JP2017033364A - 通信装置、作業管理システム、端末、及びプログラム - Google Patents

通信装置、作業管理システム、端末、及びプログラム Download PDF

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敬靖 麻植
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Abstract

【課題】現場の作業者の状況から適切な作業管理を効率的に行う。【解決手段】1以上の通信装置を有し、近距離無線通信により無線エリアを形成する通信システムであって、前記無線エリアに存在する端末又は機器に通知を送信する条件であって、前記条件は、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定するための条件を記憶する記憶部と、前記端末と、近距離無線通信で接続し、前記端末から、前記端末の情報を受信する通信部と、受信した前記端末の情報と記憶された前記条件とから、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定する決定部と、を有し、前記通信部は、決定された前記通知を、決定された前記端末、又は前記機器に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、作業管理システム、端末、及びプログラムに関する。
建設現場等の作業現場において、携帯電話、及びGPS等を用いて安全管理を行うことが行われている。
例えば、現場監督がPDA(Personal Data Assistance)等の情報処理端末を用いて、作業現場と、作業現場を管理する本部との間で安全管理に係る各種情報を共有する作業管理システム等が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、上述したシステム等では、現場監督が、情報処理端末に現場の状況を入力し、かかる状況に基づいて、本部が、現場監督に指示を送信する。このため、現場の状況の入力、及び本部における指示の作成の作業が煩雑であるという問題があった。
本発明は、上記の課題を鑑みてされたものであり、現場の作業者の状況から適切な作業管理を効率的に行うことを目的とする。
本実施形態に係る通信システムは、1以上の通信装置を含み、近距離無線通信により無線エリアを形成する通信システムであって、前記無線エリアに存在する端末又は機器に通知を送信する条件であって、前記条件は、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定するための条件を記憶する記憶部と、前記端末と、近距離無線通信で接続し、前記端末から、前記端末の情報を受信する通信部と、受信した前記端末の情報と記憶された前記条件とから、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定する決定部と、を有し、前記通信部は、決定された前記通知を、決定された前記端末、又は前記機器に送信する。
本実施形態によれば、現場の作業者の状況から適切な作業管理を効率的に行う通信装置、作業管理システム、端末、及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る作業管理システムの全体構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る作業管理システムの機能構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る操作端末から通信システムに入力される条件の一例を示す図である。 第1実施形態に係る通信システムの記憶部が記憶するスマートデバイスの情報を示す図である。 第1実施形態に係る作業管理システムの動作シーケンスを示す図である。 第1実施形態に係る通信システムの動作フローを示す図である。 第1実施形態に係る操作端末に表示される表示の一例を示す図である。 第1実施形態に係るスマートデバイスの入出力部に、表示される表示の一例を示す図である。 第1実施形態に係る通信システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るスマートデバイスのハードウェア構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る作業管理システムの全体構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る通信装置、及びサーバの機能構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る操作端末に表示される表示の一例を示す図である。 第2実施形態に係る通信システムの記憶部が記憶するスマートデバイスの情報を示す図である。 第2実施形態に係る作業管理システムの動作シーケンスを示す図である。 第3実施形態に係る作業管理システムの全体構成の一例を示す図である。 第3実施形態に係るマスタースマートデバイスの機能構成の一例を示す図である。 第4実施形態に係る作業管理システムの全体構成の一例を示す図である。 第4実施形態に係るサーバで記憶するスマートデバイスの情報の一例を示す図である。 第4実施形態に係る動作フロー(その1)を示す図である。 第4実施形態に係る動作フロー(その2)を示す図である。
