JP4924809B2 - 投写システム、プロジェクタおよび制御方法 - Google Patents

投写システム、プロジェクタおよび制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、PCとプロジェクタを用いた投写システム、プロジェクタおよび制御方法に関する。
例えば、特開2006−58668号公報に記載されているように、ノート型PC(Personal Computer)で表示されている画像の画像情報を、ノート型PCがネットワークを介してプロジェクタに送信し、プロジェクタがPCで表示されている画像と同じ画像を表示する場合がある。
また、プロジェクタを用いてプレゼンテーションや会議等が行われる場合、ユーザーごとのノートPCがプロジェクタに接続して使用される場合が多い。
ユーザーは、ノート型PCを通常使用する際にスクリーンセーバーの設定を行っていると、プロジェクタと接続して使用する際にその設定のまま使用してしまうことがある。このような場合、ノート型PCでスクリーンセーバーが起動すると、プロジェクタの画像にもスクリーンセーバー画像が表示され、プロジェクタの画像の観察者に不快感を与える場合もある。
このような問題を解決するためには、PCがプロジェクタと接続されている場合にはスクリーンセーバーの動作を停止したり、起動を抑止したりすることが考えられる。例えば、特開平8−194599号公報では、アプリケーションでイベントが発生した際に、スクリーンセーバーの動作を停止してイベントの内容を表示することが記載されている。
特開2006−58668号公報 特開平8−194599号公報
しかし、プロジェクタを会議等で使用する場合、会議の参加者が、プロジェクタの画像ではなく手元の資料を参照している場合はプロジェクタの画像にスクリーンセーバー画像が表示されても問題はなく、単純にPCがプロジェクタと接続されている場合にスクリーンセーバーの動作の抑止等を行うことは好ましくない。
本発明の目的は、プロジェクタの設定に応じてPCのスクリーンセーバーの動作を制御することが可能な投写システム、プロジェクタおよび制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る投写システムは、少なくとも1台のPCと、当該PCからの画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタとを含む投写システムにおいて、
前記プロジェクタは、
前記PCにおけるスクリーンセーバーの動作に関する設定を示す設定データを記憶する記憶部と、
前記設定データに基づき、前記スクリーンセーバーの動作に関する制御情報を生成する情報生成部と、
前記画像情報を前記PCから受信するとともに、前記制御情報を前記PCへ向け送信するプロジェクタ側通信部と、
を含み、
前記PCは、
前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信するとともに、前記制御情報を前記プロジェクタから受信するPC側通信部と、
前記スクリーンセーバーの起動イベントが発生したかどうかを判定する判定部と、
前記起動イベントが発生した場合、前記制御情報に基づき、当該制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を禁止する情報であれば前記スクリーンセーバーの起動を抑止し、当該制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報であれば前記スクリーンセーバーを起動させる制御部と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る投写方法は、少なくとも1台のPCと、当該PCからの画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタとを用いた投写方法において、
前記プロジェクタは、前記PCと接続された場合、前記PCにおけるスクリーンセーバーの動作に関する制御情報を前記PCへ向け送信し、
前記PCは、
前記制御情報を前記プロジェクタから受信し、
前記スクリーンセーバーの起動イベントが発生したかどうかを判定し、
前記起動イベントが発生した場合、前記制御情報に基づき、当該制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を禁止する情報であれば前記スクリーンセーバーの起動を抑止し、当該制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報であれば前記スクリーンセーバーを起動させることを特徴とする。
本発明によれば、投写システムは、プロジェクタからPCのスクリーンセーバーの動作に関する制御情報を送信することにより、プロジェクタの設定に応じてPCのスクリーンセーバーの動作を制御することができる。
また、前記プロジェクタは、前記画像情報に基づく画像を投写するとともに、前記設定データに関する情報を入力させるための設定画像を投写する投写部と、
前記設定データに関する情報を入力して前記設定データとして前記記憶部に記憶する設定部と、
を含んでもよい。
これによれば、投写システムは、ユーザーの設定に応じて設定データを生成、更新することができる。
また、前記PCは、
前記PCにおける非入力継続時間を計時する計時部と、
前記スクリーンセーバーの起動設定時間を示す起動設定時間データを記憶する記憶部と、
を含み、
