JP5316517B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5316517B2
JP5316517B2 JP2010254089A JP2010254089A JP5316517B2 JP 5316517 B2 JP5316517 B2 JP 5316517B2 JP 2010254089 A JP2010254089 A JP 2010254089A JP 2010254089 A JP2010254089 A JP 2010254089A JP 5316517 B2 JP5316517 B2 JP 5316517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
photosensitive drum
gear
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010254089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012103621A (ja
Inventor
直哉 神村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010254089A priority Critical patent/JP5316517B2/ja
Priority to US13/294,361 priority patent/US8718515B2/en
Priority to CN201110359366.4A priority patent/CN102566349B/zh
Publication of JP2012103621A publication Critical patent/JP2012103621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5316517B2 publication Critical patent/JP5316517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/75Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
    • G03G15/757Drive mechanisms for photosensitive medium, e.g. gears

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置の一例では、感光ドラムの周面上の残留トナーおよび紙粉などの付着物を除去するためのクリーニングローラが備えられている。クリーニングローラは、その周面が感光ドラムの周面と接触するように配置されている。そして、クリーニングローラは、感光ドラムの周面との接触部分が感光ドラムの周面の移動方向と同じ方向に移動するように回転する。
クリーニングローラを回転させるための駆動力は、感光ドラムから伝達される。すなわち、感光ドラムの一端部には、感光ドラムと一体的に回転するドラムギヤが設けられている。一方、クリーニングローラの一端部には、クリーニングローラと一体的に回転するクリーニングギヤが設けられている。クリーニングギヤは、ドラムギヤと噛合している。感光ドラムに駆動力が入力されると、感光ドラムが回転するとともに、ドラムギヤからクリーニングギヤに駆動力が伝達されて、クリーニングローラが回転する。
特開2010−79204号公報
しかしながら、ドラムギヤとクリーニングギヤとが噛合しているため、その噛合状態などが原因でドラムギヤ(感光ドラム)の回転速度にむらが生じ、バンディング(画像に現れる濃度むらによる縞)を生じるおそれがある。
本発明の目的は、感光ドラムの回転速度を安定させることができる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、画像形成装置において、感光ドラムと、前記感光ドラムの周囲に配置され、前記感光ドラムの回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能な第1回転体と、駆動伝達部材と、前記感光ドラムと共通の回転軸線を中心に前記感光ドラムと一体的に回転可能に設けられ、第1係合突起および前記駆動伝達部材から駆動力が伝達される被伝達部を有する受動部材と、前記受動部材と共通の回転軸線を中心に回転可能に設けられ、前記第1係合突起が遊嵌される遊嵌部および前記第1回転体に駆動力を伝達する伝達ギヤ部を有する回転体駆動ギヤとを備えることを特徴としている。
本発明によれば、第1回転体は、感光ドラムの周囲に配置され、感光ドラムの回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能に設けられている。受動部材および回転体駆動ギヤは、感光ドラムと共通の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。受動部材は、第1係合突起と、駆動伝達部材から駆動力が伝達される被伝達部とを備えている。回転体駆動ギヤは、第1係合突起が遊嵌される遊嵌部と、第1回転体に駆動力を伝達する伝達ギヤ部とを備えている。
駆動伝達部材から受動部材の被伝達部に駆動力が伝達されると、受動部材とともに、感光ドラムが回転する。また、受動部材に伝達される駆動力は、第1係合突起および遊嵌部を介して、回転体駆動ギヤに伝達される。すなわち、受動部材が回転すると、第1係合突起により遊嵌部の内面が受動部材の回転方向の下流側に押圧されて、回転体駆動ギヤが受動部材と同じ方向に回転する。回転体駆動ギヤに伝達される駆動力は、伝達ギヤ部を介して、第1回転体に伝達される。
