JP6124678B2 - 連携表示システム、表示方法、プログラム、及び、連携表示システムを構成する端末装置 - Google Patents

連携表示システム、表示方法、プログラム、及び、連携表示システムを構成する端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の端末装置を並べて配置することにより、いわゆるマルチディスプレイ画面を構成する連携表示システム、表示方法、プログラム及び、連携表示システムを構成する端末装置に関する。
企業、学校などのミーティングにおいては、資料や情報の共有に情報処理端末、例えばタブレット端末、携帯情報端末などの端末装置を利用して、ペーパレス化やミーティングの効率化を図るケースが増えている。しかしながら、端末装置の表示画面(ディスプレイ)は7インチから10インチ程度と小さい。そのため、例えば設計図や地図などのコンテンツを画面に表示した際には、細かな部分が見えにくい。そのため、視認性が良くないという問題がある。
このような問題を解決する従来技術として、特許文献1に開示されたディスプレイシステムがある。このディスプレイシステムでは、複数のデバイス(例えばタブレット端末)をタイル状に並べて、タブレット端末個々の画面があたかも全体として一つの画面であるかのように表示制御する、というものである。つまり、複数のタブレット端末の表示部を並べて配置することにより、いわゆるマルチディスプレイ画面を構成している。
特開平11−134087号公報
タブレット端末では、セキュリティ対策の観点から、一定時間ユーザから操作入力が無い場合には、ディスプレイの表示、ユーザからの操作入力の受け付けなどを制限する、いわゆるスクリーンロック状態(スクリーンロックが作動している状態)に移行する。また、このようなタブレット端末では、スクリーンロック状態を解除するためのパスワードを予め設定しておくことができる。この場合には、スクリーンロックの作動開始に合わせて、パスワードの入力を求める画面がディスプレイに表示される。
複数のデバイスで一つの資料を閲覧している場合に、いずれかのデバイスがスクリーンロック状態に移行してしまうと、その都度個別に、スクリーンロック状態の解除操作をすることとなる。そのため、ミーティングの進行が妨げられ、ユーザにとっての利便性が低下する可能性がある。ミーティング中のスクリーンロックを回避するためには、ユーザがミーティング前に予めスクリーンロックの設定を解除する方法もある。しかし、ミーティング後にスクリーンロックの再設定を失念する可能性があるなど、セキュリティ対策の観点からは推奨し難い。
特許文献1に開示されたディスプレイシステムにおいては、一つの資料を閲覧している最中に、マルチディスプレイ画面を構成する一部のタブレット端末がスクリーンロック状態に移行してしまうことは考慮されていなかった。
本発明は、スクリーンロック機能を有する端末装置において、マルチディスプレイ画面を利用する場合には、スクリーンロック状態への移行を制限することを、主たる目的とする。
本発明の連携表示システムは、それぞれ、所定条件の充足により情報の表示及び操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行するディスプレイを有する複数の端末装置を接続し、各端末装置のディスプレイを所定配列で配置することにより、マルチディスプレイ画面を構成する連携表示システムであって、前記複数の端末装置は、それぞれ、前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動可能な他の端末装置の稼働状態を監視する監視手段と、他のいずれかの端末装置が前記アプリケーションプログラムを起動しているときに、自装置における前記移行を前記所定条件の充足の有無に関わらず保留させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、スクリーンロック機能を有する端末装置において、マルチディスプレイ画面を利用する場合には、スクリーンロック状態への移行を制限することができる。
システム全体の構成例を示す図。 端末装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 端末装置が有する機能構成例を示すブロック図。 アプリケーションプログラムの連結動作が開始されるまでの処理手順例を示すフローチャート。 識別情報を他の端末装置が受け付けたときの処理手順例を示すフローチャート。 連結動作中にスクリーンロックが作動開始したときの処理手順例を示すフローチャート。 アプリケーション管理テーブルの一例を示す図。 連結動作中に一部の端末装置がネットワーク接続を解除したときの処理手順例を示すフローチャート。 スクリーンロックの作動開始が保留されていることを表すアイコンを説明するための図。 スクリーンロックを作動開始させるか否かを選択するための確認画面を説明するための図。 他の端末装置にスクリーンロックを作動開始させるか否かを選択するための確認画面を表示する場合の例図。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