前記判定部は、前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を禁止する情報の場合、前記非入力継続時間と、前記起動設定時間データとに基づき、前記非入力継続時間が前記起動設定時間を経過する前に前記起動イベントが発生したと判定してもよい。
これによれば、投写システムは、非入力継続時間が前記起動設定時間を経過する前に前記起動イベントが発生したと判定することにより、より確実にスクリーンセーバーの起動を抑止することができる。
また、前記制御部は、前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報の場合であって、かつ、前記起動イベントが発生した場合、前記PC側通信部に前記画像情報の送信を停止させてもよい。
これによれば、投写システムは、スクリーンセーバーの起動時には画像情報の送信を停止することにより、処理負荷や伝送路の負荷を低減することができる。また、この場合、プロジェクタの画像は変化しないことになるので、投写システムは、当該画像の観察者の集中力を低下させることなく、会議等を行わせることができる。
以下、本発明をPC(Personal Computer)とプロジェクタを用いた投写システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
図1は、本実施例における投写システム10の使用状態を示す図である。
投写システム10は、PC200と、PC200から送信される画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタ100とを含んで構成されている。
PC200とプロジェクタ100とはUSBケーブル300を介して接続されており、プロジェクタ100は、PC200で表示されている画像と同じ画像をスクリーン等に投写する。
このような場合、PC200でスクリーンセーバーが起動してしまうと、プロジェクタ100が投写する画像もスクリーンセーバーの画像となってしまう。特に、スクリーンセーバーの画像が、動きの激しい動画像である場合、プロジェクタ100の画像の観察者に不快感を与えてしまう。
本実施例では、プロジェクタ100からPC200にスクリーンセーバーの制御情報を送信することにより、プロジェクタ100の設定に合わせたスクリーンセーバーの起動または起動の抑止等を行う。
次に、このような機能を実装したプロジェクタ100およびPC200の機能ブロックについて説明する。
図2は、本実施例におけるプロジェクタ100の機能ブロックの一例を示す図である。
プロジェクタ100は、画像情報をPC200から受信するとともに、制御情報をPC200へ向け送信するプロジェクタ側通信部110と、ユーザーの操作に応じて種々の設定を行う設定部120と、記憶部140に記憶されたデータを更新する更新部130と、種々のデータを記憶する記憶部140と、制御情報等を生成する情報生成部160と、種々の画像を生成する画像生成部150と、当該画像を投写する投写部190とを含んで構成されている。
また、記憶部140は、ユーザーにスクリーンセーバーの動作に関する設定を促す設定画像を生成するための設定画像データ142、PC200におけるスクリーンセーバーの動作に関する設定を示し、設定部120によって設定される設定データ144、PC200から送信された画像情報に関する画像データ146等を記憶している。なお、更新部130は、PC200から送信された画像情報に基づき、画像データ146を更新する。また、情報生成部160は、設定データ144に基づき、スクリーンセーバーの動作に関する制御情報を生成する。
次に、PC200の機能ブロックについて説明する。
図3は、本実施例におけるPC200の機能ブロックの一例を示す図ある。
PC200は、画像情報をプロジェクタ100へ向け送信するとともに、制御情報をプロジェクタ100から受信するPC側通信部210と、種々の判定を行う判定部220と、種々の制御を行う制御部230と、種々のデータを記憶する記憶部240と、種々の画像を生成する画像生成部250と、当該画像に基づく画像情報等を生成する情報生成部260と、PC200における非入力継続時間を計時する計時部270と、キーボード、マウス等から操作情報等を入力する入力部280と、画像生成部250によって生成された画像を表示する表示部290とを含んで構成されている。
なお、ここで、画像情報は、元の画像をデータ通信用に変形した情報である。画像情報としては、例えば、元の画像情報がパケット化された情報、元の画像情報にヘッダ等が付加された情報、元の画像情報を圧縮した情報等が該当する。
また、ここで、非入力継続時間は、例えば、入力部280による入力がない状態の継続時間である。すなわち、ユーザーがマウス等の操作を行わない間、非入力継続時間は増加し、ユーザーがマウス等の操作を行った場合、非入力継続時間はリセットされる。
また、記憶部240は、スクリーンセーバーが起動するまでの時間を示す起動設定時間データ242、スクリーンセーバーの画像を表示するためのスクリーンセーバー画像データ244、通常の画像を表示するための画像データ246等を記憶している。なお、スクリーンセーバーが起動するまでの時間は、例えば、一般的なスクリーンセーバー設定画像が表示された状態でユーザーによって設定され、入力部280が当該設定情報を起動設定時間データ242として記憶部240に記憶する。