回転体駆動ギヤの回転速度にむらが生じても、第1係合突起が遊嵌部に遊嵌されているので、その回転速度のむらが受動部材に伝達されることを防止できる。その結果、感光ドラムの回転速度を安定させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラープリンタの断面図である。 図2は、図1に示されるドラムカートリッジの上後方から見た図であり、駆動伝達部材をともに示す。 図3は、図2に示される切断線A−Aにおける感光ドラム、軸受部材およびクリーニング駆動ギヤの断面図である。 図4は、図2に示される感光ドラムの斜視図である。 図5は、図2に示される感光ドラム、第1クリーニングローラ、第2クリーニングローラおよびクリーニング駆動ギヤの斜視図である。 図6は、図5に示される軸受部材およびクリーニング駆動ギヤの分解斜視図である。 図7は、図5に示されるフランジ、クリーニング駆動ギヤ、1次クリーニングギヤおよび2次クリーニングギヤの左側面図である。 図8は、図2に示される駆動伝達部材の斜視図である。 図9は、本発明の他の実施形態に係る感光ドラム、第1クリーニングローラ、第2クリーニングローラ、クリーニング駆動ギヤおよび軸受部材の斜視図である。 図10は、図9に示される第1保持部材およびクリーニング駆動ギヤの斜視図である。 図11は、図9に示されるクリーニング駆動ギヤおよび軸受部材の斜視図である。 図12は、本発明のさらに他の実施形態に係る感光ドラム、軸受部材、クリーニング駆動ギヤおよびジョイントの断面図である。 図13は、図12に示される感光ドラムの左側面図である。 図14は、図12に示される感光ドラムおよびジョイントの斜視図である。 図15は、図12に示される、クリーニング駆動ギヤおよび第1保持部材の斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<第1実施形態>
1.カラープリンタ
図1に示されるように、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。カラープリンタ1は、本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2内には、4つのプロセスカートリッジ3が所定方向に並列に配置されている。4つのプロセスカートリッジ3は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色用として設けられ、所定方向の一方側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に配置されている。各プロセスカートリッジ3は、本体ケーシング2の上面のトップカバー4が開放された状態で、本体ケーシング2内に対して装着および離脱可能である。
なお、以下の説明では、ブラックのプロセスカートリッジ3が配置されている側(図1における左側)を前側とし、その前側からカラープリンタ1の各部(プロセスカートリッジ3を含む。)を見て、上下左右の方向を規定している。
各プロセスカートリッジ3は、ドラムカートリッジ5と、ドラムカートリッジ5に対して着脱可能な現像カートリッジ6とを備えている。
ドラムカートリッジ5には、感光ドラム7、帯電器8およびクリーナ9が備えられている。
帯電器8は、たとえば、ワイヤおよびグリッドを備えるスコロトロン型帯電器である。帯電器8は、感光ドラム7の後上方に配置されている。
クリーナ9は、感光ドラム7の後方であって、帯電器8の後下方に配置されている。クリーナ9は、感光ドラム7の表面に接触し、当該表面上から付着物を除去するための1次クリーニングローラ10と、1次クリーニングローラ10の表面に接触し、感光ドラム7の表面から1次クリーニングローラ10の表面に転移した付着物を当該表面上から除去するための2次クリーニングローラ11と、2次クリーニングローラ11の表面に接触し、1次クリーニングローラ10の表面から2次クリーニングローラ11の表面に転移した付着物を掻き落とすための接触部材12とを備えている。
1次クリーニングローラ10および2次クリーニングローラ11は、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられている。1次クリーニングローラ10は、感光ドラム7に対して後方から接触している。2次クリーニングローラ11は、1次クリーニングローラ10に対して後上方から接触している。接触部材12は、2次クリーニングローラ11に対して上方から接触している。
現像カートリッジ6には、現像ローラ13が備えられている。現像カートリッジ6がドラムカートリッジ5に装着された状態において、現像ローラ13は、感光ドラム7の表面に対して前上方から接触する。
また、本体ケーシング2内には、各感光ドラム7に対応して、LEDユニット14が設けられている。LEDユニット14の先端部は、そのLEDユニット14と対応する感光ドラム7の周面に対向している。
感光ドラム7の表面は、帯電器8からの放電によって一様に帯電された後、LEDユニット14に設けられたLEDによって選択的に露光される。この露光によって、感光ドラム7の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム7の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像ローラ13に対向すると、現像ローラ13から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム7の表面にトナー像が形成される。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット15が配置されている。給紙カセット15に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト16上に搬送される。搬送ベルト16は、4つの感光ドラム7に下方から対向して配置されている。感光ドラム7に対して搬送ベルト16の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ17が配置されている。搬送ベルト16上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト16の走行により、搬送ベルト16と各感光ドラム7との間を順次に通過する。そして、感光ドラム7の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、用紙Pに転写される。
搬送ベルト16に対して用紙Pの搬送方向における下流側には、定着器18が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、定着器18に搬送される。定着器18では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着した用紙Pは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ19に排出される。
2.ドラムカートリッジ
(1)フレーム
図1,2に示されるように、ドラムカートリッジ5は、フレーム21を備えている。フレーム21は、図2に示されるように、左右方向に間隔を空けて対向する1対の側板22,23を備えている。また、フレーム21は、図1,2に示されるように、1対の側板22,23の前端縁間に架設され、前上がりに傾斜する底板24を備えている。さらに、フレーム21は、図1に示されるように、側板22,23の下端部の後端縁間に架設され、底板24と間隔を空けて、前上がりに傾斜するカバー板25を備えている。
