JP4014398B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、転写部材及び回転する感光体が対向配置され、感光体の回転が転写部材に伝動され、転写部材が、転写部材及び感光体間に搬送された媒体上に、感光体上に現像されたトナー像を転写する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置において転写機構として用いられる転写ローラ方式では、転写ローラの圧接力により、感光体上のトナーが凝縮され、用紙へ転写する際に、トナーが部分的に抜ける現象(文字の中抜け)が発生し易い。この現象を防止する改善策として、感光体の周速に対して、用紙を1〜4%程度速く搬送させ、用紙が感光体上のトナーを擦り取れるように、転写ローラの周速を感光体より速く設定する技術が公知となっている。
このように、周速の比を設定する手段としては、感光体と転写ローラとに回転速度差を設けたギヤ比連結を行うことが一般的である。
【0003】
また、装置全体の周速の設定は、定着ローラ/搬送ローラが100%前後であるのに対して、感光体の周速を遅くし、転写ローラを100%以上に設定することで、感光体部での印字倍率を100%に合わせるように設定することが一般的である。従って、用紙の搬送速さに対して感光体の周速は遅く、用紙が感光体を擦りながら搬送されるのに対し、転写ローラは、感光体部で用紙が遅れないように、100%より速い周速に設定され、スリップ搬送状態に設定されている。
【0004】
上述したような問題を解決する技術として、画像情報の後端部の白部分の情報を画像形成装置の所定範囲に変更して印字する技術が、特開2001−9841公報に開示されている。しかし、この技術では、ユーザが印字したい画像情報が、装置に設定された裏汚れ対策の為に、欠落する虞があり、画像形成装置としての基本条件(印字要求された画像情報を出来るだけ全て印字する。)が守られていない。
【0005】
また、転写ローラの周速を変化させる技術が、特開平2−282770号公報に開示されているが、この先行技術の主たる目的は、感光体の周囲に配置されたクリーニング部材のクリーニング性能の向上である。その為、用紙の有無に応じた転写ローラの周速は、感光体上の残留トナーを回収するのに適するように変化させる。従って、画像形成時の転写ローラの周速は、感光体の周速と略等しいが、クリーニング時には、感光体の周速の30〜80%又は130〜180%となる。
【0006】
つまり、このように大きく転写ローラの周速を変化させると、感光体及び転写ローラ間に用紙が挟みこまれるタイミングの前後における転写ローラの駆動トルクの変動が、転写ローラを常時駆動又は常時従動回転させている場合よりも大きくなってしまい、画像のブレ及び歪みを招来し、形成画像の質が返って悪化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような転写ローラ方式では、感光体及び転写ローラ間に用紙が無い状態で回転動作する際(前/後回転及び用紙間での回転)、感光体上のカブリトナー(感光体上に付着している薄いトナー層)を転写ローラが吸着し、その吸着したトナーが、用紙通過時に電界集中した用紙エッジ部へ移動し、用紙のエッジ汚れが発生する。この現象は、特に用紙後端が転写部を通過した後、用紙後端が完全に転写ローラから離れる迄の間に、転写ローラの周速が用紙の搬送速度より速い為、擦り付け作用が働き顕著に現れる。(一般的には後端エッジ部のみの問題)
【0008】
また、上述したような転写ローラ方式では、感光体及び転写ローラ間に用紙が無い状態で回転動作する際、感光体及び転写ローラの周速の差によって、感光体表面の磨耗が進み、感光体の寿命が短縮するという問題がある。
また、感光体及び転写ローラ間の用紙の有無によって、感光体及び転写ローラ間の摺動摩擦抵抗が変化し、用紙の搬送方向に形成画像が伸縮し、ジッタが発生する等の画質劣化の原因となるという問題がある。
また、感光体上のカブリトナーは、本来転写ローラに移転し難い帯電電位特性を有するが、感光体及び転写ローラの周速の差により擦り取る為、転写ローラの汚れも酷くなるという問題もある。
【0009】
