JP5319573B2 - コンセントの不正接続防止装置及びコンセントユニット - Google Patents
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Description
この発明は、給電プラグのケーブルに設けられたプラグが接続されるコンセントの不正接続防止装置及びコンセントユニットに関する。
近年、車両からの排出ガスを少なく抑えることを目的として、各車両メーカでは、モータを駆動とする電気自動車(ハイブリッド車も含む)の開発機運が非常に高くなってきている。このような電気自動車では、車両の動力源であるバッテリの電力残量が少なくなる度に、例えば家庭や電気スタンド等においてバッテリに充電を行わなくてはならないことから、電気自動車にはユーザであっても簡単に扱える様々な充電システムが設けられることになる(例えば、特許文献1参照)。この場合の例としては、例えば家庭等の商用電源に繋がる給電コネクタ(給電プラグ)を接続可能なインレット部を車両に設け、帰宅したときなどに駐車車両のインレット部に給電プラグを接続し、商用電源を車両に送り込むことによって車両のバッテリに充電を行うことが想定される。
ところで、電気自動車のバッテリ充電には、急速充電の技術が開発されているといっても、ガソリン車のガソリン補給に比べて比較的長い時間を要する現状がある。特に、ユーザが自宅でバッテリ充電を行う場合には、一般家庭に高速充電用の器具が備え付けられることはまれであるので、家庭の商用電源に繋がる給電プラグを車両のインレット部に接続して充電を開始してから、その状態で車両を長時間放置するケースが多くなる。
ここで、想定される給電プラグは、一般的なケーブルと同様に、ケーブル先端に設けられた接続プラグを挿込口(コンセント)に挿し込み、コンセントから電力を得る。しかし、一般的なコンセントには、様々な種類のプラグが挿し込み可能である。よって、車両のバッテリを給電プラグで充電している最中に、例えば第三者がコンセントを他のプラグに挿し変えて、家庭用電源を盗電することも想定される。よって、コンセントから電力が盗電されてしまうことのない新たな技術が要望されていた。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、接続許可の無い他のプラグが不正に接続されてしまうことを防ぐことができるコンセントの不正接続防止装置及びコンセントユニットを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、受電コネクタに商用電力を供給する給電プラグのケーブル端に設けられた接続プラグを接続可能なコンセントの不正接続防止装置において、前記接続プラグを接続する操作者が正しいか否かを認証する認証手段と、前記認証手段の認証結果を基に、前記コンセントの使用状態を、前記コンセントの挿込口へのプラグ挿し込みを可能とするアンロック状態と、前記挿込口へのプラグ挿し込みを規制するロック状態とに切り換えるロック機構とを備えたことをその要旨としている。
請求項1に記載の発明は、受電コネクタに商用電力を供給する給電プラグのケーブル端に設けられた接続プラグを接続可能なコンセントの不正接続防止装置において、前記接続プラグを接続する操作者が正しいか否かを認証する認証手段と、前記認証手段の認証結果を基に、前記コンセントの使用状態を、前記コンセントの挿込口へのプラグ挿し込みを可能とするアンロック状態と、前記挿込口へのプラグ挿し込みを規制するロック状態とに切り換えるロック機構とを備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、認証手段の認証結果を基に操作者が正規ユーザであれば、ロック機構によって接続プラグがコンセントの挿込口へ挿し込み可能とされ、操作者が接続プラグをコンセントの挿込口に挿し込むことができる。また、認証手段の認証結果を基に操作者が正規ユーザではなく第三者であれば、ロック機構によってコンセントの挿込口への挿し込みが規制され、第三者が接続プラグをコンセントの挿込口に挿し込むことができない。よって、接続プラグを、第三者により勝手にコンセントに挿し込まれずに済む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記ロック機構は、前記挿込口に挿し込まれた同接続プラグが抜き出されると、前記コンセントを自動で前記ロック状態に切り換えることをその要旨としている。
同構成によれば、接続プラグがコンセントから抜き取られると、ロック機構が自動でロック状態となるので、ロック状態への切り換え忘れを防止することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記ロック機構は、前記ロック状態の際、コンセント外部に規制部材を飛び出させることにより、他接続プラグが挿込口まで届かないようにして、当該他接続プラグの不正接続を機械的に規制することをその要旨としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記ロック機構は、前記ロック状態の際、コンセント外部に規制部材を飛び出させることにより、他接続プラグが挿込口まで届かないようにして、当該他接続プラグの不正接続を機械的に規制することをその要旨としている。
同構成によれば、規制部材を飛び出させて他接続プラグをコンセントに挿せなくするという簡素な構造で、他接続プラグの不正接続を防ぐことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記接続プラグに設けられる認証タグと無線通信によりID照合を実行する無線認証システムを備え、前記認証手段は、前記接続プラグの前記認証タグとのID照合を前記認証として実行することをその要旨としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記接続プラグに設けられる認証タグと無線通信によりID照合を実行する無線認証システムを備え、前記認証手段は、前記接続プラグの前記認証タグとのID照合を前記認証として実行することをその要旨としている。
同構成によれば、接続プラグに認証タグを設けて、この認証タグにより操作者の認証を行うので、認証タグを内蔵した専用の接続プラグさえ手元にあれば、コンセントとの間の認証を実行することが可能となる。よって、認証に際して個別の端末を必要としないので、この点で利点が高い。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記操作者が携帯する通信端末と無線通信によりID照合を実行する無線認証システムを備え、前記認証手段は、前記通信端末とのID照合を前記認証として実行することをその要旨としている。