なお、以下の説明においては、ネットワークを介して相互に接続されている複数の端末装置(例えばタブレット端末)それぞれが有するディスプレイを並べて配置して、マルチディスプレイ画面を構成する場合を例にする。また、同一のマルチディスプレイ対応アプリケーションプログラムがそれぞれの端末装置において起動されることにより、マルチディスプレイの機能が利用できる場合を例に挙げて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のシステム全体の構成例を示す図である。図1に示す連携表示システムSは、複数の端末装置(端末装置101、102、103、104)を含んで構成される。端末装置101、102、103、104のそれぞれは、例えばタブレット端末、携帯情報端末(例えば、スマートフォン)などである。各端末装置は、ネットワーク105を介して相互に情報の授受ができるように接続されている。ネットワーク105は、例えば、無線または有線のLAN(Local Area Network)で実現される。なお、連携表示システムSを構成する端末装置は、少なくとも2台以上であれば良い。また、端末装置101、102、103、104は、それぞれ同等の機能を有するものである。以下、代表して端末装置101を例に挙げて説明を進める。
図2は、端末装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。端末装置101は、表示装置301、入力装置302、主記憶装置303、補助記憶装置304、中央演算処理装置305、ネットワークI/F306、バス307を含んで構成される。
表示装置301は、例えば液晶ディスプレイであり、コンテンツ、ユーザインタフェイスなどの各種情報を表示する。入力装置302は、例えばタッチパネル、キーボードなどの入力デバイスであり、ユーザからの各種操作を受け付ける。主記憶装置303は、例えばRAMであり、外部から取得したデータやプログラム動作中の値、生成した出力データなどを一時的に保存する。補助記憶装置304は、例えばハードディスクであり、端末装置101で起動される各種アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションとする)、データなどを記憶する。中央演算処理装置305は、例えばCPUであり、端末装置101全体を制御する。ネットワークI/F306は、端末装置101と外部装置の情報の授受を仲介する。バス307は、各装置相互間の情報伝達を仲介する。
図3は、端末装置101が有する機能構成例を示すブロック図である。アプリケーション情報管理部401は、連結動作しているアプリケーションを一意に特定するための情報、例えばアプリケーションの名称、識別子などを含んだ情報を管理する。これにより、アプリケーションの稼働状態を管理することができる。
ここで、連結動作とは、アプリケーションがマルチディスプレイ機能を利用している場合の動作である。なお、連結動作しているアプリケーションは、表示装置301の画面上にコンテンツを表示させているアプリケーションの他、バックグラウンドで動作しているものもある。
アプリケーション表示状態監視部402は、連結動作しているアプリケーションにより表示装置301の画面上に表示される各種情報の表示状況を監視する。スクリーンロック状態監視部403は、表示装置301の機能の制限、つまりスクリーンロックの作動開始又は作動停止を監視して、必要に応じてその状況を表すメッセージを画面に表示する。ネットワーク接続状態監視部404は、ネットワークI/F306の状態を監視して、ネットワーク105に対する端末装置101の接続開始又は接続解除を判別する。スクリーンロック確認部405は、ユーザに対してスクリーンロックの作動開始の確認を行う。スクリーンロック制御部406は、スクリーンロックの作動開始、又は、作動停止を制御する。
なお、スクリーンロックは、例えば所定条件の充足(後述するスクリーンロック作動開始時間)により、表示装置301の情報の表示及び操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行することをいうものとする。
操作命令送受信部407は、入力装置302が受け付けたユーザからの操作命令を他の端末装置(102、103、104)に送信し、又は、他の端末装置から送信された操作命令を受信する。
共有情報送受信部408は、他の端末装置(102、103、104)と共有する情報を送信し、又は、受信する。例えば、連結動作している際に、ある端末装置がユーザから受け付けた操作命令、画面の表示状況を表す情報などは、操作命令送受信部407と共有情報送受信部408により他の端末へ向けて送信される。アプリケーション制御部409は、各種アプリケーションの起動又は終了を制御する。