更に、上述したような転写ローラ方式では、用紙が転写ローラに噛み込まれる際(突入する際)の振動が、連結ギヤを介して感光体へと伝わり、現像槽部及びLSU部での画像書き込みブレが発生するという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、用紙のエッジ汚れを防止出来る画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、用紙が転写ローラに突入する際の振動により発生する画像書き込みブレを解消することが出来る画像形成装置を提供することを目的とする。また、本発明は、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、転写部材及び感光体が対向配置され、伝動機構が、該感光体の回転を該転写部材に伝動し、該転写部材が、該転写部材及び感光体間に搬送された媒体上に、該感光体上に現像されたトナー像を転写する画像形成装置において、搬送される媒体の前記転写部材及び感光体間に位置する部分が、媒体の先端部及び後端部に設定された画像を形成しない非画像領域にあるときは、前記伝動機構の動作を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする。
【0013】
この画像形成装置では、転写部材及び感光体が対向配置され、伝動機構が、感光体の回転を転写部材に伝動し、転写部材が、転写部材及び感光体間に搬送された媒体上に、感光体上に現像されたトナー像を転写する。搬送される媒体の転写部材及び感光体間に位置する部分が、媒体の先端部及び後端部に設定された画像を形成しない非画像領域にあるときは、禁止手段は、伝動機構の動作を禁止する。
これにより、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0014】
本発明に係る画像形成装置は、前記伝動機構が、前記感光体の回転を前記転写部材に伝動するとき、該転写部材の周速は、前記感光体の周速の略1.01乃至1.05倍とすべくなしてあることを特徴とする。
【0015】
この画像形成装置では、伝動機構が、感光体の回転を転写部材に伝動するとき、転写部材の周速は、感光体の周速の略1.01乃至1.05倍とする構成であるので、用紙へ転写する際の文字の中抜けが発生し難く、用紙のエッジ汚れを防止出来、また、感光体に対して過度の抵抗を与えず、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0016】
本発明に係る画像形成装置は、前記伝動機構が、前記感光体の回転を前記転写部材に伝動するとき、該転写部材の周速は、前記媒体が次に搬送されるべき定着機構の定着ローラの周速と等しくすべくなしてあることを特徴とする。
【0017】
この画像形成装置では、伝動機構が、感光体の回転を転写部材に伝動するとき、転写部材の周速は、媒体が次に搬送されるべき定着機構の定着ローラの周速と等しくする構成であるので、転写部での印字ずれが発生せず、他の部材との接触による未定着トナーの乱れ及び装置内への飛散が発生せず、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0020】
本発明に係る画像形成装置は、前記転写部材へ印加する転写電圧又は転写電流は、前記禁止手段のオン/オフに合わせて切り替えすべくなしてあることを特徴とする。
【0021】
この画像形成装置では、転写部材へ印加する転写電圧又は転写電流は、禁止手段のオン/オフに合わせて切り替えする構成であるので、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0022】
本発明に係る画像形成装置は、前記転写電圧又は転写電流は、前記禁止手段がオンのときとオフのときとでは、極性が同一であり、絶対値が、前記禁止手段がオフのときの方が大きいことを特徴とする。
【0023】
この画像形成装置では、転写電圧又は転写電流は、禁止手段がオンのときとオフのときとでは、極性が同一であり、絶対値が、禁止手段がオフのときの方が大きいので、用紙のエッジ汚れを防止出来、用紙が転写ローラに突入する際の振動により発生する画像書き込みブレを解消し、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0024】