[第1実施形態]
<機能構成>
図1乃至図4を用いて第1実施形態に係る作業管理システム1の機能構成について説明する。
(1)全体構成
図1は、本実施形態に係る作業管理システム1の全体構成の一例を示す図である。作業管理システム1は、通信システム10と、スマートデバイス20と、機器30と、操作端末5とを有する。
通信システム10は、1以上の通信装置を有する。通信システム10は、作業現場に配備される。通信システム10は、近距離無線通信を用いて、無線エリア50を形成する。近距離無線通信とは、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)、又はBluetooth(登録商標)等である。通信システム10は、無線エリア50が作業現場をカバーするように、近距離無線通信の信号の送信電力を調整する。
通信システム10は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20に、通信システム10に接続するための情報を送信する。接続するための情報とは、例えば、通信システム10の識別子であるSSID、及びパスワード等である。
接続するための情報を取得したスマートデバイス20は、かかる情報を用いて通信システム10に接続する。例えば、スマートデバイス20は、WLANを用いて通信システム10に接続する。
スマートデバイス20は、現場の作業者が使用する端末である。原則として、作業者は、作業者と対応付けられた1台のスマートデバイス20を携帯する。
スマートデバイス20は、通信システム10に、スマートデバイス20の情報を通知する。スマートデバイス20の情報とは、例えば、スマートデバイス20の識別子、及び資格情報等である。ここで、資格情報とは、作業現場に配備されている機器30を操作する権限の有無を示す情報である。
スマートデバイス20は、例えば、スマートフォン、タブレット、及びノートPC等である。スマートデバイス20は、上述した動作を実現できればよい。スマートデバイス20の端末の種別に特に限定はない。
機器30は、作業現場に配備されている重機等の機器である。機器30は、通信システム10から機器30の起動、及び停止に関する通知を受信し、かかる通知に応じて、機器30の起動、及び停止を行う。
操作端末5は、通信システム10に、条件の入力を行う。操作端末5は、通信システム10に条件の入力を行う権限を有する作業者が操作する端末である。操作端末5の端末の種別に特に限定はない。操作端末5は、条件の入力を行う権限を有する作業者のスマートデバイス20でもよい。
通信システム10は、かかる条件と、スマートデバイス20から取得した情報とから、通知の内容と、かかる通知を送信する機器30又はスマートデバイス20を決定する。
条件は、作業現場に存在する作業者の数、機器30を操作する資格を有する作業者の有無等に関するものである。
(2)通信システムの機能構成
図2を用いて通信システム10の機能構成を説明する。通信システム10は、1以上の通信装置を有し、近距離無線通信により無線エリア50を形成する。
通信システム10は、近距離無線通信部100、通信部110、記憶部120、判断部130、入出力部140、及び制御部150を有する。
記憶部120は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20又は機器30に通知を送信する条件を記憶する。かかる条件は、通知の内容、及び通知を送信する無線エリア50内のスマートデバイス20又は機器30を決定するための条件である。
通信システム10は、無線エリア50内のスマートデバイス20と通信を行う。近距離無線通信部100は、スマートデバイス20と近距離無線通信で接続する。
近距離無線通信部100は、通信システム10との接続に必要な情報を、スマートデバイス20に、近距離無線通信で送信する。かかる接続に必要な情報は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20に受信される。