同構成によれば、正規ユーザしか持ち得ない通信端末により操作者の認証を行うので、より制度よく操作者を認証することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記通信端末は、前記受電コネクタが搭載されたマスタ装置と無線通信によりID照合を実行する無線認証システムに用いられるものであることをその要旨としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記通信端末は、前記受電コネクタが搭載されたマスタ装置と無線通信によりID照合を実行する無線認証システムに用いられるものであることをその要旨としている。
同構成によれば、マスタ装置に設けられる無線認証システムの通信端末を用いるので、新たな別の通信端末を設けることなく、通信端末を用いた認証を行うことが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記通信端末とのID照合成立を条件にマニュアル解除用の操作手段が操作されると、前記ロック機構をロック状態からアンロック状態に切り換えて、他の接続プラグの接続を可能とする他プラグ接続手段を備えたことをその要旨としている。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記通信端末とのID照合成立を条件にマニュアル解除用の操作手段が操作されると、前記ロック機構をロック状態からアンロック状態に切り換えて、他の接続プラグの接続を可能とする他プラグ接続手段を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、通信端末を使用したID照合成立の下で操作手段が操作されると、他プラグ接続手段によってロック機構がロック状態からアンロック状態に切り換えられるので、他接続プラグをコンセントに接続したときに、これを接続することが可能となる。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、前記通信端末とのID照合成立を条件として、新たな前記接続プラグのIDコードを登録可能とする登録手段を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、通信端末を使用したID照合成立の下、登録手段によって新たな接続プラグのIDコードを登録できるので、新たな接続プラグを専用プラグとして使用することが可能となる。
請求項9に記載の発明は、受電コネクタに商用電力を供給する給電プラグのケーブル端に設けられた接続プラグを接続可能で、かつ既設コンセントに接続可能なコンセントユニットにおいて、前記接続プラグを接続する操作者が正しいか否かを認証する認証手段と、前記認証手段の認証結果を基に、前記コンセントの使用状態を、前記コンセントの挿込口へのプラグ挿し込みを可能とするアンロック状態と、前記挿込口へのプラグ挿し込みを規制するロック状態とに切り換えるロック機構とを備え、前記既設コンセントに対して後付け可能に形成され、第三者による不正取り外しができないように前記既設コンセントに取り付け可能となっていることをその要旨としている。
同構成によれば、既設コンセントに後付けで接続可能であるので、既設コンセントに自由に取り付けることが可能となる。また、コンセントユニットは第三者による不正取り外しが不可の状態で既設コンセントに取り付く。よって、コンセントユニットの不正取り外しが防止され、盗電をより確実に防止することが可能となる。
本発明によれば、接続許可の無い他のプラグが不正に接続されてしまうことを防ぐことができるコンセントの不正接続防止装置及びコンセントユニットを提供することができる。
以下、本発明をプラグインハイブリッド車に充電する際に用いる給電プラグの接続プラグが接続されるコンセントに具体化した一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
図1に示されるように、ハイブリッド式の車両1には、駆動輪2の駆動源としてエンジンとモータとの駆動力を組み合わせて出力するハイブリッドシステム3が備えられている。ハイブリッドシステム3は、エンジンの動力のみを機械的に駆動輪2に伝えて走行するモードと、エンジンの動力で発電を行ってモータにより走行するモードと、エンジン及びモータの双方で駆動輪2を直接駆動するモードと、エンジンを使用せずにモータのみで走行するモードの各種モードで走行可能となっている。なお、車両がマスタ装置に相当する。
ハイブリッドシステム3には、モータに電力を供給するバッテリ4が接続されている。バッテリ4は、エンジンの動力によって発電された電力がバッテリ4に充電されるだけでなく、車両1の外部電源、例えば家庭用のコンセント50から夜間電力などでバッテリ4に充電することが可能である。このため、プラグインハイブリッド式の車両1は、モータのみで従来のハイブリッド車よりも長距離を走行することが可能であり、充電のためにエンジンを稼働させずに済むためエンジンの稼働量を減らすことが可能である。
この車両1には、例えば運転者が実際に車両キーを操作しなくてもドアロックの施解錠等の車両動作を行うことが可能な電子キーシステム70が搭載されている。電子キーシステム70は、キー固有のIDコードを無線通信で発信可能な電子キー80が車両キーとして使用されている。電子キーシステム70は、車両1からIDコード返信要求としてリクエスト信号Srqを発信させ、このリクエスト信号Srqを電子キー80が受信すると、それに応答する形で電子キー80が自身のIDコードを含ませたIDコード信号Sidを狭域無線通信により車両1に返信し、電子キー80のIDコードが車両1のIDコードと一致すると、ドアロックの施解錠が許可又は実行されるシステムである。なお、電子キーシステム70が無線認証システムに、電子キー80が通信端末に相当する。
電子キーシステム70を以下に説明すると、車両1には、電子キー80との間で狭域無線通信を行う際にID照合を行う照合ECU(Electronic Control Unit)71が設けられている。照合ECU71には、車両1の各ドアに埋設されて車外にLF(Low Frequency)帯の信号を発信可能な車外LF発信機72と、車内床下等に埋設されて車内にLF帯の無線信号を発信可能な車内LF発信機73と、車内後方の車体等に埋設されてUHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を受信可能なUHF受信機74とが接続されている。照合ECU71は、固有のキーコードとしてIDコードが記憶されたメモリ71aを備えている。