図4は、端末装置101においてアプリケーションの連結動作が開始されるまでの処理手順例を示すフローチャートである。なお、各端末装置それぞれは、ネットワーク105に接続しており、マルチディスプレイ機能をアプリケーションが利用できる状態であるとする。また、ユーザが連結動作するアプリケーションを起動させる場合を例に挙げて、説明を進める。
アプリケーション制御部409は、ユーザからの操作入力の受け付けを契機に、指定されたアプリケーション(連結動作するアプリケーション)を起動する(S501)。
アプリケーション情報管理部401は、起動したアプリケーションの名称及び端末装置101のIDなどを含んだ識別情報を、ネットワーク105を介して他の端末装置(102、103、104)それぞれに伝達する(S502)。
なお、起動終了したアプリケーションについても、その識別情報を他の端末装置(102、103、104)それぞれに伝達する。
アプリケーション情報管理部401は、伝達した識別情報と他の端末装置(102、103、104)から受け付けた識別情報を、後述するアプリケーション管理テーブル800(図7)に記録する(S503)。アプリケーション管理テーブル800は、連結動作するアプリケーションを起動した端末装置と、そのアプリケーションとを関連付けて管理するためのテーブルである。また、アプリケーション管理テーブル800は、各端末装置それぞれの補助記憶装置304に保存されている。詳細は後述する。
アプリケーション制御部409は、他の端末装置(102、103、104)との連結動作を開始する(S504)。
図5は、S502の処理における識別情報を他の端末装置が受け付けたときの処理手順例を示すフローチャートである。代表して、端末装置102を例に挙げて説明を進める。
端末装置102のアプリケーション情報管理部は、端末装置101から伝達された識別情報を受け付ける(S601)。端末装置102のアプリケーション制御部は、受け付けた識別情報に基づいて、端末装置101で起動されたアプリケーションと同じアプリケーションを起動する(S602)。例えば、端末装置101で起動されたアプリケーションが文書作成アプリケーションであれば、識別情報に基づいて端末装置102においても文書作成アプリケーションが起動される。
端末装置102のアプリケーション情報管理部は、端末装置102のアプリケーション管理テーブルに受け付けた識別情報を記録する(S603)。端末装置102のアプリケーション制御部は、端末装置101の他、識別情報に基づいてアプリケーションを起動した端末装置103、104との連結動作を開始する(S604)。
図6は、連結動作中にスクリーンロックが作動開始したときの処理手順例を示すフローチャートである。代表して、端末装置101を例に挙げて説明を進める。
スクリーンロック制御部406は、図示しないタイマにより、ユーザによる操作入力が最後に行われてからの経過時間を計測する。計測結果からスクリーンロック作動開始時間が経過したか否かを判別する(S701)。スクリーンロック作動開始時間とは、最後にユーザによる操作入力を受け付けてから、スクリーンロックの作動を開始させるまでの任意に設定された時間である。スクリーンロック作動開始時間が経過した場合、スクリーンロックの作動を開始するタイミングにあると判別する(S701:yes)。
アプリケーション表示状態監視部402は、スクリーンロックの作動開始のタイミング(S701:yes)において、端末装置101で起動されているアプリケーションを特定するための情報を取得する(S702)。アプリケーションを特定するための情報は、例えばアプリケーションの名称、識別子などである。
スクリーンロック制御部406は、端末装置101で起動しているアプリケーションが、アプリケーション管理テーブル800に記録されているものであるか否かを判別する(S703)。つまり、端末装置101で起動しているアプリケーションが、連結動作しているアプリケーションであるか否かが判別される。この判別は、アプリケーション管理テーブル800を参照して行う。以下、アプリケーション管理テーブル800の一例について、図7を用いて説明する。
図7は、アプリケーション管理テーブル800の一例を示す図である。図7に示すアプリケーション管理テーブル800は、端末装置を特定するための「端末装置ID」項目と、アプリケーションの名称を特定するための「アプリケーション名」項目を含んで構成される。図7に示すアプリケーション管理テーブル800からは、「端末装置A」では「設計アプリケーション」、「文書アプリケーション」が連結動作中であることが読み取れる。また、「端末装置B」では、「設計アプリケーション」、「文書アプリケーション」が連結動作中であることが読み取れる。「端末装置C」では「設計アプリケーション」が連結動作中であることが読み取れる。「端末装置D」では「設計アプリケーション」が連結動作中であることが読み取れる。なお、終了されたたアプリケーションは、随時、アプリケーション管理テーブル800から削除される。
