JP5312412B2 - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ再生装置に関し、特に、複数のファイルを順次再生するコンテンツ再生装置に関する。
従来から、コンテンツファイルを再生させる装置について、種々技術が開示されている。なお、従来の一般のコンテンツ再生装置画像データや音声データなどのコンテンツファイルを再生させる場合、複数のファイルの再生順序などをユーザが指定する必要があり、ユーザが煩雑に感じる場合があった。
ここで、特許文献1(特開2004−120551号公報)には、データ再生装置において、各ファイル名やディレクトリ名にデータの再生順序または再生時間を決定する再生情報を含ませる技術が開示されている。具体的には、当該再生装置は、連続再生要求を受けた場合またはメモリカードを装着された場合に、メモリカードにアクセスし、当該メモリカードに存在する画像データのファイル名およびディレクトリの一覧を取得し、ファイル名およびファイルの存在するディレクトリ名を示す文字列の一部に含まれる再生制御情報に基づいて、連続再生の対象のファイルを抽出し、また、繰返し再生の回数を決定する。
特開2004−120551号公報
しかしながら、特許文献1に記載の再生装置では、ファイル名やディレクトリ名によって再生される再生対象のファイルやその繰り返し再生の回数が決定される。このため、どのファイルを再生対象とするかを変更したり、繰り返し再生の回数を変更したりする場合、再生装置における設定内容を変更する必要が生じる。したがって、ファイルの再生パターンにバリエーションを持たせようとした場合、煩雑な操作を必要とされることとなっていた。
本発明はかかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、コンテンツ再生装置において、煩雑な操作を要することなく、ファイルの再生パターンにバリエーションを持たせることができるようにすることである。
本発明のコンテンツ再生装置は、記録媒体に記録された複数のファイルを再生するコンテンツ再生装置であって、ファイルの指定を受付ける受付手段と、受付手段が指定を受付けたファイルのファイル名から識別情報を検出する検出手段と、検出手段が検出した識別情報に基づいて指定されたファイルのファイル名が所定条件を満たすか否かを判別した結果に応じて、指定されたファイルの次に再生されるファイルを指定する指定手段とを備える。
また、本発明のコンテンツ再生装置では、ファイルを繰り返し再生する回数を設定する設定手段をさらに備え、所定条件は、指定されたファイルが設定手段によって設定された回数分再生されたことであることが好ましい。
また、本発明のコンテンツ再生装置では、所定条件は、指定されたファイルのファイル名に含まれる番号が、直前に再生されたファイル名に含まれる番号の昇順で次のファイルとなることであることが好ましい。
また、本発明のコンテンツ再生装置では、所定条件は、指定されたファイルのファイル名に含まれる文字列の種類が特定の種類であることであることが好ましい。
また、本発明のコンテンツ再生装置は、表示手段をさらに備え、受付手段は、表示手段に表示された画像を読み取ることにより、ファイルの指定を受け付けることが好ましい。
また、本発明のコンテンツ再生装置では、指定手段は、所定条件を満たす2以上のファイルからランダムに、次に再生するファイルを指定することが好ましい。
また、本発明のコンテンツ再生装置では、複数のファイルは、第1群のファイルと第2群のファイルとを含み、所定条件は、第2群のファイルが指定されることなく第1群のすべてのファイルが指定されたことであることが好ましい。
本発明によれば、複数のファイルの中から、受付手段において指定を受け付けられたファイルのファイル名が所定条件を満たすか否かに応じて、次に再生されるファイルが指定される。これにより、指定するファイルのファイル名を変更することによって、コンテンツ再生装置において、特に設定を変更するための操作を要することなく、次に再生するファイルにバリエーションを持たせることができる。
したがって、コンテンツ再生装置において、ユーザに煩雑な設定操作を課すことなく、ファイルの再生パターンにバリエーションを持たせることができる。
本発明のコンテンツ再生装置装置の一実施の形態である再生装置の外観を示す図である。 図1の再生装置がテキストとともに利用される状態を模式的に示す図である。 図1の再生装置のブロック図である。 図1の再生装置において実行される1回再生処理のフローチャートである。 図4の1回再生処理によるファイルの再生順序を説明するための図である。 図1の再生装置において実行される3回再生処理のフローチャートである。 図1の再生装置において実行される3回再生処理のフローチャートである。 図6および図7の3回再生処理によるファイルの再生順序を説明するための図である。 図1の再生装置と組み合わされて利用されるテキストの内容の一例を模式的に示す図である。 図1の再生装置と組み合わされて利用されるテキストの内容の他の例を模式的に示す図である。 図1の再生装置と組み合わされて利用されるテキストの内容のさらに他の例を模式的に示す図である。 図3の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して、説明する。なお、各図において、同じ機能を奏する要素については、同一の参照符号を付し、その説明は繰返さない。
[1.再生装置の外観]
図1の(A)〜(D)は、本発明のコンテンツ再生装置の一実施の形態である再生装置1の外観を示す図である。図1の(B)は、再生装置1の上面図であり、(A)は左側面図であり、(C)は右側面図であり、(D)は底面図である。
