JP5316019B2 - 無線通信装置、無線通信装置の制御方法及び無線通信装置の制御プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の制御方法及び無線通信装置の制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、無線公衆網で基地局を介して通信する第一の無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網で無線LANアクセスポイントを介して通信する第二の無線通信とを行う無線通信端末、無線通信端末制御方法および無線通信端末制御プログラムに関する。
従来より、広域な公衆網(例えば、FOMA)と、WLAN等の狭い範囲の無線通信網とを備えた携帯電話(例えば、FMC端末、デュアル端末)が知られている。このような携帯電話において、WLAN−AP(アクセスポイント)の通信エリア内では、データ通信およびVoIPでの通話を行うか、あるいはデータ通信の無い場合やVoIPによる通話が無い場合には、Beacon受信動作を行っている。また、WLAN−APのエリア外(WLAN圏外)では、Beaconの受信動作は止めて、定期的にWLANエリアのスキャン動作を行っている(図19参照)。なお、このスキャン動作は、WLAN−APエリアに入って、直ちに接続できるように、スキャン間隔は短く設定されている。
携帯端末がWLAN−APエリア外に在るときに、手動でWLANの電源をOFFにすることができるが、WLAN−OFFを忘れた場合には、スキャン動作が発生して、不要な電力が消費されてしまう(図20参照)。例えばWLAN−OFFにせずに出張に出て、知らないうちスキャン動作で電力を消費して、電話として使用できなくなってしまう可能性がある。
そこで、不要なスキャン動作を解決する技術として、特許文献1では、端末に非接触ICカードを付け、入退出管理装置(カードリーダ装置)を設けて、退出時にICカード情報を書き換えることで、WLAN−OFFにする方法が開示されている。また、特許文献2では、携帯電話基地局が、基地局内の無線LAN基地局情報を端末へ通知することで、WLANのON/OFFを行う方法が開示されている。
また、不要なスキャン動作を解決する技術として、特許文献3では、スキャン間隔を徐々に広げて、回数を減らして消費電力を抑える方法が開示されている。また、特許文献4では、GPSを使って位置情報を取得してWLANエリアを特定してON/OFFする方法がある。
特開2007−116294号公報 特開2006−295643号公報 特開2006−13594号公報 特開2005−229399号公報
ところで、上記した特許文献1の技術では、入退出管理装置を設ける必要があるので、追加設備が多く、コストが掛かるという課題があった。また、上記した特許文献2の技術では、携帯電話基地局が、基地局内の無線LAN基地局情報を端末へ通知するので、会社(法人)や個人で使用するAPには向かず、キャリアを含め複雑なシステム構築が必要であるという課題があった。
また、上記した特許文献3の技術では、スキャン間隔を徐々に広げるので、再復帰のレスポンスが悪化するという課題があった。また、上記した特許文献4の技術では、GPSを使って位置情報を取得するので、GPSによる位置検出に電力を消費してしまうという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、より安価で簡便に実現でき、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、無線公衆網で基地局を介して通信する第一の無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網で無線LANアクセスポイントを介して通信する第二の無線通信とを行う無線通信端末であって、前記基地局から送られてくる位置情報と、当該基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する基地局プロファイル記憶手段と、前記基地局から自らの現在位置情報を受信し、保存する現在位置情報取得保存手段と、前記現在位置取得保存手段によって取得された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記基地局プロファイル記憶手段から読み出し、当該無線LANプロファイルを設定する無線プロファイル設定手段と、前記無線LANアクセスポイント通信圏外にいる場合に、前記無線プロファイル設定手段によって設定された前記無線LANプロファイルをスキャンする無線プロファイルスキャン手段と、を備えることを要件とする。
開示の装置は、入退出管理装置やカードリーダ装置といった設備が不要で、更に公衆網に新たに機能追加することが無いため、安価に実現可能である。また、会社(法人)や個人のAPに対しても、一般のホットスポットのようなAPでも、その種類に依存することなく使用することが可能である。またGPSによる位置検出も必要ないため、WLANのON/OFF制御に対し余計な電力を消費することもないので、より安価で簡便に実現でき、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る携帯電話端末の概要および特徴を説明するための図である。 図2は、実施例1に係る携帯電話端末10の構成を示すブロック図である。 図3は、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブルの一例を示す図である。 図4は、WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部の一例を示す図である。 図5は、操作による登録処理について説明するための図である。 図6は、位置情報登録処理を説明するための図である。 図7は、実施例1に係る携帯電話端末10のスキャンプロファイル設定処理の動作を示すフローチャートである。 図8は、実施例1に係る携帯電話端末10のスキャン間隔設定処理の動作を示すフローチャートである。 図9は、実施例1に係る携帯電話端末10のプロファイル登録処理の動作を示すフローチャートである。 図10は、実施例2における携帯電話端末10aが保持する公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bの一例を示す図である。 図11は、無線チャンネル単位で登録する処理を説明するための図である。 図12は、実施例2に係る携帯電話端末10aの無線チャンネル単位での登録処理の手順を説明するためのフローチャートである。 図13は、テーブル自動登録の処理を説明するための図である。 図14は、テーブル自動登録の処理動作を示すフローチャートである。 図15は、スキャン間隔設定処理について説明するための図である。 図16は、実施例3における携帯電話端末10bのWLAN圏外後のスキャン処理を説明するための図である。 図17は、実施例3に係る携帯電話端末10bのWLAN圏外後のスキャン処理の手順を示すフローチャートである。 図18は、実施例3に係る携帯電話端末10bのWLAN圏外後の他のスキャン処理の手順を示すフローチャートである。 図19は、従来技術を説明するための図である。 図20は、従来技術を説明するための図である。 図21は、受信強度が低下した場合における従来の動作を説明するための図である。 図22は、実施例4に係る携帯電話端末の概要を説明するための図である。 図23は、実施例4に係る携帯電話端末10cの受信強度が閾値以下に低下した場合のスキャン処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る無線通信端末、無線通信端末制御方法および無線通信端末制御プログラムの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る携帯電話端末の概要および特徴、携帯電話端末の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、広域な公衆網(例えば、FOMA)と、WLAN等の狭い範囲の無線通信網とを備えた携帯電話端末として、例えば、FMC端末やデュアル端末に適用する例を説明する。
