JP5314255B2 - 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 - Google Patents
回転流体機械のシール装置および回転流体機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5314255B2 JP5314255B2 JP2007150677A JP2007150677A JP5314255B2 JP 5314255 B2 JP5314255 B2 JP 5314255B2 JP 2007150677 A JP2007150677 A JP 2007150677A JP 2007150677 A JP2007150677 A JP 2007150677A JP 5314255 B2 JP5314255 B2 JP 5314255B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing device
- seal portion
- gap
- guide
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D17/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D17/08—Centrifugal pumps
- F04D17/10—Centrifugal pumps for compressing or evacuating
- F04D17/12—Multi-stage pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/102—Shaft sealings especially adapted for elastic fluid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/66—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
- F04D29/661—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
しかしながら、ベーンレス部分の流路面積を絞ると、ベーンレス部分における損失が大きくなり、圧縮機の効率が下がるという問題があった。
この段間ラビリンスを介して後段から前段に漏れる流体の流れが、上述の旋回失速を抑制する働きがあることも知られている。つまり、上述の漏れ流れにより、後段、段間ラビリンス、前段のディフューザの順に流れる循環流れが形成され、この循環流れにより、ディフューザにおける流体流れの半径方向外側に向かう流れ成分が速くなる。そのため、インペラ出口での流れの剥離が防止され、旋回失速の発生が抑制される。
つまり、旋回失速を防止するためには、ディフューザにおける流体流れの半径方向外側に向かう流れ成分を、ある程度以上の流速にする必要がある。この流速を満たすためには段間ラビリンスのクリアランスを大きくする必要がある。このように、クリアランスを大きくすると旋回失速を防止できるが、後段から前段に漏れる流体流れの流量が増えることになり、圧縮機の効率が低下するという問題があった。
本発明の回転流体機械のシール装置は、複数段の回転流体機械に設けられる回転流体機械のシール装置であって、複数の羽根車を有する回転軸を内部に回転可能に収納する筐体と、該筐体の内面に前記複数の羽根車の間に取り付けられ、前記回転軸に対して径方向または軸線方向の少なくとも一方に沿って延びるとともに、間を通過する流体に前記回転軸の回転方向に向かう流速成分を与える複数の案内部と、前記複数の案内部における前記筐体に取り付けられた一の端部と反対側の他の端部をつなぎ、前記複数の案内部の間の空間と、前記羽根車と前記案内部との間の空間とを仕切る仕切り部と、前記径方向に延びる環状突起であって、前記回転軸または前記筐体との間に第1隙間を形成し、後段の前記羽根車側から前記複数の案内部に向かって流れる流体を遮る第1シール部と、環状突起であって、前記回転軸または前記仕切り部との間に第2隙間を形成し、前記第1シール部側から前記羽根車と前記案内部との間の空間へ流れる流体を遮る第2シール部と、が設けられ、前記複数の案内部の間には、前記第1シール部を通過した流体が流入し、前段の前記羽根車側へ流出することを特徴とする。
後段側の羽根車から前段側の羽根車に向かってシール装置を流れる流体に、回転軸の回転方向の流速成分を与えることができ、回転流体機械における効率低下を防止することができる。
さらに、複数の案内部は、間を通過する流体に対して、回転軸の回転方向に向かう流速成分を与えるため、回転流体機械における効率の低下を防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施形態に係る圧縮機について図1から図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る圧縮機の構成を説明する模式図である。
圧縮機(回転流体機械)1は、モータなどの外部の動力源から回転駆動力の供給を受けて、高圧のガスを供給するものである。本実施形態では、本発明の多段の圧縮機に適用して説明する。
リターンベーン12は、径方向内側に延びる方向を変え、後段のインペラ4の中央部まで延びる流路である。
回転軸3には、図1に示すように、中央部に径方向外側に延びるインペラ4が設けられている。
インペラ4には、複数の回転翼21と、ディスク22と、シュラウド23と、が設けられている。
回転翼21は、ディスク22およびシュラウド23の間に、回転軸3の周方向に等間隔に、かつ軸線方向に延びて配置されている。
シュラウド側シール部24は、インペラ室13からシュラウド23に向かって延びる環状の突起であって、ラビリンスシールを形成するものである。
シール装置5には、複数の案内板(案内部)31と、仕切り板(仕切り部)32と、第1シール部34と、第2シール部33とが設けられている。
