JP5316380B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、プログラム時に印加するプログラム電圧に関する。
不揮発性半導体メモリでは、特許文献1に例示されるように、プログラム開始時に、プログラム電圧PVPPは電圧V0に設定される。電圧V0はノードVDIVの電圧である。電圧V0は、プログラム電圧生成回路34の容量CA、CBの容量分割により得られる電圧であり、差動増幅回路34bにより参照電圧VREFに応じた電圧値に設定される。電圧V0は、プログラムするメモリセルMCの制御ゲートに印加される。
特開2003−173688号公報 特開平10−302492号公報
上記特許文献1では、プログラム電圧生成回路34において電圧V0が設定されプログラム電圧PVPPとしてメモリセルに印加される。プログラム時、電圧V0により供給されるプログラム電流が流れる。このときプログラム電圧生成回路34からメモリセルまでの経路上のインピーダンスによりメモリセルにおいて電圧降下が生ずる。プログラム電圧生成回路34では、この電圧降下を見込んで電圧V0を設定する。
しかしながら、同時にプログラムされるメモリセル数がプログラム条件に応じて異なり電圧V0により供給すべきプログラム電流が異なること、また、動作電圧、使用温度、製造ばらつきなどにより経路上のインピーダンスが変化し電圧降下にばらつきが生ずることなどにより、精度のよいプログラム電圧を供給することができない場合がある。
例えば、メモリセルのソース端子にプログラム電圧を供給する場合、ソース端子への電圧供給は切り換えスイッチを介して行う必要がある。読出し時において接地電位が供給されるソース端子に対してプログラム時にプログラム電圧を供給する必要があるからである。有限のインピーダンスを有する切り換えスイッチを介してプログラム電流が流れ電圧降下が生ずる。切り換えスイッチは、動作電圧、使用温度、製造ばらつき等により、またその他の動作条件により、インピーダンスが異なる場合がある。プログラム時の電圧降下にばらつきを生ずるおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑み提案されたものであり、プログラム時、プログラム条件や動作電圧、使用温度、製造プロセスなどばらつきに関わらず、精度のよいプログラム電圧を供給することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する不揮発性半導体記憶装置は、電気的にデータを書き換えることが可能な不揮発性半導体記憶装置であって、メモリセルのソース端子が接続されるソース線を選択して書換え電圧を供給する第1スイッチと、ソース線に供給される書換え電圧を検出する電圧検出線と、第1スイッチにより選択されるソース線を電圧検出線に接続する第2スイッチと、を備えている。
書き換えの際、第1スイッチにより、書き換え対象のメモリセルのソース端子が接続されるソース線に書換え電圧が供給される。第2スイッチにより、書換え電圧が供給されるソース線と電圧検出線とが接続される。
これにより、書き換え時に第1スイッチを介して流れる書換え電流による電圧降下の影響を考慮することなく、ソース線に供給されている書換え電圧を検出することができる。検出される電圧は、メモリセルのソース端子に印加される電圧であり、書き換え時にメモリセルに印加される書換え電圧を精度良く検出することができる。
実施形態の不揮発性メモリの回路ブロック図である。 セクタ内の詳細回路図である。 調整回路の具体例である。 プログラム時のタイミングチャートである。 セクタ間での電圧検出線の接続例(1)である。 セクタ間での電圧検出線の接続例(2)である。 ソーススイッチおよび検出スイッチの配置例(1)である。 ソーススイッチおよび検出スイッチの配置例(2)である。