[実施例1に係る携帯電話端末の概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る携帯電話端末の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る携帯電話端末の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1の携帯電話端末10では、無線公衆網でFOMA無線基地局20(以下、公衆無線基地局という)を介した無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲のWLAN通信網でWLANアクセスポイントを介した無線通信とを行うことを概要とする。そして、この携帯電話端末10では、より安価で簡便に実現でき、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供する点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、同図に示すように、携帯電話端末10は、基地局より取得した位置情報と、公衆無線基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルの名前と、プロファイル内の無線チャンネルとを対応付けて記憶する公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bを備える。
このような構成のもと、携帯電話端末10は、公衆無線基地局20から自らの現在位置情報を受信し、保存する(図1の(1)参照)。具体的には、携帯電話端末10は、セルラー方式により、2.56秒ごとに、位置情報を受信し、携帯端末で記憶している情報と異なれば、端末から位置情報登録を開始する(後述する図6参照)。
そして、携帯電話端末10は、取得された現在位置情報に対応するプロファイル名を公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bから読み出し、読み出されたWLANプロファイルをスキャンプロファイルとして設定する(図1の(2)参照)。
その後、携帯電話端末10は、無線LANアクセスポイント通信圏外であるWLAN圏外時に、設定されたWLANプロファイルをスキャンする(図1の(3)参照)。つまり、図1の例を用いて説明すると、公衆無線基地局「A」内では、「Profile1」および「Profile2」をスキャンし、公衆無線基地局「B」内では、「Profile3」のみをスキャンする。
また、携帯電話端末10は、WLAN圏外時であって、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bにWLANプロファイルが設定されていない場合(つまり、公衆無線基地局20内に、WLANプロファイルがない場合)には、WLAN用の電源をオフにする(図1の(4)参照)。
このように、この携帯電話端末10では、WLAN電源を公衆無線基地局エリアにリンクさせて、ON/OFFすることで、WLAN圏外における不要なセルサーチの電力を低減し、更に必要な場所では必要なWLANプロファイルだけをスキャンさせて、アクセスポイントに入るとすぐに接続可能状態にするようにしたので、上記した主たる特徴のごとく、より安価で簡便に、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
[携帯電話端末10の構成]
次に、図2を用いて、図1に示した携帯電話端末10の構成を説明する。図2は、実施例1に係る携帯電話端末10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この携帯電話端末10は、第一RF送受信機11、第二RF送受信機12、制御部13、記憶部14を備える。以下にこれらの各部の処理を説明する。
第一RF送受信機11は、無線公衆網でFOMA無線基地局20(以下、公衆無線基地局という)を介した無線通信による情報の送受信を行う。第二RF送受信機12は、WLAN通信網でWLANアクセスポイントを介した無線通信による情報の送受信を行う。
記憶部14は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、端末位置情報記憶部14a、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14b、WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部14cを備える。端末位置情報記憶部14aは、後述する端末位置取得部13aによって取得された端末位置情報を記憶する。
公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bは、図3に示すように、公衆無線基地局より取得した位置情報と、公衆無線基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルの名前と、プロファイル内の無線チャンネルとを対応付けて記憶する。
WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部14cは、後述する無線プロファイル登録部13cによって設定されたWLAN圏外スキャン時のスキャンプロファイルを記憶する。具体的には、WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部14cは、図4に例示するように、基地局より取得した位置情報とプロファイル名とを対応付けて記憶する。ここで、記憶されたプロファイルがWLAN圏外時にスキャンされる。
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、端末位置取得部13a、端末位置管理部13b、無線送受信機動作制御部13c、無線プロファイル登録部13d、電源制御部13eを備える。
端末位置取得部13aは、公衆無線基地局20から自らの現在位置情報を受信し、保存する。具体的には、携帯電話端末10は、セルラー方式により、2.56秒ごとに、位置情報を受信し、端末位置管理部13bに通知する。
端末位置管理部13bは、受信された位置情報を管理する。具体的には、端末位置管理部13bは、図6に示すように、端末位置取得部13aから通知された位置情報と、端末位置情報記憶部14aに記憶された位置情報とを比較し、同じであれば何もしない。また、端末位置管理部13bは、端末位置情報記憶部14aに記憶されている位置情報と異なる場合には、端末から位置情報登録処理(セルラー動作)を開始する。
