JP5312246B2 - 撮像装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子により撮像した画像データの補正を行う撮像装置及び制御方法に関する。
従来、撮像装置において固体撮像素子(以下撮像素子)を用いて長時間露光を行う場合や、高感度での撮影を行う場合、或いは高温度下で撮影を行う場合などには、撮像素子において暗電流を生じることが良く知られている。
撮像素子で暗電流が生じる理由は、撮像素子が光エネルギを電気信号に変換するだけでなく、熱エネルギも電気信号に変換する性質を有することによるものである。暗電流は、温度依存性が高く、温度が8〜10℃上昇するとその出力はおよそ2倍になることが知られている。撮像素子で生じた暗電流は画質に良くない影響を与えるため、暗電流の成分を小さくするよう、撮像素子の製造上数々の工夫がなされている。
また、撮像素子が撮像装置等に搭載された設置環境による撮像素子全体の温度上昇だけではなく、撮像素子の一部の消費電流が大きい場合(例えば出力段に設置されたアンプ等の消費電流が多い場合)には、次のような現象が起こることがある。撮像素子の部分的な温度上昇が発生し、その部分のみ暗電流が上昇して撮像素子の出力が大きくなることが見受けられる。例えば撮像装置により高感度撮影で長時間露光を行う場合(つまり夜景等を撮影した場合)に、撮像素子で撮像した画像の本来明かりの無い領域にマゼンタに近い色の明かりが見受けられたりする。
上記のように撮像素子の暗電流が大きくなると、暗電流に撮像素子の面内の分布ばらつきがある場合、撮像素子の面内の輝度や色バランスがおかしくなるといった、画質に大きな影響を与えるという問題があった。このような問題に対応するための処理としてノイズリダクション処理(いわゆるダーク画像減算処理)が知られている。ダーク画像減算処理は、撮影対象の本画像の撮影後に、本画像の撮影時と同じ条件で撮像素子を遮光した状態で画像を撮影し(ダーク画像)、本画像からダーク画像を減算することで暗電流の影響をキャンセルするための長秒時の(長い)露光を行う処理である。
しかしながら、ダーク画像減算処理には一般に次のような問題がある。
・正確に本画像撮影時の暗電流の影響をキャンセルするには、本画像撮影時と同じ条件でダーク画像を取得することが望ましい。そのため、長秒時の露光を行った場合には、更にそれと同じ時間のダーク画像取得時間を要するため、撮像装置の操作性が低下する。
・本画像からダーク画像の減算処理を行うことで、本画像及びダーク画像の持つランダムノイズが本画像の√2倍となってしまい、本質的に画質の低下が避けられない。
そのため、不要な撮影条件であれば、可能な限りダーク画像減算処理を行わないように、本画像撮影時の暗電流成分を検出し、検出した暗電流成分が所定以上の場合にダーク画像減算処理を行うような方法が提案されている。
他方、撮像素子の画素の異常の一種に白キズと呼ばれる種類のものが存在する。白キズは、暗電流が他の画素に比較して異常に多く、温度或いは露光時間といった要因により暗電流の出力が非常に大きなものとなり、画像となったときに白点として見えてしまう画素である。
白キズについては、撮像素子固体毎に白キズの発生するアドレスや白キズのレベルが異なるため、以下の処理を行うことで補正している。即ち、撮像素子の製造工程などで白キズの発生するアドレスを特定し、アドレスとキズレベルを検出して記憶し、撮影した画像から出力値の特異な画素を抽出することで白キズ画素を特定する、等の処理を行う。更に、白キズ画素を周囲画素から補間することで補正を行うようにしている。
白キズの補正については、細線を撮影した際に補正画素の補正痕が目立つという問題があることから、不必要な補正を行わないように暗電流の量に応じて白キズを補正するかどうかを判定するような提案もされている。
暗電流の検出方法としては以下の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の提案では、撮像素子の画素領域内に光電変換素子構造を有しない黒基準画素領域(null画素)と、光電変換素子構造を有するが遮光された黒基準画素領域(OB(オプティカルブラック)画素)を配置する。これにより、暗電流を含むOB画素の出力値から不要な暗電流を含まないnull画素の出力値を減算することが可能である。
また、後述の本発明に関連する技術としては以下の技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の提案では、撮像素子が光電変換素子の大きさが異なる少なくとも2つの領域(OB1、OB2)を有し、撮影条件や環境(温度)条件とOBパルスとの関係を予め撮像装置の制御回路或いはメモリに記憶することでOBパルスを選択する。これにより、有効画素部との出力段差を補正する。ただし、温度検出回路の障害等により撮像素子の温度が正確に検出できていない場合は、予め記憶したOBパルスで制御すると所望の結果を得られないという問題がある。
また、OB部及び模擬黒レベル画素部の双方から出力情報を取得し、取得した出力情報に基づき所定の画像処理(黒レベル調整)を行う技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3では、双方からの出力情報を正確に測定できない場合の処理に関しての開示はない。また、温度に応じて処理内容を変更する記載はあるが、温度情報は外部温度センサから得ているので、外部温度センサが故障した場合は所望の処理ができなくなるといった問題がある。