図1は実施形態の不揮発性メモリ1の回路ブロック図である。プログラム動作に関連する回路を主に例示したものである。外部から入力されるアドレスADDはアドレスラッチ回路12によりラッチされ、アドレスラッチ回路12からは内部アドレスADinが出力される。内部アドレスADinは、後述するコントロールゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_CG、選択ゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_SG、デコーダXDECに出力される。また、YセレクタYSEL、セクタセレクタSSEL、および後述するソーススイッチSW1および検出スイッチSW2の導通制御に使用される。制御回路13は各種の制御信号CTLに応じて、高電圧発生回路(CG用)14、高電圧発生回路(ソース用)15、および書き込み回路16を制御する。制御回路13がプログラム指令を受信すると、高電圧発生回路(CG用)14、高電圧発生回路(ソース用)15は、それぞれ、コントロールゲート用のバイアス電圧VCG、プログラム元電圧VPROG0の生成を開始する。電圧値が既定値に達すると、高電圧発生回路(CG用)14、高電圧発生回路(ソース用)15は、その旨を制御回路13に報知する。これにより、制御回路13は、書き込み回路16に対してプログラム信号PCTLを出力し、メモリセルMCへのプログラムが開始される。
不揮発性メモリ1は、複数のセクタSEC1乃至SECnを備えている。以下の説明では、セクタSEC1について説明するが、その他のセクタについても同様である。
セクタSEC1は、メモリセルアレイALY、コントロールゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_CG、選択ゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_SG、デコーダXDEC、セクタセレクタSSEL、ソーススイッチSW1、および検出スイッチSW2を備えている。
メモリセルアレイALYは、図2に例示されるように、隣り合うメモリセルMCでソース線SLを共有したメモリセルMCが一列に配置されてメモリセルアレイユニットMCUを備えている。更に、メモリセルアレイユニットMCUがソース線SLに直交する方向に多数配置されている。メモリセルMCは、不揮発性トランジスタNVTと選択トランジスタSTとが直列に接続されている。不揮発性トランジスタNVTの他端はメモリセルMCのソース端子でありソース線SLが接続されている。選択トランジスタSTの他端はメモリセルMCのドレイン端子でありローカルビット線LBLが接続されている。
コントロールゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_CGおよび選択ゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_SGは、アクセス対象となるメモリセルMCを選択するために、それぞれ、不揮発性トランジスタNVTおよび選択トランジスタSTをデコードすると共に、当該ゲートを駆動するドライバである。また、デコーダXDECは、コントロールゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_CGおよび選択ゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_SGに対するプリデコーダとして機能する他、ソーススイッチSW1および検出スイッチSW2を選択する機能を有している。
セクタセレクタSSELは、セクタを選択する回路である。グローバルビット線GBLをセクタSEC1内に配線されているローカルビット線LBLに接続する。
グローバルビット線GBLは、YセレクタYSELによりコラムアドレスに応じて選択される。選択されたグローバルビット線GBLは、書き込み回路16に接続される。書き込み回路16では、プログラム時、プログラム信号PCTLにより選択されたグローバルビット線GBLを接地電位に接続する。
ソーススイッチSW1は、プログラム動作の際、選択的に導通してプログラム対象のメモリセルMCが接続されているソース線SLをプログラム元電圧線VPROG0に接続する。上述した不揮発性トランジスタNVTと選択トランジスタSTとの2段積みメモリセルMCの場合、プログラム電圧をメモリセルMCのソース端子に供給するプログラム方法を採る場合がある。本プログラム方法において、ソーススイッチSW1を介してソース線SLとプログラム元電圧線VPROG0とを接続することでメモリセルMCにプログラム元電圧VPROG0を供給することができる。
ソーススイッチSW1は複数のソース線SLごとに備えられる。例えば、セクタSEC1に256本のワード線が配線されている場合、4つのソーススイッチSW1を備えれば、隣り合うメモリセルMCでソース線SLが共有されるので(図2、参照)、ソーススイッチSW1ごとに32本のソース線SLをプログラム元電圧線VPROG0に接続する。32本単位でソース線SLにプログラム元電圧VPROG0を供給する。