そして、端末位置管理部13bは、位置情報に基づき、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bを検索し、取得された位置情報に対応するプロファイル名を読み出す。そして、端末位置管理部13bは、公衆無線基地局に対応するプロファイルがある場合には、読み出されたプロファイル名をWLAN圏外スキャン時のスキャンプロファイルとして、WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部14cに設定する。
無線送受信機動作制御部13cは、WLAN圏外時に、端末位置管理部13bによって設定されたWLANプロファイルをスキャンする。具体的には、無線送受信機動作制御部13cは、WLAN圏外時に、圏外スキャン動作を行う際に、WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部14cを読み出し、WLANプロファイルが記憶されている場合には、読み出されたWLANプロファイルをスキャンする。また、無線送受信機動作制御部13cは、WLANプロファイルが設定されていない場合には、電源制御部13eに通知する。なお、WLANプロファイルをスキャンする際に、スキャン間隔を設定する処理を行うが、当該処理については、後に図8を用いて詳細に説明する。
無線プロファイル登録部13dは、位置情報と、プロファイルとを関連付けて公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bに登録する。具体的には、無線プロファイル登録部13dは、図5に示すように、手動操作により入力キーを介して、WLANプロファイルが入力されて完了ボタンが押印され、現在の公衆無線基地局と関連付けて登録することを設定した場合には、端末位置情報から現在値データを取得し、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bのデータを書き換える。
電源制御部13eは、WLAN圏外時に、公衆無線基地局に対応するプロファイルがない場合には、WLAN電源をオフにするように制御する。具体的には、電源制御部13eは、無線送受信機動作制御部13cからWLANプロファイルが設定されていない旨が通知された場合には、WLAN電源をオフにする。
[携帯電話端末による処理]
次に、図7〜図9を用いて、実施例1に係る携帯電話端末10による処理を説明する。図7は、実施例1に係る携帯電話端末10のスキャンプロファイル設定処理の動作を示すフローチャートであり、図8は、実施例1に係る携帯電話端末10のスキャン間隔設定処理の動作を示すフローチャートであり、図9は、実施例1に係る携帯電話端末10のプロファイル登録処理の動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、携帯電話端末10は、公衆無線基地局より位置情報を受信すると(ステップS101)、記憶している端末位置情報と同じであるか判定し(ステップS102)、同じである場合には、何もせずにステップS101に戻る。一方、携帯電話端末10は、受信した位置情報と、記憶している位置情報とが異なる場合には、端末から位置登録処理(セルラー動作)を行う(ステップS103)。
そして、携帯電話端末10は、WLAN圏外移行フラグが「1」である場合には、「0」へ変更した後(ステップS104)、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bを検索し、現在の位置情報に対応するプロファイル名を呼び出す(ステップS105)。
その結果、携帯電話端末10は、現在の位置情報に対応するプロファイルがある場合には(ステップS106肯定)、読み出されたプロファイル名をWLAN圏外スキャン時のスキャンプロファイルとして、WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部14cに設定する(ステップS107)。
一方、携帯電話端末10は、公衆無線基地局に対応するプロファイルがない場合には(ステップS106否定)、WLANの状態を判定する(ステップS108)。その結果、携帯電話端末10は、WLAN圏外である場合には、WLAN電源をオフにし(ステップS109)、WLAN圏外スキャン時のスキャンプロファイルを削除して(ステップS110)、無駄な消費電力を抑える。
また、携帯電話端末10は、WLANの状態がWLAN圏内である場合には、テーブル自動登録処理を行う(ステップS111)。ここで、テーブル自動登録の処理動作について、図14を用いて説明すると、携帯電話端末10は、端末位置情報から現在地データを取得し(ステップS501)、現在のWLANプロファイルデータをする(ステップS502)。
そして、携帯電話端末10は、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bのデータを書き換える(ステップS503)。つまり、図13に示すように、携帯電話端末10は、WLAN圏内のまま公衆無線基地局のエリアが変わると、自動登録するように制御する。
続いて、スキャン間隔設定処理の動作について図8を用いて説明する。同図に示すように、携帯電話端末10は、WLANの状態がWLAN圏内であるか圏外であるかを判定し(ステップS201)、圏外であると判定した場合には、WLAN圏外移行フラグを「1」とし(ステップS202)、WLAN圏外時のスキャンプログラムを呼び出し(ステップS203)、スキャン間隔設定処理を行う。
携帯電話端末10は、スキャン間隔設定処理として、WLAN圏外移行フラグが「0」であるか「1」であるか判定し(ステップS204)、WLAN圏外移行フラグが「1」である場合には、最初は短く徐々に長く、最後は最大スキャン間隔になるように設定する(ステップS205)。また、携帯電話端末10は、図7の処理において、WLAN圏外移行フラグが「0」に変更になった場合には、最大スキャン間隔になるように設定する(ステップS206)。
その後、携帯電話端末10は、圏外スキャン動作を開始し(ステップS207)、WLAN圏内であるか圏外であるかを判定し(ステップS208)、その結果、携帯電話端末10は、圏外であると判定した場合には、ステップS203に戻って上記処理(ステップS203〜S207)を繰り返す。また、携帯電話端末10は、圏内であると判定した場合には、WLAN圏外移行フラグを「0」として(ステップS209)、ステップS201に戻る。
続いて、手動によるプロファイル登録処理の動作について図9を用いて説明する。同図に示すように、携帯電話端末10は、手動操作により入力キーを介して、WLANプロファイルが入力されて(ステップS301)、完了ボタンが押印され(ステップS302)、現在の公衆無線基地局と関連付けて登録することを設定した場合には(ステップS303肯定)、端末位置情報から現在値データ(例えば、公衆無線基地局ID)を取得し(ステップS304)、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bのデータを書き換える(ステップS305)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、携帯電話端末10は、入退出管理装置やカードリーダ装置といった設備が不要で、更に公衆網に新たに機能追加することが無いため、安価に実現可能である。また、会社(法人)や個人のAPに対しても、一般のホットスポットのようなAPでも、その種類に依存することなく使用することが可能である。またGPSによる位置検出も必要ないため、WLANのON/OFF制御に対し余計な電力を消費することもないので、より安価で簡便に実現でき、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
