JP4917930B2 - 画面共有システム、画面共有プログラム - Google Patents

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Description

本発明は画面共有システムに関し、特に、複数の端末上で共通の画面を表示する画面共有システムに関するものである。
従来、会議や朝礼等でメンバ全員に情報を周知させるのに、1つのPCの画面を他のメンバのPC画面に共有表示する画面共有技術というものがある。例えば、「NetMeeting」等の画面共有ソフトウェアがある。この技術は、会議や、教育、PCによるサポート業務等に広く用いられている。このようなソフトウェアで同じ画面を共有表示出来るようにして、会議や教育を行うと、各メンバはPC操作が可能であるため、議題とは関係ない内職を行うことが多いということが問題になっている。例えば朝礼中に交通費精算を行ったり、会議中にメールやネットサーフィンを行ったり、授業中にゲームソフトで遊ぶなどということがよく行われている。
特許文献1では、画面共有中の操作を禁止する技術について、特許文献2では、Webブラウザを使って同じWebページをメンバが同時に見ることができるシステムにおいて、ブラウザをロックしたり、ブラウザのアクセス可能なドメインを制限する技術が開示されている。
しかしこれらの発明では、画面共有の切り替え時に各メンバのデスクトップ画面やアプリケーション画面が表示されてしまうため、議題への集中を途切れさせてしまったり、ロックするのを忘れたのをいいことに内職を行ってしまうということがあり、メンバを強制的に議題に集中させるためには不十分である。よって、会議の間は(1)議長のPC画面を閲覧するか、または、(2)議題と関係ないことは出来ない状態にすることが望ましい。但し、(2)については議題に関係のある操作だけは出来るようにするものとする。
これによって同時に、また、画面共有ソフトの一般的な問題として、PC上に表示されている画面が自分のPCの画面なのか、共有表示されている他のPCの画面なのかが分からなくなってしまうという問題がある。
また、画面共有技術としては、例えば、操作パネルに表示されているものと同一の画面を遠隔地で表示したり、タッチパネルを遠隔地から操作するために利用可能な技術として、PCの画面共有を行う技術が知られている。代表的なものとして、VNC(Virtual Network Computing)が広く知られている。
図28を参照して、VNCの動作原理を簡単に説明する。遠隔操作される側のサーバーPC600上では、画面共有サーバー610が起動している。画面共有サーバー610の画面データ取得部611は、サーバーPC600のデスクトップ画面、あるいは、その一部の画面データを取得する。画面データ送信部612は、この画面データを、遠隔操作側のクライアントPC700上で起動している画面共有クライアント710にOS通信部613を介して送信する。
画面共有クライアント710の画面データ受信部714は、送信されてきた画面データをOS通信部713を介して受信する。画面データ表示部715は、受信した画面データを自身のデスクトップ画面上に表示する。これにより、画面共有サーバー610の起動しているサーバーPC600の画面を共有できるようになっている。尚、画面データは一般に、任意の圧縮がなされていたり、前のデータとの差分データにすることにより、通信データ量を少なくして、動作を高速にする工夫がなされている。
一方、遠隔から操作する場合は、クライアントPC700側の画面共有クライアント710は、共有画面へのマウスやキーボード等の入力装置からの入力イベントを入力イベント取得部711で取得する。入力イベント送信部712は、画面共有サーバー610に取得した入力イベント情報を送信する。画面共有サーバー610の入力イベント受信部614は、入力イベントを受信する。入力イベント実行部615は受信した入力イベントと同一のイベントを発生させて、OSのメッセージループに送ることによって、画面共有クライアント710から画面共有サーバー610のサーバーPC600の遠隔操作を可能にしている。
また、特許文献1記載の発明では、共有画面の操作を禁止する技術について開示されている。また、特許文献2記載の発明では、ブラウザベースで画面を共有し、ブラウザロックをしたり、ブラウザのアクセス可能なドメインを制限する技術について開示されている。また、特許文献2記載の発明では、共有画面に複数人がマウスによる描き込みを行う技術が開示されている。
特開平11−331199号公報 特表2004−528606公報
しかしながら、従来技術では、例えば、画面共有が可能な会議システム等において、会議の間中、自分の通常のデスクトップ画面が表示されることがなく、議長の画面を見るか、会議と関係のあることしかできないないという状況に切り替えることができなかった。また、このような切り替えによって、会議中および会議外でのPCの役割をはっきりさせるということもできなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できる画面共有システムを提供するものである。
請求項1に記載の画面共有システムは、自身の画面データを少なくとも1台以上の参加者となる第一の処理装置提供する主催者となる第二の処理装置と、受信した前記第二の処理装置からの前記画面データを表示する第一の処理装置を含む画面共有システムであって、前記第一の処理装置は、前記第二の処理装置の画面を共有表示している共有状態と、共有表示していない非共有状態の2つの状態を有し、前記非共有状態では、前記第二の処理装置に接続中の前記参加者となる第一の処理装置にはその利用に対して制限を課し、所定の操作のみを許可する制限手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の画面共有システムは、請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、第一の処理装置自身のデスクトップ画面が表示されないように任意の画面が表示されることを特徴とする。
請求項3に記載の画面共有システムは、請求項2に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、第二の処理装置によって指定された画像、もしくは文字を表示した画面が表示されることを特徴とする。
請求項4に記載の画面共有システムは、請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記第一の処理装置の入力装置からの操作が制限されることを特徴とする。
請求項5に記載の画面共有システムは、請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記第一の処理装置において、所定のアプリケーションの操作が許可されることを特徴とする。
