は平面図、(B)は縦断正面図、(C)は主杆部21の端縁部分の拡大平面図である。 受枠固定用治具18Bによる保持受枠9と前部摺動受枠2と後部摺動受枠31,32の固定状態を示し、(A)は縦断正面図、(B)は中間部分を省略した要部の拡大縦断正面図である。 受枠固定用治具18Bによる保持受枠9と前部摺動受枠2と後部摺動受枠31,32の固定状態を示す平面図である。 従来構成の床用目地カバー装置の施工状態を示す縦断正面図である。 従来の摺動受枠dの縦断正面図である。 従来の摺動受枠dの平面図である。
符号の説明
A 建造物
B 建造物
C カバー体
f1 床
f2 床
s 目地
2 前部摺動受枠(摺動受枠)
2a 水平受縁
3 後部摺動受枠(摺動受枠)
3a 第一水平受縁
9 保持受枠
9a 水平受縁
15 連結手段
18A,18B 受枠固定用治具
19 杆状治具本体
20 固定具(固定手段)
22a〜22e 挿通孔(固定手段)
25 溝
26a 上部片
26b 下部片
27 固定ピン
31 後部摺動受枠(摺動受枠)
31a 水平受縁
32 後部摺動受枠(摺動受枠)
32a 水平受縁

Claims (1)

  1. 隣接する建造物の床相互間の目地に差し渡されて該目地を覆うカバー体の一端が、一方の床の側縁に連結手段を介して連結されるとともに、該カバー体の他端を自由端とし、該自由端が他方の床の側縁に摺動可能に乗載されてなる床用目地カバー装置において、前記カバー体の一端が連結される一方の床の側縁に目地方向に沿って配設されて、該カバー体の一端を支承する水平受縁を備えた保持受枠と、
    他方の床の側縁に目地方向に沿って配設されて、カバー体の自由端を支承する水平受縁を備えた摺動受枠とを
    受枠固定用治具により施工時に固定する固定構造であって、
    受枠固定用治具は、
    保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から宛がわれる所定長さの杆状治具本体と、保持受枠の水平受縁と摺動受枠の水平受縁とに上方から宛がわれた杆状治具本体の所定位置に保持受枠と摺動受枠とを夫々固定する、上方から着脱操作可能な固定具を具備する固定手段とを備え
    該固定手段は、杆状治具本体に形成された挿通孔と、溝を介して対向する上部片と下部片とにより断面略U字形に形成され、上部片に螺進作用を介して溝内に出没する固定ピンが上下方向に螺装された固定具とからなり、
    前記挿通孔から挿通して杆状治具本体の下面側に配置した下部片を保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁の下面に宛がった状態で、固定ピンを螺進させることにより、該固定ピンの先端と下部片との間に、挿通孔の口縁部と保持受枠の水平受縁または摺動受枠の水平受縁とを挟持して固定するようにしたものである
    ことを特徴とする床用目地カバー装置における受枠固定用治具を用いた固定構造。
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