JP5317518B2 - コンベヤベルト - Google Patents

コンベヤベルト

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Description

本発明は、コンベヤベルトに関する。
近年、コンベヤベルトシステムは、運搬量を上げるためと長距離化のために、大型化と高強力化が進み、その結果、駆動時の消費電力が大きくなってきている。そこで、従来、駆動時の消費電力を低減するコンベヤベルトに関する技術として、走行抵抗を小さくすることが種々提案されている。
走行抵抗は、コンベヤベルトの内側カバーゴムがプーリやキャリヤローラ等を乗り越える際の変形が原因となる、ゴム粘弾性から生じるロスなどに起因している。前記の技術はこの走行抵抗を下げることにより駆動時の消費電力を低減するものである。
これまでの知見で、走行抵抗を下げるためには、カバーゴムの材料として反発弾性の大きい、すなわち損失係数(tanδ)の小さい材料が好ましいとされている。
例えば、特許文献1では、プーリに接触するコンベヤベルト内面ゴムの損失係数tanδをある範囲内に規定した場合において、消費電力を低減できることが開示されている。
特開平11−139523号公報
しかしながら、特許文献1のごとく損失係数tanδを小さくすると、コンベヤベルトは走行抵抗が低く、消費電力が小さくなるものの、耐引裂き性、耐摩耗性などの耐久性が低くなる。
一方、損失係数tanδを小さくしなければ、コンベヤベルトは耐引裂き性、耐摩耗性などの耐久性が維持されるものの、走行抵抗が大きくなり、消費電力が大きくなる。
このように、従来の技術は、低い走行抵抗と高い耐久性とを両立できないという問題を有している。
そこで、本発明は、比較的低い走行抵抗と高い耐久性という性能をバランス良く備えうるコンベヤベルトを提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、本発明に係るコンベヤベルトは、内側表面に配される内側カバーゴム層と、外側表面に配される外側カバーゴム層と、前記内側カバーゴム層と前記外側カバーゴム層との間に配される芯体層と、前記内側カバーゴム層と前記芯体層との間に配され、損失係数tanδが前記内側カバーゴム層の損失係数tanδより小さい中間ゴム層と、を備えていることを特徴とする。
上記構成からなるコンベヤベルトによれば、前記内側カバーゴム層より損失係数tanδの小さい前記中間ゴム層が、前記内側カバーゴム層と前記芯体層との間に備えられているため、前記芯体層の内側が前記内側カバーゴム層だけの場合と比較して走行抵抗を低くすることができる。さらに、内側の表面には前記中間ゴム層よりも損失係数tanδの大きい前記内側カバーゴム層があるため、耐引裂き性、耐摩耗性などといった耐久性が低下することも抑制される。
また、本発明に係るコンベヤベルトは、前記芯体層より内側が前記内側カバーゴム層および前記中間ゴム層からなり、前記内側カバーゴム層の厚さと前記中間ゴム層の厚さの和に対する前記中間ゴム層の厚さの割合が0.5以上0.9以下であるものが好ましい。
また、本発明に係るコンベヤベルトは、前記内側カバーゴム層と前記中間ゴム層との損失係数tanδが0.04以上0.15以下、かつ、弾性率M100が2.0MPa以上4.0MPa以下であるものが好ましい。
さらに、本発明に係るコンベヤベルトは、前記中間ゴム層(2)に、帆布(7)が埋設されており、しかも、前記芯体層(3)に埋設されている芯体(5)の内側から前記内側カバーゴム層(1)の表面までの厚さ方向中間部に前記帆布(7)が配されていることが好ましい。
本発明に係るコンベヤベルトは、前記内側カバーゴム層より損失係数tanδの小さい前記中間ゴム層が、前記内側カバーゴム層と前記芯体層との間に備えられているため、前記芯体層の内側が前記内側カバーゴム層だけの場合と比較して走行抵抗を低くすることができる。さらに、内側の表面には前記中間ゴム層よりも損失係数tanδの高い前記内側カバーゴム層があるため、耐久性が低下することも抑制される。従って、本発明のコンベヤベルトは比較的低い走行抵抗と高い耐久性という性能をバランス良く備えうるという効果を奏する。