再生装置1は、当該再生装置1の内部に記憶された、または、再生装置1に対して着脱可能な記録媒体(後述するリムーバブルメディア100)に記録された複数のファイルを順次再生する。ファイルが再生されることにより、スピーカ50を介して音声が出力される。
また、再生装置1の先端には、画像読取部70が設けられている。画像読取部70は、たとえば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサからなる。
本実施の形態の再生装置1は、学習用に利用されるものであり、学習用のテキスト(教本)とともに利用される。具体例としては、再生装置1は、図2に示されるように、テキストのページ900に印刷された画像901に画像読取部70を対向させることにより、画像901を読込む。そして、再生装置1では、読込まれた画像に対して画像認識が行なわれ、当該認識結果が、所定の情報に変換される。所定の情報は、ファイルを指定する情報を含む。読込んだ画像をファイルを指定する情報等の情報へと変換する技術については、公知の技術を有することができ、たとえば、QRコード(Quick Response code)を利用した技術を利用することができる。
図1に戻って、再生装置1は、その左側面に、電源のオン/オフを切換えるためのスイッチ67と、後述するファイルの再生モード(1回再生モードか、3回再生モードか)を設定するためのスイッチ66を含む。また、当該左側面には、再生装置1の本体1A内に、上記した本体1Aに対して着脱可能な記録媒体を挿入するための挿入31が配置されている。
再生装置1の上面には、ファイルの再生を開始させる再生ボタン61、再生対象を次のファイルに変更するための早送りボタン63と、前のファイルを再生させるための巻戻しボタン62と、スピーカ50を介して出力される音量を調整するためのボリュームボタン64,65を設けられている。
また、図1の(C)に示されるように、再生装置1は、その右側面に、外部から商用電力を供給されるためAC(Alternating Current)アダプタを挿入するための端子21を含む。後述するバッテリ20は、外部の商用電力により充電される。また、再生装置1は、その底面に、再生装置1をホールド状態とするために操作されるスイッチ68と、再生装置1内に収容されるバッテリ20(後述)を着脱可能に本体1A内で収容するための蓋69が設けられている。
図2を参照して、ページ900には、画像901の他に、画像902〜905が印刷されている。再生装置1では、画像901を撮影することにより生成された画像を認識して、認識された画像データを、ファイルを指定する情報に変換する。そして、再生装置1では、当該指定されたファイルが再生される。
なお、ページ900では、ボールに対応した画像902、本に対応した画像903、飛行機に対応した画像904および鉛筆に対応した画像905を含む。再生装置1は、これらの画像902〜905のそれぞれ(の特定の場所)に画像読取部70を当接させることによって、画像902〜905のそれぞれに対応するファイルを再生することもできる。
[2.ブロック構成]
図3は、再生装置1のブロック図である。
図3を参照して、再生装置1は、当該再生装置1の動作を全体的に制御するCPU(Central Processing Unit)10を含む。また、再生装置1は、メモリ40と、スピーカ50と、バッテリ20と、メディアコントローラ30と、キー入力部60とを含む。
メモリ40は、たとえば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリや、SDRAM(synchronous Dynamic Random Access Memoryなどの揮発性メモリを含む。メモリ40は、CPU10が実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部41と、CPU10がプログラムを実行する際に利用するデータを記憶するデータ記憶部42と、コンテンツを構成するファイルを記憶するファイル記憶部43とを含む。スピーカ50は、音声復号部51を介して、CPU10に接続されている。キー入力部60は、図1を参照して説明したスイッチ61〜68を含む。
CPU10は、その機能として、取得部11、指定部13および画像処理部15を含む。これらの各部は、CPU10がプログラム記憶部41に記憶されたプログラムを実行することによって実現されてもよいし、これらの少なくとも一部は専用の回路によってハードウェア的に構成されてもよい。
CPU10は、メディアコントローラ30を介して、リムーバブルメディア100に対するデータの読込および書込みを行なう。再生装置1において再生されるファイルは、ファイル記憶部43ではなくリムーバブルメディア100に記憶されていてもよい。
[3.コンテンツのデータ構造]
本実施の形態では、コンテンツの一例として、学習用教材に関連した音声ファイルが挙げられる。本実施の形態において、ファイル記憶部43には、次の表1に示されるように音声ファイルが格納される。
Figure 0005312412
ファイル記憶部43は、教材フォルダと、学習単位フォルダと、トラック単位フォルダと、音声ファイルとが格納されている。トラック単位フォルダには、1または2以上の音声ファイルが保存されている。そして、学習単位フォルダには、1または2以上のトラック単位フォルダが格納されている。そして、教材フォルダには、1または2以上の学習単位フォルダが格納されている。つまり、教材フォルダと学習単位フォルダと、トラック単位フォルダと、音声ファイルとの階層関係は、表2に示されるようなものとなる。