一方、電子キー80には、車両1との間で電子キーシステム70に準じた無線通信を行う際のコントロールユニットとして通信制御部81が設けられている。通信制御部81は、固有のキーコードとしてIDコードが記憶されたメモリ81aを備えている。通信制御部81には、外部で発信されたLF帯の信号を受信可能なLF受信部82と、通信制御部81の指令に従いUHF帯の信号を発信可能なUHF発信部83とが接続されている。
照合ECU71は、車外LF発信機72からLF帯のリクエスト信号Srqを間欠的に発信させ、車両1の周辺に通信エリアを形成する。電子キー80がこの通信エリアに入り込んでリクエスト信号SrqをLF受信部82で受信すると、電子キー80はリクエスト信号Srqに応答する形で、自身のメモリ81aに登録されたIDコードを含ませたUHF帯のIDコード信号SidをUHF発信部83から返信する。照合ECU71は、UHF受信機74でIDコード信号Sidを受信すると、自身のメモリ71aに登録されたIDコードと電子キー80のIDコードとを照らし合わせてID照合(車外照合)を行う。照合ECU71は、車外照合が成立すると、図示しないドアロック装置によるドアロックの施解錠を許可又は実行する。
照合ECU71は、車外照合が成立してドアロックが解錠された後、ドアが開けられて運転者が乗車したことを認識すると、今度は車内LF発信機73からリクエスト信号Srqを発信して車内全域に車内通信エリアを形成する。照合ECU71は、電子キー80がこの車内通信エリアに入り込んで返信してきたIDコード信号SidをUHF受信機74で受信すると、自身のメモリ71aに登録されたIDコードと電子キー80のIDコードとを照らし合わせて、ID照合(車内照合)を行う。照合ECU71は、車内照合が成立すると、ハイブリッドシステム3の始動を許可する。
プラグインハイブリッド式の車両1は、同図1に示すプラグイン式の車両バッテリ充電システム10によって、バッテリ4に充電が可能となっている。この場合、充電システム10では、車両1のバッテリ4への充電を行う給電プラグ11を用いる。給電プラグ11は、例えば住宅や商業施設等に設置されているコンセント50に接続することで外部電源として例えば交流(商用電源)200Vに接続される。この給電プラグ11には、接続ケーブル12が接続されている。この接続ケーブル12の末端には、コンセント50の挿込口51に接続する接続端子14が設けられた接続プラグ13が接続されている。接続ケーブル12には、充電を開始する際に操作する充電オンオフスイッチ15が設けられている。
プラグインハイブリッド式の車両1には、同車両1における給電プラグ11の接続先としてインレット部5が取り付けられている。インレット部5は、給電プラグ11を挿し込むコネクタ部品であって、例えば車体の前方側面にガソリン車の給油口のように搭載されている。インレット部5は、給電プラグ11から送り込まれた交流電圧をコンバータ6によって直流電圧に変換して車両1のバッテリ4に送って、バッテリ4に電力を充電する。インレット部5は、同インレット部5に給電プラグ11が嵌合されるとともに、ユーザが携帯する電子キー80により認証が成立すると、充電が可能となる。なお、車外通信エリアは、車両周囲全域に亘り形成され、しかも車両1からのキー問い合せ(リクエスト信号Srqの送信)がポーリングとして常時実行されているので、インレット部5の前にユーザが電子キー80を所持して立っても、問題なくID照合が実行される。
充電システム10は、電子キーシステム70でID照合が成立するとともに、インレット部5に給電プラグ11が接続されたことを条件に充電が可能となる。この場合、車両1には、充電に関わる制御を行う充電ECU75が設けられている。充電ECU75は、図示しない車内LAN(Local Area Network)を介して照合ECU71と通信可能であり、照合ECU71からID照合の成立結果を確認可能である。充電ECU75は、ID照合が成立することと、給電プラグ11がインレット部5に嵌着したこととを確認すると、充電動作を実行する。なお、インレット部5には、インレット部5に接続された給電プラグ11を、第三者等により不正に取り外されることを防止するロック装置7が設けられている。
コンセント50には、接続プラグ13の接続先としてコンセントユニット20が接続されている。本例のコンセントユニット20は、接続されるものが正規の接続プラグ13ならば、接続が可能となり、接続されるものが接続許可のない他の接続プラグならば、接続が不可となるユニットである。また、コンセントユニット20は、家庭用コンセント50に接続された際、不正取り外し不可の状態で家庭用コンセント50に取り付き、電子キー80が手元になければ、家庭用コンセント50から取り外すことができないようになっている。
コンセントユニット20には、コンセントユニット20に正規の接続プラグ13のみを接続可能とするロック機構40が設けられている。ロック機構40は、コンセントユニット20の挿込口22近傍の外部に突出するロックバー41と、このロックバー41を駆動するソレノイド42とを備えている。このソレノイド42は、自己保持可能な自己保持型ソレノイドである。ロックバー41は、ソレノイド42に順方向の電流が短時間供給されると、コンセントユニット20内に収納された収納状態、言い換えればアンロック状態となる。そして、収納されたロックバー41はアンロック状態が維持される(図3参照)。一方、ロックバー41は、ソレノイド42に逆方向の電流(解放電流)が短時間供給されると、コンセントユニット20の外部に突出した突出状態、言い換えればロック状態となる。そして、突出したロックバー41はロック状態が維持される(図4参照)。なお、ソレノイド42は、電気駆動源による電動規制機構として機能する。
接続プラグ13がコンセントユニット20に接続されていない際には、ロック機構40がロック状態に切り換わり、第三者等による接続が不可となる。そして、接続プラグ13がコンセントユニット20に接続される際、正規ユーザであればロック機構40がアンロック状態に切り換わり、第三者等であればロック機構40がロック状態のままで維持される。
図2に示されるように、本例のコンセントユニット20は、住宅や商業施設等に予め設置されたコンセント50の2穴の挿込口51に挿込可能な接続端子21を裏面に備えるとともに、接続プラグ13の接続端子14が挿込可能な2穴の挿込口22を表面に備えている。すなわち、本例のコンセントユニット20は、既設のコンセント50に後付で接続、且つ設置可能なユニット部材である。