本発明に係る画像形成装置は、前記伝動機構が、前記感光体の回転を前記転写部材に伝動しないときは、該転写部材は、前記媒体を引続き搬送すべき搬送ベルトに従動し、前記転写部材の周速と該搬送ベルトの周速とは等しくすべくなしてあることを特徴とする。
【0025】
この画像形成装置では、伝動機構が、感光体の回転を転写部材に伝動しないときは、転写部材は、媒体を引続き搬送すべき搬送ベルトに従動し、転写部材の周速と搬送ベルトの周速とは等しくするので、転写部での印字ずれが発生せず、用紙と他の部材との接触による未定着トナーの乱れ及び装置内への飛散が発生せず、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づき説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る画像形成装置の実施の形態1の構成を模式的に示す模式図である。この画像形成装置は、その上面に透明なガラス等からなる原稿台71が設けられており、原稿台71の下方には、スキャナ部72及び画像形成機構73が配置されている。
【0029】
スキャナ部72は、原稿台71の下面に沿って平行に往復移動する走査ユニット75と、露光ランプ74と、反射ミラー76,77と、光学レンズ78と、光電変換素子でCCD(Charge Coupled Device )79とにより構成されている。走査ユニット75は、原稿画像表面を露光する露光ランプ74によって照射された原稿の反射光像を、最終的にCCD79に到達させる為のものであり、原稿台71の下面に対して一定の距離を保ちながら、所定の走査速度で平行に往復移動する。
【0030】
反射ミラー76,77は、走査ユニット75からの反射光線を光学レンズ78へ向けて反射する。反射光線の光路は、図中一点鎖線で示すように、走査ユニット75→反射ミラー76→反射ミラー77→光学レンズ78の順となっている。光学レンズ78は、反射ミラー77からの反射光線像を縮小し、縮小された光像をCCD79上の所定位置に結像させる。
CCD79は、結像された光像を順次光電変換して電気信号として出力するラインセンサであり、白黒画像又はカラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力することが可能な3ラインのカラーCCDである。
【0031】
CCD79により電気信号に変換された原稿画像情報は、更に、図示しない画像処理部に転送され、所定の画像データ処理が施される。
画像データ処理が施された原稿画像情報は、レーザビームスキャナユニット(以下、LSUと記す)によりレーザビームに変換され、このレーザビームは、感光体の表面に照射され、静電潜像が形成される。
画像形成機構73は、スキャナ部72の下方に配置され、LSU11(図2)、画像形成部80及びその下方に配置された給紙装置81から構成されている。給紙装置81は、給紙カセット82を備えている。
【0032】
図2は、画像形成機構73の構成を模式的に示す模式図である。この画像形成機構73の画像形成部80は、感光体ドラム5(感光体)の周面に近接して、その回転方向へクリーナ14、帯電装置13、現像装置12、転写装置17aの順に設けられている。
転写装置17aは、用紙P(媒体)の搬送経路上に設けられ、搬送経路の上流側には、同期ローラ18が設けられ、搬送経路上の転写装置17a及び同期ローラ18間にはセンサ16が配置されている。転写装置17aの、用紙Pの搬送経路の下流側には、搬送ベルト25が配置され、その更に下流側には、定着ローラ15からなる定着装置が配置されている。
【0033】
LSU11(露光装置)は、感光体ドラム5の周面上の帯電装置13及び現像装置12間にレーザビームを照射するように配置されている。
LSU11は、ビーム出射手段である複数の半導体レーザと、回点方向に複数の反射面を有する回転多面鏡とから構成されている。半導体レーザから回転多面鏡に向かって照射されたレーザビーム(以下、非走査ビームと記す)は、回転多面鏡の反射面により反射されて、感光体ドラム5の周面上を走査するレーザビーム(以下、走査ビームと記す)となり、感光体ドラム5の周面上に静電潜像を形成する。