Figure 0005312412
表2には、本実施の形態における教材フォルダと学習単位フォルダとトラック単位フォルダと音声ファイルのそれぞれについての、フォルダやファイルの意味等と、その名称(フォルダ名およびファイル名)の表記ルールが示されている。
教材フォルダ、学習単位フォルダ、およびトラック単位フォルダのそれぞれは、各名称は、先頭の2桁が数字とされるルールを有している。なお、先頭2桁の数字は、01〜99の範囲とされる。
音声ファイルのファイル名は、先頭2桁が数字とされ、3桁目が再生される際の種別を表わす情報とされる。つまり、音声ファイルのファイル名は、少なくとも3桁の文字列を含む。
また、表2から理解されるように、教材フォルダ内の複数の学習単位フォルダは、それぞれ互いに異なる2桁の数字を先頭とするフォルダ名を有する。また、学習単位フォルダ内に複数のトラック単位フォルダが格納されている場合、それらは、互いに異なる先頭2桁の数字を有するフォルダ名を有する。たとえば、表2では、フォルダ名が「02」である学習単位フォルダにおいて、フォルダ名「01」とフォルダ名「02」の2つのトラック単位フォルダが、互いに、先頭2桁の数字が異なるフォルダ名を有する。
[4.ファイル種別]
表1を参照して、説明したように、本実施の形態の音声ファイルのファイル名の3桁目には、再生に関する種別を表わす情報が配置されている。具体的には、大文字のアルファベットが配置されている。
表3に、各アルファベットについての再生条件を示す。
Figure 0005312412
本実施の形態では、ファイル種別を表わすアルファベットとしては、「A」〜「E」が利用されている。
本実施の形態では、ファイルの再生モードとして、1回再生モードと3回再生モードの2つのモードを含む。1回再生モードは、先頭に付された2桁の数字の昇順で1回ずつ再生するモードである。3回再生モードは、同一のトラック単位フォルダ内の当該種別のファイルを、たとえばファイル名の昇順の順番で連続して再生し、そのような連続した再生を3回繰返すモードである。なお、ユーザは、スイッチ66を操作することにより、再生装置1のモードを、1回再生モードまたは3回再生モードに設定することができる。
表3では、ファイル種別を表わす記号「A」〜「E」のそれぞれについて、1回再生モードと3回再生モードのそれぞれでの、ファイル種別毎の再生パターンが示されている。
ファイル種別「A」は、通常ファイル、つまり、本実施の形態の教材コンテンツにおいて、個々の会話文などの構成要素である。ファイル種別「A」のファイルは、1回再生モードでは、ファイル名の先頭の2桁の数字の昇順で、同じトラック単位フォルダ内のこの種別のファイルの再生が1回ずつ行なわれる。一方、3回再生モードでは、種別「A」のファイルは、同じトラックフォルダ内の「A」のファイルが、そのファイル名の先頭2桁の数字についての昇順の順序で、再生される。なお、これらの再生は、昇順で、最初から最後までの再生を3回繰返される。
ファイル種別「B」のファイルは、以下適宜「説明文ファイル1」と言い、たとえば、教材のページ毎に対応させられた、学習の仕方を説明する音声内容であることが考えられる。ファイル種別「B」のファイルについては、1回再生モードでは、指定されたファイルを1回再生させた後、ファイル種別「A」の音声ファイルの、教材フォルダ内のすべての通常ファイルを、ファイル名の先頭2桁の昇順で、再生させる。
ファイル種別「C」のファイルは、以下適宜「説明文ファイル2」と言う。このようなファイルは、たとえば、テキストのページをめくることについての効果音の音声ファイルが挙げられる。ファイル種別「C」のファイルは、1回再生モードでは、当該ファイル種別「C」のファイルを1回再生させた後、同じ教材フォルダ内のすべての通常ファイルを、そのファイル名の先頭2桁の数字の昇順の順に、順番に1回ずつ再生させる。3回再生モードでは、当該ファイル種別「C」が格納されているトラックフォルダと同じトラックフォルダ内の、上記「通常ファイル」の昇順でのすべてのファイルの再生を3回連続して行ない、そして、3回目の再生が終了すると、その次に、ファイル種別「C」のファイルが再生される。
ファイル種別「D」は、以下適宜「単発ファイル」とも言う。このファイルは、「かけ声」に対応するようなメッセージの音声ファイルなど、他の音声ファイルとは意味的に関連を有しない音声ファイルが挙げられる。1回再生モードでは、ファイル種別「D」のファイルが1回再生されると、その時点で、連続してファイルを再生する動作が停止する。なお、本実施の形態では、基本的には、音声ファイルの先頭2桁の数字が昇順で、再生対象に指定されていく。但し、ファイル種別「D」のファイルについては、画像読取部70などによって直接指定された場合には、再生がなされるが、再生が行なわれているときに再生順が回ってきた場合には、このファイルの再生はスキップされる。
3回再生モードでは、上記したように直接再生対象として指定された場合には、当該ファイルが3回連続して再生された後、連続して再生する動作が停止される。但し、上記したように、複数のファイルが、各ファイル名の先頭2桁の数字についての昇順で連続して再生されているときに、再生順が回ってきた場合には、ファイル種別「D」の再生はスキップされる。
ファイル種別「E」のファイルは、トラック毎に1度だけ再生されるメッセージに対応する音声ファイルであり、以下適宜「強制単発ファイル」と言う。ファイル種別「E」の音声ファイルは、1回再生モードでは、このファイルが直接再生対象として指定された場合には、1回再生されて、再生動作が一時停止される。但し、上記したような音声ファイルのファイル名の連続再生における再生順が回ってきた場合には、このファイルの再生がスキップされる。3回再生モードでは、ファイル種別「E」の音声ファイルは、直接再生対象として指定された場合には、1回再生されて、再生動作が停止される。但し、上記したファイル名についての昇順での再生順が回ってきた場合には、このファイルの再生はスキップされる。