底板24とカバー板25とに挟まれる空間に、感光ドラム7、帯電器8、第1回転体の一例としての1次クリーニングローラ10、第2回転体の一例としての2次クリーニングローラ11および接触部材12が収容されている。感光ドラム7、1次クリーニングローラ10および2次クリーニングローラ11は、1対の側板22,23間に回転可能に設けられている。帯電器8および接触部材12は、カバー板25に保持されている。現像カートリッジ6は、底板24におけるカバー板25と対向していない部分上に装着される。
なお、図2には、カバー板25が取り外された状態のドラムカートリッジ5が示されている。
(2)感光ドラム
感光ドラム7は、図3に示されるように、円筒状のドラム本体31と、ドラム本体31の左端部に固定されるフランジ32とを備えている。
ドラム本体31は、アルミニウムなどの導電性材料からなる。ドラム本体31の表面には、たとえば、ポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層が形成されている。
フランジ32は、樹脂からなる。フランジ32は、ドラム本体31の左端部の内側に圧入により固定される固定部33と、固定部33の外端面の中央部から左方に延びる略円筒状のボス部34と、固定部33の外端面にボス部34と間隔を空けて突設された円柱状の係合突起35とを一体的に有している。ボス部34の外端面(先端面)には、図4に示されるように、その直径に沿って一直線状に延びる従動側溝部36が形成されている。
フランジ32のボス部34には、図3,5に示されるように、軸受部材37を介して、回転体駆動ギヤの一例としてのクリーニング駆動ギヤ38が回転可能に外嵌されている。
軸受部材37は、樹脂からなる。軸受部材37は、図6に示されるように、円筒状の軸受本体39と、軸受本体39の外周面における左寄りの位置から周囲に張り出した鍔部40と、軸受本体39の左端部から左方に延び、軸受本体39よりも僅かに大きい内径を有する円筒状の円筒部39aとを一体的に有している。
クリーニング駆動ギヤ38は、樹脂からなる。クリーニング駆動ギヤ38は、図5,6に示されるように、外周面にギヤ歯(図示せず)が形成された円環板状の伝達ギヤ部の一例としてのギヤ部41と、ギヤ部41の中央部に形成されている円孔の周囲から左方に延びる円筒状の円筒部42と、ギヤ部41の内周面および円筒部42の外周面に接続された接続部43とを一体的に備えている。
接続部43の外面は、ギヤ部41の内周面の全周からギヤ部41の径方向の内側に延び、左側に屈曲して延び、径方向の内側に屈曲して延びて、円筒部42の外周面に接続されている。
接続部43には、側面視矩形状の孔からなる遊嵌部44が左右方向に貫通して形成されている。遊嵌部44におけるクリーニング駆動ギヤ38の回転方向の幅は、係合突起35の直径よりも大きい。また、遊嵌部44は、図7に示されるように、クリーニング駆動ギヤ38の回転方向の下流側の面45がクリーニング駆動ギヤ38の回転軸線を含む平面(クリーニング駆動ギヤ38の回転径に沿った平面)46に含まれるように形成されている。
フレーム21の左側の側板22には、軸受部材37の円筒部39aの外径とほぼ等しい内径を有する円形の孔(図示せず)が形成されている。また、側板22には、図2に示されるように、その孔の周囲から左方に延びる円筒状の保護部47が一体的に形成されている。
図6に示されるように、クリーニング駆動ギヤ38の円筒部42には、軸受部材37の軸受本体39が左側から内嵌される。そして、図3,5に示されるように、軸受部材37の軸受本体39にフランジ32のボス部34が右側から内嵌され、遊嵌部44に第1係合突起の一例としての係合突起35が遊嵌される。そして、円筒部39aの左端部が側板22に形成された孔に嵌合され、軸受部材37の鍔部40が側板22に右側から当接した状態で、軸受部材37が側板22に固定されるとともに、ドラム本体31の右端部が右側の側板23に回転可能に保持される。これにより、フランジ32のボス部34が軸受本体39の内周面に回転可能に受けられ、クリーニング駆動ギヤ38の円筒部42が軸受本体39の外周面に回転可能な状態で受けられて、感光ドラム7が左右の側板22,23の間で左右方向に延びる軸線を中心に回転可能に保持される。そして、フランジ32の被伝達部の一例としての従動側溝部36は、保護部47の内側において左方に露出している。
(3)1次クリーニングローラ
1次クリーニングローラ10は、図5に示されるように、円柱状のローラ本体51と、ローラ本体51の中心軸線に沿って延び、ローラ本体51の両端面から突出するローラ軸52とを備えている。ローラ本体51は、スポンジ材からなる。
なお、1次クリーニングローラ10は、ローラ本体51がスポンジ材からなるスポンジローラに限らず、ローラ本体51の周面に多数のブラシ毛が植立されている、いわゆるブラシローラであってもよい。
ローラ軸52の左端部には、ローラ本体51と間隔を空けて、回転体ギヤの一例としての1次クリーニングギヤ53が取り付けられている。1次クリーニングギヤ53は、入力ギヤ部54および出力ギヤ部55を一体的に有する2段ギヤである。入力ギヤ部54は、円筒状をなしている。入力ギヤ部54の周面には、クリーニング駆動ギヤ38と噛合するギヤ歯(図示せず)が形成されている。入力ギヤ部54のギヤ歯は、クリーニング駆動ギヤ38のギヤ歯と噛合している。出力ギヤ部55は、入力ギヤ部54の左側に設けられ、入力ギヤ部54よりも大きい径(ギヤ径)を有する扁平な円筒状をなしている。出力ギヤ部55の周面には、ギヤ歯(図示せず)が形成されている。入力ギヤ部54および出力ギヤ部55の中空部にローラ軸52が回転不能に挿通されることにより、1次クリーニングギヤ53は、ローラ軸52と一体的に回転可能に設けられている。
(4)2次クリーニングローラ
2次クリーニングローラ11は、金属からなり、図4に示されるように、円柱状のローラ本体部56と、ローラ本体部56の中心軸線に沿って延び、ローラ本体部56の両端面から突出するローラ軸部57とを一体的に備えている。
ローラ軸部57の左端部には、ローラ本体部56と間隔を空けて、2次クリーニングギヤ58が取り付けられている。2次クリーニングギヤ58は、周面にギヤ歯(図示せず)が形成された扁平な円筒部を有し、その中空部にローラ軸部57が回転不能に挿通されることにより、ローラ軸部57と一体的に回転可能に設けられている。2次クリーニングギヤ53のギヤ歯は、1次クリーニングギヤ53の出力ギヤ部55と噛合している。
(5)軸連結部材
