JP3942742B2 - 床用目地カバー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、隣接する建造物間の目地を覆う床用目地カバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
床用目地カバー装置にあって、特に、緩衝機能を備えた免震装置によって下部が支持された免震構造の建造物に適用される一般的な床用目地カバー装置は、図5イに示すように、免震構造の建造物aの床側縁に、目地sを覆うカバー体cの一端を連結手段dを介して固定し、該カバー体cの他端を自由端eとして、該自由端eを人工地盤からなる他方の建造物bの床側縁上に摺動可能に乗載してなり、建造物a,b間に左右方向(目地幅方向)及び前後方向(目地に沿う方向)の相対変位が生じた場合に、カバー体cの自由端eが建造物bの床側縁上を前後左右に摺動して、その相対変位に追従するようになっている。
【0003】
ところで、かかる構成の目地カバー装置にあっては、カバー体cの上面gと、
建造物bの床面iとの間に、カバー体cの厚み分の段差hが生じるため、該段差hが通行の障害となり、特に、病院,公官庁等のような老人,障害者等が訪れる機会が多い建造物における使用には適さないという欠点があった。
【0004】
そこで、図5ロに示すように、カバー体cの一端を、建造物aの床側縁に連結手段dを介して揺動可能に連結し、該カバー体cの自由端eにその下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁jを形成する一方、建造物bの床側縁に、前記傾斜端縁jと同方向に傾斜する傾斜受面kを外端に備えた摺動溝mを設け、該摺動溝m上に前記カバー体cの自由端eを乗載することにより、前記段差hが生じないようにした目地カバー装置が、特願平9ー22108号,特願平9ー143246号等として本願出願人によって既に提案されている。
【0005】
この目地カバー装置は、建造物a,bの左右方向(目地幅方向)の相対変位時にあって、建造物a,bが近接する方向に相対変位した場合に、カバー体cの傾斜端縁jが、摺動溝mの外端の傾斜受面kに沿ってずれ上り、連結手段dを支点としてカバー体cが傾動することにより、その相対変位から逃げ得るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構成の目地カバー装置を、目地sのコーナー部に配設しようとする場合には、図6に示すように、カバー体c とカバー体c とをコーナー部に沿ってL形に配設し、該カバー体c ,c の一端を建造物aの直交する床側縁に連結手段d ,d を介して揺動可能に夫々連結するとともに、カバー体c ,c の自由端e ,e を建造物b側の直交する床側縁に設けた摺動溝m ,m に乗載することとなる。ところが、このような配設状態にあっては、例えば、カバー体c 側の建造物a,bが近接する方向に相対変位した場合に、カバー体c は、連結手段d を支点として自由端e が摺動溝m の傾斜受面k に沿ってずれ上り、その相対変位から逃げることができるものの、カバー体c には、傾斜受面k に直交する方向の傾動機能がないため、該カバー体c が傾斜受面k に衝当して破損してしまう。また、カバー体c 側の建造物a,bが近接する方向に相対変位した場合にも、上記と同様の理由でカバー体c が破損する。このため、目地sのコーナー部には、従来構成の目地カバー装置を適用することができないという問題点があった。
【0007】