ここで、撮像素子の概略について図16を基に説明する。図16において、(a)は、撮像素子の画素配置の例を示すものであり、撮像素子は、有効画素部1001、OB画素部1002、null画素部1003を備えている。(b)は、暗電流が少ない時の(a)の点線部における画素出力を示すものであり、差分演算が可能(OB画素出力−null画素出力:測定可能)である。(c)は、暗電流が多い時の(a)の点線部における画素出力を示すものであり、差分演算が不可能(OB画素出力−null画素出力:測定不能)である。
図16の撮像素子を備えた撮像装置において、通常、撮影時には暗電流出力が被写体画像の演算ダイナミックレンジを圧迫しないようにするために、OB画素部1002の出力が所定の出力範囲になるようにクランプを行っている。この場合、所定の出力範囲は、演算ダイナミックレンジのなかでも光出力方向とは逆方向で且つ演算ダイナミックレンジ内の範囲にするのが一般的である。また、撮像素子の暗電流出力方向と光出力方向は同一である。
特開2007−158626号公報 特開2005−175930号公報 特開2007−27845号公報
図16の撮像素子において、高温下での撮影・高感度撮影・長時間の露光による撮影など暗電流が大きい場合は、OB画素部の出力は暗電流の量によらずクランプレベルに固定されているが、OB画素部の出力とnull画素部の出力の差は大きくなる。(c)の例ではnull画素部の出力が演算ダイナミックレンジを超えるため、OB画素部の出力とnull画素部の出力の差を正確に測定できない。また、暗電流が多くて正確な暗電流値を測定できない。このため、所望の暗電流条件でダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行うことができないという問題があった。
本発明の目的は、適正な条件で画像処理を行うことを可能とし、撮像した画像の適正な画質を保つことを可能とした撮像装置及び制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、受光量に応じた信号電荷を生成する光電変換素子部と、遮光された光電変換素子構造を有する第のオプティカルブラック部と、遮光された光電変換素子構造を有する第2のオプティカルブラック部とを備えた撮像素子と、前記第1のオプティカルブラック部の出力と前記第2のオプティカルブラック部の出力に基づき前記撮像素子の暗電流値を測定する測定手段とを具備し、前記第2のオプティカルブラック部の光電変換素子面積は、前記第1のオプティカルブラック部の光電変換素子面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置において画像処理(ダーク画像減算処理、白キズ補正処理)を行う際に、正確な暗電流量(暗電流値)を測定することが可能となるので、適正な条件で画像処理を行うことが可能となる。これにより、撮像素子により撮像した画像の適正な画質を保つことが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像素子を説明する図であり、(a)は、画素配置の例を示す図、(b)は、(a)の点線部における画素出力を示す図である。 撮像素子がnull画素を有しない場合の画素配置の例を示す図である。 図2の撮像素子の画素配置における画素信号の読み出しを説明する図である。 撮像装置の撮像素子から出力される信号の処理を行う信号処理回路の構成を示すブロック図である。 撮像装置の要部の構成を示すブロック図である。 撮像装置において撮像素子から画素信号を読み出しながら画素行ごとに暗電流値を測定する処理を示すフローチャートである。 第1の変形例に係る撮像素子の画素配置の例を示す図である。 第2の変形例に係る撮像素子の画素配置の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像素子の一般的な画素セルの構成を示す図である。 撮像素子の画素を構成するトランジスタを共通に使用する構成とした場合の画素セルの構成を示す図である。 撮像素子の画素配置の例を示す図である。 撮像素子のOB2画素部の画素構成を示す図である。 撮像素子における水平方向2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成とした場合の画素配置の例を示す図である。 撮像素子における水平方向2画素及び垂直方向2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成とした場合の画素配置の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る撮像素子の画素配置の例を示す図である。 従来例に係る撮像素子を説明する図であり、(a)は、画素配置の例を示す図、(b)は、暗電流が少ない時の(a)の点線部における画素出力を示す図、(c)は、暗電流が多い時の(a)の点線部における画素出力を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像素子を説明する図であり、(a)は、画素配置の例を示す図、(b)は、(a)の点線部における画素出力を示す図である。