以下、本発明に係るコンベヤベルトの第一の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態のコンベヤベルト6は、例えば、複数のプーリにかけ渡されて運搬物を運搬するように、帯状、かつ、無端ベルト状に形成されている。
上記のように形成されたコンベヤベルトは、通常、内側がプーリと接触し、外側が運搬物と接触する状態で設置されている。
図1は、本発明の第一の実施形態にかかるコンベヤベルトを幅方向に横断するように切断した場合の断面を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態のコンベヤベルト6は、内側表面に配される内側カバーゴム層1と、外側表面に配される外側カバーゴム層4と、内側カバーゴム層1と外側カバーゴム層4との間に配される芯体層3と、内側カバーゴム層1と芯体層3との間に配され、損失係数tanδが内側カバーゴム層1の損失係数tanδより小さい中間ゴム層2と、を備えている。
前記芯体層3は、芯体5を構成材料として含み、前記芯体5が層中に埋設されることにより、最も剛直な層として構成されている。前記芯体層3は、例えば、未加硫接着ゴムシートで挟まれた前記芯体5が加熱、加圧などの加硫操作を受け、成形されたものである。
また、前記芯体層3は、通常のコンベヤベルトで用いられる芯体層の厚さ、例えば、3〜20mmの範囲に設定されている。
前記芯体5は特に限定されず、通常のコンベヤベルトに用いられるものを適宜選択できる。例えば、綿布などの天然繊維が用いられてなる布や、合成繊維が用いられてなる布にゴム糊を塗布、浸潤させたもの、RFL(レゾルシン・ホルマリン・ラテックス)処理した天然繊維や合成繊維が織られたもの、特殊織のナイロン帆布などの布材、アラミド等の高剛性合成繊維、スチールコードなどの線材が挙げられる。特に長距離のコンベヤベルトとする場合には、コンベヤベルトの強度を保つため、スチールコードを用いることが好ましい。スチールコードの横断面の直径は、通常、2.5mm〜10.5mmの範囲である。
前記内側カバーゴム層1は、最も内側に配されるゴム層であり、前記外側カバーゴム層1は、最も外側に配されるゴム層である。これらのカバーゴム層は、他の層より比較的柔軟に構成されている。前記内側カバーゴム層1の厚さは、通常、2mm〜20mmの範囲である。また、前記外側カバーゴム層1の厚さは、通常、2mm〜20mmの範囲である。
前記中間ゴム層2は、前記内側カバーゴム層1と前記芯体層3との間に配されるゴム層である。つまり、前記中間ゴム層2は、前記内側カバーゴム層1の外側であって、かつ、前記芯体層3の内側に配されるゴム層である。
本実施形態のコンベヤベルト6のように、前記芯体層3より内側が前記内側カバーゴム層1および前記中間ゴム層2からなる場合には、前記内側カバーゴム層1の厚さと前記中間ゴム層2の厚さの和に対する前記中間ゴム層2の厚さの割合は、0.5以上0.9以下であることが好ましい。
ローラ通過時におけるベルト内部の歪み分布を有限要素法解析(FEM解析)により検証した結果、前記芯体層3より内側の、厚さ方向の中央部に歪みが集中することがわかっている。この歪みが集中する部位に対して損失係数tanδの小さい前記中間ゴム層2を配することにより、歪み時に発生する損失エネルギーを抑制することができる。よって、前記芯体層3より内側が前記内側カバーゴム層1および前記中間ゴム層2からなる場合、前記内側カバーゴム層1の厚さと前記中間ゴム層2の厚さの和に対する前記中間ゴム層2の厚さの割合を0.5以上0.9以下とし、前記芯体層3より内側の、厚さ方向の中央部に損失係数tanδの小さい前記中間ゴム層2が配されるようにすることが好ましい。
