JP4775947B2 - 伝動装置及びその伝動装置を有する画像形成装置 - Google Patents

伝動装置及びその伝動装置を有する画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、本体に対して軸線方向に着脱可能に装着された回転体に、本体に設けられたモータの回転を伝達する伝動装置と、その伝動装置を有する画像形成装置に関するものである。
上述した伝動装置は、各種技術分野の装置に採用され、特に画像形成装置に多用されている(例えば、特許文献1参照)。かかる伝動装置において、モータにより回転駆動される駆動軸を本体側に設けると共に、その駆動軸と回転体のうちの一方に、セレーションの形成された内歯車を固定し、その他方に、セレーションの形成された外歯車を固定し、回転体を本体に装着したとき、内歯車のセレーションと外歯車のセレーションを係合させ、モータの回転をこれらの歯車を介して回転体に伝達するように構成することが考えられる。この構成によれば、互いに噛み合ったセレーションの間にバックラッシが形成され難いので、モータの回転を回転体に伝達して、その回転体を回転駆動したとき、回転体にがたつきが発生し難い。このため、この構成を画像形成装置、特にカラー画像形成装置に採用すると、色ずれのない高品質な画像を得ることが可能である。
ところが、回転体を本体に装着するとき、内歯車のセレーションと外歯車のセレーションを正しく噛み合わせることが難しく、内歯車と外歯車が衝突してしまうおそれがある。このようになると、回転体を本体の所定の位置に装着することができず、場合によってはセレーションが破損するおそれも免れない。
特開2000−235309号公報
本発明は、上述した新規な認識に基づきなされたものであり、その目的とするところは、回転体を本体に装着するとき、内歯車と外歯車のセレーションを確実に係合させることのできる伝動装置と、その伝動装置を有する画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、本体に対して軸線方向に着脱可能に装着された回転体に、本体に設けられたモータの回転を伝達する伝動装置において、前記回転体に固定された内歯車と、前記モータにより回転駆動される駆動軸と、前記本体に固定され、かつ前記駆動軸を回転可能に支持する支持部材と、前記駆動軸に固定された外歯車とを具備し、該外歯車は、その外周部にセレーションが形成され、前記内歯車は、その内周部に、前記外歯車のセレーションに係脱可能に係合するセレーションが形成され、前記回転体を本体に装着したとき、前記内歯車のセレーションが前記外歯車のセレーションに係合して、前記モータの回転を、前記駆動軸、前記外歯車及び前記内歯車を介して前記回転体に伝達するように構成され、前記支持部材は、前記外歯車の外周部を覆う筒状に形成されていて、前記回転体を本体に装着するとき、該回転体に固定された内歯車のセレーションが前記外歯車のセレーションに係合するように、当該内歯車を案内するガイドを兼ねていることを特徴とする伝動装置を提案する(請求項1)。
また、上記請求項1に記載の伝動装置において、前記回転体の側に位置決め部が設けられ、該回転体を本体に装着したとき、前記位置決め部が、筒状に形成された前記支持部材に嵌合して、回転体を本体に対して位置決めするように構成されていると有利である(請求項2)。
さらに、本発明は、上記目的を達成するため、請求項1又は2に記載の伝動装置を具備する画像形成装置を提案する(請求項3)。
また、本発明は、上記目的を達成するため、請求項1又は2に記載の伝動装置を有し、前記回転体が駆動ローラとして構成され、該駆動ローラと他の少なくとも1つの支持ローラとに巻き掛けられて、前記駆動ローラの回転により駆動される中間転写ベルトを有し、感光体に形成されたトナー像を前記中間転写ベルトに転写し、該中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に転写して記録画像を得ることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項4)。
さらに、本発明は、上記目的を達成するため、請求項1又は2に記載の伝動装置を有し、前記回転体が駆動ローラとして構成され、該駆動ローラと他の少なくとも1つの支持ローラとに巻き掛けられて、前記駆動ローラの回転により駆動される記録媒体搬送ベルトを有し、該記録媒体搬送ベルトに担持されて搬送される記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項5)。