図1(a)において、撮像素子は、有効画素部1、第1の黒基準画素領域(以下OB1画素部)2、第2の黒基準画素領域(以下OB2画素部)3、黒基準画素領域(以下null画素部)4を備えている。尚、本実施の形態では、図を簡略化するため、OB1画素部2とOB2画素部3のみ、画素に相当する部分を正方形で示す。また、撮像素子全体を遮光していて且つ暗電流が多い状態であるとする。また、OB1画素部2の出力が所定のレベルになるようにクランプされているものとする。
有効画素部1(光電変換素子部)は、受光量に応じた信号電荷を生成する光電変換素子構造を有する遮光されていない画素領域である。OB1画素部2(第1のオプティカルブラック部)は、光電変換素子構造を有する遮光された領域である。OB2画素部3(第2のオプティカルブラック部)は、光電変換素子構造を有する遮光された領域であり、OB1画素部2とは画素サイズが異なる領域である。null画素部4(模擬黒基準画素部)は、光電変換素子構造を有しない領域である。
有効画素部1の上側と左側には、有効画素部1の画素と同じサイズの画素を有すると共に遮光されたOB1画素部2が配置されている。更に、OB1画素部2の左側には、OB1画素部2よりも画素サイズが1.5倍大きい画素を有すると共に遮光されたOB2画素部3が配置されている。即ち、OB2画素部3の光電変換素子面積はOB1画素部2の光電変換素子面積よりも大きく設定されている。更に、OB2画素部3の左側には、null画素部4が配置されている。
図1(b)において、null画素部4は、暗電流が無いので出力レベルが低い。OB2画素部3は、画素サイズが大きいため暗電流が多く出力レベルは非常に高い(第2の出力特性)。OB1画素部2と有効画素部1は、画素サイズが同じであり且つOB2画素部3より画素サイズが小さいため、OB1画素部2は、OB2画素部3よりも出力レベルは低い(第1の出力特性)。同様に、有効画素部1は、OB2画素部3よりも出力レベルは低い。OB1画素部2の出力は所定のレベルになるようにクランプしているので、null画素部4の出力は演算ダイナミックレンジよりも低いレベルにある。
本実施の形態では撮像素子のOB1画素部2の出力が黒基準となるように動作させる。撮像素子のOB1画素部2における図示の左右方向矢印で示す領域は水平OBクランプ領域である。尚、以下の説明では、適宜、「OB1画素部2の出力」を「OB1画素出力」、「OB2画素部3の出力」を「OB2画素出力」、「null画素部4の出力」を「null画素出力」と表記する。
図示のように、(イ)OB1画素出力−null画素出力、或いは、(ロ)OB2画素出力−null画素出力、を基に暗電流値の測定を行おうとしても測定不能である。本来、暗電流量(暗電流値)として測定したいのは、(イ)OB1画素出力−null画素出力である。
ここで、OB1画素出力とnull画素出力の差分、OB2画素出力とnull画素出力の差分は、暗電流分のみである。また、暗電流は画素サイズに比例する。また、OB1画素部2の画素サイズとOB2画素部3の画素サイズとの比率は1:1.5である。従って、画素出力状態は下記の式(1)で表される関係となる。(ハ)OB2画素出力−OB1画素出力を測定することで、(イ)OB1画素出力−null画素出力を求めることが可能となる。
(OB1画素出力−null画素出力)=2×(OB2画素出力−OB1画素出力)・・・(1)
尚、図1では、撮像素子の画素として有効画素部、OB1画素部、OB2画素部、null画素部を配置した場合を例に挙げているが、これに限定されるものではない。上記の式(1)に基づき(イ)OB1画素出力−null画素出力を求めることが可能であるため、必ずしもnull画素が必要ではない。
図2は、撮像素子がnull画素を有しない場合の画素配置の例を示す図である。
図2において、撮像素子は、有効画素部1、OB1画素部2、OB2画素部3を備えている。有効画素部1の上側と左側には、有効画素部1の画素と同じサイズの画素を有すると共に遮光されたOB1画素部2が配置されている。更に、OB1画素部2の左側には、OB1画素部2よりも画素サイズが1.5倍大きい画素を有すると共に遮光されたOB2画素部3が配置されている。即ち、図2の撮像素子はnull画素を有しない以外は、図1の撮像素子と同様である。
図3は、図2の撮像素子の画素配置における画素信号の読み出しを説明する図である。
図3において、撮像素子の画素信号は図示の左上の画素から矢印方向に順番に読み出され、OBクランプパルスにより有効画素部1の左側のOB1画素出力が所定のレベルになるようにクランプが行われるものとする。また、有効画素部1の上側のOB1画素とOB2画素をVOB(バーティカルオプティカルブラック)領域とし、クランプ動作に使用され、VOB領域より下のOB1画素とOB2画素を暗電流測定領域とする。後述するが、暗電流測定領域のOB2画素出力とOB1画素出力の差分を求めることで暗電流値を測定し、暗電流量に応じて画像に対する画像処理(白キズ補正処理、ダーク画像減算処理)を行うかどうかを決定する。
図4は、撮像装置の撮像素子から出力される信号の処理を行う信号処理回路の構成を示すブロック図である。
図4において、信号処理回路は、プログラマブルゲインアンプ(PGA)101、OBクランプブロック102、デジタルアナログ変換器(DAC)103、アナログデジタル変換器(ADC)104、目標レベル設定部105から構成されている。撮像装置における信号処理回路を含む要部の構成は図5により後述する。