請求項6に記載の画面共有システムは、請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記第一の処理装置において指定された文書またはURLの閲覧が許可されていることを特徴とする。
請求項7に記載の画面共有システムは、請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記第一の処理装置は、前記画面データを表示している共有画面のスナップショットを記録する機能を有し、前記非共有状態では、共有時に記録された前記スナップショットを閲覧することが許可されていることを特徴とする。
請求項8に記載の画面共有システムは、請求項に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記入力装置から入力された内容が、前記第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする。
請求項9に記載の画面共有システムは、請求項4または8に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、共有時の最終画面を背景として前記第一の処理装置の入力装置から文字または図形を書き込むことができ、書き込まれた内容が第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする。
請求項10に記載の画面共有システムは、請求項1乃至9の何れか一項に記載の画面共有システムにおいて、前記第二の処理装置は、前記第一の処理装置の接続状態を監視する機能を有することを特徴とする。
請求項11に記載の画面共有システムは、請求項1乃至9の何れか一項に記載の画面共有システムにおいて、前記第一の処理装置は、画面を共有表示しているか否かを監視する機能を有することを特徴とする。
請求項12に記載の画面共有プログラムは、自身の画面データを少なくとも1台以上の参加者となる第一の処理装置提供する第二の処理装置からの前記画面データを表示する第一の処理装置の画面共有プログラムであって、前記第二の処理装置の画面を共有表示していない非共有状態では、前記第二の処理装置に接続中の前記参加者となる第一の処理装置にはその利用に対して制限を課し、所定の操作のみを許可する制限ステップを実行させることを特徴とする。
請求項13に記載の画面共有プログラムは、請求項12に記載の画面共有プログラムにおいて、前記非共有状態では、入力装置から入力された内容が、前記第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする。
請求項14に記載の画面共有プログラムは、請求項12に記載の画面共有プログラムにおいて、前記非共有状態では、共有時の任意の画面を背景として前記第一の処理装置の入力装置から文字または図形を書き込むことができ、書き込まれた内容が前記第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする
本発明によれば、第一の処理装置での操作を制限することができ、第一の処理装置の利用者を会議、朝礼、教育等に集中させることができる。
以下、本発明が適用される朝礼システムの実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、非共有時には画面に「朝礼」という文字と、議長の入力したメッセージが表示され、他のアプリが操作できないようになっている。かつ、接続状態・共有状態が監視されるようになっている。本実施の形態として、朝礼を行うためのアプリケーションソフトウェアの例について説明する。朝礼は、グループのリーダーが、そのグループのメンバに対して行うものとする。リーダーは、自分のデスクトップ画面を各メンバに見せながら朝礼を行うものとする。
[第1の実施例]
図1は、画面共有クライアント200、画面共有サーバー100のプログラムの機能ブロック図を示している。各ブロックは、プログラムモジュールの機能を示すもので、ハードウェア構成を示すものではない。画面共有クライアント(第一の処理装置)200、画面共有サーバー(第二の処理装置)100は、それぞれ一般的なPC(パーソナルコンピュータ)等によって構成され、以下では、適宜、クライアントPC、サーバーPCと記載する。
リーダーが利用する画面共有サーバー100の機能構成は以下の通りである。接続監視部101は、メンバの画面共有クライアント200の接続の有無を監視し、切断を検出した場合にメイン処理部105に通知する。UI(ユーザーインターフェイス)処理部104は、メンバが画面共有しているかを監視し、意図せぬ共有の切断を検出した場合にメイン処理部105に通知する。
メンバ管理部103は、自分のメンバの情報を管理する。プログラム起動時に図示しない記憶装置に記憶されているメンバ情報を読み込み、接続監視部101、UI処理部104からの情報とメンバの名前を関連付けて管理する。また、UI処理部104は、リーダーがマウスまたはキーボードでプログラムに対して入力を行った時のイベント処理を行い、その内容をメイン処理部105に伝えたり、必要なユーザーインターフェイスを画面に表示したりする。メイン処理部105は、プログラムのメインループで他の機能ブロックからの命令を管理、処理する。共有制御部106は、リーダーのデスクトップ画面をメンバのPC(画面共有クライアント200)の図示しない表示装置の画面上に共有表示を行うか、停止するかの制御を行う。画面データ取得部107は、図28を参照して説明した場合と同様に、デスクトップの画面データを取得する。画面データ送信部108は、図28を参照して説明した場合と同様に、画面データを画面共有クライアント200に送信する。
通信部109は、画面共有サーバーを構成する一般的なPCが備える通信インタフェース(I/F)を介して、OS(Operating System)の機能を利用して画面共有クライアント200と通信を行う。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信で画面データの送信や、クライアント/サーバー間の様々な命令の受送信を行う。

メンバの利用するクライアントPCで起動する画面共有クライアント200の機能構成は以下の通りである。通信部201は、画面共有サーバー100と同様、PCの通信I/Fを介して、OSの機能を利用して画面共有サーバー100と通信を行う。例えば、TCP/IP通信で画面データの受信や、クライアント/サーバー間の様々な命令の受送信を行う。UI処理部202、メイン処理部203の機能は、それぞれ画面共有サーバー100の場合と同様である。画面データ受信部204は、図28を参照して説明した場合と同様に、画面データを画面共有サーバー100から受信する。画面データ表示部205は、図28の説明と同様、受信した画面データをクライアントPCに接続された図示しない表示装置に表示する。