通信部110は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20から、スマートデバイス20の情報を受信する。スマートデバイス20の情報は、スマートデバイス20の識別子と、スマートデバイス20の資格情報とを含む。なお、スマートデバイス20の資格情報は、スマートデバイス20を使用する作業者と対応付けられてもよい。
通信部110と、スマートデバイス20とはWLANを用いて通信する。なお、スマートデバイス20は、当該スマートデバイス20の情報を近距離無線通信で送信し、通信システム10の近距離無線通信部100は、かかる情報を受信してもよい。
判断部130は、受信したスマートデバイス20の情報と記憶された条件とから、通知の内容、及び通知を送信するスマートデバイス20又は機器30を決定する。
通信部110は、決定された通知を、通知の送信先に決定されたスマートデバイス20又は機器に送信する。
ここで、判断部130は、決定部の一例である。
記憶部120は、受信したスマートデバイス20の情報を記憶してもよい。
判断部130は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20の数を基に、判断をしてもよい。
例えば、スマートデバイス20の数を基に、判断部130は、無線エリア50で作業を実施してよいと決定し、その旨の通知と、通知の送信先である無線エリア50に存在するスマートデバイス20とを決定する。通信部110は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20に、かかる通知を送信する。
ここで、スマートデバイス20の数と作業者の数は1対1に対応しているものとする。
作業現場の広さによっては、作業者の数を所定の範囲内にする必要がある。例えば、重量制限がある作業現場では、第1の所定の人数以下で作業する必要がある。又、注意が必要な作業現場では、最低でも第2の所定の人数以上で作業する必要がある。
スマートデバイス20の数が作業可能な人数の範囲内である場合に、判断部130は、作業を実施してよい旨の通知を送信することを決定してもよい。
また、スマートデバイス20の数が作業可能な人数の範囲外である場合に、判断部130は、無線エリア50で作業を実施できないと決定し、その旨の通知と、通知の送信先である無線エリア50に存在するスマートデバイス20を決定する。通信部110は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20に、かかる通知を送信する。
判断部130は、受信したスマートデバイス20の情報の少なくとも1つに、無線エリア50に存在する機器30を使用することが可能である旨を含む場合、かかる機器を使用することが可能であると決定する。
通信部110は、無線エリア50に存在する機器30に、機器30を起動するための通知を送信する。
この場合、通信部110は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20に、機器30を使用することが可能である旨の通知を送信してもよい。
なお、所定の数以上のスマートデバイス20の情報に、機器30を使用することが可能である旨が含まれている場合、判断部130は、機器30を使用することが可能であると決定してもよい。
また、受信したスマートデバイス20の情報のいずれにも、無線エリア50に存在する機器30を使用することが可能である旨が含まれない場合、判断部130は、機器30を使用不能であると決定する。
判断部130は、機器30を使用することが可能である旨のスマートデバイス20の情報を有するスマートデバイス20が、無線エリア50に存在しないと判断する。通信部110は、無線エリア50に存在する機器30に、機器30を停止するための通知を送信する。例えば、機器30を使用することが可能な作業者が無線エリア50内に存在しないにも関わらず、機器30が動作している場合には、通信システム10は、機器30を停止するための通知を送信する。
この場合、通信部110は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20に、機器30を使用不能である旨の通知を送信する。
判断部130は、スマートデバイス20の情報から、機器30を使用することが可能であるスマートデバイス20の数を特定する。判断部130は、特定されたスマートデバイス20の数が所定の数以下の場合に、機器30を使用不能であると決定してもよい。
例えば、機器30が重機の場合、機器30を起動するための通知の受信に応じて、機器30は、エンジンを起動し機器30を使用できる状況としてもよい。また、機器30を停止するための通知の受信に応じて、機器30は、エンジンを停止し機器30を使用できない状況としてもよい。
例えば、機器30が現場での作業可否を示す信号機の場合、機器30を起動するための通知の受信に応じて、機器30は、信号を作業できる状態を示す「青」にしてもよい。また、機器30を停止するための通知の受信に応じて、機器30は、作業できない状態を示す「赤」の信号にしてもよい。