なお、これらの各部は、例えば、以下のハードウェアを用いて実装してもよい。例えば、プロジェクタ側通信部110、PC側通信部210としてはUSBインターフェース等、設定部120としては操作ボタン、リモートコントローラー(以下、「リモコン」という。)および赤外受光ユニット等、更新部130、情報生成部160、260、判定部220、制御部230としてはCPU等、記憶部140、240としてはHDD、RAM、ROM等、画像生成部150、250としては画像処理回路等、投写部190としては液晶パネル、液晶駆動回路、ランプ、投写レンズ等、計時部270としてはシステムタイマーおよびCPU等、入力部280としては入力ポートおよびCPU等、表示部290としては液晶モニター等を採用してもよい。
次に、これらの各部を用いたスクリーンセーバーの制御手順について説明する。
図4は、本実施例におけるスクリーンセーバーの制御手順の一例を示すフローチャートである。
まず、プロジェクタ100のユーザーは、プロジェクタ100を用いる場合にスクリーンセーバーの起動を許可するか禁止するかをプロジェクタ100に設定する。
このため、画像生成部150は、設定画像データ142に基づき、設定画像を生成し、投写部190は、当該設定画像を投写する(ステップS1)。
図5は、本実施例における設定画像400の一例を示す図である。
設定画像400は、例えば、「スクリーンセーバーの起動を禁止しますか?」等の文字列画像、「はい」、「いいえ」、「戻る」等のボタン画像を含む。
ユーザーは、リモコンの方向キーを操作して所望のボタン画像を選択し、リモコンの「決定」ボタンを押す。例えば、「はい」が選択された場合はスクリーンセーバーの起動を禁止することを示し、「いいえ」が選択された場合はスクリーンセーバーの起動を許可することを示し、「戻る」が選択された場合はスクリーンセーバーの起動の設定は変更されず、設定データ144も更新されない。
設定部120は、ユーザーの操作に応じて設定内容を示す設定情報を入力し(ステップS2)、「戻る」が選択された場合を除き、設定データ144として記憶部140に記憶する(ステップS3)。
そして、ユーザーは、PC200をプロジェクタ100に接続する。
PC200がプロジェクタ100に接続された場合、情報生成部160は、設定データ144に基づき、制御情報を生成し、プロジェクタ側通信部110は、当該制御情報を、USBケーブル300を介してPC200に送信する(ステップS4)。
PC側通信部210は、当該制御情報を受信する。
そして、ユーザーは、PC200を操作してプレゼンテーション等を行う。
計時部270は、入力部280からの情報に基づき、非入力継続時間を計時する(ステップS5)。
判定部220は、計時部270で計時される非入力継続時間と、起動設定時間データ242に基づき、非入力継続時間が起動設定時間以上になったかどうかを判定することにより、スクリーンセーバー起動イベントが発生したかどうかを判定する(ステップS6)。
例えば、スクリーンセーバーの起動設定時間が10分の場合、非入力継続時間が10分以上になれば、スクリーンセーバー起動イベントが発生したことになる。なお、判定部220は、非入力継続時間が起動設定時間を経過する前に起動イベントが発生したと判定してもよい。この場合、例えば、スクリーンセーバーの起動設定時間が10分の場合、非入力継続時間が9分50秒以上になれば、スクリーンセーバー起動イベントが発生したことになる。
そして、スクリーンセーバー起動イベントが発生した場合、判定部220は、PC側通信部210によって受信された制御情報に基づき、プロジェクタ100の設定がスクリーンセーバーの起動を許可するものかどうかを判定する(ステップS7)。
制御情報がスクリーンセーバーの起動を許可するものである場合、制御部230は、画像生成部250を制御してスクリーンセーバー画像データ244に基づく画像を生成させ、表示部290は、当該画像を表示する。これにより、スクリーンセーバーが起動したことになる(ステップS8)。
一方、制御情報がスクリーンセーバーの起動を禁止するものである場合、制御部230は、スクリーンセーバーを起動しない。
判定部220は、入力部280からの情報に基づき、ユーザーがPC200のマウス等を操作したかどうかを判定することにより、スクリーンセーバー停止イベントが発生したかどうかを判定する(ステップS9)。例えば、ユーザーがPC200のマウスを移動させた場合、スクリーンセーバー停止イベントが発生したことになる。
スクリーンセーバー停止イベントが発生した場合、制御部230は、スクリーンセーバーが起動中であれば、スクリーンセーバーを停止させるように画像生成部250を制御する(ステップS10)。すなわち、画像生成部250は、例えば、制御部230によってスクリーンセーバー画像データ244ではなく、画像データ246を使用するように制御されることにより、スクリーンセーバーを停止する。
以上のように、本実施例によれば、投写システム10は、プロジェクタ100からPC200のスクリーンセーバーの動作に関する制御情報を送信することにより、プロジェクタ100の設定に応じてPC200のスクリーンセーバーの動作を制御することができる。
これにより、プレゼンターは、プレゼンテーション中に自分が期待しないタイミングでスクリーンセーバーが起動することを抑止できるため、効率よくプレゼンテーションを行うことができる。また、傍聴者は、不快感をもつことなく、集中してプレゼンテーションを視聴することができる。
また、本実施例によれば、投写システム10は、設定画像400を用いることにより、ユーザーの設定に応じて設定データ144を生成、更新することができる。