[5.1回再生処理]
再生装置1における、1回再生モードでのファイルの再生について、具体的に説明する。
ここでは、次の表4に示すトラック単位フォルダに格納された、8個の音声ファイルの再生について説明する。なお、8個の音声ファイルのファイル名は、「01B」「02A」「03A」「04A」「05A」「06C」「07D」「08E」である。また、ファイル名「02A」「03A」「04A」「05A」は、それぞれ、テキストのあるページについての、4つの本文(本文1〜本文4)に対応する音声ファイルである。また、ファイル名「01B」は、本文1〜本文4の聞き方を説明する音声のファイルである。また、ファイル名「06C」は、本文1〜本文4についての最後のまとめに対応する音声のファイルである。また、ファイル名「07D」の音声ファイルは、歓声などの、他の音声ファイルとは内容的に関連のないメッセージ(次に続かない文)についての音声ファイルである。また、ファイル名「08E」の音声ファイルは、ページをめくる音声などの、テキストの当該ページの学習の最後に、1度だけ再生する音声の音声ファイルである。
Figure 0005312412
図2のページ900に画像901として示したように、テキストのページにおいて最初にさせるべき音声に対応する画像が画像読取部70を対向することによって再生装置1に取込まれると、画像処理部14は、画像読取部70から取込まれた画像を処理することにより、当該画像に対応するファイルを特定する。
ファイルが特定されると、取得部11は、ファイル記憶部43またはリムーバブルメディア100から、当該ファイルのデータを取得する。そして、取得部11は、取得したファイルのデータを、音声復号部51へ送る。これにより、当該ファイルのデータに対応した音声がスピーカ50から出力される。
本実施の形態では、上記のような画像が画像読取部70によって取込まれると、画像処理部14は、対応するファイル名として、ファイル名「01B」を取得する。これにより、取得部11は、ファイル名「01B」のデータを取得して、音声復号部51へ送る。これにより、ファイル名「01B」の音声が、スピーカ50から出力される。
以下、再生装置1において、1回再生モードで音声ファイルの再生が行なわれる際に実行される処理(1回再生処理)について、当該処理のフローチャートである図4を参照して説明する。
図4を参照して、1回再生処理では、まずステップSA10で、再生対象となるファイルの指定があったか否かを判断し、あったと判断するとステップSA20へ処理を進める。ここで、再生対象のファイルの指定とは、たとえば、画像読取部70が取込んだ画像が、再生対象のファイルを指定する情報に対応する画像である場合が挙げられる。
ステップSA20では、指定されているファイルのファイル名の3桁目(ファイル識別記号)の文字が、A、B、または、Cであるかを判断し、A、B、または、Cであると判断するとステップSA30へ処理を進め、それ以外(DまたはE)であると判断するとステップSA40へ処理を進める。
ステップSA30では、指定されたファイルを1回再生させた後、次に再生させるファイルとして、現在指定されているファイル名の先頭の2桁の数字を1加算更新して得られた数字を先頭の2桁の数字として有するファイルを指定して、ステップSA20へ処理を進める。
表4に示した例では、たとえば、最初にファイル名「01B」のファイルが指定されて、ステップSA30で当該ファイルが再生された場合、次に指定されるファイルは、「01」を1加算更新した「02」を先頭2桁の数字として有するファイル、つまり、表4中のファイル名「02A」のファイルである。
また、このようにファイル名「02A」が指定された場合、ステップSA30で次に指定されたファイルは、「02」を1加算更新した「03」を先頭2桁の数字として有するファイル、つまり、表4中のファイル名「03A」のファイルである。
一方、ステップSA40では、現在指定されているファイルと同じトラック単位フォルダに格納されているファイル名の、先頭2桁の数字が、現在の再生対象の当該数字より1つ低いファイルの次に再生順が回ってきたか否かを判断し、そうであると判断するとステップSA50へ処理を進め、そうではないと判断するとステップSA60へ処理を進める。ここでの「再生順」とは、再生対象として指定された順序である。
なお、ステップSA30でファイル「05A」のファイルが再生された場合、次に再生対象として指定されるファイルは、先頭2桁の数字が1加算更新されたファイル名を有するファイルであるため、ファイル「06C」である。また、ステップSA30でファイル「06C」のファイルが再生された場合、次に再生対象として指定されるファイルは、ファイル「07D」である。ファイル「07D」が指定されると、処理は、ステップSA40への後、ステップSA50へ進められる。
一方、ステップSA10でファイル名「07D」が再生対象として指定された場合、つまり、画像読取部70を介して「07D」を指定する情報が入力された場合には、ファイル名「07D」の再生順が、ファイル名「06C」の次に回ってきたものではないため、ステップSA60へ処理が進められる。