図2にネットワーク構成図を示す。リーダーのサーバーPC上では画面共有サーバー100が起動している。各メンバのクライアントPC上では画面共有クライアント200が起動している。メンバのPCの画面共有クライアント200がリーダーのPCの画面共有サーバー100に接続する。これらのPCの構成は、通信手段として例えばイーサネット(登録商標)で接続可能な、一般のPCと何ら変わることはなく、特殊なハードウェアの追加は行わなくても実現できる。
図3、図4にクライアントPC(メンバのPC)の画面の状態遷移を示す。画面共有クライアント200を起動していないか、もしくは画面共有クライアント200を起動しているがリーダーが朝礼を行っていない場合は、図3の上図の様にクライアントPC上では特別な制限はなく、通常通り操作することができる。
画面共有クライアント200起動時、リーダーが朝礼を開始し、画面共有サーバー100に接続して朝礼に参加すると、図3の下の左右のいずれかの図に示したような状態になる。即ち、リーダーの画面を共有表示している場合(共有状態)は、図3の下の右図のように、リーダーの画面がクライアントPCのデスクトップ上に、全画面表示で最前面で表示され、原則として他の操作はできなくなる。一方、画面共有していない場合、図3の下の左図のように、「朝礼」画面が表示される。
これらの状態遷移は、図4のフローチャートに従って行われる。画面共有クライアント200起動直後は、通常のデスクトップ画面が表示される(ステップS1)が、朝礼が開始されていれば(ステップS2のYES)、画面共有中か否か(ステップS3)で共有状態(ステップS4)もしくは非共有状態(ステップS5)になる。共有状態でも非共有状態でも朝礼が終了すれば、通常のデスクトップ画面が表示される。共有状態で画面共有が停止されれば非共有状態(ステップS5)に、非共有状態で画面共有が開始されれば共有状態(ステップS4)に遷移する。
図5に画面共有クライアント200/画面共有サーバー100の各プログラムの動作フローを示す。リーダーのPC上では画面共有サーバー100が、メンバのPC上では画面共有クライアント200が起動しているものとする。リーダーが画面共有サーバー100を操作して朝礼を開始する(ステップS11)と、朝礼に参加するメンバの検索が行われる(ステップS12)。例えば、同一サブネットに朝礼開始情報をブロードキャストする。
画面共有クライアント200は、受信した朝礼開始情報から、それが自分の属するグループの朝礼であるか否かを調べ(ステップS21)、自グループの朝礼であれば送信元のリーダーに接続し(ステップS22)、他グループのものであれば何も行わない。リーダーに接続すると、メンバのPC上には「朝礼」という文字のみが表示され(ステップS23)、デスクトップや他のアプリケーション画面が表示されなくなる。
さらに、リーダーが画面の共有を開始する(ステップS13)と、リーダーのデスクトップ画面のデータが、画面共有クライアント200に送信される(ステップS14)。画面共有クライアント200が画面データの受信を開始すると、クライアントPCでは「朝礼」画面に代わり、議長(リーダー)のデスクトップ画面が共有画面として表示されるようになる(ステップS24)。
リーダーが画面の共有を停止すれば(ステップS15)、メンバのPC上に表示されていた共有画面は消え、代わりに「朝礼」画面が表示される状態に戻る(ステップS25)。リーダーは、朝礼中にもメンバを加える機能を有し、現在、他のメンバに画面を共有表示している時に、新規のメンバが追加された場合、新規メンバはリーダーへ接続すると同時に、画面の共有を開始するようにすることが望ましい。
図6に、非共有状態で、デスクトップや他のアプリケーション画面が表示されないようにする朝礼画面表示部206の動作を示すフローチャートを示す。「朝礼」画面表示中、デスクトップや他のアプリケーション画面が表示されないようにするためには、例えば、Microsoft(登録商標)社のOS、Windows(登録商標)では、共有画面にTOPMOST属性を与え、最前面に表示させるようにし、かつ、通常のデスクトップ画面が表示されないよう全画面表示を行うようにすることにより実現される。さらに、例えば、3秒のタイマーを回し、3秒毎に共有画面を最前面かつ全画面に表示することにより、他の画面が表示されないようにすることができる。朝礼が終了した場合や、画面の共有が開始された場合は、タイマーを停止して「朝礼」画面の表示を終える。
まず、タイマーを開始し(ステップS31)、朝礼開始中であるか否かを判定し(ステップS32)、朝礼開始中でない場合、ステップS37に進む。一方、朝礼開始中の場合、画面共有開始中であるか否かを判定し(ステップS33)、画面共有開始中でない場合、ステップS37に進む。一方、画面共有開始中である場合、ステップS34に進み、タイマー完了か否か(3秒計時したか否か)が判定され、タイマー完了していないと判定された場合、ステップS32に戻り、タイマー完了したと判定された場合、ステップS35に進む。ステップS35においては、「朝礼」画面を最前面かつ全画面に表示し、タイマーを再開する(ステップS36)。ステップS37においては、タイマーを停止し、「朝礼」画面の表示を終了させる。
非共有状態では、例えば「朝礼」という文字列の書かれたダイアログが、共有画面と同様の方法で、最前面かつ全画面に表示される。また、共有状態でリーダーが画面共有を停止した場合、クライアントPCでは、先に「朝礼」画面を表示し、その後共有画面のウィンドウを閉じるようにする、あるいは、「朝礼」画面を表示したまま共有画面を最前面に表示してもよい。
例えば、リーダーが予め用意しておいた資料を見せるときには、画面の共有を開始する。画面の共有を開始すると、メンバは共有状態に遷移し、リーダーのデスクトップ画面を各自のPC上でリアルタイムに閲覧できるようになる。リーダーが特に資料なしで話をする場合、次に見せる資料やメールを探す場合など、デスクトップ上でメンバに見せたくない操作をする場合は、画面共有を停止する。画面共有を停止すると、メンバは非共有状態に遷移し、デスクトップ画面上には「朝礼」という文字だけが表示されるようになる。
共有状態と非共有状態との間の状態遷移の過程では、クライアントPCのデスクトップ画面は表示されないよう、継ぎ目なく画面が切り替わるようにする。これはデスクトップ画面が例えば1秒間表示されてしまうと、そこで気が散ってしまうからである。
このように、朝礼の間、クライアントPCでは、議長のデスクトップ画面が共有画面として表示されるか、もしくは「朝礼」画面が表示され、自身の通常のデスクトップ画面や他のアプリケーションの画面を表示することができなくなるので、メンバはPCでの内職が一切できなくなる。このため、メンバは朝礼に集中せざるを得なくなる。
また、UI処理部104は、リーダーが画面の共有を行っている時に、メンバ全員が確実に画面を共有表示しているか監視する。画面共有クライアント200のプログラムもしくは、PC上の何らかの不具合により、共有画面が表示されていない場合、UI処理部104はメイン処理部105に切断を通知する。これにより、リーダーは切断したメンバに対して共有の再開を指示することができ、これにより、メンバが共有画面を確実に見るようにすることができる。