上記各部の機能とOBクランプ動作について説明すると、PGA101は、撮像素子から出力された画素信号(センサ信号)を増幅し、ADC104に出力する。ADC104は、PGA101の出力信号(増幅されたセンサ信号)をアナログ形式からデジタル形式に変換し、OBクランプブロック102と後述のDSP(図5)に出力する。目標レベル設定部105は、クランプ目標値をOBクランプブロック102に入力する。この場合、クランプ目標値は任意に設定することができる。
OBクランプブロック102は、目標レベル設定部105から入力されたクランプ目標値と、ADC104から入力された出力信号との差分がゼロになる方向に基準信号を生成する。即ち、撮像素子のOB1画素部2の出力信号が、前記差分に対して所定のゲイン(高速クランプの場合1/4〜1/2倍、低速クランプの場合1/64〜1/32倍)を掛けた値だけクランプ目標値に近づくような基準信号を生成する。この動作は、クランプ信号供給部(不図示)からクランプ信号がOBクランプブロック102に入力されている間行われる。
OBクランプブロック102は、デジタル形式の基準信号をDAC103に出力する。DAC103は、OBクランプブロック102で生成された基準信号をデジタル形式からアナログ形式に変換し、変換後の基準信号をPGA101に出力する。これにより、撮像素子からPGA101に入力されるセンサ信号の基準電圧が決定する。
上述したように、図3の画素配置を有する撮像素子から出力されるセンサ信号が、図4の構成を有する信号処理回路によりOBクランプされる。この場合、撮像素子で生じる暗電流が大きくてもOB画素が高速に所定のレベルに収束するように、撮像素子のVOB領域では高速クランプ動作が行われ、VOB領域での高速クランプ動作の終了後に低速クランプ動作にする。これにより、適切なOBクランプが可能となる。
図5は、本実施の形態に係る撮像装置の要部の構成を示すブロック図である。
図5において、撮像装置は、デジタルカメラとして構成されている。撮像装置は、撮像素子501、信号処理回路502、DSP(Digital Signal Processor)503、タイミング発生回路(TG:Timing Generator)504、CPU505、ROM506、RAM507を備えている。更に、撮像装置は、電源スイッチ509、第1シャッタスイッチ(SW1)510、第2シャッタスイッチ(SW2)511、モードダイアルスイッチ512、測距回路513、測光回路514、表示部515を備えている。
撮像素子501は、具体的にはCCDセンサまたはCMOSセンサから構成されており、撮影対象の被写体の光学像を画素信号(センサ信号)に光電変換する。信号処理回路502は、上述したように撮像素子501から出力されるセンサ信号を増幅しOBクランプ等を行う回路であり、タイミング発生回路504からOBクランプタイミングやOBクランプ目標レベル等を受け取り、それに従って動作する。
DSP503は、信号処理回路502から出力されるデータに対して各種補正処理(撮像素子の読み出し回路に起因する水平シェーディングを補正するための一次元補正値を予め記憶し、信号から減算する処理)等を行う。また、DSP503は、各種メモリ(ROM506、RAM507)の制御、記録媒体508に対する画像データ(映像データ)の書き込み処理を行う。タイミング発生回路504は、撮像素子501、信号処理回路502、DSP503にクロック信号や制御信号を供給する回路であり、CPU505により制御される。図3のOBクランプパルスはTG504から信号処理回路502に対して出力される。
CPU505は、DSP503及びTG504の制御、測距回路513及び測光回路514等を用いた撮像装置(カメラ)機能の制御を行う。また、CPU505は、電源スイッチ509、第1シャッタスイッチ(SW1)510、第2シャッタスイッチ(SW2)511、モードダイアルスイッチ512が接続されており、各スイッチの状態に応じた処理を実行する。また、CPU505は、制御プログラムに基づき図6のフローチャートに示す処理(撮像素子の暗電流量の測定、白キズ補正処理の実施の有無の判定等)を実行する。
ROM506は、撮像装置の制御プログラムや補正テーブル等を記憶する。RAM507は、DSP503で処理される画像データや補正データを一時的に記憶するものであり、ROM506より高速のアクセスが可能である。記録媒体508は、撮像装置で撮影された画像データを保存するものであり(例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(以下CF))、不図示のコネクタを介して撮像装置に接続される。
電源スイッチ509は、撮像装置を起動させる際に操作する。第1シャッタスイッチ(SW1)510は、測光処理、測距処理、被写体映像をリアルタイムに外部に表示する所謂EVF動作等の撮影準備動作の開始を指示する際に操作する。第2シャッタスイッチ(SW2)511は、不図示のミラー及びシャッタを駆動し、撮像素子501から読み出した画素信号を信号処理回路502とDSP503を介して記録媒体508に書き込む一連の撮像動作の開始を指示する際に操作する。
モードダイアルスイッチ512は、撮像装置の撮影モード(例えば連続撮影モード、単写モード、ストロボ発光モード等)を指示する際に操作する。測距回路513は、撮影対象の被写体までの距離を測定する。測光回路514は、被写体の輝度を測定する。表示部515は、撮像装置により撮像した画像データ(映像データ)を表示する。