【0034】
感光体ドラム5は、周面に感光体層が塗布形成されたドラムであり、帯電装置13は、感光体ドラム5に電圧を印加して帯電させるものである。
現像装置12は、静電潜像が形成された感光体ドラム5の周面上にトナーを供給することにより、静電潜像をトナー像に現像する。
クリーナ14は、後述する用紙Pへのトナー像の転写が終了した後、感光体ドラム5の周面上に残ったトナー(残留トナー)を回収する。
【0035】
転写装置17aは、感光体ドラム5に対向配置された転写ローラ1と、転写ローラ1に電圧又は電流を印加する転写バイアス電源17とを備えている。
転写ローラ1は、印加された電圧(電流)により、感光体ドラム5の周面上のトナー像を用紙P(媒体;OHP等のシート)上に転写させる。また、転写ローラ1は、感光体ドラム5と共に、転写された用紙Pを定着装置の定着ローラ15へ搬送する機能も有している。印加電流については後述する。
【0036】
同期ローラ18は、給紙装置81から搬送されて来た用紙Pを一旦停止させ、感光体ドラム5の画像形成のタイミングに合わせて、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に搬送する。
センサ16は、用紙Pが、同期ローラ18から転写装置17aに搬送されているか否かを確認する。
定着装置は、定着ローラ15,15を有し、定着ローラ15は、感光体ドラム5及び転写ローラ1間から排出され、搬送ベルト25により搬送されて来た用紙Pを加熱し、用紙Pに転写されていたトナー像を用紙Pに定着させる。
【0037】
給紙装置81は、給紙カセット82を備えており、給紙カセット82に画像形成に使用する用紙Pを載置しておき、画像形成時に用紙Pの搬送経路に送り出す。給紙カセット82の搬送経路側の端部には、用紙Pを送り出す為の図示しない呼込ローラ及び用紙捌き部(ローラ、摩擦シート部材又は逆転ローラ等)が配置されている。
【0038】
用紙Pの搬送経路には、上流側から、用紙Pの通過を検知する為のセンサ16、センサ16の検知信号に基づき感光体ドラム5上のトナー像と用紙Pの位置合わせを行うレジストローラ、転写ローラ1、搬送ベルト25、定着ローラ15,15、用紙Pが定着ローラ15,15間を通過したことを検知する為の定着紙検知スイッチ、用紙Pが通過したことを検知する為の排紙検知スイッチ、及び転写し定着させた用紙Pを排出する為の排紙ローラが配置されている。尚、符号が付加されていない部分は図示を省略している。
用紙Pは、画像形成部80(図1)の側面上部から排出され、給紙装置81の上方に蓄積される。
【0039】
上述したような構成である画像形成部80では、先ず、感光体ドラム5が、帯電装置13により帯電される。LSU11は、この帯電された感光体ドラム5上にレーザビームを照射し、照射した部分の帯電を除去(除電)し、静電潜像を形成する。
次いで、現像装置12が、この静電潜像上にトナーを供給して、静電潜像を現像する。
一方、給紙装置81から用紙Pが送り出され、搬送経路に沿って、感光体ドラム5及び転写ローラ1へ搬送される。
【0040】
搬送された用紙Pは、感光体ドラム5及び転写ローラ1間でトナー像を転写された後、搬送ベルト25により定着ローラ15,15間に搬送され、定着ローラ15,15間で加熱されて、トナー像が定着される。
尚、用紙Pにトナー像を転写する際に、転写されなかったトナーは、クリーナ14により感光体ドラム5上から回収される。
感光体ドラム5及び転写ローラ1間には、感光体ドラム5の回転を転写ローラ1に伝動する為の後述する伝動機構が設けられ、感光体ドラム5及び転写ローラ1間の用紙P上にトナー像が存在するか否かによって、伝動機構がオン/オフされる。
【0041】
図3は、伝動機構(駆動伝達装置)の構成を示す斜視図である。伝動機構10は、感光体ドラム5の回転を転写ローラ1に伝動する。感光体ドラム5を駆動する為の駆動ギヤ6と、感光体ドラム5に同軸に取り付けられたギヤ7とが噛合し、感光体ドラム5に同軸に取り付けられた他のギヤ8と、転写ローラ1の回転軸9に同軸に取り付けられた転写ローラギヤ3とが噛合している。
ギヤ8と転写ローラギヤ3との連結比は、転写ローラ1の周速が、感光体ドラム5の周速の略1.01乃至1.05倍となるように定めてある。