また、本実施例によれば、PC200は、非入力継続時間が起動設定時間を経過する前に起動イベントが発生したと判定することにより、より確実にスクリーンセーバーの起動を抑止することができる。
すなわち、PC200は、非入力継続時間が起動設定時間を経過した時に起動イベントが発生したと判定した場合、スクリーンセーバーの起動を禁止している場合であっても、通常のスクリーンセーバーの動作によってスクリーンセーバーが一瞬起動することも考えられるが、このような事態の発生を防止できる。
なお、本発明の適用は、上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、制御部230は、制御情報がスクリーンセーバーの起動を許可する情報の場合であって、かつ、スクリーンセーバーの起動イベントが発生した場合、PC側通信部210に画像情報の送信を停止させたり、情報生成部260に画像情報の生成を停止させたりしてもよい
これによれば、投写システム10は、スクリーンセーバーの起動時には画像情報の送信を停止することにより、処理負荷や伝送路(USBケーブル300)の負荷を低減することができる。また、この場合、プロジェクタ100の画像は変化しないことになる。すなわち、プロジェクタ100は、スクリーンセーバーが動画の場合はスクリーンセーバーの画像を投写することにより、観察者の集中力を低下させやすいが、静止画を投写することにより、観察者の集中力を低下させることなく、会議等を行わせることができる。
また、上述した実施例では、プロジェクタ100は、1台のPC200と接続されているが、複数台のPC200と接続され、複数台のPC200から画像情報を受信し、各PC200の画像を同時に投写してもよい。また、この場合、プロジェクタ100は、各PC200に対して制御情報を送信してもよい。
これによれば、投写システム10は、各PC200でスクリーンセーバーの起動設定が統一されていない場合であっても、制御情報によって統一することができる。
また、PC200が送信する画像情報は、PC200の画像がキャプチャーされたものであってもよいし、あらかじめPC200に記憶された画像データに基づくものであってもよい。また、PC200が送信する画像情報は、画像の一部であってもよいし、圧縮したものであってもよい。なお、このような画像情報の処理方式は、特開2006−58668号公報に記載されているため、詳細な説明を省略する。
また、プロジェクタ100が制御情報を送信するタイミングは、PC200との接続時には限定されず、例えば、設定データ144の更新時等であってもよい。
また、プロジェクタ100とPC200との間の伝送路はUSBケーブル300には限定されず、例えば、双方向通信可能な有線ケーブル、無線LAN、ワイヤレスUSB等であってもよい。また、プロジェクタ100とPC200との間における上りの伝送路と下りの伝送路は異なるものであってもよい。
また、プロジェクタ100は、液晶プロジェクタには限定されず、例えば、米国テキサス・インスツルメンツ社が開発したDMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ、CRTプロジェクタ、有機ELを用いたプロジェクタ等であってもよい。
また、PC200は、ノート型には限定されず、デスクトップ型、モバイル型等であってもよい。
本実施例における投写システムの使用状態を示す図である。 本実施例におけるプロジェクタの機能ブロックの一例を示す図である。 本実施例におけるPCの機能ブロックの一例を示す図ある。 本実施例におけるスクリーンセーバーの制御手順の一例を示すフローチャートである。 本実施例における設定画像の一例を示す図である。
符号の説明
10 投写システム、100 プロジェクタ、110 プロジェクタ側通信部、120 設定部、130 更新部、140、240 記憶部、142 設定画像データ、144 設定データ、146、246 画像データ、150、250 画像生成部、160、260 情報生成部、190 投写部、200 PC、210 PC側通信部、220 判定部、230 制御部、270 計時部、280 入力部、290 表示部、300 USBケーブル、400 設定画像

Claims (11)

  1. 少なくとも1台のPCと、当該PCからの画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタとを含む投写システムにおいて、
    前記プロジェクタは、前記画像情報を前記PCから受信するとともに、前記PCにおけるスクリーンセーバーの動作に関する制御情報を前記PCへ向け送信するプロジェクタ側通信部を含み、
    前記PCは、
    前記画像情報を前記プロジェクタへ向け送信するとともに、前記制御情報を前記プロジェクタから受信するPC側通信部と、
    前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたかどうかを判定する判定部と、
    前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を禁止する情報であれば、前記判定部によって前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたと判定された場合であっても、前記スクリーンセーバーの起動を抑止する制御部と、
    を含むことを特徴とする投写システム。
  2. 請求項1に記載の投写システムにおいて、
    前記プロジェクタは、