また、本発明は、上記目的を達成するため、請求項1又は2に記載の伝動装置を有し、前記回転体が感光体軸より成り、該感光体軸に支持された感光体にトナー像を形成し、該トナー像を直接、又は中間転写体を介して記録媒体に転写して記録画像を得ることを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項6)。
本発明によれば、回転体を本体に装着するとき、内歯車と外歯車のセレーションを確実に係合させることができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は本発明に係る伝動装置を備えた画像形成装置の一例を示す概略断面図である。ここに示した画像形成装置は、その本体1内に配置された第1乃至第3の感光体2Y,2C,2M,2BKと、無端状の中間転写ベルト3を有している。中間転写ベルト3は、駆動ローラ4と、テンションローラ5と、従動ローラ6,7の複数の支持ローラに巻き掛けられ、駆動ローラ4が後述するように回転駆動されることにより、中間転写ベルト3が図1に矢印Aで示した方向に走行駆動される。駆動ローラ4は、後述するモータにより、伝動装置を介して回転駆動される回転体の一例を構成するものである。また、図示した例では、中間転写ベルト3を4本の支持ローラに巻き掛けたが、その支持ローラの数は適宜設定でき、要は、当該中間転写ベルトを、駆動ローラと、他の少なくとも1つの支持ローラとに巻き掛けて走行駆動すればよい。
一方、第1の感光体2Yは、図1における時計方向に回転駆動され、このとき該感光体2Yは帯電ローラ8によって所定の極性に帯電され、その帯電面に露光装置9から出射した光変調されたレーザビームLが照射され、これによって感光体2Yに静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置10によってイエロートナー像として可視像化される。また、中間転写ベルト3を挟んで第1の感光体2Yと反対側には一次転写ローラ11Yが配置され、この転写ローラ11Yに転写電圧が印加されることにより、第1の感光体2Y上に形成されたトナー像が、矢印A方向に走行駆動される中間転写ベルト3上に一次転写される。トナー像転写後に感光体表面に付着する転写残トナーはクリーニング装置12によって除去される。
全く同様にして、図1に示した第2乃至第4の感光体2C,2M,2BK上にシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ転写され、これらのトナー像が、転写電圧の印加された各一次転写ローラ11C,11M,11BKの作用によって、イエロートナー像の転写された中間転写ベルト3上に重ねて一次転写される。
本体1の下部には、例えば転写紙や樹脂シートなどから成る記録媒体Pを収容した給紙カセット13と給紙ローラ14を有する給紙装置15が配置され、給紙ローラ14の回転によって最上位の記録媒体Pが矢印B方向に送り出される。その送り出された記録媒体は、所定のタイミングで、駆動ローラ4に巻き掛けられた中間転写ベルト部分と、これに対置された二次転写ローラ16との間に給送され、このとき二次転写ローラ16に転写電圧が印加されることによって、中間転写ベルト3上のトナー像が記録媒体に二次転写される。トナー像を転写された記録媒体はさらに上方に搬送され、定着装置17を通過する。このとき記録媒体上のトナー像が熱と圧力の作用によって記録媒体に定着される。定着装置17を通過した記録媒体は排紙部18上に排出される。またトナー像転写後の中間転写ベルト3表面に付着する転写残トナーはベルトクリーナ19によって除去される。
中間転写ベルト3は、ユニットケース20に収容され、この中間転写ベルト3を巻き掛けた駆動ローラ4、テンションローラ5及び従動ローラ6,7と、各一次転写ローラ11Y,11C,11M,11BKはユニットケース20に回転可能に支持されている。またベルトクリーナ19もユニットケース20に一体的に組み付けられている。このように、ユニットケース20と、中間転写ベルト3と、各ローラ4,5,6,7,11Y,11C,11M,11BKと、ベルトクリーナ19は、一体的な中間転写ユニット21として構成されている。図2は中間転写ユニット21を斜め後方から見たときの概略斜視図である。