さらに、画面共有クライアント200の画面共有サーバー100への接続を監視する接続監視部101が、朝礼中に確実に全員が参加しているか否かを監視する。画面共有サーバー100への切断を検出するので、例えば、PCで内職をしたいメンバが勝手に何らかの方法でプログラムを強制終了させたり、ネットワークケーブルを外してPCを再起動させたりして、朝礼から抜けようとすると、切断が検出され、画面表示によってリーダーに報告される。これにより、リーダーメンバ全員が確実に朝礼に参加し、PCで内職できないようにすることができる。
本実施形態では、「朝礼」という文字を表示させる例を説明したが、それ以外の任意の文字を表示しても良いし、文字なしで単にメンバのデスクトップ画面に例えば真黒に塗り潰された画像を表示しても良い。
また、朝礼の間中、メンバはPC操作を行わないため、スクリーンセイバーが起動してしまったり、モニタの電源がOFFになったり、PCのハードディスクが停止して休止状態に移行してしまうことが考えられるため、朝礼の間中、スクリーンセイバーの起動や、モニタの電源OFF制御を抑止する機能を設けることが望ましい。
本実施形態では朝礼を行うアプリケーションの例について説明したが、これ以外にも例えば、図7に示したように、議長と参加者で構成される会議アプリケーションとしてもよいし、図8に示したように、先生と生徒で構成される教育アプリケーションとしてもよい。以下の実施例に関しても同様である。
[第2の実施例]
次に、非共有時は画面に議長の指定した画像が表示され、マウス/キーボード入力がロックされる第2の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。図9に画面共有クライアント200、画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では、第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
画面共有サーバー100は画像登録部111と指定画像送信部112とをさらに備える。画像登録部111は、画面共有クライアント200が非共有状態の時に表示される画像を登録する。画像を登録するだけでなく、テキストデータも入力して同時に登録できるようにしても良い。
例えば、図10に示したように、売上のグラフを示す画像と、売上目標を表すテキストデータを登録して、メンバに見せるようにしてもよい。この例では、売上のグラフと、テキスト「目標まで・・・%」が表示されている。
指定画像送信部112は、メンバの画面共有クライアント200が画面共有サーバー100に接続してきた際に、登録された画像を画面共有クライアント200に送信する。
画面共有クライアント200は、指定画像表示部211と入力ロック部212をさらに備える。指定画像表示部211は、リーダーが指定した画像を画面共有サーバー100から受信し、非共有状態の時に表示する。第1の実施例で「朝礼」という画面が表示される代わりに、本実施例では図10に示したようなリーダーが登録した画面が表示される。
また、入力ロック部212は、朝礼中にクライアントPCがマウス・キーボード等による入力ができないようにするものである。例えば、Microsoft(登録商標)のOS、Windows(登録商標)の場合、マウス・キーボードによる入力イベントをフックして、入力イベントが実際に実行される前に処理を破棄してしまうことができる。これを利用することにより、クライアントPCからの入力操作を無効化することができる。
[第3の実施例]
次に、非共有時は特定の業務アプリのみが実行可能な実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。図11に画面共有クライアント200、画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では第1の実施例と異なる部分のみについて説明する。
画面共有サーバー100は許可アプリ指定部121をさらに備え、画面共有クライアント200が朝礼中、非共有時に実行を許可するアプリケーションを指定する。例えば、メモを取るためのテキストエディターアプリケーション「TextMemo.exe」と基幹業務アプリケーションである「KGyoumu.exe」を登録する。
画面共有クライアント200はアプリ監視部221をさらに備え、画面共有サーバー100接続時に、許可されているアプリケーションのリストを取得する。アプリ監視部221は、クライアントPC上でアプリケーションの実行を監視する。
図12のフローチャートに示すように、アプリケーションの実行命令の監視を開始し(ステップS41)、サーバーと切断したか否かを検出し(ステップS42)、切断していると判定された場合、監視終了し、切断していないと判定された場合、ステップS43に進む。ステップs43においては、アプリ実行命令が検出されたか否かが判定され、アプリ実行命令が検出されていないと判定された場合、ステップS42に戻る。一方、アプリ実行命令が検出されたと判定された場合、ステップS44に進み、実行命令の出ているアプリケーションモジュールのファイル名が許可されているか否かをチェックし、許可されていないファイル名であれば、モジュールのロードを禁止する(実行禁止)(ステップS46)。許可されていれば、モジュールがロードされ、アプリケーションが起動する(ステップS45)。その際、許可されているアプリケーションが最前面表示されている「朝礼」画面に隠れないように、アプリケーションウィンドウが最前面に表示されるようにすることが好ましい。
アプリケーションの名前以外にも、アプリケーションのプロセス名をタイマー等で定期的に監視してもよい。図13のフローチャートに示すように、アプリケーションの実行命令の監視を開始し(ステップS51)、サーバーと切断したか否かを検出し(ステップS52)、切断していると判定された場合、監視終了し、切断していないと判定された場合、ステップS53に進む。ステップS53においては、新たにアプリケーションが実行されているか否かが判定され、新規アプリケーションの実行が検出されていないと判定された場合、ステップS52に戻る。
一方、新規アプリケーションの実行が検出されたと判定された場合、ステップS54に進み、実行が検出されたアプリケーションモジュールのファイル名が許可されているか否かをチェックし、許可されていないファイル名であれば、モジュールのロードを禁止する(実行禁止)(ステップS56)。許可されていれば、モジュールがロードされ、アプリケーションが起動する(ステップS55)。その際、許可されているアプリケーションが最前面表示されている「朝礼」画面に隠れないように、アプリケーションウィンドウが最前面に表示されるようにすることが好ましい。