複数の案内板31は、シール装置5を通過する漏れ流れに含まれる周方向の流速成分を加える翼状の部材である。
案内板31は、図1から図3に示すように、インペラ室13のディスク22と対向する面であって、回転軸3の近傍に、回転軸3の軸線方向に沿って延びるとともに、周方向に等間隔に配置されている。さらに、案内板31は、径方向外側に向かって、回転軸3の回転方向に傾いて配置されている。
仕切り板32は、径方向に延びるリング板状の部材であって、複数の案内板31におけるディスク22側の端部を繋ぐように配置されるものである。
第1シール部34は、筐体2における回転軸3と対向する面に、筐体2から回転軸3に向かって、つまり径方向内側に向かって延びる複数の環状突起であり、ラビリンスシールを形成するものである。第1シール部34と回転軸3との間には第1隙間36が形成されている。
第2シール部33は、仕切り板32の内周端部から回転軸3に向かって、つまり径方向内側に向かって延びる環状突起であり、回転軸3との間に第2隙間35を形成するものである。
外部から回転駆動力が供給された圧縮機1は、回転軸3を介してインペラ4が回転駆動される。インペラ4が回転駆動されると、回転翼21の間のガスは回転翼21とともに回転され、遠心力により径方向外側へ送り出される。一方、回転翼21の間には、前段のインペラ4から送出されたガスが流入する。
インペラ室13とシュラウド23との間に流入した高圧ガスは、圧力差によりインペラ上流側に向かって流れる。この流れは、シュラウド側シール部24により遮られ、流れの流量が絞られる。
上述のように、リターンベーン12出口近傍から回転軸3と筐体2との間に流入し、ディスク22に向かうガス流れには、回転軸3における周方向の流速成分は含まれておらず、当該ガス流れは軸線方向に沿って流れる。
なお、本実施形態では、第2隙間35は十分に狭く、第2シール部33による流れを遮る機能が十分に作用している例に適用して説明している。
後段側のインペラ4から前段側のインペラ4に向かってシール装置5を流れるガスに、回転軸3の回転方向の流速成分を与えることができ、圧縮機1における効率低下を防止することができる。
なお、上述の実施形態のように、第1シール部34および第2シール部33は径方向内側に向かって延びる環状突起であって、回転軸3との間にそれぞれ第1隙間36および第2隙間35を形成してもよいし、図4に示すように、第1シール部34および第2シール部を径方向外側に向かって延びる環状突起とし、第1シール部34と筐体2との間に第1隙間36を形成し、第2シール部33および第1シール部34を径方向外側に向かって延びる環状突起とし、第2シール部33と仕切り板32との間に第2隙間35を形成してもよく、特に限定するものではない。
次に、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図5および図6を参照して説明する。
本変形例の圧縮機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、シール装置の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図5および図6を用いてシール装置の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図5は、本変形例に係る圧縮機におけるシール装置の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
段差部103における、回転軸3の軸線方向の長さは、少なくともディスク22から仕切り板32まで隙間より長く、段差部103の厚さ、つまり段差部103の内周面から外周面までの厚さは、第1隙間36よりも厚く形成されている。
第1隙間36を通ったガス流れは回転軸3の軸線方向に沿って流れ、その大半は径方向外側に向かって流れの向きを変えて案内板31の間に流入する。
回転軸3の軸線方向に沿って流れ続けた残りのガス流れは、段差部103に衝突して第2隙間35への流入を遮られる。
以後の案内板31の間におけるガス流れ等については、第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
なお、上述の実施形態のように、第1シール部34および第2シール部33は径方向内側に向かって延びる環状突起であって、回転軸3との間に第1隙間36を形成し、段差部103との間に第2隙間35を形成してもよいし、図6に示すように、第1シール部34および第2シール部33を径方向外側に向かって延びる環状突起とし、第1シール部34と筐体2との間に第1隙間36を形成し、第2シール部33と仕切り板32との間に第2隙間35を形成してもよく、特に限定するものではない。
次に、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図7を参照して説明する。
本変形例の圧縮機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、シール装置の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図7を用いてシール装置の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図7は、本変形例に係る圧縮機におけるシール装置の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
段差部203における、段差部203の厚さ、つまり段差部203の内周面から外周面までの厚さは、第2隙間35よりも厚く形成されている。さらに、第1隙間36の回転軸3からの距離つまり径方向の位置は、第2隙間35よりも離れている、つまり外径側に位置している。
第1隙間36を通ったガス流れは回転軸3の軸線方向に沿って流れ、その大半は径方向外側に向かって流れの向きを変えて案内板31の間に流入する。