ステップSA50では、現在再生対象として指定されているファイルを再生させることなく、再生対象とされているファイルのファイル名の先頭2桁の数字を1加算更新したファイルを有するファイルが、新たな再生対象のファイルとして指定されて、ステップSA20へ処理が戻される。ステップSA50に処理が進められたときに、再生対象としてファイル名「07D」のファイルが指定されていた場合には、新たな再生対象のファイルとして「08E」が指定されることになる。
一方、ステップSA60では、現在再生対象として指定されているファイルを1回再生して、1回再生処理を終了させる。
以上説明した1回再生処理によれば、表4に示したトラック単位フォルダに格納される音声ファイルは、図5に示す順序で、再生される。つまり、ファイル名「01B」「02A」「03A」「04A」「05A」「06C」の順序で、ファイルが再生される。なお、ファイル名「07D」とファイル名「08E」は、1回再生処理のような連続再生処理ではなく、直接これらのファイルが再生対象として指定されることによってのみ、再生される。
[6.3回再生処理]
次に、トラック単位フォルダ内の全部または一部のファイルを3回繰返して再生させる処理(3回再生処理)について、当該処理のフローチャートである図6および図7を参照して説明する。
まず、ステップS10で、再生装置1に対して再生対象となるファイルを指定する情報が入力されたか否かを判断し、入力されたと判断するとステップS20へ処理を進める。
ステップS20では、この3回再生処理において利用されるカウンタをリセットして、ステップS30へ処理が進められる。
ステップS30では、現在再生対象として指定されているファイルのファイル種別記号がBであるか否かを判断し、そうであると判断するとステップS40へ処理が進められ、そうではないと判断されるとステップS60へ処理が進められる。
なお、ファイル種別記号がBであるか否かは、現在再生対象として指定されているファイルのファイル名の3文字目がBであるか否かによって判断される。
ステップS40では、現在再生対象として指定されているファイルを再生させて、ステップS50へ処理が進められる。なお、ステップS40では、カウンタのカウント値が0の場合のみファイルの再生がなされた後ステップS150へ処理が進められ、それ以外の場合には再生がスキップされてステップS50へ処理が進められる。
ステップS50では、現在再生対象として指定されているファイルのファイル名の先頭2桁の数字が1加算更新されたファイル名を有するファイルを、新たに再生対象として指定して、ステップS30へ処理が戻される。
一方、ステップS60では、現在再生対象として指定されているファイルのファイル種別記号がAであるか否かが判断され、そうであると判断されるとステップS70へ処理が進められ、そうではないと判断されるとステップS150へ処理が進められる。
ステップS70では、再生対象として指定されたファイルが再生されて、ステップS80へ処理が進められる。
ステップS80では、現在再生対象として指定されているファイルを含むトラック単位フォルダの中で、現在指定されているファイルが、ファイル種別記号がAのものの中で、先頭2桁の数字が最大のものであるか否かが判断され、そうであると判断されるとステップS90へ処理が進められ、そうではないと判断されるとステップS100へ処理が進められる。
ステップS90では、カウンタのカウント値が1加算更新されて、ステップS100へ処理が進められる。
ステップS100では、カウンタのカウント値が3となったか否かが判断され、3となったと判断されると3回再生処理が終了する。
ステップS120では、ステップS80と同様に、現在再生対象として指定されているファイルのファイル名の先頭2桁の数字が、当該ファイルを含むトラック単位フォルダ内の、ファイルの中で最大であるか否かが判断され、そうであると判断されると、ステップS130へ処理が進められ、そうではないと判断されるとステップS140へ処理が進められる。
ステップS130では、次の再生対象のファイルとして、現在のトラック単位フォルダの中で、ファイル名の先頭の2桁の数字が最小のファイルを、新たな再生対象のファイルとして指定して、ステップS30へ処理が戻される。
ステップS140では、ステップS110と同様に、次の再生対象のファイルとして、先頭2桁の数字を1加算更新された値を先頭2桁の数字として有するファイル名を、新たな再生対象のファイルとして指定されて、ステップS30へ処理が戻される。
図7を参照して、ステップS60で、再生対象のファイル名のファイル種別記号がAではないと判断されると、ステップS150で、当該ファイル種別記号がCであるか否かが判断され、そうであると判断されるとステップS160へ処理が進められ、そうではないと判断されるとステップS180へ処理が進められる。
ステップS160では、再生対象として指定されているファイルが再生されて、ステップS170へ処理が進められる。なお、ステップS160では、カウンタのカウント値が2の場合のみファイルの再生がなされた後ステップS170へ処理が進められ、それ以外の場合には当該ファイルの再生がスキップされてステップS170へ処理が進められる。
ステップS170では、ファイル名の先頭2桁の数字が1加算更新された数字を先頭2桁として有するファイルが、新たな再生対象のファイルとして指定されて、ステップS30へ処理が戻される。
ステップS180では、現在再生対象として指定されているファイルのファイル種別記号がDではあるか否かが判断され、そうであると判断されるとステップS190へ処理が進められ、そうではないと判断されるとステップS210へ処理が進められる。
ステップS190では、直前に再生されたファイルが、現在処理対象のファイルの先頭2桁の数字より1つ低い値を先頭2桁の数字として有するファイルであったか否かが判断され、そうであると判断されると、ステップS80へ処理が戻される。一方、そうではないと判断されるとステップS200へ処理が進められる。