また、アプリケーション実行後に実行ファイル名をチェックしても良い。アプリケーションの実行ファイル名をチェックする場合、ファイル名を許可されたアプリケーションと同一のファイル名に変更するだけで実行が許可されてしまうため、アプリケーションの実行ファイルから算出されたハッシュ値を使っても良い。即ち、図12、図13において、許可アプリのチェック方法を、ファイル名からハッシュ値に変更して実現する。また、これら(ファイル名とハッシュ値等)を組み合わせてチェックするようにしても良い。
また、画面共有サーバー100から許可アプリを問い合わせるのではなく、画面共有クライアント200が許可アプリのリストを保持するようにしてもよい。また、非共有状態に遷移すると同時に指定されたアプリケーションが起動するようにしても良いし、リーダーまたは各メンバが手動で起動するようにしても良い。
[第4の実施例]
次に、非共有時はWebブラウザで特定のドメインのみが閲覧可能な、第4の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。
図14に画面共有クライアント200、画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では第3の実施例と異なる部分のみについて説明する。許可アプリ指定部121は、例えば、Webブラウザアプリケーション「WebBrowse.exe」の実行を許可している。
画面共有サーバー100はドメイン指定部131をさらに備え、画面共有クライアント200がWebブラウザでアクセスを許可するドメインを指定する。例えば、社内の業務用のWebアプリケーションのサーバーが起動しているドメイン「http://shanaigyoumu.kaisha.com」、及び社外に公開しているWebサーバー「http://www.shagai.kaisha.com」へのアクセスのみを許可するよう指定する。
画面共有クライアント200のアプリ監視部221は第3の実施例の場合と同様に、画面共有サーバー100の接続時は、許可されているアプリケーション、つまりこの例では「WebBrowse.exe」の実行のみが許可される。
画面共有クライアント200はさらにドメイン監視部231を備え、例えば、Webブラウザアプリケーション「WebBrowse.exe」がアクセスするドメインを監視している。
図15のフローチャートに示すように、ブラウザがHTTP接続を開始しようとすると、ドメイン監視部231による監視を受け(ステップS61)、ステップS62においてサーバーと切断したか否かが判定され、切断したと判定された場合、監視を終了する。一方、サーバーと切断していないと判定された場合、ステップS63において、ブラウザによる新規接続がされたか否かが判定され、新規接続されていないと判定された場合、ステップS62に戻り、新規接続されたと判定された場合、ステップS64に進む。
ステップS64においては、接続先が許可されている上記ドメインであるか否かが判定され、許可されている上記ドメインであれば、そのまま接続が許可され確立される(ステップS65)が、それ以外の許可されていないドメインに接続を試みた場合、HTTP接続はドメイン監視部231によって遮断され(ステップS66)、そのWebサイトにWebブラウザでアクセスすることはできなくなる。これによって、朝礼中でもリーダーの画面を非共有の状態では、リーダーの指示した業務関係のあるWebサイトにアクセスして必要な情報を閲覧したり、業務を行うことができるが、それ以外の関係ないことはできなくなる。
なお、接続可能なWebサイトをIPアドレスで、指定しても良い。例えば、IPアドレスで、192.168.100.1から192.168.199.1のように範囲を指定しても良いし、192.168.123.***とワイルドカードで任意の上位ビットを指定しても良い。また、画面共有サーバー100から許可ドメインを問い合わせるのではなく、画面共有クライアント200が許可アプリのリストを保持するようにしてもよい。
[第5の実施例]
次に、スナップショット記録・閲覧することができる、第5の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。
図16に画面共有クライアント200、画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では第3の実施例と異なる部分のみについて説明する。画面共有クライアント200はスナップショット記録部241とスナップショット閲覧部242をさらに備え、画面データ表示部205で表示される共有画面のデータをクライアントPCのハードディスク等のデータ記録部に保存する。また、スナップショット閲覧部242は、スナップショット記録部241が記録した画面データを閲覧する。
図17に画面共有クライアント200の共有状態の画面の例を示す。リーダーの画面を共有表示中は、クライアントPCのデスクトップ画面上には図17に示すように、共有画面のみが表示される。画面にはリーダーのデスクトップ画面が共有表示されると共に、記録ボタン401が表示される。この記録ボタン401はマウス操作等により押下可能で、押下することによってその時点での共有画面の画面データが例えばビットマップデータとして保存される。
図18に画面共有クライアント200の非共有状態の画面の例を示す。記録されたスナップショット画面が表示される。前に戻るボタン402と、次に進むボタン403で、スナップショットの画面を時系列で切り替えて、順順に閲覧することが可能となる。この実施例により、メンバは、共有画面が表示されていない間にスナップショットを閲覧して、再度、振り返って内容を確認したり、リーダーに質問するのに役立てることができる。
なお、ビットマップデータ以外にも、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、GIF(Graphic Interchange Format)、PNG(Portable Network Graphics)等のフォーマットに画像圧縮を行って保存し、画像のデータ容量を削減しても良い。
また、記録ボタン401を押下するのではなく、例えば、3秒間隔で自動的に画面データを記録しても良い。または、画面共有サーバー100は、画面共有サーバー100の起動するPCのデスクトップ画面の差分データを画面共有クライアント200に送信するものとし、画面共有クライアント200の画面データ受信部204は、受信バイト数をカウントし、例えば100バイトデータを受信する毎に自動的にその時点での共有画面の画面データを記録するようにしても良い。
また、非共有状態に遷移すると同時に、スナップショットを閲覧できる状態にしても良いし、リーダーまたは各メンバが手動で起動するようにしても良い。
また、図19に示すように、画面共有サーバー100が、画面のスナップショットを記録するスナップショット記録部141をさらに備えるようにし、画面共有クライアント200のスナップショット閲覧部242が、画面共有サーバー100のスナップショット記録部141で記録された画面データをダウンロードして表示するようにしても良い。