次に、上記の構成を備える本実施の形態の撮像装置における暗電流値の測定と画像処理について説明する。
図6は、撮像装置において撮像素子から画素信号を読み出しながら画素行ごとに暗電流値を測定する処理を示すフローチャートである。
図6において、撮像装置のCPU505は、撮像素子501の各画素からの画素信号の読み出しを開始した後(ステップS601)、VOB領域(図3参照)の画素信号を読み出し、OB1画素領域の出力で高速クランプを行う(ステップS602)。次に、CPU505は、撮像素子501から現在読み出している画素行が暗電流測定領域(図3参照)に達したかどうかを判定する(ステップS603)。撮像素子501から現在読み出している画素行がまだVOB領域である場合は、ステップ602に戻り、CPU505は、VOB領域の高速クランプを行う。
撮像素子501から現在読み出している画素行が暗電流測定領域に達した場合は、CPU505は、読み出した画素行をカウントする読み出し画素行カウンタnをn=1とすることでリセットする(ステップS604)。次に、CPU505は、n行目のOB2画素領域を読み出しながらその平均化処理を同時に行い、平均化処理した値をOB2n(OB2画素出力)とする(ステップS605)。更に、CPU505は、n行目のOB1画素領域を読み出しながらその平均化処理を同時に行い、平均化処理した値をOB1n(OB1画素出力)とする(ステップS606)。
次に、CPU505は、OB2nとOB1nの差であるOB2n−OB1nを上記式(1)に代入してn行目の暗電流値(暗電流値a)とし、求めたn行目の暗電流値aが予め定めた設定レベルを超えているかどうかを判定する(ステップS607)。暗電流値aが設定レベルを超えている場合は、CPU505は、暗電流が多いので白キズも多いため補正を実施したほうがよいと判断し、撮像素子501のn行目の有効画素部の白キズ補正処理を行い(ステップS608)、ステップS609に移行する。暗電流値aが設定レベルを超えていない場合は、CPU505は、暗電流が少ないので白キズも少ないと判断し、n行目の有効画素部の白キズ補正処理を行わず、ステップ609に移行する。
次に、CPU505は、ステップS604でリセットした読み出し画素行カウンタnを1つインクリメントする(n+1)(ステップS609)。次に、CPU505は、読み出し画素行カウンタnのカウント値を判定することで、撮像素子501の全ての画素行の読み出しが終了したかどうかを判断する(ステップS610)。全ての画素行の読み出しが終了していない場合は、ステップ605へ戻り、CPU505は、全ての画素行の読み出しが終了するまでステップS605〜ステップS610の処理を繰り返す。このように画素行ごとに暗電流値を測定して白キズを補正するかどうかを判定し、全ての画素行の読み出しが終了した場合は、本処理を終了する。
上述したように、撮像素子から画素信号を読み出しながら画素行ごとに暗電流値を測定する処理を行うことで、暗電流量が多くて暗電流値が測定できないという従来の問題を解決することができる。これにより、白キズ補正処理を行う必要があるかどうかの判定を的確に行うことが可能となる。
ダーク画像減算処理(撮像素子で撮像した本画像からダーク画像を減算することで暗電流の影響を除くための処理)と、白キズ補正処理(撮像素子で撮像した画像に生じた白点を補正する処理)を行うかどうかを以下のように決定してもよい。尚、ダーク画像は本画像撮像時と同じ条件で撮像素子を遮光して撮像した画像である。
まず、撮像素子501の全画素を読み出した後、RAM507に保存された画像データのうち暗電流測定領域のOB2画素領域とOB1画素領域の平均値を算出し、それぞれOB2、OB1として上記式(1)に代入して得た結果を画像の暗電流量として求める。求めた画像の暗電流量に応じてダーク画像減算処理(ノイズリダクション処理)を行うかどうかを判定する。即ち、暗電流量が設定レベルを超えている場合は、得られた画像のダーク画像減算処理を行い、暗電流量が設定レベルを超えていない場合は、得られた画像のダーク画像減算処理を行わない。
同様に、白キズ補正処理についても、RAM507に保存された画像データを基に白キズ補正処理を行うかどうかを決定するようにしてもよい。
暗電流量の測定は以下のように容易に行うことができる。撮像素子のOB1画素をクランプする場合、OB2画素のサイズをOB1画素のサイズよりも小さくしてしまうと、暗電流が更に大きくなったときはnull画素と同様にOB2画素出力が演算ダイナミックレンジを超えてしまう。つまり、図3に示すように、クランプに使用しないOB画素(図3の例ではOB2画素)は、クランプに使用するOB画素(図3の例ではOB1画素)よりもサイズを大きくすることで、OB1画素よりもOB2画素の出力を大きくすることができる。これにより、暗電流量の測定を容易に行うことができる。
尚、本実施の形態では、暗電流量に応じて白キズ補正処理を行うかどうかのみを判定しているが、これに限定されるものではない。白キズには、出力の比較的大きなものから比較的小さなものまで多くの種類が存在する。予め白キズの出力レベルや画像上の白キズのアドレスを記憶しておき、暗電流量が小さい時は比較的大きな出力を示す白キズを補正し、暗電流量が大きい時は比較的大きな出力を示す白キズに加え、比較的小さな出力を示す白キズまで補正するようにしてもよい。