本発明は、かかる従来の問題点を解消し得る床用目地カバー装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、隣接する建造物間の目地に差し渡されて該目地を覆う複数のカバー体の一端を、一方の建造物の床側縁に乗載し、各カバー体の他端を自由端として、該自由端にその下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁を形成する一方、他方の建造物の床側縁に、前記傾斜端縁と同方向に傾斜する傾斜受面を外端に備えた摺動溝を設け、該摺動溝上に前記各カバー体の自由端を乗載してなる床用目地カバー装置において、前記複数のカバー体のうち、目地のコーナー部以外に配設されるカバー体の一端を一方の建造物の床側縁に揺動可能に連結するとともに、目地のコーナー部に配設される端部のカバー体と、該カバー体に隣り合うカバー体との対向する側縁をヒンジ結合を介して連結し、前記端部のカバー体をその隣り合うカバー体に対して傾動可能に設けたことを特徴とする床用目地カバー装置である。
ここで目地のコーナー部に配設される端部のカバー体は、コーナー部を覆い得るように全体でL形を呈し、コーナー部の対角線に沿って左右一対に分割形成されているようにすることができ、この場合には、分割された各カバー体C ’,C ’は、夫々隣り合う目地のコーナー部以外に配設されるカバー体C ,C と、その対向する側縁をヒンジ結合を介して連結する。
また、目地のコーナー部に配設される端部のカバー体を、コーナー部を覆い得るようにL形に一体形成することもでき、この場合には、隣り合う、目地のコーナー部以外に配設されるカバー体C ,C の何れか一方に、その対向する側縁をヒンジ結合を介して連結する。
【0009】
かかる構成にあって、摺動溝上に乗載される各カバー体の自由端は、その上面を周囲の床面と略同一高さとすることができ、段差が生じない。また、端部のカバー体が、隣り合うカバー体に対してその側縁がヒンジ結合を介して傾動可能に連結されていることにより、地震時に、目地のコーナー部において、端部のカバー体の他側縁が、直交する位置関係にある傾斜受面に沿ってずれ上り、前記ヒンジ結合部を支点として端部のカバー体が傾動して、その相対変位から逃げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施例を、図1〜図4について説明する。
図面において、Aは緩衝機能を備えた免震装置(図示省略)によって下部が支持された免震構造の建造物、Bは該建造物Aの周囲に形成された人工地盤からなる建造物であって、目地sを介して隣接している。目地sは、建造物Aの周囲に沿って所定幅で形成され、地震時における建造物Aと周囲の建造物Bとの水平方向の相対的な変位を吸収し得るようになっている。ここで、図2は、建造物Aの出隅部分が図示されており、該出隅部分に沿って目地sにL形のコーナー部pが生じている。
【0011】
前記建造物Bの床側縁には、摺動受枠1a,1bが目地sに沿ってL形に配設されている。該摺動受枠1a,1bは、図1に示すように、水平受面2と該水平受面2の外端から建造物Bの床面f に向けて上り勾配で傾斜する傾斜受面3とを備えており、この摺動受枠1a,1bを建造物Bの床側縁に設けられる摺動溝4としている。
【0012】
また、建造物Bの側端には通水溝路5が連成されている。該通水溝路5は、その内側壁5’が建造物Aの床側縁の下方に臨むように設けられており、該通水溝路5によって、上方から目地s内に流入する雨水等を排水し得るようになっている。
【0013】
建造物Aと建造物Bとの間には、複数のカバー体C ,C が差し渡され、目地sを覆っている。ここで、図2に示すように、カバー体C は、一方向の目地sに沿って連続状に配設され、カバー体C は、コーナー部pを介してカバー体C に直交する方向の目地sに沿って連続状に配設されている。また、このように連続状に配設された各カバー体C ,C の側端に、目地sのコーナー部pに位置させて、端部のカバー体C ’,C ’が配設されている。この端部のカバー体C ’,C ’は、コーナー部pを覆い得るように全体でL形を呈し、コーナー部pの対角線に沿って左右一対に分割形成されている。そして、図3に拡大して示すように、一方のカバー体C ’と、これに隣り合うカバー体C との対向する側縁が複数のヒンジ6によるヒンジ結合を介して連結されており、また、他方のカバー体C ’と、これに隣り合うカバー体C との対向する側縁が前記と同様に複数のヒンジ6によるヒンジ結合を介して連結されている。これにより、カバー体C ’は隣り合うカバー体C に対して傾動可能となっており、また、カバー体C ’は隣り合うカバー体C に対して傾動可能となっている。