例えば、「端末装置A」がスクリーンロックの作動を開始するタイミングにあるとする。端末装置Aで起動中のアプリケーションは「設計アプリケーション」である。この「設計アプリケーション」は、「端末装置B」、「端末装置C」、「端末装置D」において連結動作中であると判別される。
図6に戻り、端末装置101で実行されているアプリケーションが連結動作中のものであると判別された場合、スクリーンロック制御部406は、当該アプリケーションが終了するまでの間、スクリーンロックの作動開始を保留する(S704)。
その後、連結動作中のアプリケーションが終了したことをスクリーンロック状態監視部403が検知したことを契機に、スクリーンロック制御部406は、スクリーンロックの作動を開始する(S705)。
このように、本実施形態の連携表示システムSでは、端末装置101の表示装置301に対してスクリーンロックの作動を開始するタイミングにおいて、端末装置101で起動されているアプリケーションを特定する。
特定されたアプリケーションが、アプリケーション管理テーブル800に記録されており、且つ、当該アプリケーションが端末装置102、103、104いずれかにおいても起動されているときには、スクリーンロックの作動開始を保留する。なお、端末装置102、103、104それぞれの表示装置に対するスクリーンロックの作動を開始するタイミングにおいても、同様の処理を行う。
これにより、マルチディスプレイ画面を利用している際には、各端末装置のディスプレイの機能を制限する状態(スクリーンロック状態)への移行を保留することができる。そのため、セキュリティ面を犠牲にすることなく、ユーザの利便性を向上することができる。
[第2実施形態]
ここでは、第1実施形態で説明した連携表示システムSおいて、一部の端末装置が連結動作中にネットワーク接続を解除したときの処理手順例について、図8を参照しながら説明する。図8は、上記の場合における処理手順例を示すフローチャートである。なお、代表して端末装置101を例に挙げて説明する。また、第1実施形態において既に説明した部分と一致する部分については、同一の符号を付すと共に、その説明を省略する。
ネットワーク接続状態監視部404は、ネットワークI/F306の状態からネットワーク接続が解除されたか否かを判別する(S901)。
ネットワーク接続が解除されたと判別した場合(S901:yes)、アプリケーション表示状態監視部402は、その時点で、端末装置101で起動されているアプリケーションを特定するための情報を取得する(S902)。アプリケーションを特定するための情報は、例えばアプリケーションの名称、識別子などである。
スクリーンロック制御部406は、端末装置101で起動しているアプリケーションが、アプリケーション管理テーブル800に記録されているものであれば、そのアプリケーションは連結動作していると判別する(S903:yes)。この場合には、アプリケーション制御部409は、起動中のアプリケーションを終了する。スクリーンロック状態監視部403は、スクリーンロックの作動開始が保留されているか否かを判別する(S905)。保留されていると判断した場合(S905:yes)、スクリーンロック状態監視部403は、スクリーンロック制御部406に指示を出し、スクリーンロックの作動を開始させる(S906)。
なお、S903の処理において、起動中のアプリケーションが連結動作していないと判別した場合(S903:no)、並びに、S905の処理において、スクリーンロックの作動開始が保留されていない場合(S905:no)には、一連の処理を終了する。
これにより、スクリーンロックを作動開始するタイミングにある端末装置においてネットワーク接続が解除された場合、速やかにスクリーンロックの作動を開始することができる。そのため、セキュリティ面を犠牲にすることなく、ユーザの利便性を向上することができる。
[第3実施形態]
ここでは、ユーザに対して、スクリーンロックの作動開始が保留されていることを通知する場合の例について説明する。
図9は、端末装置101、102、103、104をタイル状に並べて、マルチディスプレイ機能を利用したコンテンツが画面に表示されている様子を示す図である。
図6に示すS701の処理において、スクリーンロックの作動開始のタイミングにある場合(S701:yes)、図9に示すアイコン1001(サークルL)を表示する。このアイコン1001は、スクリーンロックの作動開始が保留されていることを表すアイコンの一例である。アイコン1001の形状、色などは、任意に設定することができる。
図9では、端末装置102が有する表示部の表示領域内でアイコン1001が表示されている。つまり、この場合には、端末装置102においてスクリーンロックの作動開始が保留されている、ということユーザに通知することができる。