本実施形態のコンベヤベルト6は、前記芯体層3の内側に、損失係数tanδの異なる2層のゴム層を備えている。それら2層のうち、内側表面が内側カバーゴム層1、芯体層3側が中間ゴム層2である。それぞれの損失係数tanδに関しては、前記内側カバーゴム層1の損失係数tanδより前記中間ゴム層2の損失係数tanδのほうが小さい。
前記中間ゴム層2の損失係数tanδのほうが小さいことにより、コンベヤベルトの走行抵抗を低くすることができる。また、前記内側カバーゴム層1の損失係数tanδのほうが大きいことにより、コンベヤベルトの耐久性を高くすることができる。
前記内側カバーゴム層1、前記中間ゴム層2の損失係数tanδの値は特に限定されるものではないが、走行抵抗を下げるためには小さいほうが好ましく、耐久性を高めるためには大きいほうが好ましい。損失係数tanδは0.04以上0.15以下が好ましい。
具体的には、前記内側カバーゴム層1の損失係数tanδと前記中間ゴム層2の損失係数tanδとの差が0.05以上であり、かつ、前記内側カバーゴム層1の損失係数tanδが0.09以上0.15以下であり、かつ、前記中間ゴム層2の損失係数tanδが0.04以上0.10以下であることが好ましい。
損失係数tanδの差が大きいことにより、前記内側カバーゴム層1は耐久性を高め、前記中間ゴム層2は走行抵抗を下げる役割をそれぞれが担うことになる。
ここで損失係数tanδについて説明する。損失係数tanδは、ゴム組成物の動的性質を表す貯蔵弾性率E’と損失弾性率E”との比、tanδ=E”/E’で表され、この値が小さいほどゴム組成物の変形の間に熱として散逸されるエネルギー量(エネルギーロス量)が小さいことを意味し、エネルギーロスの尺度として用いることができる。つまり、tanδは、ローラ乗り越え時のゴム組成物の変形によるエネルギーロスに影響し、tanδが小さくなるとそのエネルギーロスが小さくなり、走行抵抗が低減し、消費電力低減効果が得られると期待できる。
前記内側カバーゴム層1、前記中間ゴム層2の弾性率は、特に限定されるものではない。通常コンベヤベルトとして機能しうる程度の弾性率M100値を示す前記内側カバーゴム層1、前記中間ゴム層2を選択することができる。弾性率を規定する値の1つである弾性率M100は100%伸張時の弾性率を表し、ベルト剛性としての硬度の代用特性と考えることができる。前記内側カバーゴム層1、前記中間ゴム層2の弾性率M100は2.0MPa以上4.0MPa以下が好ましい。
本実施形態の、前記内側カバーゴム層1、前記中間ゴム層2、前記外側カバーゴム層4に用いるゴム成分(以下、コンベヤベルト用ゴム組成物)は、特に限定されず、コンベヤベルトに通常用いられるゴム成分である。前記内側カバーゴム層1、前記中間ゴム層2、前記外側カバーゴム層4は、その組成によって損失係数tanδ、弾性率M100などの基本的物性値を所定の値とすることができる。具体的な組成物には、例えば、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレン−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、イソプレンゴム(IR)、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム(NBR、NIR等)等の未加硫ゴムが挙げられる。これらのゴムの特性は、例えば、スチレン量、アクリロニトリル量等の調節により、任意に調整されうる。また、これらのゴムの内、単一のゴムをベースゴムとしてもよく複数のブレンド物をベースゴムとすることも可能である点については、従来からコンベヤベルトに使用されている材料と同様である。
なお、前記芯体層3の構成要素である前記未加硫接着ゴムシートのゴム成分も前記コンベヤベルト用ゴム組成物と同様なゴム成分とすることができる。
前記コンベヤベルト用ゴム組成物は、カーボンブラックを含有することができ、例えば、一般呼称で分類されるFEF系、ISAF系、HAF系等のゴム用カーボンブラックが挙げられる。