[第6の実施例]
次に、最終画面にアノテーションを付加することができる、第6の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。
図20に画面共有クライアント200、画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では第3の実施例と異なる部分のみについて説明する。画面共有サーバー100は最終画面記録部151とアノテーション入出力部152をそれぞれ備える。画面共有クライアント200は最終画面記録部251とアノテーション入出力部252をそれぞれ備える。最終画面記録部151、251は、それぞれ共有状態から非共有状態に切り替わる時、共有画面の最後の画面を記録する。アノテーション入出力部152、252は、それぞれ最終画面のスナップショットを背景として、マウス等の入力装置で書き込みを行う機能を提供する。書き込まれたデータは、最終画面のスナップショットとともに記録される。
図21に最終画面へ書き込みを行ったときの画面例を示す。この例では、メンバAにより手書きで「○」が書き込まれ、メンバBにより手書きで「×」が書き込まれている。
非共有画面状態に遷移後、画面共有クライアント200または画面共有サーバー100の要請により、画面共有クライアント200のPC画面および画面共有サーバー100のPC画面に最終画面のスナップショットが表示される。
アノテーション入出力部152、252は、最終画面のスナップショットに対して、画面共有クライアント200および画面共有サーバー100のマウス等の入力装置による書き込みデータを最終画面に重ね合わせて表示する。
図22に画面共有クライアント200および画面共有サーバー100のアノテーション入出力部252、152の動作フローを示す。これら画面共有クライアント200および画面共有サーバー100の画面への書き込みは図22のフローチャートに示す方法で実現される。
リーダーのPC、すなわち画面共有サーバー100起動PCが書き込みデータを取りまとめて、画面共有クライアント200の起動する各メンバのPCへ配信する。つまり、リーダーが最終画面のスナップショットに書き込みを行った場合(ステップS71)、その書き込みデータを全メンバに送信する(ステップS72)とともに、書き込んだ内容をスナップショットに重ね合わせて表示する(ステップS73)。
リーダーから書き込みデータを受信した各メンバの画面共有クライアント200は、受信した書き込みデータをスナップショットに重ね合わせて表示する(ステップS81、S91)。
逆に、図22に示すように、例えばメンバの一人であるメンバAが書き込みを行った場合、メンバAが書き込みを行う(ステップS82)と、その書き込みデータがリーダーに送信される(ステップS83)とともに、書き込んだ内容をスナップショットに重ね合わせて表示する(ステップS84)。
リーダーはメンバAの画面共有クライアント200から受信した書き込みデータを、メンバA以外の他のメンバ全員に送信する(ステップS74)とともに、書き込んだ内容をスナップショットに重ね合わせて表示する(ステップS75)。
リーダー画面共有サーバー100から書き込みデータを受信したメンバA以外の各メンバの画面共有クライアント200は、受信した書き込みデータをスナップショットに重ね合わせて表示する(ステップS92)。
なお、同様の方法で、第6の実施例でスナップショットのどの画面に書き込むか指定して、スナップショット画面に対する書き込みを行うようにしても良い。
[第7の実施例]
次に、チャットが可能な第7の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。
図23に画面共有クライアント200、画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では第3の実施例と異なる部分のみについて説明する。
画面共有クライアント200はチャットクライアント261をさらに備え、画面共有サーバー100はチャットサーバー161をさらに備える。チャットクライアント261、およびチャットサーバー161のそれぞれの動作は通常のものとなんら変わりはないものとする。
即ち、あるメンバの画面共有クライアント200のチャットクライアント261から入力されたテキストデータがチャットサーバー161を備える画面共有サーバー100に入力されると、チャットサーバー161を有する画面共有サーバー100ではそのテキストデータがチャットデータに追加され、チャットクライアント261が最新のチャットデータをダウンロードすると、チャットクライアント261を有する画面共有クライアント200の図示しない表示装置の画面に最新のチャットデータが表示される。
本実施例のチャットサーバー(チャットサーバー161を有する画面共有サーバー)100自体が、チャットクライアント機能を備えていれば、リーダーもチャットに参加でき、そのように実装することが望ましい。
共有状態から非共有状態に移行すると、すぐにチャットが行えるよう、画面共有クライアント200においてチャットクライアント261が起動されるようにしてもよいし、リーダーまたはメンバの一人がチャットを開始すると、全員がチャットできるようにするようにしてもよい。
このように、朝礼中は、書き込んだテキストデータが全員に表示されるアプリケーションのみが利用可能になっているため、私的な内職は一切できない。一方で、議題に関係のある情報をメンバ間で共有することができる。さらには、営業所などで、メンバ全員が各自の本日の目標をチャットに書き込んでメンバ全員に宣言することにより、目標通りの実績を上げるよう意欲を高めるような使い方も可能となる。
なお、非共有状態に遷移すると同時にチャットが起動されるようにしても良いし、リーダーまたは各メンバが手動で起動するようにしても良い。また、第6の実施例乃至8を組み合わせ、任意のスナップショット画面に書き込みを行いつつ、テキストチャットを行えるようにしても良い。
[第8の実施例]
次に、プログラムのネットワーク経由での配布が可能な、第8の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。
図24に画面共有サーバー100の各プログラムの機能ブロック図を示す。以下では第1の実施例と異なる部分のみについて説明する。画面共有サーバー100は、接続情報作成部161、クライアントプログラム管理部163、Webサーバー162をさらに備える。
接続情報作成部161は、画面共有サーバー100に画面共有クライアント200が接続できるよう、IPアドレス等の必要な情報を図示しない記憶装置に書き込む。例えば、自身に接続するためのWebリンクを作るとする。Webリンクは、起動することによりWebブラウザが、そこに記載されたURLに接続することができるURLが記載されたファイルであるとする。