次に、本実施の形態の第1の変形例及び第2の変形例について説明する。
図7は、第1の変形例に係る撮像素子の画素配置の例を示す図である。
図7において、撮像素子は、有効画素部11、OB1画素部12、OB2画素部13を備えている。有効画素部11の左側と上側には、遮光されたOB1画素部12が配置されている。有効画素部11の右側には、OB1画素部12よりも画素サイズが大きい遮光されたOB2画素部13が配置されている。この場合も、水平OBクランプはOB1画素で行い、暗電流量の測定のためにOB2画素を使用する。
図8は、第2の変形例に係る撮像素子の画素配置の例を示す図である。
図8において、撮像素子は、有効画素部21、OB1画素部22、OB2画素部23を備えている。有効画素部21の左側には、OB1画素部22とOB2画素部23が1行ごとに交互に配置されている。有効画素部21の右側には、OB1画素部22とOB2画素部23が1行ごとに交互に配置されている。即ち、行ごとに左右のOB画素のサイズを異ならせている。第1の変形例と同様に、水平OBクランプはOB1画素で行い、暗電流量の測定のためにOB2画素を使用する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、撮像装置においてダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行う際に、正確な暗電流量を測定することが可能となるので、適正な暗電流条件でダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行うことが可能となる。これにより、撮像素子により撮像した画像の適正な画質を保つことが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、以下で説明する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態の対応するものと同一なので説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係るCMOS型の撮像素子の一般的な画素セルPixelの構成を示す図である。
図9において、撮像素子を構成するOB2画素部(第2のオプティカルブラック部)は、1つの光電変換素子(701)からの出力を1つのフローティングデフュージョン(接続ポイント)710に転送し読み出される構成を有する。以下、詳細を説明する。
フォトダイオード(PD)701は、光信号電荷を発生するダイオードであり、アノード側が接地されている。フォトダイオード(PD)701のカソード側は、転送MOSトランジスタ(Tx)702を介して増幅MOSトランジスタ(Tsf)704のゲートに接続されている。
また、増幅MOSトランジスタ(Tsf)704のゲートには、該トランジスタをリセットするためのリセットMOSトランジスタ(Tres)703のソースが接続されている。リセットMOSトランジスタ(Tres)703のドレインは、電源電圧VDDに接続されている。
更に、増幅MOSトランジスタ(Tsf)704は、ドレインが電源電圧VDDに接続され、ソースが選択MOSトランジスタ(Tsel)705のドレインに接続されている。また、選択MOSトランジスタ(Tsel)705のソースは、同一列で共通な垂直出力線(Vline)706に接続されている。これにより、撮像素子の画素が出力される。
他方、近年では撮像素子の画素を増加させる多画素化に伴い、撮像素子の画素を構成するトランジスタを共通に使用する構成のものも出現してきている。この構成を図10に示す。図10は、撮像素子の画素を構成するトランジスタを共通に使用する構成とした場合の画素セルの構成を示す図である。本実施の形態では、撮像素子を構成するOB1画素部(第1のオプティカルブラック部)に図10に示す画素セルを配置する。即ち、隣接して配置される複数の光電変換素子(701、801)からの出力をスイッチ手段(702、802)により1つのフローティングデフュージョン810に転送し読み出される構成を有する。以下、詳細を説明する。
フォトダイオード(PD(n))701は、撮像素子のn行目の画素として配置される。転送MOSトランジスタ(Tx(n))702は、n行目である。リセットMOSトランジスタ(Tres)703〜選択MOSトランジスタ(Tsel)705までは図9と同様であるので説明を省略する。
フォトダイオード(PD(n+1))801は、n+1行目の画素として配置される、転送MOSトランジスタ(Tx(n+1))802は、n+1行目である。つまり、撮像素子は、光信号電荷を発生するフォトダイオード(PD)と転送MOSトランジスタ(Tx)は独立に有しているが、その他の構成(MOSトランジスタ)を共通化させている。これにより、フォトダイオードの面積の低下を抑制しつつ多画素化を実現している。
ところで、フォトダイオードの面積の低下を抑制しつつ多画素化を実現するために、クランプに使用するOB1画素部と有効画素部は図10のような構成にする必要があるが、暗電流値の測定を目的とするOB2画素部はこのようにする必要は無い。つまり、暗電流量は隣接する行間ではあまり変わらないことが想像されるので、1つのフォトダイオードを2行分の面積になるようにOB2画素部を構成することを考える。この構成を図11に示す。