記憶部120は、近距離無線通信部100がスマートデバイス20のそれぞれを検知した時刻と、検知できなくなった時刻とを記憶してもよい。
また、判断部130は、スマートデバイス20を検知した場合、又は、スマートデバイス20を検知できなくなった場合に、条件を満たすか否かの判断を行ってもよい。
なお、記憶部120は、通信部110が無線エリア50に存在するスマートデバイス20から、かかるスマートデバイス20の情報を受信した時刻を記憶してもよい。また、判断部130は、スマートデバイス20の情報を受信した場合に、条件を満たすか否かの判断を行ってもよい。
これにより、通信システム10は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20の状況に応じて、タイムリーに通知の内容と、通知の送信先のスマートデバイス20又は機器30とを決定することができる。
通信システム10と、スマートデバイス20と、機器30とは、無線ネットワーク40を介して接続される。スマートデバイス20、及び機器30等とBLE等の近距離無線で通信する場合に、近距離無線通信部100が使用される。スマートデバイス20、及び機器30等とWLAN、携帯電話回線で通信する場合に、通信部110が使用される。
通信システム10は、操作端末5から条件の入力を受け付ける。受け付けた条件は、記憶部120に記憶される。
入出力部140は、通信システム10に関するユーザからの各種設定の指示を受け付ける。入出力部140は、通信システム10に関する各種表示を出力する。
制御部150は、通信システム10の各機能に対する制御を行う。
ここで、近距離無線通信部100は、通信部の一例である。通信部110は、通信部の一例である。
また、判断部130が条件を満たすかを判断することは、判断部130が、記憶部120で記憶されている条件と、受信したスマートデバイス20の情報とから、通知の内容と、通知の宛先のスマートデバイス20又は機器30とを決定することを意味する。
(3)記憶部で記憶する情報
図3及び図4を用いて記憶部120が記憶する情報について説明する。
図3は、操作端末5から通信システム10に入力される条件の一例を示す図である。入力された条件は、記憶部120に記憶される。
条件は、無線エリア50の識別子と、無線エリア50の作業条件と、機器30の使用条件とを含む。
無線エリア50の識別子は、通信システム10の近距離無線通信部100により形成される無線エリア50を一意に特定する情報である。
無線エリア50の作業条件は、人数、時間帯、及び作業可否に関する情報が設定される。人数は、無線エリア50にカバーされる作業現場で作業可能な人数の下限値、上限値、又は範囲が設定される。図3の例では、3人以上、10人以下の範囲が設定されている。
時間帯は、無線エリア50にカバーされる作業現場の作業可能な時間帯が設定される。時間帯に加えて、作業可能な日、作業可能な曜日等の情報が設定されてもよい。
作業可否は、現在作業をできるか、否かの情報が設定される。例えば、一時的に作業できない場合には、「否」が設定される。
機器30の使用条件は、無線エリア50に存在する機器30毎に、使用条件が設定される。資格者の条件には、機器30を使用するのに必要な資格と、かかる資格を有する作業者の人数とが設定される。
機器30の使用可否は、機器30を現在使用できるか、否かの情報が設定される。例えば、機器30の故障等により一時的に使用できない場合、「否」が設定される。
図4は、通信システム10の記憶部120が記憶するスマートデバイス20の情報を示す図である。
かかる情報には、スマートデバイス20の識別子と、資格情報とを含む。
スマートデバイス20の識別子は、作業管理システム1内でスマートデバイス20を一意に特定する情報である。
また、記憶部120は、スマートデバイス20が無線エリア50に入った時刻と、スマートデバイス20が無線エリア50から出た時刻とを記憶する。
無線エリア50に入った時刻には、通信部110からスマートデバイス20の情報を受信した時刻が記憶されてもよい。又は、近距離無線通信部100がスマートデバイス20を検知した時刻が記憶されてもよい。
無線エリア50から出た時刻には、近距離無線通信部100がスマートデバイス20を検知できなくなった時刻が記憶されてもよい。時刻が記録されてない場合は、スマートデバイス20が、無線エリア50に存在することを示している。
図4の例では、スマートデバイス20の識別子が「AAAA」、「BBBB」、及び「CCCC」のスマートデバイス20が無線エリア50に存在することを示している。
(4)スマートデバイスの機能構成
図2を用いて、スマートデバイス20の機能構成について説明する。
スマートデバイス20は、近距離無線通信部200、通信部210、入出力部220、及び制御部230を有する。