図5に示されるように、1次クリーニングローラ10のローラ軸52と2次クリーニングローラ11のローラ軸部57とは、それらの両端部において、軸連結部材61により連結されている。軸連結部材61は、ローラ軸52を回転可能に挿通する円筒状の第1挿通部62と、ローラ軸部57を回転可能に挿通する円筒状の第2挿通部63と、第1挿通部62および第2挿通部63を連結する連結部64とを一体的に有している。左側の軸連結部材61は、1次クリーニングローラ10のローラ本体51および2次クリーニングローラ11のローラ本体部56と1次クリーニングギヤ53および2次クリーニングギヤ58との間に設けられている。
第1挿通部62には、付勢部材の一例としてのコイルばね65の一端が接続されている。コイルばね65の他端は、図2に示されるように、ドラムカートリッジ5のフレーム21に接続されている。コイルばね65は、フレーム21と第1挿通部62との間に圧縮状態で介在されている。そのため、コイルばね65が第1挿通部62を感光ドラム7に向けて付勢し、これにより、1次クリーニングローラ10は、感光ドラム7の表面に弾性的に接触している。
3.駆動伝達部材
本体ケーシング2(図1参照)内には、図2に示されるように、感光ドラム7、1次クリーニングローラ10および2次クリーニングローラ11を回転させるための駆動力をフランジ32およびクリーニング駆動ギヤ38に伝達するための駆動伝達部材71が設けられている。
駆動伝達部材71は、図8に示されるように、駆動伝達ギヤ72と、駆動伝達ギヤ72とフランジ32との間に介在されて、駆動伝達ギヤ72とフランジ32とを連結するための中間部材73とを備えている。
駆動伝達ギヤ72は、円筒状のギヤ部74と、ギヤ部74と中心軸線が一致する略円筒状の結合部75と、ギヤ部74の内周面および結合部75の外周面に接続された接続部76とを一体的に備えている。
ギヤ部74の外周面には、ギヤ歯(図示せず)が形成されている。
結合部75の右端部は、ギヤ部74の右端面よりも右側に突出している。結合部75の右端面には、その中心で交差する十字状の駆動側溝部77が形成されている。
接続部76は、ギヤ部74の内周面の全周からギヤ部74の径方向の内側に延び、右側に屈曲して延び、径方向の内側に屈曲して延びて、結合部75の外周面における左右方向の中央部に接続されている。
中間部材73は、円環板状をなしている。中間部材73の左端面には、その中心軸線を中心に180°離れた2つの位置に、先端面が半球面に形成された円柱状の駆動側凸部78が左側に突出して形成されている。一方、中間部材73の右端面には、その中心軸線を中心に180°離れ、かつ、駆動側凸部78に対して中間部材73の中心軸線を中心に90°ずれた2つの位置に、先端面が半球面に形成された円柱状の従動側凸部79が右側に突出して形成されている。
中間部材73は、駆動側凸部78が駆動伝達ギヤ72の駆動側溝部77に嵌り込んだ状態で、駆動伝達ギヤ72の結合部75に結合されている。
4.ドラムカートリッジに対する駆動伝達部材の結合/離脱
駆動伝達部材71は、図2に示されるように、本体ケーシング2内に装着されたドラムカートリッジ5の保護部47と対向する位置に配置され、相対的に右側の進出位置と相対的に左側の退避位置との間で左右方向に進退可能に設けられている。
駆動伝達部材71が進出位置に進出された状態では、駆動伝達ギヤ72の結合部75の先端部(右端部)および中間部材73が保護部47の内側に入り込み、中間部材73の従動側凸部79がフランジ32の従動側溝部36に嵌り込む。これにより、フランジ32、駆動伝達ギヤ72および中間部材73は、オルダムカップリングを構成する。駆動伝達ギヤ72は、中間部材73を介してフランジ32に連結される。
一方、駆動伝達部材71が退避位置に退避された状態では、中間部材73が保護部47の外部に位置し、中間部材73の従動側凸部79がフランジ32の従動側溝部36から離脱している。
5.駆動伝達
駆動伝達ギヤ72のギヤ歯には、本体ケーシング2内に設けられた本体駆動ギヤ(図示せず)が噛合している。本体駆動ギヤには、本体ケーシング2内に設けられたモータ(図示せず)の駆動力が入力される。モータから本体駆動ギヤに駆動力が入力されて、本体駆動ギヤが回転すると、本体駆動ギヤから駆動伝達ギヤ72に駆動力が伝達される。
駆動伝達ギヤ72が中間部材73を介してフランジ32に連結された状態において、駆動伝達ギヤ72に伝達される駆動力は、駆動伝達ギヤ72から中間部材73に伝達され、中間部材73からフランジ32に伝達される。これにより、フランジ32とともに、感光ドラム7が回転する。
フランジ32が回転すると、フランジ32の係合突起35が遊嵌部44の内面45に当接し、係合突起35がその内面45を押圧する。これにより、クリーニング駆動ギヤ38がフランジ32と同方向に回転する。そして、クリーニング駆動ギヤ38から1次クリーニングギヤ53に駆動力が伝達されて、1次クリーニングギヤ53とともに、1次クリーニングローラ10が回転する。さらに、1次クリーニングギヤ53から2次クリーニングギヤ58に駆動力が伝達されて、2次クリーニングギヤ58とともに、2次クリーニングローラ11が回転する。
6.作用効果
(1)作用効果1
以上のように、1次クリーニングローラ10は、感光ドラム7の周囲に配置され、感光ドラム7の回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能に設けられている。フランジ32は、感光ドラム7と一体的に回転可能に設けられている。フランジ32は、係合突起35と、駆動伝達部材71から駆動力が伝達される従動側溝部36とを備えている。クリーニング駆動ギヤ38は、係合突起35が遊嵌される遊嵌部44と、1次クリーニングローラ10に駆動力を伝達するギヤ部41とを備えている。
駆動伝達部材71からフランジ32の従動側溝部36に駆動力が伝達されると、フランジ32とともに、感光ドラム7が回転する。また、フランジ32に伝達される駆動力は、係合突起35および遊嵌部44を介して、クリーニング駆動ギヤ38に伝達される。すなわち、フランジ32が回転すると、係合突起35により遊嵌部44の内面45がフランジ32の回転方向の下流側に押圧されて、クリーニング駆動ギヤ38がフランジ32と同じ方向に回転する。クリーニング駆動ギヤ38に伝達される駆動力は、ギヤ部41を介して、1次クリーニングローラ10に伝達される。
クリーニング駆動ギヤ38の回転速度にむらが生じても、係合突起35が遊嵌部44に遊嵌されているので、その回転速度のむらがフランジ32に伝達されることを防止できる。その結果、感光ドラム7の回転速度を安定させることができる。
(2)作用効果2