コンセントユニット20の上面には、ロック機構40のロック状態を解除する際、つまり接続プラグ13をコンセントユニット20の挿込口22に挿し込む際に操作する解除スイッチ23が設けられている。解除スイッチ23は、例えばモーメンタリ式のプッシュスイッチから構成されている。本例の場合、接続プラグ13をコンセントユニット20の挿込口22に挿し込む際、解除スイッチ23が押し操作されていることがロック機構40のロック解除の一条件となっている。なお、解除スイッチ23が解除手段及び操作手段として機能する。
図1に示されるように、コンセントユニット20には、コンセントユニット20の動作を統括管理するロックECU31が設けられている。ロックECU31は、ロック機構40に設けられるソレノイド42と検知センサ43とに接続されている。検知センサ43は、接続プラグ13がコンセントユニット20に接続しているか否かを監視し、接続プラグ13がコンセントユニット20から取り外されたことを検知すると、検知信号をロックECU31へ出力する。ロックECU31は、接続プラグ13がコンセントユニット20から取り外されたことを確認すると、ロック機構40をロック状態に切り換える。
このコンセントユニット20には、接続プラグ13が正規プラグか否かを認証するコンセント用照合システム30が設けられている。コンセント用照合システム30には、接続プラグ13と近距離無線通信によりID照合を行うイモビライザシステムが使用されている。この場合、接続プラグ13には、近距離無線を受信及び発信可能なトランスポンダ16が搭載されている。このトランスポンダ16には、イモビライザシステムに用いるトランスポンダコードが登録されている。なお、イモビライザシステムが無線認証システムに相当するとともに、トランスポンダ16が認証タグに相当する。
また、本例の場合、前述のロックECU31がイモビライザシステムのコントロールユニットとして機能する。ロックECU31には、イモビライザアンプ36が接続されている。また、ロックECU31には、トランスポンダコードが記憶されたメモリ31aと、ID照合を行う認証手段としての照合部31bとが設けられている。照合部31bは、メモリ31aに登録されたトランスポンダコードと、トランスポンダ16のトランスポンダコードとを照らし合わせてID照合(イモビライザ照合)を行う。
イモビライザシステムは、解除スイッチ23が押されると、イモビライザアンプ36から駆動電波の送信を開始する。そして、解除スイッチ23を押しながら接続プラグ13をコンセントユニット20に近づけることにより、イモビライザアンプ36から発信される駆動電波でトランスポンダ16を起動させ、トランスポンダコードを含むトランスポンダ信号を発信させる。続いて、イモビライザシステムは、起動した接続プラグ13が返信してきたトランスポンダコードをロックECU31の照合部31bで照らし合わせてイモビライザ照合を行う。このイモビライザ照合は、電子キー80を使わず接続プラグ13のみでコンセントユニット20のロック機構40をアンロック状態に切り替える際や、新たな接続プラグをコンセントユニット20に接続できるよう登録する際に用いる。
また、コンセントユニット20には、他のコンセント用照合システム30として、電子キー80と電子キーシステム70に準じた無線通信によりID照合が可能なキー照合システムが設けられている。このキー照合システムは、接続プラグ13の操作者が正規ユーザであるか否かを判断したり、未登録の他プラグや新規の接続プラグ13をコンセントユニット20に接続したりする際に使用する。キー照合システムは、電子キーシステム70と同様の形式でID照合を行い、電子キー80との間のID照合が成立すると、コンセントユニット20の挿込口22への挿し込みが可能とされるシステムである。なお、キー照合システムが無線認証システムに相当する。
キー照合システムは、電子キーシステム70と略同様の構成を備えている。前述のロックECU31がキー照合システムのコントロールユニットとして機能する。ロックECU31には、LF帯の信号を発信可能なLF発信部32と、UHF帯の無線信号を受信可能なUHF受信部33とが接続されている。ロックECU31のメモリ31aには、固有のキーコードとしてIDコードが記憶されている。
照合部31bは、LF発信部32からLF帯のリクエスト信号Srqを間欠的に発信させ、コンセントユニット20の周辺に通信エリアを形成する。電子キー80がこの通信エリアに入り込んでリクエスト信号SrqをLF受信部82で受信すると、電子キー80はリクエスト信号Srqに応答する形で、自身のメモリ81aに登録されたIDコードを含ませたUHF帯のIDコード信号SidをUHF発信部83から返信する。照合部31bは、UHF受信部33でIDコード信号Sidを受信すると、自身のメモリ31aに登録されたIDコードと電子キー80のIDコードとを照らし合わせてID照合(ロック照合)を行う。
ロックECU31には、ロック機構40の動作を制御する制御手段としてのロック制御部31cが設けられている。接続プラグ13をコンセントユニット20に接続する際には、解除スイッチ23が操作者によって押し操作される。照合部31bは、解除スイッチ23が押し操作されたことを確認すると、ID照合を行い、照合結果を得る。このとき、照合部31bは、まずイモビライザ照合を行い、イモビライザ照合が成立しないと、続いてロック照合を行う。ロック制御部31cは、照合部31bによりイモビライザ照合又はロック照合が成立することを確認すると、ソレノイド42に電流の供給を許可する。すると、ソレノイド42に磁界が発生して挿込口22近傍の外部に突出したロック状態のロックバー41がコンセントユニット20内に収容されてアンロック状態となる。よって、コンセントユニット20の挿込口22に接続プラグ13の接続端子14を挿し込み可能である。
一方、ロック制御部31cは、照合部31bによりイモビライザ照合及びロック照合が不成立であることを確認すると、ソレノイド42を非通電のままとする。よって、ロックバー41は、挿込口22近傍の外部に突出したロック状態のままとなる。このため、コンセントユニット20の挿込口22に接続プラグ13の接続端子14を挿し込みできない。なお、ソレノイド42は、通常は通電されておらず、解除スイッチ23が操作されてイモビライザ照合又はロック照合が成立したときのみ給電される。
また、接続プラグ13をコンセントユニット20から取り外した際には、ロック制御部31cは、ソレノイド42に開放電流の供給を許可する。すると、ソレノイド42に逆方向の磁界が発生してコンセントユニット20内に収容されたロックバー41が挿込口22近傍の外部に突出してロック状態となる。よって、コンセントユニット20の挿込口22に接続プラグ13の接続端子14を挿し込み不可能となる。