これにより、プログラム時、プログラム元電圧線VPROG0から、ソーススイッチSW1、ソース線SL、メモリセルMC、ローカルビット線LBL、およびグローバルビット線GBLを経てプログラム電流が流れる。プログラム電流によりメモリセルMCがプログラムされる。
検出スイッチSW2はソーススイッチSW1と1対1に備えられ、ソース線SLを電圧検出線VPMONに接続する。調整回路11は、電圧検出線VPMONを介して、プログラム時にソース線SLに印加されている検出電圧VPMONを検出する。検出された検出電圧VPMONが既定のプログラム電圧になるように高電圧発生回路(ソース用)15から出力されるプログラム元電圧VPROG0を調整する。
図2は、セクタSEC1内の詳細回路図である。メモリセルアレイALYと、ソーススイッチSW1および検出スイッチSW2との接続を例示するものである。
メモリセルアレイユニットMCUでは、不揮発性トランジスタNVTと選択トランジスタSTとが直列に接続されたメモリセルMCが備えられている。また、隣接するメモリセルMCによりソース線SLが共有されている。これにより、メモリセルアレイユニットMCUごとに、1本のソース線SL、2本のワード線WL、および2本の選択ゲート線SGが引き出される。
引き出されたソース線SLは、規定本数(上述の例では32本)ごとに共通に接続されており、更に、ソーススイッチSW1および検出スイッチSW2が接続されている。ソーススイッチSW1の他端はプログラム元電圧線VPROG0に接続され、検出スイッチSW2の他端は電圧検出線VPMONに接続されている。また、ソーススイッチSW1および検出スイッチSW2のゲート端子は共通に接続され、デコーダXEDCによりデコードされた信号が入力される。また、ワード線WLはコントロールゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_CGにより制御され、選択ゲート線SGは選択ゲート用デコーダ・ドライバ回路XD_SGにより制御されている。
図3は、調整回路11の具体例を示す。電圧検出線VPMONは容量素子C1の一端に接続されている。容量素子C1は容量素子C2と直列接続され、容量素子C2の他端は接地されている。直列接続される容量素子C1、C2は分圧回路の一例である。接続点DIVから分圧電圧VDIVが出力される。分圧電圧DIVは基準電圧VREFと共に比較回路CPに入力される。比較回路CPから調整信号ADJが出力される。調整信号ADJは高電圧発生回路(ソース用)15に入力される。また、接続点DIVは、トランジスタTR1、TR2の一端が接続されている。トランジスタTR1の他端は接地電位に接続され、トランジスタTR2の他端はプログラム元電圧線VPROG0に接続されている。トランジスタTR1のゲート端子にはイネーブル信号ENBが入力され、トランジスタTR2のゲート端子にはマスク信号MSが入力されている。
以上説明した回路の動作を図4を参照しつつ説明する。制御回路13に入力される制御信号CTLによりプログラム指令が発せられると、制御回路13より、高電圧発生回路(CG用)14、高電圧発生回路(ソース用)15に対して起動が指令される。高電圧発生回路(CG用)14、高電圧発生回路(ソース用)15が動作を開始し、コントロールゲート用のバイアス電圧VCG、プログラム元電圧VPROG0の電圧レベルが上昇する。これらの電圧が既定の電圧レベルに上昇した時点で、制御回路13に対してその旨が報知される。報知を受けた制御回路13は、イネーブル信号ENB(図1において不図示)をローレベルに遷移する。イネーブル信号ENBのローレベル遷移に伴い、接続点DIVの接地電位への初期化動作が終了する。
また、イネーブル信号ENBのローレベル遷移に前後してアドレスADDの設定が行われる。アドレスADDの設定に伴うアドレス遷移に応じて、導通するソーススイッチSW1および検出スイッチSW2の切り替わりが行われる。新たなスイッチSW1、SW2の導通状態が確定するまでの間、マスク信号MSはハイレベルに維持される。これにより、トランジスタTR2が導通し、接続点DIVは、電圧検出線VPMONとは切り離されてプログラム元電圧線VPROG0に接続される。接続点DIVには、高電圧発生回路(ソース用)15から出力されるプログラム元電圧VPROG0が供給される。ソーススイッチSW1および検出スイッチSW2の切り替わり時における電圧検出線VPMONの過渡的に不安定な電圧レベルがマスクされる。調整回路11から出力される調整信号ADJに過渡的な電圧不安定状態が反映されることはなく、高電圧発生回路(ソース用)15の電圧発生動作を安定させることができる。