近距離無線通信部200は、通信システム10と、近距離無線通信で通信する。近距離無線通信部200は、近距離無線通信で、通信システム10との接続に必要な情報を受信する。
通信システム10との接続に必要な情報を用いて、通信部210は、通信システム10と接続する。接続後、通信部210は、スマートデバイス20の情報を通信システム10に送信する。通信部210は、WLAN、又は携帯電話回線等を用いて、かかる情報を送信する。
通信部210は、通信システム10から通知を受信する。
なお、近距離無線通信部200は、スマートデバイス20の情報を、近距離無線通信で、送信してもよい。
入出力部220は、受信した通知の内容を表示し、スマートデバイス20を使用する作業者に通知された情報を認識させる。
入出力部220は、スマートデバイス20を使用する作業者からの入力を受け付ける。また、入出力部220は、スマートデバイス20の情報等を表示する。
制御部230は、スマートデバイス20の各機能を制御する。
ここで、スマートデバイス20は、端末の一例である。
(5)機器の機能構成
図2を用いて、機器30の機能構成について説明する。
機器30は、通信部300、入出力部310、及び制御部320を有する。
通信部300は、通信システム10と通信する。通信部300は、WLAN、又は携帯電話回線等を用いて通信システム10と通信する。
通信部300は、通信システム10が送信した通知を、受信する。
かかる通知を受信すると、制御部320は、通知の内容に従って動作する。通知の内容が、機器30を起動するための通知の場合、制御部320は、機器30を動作させる。
通知の内容が、機器30を停止するための通知の場合、制御部320は、機器30を停止させる。
なお、機器30が近距離無線通信の機能を具備する場合、機器30は、近距離無線通信を用いて通信システム10と通信してもよい。
入出力部310は、機器30を使用する作業者からの入力を受け付ける。また、入出力部310は、機器30の情報等を表示する。
<動作手順>
図5及び図6を用いて、本実施形態に係る作業管理システム1の動作手順について説明する。
(1)動作シーケンス
図5は、本実施形態に係る作業管理システム1の動作シーケンスを示す図である。
図5は、通信システム10の近距離無線通信部100が形成する無線エリア50に1以上のスマートデバイス20と、機器30とが存在する場合の動作シーケンスである。
ステップS501で、操作端末5は、通信システム10に条件を入力する。
ステップS502で、通信システム10の記憶部120は入力された条件を記憶する。
ステップS503で、通信システム10の近距離無線通信部100は、スマートデバイス20と接続を確立する。ここで、「接続を確立する」とは、スマートデバイス20が通信システム10からの近距離無線通信の信号を検知できることでもよい。
ステップS504で、通信システム10の近距離無線通信部100は、スマートデバイス20が通信システム10と接続するための情報を通知する。図5の例では、スマートデバイス20はWLANを用いて、通信システム10に接続することを想定している。この場合、接続するための情報は、通信システム10のSSID、及びパスワードである。
ステップS505で、スマートデバイス20は、受信した接続するための情報を用いて、スマートデバイス20の情報を、通信システム10に通知する。スマートデバイス20の情報は、スマートデバイス20の識別子と資格情報とを含む。
ステップS503乃至ステップS505の手順は、無線エリア50内に存在する全スマートデバイス20と通信システム10との間で実行される。
ステップS506で、通信システム10の通信部110は、記憶部120に受信した情報を通知する。
ステップS507で、記憶部120は、通知されたスマートデバイス20の情報を記憶する。
ステップS508で、通信部110は、判断部130に、スマートデバイス20が無線エリア50に入ったことを通知する。なお、記憶部120が、かかる通知を行ってもよい。
ステップS509で、判断部130は、記憶部120に、記憶されている条件及び無線エリア50内のスマートデバイス20の情報の取得の要求を送信する。
ステップS510で、判断部130は、スマートデバイス20の情報及び条件を取得する。判断部130は、取得した情報に基づいて、条件を満たすか否かを判断する。判断部130は、判断の結果に従って、通知の内容と、通知を送信するスマートデバイス20又は機器30を決定する。具体的には、判断部130は、無線エリア50の作業条件と、機器30の使用条件とを満たすか否かを判断する。
ここでは、記憶部120に、図3の条件と、図4のスマートデバイス20の情報とが記憶されている場合を例に説明する。判断を行う時刻は「2015年7月7日 10時30分」とする。