コンセントユニット20は、登録されていない他の接続プラグを挿し込むことが可能となっている。詳しくは、コンセントユニット20に対応する電子キー80を所持した操作者が、接続プラグ13をコンセントユニット20に接続する際と同様に解除スイッチ23を押し操作する。照合部31bは、解除スイッチ23が押し操作されたことを確認すると、ID照合(ロック照合)を行うので、電子キー80とのロック照合から照合結果を得る。ロック制御部31cは、照合部31bによりロック照合が成立することを確認すると、ロック機構40をアンロック状態に切り換える。よって、他の接続プラグがコンセントユニット20の挿込口22に挿し込み可能となる。なお、ロック制御部31cが他プラグ接続手段として機能する。
ロックECU31には、新たな接続プラグを登録する登録手段としてのプラグ登録部31dが設けられている。新たな接続プラグをコンセントユニット20に登録する際には、例えば電子キー80を用いてプラグ登録部31dを起動させ、この状態で新たな接続プラグのトランスポンダとイモビライザ照合を行う。そして、プラグ登録部31dは、取得した新たなトランスポンダコードをメモリ31aに登録させる。よって、新たな接続プラグのトランスポンダコードがコンセントユニット20に登録されたので、電子キー80を用いずに新たな接続プラグがコンセントユニット20に接続可能となる。
次に、コンセントユニット20のコンセント50への取り付けについて図5及び図6を参照して説明する。
図5に示されるように、住宅等の建物の壁9には、二穴の挿込口51が設けられた家庭用コンセント50が設けられている。この家庭用コンセント50の挿込口51にコンセントユニット20の接続端子21を挿し込み、コンセントユニット20をコンセント50に接続する。
図5に示されるように、住宅等の建物の壁9には、二穴の挿込口51が設けられた家庭用コンセント50が設けられている。この家庭用コンセント50の挿込口51にコンセントユニット20の接続端子21を挿し込み、コンセントユニット20をコンセント50に接続する。
図6に示されるように、コンセントユニット20の裏側には、コンセント50の設けられた壁9にコンセントユニット20を固定する固定板24が別部材で設けられている。この固定板24には、コンセント50の挿込口51と同じ大きさの嵌通孔24aが形成されている。また、固定板24には、垂直方向に突出して、コンセントユニット20の裏側に形成された2つの係止孔27に係止する係止爪26が左右それぞれに設けられている。
まず、固定板24の嵌通孔24aをコンセント50の挿込口51に位置合わせして、固定板24の上下をそれぞれ螺子25により止めて、固定板24を壁9に固定する。
続いて、コンセントユニット20の接続端子21を嵌通孔24aに位置合わせして、コンセントユニット20の裏側を固定板24に押し付ける。すると、接続端子21がコンセント50の挿込口51に挿し込まれる。そして、係止爪26が係止孔27に係止して、コンセントユニット20が壁9に固定される。さらに、コンセントユニット20は、この固定板24の係止爪26が係止孔27から抜けることを規制する図示しない取付ロック機構が設けられている。この取付ロック機構は、ロック照合が成立していることを条件に係止孔27から係止爪26の取り外しを許可する。
続いて、コンセントユニット20の接続端子21を嵌通孔24aに位置合わせして、コンセントユニット20の裏側を固定板24に押し付ける。すると、接続端子21がコンセント50の挿込口51に挿し込まれる。そして、係止爪26が係止孔27に係止して、コンセントユニット20が壁9に固定される。さらに、コンセントユニット20は、この固定板24の係止爪26が係止孔27から抜けることを規制する図示しない取付ロック機構が設けられている。この取付ロック機構は、ロック照合が成立していることを条件に係止孔27から係止爪26の取り外しを許可する。
次に、接続プラグ13をコンセントユニット20に接続して、給電プラグ11でバッテリ4に充電を行うときにとる動作と、ロック機構40の働きとについて図2〜図4を参照して説明する。
まず、操作者は、接続プラグ13をコンセントユニット20に接続するために、コンセントユニット20の解除スイッチ23を操作する。このとき、コンセントユニット20のロック機構40は、前回、接続プラグ13を挿込口22から取り外した際にロック状態となっている。また、接続プラグ13の接続作業を正規ユーザが行うのであれば、正規ユーザが所持する電子キー80によってロック照合が成立しているはずである。よって、この場合、照合部31bでは、ロック照合が成立する。ロック制御部31cは、照合部31bでロック照合が成立するので、ソレノイド42に電流を供給してロックバー41をコンセントユニット20内に収容させ、ロック機構40をアンロック状態とする。そして、操作者は、問題なく接続プラグ13の接続端子14をコンセントユニット20の挿込口22に挿し込み、接続プラグ13をコンセントユニット20に繋げる(図4参照)。
続いて、操作者は、給電プラグ11をインレット部5に接続する。インレット部5に接続された給電プラグ11は、インレット部5のロック装置7によって取り外しがロックされる。そして、このロック状態において充電オンオフスイッチ15がオン操作されると、給電プラグ11からインレット部5に電流が流し込まれ、バッテリ4の充電が開始される。
一方、例えば第三者等が接続プラグ13をコンセントユニット20に接続しようとして、接続プラグ13をコンセントユニット20の挿込口22に近づけたとする。このとき、コンセントユニット20は、挿込口22近傍にロックバー41が突出したロック状態である。このため、第三者は接続プラグ13がロックバー41に当接してコンセントユニット20に接続することが規制される(図3参照)。これにより、接続プラグ13を勝手にコンセントユニット20(コンセント50)に接続する不正接続が防止される。
また、第三者が解除スイッチ23を操作して、接続プラグ13をコンセントユニット20に接続しようとすることも想定される。解除スイッチ23は、自身が押し操作されたことを確認すると、その操作信号をロックECU31に出力する。ロック制御部31cは、解除スイッチ23から操作信号が入力すると、照合部31bでロック照合を行う。ロック制御部31cは、照合部31bでロック照合が成立しないため、ソレノイド42を非通電のままとして、ロック機構40がロック状態のままで維持される。よって、第三者は接続プラグ13をコンセントユニット20に接続することができない。
一方、バッテリ4の充電が完了すると、今度はインレット部5から給電プラグ11を取り外す作業に移行し、操作者がロック装置7のロックを解除して、給電プラグ11をインレット部5から抜き出す。