【0014】
前記各カバー体C ,C ’,C ,C ’は、その一端が建造物Aの床側縁に夫々乗載されており、さらに、目地sのコーナー部p以外に配設される各カバー体C ,C の一端は、図1に示すように、建造物Aの床側縁に後述の連結手段7を介して揺動可能に連結されている。また、各カバー体C ,C ’,C ,C ’の他端を自由端としており、該自由端が前記摺動溝4を構成する摺動受枠1a,1bの水平受面2上に摺動可能に夫々乗載されている。該自由端にはその下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁8が夫々形成されており、該傾斜端縁8は、前記摺動溝4の傾斜受面3と略同一勾配となっている。また、この自由端の乗載状態において、各カバー体C ,C ’,C ,C ’の上面9が建造物Bの床面f と同一高さとなるようにしている。
【0015】
また、前記自由端が乗載される水平受面2上には、上面にテフロンコーティング等の滑性面を形成した薄板状のパッキン10が被着されており、該パッキン10の滑性面によって、自由端の摺動が容易となるようにしている。
【0016】
前記各カバー体C ,C ’,C ,C ’は、夫々外周を囲繞する周枠内にモルタル,タイル等からなる床仕上げ材11が充填され、また、下部に複数のメインバー12aとクロスバー12bとを格子状に組付けてなる剛性基枠12(図3参照)を配設して構成されている。該剛性基枠12はグレーチングとして一般に用いられているものと略同一の構造であり、この剛性基枠12によって、カバー体C ,C ’,C ,C ’上にかかる荷重に耐え得る所定の強度を得るようにしている。尚、カバー体C ,C ’,C ,C ’は、所定の強度を備えたものであればよく、この内部構造に限定されるものではない。
【0017】
図4は、前記連結手段7を示し、建造物Aの床側縁に、目地sに沿って延在するように保持受枠体13が配設されている。該保持受枠体13は、水平受縁13aと垂直縁13bとを備えた断面L形に形成されている。水平受縁13aの上面には、狭幅の平板状に形成された支持体14が固着されており、その上面を、カバー体C ,C の下面に接触させて該カバー体C ,C を揺動可能に支持する支持縁15としている。尚、該支持体14を、カバー体C ,C の底板17に固着させて、その下面を支持縁15としてもよい。
【0018】
さらに、前記保持受枠体13の水平受縁13aには、その下面側から挿通して該水平受縁13aに固着したボルトからなる複数の連結杆16が所定間隔で立設されている。各連結杆16は、前記支持縁15でカバー体C ,C の下面を支持した状態において、カバー体C ,C の底板17に形成された挿通孔18に遊嵌され、その上端にはナットからなるばね受部材19が螺着されている。
また、各連結杆16には、前記ばね受部材19とカバー体C ,C の底板17との間に介装するようにしてコイル状のばね20が外嵌されており、該ばね20によってカバー体C ,C を常時下方に付勢するようにしている。これにより、カバー体C ,C の一端が保持受枠体13に対して揺動可能となっている。
【0019】
これにより、連結手段7が構成され、該連結手段7によって各カバー体C ,C の一端が建造物Aの床側縁に揺動可能に連結されている。また、この連結状態において、カバー体C ,C 及び端部のカバー体C ’,C ’の上面9が建造物Aの床面f と同一高さとなるようにしている。
【0020】
尚、カバー体C ,C には、前記連結杆16の上方に対応する位置に、ばね20やばね受部材19の取付け用操作口21が開口され、該操作口21を不使用時に遮蔽するキャップ22が着脱自在に嵌着される。
【0021】
かかる構成にあって、カバー体C ,C 及び端部のカバー体C ’,C ’は、その上面9を、建造物Aの床面f 及び建造物Bの床面f と略面一になるようにして配設することができるので、常時は、図1に示すように、該カバー体C ,C 及び端部のカバー体C ’,C ’と、建造物Aの床面f 及び建造物Bの床面f との間に段差が生じることがない。