前記コンベヤベルト用ゴム組成物は、上記成分の他に、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤等の架橋剤、加硫遅延剤を含有し、さらに、本発明の目的を損わない範囲で、各種の添加剤、配合剤を含有できる。
加硫剤としては、例えば、イオウ系、有機過酸化物系、金属酸化物系、フェノール樹脂、キノンジオキシム等の加硫剤が挙げられる。
イオウ系の加硫剤としては、例えば、粉末イオウ、沈降性イオウ、高分散性イオウ、表面処理イオウ、不溶性イオウ、ジモルフォリンジサルファイド、アルキルフェノールジサルファイド等が挙げられる。
有機過酸化物系の加硫剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ(パーオキシルベンゾエート)等が挙げられる。
金属酸化物系の加硫剤としては、例えば、亜鉛華、酸化マグネシウム等が挙げられる。
加硫促進剤としては、例えば、アルデヒド・アンモニア系、グアニジン系、チオウレア系、チアゾール系、スルフェンアミド系、チウラム系、ジチオカルバミン酸塩系等の加硫促進剤が挙げられる。
加硫助剤としては、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸やオレイン酸およびこれらの亜鉛塩等が挙げられる。
加硫遅延剤としては、例えば、有機酸、ニトロソ化合物、ハロゲン化物、2−メルカプトベンツイミダゾール、N−シクロヘキシルチオフタルイミド(商品名:サントガードPVI)等が挙げられる。
前記コンベヤベルト用ゴム組成物には、その他、ゴム工業で通常用いられている添加剤、配合剤を配合することができる。例えば、前述したカーボンブラック、シリカなどの補強剤、炭酸カルシウム、タルクなどの充填剤(フィラー)、マイクロクリスタリンワックス等のワックス類、アロマオイル等のオイル類、ポリマー類、老化防止剤、酸化防止剤、顔料(染料)、可塑剤、揺変成付与剤、紫外線吸収剤、難燃剤、溶剤、界面活性剤(レベリング剤を含む)、分散剤、脱水剤、防錆剤、接着付与剤、帯電防止剤、加工助剤等が挙げられる。
これらの添加剤、配合剤は、ゴム用組成物用の一般的なものを用いることができる。それらの配合量も特に制限されず、任意に選択できる。
本実施形態のコンベヤベルト6は上記の如きコンベヤベルト用ゴム組成物(未加硫)を準備し、例えば、バンバリーミキサー、ニーダーミキサー、ロール等を用いてこれを混練りした後、カレンダー等を用いて各ゴム層用にシート状に成形し、次に、得られた各層用のシートを、前記芯体層用のシート3を挟み込むように所定の順序で積層し、プレスにて加圧加熱したものを順送りして全体を加硫する方法等によって製造することができる。
この第一の実施形態のコンベヤベルト6は、通常、前記内側カバーゴム層1をプーリと接触する側、前記外側カバーゴム層4を運搬物と接触する側として用いることができる。
次いで、本発明に係るコンベヤベルトの第二の実施形態について説明する。
図2は、この第二の実施形態にかかるコンベヤベルトを幅方向に横断するように切断した場合の断面を示す断面図であり、第一の実施形態と同じ構成要素を示す箇所には図1と同じ符号を設けている。
この図2にも示されているように、本実施形態のコンベヤベルト6は、中間ゴム層2に帆布7が埋設されている点を除いて第一の実施形態にかかるコンベヤベルトと同様に形成されている。
前記帆布7は、芯体5の内側から内側カバーゴム層1の表面までの厚さ方向中間部に位置するように中間ゴム層2に埋設されている。
すなわち、前記帆布7は、例えば、前記芯体5にスチールコードなどの線材が用いられる場合においては、ベルト内側におけるスチールコードの表面を結ぶ線(図2における破線A)と内側カバーゴム層1の表面との間の厚さをt(mm)とした場合に、内側カバーゴム層1の表面から約0.5t(mm)内側に配されている。
この芯体5の内側から内側カバーゴム層1の表面までの厚さ方向中間部には、コンベヤベルト6がプーリやキャリヤローラ等を乗り越える際の歪が集中される。