アドレス遷移に伴うソーススイッチSW1および検出スイッチSW2の切り替わりが完了しプログラム元電圧VPROG0が供給されるソース線SLの電圧レベルが安定した後、マスク信号はローレベルに遷移し、トランジスタTR2は非導通とされる。接続点DIVには、電圧検出線VPMONにより検出される電圧が分圧された分圧電圧VDIVが出力される。分圧電圧VDIVは比較回路CPにおいて基準電圧VREFがと比較される。比較結果は、調整信号ADJとして出力される。調整信号ADJは高電圧発生回路(ソース用)15に入力される。高電圧発生回路(ソース用)15では、調整信号ADJに応じてプログラム元電圧VPROG0が調整されて出力される。
プログラム動作においては、選択されたワード線に接続されているメモリセルMCのうち、YセレクタYSEL、そしてセクタセレクタSSELにより選択されたローカルビット線LBLに接続されたメモリセルMCに電流径路が確立され、プログラム動作が行われる。選択されるローカルビット線LBLの本数に応じた数のメモリセルMCが選択され同時にプログラムされる。選択されたメモリセルMCの数に応じてプログラム電流が増減する。
また、ソーススイッチSW1のゲート端子に印加されるゲート電圧等の動作電圧、プログラム動作を行う際の周辺温度、製造ばらつきなどによって、ソーススイッチSW1の導通特性にばらつきを生じオン抵抗がばらつくことは公知である。
プログラム電流の増減や素子特性のばらつきなどを要因として、高電圧発生回路(ソース用)15からソーススイッチSW1を介して流れるプログラム電流は、ばらつきを持って増減する。
こうしたばらつきがあっても、調整回路11により、ソース線SLに供給される電圧は所定のプログラム電圧に維持することができる。調整回路11は、電圧検出線VPMONを分圧した分圧電圧VDIVが基準電圧VREFに一致する様に調整するので、電圧検出線VPMONにより検出される検出電圧VPMONを所定のプログラム電圧に維持することができるからである。即ち、プログラム電流が小さい場合は、プログラム元電圧VPROG0は所定のプログラム電圧に略等しい電圧に維持される。プログラム電流が大きな場合は、プログラム元電圧VPROG0は所定のプログラム電圧に比して大きな電圧に調整される。
尚、プログラム指令受領後の最初のプログラム動作については、イネーブル信号ENBのローレベル遷移は、コントロールゲート用のバイアス電圧VCG、プログラム元電圧VPROG0の既定電圧レベルへの上昇に加えて、更に次の動作の完了を待って行ってもよい。すなわち、アドレス設定に応じてデコーダXEDCによるデコードを経て、導通されるソーススイッチSW1および検出スイッチSW2の選択の完了の後である。また、この場合、マスク信号MSはローレベルを維持しておくことができる。イネーブル信号ENBがローレベルに遷移した時点では、ソース線SLが選択され、プログラム元電圧VPROG0が供給されている。更に、検出スイッチSW2を介してソース線SLが電圧検出線VPMONに接続されている。接続点DIVの分圧電圧VDIVは確定しており、アドレス遷移に伴うソーススイッチSW1の切り換えはないからである。
図5、6は、メモリセルアレイが複数のセクタSECを備える場合の検出スイッチSW2と電圧検出線VPMONとの接続関係を例示する図である。
図5の接続例(1)は、すべてのセクタSECについて、共通の電圧検出線VPMONを使用する場合である。各セクタSECに備えられているメモリセルアレイユニットMCUごとに、検出スイッチSW2がソース線SLと電圧検出線VPMONとを接続する。
これにより、電圧検出線VPMONをセクタSEC間で共有することができ、電圧検出線VPMONとして必要な配線領域を必要最小限にとどめることができる。
図6の接続例(2)は、セクタSEC内のメモリセルアレイユニットMCUに応じて異なる電圧検出線を使用する場合である。図6では、セクタSEC内に4つのメモリセルアレイユニットMCUが備えられている。第1乃至第4のメモリセルアレイユニットMCUは、各々、専用の電圧検出線VPMON1乃至4を備えている。第1のメモリセルアレイユニットMCUは、検出スイッチSW2を介してソース線SLと電圧検出線VPMON1とが接続される。第2のメモリセルアレイユニットMCUは、検出スイッチSW2を介してソース線SLと電圧検出線VPMON2とが接続される。第3のメモリセルアレイユニットMCUは、検出スイッチSW2を介してソース線SLと電圧検出線VPMON3とが接続される。第4のメモリセルアレイユニットMCUは、検出スイッチSW2を介してソース線SLと電圧検出線VPMON4とが接続される。電圧検出線VPMON1乃至4は、スイッチSW3に接続される。スイッチSW3では、プログラム対象のメモリセルアレイユニットMCUに応じて電圧検出線VPMON1乃至4のうちの何れか1本を電圧検出線VPMONに接続する。