回転軸3の軸線方向に沿って流れ続けた残りのガス流れは、仕切り板32または第2シール部33に衝突して第2隙間35への流入を遮られる。
以後の案内板31の間におけるガス流れ等については、第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態について図8から図10を参照して説明する。
本実施形態の圧縮機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、シール装置の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図8から図10を用いてシール装置の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る圧縮機のシール装置の構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
複数の案内板331は、シール装置305を通過する漏れ流れに周方向の流速成分を与える板状の部材である。
案内板331は、図8から図10に示すように、筐体2の回転軸3と対向する面に、回転軸3の軸線方向および径方向に沿って延びるとともに、周方向に等間隔に配置されている。
仕切り板32は、回転軸3の軸線方向に延びる円筒状の部材であって、複数の案内板331における回転軸3側の端部を繋ぐように配置されるものである。
第2シール部333は、仕切り板332の外周面における中央部から回転軸3に向かって、つまり径方向内側に向かって延びる環状突起であり、回転軸3との間に第2隙間35を形成するものである。
段差部303における、段差部303の厚さ、つまり段差部303の内周面から外周面までの厚さは、第2隙間35よりも厚く、より好ましくは、径方向における案内板331の中間位置付近までの厚さに形成されている。さらに、第1隙間36の回転軸3からの距離つまり径方向の位置は、第2隙間35よりも離れている、つまり外径側に位置している。
第1隙間36を通ったガス流れは、図8および図9に示すように、段差部303の外周面に沿って流れ、その大半は案内板331と筐体2と仕切り板332との間の空間に直接流入する。
そのため、第2隙間35を通過するガス流れに対する流路抵抗は、案内板331の間を流れるガス流れに対する流路抵抗と比較して、抵抗が高くなるためガス流れの大半は、案内板331の間に形成された流路に流入する。
以後のガス流れ等については、第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態の第1変形例について図11から図13を参照して説明する。
本変形例の圧縮機の基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、シール装置の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図11から図13を用いてシール装置の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図11は、本変形例に係る圧縮機のシール装置の構成を説明する模式図である。図12は、図11のシール装置の構成を説明するD−D断面視図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
案内板431は、図11および図12に示すように、筐体2の回転軸3と対向する面に、回転軸3の径方向に沿って延びるとともに、周方向に等間隔に配置されている。さらに、案内板431は、軸線方向のディスク22側に向かって、回転軸3の回転方向に湾曲して配置されている。
第1隙間36を通ったガス流れは、図8および図9に示すように、段差部303の外周面に沿って流れ、その大半は案内板331と筐体2と仕切り板332との間の空間に直接流入する。
以後のガス流れについては、第2の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
なお、上述の実施形態のように、第1シール部34および第2シール部333は径方向内側に向かって延びる環状突起であって、段差部303との間に第1隙間36を形成し、回転軸3との間に第2隙間35を形成してもよいし、図13に示すように、第1シール部34および第2シール部333を径方向外側に向かって延びる環状突起とし、第1シール部34と筐体2との間に第1隙間36を形成し、第2シール部333と仕切り板32との間に第2隙間35を形成してもよく、特に限定するものではない。
次に、本発明の第2の実施形態の第2変形例について図14および図15を参照して説明する。
本変形例の圧縮機の基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、シール装置の構成が異なっている。よって、本変形例においては、図14および図15を用いてシール装置の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図14は、本変形例に係る圧縮機のシール装置の構成を説明する模式図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2シール部533は、図14に示すように、回転軸3の軸線に沿って、段差部303の段差面に向かって延びる環状突起であり、段差部303との間に第2隙間35を形成するものである。
第1隙間36を通ったガス流れは、図8および図9に示すように、段差部303の外周面に沿って流れ、その大半は案内板331と筐体2と仕切り板332との間の空間に直接流入する。
そのため、第2隙間35を通過するガス流れに対する流路抵抗は、案内板331の間を流れるガス流れに対する流路抵抗と比較して、抵抗が高くなるためガスの大半は、案内板331の間に形成された流路に流入する。
以後のガス等については、第2の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