遊嵌部44は、クリーニング駆動ギヤ38の回転方向において係合突起35の幅よりも長く延びている。すなわち、係合突起35と遊嵌部44とは、クリーニング駆動ギヤ38の回転方向に遊びを有している。そのため、クリーニング駆動ギヤ38の位置が回転径方向(ギヤ径方向)にずれることを防止できる。その結果、クリーニング駆動ギヤ38とこれに噛合する本体駆動ギヤとの噛合状態を良好に保つことができるので、感光ドラム7の回転速度を一層安定させることができる。
(3)作用効果3
遊嵌部44においてフランジ32の回転中に係合突起35が当接する面45は、クリーニング駆動ギヤ38の回転軸線を含む平面46内にある。そのため、係合突起35から遊嵌部44の内面45に加えられる押圧力は、クリーニング駆動ギヤ38の直径と直交する。その結果、クリーニング駆動ギヤ38を安定して回転させることができる。
(4)作用効果4
フランジ32とクリーニング駆動ギヤ38との間には、軸受部材37が介在される。そのため、フランジ32とクリーニング駆動ギヤ38とが接触することを防止できる。その結果、フランジ32の回転を安定させることができ、ひいては、感光ドラム7の回転をより安定させることができる。
(5)作用効果5
1次クリーニングローラ10は、コイルばね65により感光ドラム側に向けて付勢されている。そのため、1次クリーニングローラ10を適度な接触圧で感光ドラム7に押圧させることができる。その結果、1次クリーニングローラ10により感光ドラム7の周面上から付着物を良好に除去することができる。
<第2実施形態>
1.構成
図5に示される構成に代えて、図9に示される構成が採用されてもよい。図9〜11の各図において、前述の各部と同等の部分には、その各部と同一の参照符号が付されている。
図9に示される構成では、図5に示される軸受部材37に代えて、軸受部材91が採用されている。
軸受部材91は、第1保持部材92および第2保持部材93を備えている。
第1保持部材92は、樹脂からなる。第1保持部材92は、図10に示されるように、略矩形板状をなしている。第1保持部材92の長手方向の一端部には、感光ドラム7と1次クリーニングローラ10との対向方向(以下、単に「対向方向」という。)に長い長孔94が形成されている。長孔94は、対向方向の一方側に凸湾曲する半円弧の両端と対向方向の他方側に凸湾曲する半円弧の両端とをそれぞれ対向方向に延びる直線Aで接続した形状をなしている。長孔94の半円弧状をなす部分の曲率は、第2保持部材93の円筒部100(後述する)の外周面の曲率と等しいかそれよりも大きい。そして、第1保持部材92には、長孔94の周囲から右側に突出するギヤ保持部95が一体的に形成されている。
また、第1保持部材92の長手方向の他端部には、1次クリーニングローラ10のローラ軸52が回転可能に挿通される第1挿通孔96と、2次クリーニングローラ11のローラ軸部57が回転可能に挿通される第2挿通孔97とが形成されている。第1挿通孔96および第2挿通孔97は、それぞれローラ軸52,57の外径とほぼ等しい径を有する丸孔として形成されている。そして、第1保持部材92には、第1挿通孔96および第2挿通孔97の周囲からそれぞれ左側に突出するボス部98,99が一体的に形成されている。
第2保持部材93は、図11に示されるように、円筒状の円筒部100と、円筒部100の外周面における左寄りの位置から周囲に張り出した鍔部101と、鍔部101から対向方向に延びる延設部102とを一体的に備えている。
延設部102の先端部には、挿通孔の一例としてのボス挿通部103が対向方向に長い長孔として形成されている。ボス挿通部103は、対向方向の一方側に凸湾曲する半円弧の両端と対向方向の他方側に凸湾曲する半円弧の両端とをそれぞれ対向方向に延びる直線Bで接続した形状をなしている。直線Bは、長孔94の直線Aと略平行をなしている。ボス挿通部103の半円弧状をなす部分の曲率は、第1保持部材92のボス部98の外周面の曲率と等しいかそれよりも大きい。
第2保持部材93の円筒部100が第1保持部材92の長孔94に左側から内嵌され、第2保持部材93のボス挿通部103に第1保持部材92のボス部98が右側から内嵌されることにより、第1保持部材92と第2保持部材93とが相対回転不能に結合される。そして、第1保持部材92のギヤ保持部95にクリーニング駆動ギヤ38の円筒部42が右側から外嵌され、第2保持部材93の円筒部100にフランジ32のボス部34が右側から内嵌される。これにより、フランジ32のボス部34が円筒部100の内周面に回転可能に受けられ、クリーニング駆動ギヤ38の円筒部42がギヤ保持部95の外周面に回転可能な状態で受けられる。
また、図9に示されるように、第1挿通孔96および第2挿通孔97には、それぞれ1次クリーニングローラ10の回転軸の一例であるローラ軸52の左端部および2次クリーニングローラ11の回転軸の一例であるローラ軸部57の左端部が回転可能に挿通される。一方、ローラ軸52,57の各右端部は、軸受板104に回転可能に挿通されている。そして、第1保持部材92および軸受板104は、付勢部材の一例としてのコイルばね105により、感光ドラム7に向けて付勢されている。
2.作用効果
(1)作用効果1
この図9に示される構成によっても、図5に示される構成と同様の作用効果を奏することができる。
(2)作用効果2
軸受部材91は、第1保持部材92および第2保持部材93を備えている。第1保持部材92には、1次クリーニングローラ10のローラ軸52およびクリーニング駆動ギヤ38が回転可能に保持される。第2保持部材93には、フランジ32が回転可能に保持される。そして、第1保持部材92には、第1保持部材92および第2保持部材93を対向方向に相対的にスライド可能とするための長孔94が形成されている。
そのため、クリーニング駆動ギヤ38の回転中心と1次クリーニングギヤ53(1次クリーニングローラ10)の回転中心との間隔を一定に保ちつつ、感光ドラム7と1次クリーニングローラ10との間の距離を変更することができる。その結果、カラープリンタ1の使用に伴って、1次クリーニングローラ10が変形しても、感光ドラム7と1次クリーニングローラ10との接触状態を良好に保つことができる。
(3)作用効果3
第2保持部材93には、1次クリーニングローラ10のローラ軸52が挿通されるボス挿通部103が形成されている。これにより、第1保持部材92をクリーニング駆動ギヤ38の回転方向において固定することができる。
(4)作用効果4
2次クリーニングローラ11は、1次クリーニングローラ10の周囲に配置され、1次クリーニングローラ10の回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能に設けられている。2次クリーニングローラ11のローラ軸部57は、第1保持部材92に回転可能に保持される。これにより、1次クリーニングローラ10の回転中心、2次クリーニングローラ11の回転中心およびクリーニング駆動ギヤ38の回転中心の各間の距離を一定に保つことができる。