また、実施例1によれば、端末位置情報に関連する無線プロファイルが無い場合には、WLAN電源をOFFにしてスキャン動作を停止するので、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
また、実施例1によれば、WLAN圏内から範囲外になる場合に、スキャン動作の間隔を最初短くし、その後徐々に長くなるように、プロファイルをスキャンし、また、WLAN圏外の状態で、取得された位置情報が変更になり、当該位置情報が記憶されている場合には、スキャン動作の間隔を最初から長くなるように、プロファイルをスキャンするので、端末の状況に応じて、スキャン動作の間隔を最適化することが可能である。
ところで、上記の実施例1では、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bにおいて、位置情報に対してプロファイル単位で登録する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、無線チャネル単位で登録するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例2では、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bにおいて、位置情報に対して無線チャネル単位で登録する場合として、図10〜図12を用いて、説明する。図10は、実施例2における携帯電話端末10aが保持する公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bの一例を示す図であり、図11は、無線チャンネル単位で登録する処理を説明するための図であり、図12は、実施例2に係る携帯電話端末10aの無線チャンネル単位での登録処理の手順を説明するためのフローチャートである。
まず最初に、実施例2に係る携帯電話端末10aが保持する公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bの一例を説明する。図10に示すように、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bは、実施例1と同様に、基地局より取得した位置情報とプロファイル名とプロファイル内の無線チャンネルとを対応付けて記憶する。そして、実施例1とは異なり、実施例2に係る公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bは、無線チャンネル単位で登録される点が異なる。
つまり、図11に例示すように、Profaile01では、1から14までの14チャネルがあるが、実際にはch1、ch6、ch11しか使わない場合がある。このような場合に、実施例2に係る携帯電話端末10aでは、図11に示すように、ch1のWLANアクセスポイントからch6のWLANアクセスポイントに移動した場合に、ch6を自動で公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bに登録する。
ここで、図12を用いて実施例2に係る携帯電話端末10aの無線チャネル単位での登録処理の処理手順を説明する。まず、携帯電話端末10aは、ビーコンを受信し(ステップS401)、受信したビーコンに含まれた情報からアクセスポイントが変更したか否かを判定する(ステップS402)。その結果、携帯電話端末10aは、アクセスポイントが変更した場合には、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bを呼び出す(ステップS403)。
そして、携帯電話端末10aは、端末位置情報から現在地データを取得し(ステップS404)、現在のWLANプロファイルデータを取得して(ステップS405)、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bのデータを書き換える処理(図12の例では、Profile01にch6を登録する処理)を行う(ステップS406)。
このように、上記の実施例2では、実際に使用されるチャネルのみをスキャンするので、より省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
ところで、本発明では、WLAN圏外後に、そのWLAN圏外直前のプロファイルが所属する無線公衆基地局内に登録されているプロファイルとチャネルのみをスキャンするようにしてもよい。
そこで、以下の実施例3では、WLAN圏外直前のプロファイルが所属する無線公衆基地局内に登録されているプロファイルとチャネルのみをスキャンする場合として、図16〜図18を用いて、実施例3における実施例3における携帯電話端末10bについて説明する。図16は、実施例3における携帯電話端末10bのWLAN圏外後のスキャン処理を説明するための図であり、図17は、実施例3に係る携帯電話端末10bのWLAN圏外後のスキャン処理の手順を示すフローチャートであり、図18は、実施例3に係る携帯電話端末10bのWLAN圏外後の他のスキャン処理の手順を示すフローチャートである。
まず、携帯電話端末10bのWLAN圏外後のスキャン処理について図16の例を用いながら説明する。同図に示すように、携帯電話端末10bは、WLAN圏外直後では、携帯電話端末10bは、テーブルを逆引きして、WLAN圏外直前の「Profile01」が所属する公衆無線基地局に登録されているプロファイルだけをスキャンする(図16の(1)参照)。
そして、携帯電話端末10bは、一定時間経過後に、全プロファイルをスキャンする(図16の(2)参照)。なお、上記のようにスキャン対象のプロファイルを二段階で変更する場合の他に、直後は、直近の「Profile01」だけ、その後所属する公衆無線基地局に登録されている「Profile01」および「Profile02」、さらに、全プロファイル、と三段階に変更するようにしてもよい。
次に、実施例3における携帯電話端末10bのWLAN圏外後のスキャン処理について図17および図18を用いて説明する。図17は、スキャン対象のプロファイルを二段階で変更する場合のスキャン処理であり、図18は、スキャン対象のプロファイルを三段階で変更する場合のスキャン処理の説明である。
すなわち、図17に示すように、携帯電話端末10bは、WLAN圏外になった場合に(ステップS601圏外)、圏外直前のWLANプロファイルを入手し(ステップS602)、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル14bから入手されたプロファイルと対応付けられた公衆無線基地局を特定する(ステップS603)。
そして、携帯電話端末10bは、特定された公衆無線基地局対応に関連するプロファイルをWLAN圏外時のスキャンプロファイルに設定し(ステップS604)、さらにタイマ1を設定する(ステップS605)。続いて、携帯電話端末10bは、タイマ1で所定の時間が経過したか判定し(ステップS606)、経過していない場合には、スキャン間隔を設定する(ステップS607)。