    前記PCにおけるスクリーンセーバーの動作に関する設定を示す設定データを記憶するプロジェクタ側記憶部と、
    前記設定データに基づき、前記制御情報を生成する情報生成部と、
    前記画像情報に基づく画像を投写するとともに、前記設定データに関する情報を入力させるための設定画像を投写する投写部と、
    前記設定データに関する情報を入力して前記設定データとして前記プロジェクタ側記憶部に記憶する設定部と、
    を含むことを特徴とする投写システム。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載の投写システムにおいて、
    前記PCは、
    前記PCにおける非入力継続時間を計時する計時部と、
    前記スクリーンセーバーの起動設定時間を示す起動設定時間データを記憶するPC側記憶部と、
    を含み、
    前記判定部は、前記非入力継続時間と、前記起動設定時間データとに基づき、前記非入力継続時間が前記起動設定時間より短い所定時間以上になった場合に、前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたと判定することを特徴とする投写システム。
  4. 請求項1、2のいずれかに記載の投写システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報の場合であって、かつ、前記判定部によって前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたと判定された場合、前記PC側通信部に前記画像情報の送信を停止させることを特徴とする投写システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の投写システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報であれば、前記判定部によって前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたと判定された場合、前記スクリーンセーバーを起動する、
    投写システム。
  6. PCからの画像情報に基づく画像を投写するプロジェクタにおいて、
    前記PCにおけるスクリーンセーバーの動作に関する設定を示す設定データを記憶するプロジェクタ側記憶部と、
    前記画像情報を前記PCから受信するとともに、前記設定データに基づく制御情報を前記PCへ向け送信するプロジェクタ側通信部と、
    を含み、
    前記プロジェクタ側通信部は、前記設定データが前記スクリーンセーバーの起動を禁止することを示すデータであれば、前記制御情報として、前記PCにおいて前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたと判定されても前記PCの制御部に前記スクリーンセーバーの起動を抑止させる情報を送信する、
    プロジェクタ。
  7. 請求項6に記載のプロジェクタにおいて、
    前記プロジェクタ側通信部は、前記設定データが前記スクリーンセーバーの起動を禁止しないことを示すデータであれば、前記制御情報として、前記PCにおいて前記スクリーンセーバーが起動される条件を満たしたと判定されると前記PCの制御部に前記スクリーンセーバーを起動させる情報を送信する、
    プロジェクタ。
  8. プロジェクタに画像情報を送信するPCにおける制御方法において、
    前記PCは、
    前記PCにおけるスクリーンセーバーの動作に関する制御情報を前記プロジェクタから受信し、
    前記スクリーンセーバーを起動する条件を満たしたかどうかを判定し、
    前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を禁止する情報であれば、前記スクリーンセーバーを起動する条件を満たしたと判定した場合であっても、前記スクリーンセーバーの起動を抑止することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法において、
    前記PCは、
    前記スクリーンセーバーの起動設定時間を示す起動設定時間データを記憶し、
    前記PCにおける非入力継続時間を計時し、
    前記非入力継続時間と、前記起動設定時間データとに基づき、前記非入力継続時間が前記起動設定時間より短い所定時間以上になった場合に、前記スクリーンセーバーを起動する条件を満たしたと判定することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項8、9のいずれかに記載の制御方法において、
    前記PCは、前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報の場合であって、かつ、前記スクリーンセーバーを起動する条件を満たしたと判定した場合、前記画像情報の送信を停止することを特徴とする制御方法。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載の制御方法において、
    前記PCは、前記制御情報が前記スクリーンセーバーの起動を許可する情報であれば、前記スクリーンセーバーを起動する条件を満たしたと判定した場合、前記スクリーンセーバーを起動する、
    制御方法。
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