回転軸9の転写ローラ1及び転写ローラギヤ3間には、感光体ドラム5と転写ローラ1との接触間隔を一定に保つ為の位置出し部材である転写ローラカラー2が同軸に取り付けられている。
【0042】
転写ローラギヤ3には、電磁クラッチ4(禁止手段)が付加され、電磁クラッチ4は、内蔵する電磁石が励磁されたときは、電磁石が可動鉄片を吸引して、転写ローラギヤ3と回転軸9とを固定する。つまり、電磁クラッチ4は、転写ローラギヤ3の駆動力を回転軸9に伝動するか否かを切り替える。
電磁クラッチ4は、用紙Pに画像が形成される期間は励磁され(オン=禁止手段としてはオフ)、用紙Pに画像が形成されない期間は励磁されない(オフ=禁止手段としてはオン)。
【0043】
電磁クラッチ4のオン/オフの切り替えは、用紙Pが感光体ドラム5及び転写ローラ1間に搬送されてから、用紙Pの先端(搬送方向側)のボイド部(非画像形成領域)の間に行われる。これにより、用紙Pに画像が形成される間は、電磁クラッチ4がオンになり、感光体ドラム5の駆動力が転写ローラ1に伝動される。また、これにより、用紙Pが転写ローラ1に噛み込んだ際に発生する振動は、伝動機構により伝動されない為、感光体ドラム5へ伝わることが無く、画像の書き込みブレを防止出来る。
【0044】
感光体ドラム5及び転写ローラ1間を用紙Pの画像形成領域が通過した後、即ち、用紙Pの後端(搬送方向の反対側)のボイド部(非画像形成領域)が、感光体ドラム5及び転写ローラ1間を通過している間に、再び電磁クラッチ4はオフになる。これにより、用紙Pの後端が転写ローラ1を抜けた後に、転写ローラ1が、用紙Pの後端エッジにトナーを擦り付けることを防止出来る。
【0045】
即ち、用紙Pに画像が形成される間は、転写ローラギヤ3の駆動力が回転軸9に伝動され、転写ローラ1は、感光体ドラム5から駆動力が伝動され、転写ローラ1の周速は、感光体ドラム5の周速より速くなる。これにより、用紙Pが、感光体ドラム5の周速より速く搬送され、転写される画像のトナーが部分的に抜ける現象を防止出来る。
また、電磁クラッチ4がオフになると、転写ローラギヤ3の駆動力は、回転軸9に伝動されず、転写ローラ1は、感光体ドラム5との接触部により、感光体ドラム5に従動回転する。
【0046】
図7に示すように、転写ローラ1の周速Vaと搬送ベルト25(図2)の周速Vbとの関係は、用紙Pの画像形成領域が感光体ドラム5及び転写ローラ1間(転写ポイント)に有るときには、Va≠Vbであるが、用紙Pの画像形成領域が感光体ドラム5及び転写ローラ1間に無く、電磁クラッチ4がオフになっているとき(用紙Pの画像形成領域通過後)には、転写ローラ1は、図示しないギヤ機構により搬送ベルト25に従動し、Va=Vbとなる。
これにより、用紙Pの後端ボイド部において、用紙Pが転写ローラ1から引きずられる(用紙剥離ポイントが下がる)ことによる用紙Pの裏汚れを防止出来る。
【0047】
また、電磁クラッチ4がオンになっているとき、転写ローラ1の周速は、感光体ドラム5の周速の略1.01乃至1.05倍となっているが、定着ローラ15,15の周速も同じ速さに設定する。
これにより、転写における印字ずれを防止出来、他の部材との接触による未定着トナーの乱れ及び装置内への飛散を防止出来る。
【0048】
図8に示すように、用紙Pの先端が、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に到達してから、用紙Pの画像形成領域が、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に到達する迄の間に、電磁クラッチ4をオン(伝動機構オン=禁止手段オフ)にする。即ち、この間に電磁クラッチ4をオンにする迄は、転写ローラ1の周速Vaと、用紙Pが搬送される速さVdとの関係はVa=Vdであるから、用紙Pが感光体ドラム5及び転写ローラ1間に突入する際の回転負荷抵抗の発生を軽減出来、印字ブレを解消出来る。
また、用紙Pの画像形成領域が、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に有るときには、電磁クラッチ4をオンにして駆動力を伝動することにより、転写ローラ1の周速は、感光体ドラム5の周速の略1.01乃至1.05倍となり、現像、露光及び帯電にむらが発生するのを防止出来る。