したがって、この歪が集中される箇所に帆布7を配することによって、走行抵抗をよりいっそう低減させることができる。
前記帆布7は、コンベヤベルトの芯体などに用いられているものと同様のものを用いることができる。
なお、この第二の実施形態にかかるコンベヤベルトが、芯体層3より内側が内側カバーゴム層1および中間ゴム層2からなる場合に、前記内側カバーゴム層1の厚さと前記中間ゴム層2の厚さの和に対する前記中間ゴム層2の厚さの割合を0.5以上0.9以下とすることが好ましい点については第一の実施形態において説明したコンベヤベルトと同様である。
また、内側カバーゴム層1と中間ゴム層2との損失係数tanδの値が0.04以上0.15以下が好ましいことについても第一の実施形態において説明したコンベヤベルトと同様である。
なお、中間ゴム層の損失係数tanδは、この第二の実施形態にかかるコンベヤベルトのように帆布が埋設される場合においては、この帆布を除く部分について測定される値であり、通常、下記実施例に記載の方法によって測定することができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
まず、ゴム層用シートの基本的な物性として、損失係数tanδ、弾性率M100を測定するため、また、ゴム層用シートの基本的な耐久性の物性として引裂き力、摩耗量(DIN摩耗量)を測定するため、加硫ゴムシートを作製した。
(参考例1)
表1の、ゴムAの組成で配合(重量部)し、ミキサーで練り、未加硫のコンベヤベルト用ゴム組成物を調製した。未加硫のコンベヤベルト用ゴム組成物をカレンダーロールに通し、2.2mm厚さの未加硫シートを形成した。その後、プレス機にて、温度140℃、圧力3.5MPa、時間20分で加硫し、加硫ゴムシートを作製した。
(参考例2)
表1の、ゴムAの組成に代えて、ゴムBの組成とした点以外は、参考例1と同様に加硫ゴムシートを作製した。
Figure 0005317518
参考例1、参考例2で作製した加硫ゴムシートについて、損失係数tanδ、弾性率M100、引裂き力、摩耗量(DIN摩耗量)を測定した結果を表2に示す。
<損失係数tanδの試験>
試験機として、株式会社レオロジー製「FT−レオスペクトラDVE−V4」を使用した。試験条件は、周波数1.0Hz,温度60℃,サンプル厚さ2.0mm,サンプル長さ8.00mm、サンプル幅5mmとした。損失係数tanδの測定値は、長さに対するサンプル歪み量を0.1〜10%の範囲で測定したときの最大値とした。
<弾性率M100(100%伸張時の弾性率)の試験>
試験はJIS K 6251(2004)「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準拠した。試験片はJIS3号ダンベル状試験片とし、厚さ2.0mmとした。
<引裂き力の試験>
試験機として、株式会社上島製作所製 引張試験機TS−1552(商品名)を使用した。試験はJIS K 6252(2001)「加硫ゴム及び可塑性ゴム・引裂強さの求め方」に準拠した。試験片はクレセント形試験片とし、厚さ2.0mmとした。引裂き力TRは以下の式によって求められる。
R=F/t TR: 引裂き力[N/mm]
F: 最大引裂力[N]
t: 試験片の厚さ[mm]
<摩耗量(DIN摩耗量)の試験>
試験機として、KARL FRANK GMBH製 DIN摩耗試験機「Type584c」(商品名)を使用した。試験は、JIS K 6264(1993)「加硫ゴムの摩耗試験方法」に準拠した。試験片は直径16mm、厚さ6.0mmとした。
Figure 0005317518
(実施例1)
以下に示す方法により、耐摩耗性試験用コンベヤベルトを作製した。
<耐摩耗性試験用コンベヤベルトの作製>