<第3実施形態>
1.構成
図3に示される構成に代えて、図12に示される構成が採用されてもよい。図12〜15の各図において、前述の各部と同等の部分には、その各部と同一の参照符号が付されている。
図12に示される構成では、図9に示される構成と同様に、第1保持部材92および第2保持部材93を備える軸受部材91が採用されている。また、受動部材の一例としてのフランジ32には、図3に示される係合突起35が形成されておらず、図13に示されるように、第2係合突起の一例としての円柱状の係合突起111がフランジ32の回転軸線を中心に180°離れた2つの各位置に形成されている。
そして、フランジ32のボス部34には、図12,14に示されるように、薄い円環板状のジョイント112が回転可能に外嵌されている。
受動部材の一例としてのジョイント112には、各係合突起111に対応して、その周縁からジョイント112の回転径方向に沿って矩形状に切り欠かれることにより、2つの切欠部113が形成されている。
また、ジョイント112の左端面には、2つの切欠部113に対してジョイント112の中心軸線を中心に90°ずれた2つの各位置に、クリーニング駆動ギヤ38の遊嵌部44に遊嵌される円柱状の係合突起114が突出して形成されている。このため、クリーニング駆動ギヤ38の接続部43には、遊嵌部44が2つ形成されている。また、各遊嵌部44は、クリーニング駆動ギヤ38の回転方向および回転径方向の各幅が係合突起114の幅(外径)よりも大きいように形成されている。
また、図15に示されるように、クリーニング駆動ギヤ38の接続部43には、各係合突起111に対応して、各係合突起111の先端部を逃がすための逃がし穴115が形成されている。
また、ジョイント112は、その中央部に、フランジ32のボス部34を挿通するための孔を有している。この孔は、ボス部34の外径よりも大きい径に形成されている。
ジョイント112がフランジ32のボス部34に外嵌された状態で、図14に示されるように、各係合突起111が切欠部113に係合(嵌合)する。そして、第1保持部材92のギヤ保持部95にクリーニング駆動ギヤ38の円筒部42が右側から外嵌され、第2保持部材93の円筒部100にフランジ32のボス部34が右側から内嵌されて、各係合突起114がクリーニング駆動ギヤ38の遊嵌部44に遊嵌される。この状態で、各係合突起111の先端部は、逃がし穴115内に進入し、その先端部とクリーニング駆動ギヤ38との間には、隙間が形成されている。
2.作用効果
(1)作用効果1
この構成によっても、図9に示される構成と同様の作用効果を奏することができる。
(2)作用効果2
フランジ32とクリーニング駆動ギヤ38との間に介在されるジョイント112とを備えている。フランジ32には、フランジ32の回転軸線を中心に180°離れた2つの各位置に係合突起111が形成されている。これに対応して、ジョイント112には、2つの係合突起111とそれぞれ係合する2つの切欠部113が形成されている。各切欠部113は、ジョイント112の回転径方向に延びている。また、ジョイント112には、ジョイント112の回転軸線を中心に180°離れた2つの各位置に係合突起114
が形成されている。そして、遊嵌部44は、各係合突起114に対応して2つ設けられており、係合突起114に対してクリーニング駆動ギヤ38の回転径方向に遊びを有している。これにより、フランジ32、クリーニング駆動ギヤ38およびジョイント112は、オルダムカップリングの形態をなしている。そのため、フランジ32とクリーニング駆動ギヤ38とが偏心誤差を有していても、フランジ32およびクリーニング駆動ギヤ38を安定して回転させることができる。
(3)作用効果3
クリーニング駆動ギヤ38には、各係合突起111の先端部の当接を避けるための逃がし穴115が形成されている。そのため、係合突起111がクリーニング駆動ギヤ38に当接しないので、クリーニング駆動ギヤ38とジョイント112との良好な結合を達成することができる。
<変形例>
前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 カラープリンタ
10 1次クリーニングローラ
11 2次クリーニングローラ
32 フランジ
35 係合突起
36 従動側溝部
37 軸受部材
38 クリーニング駆動ギヤ
41 ギヤ部
44 遊嵌部
45 面
46 平面
53 1次クリーニングギヤ
52 ローラ軸
56 ローラ本体
65 コイルばね
71 駆動伝達部材
91 軸受部材
92 第1保持部材
93 第2保持部材
94 長孔
103 ボス挿通部
105 コイルばね
111 係合突起
112 ジョイント
113 切欠部
114 係合突起
115 逃がし穴

Claims (12)

  1. 感光ドラムと、
    前記感光ドラムの周囲に配置され、前記感光ドラムの回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能な第1回転体と、
    駆動伝達部材と、
    前記感光ドラムと共通の回転軸線を中心に前記感光ドラムと一体的に回転可能に設けられ、第1係合突起および前記駆動伝達部材から駆動力が伝達される被伝達部を有する受動部材と、
    前記受動部材と共通の回転軸線を中心に回転可能に設けられ、前記第1係合突起が遊嵌される遊嵌部および前記第1回転体に駆動力を伝達する伝達ギヤ部を有する回転体駆動ギヤと
    前記駆動伝達部材と前記被伝達部との間に介在される中間部材と
    を備え、
    前記被伝達部、前記駆動伝達部材および前記中間部材は、オルダムカップリングを構成する、画像形成装置。
  2. 前記遊嵌部は、前記回転体駆動ギヤの回転方向において前記第1係合突起の幅よりも長く延びている、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記遊嵌部において前記受動部材の回転中に前記第1係合突起が当接する面は、前記回転体駆動ギヤの回転軸線を含む平面内にある、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受動部材と前記回転体駆動ギヤとの間に介在され、内周面で前記受動部材を回転可能に受け、外周面で前記回転体駆動ギヤを回転可能に受ける軸受部材を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1回転体と一体的に回転可能に設けられ、前記回転体駆動ギヤの前記伝達ギヤ部からの駆動力が伝達される回転体ギヤを備え、
    前記軸受部材は、
    前記第1回転体の回転軸および前記回転体駆動ギヤを回転可能に保持する第1保持部材と、