上述の中間転写ユニット21は、本体1に固定された図示していないガイドレールに案内されて、本体1の手前側、すなわち図1の紙面に対して垂直な手前側に引き出され、又はこれと逆の奥側に押し込まれて本体内に装着される。すなわち、図2における符号Fは、本体1の手前側を示し、符号Rは奥側を示しており、中間転写ユニット21は矢印Xで示すように手前側に引き出され、又は矢印Yで示すように奥側へ押し込まれるのである。このように中間転写ユニット21は、画像形成装置の本体1に着脱可能に装着されている。
図3は、中間転写ユニット21が本体1内の所定の位置に装着されたときの中間転写ユニット21の奥側の部分と、後述する伝動装置と、モータ22を示す断面図である。図3から判るように、中間転写ユニット21の駆動ローラ4の奥側の端部が、軸受23を介してユニットケース20の奥側の壁部に回転可能に支持されている。
前述のように、中間転写ユニット21は矢印Xで示すように手前側Fに引き出され、或いは矢印Yで示すように奥側Rに押し込まれて本体1内の所定の位置に装着されるので、その中間転写ユニット21のユニットケース20に回転可能に支持された駆動ローラ4は、本体1に対して、当該駆動ローラ4の軸線方向に着脱可能に装着される。
一方、図1に示した第1の感光体2Yと、そのまわりに配置された帯電ローラ8、現像装置10及びクリーニング装置12も一体的に組み付けられ、これらによってプロセスカートリッジ24Yが構成されている。第2乃至第4の感光体2C,2M,2BKと、そのまわりに配置されたプロセス機器によっても、第2乃至第4のプロセスカートリッジ24C,24M,24BKが構成されている。これらのプロセスカートリッジも、本体1に対して、中間転写ユニット21と同じ方向に着脱可能に装着される。
ここで、図3に示したように、回転体の一例である駆動ローラ4が本体1内に装着された状態で、本体1に設けられたモータ22の回転が伝動装置25を介して駆動ローラ4に伝達され、これによって中間転写ベルト3が前述のように図1に矢印Aで示した方向に走行駆動される。モータ22は、本体1の奥側板26に図示していないブラケットを介して固定支持されている。以下にこの伝動装置25の構成を明らかにする。
図3及び図4において、駆動ローラ4の奥側の端部には、ねじ27によって、この駆動ローラ4と同心状に内歯車28が固定されている(図2も参照)。また、本体1の奥側板26には、図示していないねじによって、支持部材29が固定され、この支持部材29には、軸受30を介して、駆動軸31が回転可能に支持されている。さらに、この駆動軸31には、図3に示すように駆動歯車32が固定され、この歯車32はモータ22の出力ギア33に噛み合っている。さらに、駆動軸31の手前側の端部には、ねじ34によって、その駆動軸31と同心状に外歯車35が固定されている。この外歯車35には、その外周部に、駆動ローラ4の着脱方向に延びる多数のセレーション36が形成されている。一方、前述の内歯車28には、その内周部に、駆動ローラ4の着脱方向に延びる多数のセレーション37が形成されている。
図3に示したように、中間転写ユニット21を本体1内の所定位置にセットして、その駆動ローラ4より成る回転体を本体1に装着したとき、内歯車28のセレーション37が外歯車35のセレーション36に係合する。この状態でモータ22が作動すると、そのモータ22の回転が、該モータ22の出力ギア33に噛み合った駆動歯車32と、駆動軸31と、外歯車35と、内歯車28とを介して駆動ローラ4に伝達される。これによって中間転写ベルト3が前述のように走行駆動される。
一方、モータ22の作動を停止させて、図4に示すように、中間転写ユニット21を矢印Xで示すように手前側に引き出すと、内歯車28が外歯車35から外れ、両セレーション37,36が互いに離脱する。再び中間転写ユニット21を矢印Y方向に押し込むと、図3に示したように、内歯車28のセレーション37が、外歯車35のセレーション36に噛み合って係合する。このように両セレーション36,37は係脱可能に係合するのである。
上述のように、本例の伝動装置25は、回転体の一例である駆動ローラ4に固定された内歯車28と、モータ22により回転駆動される駆動軸31と、本体1に固定され、かつ駆動軸31を回転可能に支持する支持部材29と、駆動軸31に固定された外歯車35とを具備し、外歯車35は、その外周部にセレーション36が形成され、内歯車28は、その内周部に、外歯車35のセレーション36に係脱可能に係合するセレーション37が形成され、駆動ローラ4より成る回転体を本体1に装着したとき、内歯車28のセレーション37が外歯車35のセレーション36に係合して、モータ22の回転を、駆動軸31、外歯車35及び内歯車28を介して駆動ローラ4より成る回転体に伝達するように構成されている。