【0022】
また、図2にあって、地震時において、例えばカバー体C 側の建造物Aと建造物Bとの左右方向(目地幅方向)の相対変位時に、該建造物A,Bが近接する方向に相対変位すると、各カバー体C は、連結手段7により連結された一端を支点として、自由端に形成された傾斜端縁8が、摺動受枠1aの傾斜受面3に沿ってずれ上がる。また、この時、端部のカバー体C ’は、隣り合うカバー体C にヒンジ6で連結されていることにより、該カバー体C に従動して、カバー体C ’の傾斜端縁8が摺動受枠1aの傾斜受面3に沿ってずれ上がることとなる。而して、この時、他方の各カバー体C ,C ’は、その各自由端が摺動受枠1bの水平受面2上を摺動して、直交する位置関係にある前記摺動受枠1a側に相対的に移動することとなるのであるが、端部のカバー体C ’がヒンジ6を介して隣り合うカバー体C に傾動可能に連結されていることにより、該ヒンジ6を支点として、カバー体C ’の外側縁が、前記摺動受枠1aの傾斜受面3に沿ってずれ上がり、その相対変位から逃げることができる。
【0023】
一方、カバー体C 側の建造物Aと建造物Bとが離れる方向に相対変位すると、各カバー体C ,C ’は、その各自由端が摺動受枠1aの水平受面2上を、該摺動受枠1aの傾斜受面3と逆方向に向けて水平に摺動してその相対変位に追従する。また、この時、他方の各カバー体C ,C ’は、その各自由端が摺動受枠1bの水平受面2上を上記と同方向に摺動してその相対変位に追従する。
【0024】
また、カバー体C 側の建造物Aと建造物Bとの前後方向(目地に沿う方向)の相対変位時にあっては、カバー体C ,C ’の各自由端が摺動受枠1aの水平受面2上を前後方向に摺動するのであるが、該カバー体C ,C ’が直交する位置関係にある摺動受枠1b側に相対的に移動すると、端部のカバー体C ’がヒンジ6を介して隣り合うカバー体C に傾動可能に連結されていることにより、該ヒンジ6を支点として、カバー体C ’の外側縁が、摺動受枠1bの傾斜受面3に沿ってずれ上がり、その相対変位から逃げることができる。また、この時、他方の各カバー体C ,C ’は、その各自由端の傾斜端縁8が、摺動受枠1bの傾斜受面3に沿ってずれ上がることとなり、その相対変位から逃げることができる。
【0025】
そして、地震が終って建造物Aと建造物Bとが定常位置に戻ると、これに伴なって各カバー体C ,C ’,C ,C ’の自由端が摺動受枠1a,1bの定常位置に夫々戻ることとなる。
【0026】
これにより、目地sのコーナー部pを、端部のカバー体C ’,C ’によって支障なく覆うことができる。
【0027】
また、免震構造の建造物Aにあっては、隣接する建造物Bとの間に、地震時における上下方向の相対変位が殆ど生じないため、上下方向の追従機能を考慮する必要はないのであるが、仮に、建造物Aと隣接する建造物Bとが上下方向に相対変位したとしても、各カバー体C ,C が連結手段7を支点として建造物Aもしくは隣接する建造物Bの上下動に伴なって傾動し、かつ、端部のカバー体C ’,C ’も従動的に傾動するため、その相対変位に追従させることができる。
【0028】
尚、上記実施例にあっては、目地sのコーナー部pを覆う端部のカバー体C’,C ’を左右一対に分割形成しているが、このように分割することなくL形に一体形成し、隣り合うカバー体C ,C の何れか一方にヒンジ6を介して傾動可能に連結するようにしてもよい。
【0029】