    前記受動部材を回転可能に保持する第2保持部材とを含み、
    前記第1保持部材および前記第2保持部材の少なくとも一方には、前記第1保持部材および前記第2保持部材を前記感光ドラムと前記第1回転体との対向方向に相対的にスライド可能とするための長孔が形成されている、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2保持部材には、前記第1回転体の前記回転軸が挿通される挿通孔が形成されている、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1回転体の周囲に配置され、前記第1回転体の回転軸線と平行な軸線を中心に回転可能な第2回転体を備え、
    前記第1保持部材は、前記第2回転体の回転軸を回転可能に保持する、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記受動部材は、前記感光ドラムの一端部に嵌合されるフランジを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記受動部材は、前記フランジと前記回転体駆動ギヤとの間に介在されるジョイントをさらに含み、
    前記フランジには、前記受動部材の回転軸線を中心に180°離れた2つの各位置に第2係合突起が形成され、
    前記ジョイントには、当該ジョイントの回転軸線を中心に180°離れた2つの各位置に前記第1係合突起が形成されるとともに、当該ジョイントの回転径方向に延び、各前記第2係合突起と係合する2つの切欠部が形成され、
    前記遊嵌部は、各前記第1係合突起に対応して2つ設けられ、前記第1係合突起に対して前記回転体駆動ギヤの回転方向および回転径方向に遊びを有し、
    前記受動部材、前記回転体駆動ギヤおよび前記ジョイントは、オルダムカップリングの形態をなしている、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記回転体駆動ギヤには、各前記第2係合突起の先端部の当接を避けるための逃がし穴が形成されている、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1回転体を前記感光ドラム側に向けて付勢する付勢部材を備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1回転体は、前記感光ドラムの周面上から付着物を除去するクリーニングローラである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2010254089A 2010-11-12 2010-11-12 画像形成装置 Active JP5316517B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010254089A JP5316517B2 (ja) 2010-11-12 2010-11-12 画像形成装置
US13/294,361 US8718515B2 (en) 2010-11-12 2011-11-11 Image forming apparatus and cartridge
CN201110359366.4A CN102566349B (zh) 2010-11-12 2011-11-14 成像设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010254089A JP5316517B2 (ja) 2010-11-12 2010-11-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012103621A JP2012103621A (ja) 2012-05-31
JP5316517B2 true JP5316517B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=46047859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010254089A Active JP5316517B2 (ja) 2010-11-12 2010-11-12 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8718515B2 (ja)
JP (1) JP5316517B2 (ja)
CN (1) CN102566349B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102717041B (zh) * 2012-06-29 2014-01-29 秦皇岛首秦金属材料有限公司 一种利用十字滑块改造连铸机扇形段辊系的方法
JP6183270B2 (ja) 2014-03-31 2017-08-23 ブラザー工業株式会社 感光体カートリッジ
JP6197729B2 (ja) * 2014-03-31 2017-09-20 ブラザー工業株式会社 感光体カートリッジ
JP6287603B2 (ja) * 2014-06-06 2018-03-07 三菱ケミカル株式会社 軸受部材、端部部材、感光体ドラムユニット、現像ローラユニット、プロセスカートリッジ、及び軸受部材の製造方法
JP6919188B2 (ja) * 2016-12-15 2021-08-18 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
JP7209235B2 (ja) * 2016-12-15 2023-01-20 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびドラムユニット
US10228631B2 (en) 2016-12-15 2019-03-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, drum unit, and manufacturing method for the image forming apparatus

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624580Y2 (ja) * 1986-08-27 1994-06-29 富士ゼロックス株式会社 軸継手
JPH0713006Y2 (ja) * 1986-11-25 1995-03-29 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2756124B2 (ja) * 1988-10-07 1998-05-25 株式会社リコー 画像形成装置