これにより、ユーザは、どの端末装置でスクリーンロックの作動開始が保留されているかを容易に把握することができる。また、ユーザにとっては、端末装置でスクリーンロックの設定が正しく行われており、スクリーンロックが機能していることの確認にもなる。
[第4実施形態]
ここでは、ユーザの意思でスクリーンロックの作動開始をキャンセルすることができる場合の例について説明する。
図10は、端末装置101、102、103、104をタイル状に並べて、マルチディスプレイ機能を利用したコンテンツが画面に表示されている様子を示す図である。
図6に示すS705の処理、図8に示すS906の処理において、スクリーンロックの作動開始を契機に、図10に示す確認画面1101を表示する。図10では、一例として、端末装置102が有する表示部の表示領域内において、確認画面1101が表示されている。つまり、この場合の確認画面1101は、端末装置102におけるスクリーンロックを作動開始させるか否かを選択することになる。ユーザが、「はい」を選択すれば、その後、端末装置はスクリーンロック状態に移行する。また、「いいえ」を選択すれば、スクリーンロック状態への移行がキャンセルされる。
これにより、ユーザは、連結動作しているアプリケーションの終了に伴って作動開始するスクリーンロックをキャンセルすることができる。よって、ユーザの利便性が向上する。
[第5実施形態]
ここでは、ある端末装置のスクリーンロックの作動開始を、他の端末装置を操作することによりキャンセルする場合の例について説明する。
図11は、端末装置101、102、103、104をタイル状に並べて、マルチディスプレイ機能を利用したコンテンツが画面に表示されている様子を示す図である。
図6に示すS705の処理、図8に示すS906の処理において、例えばスクリーンロックを作動開始させる端末装置を、図11に示すように端末装置104とする。この場合、端末装置104が有する表示部の表示領域内において、スクリーンロックの作動開始のタイミングで確認画面1202が表示される。また、端末装置104を除いた他の端末装置、例えば図11に示すように、端末装置102が有する表示部の表示領域内においては、確認画面1201が表示される。確認画面1201は、端末装置104におけるスクリーンロックを作動開始させるか否かが、「はい」又は「いいえ」で選択できる。
これにより、ユーザは、連結動作しているアプリケーションの終了に伴って作動開始するスクリーンロックを、他の端末装置を介してキャンセルすることができる。よって、ユーザの利便性が向上する。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。

Claims (10)

  1. それぞれ、所定条件の充足により情報の表示及び操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行するディスプレイを有する複数の端末装置を接続し、各端末装置のディスプレイを所定配列で配置することにより、マルチディスプレイ画面を構成する連携表示システムであって、
    前記複数の端末装置は、それぞれ、
    前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動可能な他の端末装置の稼働状態を監視する監視手段と、
    他のいずれかの端末装置が前記アプリケーションプログラムを起動しているときに、自装置における前記移行を前記所定条件の充足の有無に関わらず保留させる制御手段と、を有することを特徴とする、
    連携表示システム。
  2. ディスプレイを有する他の端末装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信により接続された他の端末装置のディスプレイと共に所定配列で配置されることによりマルチディスプレイ画面を構成可能なディスプレイと、
    所定条件の充足により、前記ディスプレイへの情報の表示及び前記ディスプレイからの操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行させる状態移行手段と、
    前記他の端末装置の稼働状態を監視し、当該他の端末装置が前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動しているときに、前記状態移行手段による移行を前記所定条件の充足の有無に関わらず保留させる制御手段と、を有することを特徴とする、
    端末装置。
  3. 前記他の端末装置が前記アプリケーションプログラムを起動したことを契機に、自装置においても当該アプリケーションプログラムの起動を可能にする起動手段をさらに有することを特徴とする、