そして、携帯電話端末10bは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS609)、WLAN圏内であれば、タイマ1をリセットし、ステップS601の処理に戻り、WLAN圏外であれば、所定の時間経過までステップS606〜S609の処理を繰り返す。また、携帯電話端末10bは、タイマ1で所定の時間が経過している場合には(ステップS606肯定)、WLAN圏外時スキャンプロファイルを登録済みの全プロファイルに拡大し(ステップS610)、スキャン間隔を設定して(ステップS611)、圏外スキャン動作を開始する(ステップS612)。
その後、携帯電話端末10bは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS613)、WLAN圏内であれば、タイマ1をリセットし(ステップS614)、ステップS101の処理に戻り、WLAN圏外であれば、ステップS611に戻って処理を繰り返す。
次に、図18を用いて、スキャン対象のプロファイルを三段階で変更する場合のスキャン処理を説明する。同図に示すように、携帯電話端末10bは、WLAN圏外になった場合に(ステップS701圏外)、タイマ1を設定し(ステップS702)、一定時間経過したか判定し(ステップS703)、一定時間経過していない場合には、スキャン間隔を設定し(ステップS704)、圏外直前のプロファイルのスキャン動作を開始する(ステップS705)。そして、携帯電話端末10bは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS706)、WLAN圏内であれば、ステップS701の処理に戻り、WLAN圏外であれば、所定の時間経過までステップS703〜S706の処理を繰り返す。
また、携帯電話端末10bは、タイマ1で所定の時間が経過した場合には(ステップS703肯定)、タイマ2を設定し(ステップS707)、タイマ2を設定して一定時間経過したかを判定する(ステップS708)。そして、携帯電話端末10bは、タイマ2を設定して一定時間経過していない場合には(ステップS708否定)、WLAN圏外時のスキャンプロファイルの呼び出しを行い(ステップS709)、スキャン間隔を設定して(ステップS710)、圏外スキャン動作を開始する(ステップS711)。
そして、携帯電話端末10bは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS712)、WLAN圏内であれば、ステップS701の処理に戻り、WLAN圏外であれば、所定の時間経過までステップS708〜S712の処理を繰り返す。
一方、携帯電話端末10bは、タイマ2を設定して一定時間経過した場合には(ステップS708肯定)、WLAN圏外時のスキャンプロファイルを登録済みの全プロファイルに拡大し(ステップS713)、スキャン間隔を設定して(ステップS714)、圏外スキャン動作を開始する(ステップS715)。
その後、携帯電話端末10bは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS716)、WLAN圏内であれば、ステップS701の処理に戻り、WLAN圏外であれば、所定の時間経過までステップS714〜S716の処理を繰り返す。
このように実施例3によれば、WLAN圏外直後は、WLAN圏外直前のプロファイルが所属する無線公衆基地局内に登録されているプロファイルとチャネルのみをスキャンするので、WLAN圏外直後にすぐにWLAN圏内に戻ってきた場合に、再接続のレスポンスが向上するとともに、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
また、経過時間に応じて、スキャン対象のプロファイルを変更するので、例えば、WLAN圏外直後は、同じWLAN圏内に戻ってくる可能性が高いので、直前のプロファイルをスキャンし、また、所定の時間経過後は、どのWLAN圏内に戻るか分からないので、全てのプロファイルをスキャンする結果、再接続のレスポンスが向上するとともに、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
ところで、上記の実施例1〜3では、WLAN圏外時の場合のみ、スキャンプロファイルに設定されたWLANプロファイルをスキャンする場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、WLAN圏内時であっても、受信強度が所定の閾値以下である場合には、設定されたWLANプロファイルをスキャンするようにしてもよい。
つまり、従来の携帯電話では、図21に示すように、WLAN−APのエリア外(WLAN圏外)だけでなく、WLAN圏内時であっても、電界強度が所定の閾値以下である場合(つまり、図21の例では、電界強度がA〜Bの間にある場合)には、通信しながら次のアクセスポイントを探すスキャン動作を約5秒間隔で行っている。ここで、従来の携帯電話では、登録されている全プロファイルをスキャンしてしまう。
そこで、以下の実施例4に係る携帯電話10cでは、図22に示すように、WLAN圏外時の場合だけでなく、WLAN圏内時であって電界強度が所定の閾値以下である場合にも、スキャンプロファイルに設定されたWLANプロファイルのみをスキャンするようにし、スキャンするプロファイル数を最適化する。以下では、実施例4に係る携帯電話10cについて説明する。なお、実施例1〜3と同様の処理については省略する。
図22の例を具体的に説明すると、図22に示す電界強度「A」は、現在接続中のアクセスポイントがあり、別のアクセスポイントを探索するスキャン動作を開始する受信強度レベルとする。また、図22に示す電界強度「B」は、現在接続中のアクセスポイントとの通信の継続を維持できない受信強度レベルとする。
実施例4に係る携帯電話10cでは、電界強度「A」が第一閾値、電界強度「B」が第二閾値として設定されている。そして、携帯電話10cは、受信強度レベルが受信強度レベル「A」以下に低下した場合には、現在のWLANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみをスキャンする。
なお、携帯電話10cは、受信強度レベルが受信強度レベル「B」以下となった場合(WLAN圏外となった場合)には、実施例1〜3と同様に、WLAN圏外時のスキャンプロファイルに設定されたWLANプロファイルのみをスキャンする。
次に、実施例4における携帯電話端末10cのWLAN圏のスキャン処理について図23を用いて説明する。図23は、実施例4に係る携帯電話端末10cの受信強度が閾値以下に低下した場合のスキャン処理の手順を示すフローチャートである。
図23に示すように、携帯電話端末10cは、無線LANアクセスポイントからの受信強度が、第一閾値(図22の例では、受信強度レベル「A」に相当)以下であるか判定する(ステップS801)。その結果、携帯電話端末10cは、無線LANアクセスポイントからの受信強度が第一閾値以下であると判定した場合には、現在のWLANプロファイルを入手し(ステップS802)、公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブルから入手されたプロファイルと対応付けられた公衆無線基地局を特定する(ステップS803)。