【0049】
転写ローラ1へ印加する印加電圧は、図9のタイミングチャートに示すように、用紙Pが感光体ドラム5及び転写ローラ1間に到達する若干前のタイミングで、V0 のレベルから、V0 より高いV1 のレベルに変化させる。次いで、電磁クラッチ4をオンにするときに、印加電圧をV1 のレベルから、V1 より高いV2 のレベルに変化させる。尚、比較の為に、従来の印加電圧の制御を、図10のタイミングチャートに示す。
【0050】
更に、用紙Pの画像形成領域が感光体ドラム5及び転写ローラ1間を通過した後は、電磁クラッチ4をオフ(伝動機構オフ=禁止手段オン)にするときに、印加電圧をV2 のレベルからV1 のレベルに変化させ、その後、更にV0 のレベルに変化させる。
ここで、印加電圧V0 ,V1 ,V2 は同じ極性であり、印加電圧V0 はクリーニング電圧であり、印加電圧V1 はメモリ防止電圧であり、印加電圧V2 は、感光体ドラム5から用紙Pへ、トナー像を転写させる為に必要な転写電圧である。
【0051】
クリーニング電圧は、転写工程中に感光体ドラム5から転写ローラ1表面に付着したカブリトナーを、転写工程終了後に感光体ドラム5上に戻すべく、転写時とは逆極性の電荷を印加する為の電圧である。実際には、コピー終了後の後回転時、及びJAM処理後の前回転時等に、転写工程時の電荷とは逆極性の電荷を転写ローラ1に印加する。
【0052】
メモリ防止電圧は、転写工程時に転写ローラ1から用紙Pを介して流れ込む電流量に相当する電流を、連続印字間隔及びコピー開始前に、感光体ドラム5に通電することで、感光体ドラム5の劣化状態を均一にし、帯電バラツキによるコピー途中での濃度変化(前回転時の電流によるメモリ)を防止する為の電圧である。実際には、前回転時と用紙P間とに、転写工程時より小さく、転写工程時と同極性の電荷を転写ローラ1から印加し、感光体ドラム5に通電する。
【0053】
図9に示すように、電磁クラッチ4の切り替え、及び印加電圧の制御を行うことにより、図10のタイミングチャートに示すような従来の印加電圧の制御を行う場合より、用紙P後端におけるエッジ汚れ、及び用紙Pが感光体ドラム5・転写ローラ1間に突入する際の負荷による露光、帯電、現像ブレ(印字ブレ)が解消され、更に、感光体ドラム5の磨耗を抑制することが出来る。
【0054】
尚、上述した伝動機構10では、電磁クラッチ4が転写ローラ1側に取り付けられているが、図4に示すように、電磁クラッチ4を感光体ドラム5側のギヤ8に取り付け、伝動機構10aを構成しても、電磁クラッチ4の切り替えタイミングは同じであり、画像形成装置の動作は同様である。
このように、電磁クラッチ4は、取り付け位置を限定されることなく、感光体ドラム5及び転写ローラ1間の用紙Pの画像形成領域の有無に応じて、感光体ドラム5の駆動力の転写ローラ1への伝動をオン/オフ出来れば、その駆動力の伝達経路の何れの位置に取り付けられても良い。
【0055】
また、転写ローラ1は、ローラ形状のものに限らず、ベルト形状のもの、即ち転写ベルトであっても良い。
また、電磁クラッチ4の切り替えタイミングを、センサ16(図2)の検知信号に基づき定めても、画像形成装置の動作を上述した動作と同様にすることが出来る。但し、この場合、電磁クラッチ4は、用紙Pが感光体ドラム5及び転写ローラ1間に存在する期間は励磁され(オン)、用紙Pが感光体ドラム5及び転写ローラ1間に存在しない期間は励磁されない(オフ)。
【0056】
また、電磁クラッチ4の切り替えタイミングを、転写ローラ1に転写電圧が印加されるタイミングに基づき定めても良い。
つまり、転写バイアス電源17が、転写ローラ1に転写電圧を印加する(電流を流す)ということは、感光体ドラム5及び転写ローラ1間の用紙Pにトナー像を転写させる為である。従って、電圧印加時を、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に用紙Pが存在する期間と見做すことが出来る。一方、非電圧印加時を、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に用紙Pが存在しない期間と見做すことが出来る。
【0057】
実施の形態2.