上述した構成によると、互いに噛み合った外歯車35のセレーション36と内歯車28のセレーション37の間にはバックラッシが発生し難いので、これらのセレーション36,37を介してモータ22の回転を駆動ローラ4に伝達すると、その駆動ローラ4にがたつきが発生することを防止できる。このため、中間転写ベルト3に転写された重ねトナー像に色ずれが発生することを阻止でき、高品質なカラー画像を得ることが可能である。
しかも、本例の伝動装置25においては、図3及び図4に示すように、支持部材29が、外歯車35の外周部を、その軸線方向全長に亘って覆う筒状に形成されていて、外歯車35の外周部と支持部材29の内周部との間に環状の隙間Gが形成されている。図4に矢印Yで示すように中間転写ユニット21を奥側に押し込んで、駆動ローラ4を本体1に装着するとき、その駆動ローラ4に固定された内歯車28の中心軸線Sと、駆動軸31に固定された外歯車35の中心軸線Tが、ΔXで示すように多少ずれていても、内歯車28が外歯車35に接触する直前に、その内歯車28の先端部40が、筒状に形成された支持部材29の先端部38によって案内されるので、内歯車28のセレーション37が外歯車35のセレーション36に確実に係合することができる。支持部材29によって内歯車28を案内する機能をより確実にするため、支持部材29の先端部38に本体1の手前側に向けて径を拡大するテーパ39を形成することが好ましい。或いは、内歯車28の先端部40に、本体1の奥側に向けて径が縮小するテーパ41を形成し、又は両テーパ39,41を共に形成してもよい。
上述のように、本例の伝動装置25は、支持部材29が、外歯車35の外周部を覆う筒状に形成されていて、駆動ローラ4より成る回転体を本体1に装着するとき、その回転体に固定された内歯車28のセレーション37が外歯車35のセレーション36に係合するように、当該内歯車28を案内するガイドを兼ねているのである。これにより、中間転写ユニット21を本体1に装着するとき、内歯車28の先端部40が、外歯車35の先端部42に衝突して、中間転写ユニット21を本体1内の所定の位置に装着できなくなったり、両歯車28,35のセレーション37,36が破損するような不具合は発生しない。支持部材29は、外歯車35の外周部を覆っているので、その外周部35を保護する働きもなす。
仮に、筒状の支持部材29が設けられていないとすると、中間転写ユニット21を本体1に装着するときに、内歯車28を案内することができないため、その内歯車28の先端部40が外歯車35の先端部42に突き当たり、両歯車28,35のセレーション37,36を係合させることができなくなるおそれがある。或いは、そのセレーション36,37が損傷するおそれも免れない。かかる不具合を阻止するため、中間転写ユニット21を案内する前述のガイドレールの精度を高め、中間転写ユニット21を奥側に押し込んで、これをセットするとき、内歯車28と外歯車35の両中心軸線S,Tを一致させ、又はその両者のずれ量ΔXを極くわずかに抑えられるように構成すれば、図3及び図4に示したような筒状の支持部材29を設けずとも、内歯車28のセレーション37を外歯車35のセレーション36に正しく係合させることが可能である。ところが、このようにガイドレールの精度を上げると、そのコストが上昇するだけでなく、本体1に対する中間転写ユニット21の遊びが少なくなるので、中間転写ユニット21の着脱時の操作性が悪化する。
これに対し、本例の伝動装置25によれば、上述のようにガイドレールの精度を特に高めずとも、中間転写ユニット21の装着時に、内歯車28のセレーション37を外歯車35のセレーション36に正しく係合させることができる。
また、本例の伝動装置25においては、図3及び図4に示すように、ユニットケース20の一部が、内歯車28の基端部を取り囲むように環状に形成された位置決め部43として構成されている。図3に示すように中間転写ユニット21を本体1内の所定の位置に装着したとき、位置決め部43が支持部材29の手前側の開口に圧入し、これによって駆動ローラ4の奥側の部分が本体1に対して正しく位置決めされる。また、ユニットケース20の奥側の部分には、奥側に向けて突出した位置決めピン(図示せず)が突設され、中間転写ユニット21を本体1内に装着したとき、その基準ピンが、本体1の奥側板26に形成された位置決め孔(図示せず)に嵌合し、この基準ピンと位置決め部43とによって、中間転写ユニット21の奥側の部分が本体1に対して位置決めされる。このとき、ユニットケース20の手前側の部分も、それ自体公知のように、本体1の手前側の前側板(図示せず)に対して位置決めされる。このようにして中間転写ユニット21の全体が本体1に対して位置決めされる。