判断部130は、スマートデバイス20の情報から無線エリア50に存在するスマートデバイス20の数を3であると特定し、3名の作業者が無線エリア50に存在すると判断する。判断部130は、3名の作業者が無線エリア50に存在し、時刻が10時30分であることから、無線エリア50の作業条件を満たすと判断する。
また、判断部130は、スマートデバイス20の情報から、無線エリア50に、資格#Aを有する作業者が1名、資格#Bを有する作業者が1名存在することを確認する。
機器30の使用条件には、「A0001」を使用するためには、資格#Aの保有者が1名必要であり、「A0002」を使用するためには、資格#Bの保有者が2名必要であることが設定されている。
判断部130は、「A0001」の使用を可能と判断し、「A0002」の使用を不可と判断する。
なお、無線エリア50の作業条件の判断で、作業可能と判断された場合に、判断部130は、機器30の使用条件を満たすか否かを判断してもよい。
ステップS511で、判断部130は、通信部110に、機器30を起動するための通知を送信することを指示する。通信部110は、かかる指示に基づいて、機器30に通知を送信する。具体的には、通信部110は、使用可能と判断された機器30(「A0001」)を起動させるための通知を送信する。
かかる通知を受信した機器30(「A0001」)は、機器30を起動させる。
ステップ512で、判断部130は、通信部110に、スマートデバイス20に通知を送信することを指示する。通信部110は、かかる通知を無線エリア50内のスマートデバイス20に送信する。
かかる通知は、無線エリア50内で作業可能である旨と、機器30(「A0001」)を使用することが可能である旨を含む。
通信システム10は、定期的にステップS513乃至ステップS515の手順を実行する。
ステップS513で、通信システム10の近距離無線通信部100は、スマートデバイス20が無線エリア50に存在するか定期的に確認する。例えば、近距離無線通信部100は、スマートデバイス20の応答を促すBLE信号を送信し、応答を確認できたスマートデバイス20が無線エリア50に存在すると判断してもよい。
ステップS514で、近距離無線通信部100は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20の状態が変更されたことを検知する。近距離無線通信部100は、記憶部120に状態の変更を通知する。記憶部120は、記憶しているスマートデバイス20の情報を通知された内容に従って変更する。
ステップS515で、近距離無線通信部100は、判断部130にスマートデバイス20の状態の変更を通知する。かかる通知を受けて、判断部130は条件を満たすか否かを判断してもよい。
例えば、状態の変更により、資格#Bの保有者が2名に変更された場合、判断部130は、「A0002」の使用を可能と判断し、通信部110に、機器30(「A0002」)を起動させるための通知を送信することを指示してもよい。
また、例えば、状態の変更により、無線エリア50に存在するスマートデバイス20が10台より多くなった場合、判断部130は、無線エリア50内のスマートデバイス20に通知を送信することを通信部110に指示する。通信部110は、かかる指示に従って通知を送信する。かかる通知には、作業可能な人数を上回っているため無線エリア50に対応する現場で作業ができない旨が含まれる。
(2)動作フロー
図6は、本実施形態に係る通信システム10の動作フローを示すフローチャートである。
ステップS601で、判断部130は、無線エリア50の作業条件を満たすか否かを判断する。具体的には、判断部130は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20の数が設定されている範囲内か否か、判断の時刻が作業できる時間帯に含まれるか否か、作業可否の項目が、作業可に設定されているかを判断する。
これらの条件を満たす場合(ステップS601 YES)、ステップS603に進む。これらの条件を満たさない場合(ステップS602 NO)、ステップS602に進む。
ステップS602で、通信部110は、無線エリア50内のスマートデバイス20に、無線エリア50で作業できない旨の通知を送信する。
ステップS603で、判断部130は、無線エリア50内の機器30の使用条件を満たすか否かを判断する。具体的には、判断部130は、機器30を使用するのに必要な資格を有する作業者が所定の人数以上、無線エリア50内に存在するか否かを判断する。
条件を満たす場合(ステップS603 YES)、ステップS605に進む。一方、条件を満たさない場合(ステップS603 NO)、ステップS604に進む。
ステップS604で、通信部110は、無線エリア50内のスマートデバイス20に、機器30を使用できない旨の通知を送信する。なお、かかる通知に、無線エリア50内で作業をできる旨を含んでもよい。