そして、携帯電話端末10cは、特定された公衆無線基地局対応に関連するプロファイルをWLAN―AP探索時のスキャンプロファイルに設定する(ステップS804)。続いて、携帯電話端末10cは、無線LANアクセスポイントからの受信強度が、第二閾値(図22の例では、受信強度レベル「B」に相当)以下であるか判定する(ステップS805)。
その結果、携帯電話端末10cは、無線LANアクセスポイントからの受信強度が、第一閾値以下でないと判定した場合には、スキャン間隔を設定し(ステップS806)、通信しながら次の無線LANアクセスポイントを探す圏内スキャン動作を行う(ステップS807)。
そして、携帯電話端末10cは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS808)、WLAN圏外である場合には、ステップS807に戻って圏内スキャン動作を繰り返し、WLAN圏内である場合には、ステップS801に戻って、上記の処理を繰り返す。
一方、携帯電話端末10cは、ステップS805において、無線LANアクセスポイントからの受信強度が、第一閾値以下であると判定した場合には、タイマ1を設定する(ステップS809)。続いて、携帯電話端末10cは、タイマ1で所定の時間が経過したか判定し(ステップS810)、経過していない場合には、スキャン間隔を設定する(ステップS811)。
そして、携帯電話端末10cは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS813)、WLAN圏内であれば、タイマ1をリセットし(ステップS818)、ステップS801の処理に戻り、WLAN圏外であれば、所定の時間経過までステップS810〜S813の処理を繰り返す。
また、携帯電話端末10cは、ステップS810において、タイマ1で所定の時間が経過している場合には、WLAN圏外時スキャンプロファイルを登録済みの全プロファイルに拡大し(ステップS814)、スキャン間隔を設定して(ステップS815)、圏外スキャン動作を開始する(ステップS816)。
その後、携帯電話端末10cは、WLAN圏内か圏外かを判定し(ステップS817)、WLAN圏内であれば、タイマ1をリセットし(ステップS818)、ステップS801の処理に戻り、WLAN圏外であれば、ステップS815に戻って上記処理を繰り返す。
このように実施例4によれば、携帯電話端末10cは、WLAN圏外時の場合だけでなく、WLAN圏内時であって電界強度が所定の閾値以下である場合にも、スキャンプロファイルに設定されたWLANプロファイルのみをスキャンするようにし、スキャンするプロファイル数を最適化する。このため、携帯電話端末10cは、通信しながら次のアクセスポイントを探すスキャン動作を全プロファイルに対して行う必要が無く、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
また、携帯電話端末10cは、無線LANアクセスポイントからの受信強度が、ある閾値以下に低下した場合に、当該無線LANアクセスポイント受信強度低下の直前の無線LANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみをスキャンする。このため、再接続のレスポンスが向上するとともに、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例5として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)システム構成等
本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
なお、本実施例で説明した無線通信端末制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上の実施例1〜5を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)無線公衆網で基地局を介して通信する第一の無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網で無線LANアクセスポイントを介して通信する第二の無線通信とを行う無線通信端末であって、
前記基地局から送られてくる位置情報と、当該基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する基地局プロファイル記憶手段と、
前記基地局から自らの現在位置情報を受信し、保存する現在位置情報取得保存手段と、
前記現在位置取得保存手段によって取得された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記基地局プロファイル記憶手段から読み出し、当該無線LANプロファイルを設定する無線プロファイル設定手段と、
前記無線LANアクセスポイント通信圏外にいる場合に、前記無線プロファイル設定手段によって設定された前記無線LANプロファイルをスキャンする無線プロファイルスキャン手段と、
を備えることを特徴とする無線通信端末。
(付記2)前記現在位置情報取得保存手段によって取得された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルが前記基地局プロファイル記憶手段に記憶されておらず、前記無線LANアクセスポイント範囲外にいる場合には、前記第二の無線通信用の電源をオフにするように制御する電源制御手段をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の無線通信端末。
(付記3)前記基地局プロファイル記憶手段は、前記位置情報と、当該基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイル内の通信チャネル単位で対応付けて記憶することを特徴とする付記1または2に記載の無線通信端末。
(付記4)無線LANアクセスポイント範囲内のまま前記基地局の通信エリアが変わった場合に、変わった位置情報と、無線LANプロファイルとを自動登録する自動登録手段をさらに備えることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の無線通信端末。
(付記5)前記無線プロファイルスキャン手段は、前記無線LANアクセスポイント通信圏内から通信圏外になる場合に、スキャン動作の間隔を最初短くし、その後徐々に長くなるように、前記無線LANプロファイルをスキャンし、また、前記無線LANアクセスポイント通信圏外の状態で、前記現在位置情報取得保存手段によって取得された現在位置情報が変更になり、当該現在位置情報に対応した無線LANプロファイルが前記基地局プロファイル記憶手段に記憶されている場合には、スキャン動作の間隔を最初から長くなるように、前記無線LANプロファイルをスキャンすることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の無線通信端末。
(付記6)前記無線プロファイルスキャン手段は、無線LANアクセスポイント通信圏外になった場合に、当該無線LANアクセスポイント通信圏外直前の無線LANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみをスキャンすることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の無線通信端末。