図11は、撮像素子の画素配置の例を示す図である。
図11において、撮像素子は、有効画素部31、OB1画素部32、OB2画素部33を備えている。有効画素部31の左側と上側には、OB1画素部32が配置されている。OB1画素部32の左側には、OB2画素部33が配置されている。OB1画素部32と有効画素部31は、垂直方向の2画素でMOSトランジスタを共通に使用している。また、OB2画素部33の画素サイズは、OB1画素部32の画素サイズの2倍の画素サイズを有している。
例えば、n行目の暗電流を
OB2(n、n+1)画素出力−OB1(n)画素出力
から求め、n+1行目の暗電流を
OB2(n、n+1)画素出力−OB1(n+1)画素出力
から求めるようにしてもよい。
撮像素子の画素構成を更に詳細に説明する。撮像素子のOB1画素部と有効画素部の画素構成は図10のようになっているが、撮像素子のOB2画素部の画素構成は図12のようになっている。
図12は、撮像素子のOB2画素部の画素構成を示す図である。
図12において、図10と異なる点は、n行目とn+1行目は共通のフォトダイオード(PD(n、n+1))901と共通の転送MOSトランジスタ(Tx(n、n+1))902で構成される点である。つまり、OB1画素部及び有効画素部は図10のように構成され、OB2画素部は図12のように構成されている。尚、図12で図10と同じ構成には同じ符号を付し説明を省略する。
撮像素子の多画素化に伴い、上記第1の実施の形態で説明したように OB2画素部の画素サイズ>OB1画素部の画素サイズ、とする構成が難しくなっている。しかし、このような構成にすることで容易に、OB2画素部の画素サイズ>OB1画素部の画素サイズ、にすることができる。
図11に示した例では垂直方向の2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成としているが、これに限定されるものではない。構成上可能ならば水平方向の2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成としてもよい。この構成を図13に示す。
図13は、撮像素子における水平方向2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成とした場合の画素配置の例を示す図である。
図13において、撮像素子は、有効画素部41、OB1画素部42、OB2画素部43を備えている。有効画素部41の左側と上側には、OB1画素部42が配置されている。OB1画素部42の左側には、OB2画素部43が配置されている。この場合の暗電流量の測定方法は容易に想像できるが、簡単には、OB2(n)画素出力−OB1(n)画素出力、から求めることができる。
更に発展形として、垂直2画素、水平2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成とすることも可能である。この構成を図14に示す。
図14は、撮像素子における水平方向2画素及び垂直方向2画素でMOSトランジスタを共通に使用する構成とした場合の画素配置の例を示す図である。
図14において、撮像素子は、有効画素部51、OB1画素部52、OB2画素部53を備えている。有効画素部51の左側と上側には、OB1画素部52が配置されている。OB1画素部52の左側には、OB2画素部53が配置されている。本構成により、OB2画素出力−OB1画素出力を、つまり出力差を大きくすることができるため、より精度のよい暗電流量の測定が可能となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、撮像装置においてダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行う際に、正確な暗電流量を測定することが可能となるので、適正な暗電流条件でダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行うことが可能となる。これにより、撮像素子により撮像した画像の適正な画質を保つことが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
本発明の第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、以下で説明する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態の対応するものと同一なので説明を省略する。
上記第1及び第2の実施の形態では、暗電流量の測定をOB1画素出力とOB2画素出力から求める場合について説明した。元々、OB1画素とOB2画素は画素サイズを異ならせただけの画素であるため、OB1画素出力とOB2画素出力の差分を測定することで暗電流量を測定する場合、暗電流の絶対値が小さい時は精度が若干不足することは容易に想像できる。そこで、より精度のよい暗電流量の測定を可能にするために図15のような構成を考える。
図15は、本実施の形態に係る撮像素子の画素配置の例を示す図である。
図15において、撮像素子は、有効画素部61、OB1画素部62、OB2画素部63、null画素部64を備えている。図15で図3と異なる点は、OB2画素部63の左側にNull画素部64を配置している点である。本構成により、暗電流量が比較的少ない時は、null画素出力−OB1画素出力、から暗電流量を求めることができ、暗電流量が比較的多い時は、OB2画素出力−OB1画素出力、から暗電流量を求めることができる。