なお、上述の実施形態のように、第2シール部533が軸線方向に沿って段差部303の段差面に向かって延びる環状突起としてもよいし、図14に示すように、第2シール部533を軸線方向に沿って仕切り板332に向かって延びる環状突起とし、第2シール部533と仕切り板32との間に第2隙間35を形成してもよく、特に限定するものではない。
例えば、上述の実施形態では、本発明を遠心式の圧縮機に適用して説明したが、遠心式の圧縮機に限られることなく、斜流式の圧縮機に適用してもよく、特に限定するものではない。
筐体2
回転軸3
インペラ(羽根車)4
シール装置5,105,205,305,405,505
案内板(案内部)31,331,431
仕切り板(仕切り部)32,332
第1シール部34
第2シール部33,333,533
第1隙間36
第2隙間35
段差部103,203,303
Claims (7)
- 複数段の回転流体機械に設けられる回転流体機械のシール装置であって、
複数の羽根車を有する回転軸を内部に回転可能に収納する筐体と、
該筐体の内面に前記複数の羽根車の間に取り付けられ、前記回転軸に対して径方向または軸線方向の少なくとも一方に沿って延びるとともに、間を通過する流体に前記回転軸の回転方向に向かう流速成分を与える複数の案内部と、
前記複数の案内部における前記筐体に取り付けられた一の端部と反対側の他の端部をつなぎ、前記複数の案内部の間の空間と、前記羽根車と前記案内部との間の空間とを仕切る仕切り部と、
前記径方向に延びる環状突起であって、前記回転軸または前記筐体との間に第1隙間を形成し、後段の前記羽根車側から前記複数の案内部に向かって流れる流体を遮る第1シール部と、
環状突起であって、前記回転軸または前記仕切り部との間に第2隙間を形成し、前記第1シール部側から前記羽根車と前記案内部との間の空間へ流れる流体を遮る第2シール部と、が設けられ、
前記複数の案内部の間には、前記第1シール部を通過した流体が流入し、前段の前記羽根車側へ流出することを特徴とする回転流体機械のシール装置。 - 前記複数の案内部における前記他の端部は、前記回転軸から径方向外側に延びる前記羽根車と対向し、
前記仕切り部は、前記径方向に延びるとともに、前記他の端部をつなぐリング板状に形成され、
前記複数の案内部の間の空間を前記径方向外側に向かって、前記流体を通過させることを特徴とする請求項1記載の回転流体機械のシール装置。 - 前記複数の案内部における前記他の端部は、前記回転軸の外周面と対向し、
前記仕切り部は、前記軸線方向に延びるとともに、前記他の端部をつなぐ円筒状に形成され、
前記複数の案内部の間の空間を前記軸線方向に沿って、前記流体を通過させることを特徴とする請求項1記載の回転流体機械のシール装置。 - 前記第2シール部は、前記径方向に延びる環状突起であって、
前記回転軸における前記第1シール部または前記第2シール部と対向する位置に、前記回転軸の外周面を拡径する段差部が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の回転流体機械のシール装置。 - 前記案内部は、前記径方向外側向かって前記回転軸の回転方向に傾斜する板状の部材、または、前記軸線方向に沿って、前記第1シール部から前記第2シール部に向かい前記回転軸の回転方向に傾斜する板状の部材であることを特徴とする請求項1記載の回転流体機械のシール装置。
- 前記案内部は、前記径方向または前記軸線方向に沿って延びる翼状の部材であり、
前記径方向外側向かって前記回転軸の回転方向に湾曲、または、前記軸線方向に沿って、前記第1シール部から前記第2シール部に向かい前記回転軸の回転方向に湾曲することを特徴とする請求項1記載の回転流体機械のシール装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載のシール装置が設けられていることを特徴とする回転流体機械。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007150677A JP5314255B2 (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
CN2008800069739A CN101622459B (zh) | 2007-06-06 | 2008-05-26 | 旋转流体机械的密封装置及旋转流体机械 |
US12/528,509 US8328510B2 (en) | 2007-06-06 | 2008-05-26 | Sealing device for rotary fluid machine, and rotary fluid machine |
EP08764669.1A EP2154380B1 (en) | 2007-06-06 | 2008-05-26 | Seal device for rotary fluid machine and rotary fluid machine |
PCT/JP2008/059636 WO2008149704A1 (ja) | 2007-06-06 | 2008-05-26 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007150677A JP5314255B2 (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008303766A JP2008303766A (ja) | 2008-12-18 |
JP5314255B2 true JP5314255B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=40093526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007150677A Expired - Fee Related JP5314255B2 (ja) | 2007-06-06 | 2007-06-06 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8328510B2 (ja) |