続いて、操作者が接続プラグ13をコンセントユニット20から抜き出す。すると、ロック制御部31cは、ソレノイド42に解放電流を供給してロックバー41をコンセントユニット20の外部に突出させ、ロック機構40をロック状態とする。そして、このコンセントユニットには、第三者等が勝手に接続プラグ13を接続することができなくなる。インレット部5とコンセントユニット20とから取り外された給電プラグ11は、車両1に片付けられる。
また、正規ユーザが他の接続プラグをコンセントユニット20に挿し込むときには、まず操作者が電子キー80を所持して解除スイッチ23を押し操作する。このとき、イモビ照合の後に実行されるロック照合によって、照合成立結果を得るはずである。ロック制御部31cは、照合部31bによりロック照合が成立することを確認すると、ロック機構40をアンロック状態に切り換える。よって、他の接続プラグがコンセントユニット20の挿込口22に挿し込み可能となる。そして、操作者は、問題なく他の接続プラグの接続端子をコンセントユニット20の挿込口22に挿し込み、他の接続プラグをコンセントユニット20に繋げる。
さらに、正規ユーザが登録されていない新たな接続プラグをコンセントユニット20に登録する際には、未登録の接続プラグをコンセントユニット20に近づけつつ、例えば電子キー80のボタン(図示略)を所定の手順及び回数で操作して、電子キー80から登録開始要求をコンセントユニット20に送信する。この登録開始要求をUHF受信部33で受信すると、プラグ登録部31dが登録動作を開始する。このとき、プラグ登録部31dは、イモビライザアンプ36から駆動電波を送信して、未登録の接続プラグとイモビライザ照合を行い、未登録の接続プラグからトランスポンダコードを取得する。
このとき、プラグ登録部31dは、新たに取得したトランスポンダコードが既に登録されたものか否かを確認し、未登録のものでれば、照合部31bが取得した新たなトランスポンダコードをメモリ31aに登録する。よって、新たな接続プラグのトランスポンダコードがコンセントユニット20に登録され、電子キー80を用いずに新たな接続プラグがコンセントユニット20に接続可能となる。そして、操作者は、問題なく新たな接続プラグをコンセントユニット20に繋げることができる。
さて、本実施形態においては、照合機能とロック機能とを有するコンセントユニット20を設け、給電プラグ11の接続プラグ13を家庭用コンセント50に繋げる際には、コンセントユニット20を介して家庭用コンセント50に接続した。このため、接続プラグ13の接続作業が正規ユーザにより行われれば、ソレノイド42が通電されてロック機構40がアンロック状態となり、接続プラグ13をコンセントユニット20、言い換えればコンセント50に接続することが可能となる。
一方、接続プラグ13の接続作業が第三者によるものであれば、ソレノイド42が非通電をとってロック機構40がロック状態となり、接続プラグ13をコンセントユニット20、言い換えればコンセント50への接続が不可となる。このため、第三者が勝手に別の接続プラグ13をコンセント50に接続しようとしても、ロック機構40がロック状態をとることで、他の接続プラグ13をコンセントユニット20に挿し込むことができないので、第三者による別の接続プラグ13を用いた盗電を防止することが可能となる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)照合機能とロック機能とを備えたコンセントユニット20をコンセント50に接続固定したので、第三者により接続プラグ13を、勝手にコンセント50に接続されてしまうことを防止することができる。
(1)照合機能とロック機能とを備えたコンセントユニット20をコンセント50に接続固定したので、第三者により接続プラグ13を、勝手にコンセント50に接続されてしまうことを防止することができる。
(2)接続プラグ13がコンセントユニット20から取り外されて、検知センサ43によって接続プラグ13がコンセントユニット20から取り外されたことが検知されると、ロック機構40が自動でロック状態となる。このため、コンセントユニット20から接続プラグ13を取り外した際に、ロック状態への切り換え忘れを防止することができる。
(3)ロックバー41をコンセントユニット20の外部に飛び出させて、接続プラグ13をコンセントユニット20に挿せなくするという簡素な構造で、接続プラグ13の不正接続を防止することができる。また、ロック状態ではロックバー41が突出しているので、接続プラグ13を接続できないことを視覚的に認識させることができる。
(4)接続プラグ13自体にトランスポンダ16を設け、接続プラグ13が自らコンセントユニット20とID照合を行うので、専用の接続プラグ13さえ手元にあれば、接続プラグ13をコンセントユニット20に自由に取り付けることができる。
(5)電子キー80を用いたID照合(ロック照合)でも接続プラグ13の正否を判断可能としたので、より接続プラグ13の認証をより精度高く判定でき、接続プラグ13の不正接続を一層生じ難くすることができる。
(6)車両1に設けられた電子キーシステム70の電子キー80をコンセント用照合システム30に用いたので、新たな別の通信端末を設けることなく、通信端末を使用した照合を行うことができる。
(7)電子キー80を用いたID照合(ロック照合)の成立を条件にロック機構40をアンロック状態に切り換えるので、専用でない他の接続プラグであっても、コンセントユニット20に接続することができる。
(8)コンセントユニット20に新たなトランスポンダ16の登録機能を設けたので、ロック照合成立の下、プラグ登録部31dによって新たな接続プラグを登録することができる。
(9)コンセントユニット20を後付けのユニット部品としたので、住宅に備え付けてある様々な家庭用コンセント50に、コンセントユニット20を自由に取り付けることができる。
(10)ID照合の成立に加え、解除スイッチ23への操作を条件にロック機構40をアンロック状態に切り換える。このため、正規ユーザが意図して解除スイッチ23を操作したときのみ接続プラグ13をコンセントユニット20に接続可能であるので、無駄なID照合を実行させずに済み、電力の省エネルギー化に寄与する。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、保持型のソレノイド42を採用したが、ロック解除時のみロックバー41を吸引する吸引型のソレノイドを採用してもよい。
・上記実施形態では、保持型のソレノイド42を採用したが、ロック解除時のみロックバー41を吸引する吸引型のソレノイドを採用してもよい。
・上記構成において、ロック機構40を電動駆動される部品とした場合、これはソレノイドに限定されず、例えばモータ等を駆動源としてもよい。
・上記実施形態では、ロック機構40をロックバー41とソレノイド42としたが、例えばこれを機械的な機構のものとしてもよい。すなわち、ユーザがレバー等の操作部材を操作すると、接続プラグ13のコンセントユニット20への接続を規制するものでもよい。