(付記7)前記無線プロファイルスキャン手段は、前記無線LANアクセスポイント通信圏外直前の無線LANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみを所定時間スキャンした後は、前記基地局プロファイル記憶手段に記憶された全プロファイルをスキャンすることを特徴とする付記6に記載の無線通信端末。
(付記8)前記無線プロファイルスキャン手段は、前記無線LANアクセスポイント通信圏外直前の無線LANプロファイルのみを所定時間スキャンし、その後、前記無線LANアクセスポイント通信圏外直前の無線LANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみを所定時間スキャンし、その後、基地局プロファイル記憶手段に記憶された全プロファイルをスキャンすることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の無線通信端末。
(付記9)無線公衆網で基地局を介して通信する第一の無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網で無線LANアクセスポイントを介して通信する第二の無線通信とを行う無線通信端末制御方法であって、
前記基地局から送られてくる位置情報と、当該基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて基地局プロファイル記憶部に記憶する基地局プロファイル記憶ステップと、
前記基地局から自らの現在位置情報を受信し、保存する現在位置情報取得保存ステップと、
前記現在位置取得保存ステップによって取得された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記基地局プロファイル記憶部から読み出し、当該無線LANプロファイルを設定する無線プロファイル設定ステップと、
前記無線LANアクセスポイント通信圏外にいる場合に、前記無線プロファイル設定ステップによって設定された前記無線LANプロファイルをスキャンする無線プロファイルスキャンステップと、
を含んだことを特徴とする無線通信端末制御方法。
(付記10)無線公衆網で基地局を介して通信する第一の無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網で無線LANアクセスポイントを介して通信する第二の無線通信とを行う無線通信端末制御方法をコンピュータに実行させる無線通信端末制御プログラムであって、
前記基地局から送られてくる位置情報と、当該基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて基地局プロファイル記憶部に記憶する基地局プロファイル記憶手順と、
前記基地局から自らの現在位置情報を受信し、保存する現在位置情報取得保存手順と、
前記現在位置取得保存手順によって取得された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記基地局プロファイル記憶部から読み出し、当該無線LANプロファイルを設定する無線プロファイル設定手順と、
前記無線LANアクセスポイント通信圏外にいる場合に、前記無線プロファイル設定手順によって設定された前記無線LANプロファイルをスキャンする無線プロファイルスキャン手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする無線通信端末制御プログラム。
以上のように、本発明に係る無線通信端末、無線通信端末制御方法および無線通信端末制御プログラムは、無線公衆網で基地局を介して通信する第一の無線通信と、当該無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網で無線LANアクセスポイントを介して通信する第二の無線通信とを行う場合に有用であり、特に、安価で簡便に実現でき、省電力効果の大きい携帯電話端末を提供することに適する。
10、10a、10c 携帯電話端末
11 第一RF送受信機
12 第二RF送受信機
13 制御部
13a 端末位置取得部
13b 端末位置管理部
13c 無線送受信機動作制御部
13d 無線プロファイル登録部
13e 電源制御部
14 記憶部
14a 端末位置情報記憶部
14b 公衆無線基地局WLANプロファイル関連テーブル
14c WLAN圏外時のスキャンプロファイル記憶部
20 公衆無線基地局

Claims (13)

  1. 地局を介して無線公衆網を用いて通信する第一の無線通信と、無線LANアクセスポイントを介して前記無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網を用いて通信する第二の無線通信とを行う無線通信装置において
    前記基地局から送られてくる位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する記と、
    前記基地局から受信した自らの現在位置情報を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記記から読み出し設定する設と、
    前記無線LANアクセスポイントにおける通信圏外にいる場合、記設部が設定した無線LANプロファイルをスキャンするスキャンと、
    前記無線LANアクセスポイントにおける通信圏内のまま前記基地局の通信エリアが変更した場合、変更した位置情報と前記無線LANアクセスポイントの無線LANプロファイルとを登録する登録部を備えることを特徴とする無線通信装置
  2. 前記保持部によって取得された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルが前記記に記憶されておらず、前記無線LANアクセスポイント範囲外にいる場合には、前記第二の無線通信用の電源をオフにするように制御する制をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置
  3. 記記は、前記位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイル内の通信チャネル単位で対応付けて記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置
  4. 記スキャンは、前記無線LANアクセスポイント通信圏内から通信圏外になる場合に、スキャン動作の間隔を最初短くし、その後徐々に長くなるように、前記無線LANプロファイルをスキャンし、また、前記無線LANアクセスポイント通信圏外の状態で、前記保持部によって取得された現在位置情報が変更になり、前記現在位置情報に対応した無線LANプロファイルが前記記に記憶されている場合には、スキャン動作の間隔を最初から長くなるように、前記無線LANプロファイルをスキャンすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線通信装置
  5. 記スキャンは、無線LANアクセスポイント通信圏外になった場合に、前記無線LANアクセスポイント通信圏外直前の無線LANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみをスキャンすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の無線通信装置