EP (1) | EP2154380B1 (ja) |
JP (1) | JP5314255B2 (ja) |
CN (1) | CN101622459B (ja) |
WO (1) | WO2008149704A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5314256B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-10-16 | 三菱重工業株式会社 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
JP5314255B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-10-16 | 三菱重工業株式会社 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
JP2012057726A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シール構造及び遠心圧縮機 |
FR3000145B1 (fr) * | 2012-12-21 | 2015-01-16 | Turbomeca | Assemblage d'etancheite pour turbomachine |
US20170002825A1 (en) * | 2015-03-27 | 2017-01-05 | Dresser-Rand Company | Balance piston with a sealing member |
JP7005393B2 (ja) * | 2018-03-09 | 2022-01-21 | 三菱重工業株式会社 | ディフューザベーン及び遠心圧縮機 |
JP2020122454A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 三菱重工業株式会社 | 遠心回転機械 |
CN114576177B (zh) * | 2022-03-17 | 2022-12-09 | 西安交通大学 | 一种径流式叶轮轮背间隙摩擦损失高精度预测方法 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3804424A (en) * | 1972-04-24 | 1974-04-16 | Crane Packing Co | Gap seal with thermal and pressure distortion compensation |
US4248566A (en) * | 1978-10-06 | 1981-02-03 | General Motors Corporation | Dual function compressor bleed |
IN155182B (ja) * | 1980-01-21 | 1985-01-12 | Carrier Corp | |
JPS5822444A (ja) | 1981-08-03 | 1983-02-09 | Ricoh Co Ltd | 文書作成装置 |
JPS59226299A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 回転流体機械 |
JPH0322559Y2 (ja) * | 1985-06-20 | 1991-05-16 | ||
JPH0640951Y2 (ja) * | 1986-04-01 | 1994-10-26 | 三菱重工業株式会社 | 遠心圧縮機 |
JP2756118B2 (ja) | 1987-12-26 | 1998-05-25 | 株式会社日立製作所 | 一軸多段遠心圧縮機 |
JPH0646035B2 (ja) * | 1988-09-14 | 1994-06-15 | 株式会社日立製作所 | 多段遠心圧縮機 |
US5161943A (en) * | 1991-03-11 | 1992-11-10 | Dresser-Rand Company, A General Partnership | Swirl control labyrinth seal |
US5277541A (en) * | 1991-12-23 | 1994-01-11 | Allied-Signal Inc. | Vaned shroud for centrifugal compressor |
US5236301A (en) * | 1991-12-23 | 1993-08-17 | Allied-Signal Inc. | Centrifugal compressor |
JPH05296190A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-09 | Hitachi Ltd | ターボ機械 |
JPH06129400A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-10 | Hitachi Ltd | ラビリンスホワール防止装置 |
JP3567064B2 (ja) * | 1997-06-23 | 2004-09-15 | 株式会社 日立インダストリイズ | ラビリンスシール装置及びそれを備えた流体機械 |
JP2002022033A (ja) * | 2000-07-05 | 2002-01-23 | Hitachi Ltd | ラビリンスシール及び流体機械 |
US6338614B1 (en) * | 2000-10-06 | 2002-01-15 | Honeywell International Inc. | Turbocharger annular seal gland |