・上記実施形態では、ロック機構40をロックバー41とソレノイド42としたが、例えばこれを機械的な機構のものとしてもよい。すなわち、ユーザがレバー等の操作部材を操作すると、接続プラグ13のコンセントユニット20への接続を規制するものでもよい。
・上記実施形態において、ロック機構は、実施形態の構成に限定されず、要は接続プラグ13の接続端子14がコンセントユニット20の挿込口22に挿し込めなくできるものであれば、どのような構造を採用してもよい。例えば、挿込口22を塞ぐ部材を採用してもよい。
・上記実施形態では、コンセントユニット20を固定板24によってコンセント50が設けられた壁9に固定して、係止爪26と係止孔27とで係止するようにしたが、コンセント50へのコンセントユニット20の接続固定は他のものを採用してもよい。例えば、爪部材を家庭用コンセント50側に係止して、この係止状態をロック機構によりロックして不正取り外しを規制する構造を採用してもよい。
・上記実施形態では、コンセント50に接続して使用するコンセントユニット20とした。しかしながら、図7に示されるように、コンセント50を省略して、コンセントユニット20を商用電源のケーブル53に直接接続して、コンセントユニット20をコンセント50として壁9から露出させて使用してもよい。
・上記実施形態において、ロックECU31は解除スイッチ23が操作された際に、ID照合が不成立の場合には、ロック状態のままとしたが、解除スイッチ23が操作されている間は、照合部31bが再度ID照合を行うようにしてもよい。つまり、解除スイッチ23が操作された際のID照合確認時に、ID照合が成立しなければ、ID照合をリトライさせてもよい。
・上記実施形態では、接続プラグ13にトランスポンダ16を搭載したが、コンセントユニット20との無線通信可能な通信手段は、電子キー80と同様なアンテナ及び送受信機であってもよい。
・上記構成において、トランスポンダ16を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、無線通信によるID照合によって認証を行うようにしたが、機械的なID照合、言い換えればメカニカルキーによる照合によって認証を行ってもよい。
・上記実施形態では、無線通信によるID照合によって認証を行うようにしたが、機械的なID照合、言い換えればメカニカルキーによる照合によって認証を行ってもよい。
・上記構成において、認証手段は、イモビ照合、ロック照合、メカニカルキー照合に限定されず、例えば指紋等の生体認証を採用してもよい。
・上記実施形態では、新たな接続プラグを登録可能としたが、新たな接続プラグの登録手段を省略してもよい。また、登録方式は、例えばコンセントユニット20に専用の接続ツールを接続してコンセントユニット20を登録モードに入れるなど、他の方式を採用してもよい。
・上記実施形態では、新たな接続プラグを登録可能としたが、新たな接続プラグの登録手段を省略してもよい。また、登録方式は、例えばコンセントユニット20に専用の接続ツールを接続してコンセントユニット20を登録モードに入れるなど、他の方式を採用してもよい。
・上記実施形態において、解除スイッチ23は、マイクロスイッチに限定されず、例えば静電容量センサ等を採用してもよい。
・上記構成において、解除スイッチ23にイモビライザ照合開始の機能のみ持たせ、ロック機構40をマニュアル解除できる切替スイッチを別に設けてもよい。この場合、切替スイッチが操作されると、イモビライザ照合が停止モードに入るとともにロック照合を開始し、ロック照合が成立すればロック機構40をアンロック状態に切り換えて、他の接続プラグの挿し込みを許可する。
・上記構成において、解除スイッチ23にイモビライザ照合開始の機能のみ持たせ、ロック機構40をマニュアル解除できる切替スイッチを別に設けてもよい。この場合、切替スイッチが操作されると、イモビライザ照合が停止モードに入るとともにロック照合を開始し、ロック照合が成立すればロック機構40をアンロック状態に切り換えて、他の接続プラグの挿し込みを許可する。
・上記構成において、解除スイッチ23を省略した構成を採用してもよい。この場合、照合部31bは、イモビライザアンプ36から駆動電波を間欠的に発信させる。
・上記実施形態において、電子キーシステム70は、例えばIDコードの発信元としてトランスポンダを使用するイモビライザシステムを採用してもよい。
・上記実施形態において、電子キーシステム70は、例えばIDコードの発信元としてトランスポンダを使用するイモビライザシステムを採用してもよい。
・上記実施形態において、電子キーシステム70及びコンセント用照合システム30で使用する電波の周波数は、必ずしもLFやUHFに限定されず、これら以外の周波数が使用可能である。また、車両1から電子キー80に電波発信するときの周波数と、電子キー80から車両1に電波を返すときの周波数とは、必ずしも異なるものに限定されず、これらを同じ周波数としてもよい。
・上記実施形態において、ユーザ認証は、必ずしも電子キー80を使用したキー認証に限定されず、例えば生体認証等の他の認証を応用してもよい。
・上記実施形態では、プラグインハイブリッド式の車両1に適用したが、プラグインハイブリッド式の車両に限らず、電気自動車等に適用してもよい。また、車両に適用されることに限定されず、他の装置や機器に応用してもよい。
・上記実施形態では、プラグインハイブリッド式の車両1に適用したが、プラグインハイブリッド式の車両に限らず、電気自動車等に適用してもよい。また、車両に適用されることに限定されず、他の装置や機器に応用してもよい。
・上記実施形態において、本例のロック機構40は、必ずしも建物のみに適用されることに限らず、コンセント50を持つ装置や機器であれば、その採用先は特に限定されない。
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)前記ロック機構は、電気駆動源によって切り換える電動規制機構であって、前記接続プラグの操作者が正しいか否かの認証結果を基に前記電気駆動源の通電を制御して、前記ロック状態と前記アンロック状態とを切り換える制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置。
(イ)前記ロック機構は、電気駆動源によって切り換える電動規制機構であって、前記接続プラグの操作者が正しいか否かの認証結果を基に前記電気駆動源の通電を制御して、前記ロック状態と前記アンロック状態とを切り換える制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置。