まず、表1中のゴムAの組成に基づき、各原料をバンバリーミキサーに投入して練りゴムを得、この練りゴムをカレンダーロールに通して3.5mm厚の内側カバーゴム層用未加硫シートを形成した。同様な方法で、表1中のゴムBの組成に基づき、1.5mm厚の中間ゴム層用未加硫シートを形成した。また、同様な方法で、表1中のゴムAの組成に基づき、7.0mm厚の外側カバーゴム層用未加硫シートを形成した。さらに、同様な方法で、3.4mm厚の芯体層用の未加硫接着ゴムシートを形成した。なお、未加硫接着ゴムシートの組成は表1のゴムCとした。
次いで、2本のローラからなるベルト成形機のローラ間に、防錆と接着用亜鉛メッキを施した芯体としてのスチールコード(6.6mmφ)を12mm間隔で幅方向に並べて供給し、当該スチールコードの上下に、未加硫接着ゴムシートを各1枚と、表3に記載の通り、内側カバーゴム層用未加硫シート、中間ゴム層用未加硫シート、外側カバーゴム層用未加硫シートを供給し、スチールコードコンベヤベルト成形体を形成した。そして、該スチールコードコンベヤベルト成形体を段プレスに供給し、145℃で45分間加圧加熱加硫し、加硫部分を順送りし、幅300mm、厚さ18.6mmの加硫した帯状ベルトを作製した。最後に、端部を接合し、長さ3.4mの無端帯状コンベヤベルトを作製した。
(実施例2)
内側カバーゴム層用未加硫シートの厚さを2.5mmとした点、中間ゴム層用未加硫シートの厚さを1.5mmとした点以外は、実施例1と同様な方法で耐摩耗性試験用コンベヤベルトを作製した。
(実施例3)
内側カバーゴム層用未加硫シートの厚さを0.5mmとした点、中間ゴム層用未加硫シートの厚さを4.5mmとした点以外は、実施例1と同様な方法で耐摩耗性試験用コンベヤベルトを作製した。
(比較例1)
内側カバーゴム層用未加硫シートの厚さを5.0mmとした点、中間ゴム層用未加硫シートを作製しなかった点以外は、実施例1と同様な方法で耐摩耗性試験用コンベヤベルトを作製した。
(比較例2)
内側カバーゴム層用未加硫シートを表1中のゴムAではなく、ゴムBの組成に基づき作製した点、厚さを5.0mmとした点、中間ゴム層用未加硫シート作製をしなかった点以外は、実施例1と同様な方法で耐摩耗性試験用コンベヤベルトを作製した。
実施例1〜3、比較例1、2のコンベヤベルトにつき、耐摩耗性試験を実施した。結果を表3に示す。
なお、表3、後に示す表4において、「中間ゴム層2の厚さ占有割合」とは、内側カバーゴム層1の厚さと中間ゴム層2の厚さの和に対する中間ゴム層2の厚さの割合である。
<耐摩耗性試験>
図3に示す走行試験機で摩耗量を測定した。走行試験条件は、速度:240m/min.,機長:1.30m,プーリ径:250mm,1日の走行距離:403,200m,1日の屈曲回数:237,176回,走行時間:150時間,走行距離:2,520km とした。内側カバーゴム層の摩耗促進のため、コンベヤベルトのプーリと接触する側に超高分子ポリエチレン樹脂を30cmの長さにわたって押し当てた状態でコンベヤベルトを走行させた。前記超高分子ポリエチレン樹脂の上にはコンベヤベルトを挟んで直径139.8mmのローラを備えた。
Figure 0005317518
表3によれば、実施例2は、比較例1、比較例2と比較して摩耗量が減少している。実施例2は内側カバーゴム層用シートと中間ゴム層用シートとを積層したものが芯体層の内側に配され、当該内側カバーゴム層の損失係数tanδが当該中間ゴム層の損失係数tanδより大きい、というものである。ここで、比較例1、2は、実施例2の中間ゴム層がなく、1層のゴム層のみが芯体層の内側に配されている形態である。よって、実施例2と比較例1、2との相違点は、芯体層の内側に配されているゴム層が損失係数tanδの異なる2層(2層のうち内側カバーゴム層の損失係数tanδのほうが大きい)のゴム層で構成されているか、あるいは、1層のゴム層のみで構成されているか、という点である。
実施例2と比較例1とから、損失係数tanδの異なる2種類(ゴムAとゴムB)のゴム層用シートが積層(2層のうち内側カバーゴム層の損失係数tanδのほうが大きい)されたゴム層を芯体層の内側に配したコンベヤベルトでは、芯体層の内側が1層(ゴムA)のみのコンベヤベルトと比較して、耐摩耗性が同等か、あるいは、それ以上である。
(実施例4)