上述のようにユニットケース20の一部を位置決め部43とする代りに、中間転写ユニット21を本体1内に装着したとき、図5に示すように、駆動ローラ4をユニットケース20に回転可能に支持する軸受23が、支持部材29の手前側の開口に圧入して、駆動ローラ4の奥側の部分を本体1に対して位置決めするように構成することもできる。この場合には、軸受23が位置決め部を構成する。
上述のように、駆動ローラ4より成る回転体の側に位置決め部を設け、その回転体を本体1に装着したとき、位置決め部が、筒状に形成された支持部材29に嵌合して、回転体を本体に対して位置決めするのである。このように、支持部材29を利用して、回転体を本体1に対して正しく位置決めすることができる。図5に示した伝動装置25及びその伝動装置25を有する画像形成装置の他の構成は、図1乃至図4に示したところと変りはなく、同一の部分には図3と同じ符号を付してある。
図6及び図7は、本体1に対して軸線方向に着脱可能に装着された駆動ローラ4より成る回転体に、本体1に設けられたモータ22の回転を伝達する伝動装置25の他の例を示している。ここに示した伝動装置25においては、回転体の一例である駆動ローラ4の奥側の端部に、その駆動ローラ4と同心状に外歯車44がねじ45によって固定され、また、本体1の奥側板26に固定された支持部材29に、軸受30を介して駆動軸31が回転可能に支持されている。さらに、この駆動軸31には、駆動歯車32が固定され、この駆動歯車32は、本体1の奥側板26に支持されたモータ22の出力ギア33に噛み合っている。これらの点は図3に示した伝動装置と変りはない。また、本例の伝動装置25においては、駆動軸31の手前側端部に、ねじ46によって内歯車47が固定されていて、この内歯車47の内周部と、外歯車44の外周部には、駆動ローラ4の着脱方向に延びる多数のセレーション48,49がそれぞれ形成されている。
また、図6及び図7に示した伝動装置25においても、支持部材29は筒状に形成され、その内周部と内歯車47の外周部との間に隙間Gが形成されているが、本例の支持部材29は、内歯車を案内するガイドとしての働きをなすことはない。
図6に示したように、中間転写ユニット21を本体1内の所定の位置にセットし、そのユニット21のユニットケース20に軸受23を介して回転可能に支持された駆動ローラ4を本体1に装着したとき、外歯車44のセレーション49が内歯車47のセレーション48に係合し、この状態でモータ22が作動すると、そのモータ22の回転が、該モータ22の出力ギア33に噛み合った駆動歯車32と、駆動軸31と、内歯車47と、外歯車44を介して駆動ローラ4に伝達され、これによって図1に示した中間転写ベルト3が走行駆動される。
一方、図7に示すように、中間転写ユニット21を矢印Xで示すように手前側に引き出すと、外歯車44が内歯車47から外れ、両セレーション49,48が互いに離脱する。再び中間転写ユニット21を矢印Yで示すように奥側に押し込むと、図6に示したように外歯車44のセレーション49が内歯車47のセレーション48に噛み合って係合する。このように両セレーション48,49は係脱可能に係合するのである。
上述した構成によっても、互いに噛み合ったセレーション48,49の間にはバックラッシが発生し難いので、駆動ローラ4にがたつきを発生させることなく、その駆動ローラ4をモータ22によって回転駆動でき、中間転写ベルト3上に色ずれのないトナー像を形成でき、高品質なカラー画像を得ることができる。
しかも、図6及び図7に示すように、駆動ローラ4の側に、外歯車44の外周部を、その軸線方向全長に亘って覆う筒状のガイド50が設けられている。図示した例では、このガイド50がユニットケース20の一部によって構成されている。かかる筒状のガイド50の内周部と外歯車44の外周部との間には環状の隙間gが形成されている。