ステップS200では、再生対象として指定されているファイル(ファイル種別記号がDであるファイル)が3回連続で再生されて、3回再生処理が終了する。
ステップS210では、ステップS190と同様に、直前に再生されたファイルが、現在処理対象のファイルの先頭2桁の数字より1つ低い値を先頭2桁の数字として有するファイルであったか否かが判断され、そうであると判断されると、ステップS80へ処理が戻される。一方、そうではないと判断されるとステップS220へ処理が進められる。
ステップS220では、現在再生対象であるファイル(ファイル種別記号がEであるファイル)が1回再生されて、3回再生処理が終了する。
以上説明した3回再生処理では、ファイル名「01B」に対応するテキスト上の画像に画像取得部70が対向させられることにより当該画像が再生装置1に取込まれると、ステップS10で、ファイル名「01B」が再生対象として指定されたとして、ステップS20へ処理が進められる。そして、カウンタがリセットされて、ステップS30へ処理が進められる。現在指定されているファイルのファイル種別記号がBであるので、処理はステップS40へ進められる。
ステップS40では、ファイル名「01B」のファイルが再生され、ステップS50へ処理が進められる。これにより、図8における再生順序1が、ファイル名「01B」とされる。
ステップS50では、ファイル名の先頭2桁の数字が1加算更新された値をファイル名の先頭2桁に有するファイル名、つまり、ファイル名「02A」が再生対象として指定されて、ステップS30へ処理が戻される。次の再生対象のファイルのファイル種別記号はAであるため、ステップS30からステップS60を経て、ステップS70へ処理が進められる。
ステップS70では、指定されたファイルが再生されて、ステップS80へ処が進められる。
これにより、図8の再生順序2が、ファイル名「02A」とされる。
そして、トラック単位フォルダ内の、最大の番号(先頭2桁の数字)を有するファイルが再生対象として指定されるまで、ステップS110で先頭2桁の数字が1加算更新されて新たな再生対象のファイルが指定される。これにより、図8に再生順序3、4、5として示すように、ファイル名「03A」「04A」「05A」が、順に、再生される。
表4に示した例では、先頭2桁の数字が最大のファイルが、「05A」である。これにより、ファイル名「05A」が再生されると、カウンタが1加算更新され(ステップS90)、そして、ファイル種別記号がAであるファイルの中で、先頭2桁の数字が最小のファイルが、新たに再生対象として指定される。これにより、再生順序5で「05A」が再生された後、再生順序6で、「02A」が再生される。このように、「02A」〜「05A」のファイルの再生が3回繰返される。そして、これらのファイルの3回目の再生が終了したと判断されると(ステップS100でYES判断時)、先頭2桁の数字が1加算更新された数字をファイル名に有するファイルが、つまり、「06C」が、新たな再生対象として指定される。
そして、処理は、ステップS30へ戻される。
新たに指定された再生対象のファイルのファイル種別記号が、Cであるため、ステップS30、ステップS60、ステップS150を経て、処理はステップS160へ進められる。
ステップS160では、再生対象として指定されているファイルが再生される。これにより、図8の再生順序14として、「06C」が再生される。そして、ファイル名の先頭2桁の数字が1加算更新されて、新たな再生対象のファイルが指定される。
これにより、「07D」が、新たな再生対象として指定される。
そして、処理は、ステップS30へ戻される。
新たに再生対象として指定されたファイルのファイル種別記号がDであるため、処理は、ステップS30、ステップS60、ステップS150およびステップS180を経て、ステップS190に処理が進められる。
ステップS170で「07D」が指定される直前に、「06C」がステップS160で再生されていたため、ステップS190では、YESの判断がなされて、3回再生処理がそのまま終了される。つまり、図6および図7を参照して説明した3回再生処理では、まず「01B」が再生され、次に、「02A」〜「05A」が3回繰返して再生され、そして、最後に「06C」が再生されて、3回再生処理が終了する。
なお、始めに、ファイル識別記号がDであるファイル(「07D」)が再生対象として直接指定されると、ステップS190でNOの判断がなされ、「07D」が3回連続で再生されて、3回再生処理が終了される(ステップS200)。
また、ファイル種別記号がEであるファイル(「08E」)が、最初に、直接再生対象として指定されると、ステップS210でNOとなり、ステップS220で当該ファイル(「08E」)が1回再生されて(ステップS220)、3回再生処理が終了する。
[7.順番再生]
再生装置1は、複数の音声ファイルが、予め定められた順番通りに再生対象として指定されたことを条件として、特定のファイルを再生することができる。このような再生に対応したテキストの表示内容を、図9に模式的に示す。
テキストのページ600には、問題文601と、当該問題文601に対応する英文を構成する単語602,603,604が表示されている。各単語602,603,604には、それぞれを指定するときに画像読取部70を対向させる画像605,606,607が含まれる。