また、前記両実施例では、建造物Aを、免震装置によって下部が支持された免震構造の建造物とし、建造物Bを、人工地盤としているが、この配置関係を逆にしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、隣接する建造物A,B間の目地sに差し渡されて該目地sを覆う複数のカバー体C ,C ’,C ,C ’の自由端に、その下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁8を形成する一方、該自由端が乗載される建造物Bの床側縁に、前記傾斜端縁8と同方向に傾斜する傾斜受面3を外端に備えた摺動溝4が設けられる構成の床用目地カバー装置にあって、前記複数のカバー体C ,C ’,C ,C ’のうち、目地sのコーナー部p以外に配設されるカバー体C ,C の一端を一方の建造物Aの床側縁に揺動可能に連結するとともに、目地sのコーナー部pに配設される端部のカバー体C ’,C ’と、該カバー体C ’,C ’に隣り合うカバー体C ,C との対向する側縁をヒンジ結合を介して連結し、前記端部のカバー体C ’,C ’をその隣り合うカバー体C ,C に対して傾動可能に設けたものであるから、常時は、摺動溝4上に乗載される各カバー体C ,C ’,C ,C ’の自由端の上面9を、周囲の床面f と略同一高さとすることができ、各自由端と周囲の床面f との間に段差が生じることがない。また、地震時には、目地sのコーナー部pにおいて、端部のカバー体C ’,C ’が直交する位置関係にある傾斜受面3に沿ってずれ上り、その相対変位から逃げることができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床用目地カバー装置の施工状態を示す側断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】ヒンジ結合部分の拡大断面図である。
【図4】連結手段部分の拡大断面図である。
【図5】従来構成の側断面図である。
【図6】従来構成の平面図である。
【符号の説明】
A 建造物
B 建造物
,C カバー体
’,C ’端部のカバー体
s 目地
p コーナー部
3 傾斜受面
4 摺動溝
6 ヒンジ
8 傾斜端縁

Claims (2)

  1. 隣接する建造物間の目地に差し渡されて該目地を覆う複数のカバー体の一端を、一方の建造物の床側縁に乗載し、各カバー体の他端を自由端として、該自由端にその下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁を形成する一方、他方の建造物の床側縁に、前記傾斜端縁と同方向に傾斜する傾斜受面を外端に備えた摺動溝を設け、該摺動溝上に前記各カバー体の自由端を乗載してなる床用目地カバー装置において、
    前記複数のカバー体のうち、目地のコーナー部以外に配設されるカバー体 ,C の一端を一方の建造物の床側縁に揺動可能に連結するとともに、目地のコーナー部に配設される端部のカバー体 ’,C ’は、コーナー部を覆い得るように全体でL形を呈し、コーナー部の対角線に沿って左右一対に分割形成されており、分割された各カバー体C ’,C ’は、夫々隣り合う目地のコーナー部以外に配設されるカバー体C ,C と、その対向する側縁をヒンジ結合を介して連結し、前記端部のカバー体 ’,C ’をその隣り合うカバー体C ,C に対して傾動可能としたことを特徴とする床用目地カバー装置。
  2. 隣接する建造物間の目地に差し渡されて該目地を覆う複数のカバー体の一端を、一方の建造物の床側縁に乗載し、各カバー体の他端を自由端として、該自由端にその下面から外端上面に向けて傾斜する傾斜端縁を形成する一方、他方の建造物の床側縁に、前記傾斜端縁と同方向に傾斜する傾斜受面を外端に備えた摺動溝を設け、該摺動溝上に前記各カバー体の自由端を乗載してなる床用目地カバー装置において、
    前記複数のカバー体のうち、目地のコーナー部以外に配設されるカバー体C ,C の一端を一方の建造物の床側縁に揺動可能に連結するとともに、目地のコーナー部に配設される端部のカバー体は、コーナー部を覆い得るようにL形に一体形成し、隣り合う目地のコーナー部以外に配設されるカバー体C ,C の何れか一方に、その対向する側縁をヒンジ結合を介して連結し、前記端部のカバー体を隣り合うカバー体C ,C のヒンジ結合された一方に対して傾動可能としたことを特徴とする床用目地カバー装置。
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