さらにWebサーバー162を備え、クライアントPCはWebブラウザで画面共有サーバー100に接続することにより、クライアントプログラム管理部163で管理されているプログラムをダウンロードし、実行することができる。
図25にリーダーが各メンバのクライアントPCに画面共有クライアントプログラムを配布するフローを示す。リーダーは接続情報からなるWebリンクファイルを作成し(ステップS101)、作成されたWebリンクファイルを自分のグループのメンバに例えばメールで配信する(ステップS102)。その際、メールサーバーを経由する。クライアントPCはメールサーバー経由でメールを受信して(ステップS111)、Webリンクファイルを開く。クライアントPC上ではブラウザが起動して、接続情報からなるWebリンクファイルに記載されたURL、即ち画面共有サーバー100のWebサーバー162に接続する(ステップS112)。Webサーバー162に接続すると、画面共有クライアントプログラムをダウンロードして(プログラム配信を受けて)(ステップS103)、画面共有クライアントプログラムを起動する。画面共有クライアントプログラムが起動すると、画面共有クライアントプログラムと同時にダウンロードしたIPアドレス情報を元に、リーダーの画面共有サーバー100に接続する(ステップS114)。
朝礼の間は、画面共有クライアントプログラムによりクライアントPCには様々な利用制限が課されるが、朝礼が終了し、画面共有クライアントプログラムが終了すると、再び通常のPCとして利用できるようになる。
なお、変形例として、接続情報作成時にさらに第3の第4の実施例のように許可するアプリケーションや許可するドメインのリストを作成し、クライアントPCが画面共有クライアントプログラムをWebブラウザでダウンロードする際に、このリストも同時に取得し、画面共有クライアント200はこのリストに従い、非共有時に利用可能なアプリケーションやアクセス可能なドメインを制限できるようにしても良い。
また、ダウンロードする画面共有クライアントプログラムは、上述した実施例に示したような共有画面のスナップショットを記録する機能や、最終画面に書き込みを行う機能や、チャットクライアント機能を含んでいても良い。
また、接続情報の配布方法は、メール配信に限らない。ファイルサーバーにアップロードしてもよいし、インスタントメッセンジャーでファイル転送してもよい。
[第9の実施例]
次に、さらに別の例である、第9の実施例として、朝礼を行うアプリケーションの例を示す。
図26に画面共有サーバー100とWebサーバーのプログラムの機能ブロックを示す。図27にリーダーがメンバのPCに画面共有クライアントプログラムを配布するフローを示す。以下では第8の実施例と異なる部分のみについて説明する。
本実施例では、Webサーバー500はリーダーのPCとは別のPC上で起動しているものとする。リーダーは接続情報を作成すると、画面共有クライアント200が起動しているクライアントPCがWebブラウザでアクセスするためのURLの登録、及びダウンロードされた画面共有クライアントプログラムが自身に接続するのに必要なIPアドレス情報をWebサーバー500に登録する。
メールで登録したWebリンクを送信した後のフローは、クライアントPCのアクセスする先がリーダーのPCとは別のPC上で起動しているWebサーバー500になること以外は、第8の実施例の場合と同様である。また、Webサーバー500の機能に関しては本発明に特徴的なもののみを示した。それ以外は通常のWebサーバーと何ら変わらない構成、機能であるとする。
以上説明したように、本実施の形態により以下のような効果を得ることができる。即ち、例えば、会議、朝礼、教育時にクライアントPCを議長、または先生の画面を共有表示するか、何もできないかの状態にすることができるので、利用者はPCで内職ができないため、議題に集中することができる。もしくは、議長、または先生の画面を共有表示していない時は、議長または先生の決めた範囲にPCの利用が限定されるため、関係ないことができなくなり、利用者はPCで内職ができないため、議題に集中することができる。
また、共有時は議長または先生の共有画面が表示され、共有が切断されてもクライアントPCのデスクトップ画面が表示できないような画面が表示されるので、クライアントPC利用者は内職することはできず、またデスクトップ画面が一切見えないので、集中力を途切れるのを防ぐことができる。
また、クライアントPC利用者は議長の画面を共有していない間は、議長が指示した画面しか見えないので、クライアントPC利用者を会議または教育に集中させることができる。
また、クライアントPCで内職ができないので、議長または先生はクライアントPCの利用者を会議、朝礼、教育に集中させることができる。
また、議長が許可を与えているアプリケーションしか使えなくなるので、利用者を会議、朝礼、教育に集中させることができる。
また、議長が許可を与えている文書、URLにしかアクセスできなくなるので、利用者を会議、朝礼、教育に集中させることができる。
また、記録された共有画面のスナップショットを見て議題を振り返ることができるので、共有画面を表示していない間に、利用者は内容の理解を深めることができる。
また、マウス・キーボードを使って書き込んだ内容が、他のメンバにも表示されるアプリケーションで、メンバ間でコミュニケーションを行うことができる。また、私的な内職をできないようにすることができる。
また、最終画面を背景とした、書き込みを他のメンバと共有できるようにすることにより、コミュニケーションを的確に行うことができる。
また、議長または先生は、接続状態を監視できるので、確実に全員が会議、朝礼、教育に参加していることを確認できる。
また、議長または先生は、画面の共有状態を監視できるので、確実に全員が会議、朝礼、教育に同じ画面を見ているか確認できる。
また、特別なハードウェアを用意することなく、通常のPCを会議または教育の間だけその業務に特化した操作しかできないPCとして利用することができるようになる。また、設定に必要な情報も同時にネットワークで配信することができるので、特別な準備、設定を利用者が行うことなく、議長または先生に接続できるようになる。