「01F_d_001」は、画像606および単語603に対応し、単語603を発音する音声ファイルである。「02N_d_002」は、画像605および単語602に対応し、単語602を発音する音声ファイルである。「03N_d_003」は、画像607および単語604に対応し、単語604を発音する音声ファイルである。画像607が画像読取部70によって画像処理部15に取込まれることにより、取得部11は、「03N_d_003」が再生対象として指定された情報を取得する。
たとえば、あるトラック単位フォルダ内に、表5に示すように、「01F_d_001」「02N_d_002」「03N_d_003」「04E_d_004」「05U_d_005」という5個のファイルが格納されている場合について説明する。
Figure 0005312412
この場合、「01F_d_001」「02N_d_002」「03N_d_003」という正しい順番で再生対象として指定された場合には、当該順序での再生が正解である旨をユーザに報知するための音声を出力する「04E_d_004」が、「03N_d_003」の後に再生するファイルとして指定される。具体的には、取得部11は、画像読取部70から入力される画像情報の画像処理部15による処理結果に基づいて、再生対象として指定するファイルの入力順序が予め定められた順序であるか否かを判断する。予め定められた順序であると判断すると、当該順序の最後のファイルである「03N_d_003」の次に再生するファイルとして、「04E_d_004」を指定する。
一方、取得部11が取得した、再生対象として指定されたファイルの順序が予め定められたものと異なる場合には、つまり、たとえば、「01F_d_001」が指定された後、「02N_d_002」が指定されるべきところが、これとは異なる「03N_d_003」が指定されたような場合には、指定部13は、ユーザが再生順序を誤っていることを報知する。具体的には、「05U_d_005」を、「03N_d_003」の次に再生するファイルとして指定する。
[8.グループ再生]
再生装置1は、トラック単位フォルダに格納される複数のファイルの中で、不正解のグループに属するファイルが1つも指定されることなく、正解に属するグループのファイルをすべて再生対象として指定されたか否かによって、ユーザからの再生対象の指定に対して、再生するファイルを決定することができる。
このようなファイルの再生態様が適用される具体例のテキストの表示内容を、図10に示す。
図10のページ700には、問題表示部710と解答入力部720が含まれる。問題表示部710には、サラダのイラスト711と、フォークのイラスト712と、りんごのイラスト713が含まれる。また、解答入力部720には、解答を開始することを報知する音声を出力するための画像721が含まれる。
ユーザは、解答入力部720に含まれる、正解の音声ファイルを再生するための画像を、画像読取部70に読込ませることにより、問題に正解することができる。
解答入力部720には、milk(牛乳)を指定する画像722と、suger(砂糖)を指定する画像723と、fork(フォーク)を指定する画像724と、cup(カップ)を指定する画像725と、salad(サラダ)を指定する画像726と、apple(りんご)を指定する画像727が表示されている。
この例に対応したトラック単位フォルダに記憶されているファイルの内容を、表6に示す。
Figure 0005312412
トラック単位フォルダ「01_t101」には、音声ファイル(コンテンツファイル)として、「01G_d_001」「02G_d_002」「03G_d_003」「04B_d_004」「05E_d_005」「06U_d_006」「07U_d_007」「08U_d_008」「09U_d_009」の9個のファイルが格納されている。画像721が画像読取部70を介して画像処理部15に取込まれることにより、「04B_d_004」が再生される。また、画像722,723,724,725,726,727の画像が、画像読取部70を介して画像処理部15に取込まれることにより、「09U_d_009」「07U_d_007」「01G_d_001」「08U_d_008」「02G_d_002」「03G_d_003」のそれぞれのファイルが再生される。
表6に示されたファイルは、「04B_d_004」よりも先頭の2桁の値が低いファイルが、正解のグループのファイルであり、「06U_d_006」よりも先頭の2桁の値が高いファイルのグループが不正解のファイルのグループである。
このように正解のグループと不正解のグループで、先頭の2桁の値の領域が分けられているため、取得部11は、再生対象として指定されたファイルの先頭の2桁の値が04よりも低いものすべてが選択されたか、そして、06よりも大きい値のものが1つも選択されていないかの双方を満たす場合に、正解を報知する音声ファイル「04B_d_004」を、「01G_d_001」「02G_d_002」「03G_d_003」のすべてが指定された後に再生させるファイルとして、指定する。
[9.ランダム再生]
図11に、ランダム再生に対応するテキストの内容を表示する。テキストのページ800には、音声の再生を開始するための画像801が含まれている。
また、ページ800には、「1」〜「9」に対応する数字が示されている。
表7に、ページ800に対応する、トラック単位フォルダに格納されたファイルの内容を示す。
Figure 0005312412