ステップS605で、通信部110は、機器30に、機器30を起動させるための通知を送信する。通信部110は、無線エリア50内のスマートデバイス20に、無線エリア50内で作業できる旨、及び機器30を使用することが可能である旨を通知してもよい。
<表示>
図7及び図8を用いて、本実施形態にかかる作業者等への表示について説明する。
図7は、条件が設定されるときに、操作端末5に表示される表示の一例を示す図である。
条件が設定されるときには、対象となる無線エリア50の識別子、無線エリア50の作業条件、及び機器30の使用条件等が、操作端末5に表示される。
操作端末5の操作者は、無線エリア50の作業条件に、「作業人数」の範囲、作業可能な「時間帯」、及び「作業可否」を設定できる。
操作端末5の操作者は、機器30の使用条件に、「必要な資格と資格を有する作業者の人数」、及び機器30の「使用可否」を設定できる。
図8は、通信システム10から通知を受けたときに、作業者のスマートデバイス20の入出力部220に表示される表示の一例を示す図である。
無線エリア50の作業条件を満たす場合、図8の(1)のメッセージが表示される。無線エリア50の作業条件を満たさない場合、例えば、人数の条件を満たさない場合、図8の(2)又は(3)のメッセージが表示される。
無線エリア50に存在する機器30が使用可能な場合は、図8の(4)のメッセージが表示される。新たに無線エリア50に入った作業者により、機器30を使用することが可能になった場合、図8の(5)のメッセージが表示される。無線エリア50から作業者が離れたことにより、機器30を使用不能になった場合、図8の(6)のメッセージが表示される。
<ハードウェア構成>
(1)通信システム
図9を用いて、本実施形態に係る通信システム10のハードウェア構成について説明する。図9は、本実施形態に係る通信システム10のハードウェア構成の一例を示す図である。
通信システム10は、通信部160、WLAN通信部161、近距離無線通信部162、GPS通信部163、ディスプレイ170、入力装置171、CPU180、ROM181、RAM182、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)183、メディアドライブ184、記録メディア185、及び電池190、を有する。通信システム10の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続される。
通信部160は、3G、及びLTE等の携帯電話の通信規格に準拠し、最寄りの携帯電話の基地局と通信する。
WLAN通信部161は、IEEEで規定されるWLANの規格に準拠し、最寄りのWLAN AP、及びWLANで通信可能な機器30と通信する。
近距離無線通信部162は、Bluetooth、及びBLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信の規格に準拠し、Bluetooth等で通信可能な機器と通信する。
GPS通信部163は、GPS衛星から信号を受信する。GPS通信部163とCPU180は、受信した信号を基に、通信システム10の位置を特定する。
ディスプレイ170は、画像、文書及び各種アイコン等を表示する液晶、又は有機EL等である。
入力装置171は、キーボード、及びマウス等により実現され、作業者からの各種入力を受け付ける。入力装置171は、タッチパネルにより実現されてもよい。
CPU180は、通信システム10全体を制御する。ROM181は、基本入出力プログラムを記憶している。RAM182は、CPU180のワークエリアとして使用される。EEPROM183は、CPU180の制御に従ってデータの読出し又は書込みを行う。
メディアドライブ184は、フラッシュメモリ等の記録メディア185に対するデータの読出し又は書込みを制御する。メディアドライブ184は、記録メディア185を着脱可能な構成となっている。
通信システム10の各機能は、CPU180がROM181に記憶されたプログラムを用いて、図9に示す各ハードウェアを動作させることにより実現できる。
電池190は、通信システム10を動作させるために用いられる。なお、通信システム10は、外部から電源から供給を受けてもよい。
(2)スマートデバイス
図10を用いて、本実施形態に係るスマートデバイス20のハードウェア構成について説明する。図10は、本実施形態に係るスマートデバイス20のハードウェア構成の一例を示す図である。
スマートデバイス20は、通信部250、WLAN通信部251、近距離無線通信部252、ディスプレイ260、タッチパネル261、CPU270、ROM271、RAM272、EEPROM273、メディアドライブ274、記録メディア275、及び電池280、を有する。スマートデバイス20の各ハードウェアは、バスBを介して相互に接続される。