図5は、本発明に係る画像形成装置の実施の形態2の伝動機構の構成を示す斜視図である。この伝動機構10bは、感光体ドラム5を駆動する為の駆動ギヤ6と、感光体ドラム5に同軸に取り付けられたギヤ7とが噛合し、感光体ドラム5に同軸に取り付けられた他のギヤ8と、転写ローラ1の回転軸9(シャフト)に同軸に取り付けられた転写ローラギヤ3とが噛合している。
ギヤ8と転写ローラギヤ3との連結比は、転写ローラ1の周速が、感光体ドラム5の周速の略1.01乃至1.05倍となるように定めてある。
回転軸9の転写ローラ1及び転写ローラギヤ3間には、感光体ドラム5と転写ローラ1との接触間隔を一定に保つ為の位置出し部材である転写ローラカラー2が同軸に取り付けられている。
【0058】
転写ローラギヤ3は、回転軸9に挿通され、回転軸9の長さ方向には移動が可能(スライド機構)であるが、回転軸9の回転方向には固定されている。転写ローラギヤ3は、画像形成装置の筐体に固定されたソレノイド23(禁止手段)の可動フック22により、回転軸9の長さ方向に変位される。
ソレノイド23は、交流又は直流の励磁コイルに通電して発生する励磁力で、可動フック22が往復移動する。
【0059】
回転軸9の端部には、転写ローラギヤ3が抜け落ちるのを防止する為の固定具20が設けられ、固定具20から転写ローラ1までの間に、固定具20から順に転写ローラギヤ3、バネ21、転写ローラカラー2が、回転軸9に貫通される状態で取り付けられている。転写ローラギヤ3及びバネ21は、回転軸9の長さ方向には移動可能であり、転写ローラカラー2は回転軸9に固定されている。その他の画像形成装置の構成は、実施の形態1で説明した画像形成装置の構成(図1、図2)と同様であるので、同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0060】
このような構成の伝動機構10bでは、可動フック22が、転写ローラギヤ3の固定具20側の面を引っ掛けて移動し、転写ローラギヤ3を転写ローラカラー2側へ引き付ける。一方、可動フック22が固定具20側へ移動すると、バネ21の反発力により、転写ローラギヤ3が、固定具20側へ移動する。
感光体ドラム5及び転写ローラ1間に用紙Pの画像形成領域が有るとき、可動フック22が固定具20側へ移動して、転写ローラギヤ3と感光体ドラム5のギヤ8とが噛合する。これにより、駆動ギヤ6により転写ローラギヤ3も回転し、その回転と共に転写ローラ1も回転する。
【0061】
一方、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に用紙Pの画像形成領域が無いとき、可動フック22が転写ローラギヤ3を引っ掛けて、転写ローラカラー2側へ移動する。これにより、転写ローラギヤ3と感光体ドラム5のギヤ8とが噛合しなくなり、駆動ギヤ6の回転は転写ローラギヤ3に伝動されない。その為、転写ローラギヤ3は回転せず、転写ローラ1も回転しない。従って、このときの転写ローラ1は、感光体ドラム5との接触により、感光体ドラム5の回転に従動(従動回転)する。その他の画像形成装置の動作は、実施の形態1で説明した画像形成装置の動作と同様であるので、説明を省略する。
【0062】
尚、上述した伝動機構10bでは、スライド機構が転写ローラ1側に取り付けられているが、図6に示すように、スライド機構を感光体ドラム5側に取り付け、伝動機構10cを構成しても、ソレノイド23の励磁/不励磁の切り替えタイミングは同じであり、画像形成装置の動作は同様である。
伝動機構10cでは、感光体ドラム5の端部のギヤ7から、感光体ドラム5の他の端部へ向かって、バネ固定具24、バネ21a及びギヤ8が、この順番で感光体ドラム5により貫通されている。
【0063】
バネ固定具24は感光体ドラム5に固定され、バネ21a及びギヤ8は、感光体ドラム5の軸方向へ移動可能であり、ギヤ8は、感光体ドラム5の周方向には固定されている。
ギヤ8は、画像形成装置の筐体に固定されたソレノイド23(禁止手段)の可動フック22aにより、感光体ドラム5の軸方向に変位される。その他の伝動機構10cの構成は、上述した伝動機構10bの構成と同様であるので、同一箇所には同一符号を付して、説明を省略する。
【0064】
このような構成の伝動機構10cでは、可動フック22aが、ギヤ8のバネ21aの反対側の面を引っ掛けて移動し、ギヤ8をバネ固定具24側へ引き付ける。一方、可動フック22aがバネ固定具24の反対側へ移動すると、バネ21aの反発力により、ギヤ8もバネ固定具24の反対側へ移動する。
感光体ドラム5及び転写ローラ1間に用紙Pの画像形成領域が有るとき、可動フック22aがバネ固定具24側へ移動して、感光体ドラム5のギヤ8と転写ローラギヤ3とが噛合する。これにより、駆動ギヤ6により転写ローラギヤ3も回転し、その回転と共に転写ローラ1も回転する。
【0065】
一方、感光体ドラム5及び転写ローラ1間に用紙Pの画像形成領域が無いとき、可動フック22aがバネ固定具24の反対側へ移動する為、バネ21aの反発力により、感光体ドラム5のギヤ8もバネ固定具24の反対側へ移動し、ギヤ8と転写ローラギヤ3とが噛合しなくなる。これにより、駆動ギヤ6の回転は転写ローラギヤ3に伝動されない。その為、転写ローラギヤ3は回転せず、転写ローラ1も回転しない。従って、このときの転写ローラ1は、感光体ドラム5との接触により、感光体ドラム5の回転に従動(従動回転)する。その他の伝動機構10cの動作は、上述した伝動機構10bの動作と同様であるので、説明を省略する。