JPH04282648A (ja) * 1991-03-12 1992-10-07 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH0854047A (ja) * 1992-01-16 1996-02-27 Ricoh Co Ltd 駆動装置
JPH07210032A (ja) * 1994-01-14 1995-08-11 Konica Corp 回転像形成体の駆動装置
JP3323696B2 (ja) * 1995-06-13 2002-09-09 キヤノン株式会社 アース部材及び電子写真感光体ドラム及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3315560B2 (ja) * 1995-06-13 2002-08-19 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及び電子写真感光体ドラムの取り付け方法
JPH09311516A (ja) * 1996-05-17 1997-12-02 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JPH09325620A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Canon Inc 転写手段、及びこれを備えた画像形成装置
JP3466489B2 (ja) * 1998-09-30 2003-11-10 京セラ株式会社 画像形成装置のクリーニング装置
JP2000327165A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Kyocera Corp 画像形成装置
JP4565485B2 (ja) * 2001-07-23 2010-10-20 株式会社エンプラス 感光体の回転伝達機構及び回転伝達機構
JP4014398B2 (ja) * 2001-12-11 2007-11-28 シャープ株式会社 画像形成装置
JP5297611B2 (ja) * 2006-09-15 2013-09-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置
CN101145023B (zh) * 2006-09-15 2010-11-10 京瓷美达株式会社 清洁装置
JP4980762B2 (ja) * 2007-03-23 2012-07-18 株式会社リコー 駆動装置、画像形成装置、プロセスカートリッジおよび定着装置
JP5144240B2 (ja) * 2007-12-14 2013-02-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ドラムユニット及びこれを備えた画像形成装置
JP2009258164A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Sharp Corp 回転駆動力伝達機構及びこれを備えた画像形成装置
JP2010079204A (ja) 2008-09-29 2010-04-08 Brother Ind Ltd 感光体カートリッジおよび画像形成装置
CN101515148A (zh) * 2009-03-30 2009-08-26 珠海赛纳科技有限公司 用于电子成像设备上的显影盒

Also Published As

Publication number Publication date
US8718515B2 (en) 2014-05-06
JP2012103621A (ja) 2012-05-31
CN102566349B (zh) 2015-02-25
US20120121289A1 (en) 2012-05-17
CN102566349A (zh) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5316517B2 (ja) 画像形成装置
JP7472933B2 (ja) ドラムカートリッジおよびプロセスカートリッジ
EP2595004B1 (en) Image Forming Apparatus with a Power-Transmission Assembly
JP2011186447A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP4645646B2 (ja) 画像形成装置
JP2012013909A (ja) 現像カートリッジ
JP5459242B2 (ja) 軸受装置、ドラムユニットおよび画像形成装置
JP5316518B2 (ja) オルダムカップリングおよび画像形成装置
US8634746B2 (en) Photosensitive drum cartridge and image forming apparatus
CN107870545B (zh) 单向离合器、定影装置以及图像形成装置
JP4775947B2 (ja) 伝動装置及びその伝動装置を有する画像形成装置
JP5991037B2 (ja) 駆動装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP5895401B2 (ja) 感光体カートリッジおよび画像形成装置
JP6056420B2 (ja) 感光体カートリッジ
JP5659656B2 (ja) 記録媒体搬送装置、画像形成装置
CN102436159B (zh) 旋转驱动力传递部件、感光鼓、处理盒及图像形成装置
JP6127917B2 (ja) 画像形成装置
JP5866885B2 (ja) 感光体ユニットおよび画像形成装置
JP6459242B2 (ja) 電子写真方式の画像形成装置
JP2011095711A (ja) プロセスカートリッジ
US10496025B2 (en) Driving device and image forming apparatus
JP6519731B2 (ja) クリーニング装置、画像形成装置
JP7180250B2 (ja) ドラムカートリッジおよび画像形成装置
JP2011028167A (ja) 回転伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5865564B1 (ja) 駆動伝達装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5316517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150