このトラック単位フォルダ「01_t101」には、画像801に対応するファイル「01D_d_001」と、「1」〜「9」のそれぞれに対応する9個のファイル「02X_d_002」「03X_d_003」「04X_d_004」「05X_d_005」「06X_d_006」「07X_d_007」「08X_d_008」「09X_d_009」「10X_d_010」が格納されている。「01D_d_001」は、「英語を聞いて、その絵を指差してみよう」というメッセージの音声を出力するためのファイルである。「02X_d_002」「03X_d_003」「04X_d_004」「05X_d_005」「06X_d_006」「07X_d_007」「08X_d_008」「09X_d_009」「10X_d_010」は、「1」〜「9」のそれぞれを英語で発音する音声を出力するためのファイルである。
ユーザが、画像読取部70を画像801に対向させることにより、画像801の画像が画像処理部15に取込まれることにより、「01D_d_001」の再生を指定する情報が取得部によって取得され、ファイル記憶部43から「01D_d_001」のデータが音声復号部51に送られる。これにより、「01D_d_001」の音声がスピーカ50から出力される。指定部13は、「01D_d_001」が再生対象として指定された後、「02X_d_002」「03X_d_003」「04X_d_004」「05X_d_005」「06X_d_006」「07X_d_007」「08X_d_008」「09X_d_009」「10X_d_010」の中から、ランダムに、次に再生するファイルを指定する。
[10.変形例等]
以上説明した本実施の形態では、再生対象として指定を受付けたファイルのファイル名から、識別情報(音声ファイルのファイル種別記号および/または先頭2桁の数字)が検出され、当該検出された識別情報に基づいて、指定を受付けたファイルのファイル名が指定条件を満たすか否かによって、当該指定されたファイルの次に再生されるファイルが指定される。これにより、最初に再生対象として指定されたファイルのファイル名に基づいて、その後に再生されるファイルが決定される。これにより、指定を受付けたファイルに基づいて、ファイルの再生パターンを種々変更することができ、装置に対して設定を変更することなく、よりバリエーションに富んだ再生パターンで、複数のファイルを再生することができる。
なお、以上説明した本実施の形態では、ファイルの指定は、紙などのテキストに表示された画像を、画像読取部70で読取り、読取った画像を画像処理部15で処理することにより、ファイルを指定する情報が取得されていた。ここで、再生装置1は、図12に示すように、画像読取部70と画像処理部15の代わりに、液晶表示装置等の表示装置72と、当該表示装置72上に載置されたタッチパネル71とを備え、タッチパネル71を介して、ユーザからのファイルを指定する情報を取得してもよい。
また、本実施の形態では、ファイル名に基づいて、指定されたファイルの次に再生されるファイルを指定できることから、ファイル名の判断基準である所定条件を、既存の音声ファイルのファイル名を利用したものとすることにより、既に他の用途(たとえば、音楽鑑賞用)で市販等されている音声ファイルの再生順序を適宜調整することができる。
また、以上説明した本実施の形態では、学習用のテキストに合せて、音声ファイルを再生させる場合に適用されたが、本発明は、他に、ゲーム機や、美術館や公共施設の順路や展示品の案内に利用できる。美術館の展示品の案内であれば、たとえば、複数の展示品についてのそれぞれの解説用の音声ファイルが記憶されている場合が想定される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態で説明された技術的思想は、単独で実施されても良いし、可能な限り組み合わされて実施されることも意図される。
1 再生装置、10 CPU、11 取得部、13 指定部、15 画像処理部、70 画像読取部。

Claims (4)

  1. 記録媒体に記録されたコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    前記コンテンツは再生の指定が可能な再生単位に区分され、前記再生単位は1または2以上のファイルで構成され、
    前記ファイルのファイル名は再生単位内における再生順序と繰り返し再生時の再生条件を示すファイル種別を含み、
    再生単位の指定を受け付ける受付手段と、
    再生単位の再生の繰り返し回数を設定する設定手段と、
    受付手段で受け付けた再生単位のファイルのファイル名の再生順序と再生条件と前記設定手段で設定された再生の繰り返し回数とに基づいて再生の制御を行う制御手段とを備える、コンテンツ再生装置。
  2. 前記再生条件は、「初回の再生時のみ再生する」、「毎回の再生時に再生する」、「最終回の再生時のみ再生する」、のいずれかである、請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記再生条件はさらに「単発再生する」を含み、
    前記受付手段は、前記再生条件が「単発再生する」ファイルの指定が可能であり、
    前記制御手段は、
    前記受付手段の指定がファイルで、指定されたファイルの再生条件が「単発再生する」場合、前記繰り返し回数にかかわらず指定されたファイルを1回再生するように制御し、
    前記受付手段の指定が再生単位である場合、再生しないように制御する、請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  4. 画像を読み取る画像読取手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記画像読取手段で読み取った画像に基づいて指定を受け付ける請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
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