これにより、電圧検出線VPMON1乃至4の各々において、1本の電圧検出線に接続される検出スイッチSW2の数が減少し、電圧検出線の負荷が軽減される。
図7、8は、検出スイッチSW2の配置についてメモリセルアレイALYとの配置位置の関係を例示する図である。
図7は、検出スイッチSW2が、メモリセルアレイALYに対してソーススイッチSW1と同じ側に配置される場合である。この場合は、ソーススイッチSW1と検出スイッチSW2とを近接して配置することが可能である。ここで、ソーススイッチSW1と検出スイッチSW2とは同じ導電型のMOSトランジスタとすることができる。ソーススイッチSW1と検出スイッチSW2とを同じウェル領域WELに配置することができる。面積効率の良い配置を実現することができる。
図8は、検出スイッチSW2が、メモリセルアレイALYに対してソーススイッチSW1の反対側に配置される場合である。この場合は、ソーススイッチSW1と検出スイッチSW2とは、ソース線SLの両端に接続されることになる。ソース線SLには、ソーススイッチSW1からプログラム元電圧VPROG0が供給され、ソース線SLに接続されているメモリセルMCに向かってプログラム電流が流れる。このプログラム電流は、ソーススイッチSW1を流れることにより電圧降下を生ずると共に、ソース線SLを流れることによりソース線SLの配線抵抗RLにより電圧降下を生ずる。メモリセルMCのソース端子には、これら2つの電圧降下を経た電圧が供給される。
これにより、メモリセルMCのソース端子と検出スイッチSW2を経た電圧検出線VPMONとの間には、電流は流れず、電圧検出線VPMONは、2つの電圧降下を経た電圧を検出することができる。メモリセルMCのソース端子に供給される電圧が精度よく検出される。
ここで、ソーススイッチSW1は第1スイッチの一例であり、検出スイッチSW2は第2スイッチの一例である。また、調整回路11はフィードバック部の一例である。また、トランジスタTR2は安定化部の一例である。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、プログラムの際、ソーススイッチSW1により、プログラム対象のメモリセルMCのソース端子が接続されるソース線SLにプログラム元電圧VPROG0が供給される。検出スイッチSW2は、ソース線SLと電圧検出線VPMONとを接続する。これにより、プログラム時に流れるプログラム電流によりソーススイッチSW1の端子間に生ずる電圧降下の影響を考慮することなく、ソース線SLに供給されているプログラム電圧を検出することができる。検出される電圧は、メモリセルMCのソース端子に印加される電圧であり、プログラム時にメモリセルMCに印加されるプログラム電圧を精度良く検出することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、メモリセルMCとして不揮発性トランジスタNVTと選択トランジスタSTとが直列に接続されているタイプのものを例示して説明したが、不揮発性トランジスタ単独でメモリセルとするタイプのものについても同様に適用することができる。
また、本願では、メモリセルMCのソース端子にプログラム電圧を供給する場合について説明したが、本願はこれに限定されるものではない。不揮発性トランジスタ単独でメモリセルとするタイプのものについては、ドレイン側からプログラム電圧を供給することも可能である。この場合にも、YセレクタYSEL、セクタセレクタSSELなどを介した先に検出スイッチを備えてやれば、同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめる。
(付記1)電気的にデータを書き換えることが可能な不揮発性半導体記憶装置であって、
メモリセルのソース端子が接続されるソース線を選択して書換え電圧を供給する第1スイッチと、
前記ソース線に供給される前記書換え電圧を検出する電圧検出線と、