  6. 地局を介して無線公衆網を用いて通信する第一の無線通信と、無線LANアクセスポイントを介して前記無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網を用いて通信する第二の無線通信とを行うとともに、前記基地局から送られてくる位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する記と、前記基地局から受信した自らの現在位置情報を保持する保持部とを有する無線通信装置の制御方法において、
    前記無線通信装置が、
    前記保持部保持された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記記憶部から読み出し設定
    前記無線LANアクセスポイントにおける通信圏外にいる場合、設定した無線LANプロファイルをスキャン
    前記無線LANアクセスポイントにおける通信圏内のまま前記基地局の通信エリアが変更した場合、変更した位置情報と前記無線LANアクセスポイントの無線LANプロファイルとを登録することを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  7. 地局を介して無線公衆網を用いて通信する第一の無線通信と、無線LANアクセスポイントを介して前記無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網を用いて通信する第二の無線通信とを行うとともに、前記基地局から送られてくる位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する記と、前記基地局から受信した自らの現在位置情報を保持する保持部とを有する無線通信装置の制御プログラムにおいて、
    前記無線通信装置に、
    前記保持部保持された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記記憶部から読み出し設定させ
    前記無線LANアクセスポイントにおける通信圏外にいる場合、設定した無線LANプロファイルをスキャンさせ
    前記無線LANアクセスポイントにおける通信圏内のまま前記基地局の通信エリアが変更した場合、変更した位置情報と前記無線LANアクセスポイントの無線LANプロファイルとを登録させることを特徴とする無線通信装置の制御プログラム。
  8. 地局を介して無線公衆網を用いて通信する第一の無線通信と、無線LANアクセスポイントを介して前記無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網を用いて通信する第二の無線通信とを行う無線通信装置において
    前記基地局から送られてくる位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する記と、
    前記基地局から受信した自らの現在位置情報を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記記から読み出し設定する設と、
    前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が、ある閾値以下に低下した場合、記設部が設定した無線LANプロファイルをスキャンするスキャンと、
    前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が前記閾値より高い状態で前記基地局の通信エリアが変更した場合、変更した位置情報と前記無線LANアクセスポイントの無線LANプロファイルとを登録する登録部を備えることを特徴とする無線通信装置
  9. 記スキャンは、前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が、ある閾値以下に低下した場合に、前記無線LANアクセスポイント受信強度低下の直前の無線LANプロファイルが所属する基地局に対応付けられて記憶されたプロファイルのみをスキャンすることを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置
  10. 前記無線LANアクセスポイントからの受信強度の閾値を、現在接続中のアクセスポイントがあり、別のアクセスポイントを探索するスキャン動作を開始する受信強度レベルとすることを特徴とする請求項8または9に記載の無線通信装置
  11. 前記無線LANアクセスポイントからの受信強度の閾値を、現在接続中のアクセスポイントとの通信の継続を維持できない受信強度レベルとすることを特徴とする請求項8または9に記載の無線通信装置
  12. 地局を介して無線公衆網を用いて通信する第一の無線通信と、無線LANアクセスポイントを介して前記無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網を用いて通信する第二の無線通信とを行うとともに、前記基地局から送られてくる位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する記と、前記基地局から受信した自らの現在位置情報を保持する保持部とを有する無線通信装置の制御方法において、
    前記無線通信装置が、
    前記保持部保持された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記記憶部から読み出設定
    前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が、ある閾値以下に低下した場合、設定した無線LANプロファイルをスキャン
    前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が前記閾値より高い状態で前記基地局の通信エリアが変更した場合、変更した位置情報と前記無線LANアクセスポイントの無線LANプロファイルとを登録することを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  13. 地局を介して無線公衆網を用いて通信する第一の無線通信と、無線LANアクセスポイントを介して前記無線公衆網より狭い範囲の無線LAN通信網を用いて通信する第二の無線通信とを行うとともに、前記基地局から送られてくる位置情報と、前記基地局の通信エリア内における無線LANアクセスポイント情報である無線LANプロファイルとを対応付けて記憶する記と、前記基地局から受信した自らの現在位置情報を保持する保持部とを有する無線通信装置の制御プログラムにおいて、
    前記無線通信装置に、
    前記保持部保持された前記現在位置情報に対応する無線LANプロファイルを前記記憶部から読み出し設定させ
    前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が、ある閾値以下に低下した場合、設定した無線LANプロファイルをスキャンさせ
    前記無線LANアクセスポイントからの受信強度が前記閾値より高い状態で前記基地局の通信エリアが変更した場合、変更した位置情報と前記無線LANアクセスポイントの無線LANプロファイルとを登録させることを特徴とする無線通信装置の制御プログラム。
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