図7に矢印Yで示すように中間転写ユニット20を奥側に押し込んで、駆動ローラ4を本体1に装着するとき、駆動ローラ4に固定された外歯車44の中心軸線Tと、駆動軸31に固定された内歯車47の中心軸線Sが、ΔXで示すように多少ずれていても、外歯車44が内歯車47に接触する直前に、筒状のガイド50の先端部51が内歯車47の先端部52に軽く当り、次いでそのガイド50が支持部材29と内歯車47の間の隙間Gに滑らかに入り込み、かつ内歯車47がガイド50と外歯車44の間の隙間gに滑らかに入り込んで、外歯車44のセレーション49と内歯車47のセレーション48が確実に係合する。このように、ガイド50は、駆動ローラ4を本体1に装着するとき、その駆動ローラ4に固定された外歯車44のセレーション49が内歯車49のセレーション48に係合するように、外歯車44を案内するのである。
ガイド50が外歯車44を案内する機能をより確実にするために、ガイド50の先端部51に本体1の奥側へ向けて径を拡大するテーパ53を形成し、又は内歯車47の先端部52に本体1手前側に向けて径を縮小するテーパ54を形成し、或いはその両テーパ53,54を共に設けることが好ましい。
上述のように、本例の伝動装置25は、駆動ローラ4より成る回転体に固定された外歯車44と、本体1に設けられたモータ22により回転駆動される駆動軸31と、本体1に固定され、かつ駆動軸31を回転可能に支持する支持部材29と、駆動軸31に固定された内歯車47と、回転体の側に設けられていて、外歯車44の外周部を覆う筒状に形成されたガイド50とを具備し、内歯車47は、その内周部にセレーション48が形成され、外歯車44は、その外周部に、内歯車47のセレーション48に係脱可能に係合するセレーション49が形成されている。しかも回転体を本体1に装着したとき、外歯車44のセレーション49が内歯車47のセレーション48に係合して、モータ22の回転を、駆動軸31、内歯車47及び外歯車44を介して回転体に伝達するように構成され、ガイド50は、回転体を本体1に装着するとき、該回転体に固定された外歯車44のセレーション49が内歯車47のセレーション48に係合するように、当該外歯車44を案内する。
上述した構成によっても、中間転写ユニット21を本体1に装着するとき、外歯車44の先端部55が、内歯車47の先端部52に衝突して、中間転写ユニット21を本体1内の所定の位置に装着できなくなったり、両歯車44,47のセレーション49,48が破損するような不具合は発生しない。また、ガイド50は、外歯車44の外周部をその全長に亘って覆っているので、そのガイド50によって外歯車44を保護することができる。特に、本例の外歯車44は、中間転写ユニット21の側に設けられているので、中間転写ユニット21を本体1から離脱したとき、ガイド50がないと、外歯車44が外部に露出する。このため、外歯車44に工具などが当ると、外歯車44が破損するおそれがある。これに対し、図6及び図7に示した伝動装置25においては、外歯車44の全体が筒状のガイド50によって覆われているので、外歯車44を確実に保護し、これが破損することを防止できる。
また、図6及び図7に示した伝動装置25においては、支持部材29の内周部と内歯車47の外周部との間に形成された隙間Gの奥側の支持部材部分に、環状溝より成る位置決め部56が形成され、図6に示したように、駆動ローラ4より成る回転体を本体1に装着したとき、ガイド50の先端部51が、上記位置決め部56に嵌合して、駆動ローラ4が本体1に対して位置決めされるように構成されている。このように本例の伝動装置25においても、ガイド25と支持部材29を利用した簡単な構成によって、駆動ローラ4を本体1に対し位置決めすることができる。
図6及び図7に示した伝動装置25と、その伝動装置25を備えた画像形成装置の他の構成は、図1乃至図5に示した構成と異なるところはない。
図3乃至図5に示した伝動装置25においては、支持部材29が内歯車28を案内するガイドを兼ねているのに対し、図6及び図7に示した伝動装置においては、外歯車44を案内するためのガイド50を設ける必要があるため、前者の伝動装置25の方が構成を簡素化できる利点が得られる。
以上、本発明に係る伝動装置25を備えていて、その伝動装置の回転体が駆動ローラ4として構成され、該駆動ローラ4と他の少なくとも1つの支持ローラとに巻き掛けられて、駆動ローラ4の回転により駆動される中間転写ベルト3を有し、感光体2Y乃至2BKに形成されたトナー像を中間転写ベルト3に転写し、その中間転写ベルト3上のトナー像を記録媒体Pに転写して記録画像を得る画像形成装置について説明したが、本発明に係る伝動装置は他の形式の画像形成装置にも広く採用できるものである。例えば、図8に示すように、本発明に係る伝動装置の回転体が駆動ローラ4Aとして構成され、その駆動ローラ4Aと他の少なくとも1つの支持ローラ5Aとに巻き掛けられて、駆動ローラ4Aの回転により矢印A方向に駆動される記録媒体搬送ベルト3Aを有し、この記録媒体搬送ベルト3Aに担持されて搬送される記録媒体Pに、複数の感光体2Y,2C,2M,2BK上に形成されたトナー像を転写して、該記録媒体Pに画像を形成する画像形成装置を構成することもできる。その際、記録媒体搬送ベルト3A上の記録媒体Pに、図9には示していない記録ヘッドからインク滴を吐出させて画像を形成するように構成することもできる。