以下に示す方法により、走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
<走行抵抗試験用コンベヤベルトの作製>
幅:500mm,長さ7.6mとした点以外は、実施例1と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(実施例5)
幅:500mm,長さ7.6mとした点以外は、実施例2と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(実施例6)
幅:500mm,長さ7.6mとした点以外は、実施例3と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(比較例3)
幅:500mm,長さ7.6mとした点以外は、比較例1と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(比較例4)
幅:500mm,長さ7.6mとした点以外は、比較例2と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
実施例4〜6、比較例3、4のコンベヤベルトにつき、走行抵抗試験を実施した。結果を表4に示す。
<走行抵抗試験>
図4に示す走行抵抗試験機でコンベヤベルトの走行抵抗[N/m]を測定した。なお、走行抵抗の値はコンベヤベルトの幅1m当たりの値である。走行条件については、ベルト速度:180m/min.(一定),鉛直荷重:5.0kN/m(一定),プーリ径:500mm,機長:3m とした。
Figure 0005317518
表4によれば、実施例5、実施例6において比較例4よりコンベヤベルトの走行抵抗が高くなっている。しかし、比較例4は、走行抵抗は小さいが、同じ構造を有する表3の比較例2からわかるように、耐摩耗性という耐久性が低い。つまり比較例4は比較的低い走行抵抗と高い耐久性という性能をバランス良く備えたコンベヤベルトではない。一方、比較例3は、同じ構造を有する表3の比較例1からわかるように、耐摩耗性という耐久性は高いが、表4によれば、走行抵抗が大きい。よって、比較例3も比較的低い走行抵抗と高い耐久性という性能をバランス良く備えたコンベヤベルトではない。
表4の本実施形態のコンベヤベルトにおいては、コンベヤベルトの走行抵抗が比較例4より高いものの、比較例3より低く、低い水準で維持されている。一方で、表3の本実施形態のコンベヤベルトにおいては、耐摩耗性という耐久性も高く維持されていることがわかる。よって、本実施形態のコンベヤベルトは比較的低い走行抵抗と高い耐久性という性能をバランス良く備えている。
(実施例7)
以下に示す方法により、走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
<走行抵抗試験用コンベヤベルトの作製>
芯体をφ6.6mmのスチールコードに代えて、φ4.7mmのスチールコードとし、芯体層の厚さを4.7mm(総厚さを16.7mm)にしたこと、中間ゴム層と内側カバーゴム層の厚さをそれぞれ4.0mm、1.0mmとしたこと以外は、実施例4と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(実施例8)
厚さ0.7mm、幅450mmのポリアミド繊維製の帆布にRFL処理を施した後、両面に未加硫ゴム(ゴムC)を溶剤で溶かして塗布して合計厚みを0.8mmとし、この帆布を、4.0mm厚さに形成されている中間ゴム層の芯体層側端面から2.5mm、内側カバーゴム層側から1.5mmの位置となる箇所(スチールコードの内側から内側カバーゴム層の表面までの厚さ方向中間部)に埋設させたこと以外は、実施例7と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(比較例5)