    請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記起動手段は、他の端末装置との接続が解除されたことが検知された場合、自装置において起動中の前記アプリケーションプログラムを終了させ、
    前記制御手段は、前記アプリケーションプログラムの終了を契機に前記保留を解除することを特徴とする、
    請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記制御手段は、前記移行が保留されている場合に、保留中であることを表す保留情報を出力することを特徴とする、
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記制御手段は、前記保留情報を前記他の端末装置に伝達することにより、当該他の端末装置のディスプレイに、自装置のディスプレイが前記移行を保留していることを表示させることを特徴とする、
    請求項5に記載の端末装置。
  7. 所定条件の充足により情報の表示及び操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行するディスプレイを有する他の端末装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信により接続された他の端末装置のディスプレイと共に所定配列で配置されることによりマルチディスプレイ画面を構成可能なディスプレイと、
    前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動する起動手段と、
    前記アプリケーションプログラムを起動したときに、前記通信手段を通じて接続されている他の端末装置へ、自装置及び当該アプリケーションプログラムの識別情報と共に、前記アプリケーションプログラムを起動した旨を伝達し、これにより、前記他の端末装置における前記移行を保留させる伝達手段と、を有することを特徴とする、
    端末装置。
  8. それぞれ、所定条件の充足により情報の表示及び操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行するディスプレイが搭載された複数の端末装置を接続し、
    各端末装置のディスプレイを所定配列で配置することにより、マルチディスプレイ画面を構成するとともに、
    いずれかの端末装置が、前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動したときに、当該端末装置から、他の端末装置宛に当該端末装置及び当該アプリケーションプログラムの識別情報と共に、前記アプリケーションプログラムを起動した旨を伝達することにより、
    前記他の端末装置が、自装置における前記移行を前記所定条件の充足の有無に関わらず保留させることを特徴とする、
    マルチディスプレイ画面の表示方法。
  9. ディスプレイを備えた他の端末装置と連携して自装置のディスプレイと共にマルチディスプレイ画面を構成する端末装置を、表示システムとして動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置を、
    所定条件の充足により、自装置のディスプレイへの情報の表示及び当該ディスプレイからの操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行させる状態移行手段、
    前記他の端末装置の稼働状態を監視し、当該他の端末装置が前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動しているときに、前記移行を前記所定条件の充足の有無に関わらず保留させる制御手段、として機能させる、
    コンピュータプログラム。
  10. 所定条件の充足により情報の表示及び操作入力の受付の少なくとも一方の機能を制限する状態へと移行するディスプレイを有する他の端末装置と通信を行う通信手段と、前記通信により接続された他の端末装置のディスプレイと共に所定配列で配置されることによりマルチディスプレイ画面を構成可能なディスプレイとを備えた端末装置を、連携表示システムとして動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置を、
    前記マルチディスプレイ画面を利用するアプリケーションプログラムを起動する起動手段、
    前記アプリケーションプログラムを起動したときに、前記通信手段を通じて接続されている他の端末装置へ、自装置及び当該アプリケーションプログラムの識別情報と共に、前記アプリケーションプログラムを起動した旨を伝達し、これにより、前記他の端末装置における前記移行を保留させる伝達手段、として機能させる、
    コンピュータプログラム。
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