また、本発明は画像形成装置以外の各種装置の伝動装置にも適用できるものである。
さらに、図3乃至図7に示した駆動ローラ4を、感光体軸に替え、その感光体軸に支持された感光体にトナー像を形成し、そのトナー像を直接、又は中間転写体を介して記録媒体に転写して記録画像を得る画像形成装置を構成することもできる。
画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 中間転写ユニットを斜め奥側から見た斜視図である。 本体に装着された中間転写ユニットの奥側の部分と、その中間転写ユニットの駆動ローラにモータの回転を伝達する伝動装置を示す断面図である。 図3に示した中間転写ユニットを本体に着脱するときの様子を示した断面図である。 伝動装置の他の例を示す、図3と同様な断面図である。 伝動装置のさらに他の例を示す、図3と同様な断面図である。 図6に示した中間転写ユニットを本体に着脱するときの様子を示した断面図である。 画像形成装置の他の例を示す概略図である。
符号の説明
1 本体
2Y,2C,2M,2BK 感光体
3 中間転写ベルト
3A 記録媒体搬送ベルト
5A 支持ローラ
22 モータ
25 伝動装置
28 内歯車
29 支持部材
31 駆動軸
35 外歯車
36,37 セレーション
43 位置決め部
P 記録媒体

Claims (6)

  1. 本体に対して軸線方向に着脱可能に装着された回転体に、本体に設けられたモータの回転を伝達する伝動装置において、
    前記回転体に固定された内歯車と、前記モータにより回転駆動される駆動軸と、前記本体に固定され、かつ前記駆動軸を回転可能に支持する支持部材と、前記駆動軸に固定された外歯車とを具備し、該外歯車は、その外周部にセレーションが形成され、前記内歯車は、その内周部に、前記外歯車のセレーションに係脱可能に係合するセレーションが形成され、前記回転体を本体に装着したとき、前記内歯車のセレーションが前記外歯車のセレーションに係合して、前記モータの回転を、前記駆動軸、前記外歯車及び前記内歯車を介して前記回転体に伝達するように構成され、前記支持部材は、前記外歯車の外周部を覆う筒状に形成されていて、前記回転体を本体に装着するとき、該回転体に固定された内歯車のセレーションが前記外歯車のセレーションに係合するように、当該内歯車を案内するガイドを兼ねていることを特徴とする伝動装置。
  2. 前記回転体の側に位置決め部が設けられ、該回転体を本体に装着したとき、前記位置決め部が、筒状に形成された前記支持部材に嵌合して、回転体を本体に対して位置決めする請求項1に記載の伝動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の伝動装置を具備する画像形成装置。
  4. 請求項1又は2に記載の伝動装置を有し、前記回転体が駆動ローラとして構成され、該駆動ローラと他の少なくとも1つの支持ローラとに巻き掛けられて、前記駆動ローラの回転により駆動される中間転写ベルトを有し、感光体に形成されたトナー像を前記中間転写ベルトに転写し、該中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に転写して記録画像を得ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2に記載の伝動装置を有し、前記回転体が駆動ローラとして構成され、該駆動ローラと他の少なくとも1つの支持ローラとに巻き掛けられて、前記駆動ローラの回転により駆動される記録媒体搬送ベルトを有し、該記録媒体搬送ベルトに担持されて搬送される記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1又は2に記載の伝動装置を有し、前記回転体が感光体軸より成り、該感光体軸に支持された感光体にトナー像を形成し、該トナー像を直接、又は中間転写体を介して記録媒体に転写して記録画像を得ることを特徴とする画像形成装置。
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