【0066】
【発明の効果】
本発明に係る画像形成装置によれば、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0068】
本発明に係る画像形成装置によれば、用紙へ転写する際の文字の中抜けが発生し難く、用紙のエッジ汚れを防止出来、また、感光体に対して過度の抵抗を与えず、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0069】
本発明に係る画像形成装置によれば、転写部での印字ずれが発生せず、他の部材との接触による未定着トナーの乱れ及び装置内への飛散が発生せず、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0071】
本発明に係る画像形成装置によれば、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0072】
本発明に係る画像形成装置によれば、用紙のエッジ汚れを防止出来、用紙が転写ローラに突入する際の振動により発生する画像書き込みブレを解消し、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【0073】
本発明に係る画像形成装置によれば、転写部での印字ずれが発生せず、他の部材との接触による未定着トナーの乱れ及び装置内への飛散が発生せず、用紙のエッジ汚れを防止出来、感光体の磨耗を抑制し、寿命短縮を防止出来る画像形成装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施の形態の構成を模式的に示す模式図である。
【図2】画像形成機構の構成を模式的に示す模式図である。
【図3】伝動機構(駆動伝達装置)の構成を示す斜視図である。
【図4】伝動機構(駆動伝達装置)の構成を示す斜視図である。
【図5】伝動機構(駆動伝達装置)の構成を示す斜視図である。
【図6】伝動機構(駆動伝達装置)の構成を示す斜視図である。
【図7】転写ローラの周速と搬送ベルトの周速との関係を示す説明図である。
【図8】電磁クラッチをオンにするタイミングを示す説明図である。
【図9】転写ローラへの印加電圧の印加タイミングを示すタイミングチャートでる。
【図10】従来の転写ローラへの印加電圧の印加タイミングを示すタイミングチャートでる。
【符号の説明】
1 転写ローラ
3 転写ローラギヤ
4 電磁クラッチ(禁止手段)
5 感光体ドラム(感光体)
6 駆動ギヤ
7,8 ギヤ
9 回転軸(シャフト)
10,10a,10b,10c 伝動機構
11 LSU(露光装置)
12 現像装置
13 帯電装置
15 定着ローラ
16 センサ(検知手段)
17 転写バイアス電源
17a 転写装置
20 固定具
21,21a バネ
22,22a 可動フック
23 ソレノイド(禁止手段)
24 バネ固定具
25 搬送ベルト
73 画像形成機構
80 画像形成部
P 用紙(媒体)

Claims (6)

  1. 転写部材及び感光体が対向配置され、伝動機構が、該感光体の回転を該転写部材に伝動し、該転写部材が、該転写部材及び感光体間に搬送された媒体上に、該感光体上に現像されたトナー像を転写する画像形成装置において、
    搬送される媒体の前記転写部材及び感光体間に位置する部分が、媒体の先端部及び後端部に設定された画像を形成しない非画像領域にあるときは、前記伝動機構の動作を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記伝動機構が、前記感光体の回転を前記転写部材に伝動するとき、該転写部材の周速は、前記感光体の周速の略1.01乃至1.05倍とすべくなしてある請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記伝動機構が、前記感光体の回転を前記転写部材に伝動するとき、該転写部材の周速は、前記媒体が次に搬送されるべき定着機構の定着ローラの周速と等しくすべくなしてある請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記転写部材へ印加する転写電圧又は転写電流は、前記禁止手段のオン/オフに合わせて切り替えすべくなしてある請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写電圧又は転写電流は、前記禁止手段がオンのときとオフのときとでは、極性が同一であり、絶対値が、前記禁止手段がオフのときの方が大きい請求項記載の画像形成装置。
  6. 前記伝動機構が、前記感光体の回転を前記転写部材に伝動しないときは、該転写部材は、前記媒体を引続き搬送すべき搬送ベルトに従動し、前記転写部材の周速と該搬送ベルトの周速とは等しくすべくなしてある請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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