なお、画面共有サーバー100の画面を画面共有クライアント200上で表示する画面共有機能を用いて画面共有サーバー100が画面データを取得して送信する際には、逐一全画面のデータを送信するのではなく、画面の差分データのみを取得・送信することにより、送信データを削減し、画面共有クライアント200の処理負荷を削減して、動作の高速化を図ることができる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第1の実施例のネットワーク構成図。 第1の実施例のクライアントPCの画面の状態遷移を示す図。 第1の実施例のクライアントPCの画面の状態遷移を示す図。 第1の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの動作フロー図。 第1の実施例の朝礼画面表示部206の動作フロー図。 第1の実施例のネットワーク構成図。 第1の実施例の別の実施形態のネットワーク構成図。 第2の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第2の実施例の非共有時に表示される画面を示す図。 第3の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第3の実施例のアプリ監視部221の動作説明図。 第3の実施例の別の形態のアプリ監視部221の動作説明図。 第4の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第4の実施例のドメイン監視部231の動作説明図。 第5の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第5の実施例の画面共有クライアント200の共有状態の画面を示す図。 第5の実施例の画面共有クライアント200の非共有状態の画面を示す図。 第5の実施例の別の実施形態の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第6の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第6の実施例の書き込み画面の例を示す図。 第6の実施例のアノテーション入出力部の動作フロー図。 第7の実施例の画面共有クライアント200/サーバープログラムの機能ブロック図。 第8の実施例の機能ブロック図。 第8の実施例のプログラム配布フロー図。 第9の実施例の機能ブロック図。 第9の実施例のプログラム配布フロー図。 従来の一般的な画面共有ソフトの動作原理を示す図。
符号の説明
100 画面共有サーバー、101 接続監視部、102 共有監視部、103 メンバ管理部、104 UI処理部、105 メイン処理部、106 共有制御部、107 画面データ取得部、108 画面データ送信部、 200 画面共有クライアント、201 通信部、202 UI処理部、203 メイン処理部、204 画面データ受信部、205 画面データ表示部、300 ネットワーク

Claims (14)

  1. 自身の画面データを少なくとも1台以上の参加者となる第一の処理装置提供する主催者となる第二の処理装置と、受信した前記第二の処理装置からの前記画面データを表示する第一の処理装置を含む画面共有システムであって、
    前記第一の処理装置は、前記第二の処理装置の画面を共有表示している共有状態と、共有表示していない非共有状態の2つの状態を有し、
    前記非共有状態では、前記第二の処理装置に接続中の前記参加者となる第一の処理装置にはその利用に対して制限を課し、所定の操作のみを許可する制限手段を備えることを特徴とする画面共有システム。
  2. 請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、第一の処理装置自身のデスクトップ画面が表示されないように任意の画面が表示されることを特徴とする画面共有システム。
  3. 請求項2に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、第二の処理装置によって指定された画像、もしくは文字を表示した画面が表示されることを特徴とする画面共有システム。
  4. 請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記第一の処理装置の入力装置からの操作が制限されることを特徴とする画面共有システム。
  5. 請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記第一の処理装置において、所定のアプリケーションの操作が許可されることを特徴とする画面共有システム。
  6. 請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記第一の処理装置において指定された文書またはURLの閲覧が許可されていることを特徴とする画面共有システム。
  7. 請求項1に記載の画面共有システムにおいて、前記第一の処理装置は、前記画面データを表示している共有画面のスナップショットを記録する機能を有し、前記非共有状態では、共有時に記録された前記スナップショットを閲覧することが許可されていることを特徴とする画面共有システム。
  8. 請求項に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、前記入力装置から入力された内容が、前記第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする画面共有システム。
  9. 請求項4または8に記載の画面共有システムにおいて、前記非共有状態では、共有時の最終画面を背景として前記第一の処理装置の入力装置から文字または図形を書き込むことができ、書き込まれた内容が第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする画面共有システム。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の画面共有システムにおいて、前記第二の処理装置は、前記第一の処理装置の接続状態を監視する機能を有することを特徴とする画面共有システム。
  11. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の画面共有システムにおいて、前記第一の処理装置は、画面を共有表示しているか否かを監視する機能を有することを特徴とする画面共有システム。
  12. 自身の画面データを少なくとも1台以上の参加者となる第一の処理装置提供する第二の処理装置からの前記画面データを表示する第一の処理装置の画面共有プログラムであって、
    前記第二の処理装置の画面を共有表示していない非共有状態では、前記第二の処理装置に接続中の前記参加者となる第一の処理装置にはその利用に対して制限を課し、所定の操作のみを許可する制限ステップを実行させることを特徴とする画面共有プログラム。
  13. 請求項12に記載の画面共有プログラムにおいて、前記非共有状態では、入力装置から入力された内容が、前記第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする画面共有プログラム。
  14. 請求項12に記載の画面共有プログラムにおいて、前記非共有状態では、共有時の任意の画面を背景として前記第一の処理装置の入力装置から文字または図形を書き込むことができ、書き込まれた内容が前記第二の処理装置または他の前記第一の処理装置の少なくとも1つにも表示される機能を有するアプリケーションの利用が許可されていることを特徴とする画面共有プログラム
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