FR2827919B1 (fr) * | 2001-07-26 | 2004-03-05 | Thermodyn | Garniture d'etancheite pour compresseur et compresseur centrifuge pourvu d'une telle garniture |
US6935838B1 (en) * | 2003-03-19 | 2005-08-30 | Hi-Bar Blowers, Inc. | High pressure multi-stage centrifugal blower |
CN1952405A (zh) * | 2005-10-19 | 2007-04-25 | 中意机电(湖北)鼓风机制造有限公司 | 粮食输送离心鼓风机 |
JP5314255B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-10-16 | 三菱重工業株式会社 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
JP5314256B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-10-16 | 三菱重工業株式会社 | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 |
-
2007
- 2007-06-06 JP JP2007150677A patent/JP5314255B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-05-26 WO PCT/JP2008/059636 patent/WO2008149704A1/ja active Application Filing
- 2008-05-26 EP EP08764669.1A patent/EP2154380B1/en not_active Not-in-force
- 2008-05-26 US US12/528,509 patent/US8328510B2/en active Active
- 2008-05-26 CN CN2008800069739A patent/CN101622459B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2154380A1 (en) | 2010-02-17 |
US8328510B2 (en) | 2012-12-11 |
CN101622459A (zh) | 2010-01-06 |
US20100028148A1 (en) | 2010-02-04 |
WO2008149704A1 (ja) | 2008-12-11 |
JP2008303766A (ja) | 2008-12-18 |
EP2154380A4 (en) | 2014-01-01 |
EP2154380B1 (en) | 2016-11-02 |
CN101622459B (zh) | 2011-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5314255B2 (ja) | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 | |
JP5314256B2 (ja) | 回転流体機械のシール装置および回転流体機械 | |
US10260366B2 (en) | Sealing device and turbo machine | |
WO2012001995A1 (ja) | シール装置及びこれを備えた流体機械 | |
WO2012001997A1 (ja) | シール装置及びこれを備えた流体機械 | |
JP6071644B2 (ja) | 多段遠心式流体機械 | |
JP5316486B2 (ja) | バレル形遠心圧縮機 | |
WO2018155546A1 (ja) | 遠心圧縮機 | |
WO2018155458A1 (ja) | 遠心回転機械 | |
JP2017180237A (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2014084803A (ja) | 遠心式流体機械 | |
WO2018074591A1 (ja) | インペラ及び回転機械 | |
JP2007315333A (ja) | 遠心流体機械 | |
US1065732A (en) | Centrifugal pump. | |
JP2016040461A (ja) | 遠心回転機械 | |
JP4146371B2 (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2015137607A (ja) | 動翼、及び軸流回転機械 | |
JP2019002361A (ja) | ターボ機械 | |
JP2006200489A (ja) | 遠心形流体機械およびその吸込ケーシング | |
JP2015190391A (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2005240680A (ja) | 遠心圧縮機 | |
JP2014098313A (ja) | 遠心式流体機械 | |
JP2022151994A (ja) | 回転機械 | |
JP2019056344A (ja) | 遠心ポンプ | |
JP2017082658A (ja) | 遠心ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130705 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5314255 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |