JP5310973B2 - Pc、投写システムおよび投写方法 - Google Patents

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本発明は、PCとプロジェクタを用いたPC、投写システムおよび投写方法に関する。
例えば、特開2006−58668号公報に記載されているように、ノート型PC(Personal Computer)で表示されている画像の画像情報を、ノート型PCがネットワークを介してプロジェクタに送信し、プロジェクタがPCで表示されている画像と同じ画像を表示する場合がある。
また、プロジェクタを用いてプレゼンテーションや会議等が行われる場合、ユーザーごとのノートPCがプロジェクタに接続して使用される場合が多い。
ユーザーは、ノート型PCを通常使用する際にスクリーンセーバーの設定を行っていると、プロジェクタと接続して使用する際にその設定のまま使用してしまうことがある。このような場合、ノート型PCでスクリーンセーバーが起動すると、プロジェクタの画像にもスクリーンセーバー画像が表示されることになる。
また、このような場合、ノート型PCで省電力機能が働くとノート型PCの画像が真っ暗になるとともに、プロジェクタの画像も真っ暗になる。
また、例えば、省電力機能を有する液晶ディスプレイでは、一定時間入力がない場合に液晶ディスプレイの電源をオフにする機能を有するものもある。
特開2006−58668号公報
しかし、プロジェクタの場合、光源としてランプを使用しているものが多く、単純に電源をオフにするとランプが再点灯するまでに多大な時間がかかってしまう。
また、プロジェクタの場合、光源として種々の光源が使用されるため、光源の種別に応じた制御を行う必要がある。
本発明の目的は、PCの状態に応じてプロジェクタの輝度を制御することが可能なPC、投写システムおよび投写方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るPCは、
輝度調整機能を有するプロジェクタに対して画像情報を送信するPCにおいて、
スクリーンセーバーが起動したかどうかを判定する判定部と、
前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信するとともに、スクリーンセーバーが起動した場合に前記プロジェクタの輝度を低下させるための制御情報を前記プロジェクタへ向け送信するPC側通信部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る投写システムは、
前記PCと、前記プロジェクタとを含む投写システムにおいて、
前記プロジェクタは、
前記制御情報を受信するプロジェクタ側通信部と、
前記制御情報に基づき、投写用光源の輝度を調整する調整部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る投写方法は、
PCと、当該PCからの画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタとを用いた投写方法において、
前記PCは、
スクリーンセーバーが起動したかどうかを判定し、
当該スクリーンセーバーが起動した場合に前記プロジェクタの輝度を低下させるための制御情報および前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信するとともに、前記スクリーンセーバーが起動していない場合に前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信し、
前記プロジェクタは、
少なくとも前記画像情報を受信し、
前記制御情報を受信した場合に、前記制御情報に基づき、投写用光源の輝度を調整し、
前記画像情報に基づき、画像を投写することを特徴とする。
本発明によれば、投写システム等は、PCが、スクリーンセーバーが起動した場合にプロジェクタの輝度を低下させるための制御情報を送信し、プロジェクタが、当該制御情報に基づいて投写用光源の輝度を低下させることにより、PCの状態に応じてプロジェクタの輝度を低下させることができる。
また、前記判定部は、スクリーンセーバーが起動した後に当該スクリーンセーバーの起動が終了したかどうかを判定し、
前記PC側通信部は、前記スクリーンセーバーの起動が終了した場合に前記プロジェクタの輝度を、前記輝度を低下させるための制御情報の受信前の値に戻すための制御情報を前記プロジェクタへ向け送信してもよい。
これによれば、投写システム等は、PCが、スクリーンセーバーの起動が終了した場合にプロジェクタの輝度を元の値に戻すための制御情報を送信し、プロジェクタが、当該制御情報に基づいて投写用光源の輝度を元の値に戻すことにより、PCの状態に応じてプロジェクタの輝度を上げることができる。
また、前記PCは、前記スクリーンセーバーが起動した場合、前記PC側通信部に前記画像情報の送信を停止させる制御部を含んでもよい。
これによれば、投写システム等は、画像情報を送信しないことにより、通信帯域を有効に使用することができる。
また、前記PCは、
前記プロジェクタの種別に応じた輝度の調整量を示す制御データを記憶する記憶部と、
前記種別と、前記制御データとに基づき、前記制御情報を生成する情報生成部と、
を含んでもよい。
これによれば、投写システム等は、プロジェクタの種別に応じた輝度の制御を行うことができるため、より適切にプロジェクタの輝度を調整することができる。
また、前記プロジェクタは、
前記画像情報の供給元が前記PC以外の画像供給装置に切り替わったことを検出する検出部を含み、
前記調整部は、前記画像情報の供給元が前記PC以外の画像供給装置に切り替わった場合、前記投写用光源の輝度を、前記輝度を低下させるための制御情報の受信前の値に戻してもよい。
これによれば、投写システム等は、画像情報の供給元がPC以外の画像供給装置に切り替わった場合に輝度を調整することにより、より適切な輝度で画像を投写することができる。
以下、本発明をPC(Personal Computer)とプロジェクタを用いた投写システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1は、本実施例における投写システム10の使用状態を示す図である。
投写システム10は、PC200と、PC200から送信される画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタ100とを含んで構成されている。
PC200とプロジェクタ100とはUSBケーブル300を介して接続されており、プロジェクタ100は、PC200で表示されている画像と同じ画像をスクリーン等に投写する。
このような場合、PC200でスクリーンセーバーが起動してしまうと、プロジェクタ100が投写する画像もスクリーンセーバーの画像となってしまう。本実施例では、プロジェクタ100がスクリーンセーバーの画像を投写する際に投写用光源の輝度を低下させている。
次に、このような機能を実装したプロジェクタ100およびPC200の機能ブロックについて説明する。
図2は、本実施例におけるプロジェクタ100の機能ブロックの一例を示す図である。
プロジェクタ100は、画像情報および制御情報をPC200から受信するプロジェクタ側通信部110と、画像情報の供給元の切り替わりを検出する検出部120と、記憶部140に記憶されたデータを更新する更新部130と、種々のデータを記憶する記憶部140と、種々の画像を生成する画像生成部150と、種々の情報を生成する情報生成部160と、DVDプレーヤー等の画像供給装置からの画像信号を入力する画像信号入力部170と、輝度を調整する調整部180と、画像を投写する投写部190とを含んで構成されている。
また、記憶部140は、PC200から送信された画像情報に関する画像データ142、現在の輝度、元の輝度等を示す設定データ144等を記憶している。なお、更新部130は、PC200から送信された画像情報に基づき、画像データ142を更新する。
また、投写部190は、投写用光源192を含んで構成されている。調整部180は、制御情報、設定データ144等に基づき、投写用光源192の輝度を調整する。
次に、PC200の機能ブロックについて説明する。
図3は、本実施例におけるPC200の機能ブロックの一例を示す図ある。
PC200は、画像情報をプロジェクタ100へ向け送信するPC側通信部210と、種々の判定を行う判定部220と、種々の制御を行う制御部230と、種々のデータを記憶する記憶部240と、種々の画像を生成する画像生成部250と、当該画像に基づく画像情報、プロジェクタ100の輝度を調整するための制御情報等を生成する情報生成部260と、PC200における非入力継続時間を計時する計時部270と、キーボード、マウス等から操作情報等を入力する入力部280と、画像生成部250によって生成された画像を表示する表示部290とを含んで構成されている。
なお、ここで、画像情報は、元の画像をデータ通信用に変形した情報である。画像情報としては、例えば、元の画像情報がパケット化された情報、元の画像情報にヘッダ等が付加された情報、元の画像情報を圧縮した情報等が該当する。
また、ここで、非入力継続時間は、例えば、入力部280による入力がない状態の継続時間である。すなわち、ユーザーがマウス等の操作を行わない間、非入力継続時間は増加し、ユーザーがマウス等の操作を行った場合、非入力継続時間はリセットされる。
また、記憶部240は、スクリーンセーバーが起動するまでの時間を示す起動設定時間データ242、スクリーンセーバーの画像を表示するためのスクリーンセーバー画像データ244、通常の画像を表示するための画像データ246、制御情報を生成するための制御データ248等を記憶している。なお、スクリーンセーバーが起動するまでの時間は、例えば、一般的なスクリーンセーバー設定画像が表示された状態でユーザーによって設定され、入力部280が当該設定情報を起動設定時間データ242として記憶部240に記憶する。
ここで、制御データ248についてより詳細に説明する。
図4は、本実施例における制御データ248の一例を示す図である。
制御データ248は、プロジェクタ100の種別ごとの輝度設定可能値を示すデータである。
例えば、種別がAのプロジェクタは、100%と80%の輝度の設定が可能であり、種別がCのプロジェクタは、100%の輝度の設定しかできないため、輝度の調整を行えない。
なお、種別としては、例えば、プロジェクタ100の型番、投写用光源192の種別(例えば、ハロゲンランプ、メタルハロイドランプ、超高圧水銀ランプ、キセノンランプ等)等が該当する。
なお、上述したプロジェクタ100およびPC200の各部は、例えば、以下のハードウェアを用いて実装してもよい。例えば、プロジェクタ側通信部110、PC側通信部210としてはUSBインターフェース等、検出部120としてはボタン、リモートコントローラからの操作情報を受光する赤外受信ユニット等、更新部130、情報生成部160、260、判定部220、制御部230としてはCPU等、記憶部140、240としてはHDD、RAM、ROM等、画像生成部150、250としては画像処理回路等、画像信号入力部170としては画像信号入力端子等、調整部180としてはバラスト、バラスト制御回路等、投写部190としては液晶パネル、液晶駆動回路、ランプ、投写レンズ等、計時部270としてはシステムタイマーおよびCPU等、入力部280としては入力ポートおよびCPU等、表示部290としては液晶モニター等を採用してもよい。
次に、これらの各部を用いた輝度制御手順について説明する。
図5は、本実施例における輝度制御手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザーは、PC200をプロジェクタ100に接続する。
PC200がプロジェクタ100に接続された場合、情報生成部160は、設定データ144に基づき、プロジェクタ100の種別を示す通知情報を生成し、プロジェクタ側通信部110は、当該通知情報を、USBケーブル300を介してPC200に送信する。
PC側通信部210は、当該通知情報を受信する。判定部220は、当該通知情報に基づいてプロジェクタ100の種別を判定して当該種別が制御データ248のうちどの種別に該当するか決定する。
そして、ユーザーは、PC200を操作してプレゼンテーション等を行う。
計時部270は、入力部280からの情報に基づき、非入力継続時間を計時する。
PC200のOS(Operating System)は、計時部270で計時される非入力継続時間と、起動設定時間データ242に基づき、非入力継続時間が起動設定時間以上になったかどうかを判定することにより、スクリーンセーバーを起動させるかどうかを判定する。
例えば、スクリーンセーバーの起動設定時間が10分の場合、非入力継続時間が10分以上になれば、スクリーンセーバーが起動することになる。
判定部220は、例えば、垂直同期信号に同期してフレームごとにスクリーンセーバーが起動中かどうかを判定する(ステップS1)。より具体的には、判定部220は、例えば、スクリーンセーバーが起動中かどうかを判定するための関数を用いることにより、この判定を行うことができる。
スクリーンセーバーが起動中の場合、情報生成部260は、輝度低下用の制御情報を生成する(ステップS2)。より具体的には、情報生成部260は、判定部220によって決定された種別の制御データ248を参照して輝度を1段階低下させる(例えば、100%から90%、90%から80%等)制御情報を生成する。
一方、スクリーンセーバーが停止中の場合、情報生成部260は、輝度を輝度低下前の値に戻すための輝度復元用の制御情報を生成する(ステップS3)。より具体的には、情報生成部260は、判定部220によって決定された種別の制御データ248を参照して輝度を元の値に戻す(例えば、90%から100%、80%から100%等)制御情報を生成する。
PC側通信部210は、情報生成部260によって生成された制御情報をプロジェクタ100へ向け送信する(ステップS4)。
プロジェクタ側通信部110は、当該制御情報を受信する(ステップS5)。
調整部180は、当該制御情報に基づき、投写用光源192の輝度を調整する(ステップS6)。具体的には、例えば、輝度を100%から90%に低下させる制御情報である場合、調整部180は、駆動電力を低下させることにより、投写用光源192の輝度を90%に低下させる。また、例えば、輝度を90%から100%に上げる制御情報である場合、調整部180は、駆動電力を上げることにより、投写用光源192の輝度を100%に上げる。なお、調整部180は、調整後の輝度を設定データ144の一部として記憶部140に記憶する。
そして、情報生成部260は、例えば、垂直同期信号に同期してフレームごとに画像情報を生成し(ステップS7)、PC側通信部210は、当該画像情報をプロジェクタ100へ向け送信する(ステップS8)。
プロジェクタ側通信部110は、当該画像情報を受信し(ステップS9)、更新部130は、当該画像情報に基づき、画像データ142を更新する。
画像生成部150は、画像データ142に基づき、画像を生成し、投写部190は、投写用光源192の輝度が調整された状態で当該画像を投写する(ステップS10)。
投写システム10は、ステップS1〜S10の処理をプレゼンテーション等が終了するまで(ステップS11)、繰り返し実行する。
以上のように、本実施例によれば、投写システム10は、PC200が、スクリーンセーバーが起動した場合にプロジェクタ100の輝度を低下させるための制御情報を送信し、プロジェクタ100が、当該制御情報に基づいて投写用光源192の輝度を低下させることにより、PC200の状態に応じてプロジェクタ100の輝度を低下させることができる。
また、投写システム10は、PC200が、スクリーンセーバーの起動が終了した場合にプロジェクタ100の輝度を元の値に戻すための制御情報を送信し、プロジェクタ100が、当該制御情報に基づいて投写用光源192の輝度を元の値に戻すことにより、PC200の状態に応じてプロジェクタ100の輝度を上げることができる。
また、本実施例によれば、投写システム10は、プロジェクタ100の種別ごとの輝度設定可能値を示す制御データ248を用いることにより、プロジェクタ100の種別に応じた輝度の制御を行うことができるため、より適切にプロジェクタ100の輝度を調整することができる。
特に、本実施例によれば、投写システム10は、投写用光源192の輝度を調整することにより、投写用光源192の寿命を延ばすことができる。
また、本実施例によれば、投写システム10は、スクリーンセーバー画像を投写する場合であっても、通常の画像よりも輝度を低下させて投写することにより、画像の観察者に与える不快感を低減することができる。
(第2の実施例)
第1の実施例では、フレームごとに制御情報をPC200からプロジェクタ100に送信したが、第2の実施例では、必要な場合のみ要求情報をプロジェクタ100からPC200に送信することにより、PC200からプロジェクタ100に制御情報を送信する。
要求情報は、例えば、ヘッダ、コマンド、コマンドデータ等を含む。ヘッダは、使用されるプロトコルに応じて決定される。また、コマンドとしては、例えば、制御情報送信開始要求、制御情報送信停止要求、スクリーンセーバー状態通知要求、全画面更新要求等が該当する。なお、コマンドデータは、制御情報送信開始要求時のみ用いられ、例えば、プロジェクタ100の種別等を示すデータである。
例えば、検出部120が、画像情報の供給元がPC200以外の画像供給装置からPC200に切り替わったことを検出した場合、情報生成部160は、制御情報送信開始要求を示す要求情報を生成し、プロジェクタ側通信部110は、当該要求情報をPC200へ向け送信する。
PC200は、当該要求情報に基づき、制御情報を生成し、当該制御情報をプロジェクタ100へ向け送信する。
また、例えば、検出部120が、画像情報の供給元がPC200からPC200以外の画像供給装置に切り替わったことを検出した場合、情報生成部160は、制御情報送信停止要求を示す要求情報を生成し、プロジェクタ側通信部110は、当該要求情報をPC200へ向け送信する。また、調整部180は、この場合、設定データ144を参照して輝度を低下前の元の値に戻すように投写用光源192を制御する。
PC200は、当該要求情報に基づき、制御情報の生成を停止するとともに、画像情報の送信を停止する。より具体的には、制御部230は、当該要求情報に基づき、情報生成部260を制御して画像情報等の生成を停止させたり、PC側通信部210を制御して画像情報等の送信を停止させたりする。
以上のように、第2の実施例によれば、投写システム10は、必要な場合のみ制御情報を送受信することにより、通信帯域をより有効に使用することができる。
また、投写システム10は、プロジェクタ100が、画像情報の供給元の切り替わりを検出して投写用光源192の輝度を、輝度を低下させるための制御情報の受信前の値に戻すことにより、より適切な輝度で画像を投写することができる。
(第3の実施例)
また、投写用光源192の輝度を複数段階で制御することができる場合(例えば、図4に示す種別B、Dの場合)、投写システム10は、投写用光源192の輝度を段階的に調整してもよい。
情報生成部260は、例えば、最初の輝度低下用の制御情報を生成してから2分後にスクリーンセーバーが起動中である場合、さらに輝度を低下させる制御情報を生成する。例えば、図4に示す種別Bの場合、情報生成部260は、最初に輝度を90%にする制御情報を生成し、2分経過後に輝度を80%にする制御情報を生成し、さらに2分経過後に輝度を70%にする制御情報を生成し、さらに2分経過後に輝度を60%にする制御情報を生成し、さらに2分経過後に輝度を50%にする制御情報を生成する。なお、途中でスクリーンセーバーの起動が終了した場合、情報生成部260は、輝度を元の値に戻す制御情報を生成する。
このように、本実施例によれば、投写システム10は、輝度を段階的に調整することにより、輝度の急激な変化がなくなり、画像の観察者に違和感を与えにくくなる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は、上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、制御部230は、スクリーンセーバーが起動した場合、PC側通信部210に画像情報の送信を停止させたり、情報生成部260に画像情報の生成を停止させたりしてもよい。
これによれば、投写システム10は、画像情報を送信しないことにより、通信帯域を有効に使用することができる。
また、上述した実施例では、制御情報は輝度を直接指定するものであったが、設定データ144に制御データ248と同様のデータが記憶されている場合、「輝度を1段階下げる」、「輝度を1段階上げる」等の制御情報であってもよい。調整部180は、当該制御情報と、設定データ144に基づき、輝度を段階的に調整することができる。
また、PC200が送信する画像情報は、PC200の画像がキャプチャーされたものであってもよいし、あらかじめPC200に記憶された画像データに基づくものであってもよい。また、PC200が送信する画像情報は、画像の一部であってもよいし、圧縮したものであってもよい。
ここで、投写システム10が、PC200の画像がキャプチャーされる場合の画像情報を用いる例について説明する。
図6は、本実施例における画像生成部250の一例を示す図である。
画像生成部250は、現在の表示画像の画像情報を記憶するビデオメモリ252と、1つ前のフレームにおける画像の画像情報を記憶するフレームメモリ256と、ビデオメモリ252の画像情報とフレームメモリ256の画像情報とを比較することにより、変化領域を検出する変化領域検出部254と、画像キャプチャー部258とを含んで構成されている。
画像キャプチャー部258は、初回にビデオメモリ252からフレームメモリ256に画像全体をキャプチャーする。2回目以降は、変化領域検出部254は、垂直同期信号に同期してビデオメモリ252の画像情報とフレームメモリ256の画像情報とを比較することにより、変化領域を検出する。
例えば、画像全体のうち、複数の領域が変化した場合、変化領域検出部254は、当該複数の領域が含まれる最小の矩形の領域を変化領域として検出する。情報生成部260は、例えば、当該変化領域の左上の座標と右下の座標と、当該変化領域の画像データを画像情報の一部として生成する。
更新部130は、当該画像情報に基づき、1つ前の画像データ146に対して画像情報で示される変化領域の画像データを上書きすることにより、最新の画像データを生成することができる。
なお、このような画像情報の処理方式は、特開2006−58668号公報に記載されているため、詳細な説明を省略する。
このように、投写システム10は、画像全体ではなく、画像の一部を送受信することにより、通信帯域が狭い場合であってもリアルタイムに画像情報を送受信でき、快適に画像を投写することができる。
また、第2の実施例において、プロジェクタ100が要求情報を送信するタイミングは、画像情報の供給元の切り替わり時には限定されず、例えば、PC200との接続時等であってもよい。
また、PC側通信部210は、スクリーンセーバーの起動以外にもPC200の状態が変化した場合に、制御情報をプロジェクタ100に送信してもよい。
例えば、判定部220は、操作情報が入力部290に一定時間入力されないかどうかを判定し、PC側通信部210は、操作情報が一定時間入力されない場合にプロジェクタ200の輝度を低下させるための制御情報を前記プロジェクタへ向け送信してもよい。
また、上述した実施例では、投写用光源192の輝度を調整したが、例えば、調整部180は、投写部190に含まれる遮光板の駆動を調整することによって投写される画像の輝度を調整してもよい。
また、プロジェクタ100とPC200との間の伝送路はUSBケーブル300には限定されず、例えば、双方向通信可能な有線ケーブル、無線LAN、ワイヤレスUSB等であってもよい。また、プロジェクタ100とPC200との間における上りの伝送路と下りの伝送路は異なるものであってもよい。