同構成によれば、接続プラグをコンセントに接続する際、認証結果により操作者が正しければ、制御手段が電動規制機構の電気駆動源を例えば通電制御する。これにより、ロック機構がアンロック状態となり、接続プラグをコンセントに接続することができる。また、認証結果により操作者が正しくなければ、制御手段が電動規制機構の電気駆動源を例えば通電制御しない。これにより、ロック機構がロック状態となり、接続プラグをコンセントに接続することができない。よって、正規ユーザであれば、接続プラグをコンセントに挿し込むことが可能となる。
(ロ)請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、解除手段を操作することにより、前記ロック機構により前記アンロック状態と前記ロック状態とに切り換えることを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。
同構成によれば、認証結果に加え、解除手段に対する操作有無によってロック機構を動作させる。このため、接続プラグをコンセントに接続する際、正規ユーザであることに加え、解除手段への操作があれば、ロック機構を動作させてアンロック状態となって接続可能となる。一方、正規ユーザであっても、解除手段への操作がなければ、ロック機構を動作させずロック状態となって接続できない。よって、正規ユーザが意図して解除手段を操作したときのみ、ロック機構による接続プラグの挿し込み規制を解除して問題なく接続プラグをコンセントに接続することが可能となる。
1…マスタ装置としての車両、2…駆動輪、3…ハイブリッドシステム、4…バッテリ、5…受電コネクタとしてのインレット部、6…コンバータ、7…ロック装置、10…充電システム、11…給電プラグ、12…接続ケーブル、13…接続プラグ、14…接続端子、15…充電オンオフスイッチ、16…トランスポンダ、20…コンセントユニット、21…接続端子、22…挿込口、23…解除スイッチ、30…無線認証システムとしてのコンセント用照合システム、31…ロックECU、31b…認証手段としての照合部、31c…制御手段としてのロック制御部、31d…登録手段としてのプラグ登録部、33…LF発信機、34…UHF受信機、36…イモビライザアンプ、40…ロック機構、41…規制部材としてのロックバー、42…電動規制機構としてのソレノイド、43…検知センサ、50…コンセント、51…挿込口、70…無線認証システムとしての電子キーシステム、71…照合ECU、72…車外LF発信機、73…車内LF発信機、74…UHF受信機、75…充電ECU、80…通信端末としての電子キー、81…通信制御部、82…LF受信部、83…UHF発信部。
Claims (9)
- 受電コネクタに商用電力を供給する給電プラグのケーブル端に設けられた接続プラグを接続可能なコンセントの不正接続防止装置において、
前記接続プラグを接続する操作者が正しいか否かを認証する認証手段と、
前記認証手段の認証結果を基に、前記コンセントの使用状態を、前記コンセントの挿込口へのプラグ挿し込みを可能とするアンロック状態と、前記挿込口へのプラグ挿し込みを規制するロック状態とに切り換えるロック機構とを備えた
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項1に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記ロック機構は、前記挿込口に挿し込まれた同接続プラグが抜き出されると、前記コンセントを自動で前記ロック状態に切り換える
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項1又は2に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記ロック機構は、前記ロック状態の際、コンセント外部に規制部材を飛び出させることにより、他接続プラグが挿込口まで届かないようにして、当該他接続プラグの不正接続を機械的に規制する
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記接続プラグに設けられる認証タグと無線通信によりID照合を実行する無線認証システムを備え、
前記認証手段は、前記接続プラグの前記認証タグとのID照合を前記認証として実行する
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記操作者が携帯する通信端末と無線通信によりID照合を実行する無線認証システムを備え、
前記認証手段は、前記通信端末とのID照合を前記認証として実行する
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項5に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記通信端末は、前記受電コネクタが搭載されたマスタ装置と無線通信によりID照合を実行する無線認証システムに用いられるものである
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項5又は6に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記通信端末とのID照合成立を条件にマニュアル解除用の操作手段が操作されると、前記ロック機構をロック状態からアンロック状態に切り換えて、他の接続プラグの接続を可能とする他プラグ接続手段を備えた
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 請求項5〜7のいずれか一項に記載のコンセントの不正接続防止装置において、
前記通信端末とのID照合成立を条件として、新たな前記接続プラグのIDコードを登録可能とする登録手段を備えた
ことを特徴とするコンセントの不正接続防止装置。 - 受電コネクタに商用電力を供給する給電プラグのケーブル端に設けられた接続プラグを接続可能で、かつ既設コンセントに接続可能なコンセントユニットにおいて、
前記接続プラグを接続する操作者が正しいか否かを認証する認証手段と、
前記認証手段の認証結果を基に、前記コンセントの使用状態を、前記コンセントの挿込口へのプラグ挿し込みを可能とするアンロック状態と、前記挿込口へのプラグ挿し込みを規制するロック状態とに切り換えるロック機構とを備え、
前記既設コンセントに対して後付け可能に形成され、第三者による不正取り外しができないように前記既設コンセントに取り付け可能となっている
ことを特徴とするコンセントユニット。
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