即ち、図16で説明したように、暗電流量が少ない時はnull画素の出力が演算ダイナミックレンジ内にあるため、null画素出力−OB1画素出力が測定できるが、暗電流量が多い時はnull画素の出力が演算ダイナミックレンジを超えてしまう。そのため、OB2画素出力−OB1画素出力により暗電流量を測定するようにするものである。
具体的な動作は、null画素出力のAD変換結果が所定出力よりも高い場合は、null画素出力が演算ダイナミックレンジ内にあるものとして、null画素出力とOB1画素出力から暗電流量を測定する。null画素出力のAD変換結果が所定出力よりも低い場合は、null画素出力が演算ダイナミックレンジを越えていて測定値が信頼できない可能性があるので、OB2画素出力とOB1画素出力から暗電流量を測定する。これにより、より精度のよい暗電流値の測定が可能となり、その後の補正動作を的確に行うことが可能となる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、撮像装置においてダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行う際に、正確な暗電流量を測定することが可能となるので、適正な暗電流条件でダーク画像減算処理や白キズ補正処理を行うことが可能となる。これにより、撮像素子により撮像した画像の適正な画質を保つことが可能となる。
1、11、21、31、41、51、61 有効画素部
2、12、22、32、42、52、62 OB1画素部
3、13、23、33、43、53、63 OB2画素部
4、64 null画素部
501 撮像素子
505 CPU

Claims (8)

  1. 受光量に応じた信号電荷を生成する光電変換素子部と、遮光された光電変換素子構造を有する第1のオプティカルブラック部と、遮光された光電変換素子構造を有する第2のオプティカルブラック部とを備えた撮像素子と、
    前記第1のオプティカルブラック部の出力と前記第2のオプティカルブラック部の出力に基づき前記撮像素子の暗電流値を測定する測定手段とを具備し、
    前記第2のオプティカルブラック部の光電変換素子面積は、前記第1のオプティカルブラック部の光電変換素子面積よりも大きいことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記測定手段により測定された暗電流値に応じて画像処理を実施するか否かを判定する判定手段を具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記画像処理には、前記撮像素子により撮像した画像に生じた白点を補正する白キズ補正処理、前記撮像素子により撮像した画像から前記撮像素子を遮光した条件で撮像したダーク画像を減算するダーク画像減算処理の少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  4. 前記測定手段は、前記第1のオプティカルブラック部の出力と前記第2のオプティカルブラック部の出力の差分を求めることで前記撮像素子の暗電流値を測定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子は、光電変換素子構造を有しない模擬黒基準画素部を更に備え、
    前記測定手段は、前記第1のオプティカルブラック部の出力と前記模擬黒基準画素部の出力の差分、或いは、前記第2のオプティカルブラック部の出力と前記模擬黒基準画素部の出力の差分を求めることで前記撮像素子の暗電流値を測定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子の前記第1のオプティカルブラック部の画素出力が黒基準となるように動作させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子の前記第1のオプティカルブラック部は、隣接して配置される複数の光電変換素子からの出力をスイッチ手段によりフローティングデフュージョンに転送し読み出される構成を有し、
    前記撮像素子の前記第2のオプティカルブラック部は、光電変換素子からの出力をフローティングデフュージョンに転送し読み出される構成を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 受光量に応じた信号電荷を生成する光電変換素子部と、遮光された光電変換素子構造を有する第1のオプティカルブラック部と、遮光された光電変換素子構造を有する第2のオプティカルブラック部とを備えた撮像素子により撮像を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記第1のオプティカルブラック部の出力と前記第2のオプティカルブラック部の出力に基づき前記撮像素子の暗電流値を測定する測定工程とを有し、
    前記第2のオプティカルブラック部の光電変換素子面積は、前記第1のオプティカルブラック部の光電変換素子面積よりも大きいことを特徴とする制御方法。
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