また、プロジェクタ100は、液晶プロジェクタには限定されず、例えば、米国テキサス・インスツルメンツ社が開発したDMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ、CRTプロジェクタ、有機ELを用いたプロジェクタ等であってもよい。
また、PC200は、ノート型には限定されず、デスクトップ型、モバイル型等であってもよい。
本実施例における投写システムの使用状態を示す図である。 本実施例におけるプロジェクタの機能ブロックの一例を示す図である。 本実施例におけるPCの機能ブロックの一例を示す図ある。 本実施例における制御データの一例を示す図である。 本実施例における輝度制御手順の一例を示すフローチャートである。 本実施例における画像生成部の一例を示す図である。
符号の説明
10 投写システム、100 プロジェクタ、110 プロジェクタ側通信部、120 検出部、130 更新部、140、240 記憶部、142、246 画像データ、144 設定データ、150、250 画像生成部、160、260 情報生成部、170 画像信号入力部、180 調整部、190 投写部、200 PC、210 PC側通信部、220 判定部、230 制御部、248 制御データ、270 計時部、280 入力部、290 表示部、300 USBケーブル

Claims (6)

  1. 輝度調整機能を有するプロジェクタに対して画像情報を送信するPCにおいて、
    スクリーンセーバーが起動したかどうかを判定する判定部と、
    前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信するとともに、スクリーンセーバーが起動した場合に前記プロジェクタの輝度を低下させるための制御情報を前記プロジェクタへ向け送信するPC側通信部と、
    前記プロジェクタの種別に応じた輝度の調整量を示す制御データを記憶する記憶部と、
    前記種別と、前記制御データとに基づき、前記制御情報を生成する情報生成部と、
    を含むことを特徴とするPC。
  2. 請求項に記載のPCにおいて、
    前記判定部は、スクリーンセーバーが起動した後に当該スクリーンセーバーの起動が終了したかどうかを判定し、
    前記PC側通信部は、前記スクリーンセーバーの起動が終了した場合に前記プロジェクタの輝度を、前記輝度を低下させるための制御情報の受信前の値に戻すための制御情報を前記プロジェクタへ向け送信することを特徴とするPC。
  3. 請求項1又は2に記載のPCにおいて、
    前記スクリーンセーバーが起動した場合、前記PC側通信部に前記画像情報の送信を停止させる制御部を含むことを特徴とするPC。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の前記PCと、前記プロジェクタとを含む投写システムにおいて、
    前記プロジェクタは、
    前記制御情報を受信するプロジェクタ側通信部と、
    前記制御情報に基づき、投写用光源の輝度を調整する調整部と、
    を含むことを特徴とする投写システム。
  5. 請求項に記載の投写システムにおいて、
    前記プロジェクタは、
    前記画像情報の供給元が前記PC以外の画像供給装置に切り替わったことを検出する検出部を含み、
    前記調整部は、前記画像情報の供給元が前記PC以外の画像供給装置に切り替わった場合、前記投写用光源の輝度を、前記輝度を低下させるための制御情報の受信前の値に戻すことを特徴とする投写システム。
  6. PCと、当該PCからの画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタとを用いた投写方法において、
    前記PCは、
    前記プロジェクタの種別に応じた輝度の調整量を示す制御データを記憶し、
    前記種別と、前記制御データとに基づき、前記プロジェクタの輝度を低下させるための制御情報を生成し、
    スクリーンセーバーが起動したかどうかを判定し、
    当該スクリーンセーバーが起動した場合に前記制御情報および前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信するとともに、前記スクリーンセーバーが起動していない場合に前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信し、
    前記プロジェクタは、
    少なくとも前記画像情報を受信し、
    前記制御情報を受信した場合に、前記制御情報に基づき、投写用光源の輝度を調整し、
    前記画像情報に基づき、画像を投写することを特徴とする投写方法。
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