芯体をφ6.6mmのスチールコードに代えて、φ4.7mmのスチールコードとし、芯体層の厚さを4.7mm(総厚さを16.7mm)にしたこと以外は、比較例3と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
(比較例6)
芯体をφ6.6mmのスチールコードに代えて、φ4.7mmのスチールコードとし、芯体層の厚さを4.7mm(総厚さを16.7mm)にしたこと以外は、比較例4と同様な方法で走行抵抗試験用コンベヤベルトを作製した。
実施例7、8、比較例5、6のコンベヤベルトにつき、実施例4〜6と同様に走行抵抗試験を実施した。結果を表5に示す。
<有限要素法(FEM)解析>
3次元6面体要素を基本とし、汎用有限要素プログラムにて実施例7、8、比較例5、6のコンベヤベルトをモデル化し損失エネルギを計算した。
計算条件としては、コンベヤベルトの幅方向に水平配置され、コンベヤベルトの中央部を支持する水平ローラ(ベルト幅の約1/3長さ)と、該ローラの両側に配され、ベルト端部を持ち上げた状態で支持すべく仰角30度となるように回転軸を傾斜させて配置された2本の傾斜ローラとの合計3本のローラが1500mm間隔に配置されている場合に、該ローラ上を張力112.5kNで走行させた際に生じるコンベヤベルトの歪をFEM解析によって求め損失エネルギ[N・mm]を計算した。
実施例7、8、比較例5、6のコンベヤベルトの損失エネルギ[N・mm]を計算した結果を表5に示す。
Figure 0005317518
表5には、表4と同様の結果が示されており、本実施形態のコンベヤベルトは、比較的低い走行抵抗と高い耐久性という性能をバランス良く備えていることがこの表からもわかる。
なお、比較例6は、比較例4と同様に走行抵抗は小さいが耐摩耗性という耐久性が低いものである。
また、中間ゴム層における所定箇所に帆布が埋設されることでコンベヤベルトの走行抵抗がよりいっそう低減されることがこの表5からわかる。
本発明に係るコンベヤベルトの第一の実施形態を示す断面図(幅方向に横断するように切断した場合の断面を示す断面図)。 本発明に係るコンベヤベルトの第二の実施形態を示す断面図(幅方向に横断するように切断した場合の断面を示す断面図)。 耐摩耗性評価のための走行試験機の概念図。 走行抵抗試験機の概念図。
符号の説明
1・・・内側カバーゴム層
2・・・中間ゴム層
3・・・芯体層
4・・・外側カバーゴム層
5・・・芯体
6・・・コンベヤベルト
7・・・帆布
11・・・プーリ
12・・・超高分子ポリエチレン樹脂
13・・・ローラ
21・・・プーリ
22・・・ロードセル

Claims (4)

  1. 内側表面に配される内側カバーゴム層(1)と、外側表面に配される外側カバーゴム層(4)と、前記内側カバーゴム層(1)と前記外側カバーゴム層(4)との間に配される芯体層(3)と、前記内側カバーゴム層(1)と前記芯体層(3)との間に配され、損失係数tanδが前記内側カバーゴム層(1)の損失係数tanδより小さい中間ゴム層(2)と、を備えていることを特徴とするコンベヤベルト。
  2. 前記芯体層(3)より内側が前記内側カバーゴム層(1)および前記中間ゴム層(2)からなり、前記内側カバーゴム層(1)の厚さと前記中間ゴム層(2)の厚さの和に対する前記中間ゴム層(2)の厚さの割合が0.5以上0.9以下である請求項1に記載のコンベヤベルト。
  3. 前記内側カバーゴム層(1)と前記中間ゴム層(2)との損失係数tanδが0.04以上0.15以下、かつ、弾性率M100が2.0MPa以上4.0MPa以下である請求項1または請求項2に記載のコンベヤベルト。
  4. 前記中間ゴム層(2)には、帆布(7)が埋設されており、しかも、前記芯体層(3)に埋設されている芯体(5)の内側から前記内側カバーゴム層(1)の表面までの厚さ方向中間部に前記帆布(7)が配されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンベヤベルト。
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