前記第1スイッチにより選択される前記ソース線を前記電圧検出線に接続する第2スイッチと、を備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
(付記2)前記第2スイッチは、前記第1スイッチごとに備えられることを特徴とする付記1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
(付記3)前記電圧検出線は、複数の前記第2スイッチに共通に接続されることを特徴とする付記1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
(付記4)前記電圧検出線を複数備え、前記第2スイッチは各々の前記電圧検出線に均等に接続されることを特徴とする付記3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
(付記5)前記電圧検出線により検出される電圧に応じて前記書換え電圧を調整するフィードバック部を備えることを特徴とする付記1乃至4の少なくとも何れか1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
(付記6)前記第1スイッチの切り換え時、前記書換え電圧を前記電圧検出線に印加する安定化部を備えることを特徴とする付記5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
(付記7)前記第2スイッチは、前記メモリセルに対して、前記第1スイッチと同じ側に配置されてなることを特徴とする付記1乃至6の少なくとも何れか1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
(付記8)前記第2スイッチは、前記メモリセルに対して、前記第1スイッチの反対側に配置されてなることを特徴とする付記1乃至6の少なくとも何れか1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
1 不揮発性メモリ
12 アドレスラッチ回路
13 制御回路
14 高電圧発生回路(CG用)
15 高電圧発生回路(ソース用)
16 書き込み回路
ALY メモリセルアレイ
CP 比較回路
GBL グローバルビット線
LBL ローカルビット線
MC メモリセル
MCU メモリセルアレイユニット
PCTL プログラム信号
SEC1乃至SECn セクタ
SL ソース線
SSEL セクタセレクタ
SW1 ソーススイッチ
SW2 検出スイッチ
VPMON 電圧検出線
VPROG プログラム元電圧線
XD_CG コントロールゲート用デコーダ・ドライバ回路
XDEC デコーダ
XD_SG 選択ゲート用デコーダ・ドライバ回路
YSEL Yセレクタ
ADJ 調整信号
MS マスク信号
VCG コントロールゲート用のバイアス電圧
VDIV 分圧電圧
VPROG0 プログラム元電圧

Claims (5)

  1. 電気的にデータを書き換えることが可能な不揮発性半導体記憶装置であって、
    メモリセルのソース端子が接続されるソース線を選択して書換え電圧を供給する第1スイッチと、
    前記ソース線に供給される前記書換え電圧を検出する電圧検出線と、
    前記第1スイッチにより選択される前記ソース線を前記電圧検出線に接続する第2スイッチと、を備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第2スイッチは、前記第1スイッチごとに備えられることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記電圧検出線は、複数の前記第2スイッチに共通に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第2スイッチは、前記メモリセルに対して、前記第1スイッチと同じ側に配置されてなることを特徴とする請求項1乃至3の少なくとも何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第2スイッチは、前記メモリセルに対して、前記第1スイッチの反対側に配置されてなることを特徴とする請求項1乃至3の少なくとも何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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