通信部250は、3G、及びLTE等の携帯電話の通信規格に準拠し、最寄りの携帯電話の基地局と通信する。
WLAN通信部251は、IEEEで規定されるWLANの規格に準拠し、最寄りのWLAN AP、及びWLANで通信可能な機器30と通信する。
近距離無線通信部252は、Bluetooth、及びBLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信の規格に準拠し、Bluetooth等で通信可能な機器と通信する。
ディスプレイ260は、画像、文書及び各種アイコン等を表示する液晶、又は有機EL等である。
タッチパネル261は、ディスプレイ260上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ260上におけるタッチ位置を検出する。
CPU270は、スマートデバイス20全体を制御する。ROM271は、基本入出力プログラムを記憶している。RAM272は、CPU270のワークエリアとして使用される。EEPROM273は、CPU270の制御に従ってデータの読出し又は書込みを行う。
メディアドライブ274は、フラッシュメモリ等の記録メディア275に対するデータの読出し又は書込みを制御する。メディアドライブ274は、記録メディア275を着脱可能な構成となっている。
スマートデバイス20の各機能は、CPU270がROM271に記憶されたプログラムを用いて、図10に示す各ハードウェアを動作させることにより実現できる。
電池280は、スマートデバイス20を駆動するために用いられる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態と共通する部分については、説明を省略し、異なる部分について説明する。
<機能構成>
(1)全体構成
図11は、本実施形態に係る作業管理システム1の全体構成の一例を示す図である。
作業管理システム1は、サーバ70と、複数の通信装置60(60A、60B、60C)と、複数のスマートデバイス20(20A、20B、20C)と、機器30(30A、30B、30C)とを有する。
通信装置60の各々は、近距離無線通信を用いて、無線エリア50を形成する。通信装置60は、自らが形成する無線エリア50内に存在するスマートデバイス20に、通信装置60と通信するのに必要な情報を通知する。かかる情報は、近距離無線通信で通知される。かかる情報は、例えば、通信装置60の識別子、及び接続のためのパスワード等を含む。スマートデバイス20が通信装置60とWLANで接続する場合、通信装置60の識別子はSSIDである。
通信装置60は、自らが形成する無線エリア50内に存在するスマートデバイス20から、かかるスマートデバイス20の情報を取得する。
通信装置60は、取得したスマートデバイス20の情報をサーバ70に送信する。
サーバ70は、無線エリア50を形成する1以上の通信装置60と接続されている。サーバ70は、1以上の通信装置60のそれぞれからスマートデバイス20の情報を受信する。サーバ70は、受信したスマートデバイス20の情報を記憶する。つまり、サーバ70は、接続されている1以上の通信装置60のそれぞれが形成する無線エリア50に存在するスマートデバイス20の情報を記憶する。
操作端末5は、サーバ70に、条件の入力を行う。条件は、作業現場に存在する作業者の数、機器30を操作する資格を有する作業者の有無等に関するものである。かかる条件は、無線エリア50毎に設定される。
サーバ70は、複数の無線エリア50をまとめて管理してもよい。まとめられた複数の無線エリア50は、無線エリアグループと呼ばれてもよい。
例えば、図11に示すように、サーバ70は、無線エリア50#Aと無線エリア50#Bとを有する無線エリアグループ#Nを設定し、無線エリアグループ単位の管理を行ってもよい。
例えば、ビル等の建設現場において、各階に無線エリア50を形成した場合において、サーバ70は、各階の無線エリア50から成る無線エリアグループを設定してもよい。
(2)機能構成
図12を用いて、第2実施形態に係る通信装置60、及びサーバ70の機能構成について説明する。図12は本実施形態に係る通信装置60、及びサーバ70の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る作業管理システム1は、複数の通信装置60と、サーバ70とを有する。なお、サーバ70は、情報処理装置の一例である。
複数の通信装置60のそれぞれは、近距離無線通信により無線エリアを形成する。
複数の通信装置60のそれぞれは、近距離無線通信部600と、通信部610と、入出力部620と、制御部630とを有する。
近距離無線通信部600は、無線エリアに存在するスマートデバイス20と、近距離無線通信で接続する。近距離無線通信部600は、当該通信装置60との接続に必要な情報を、スマートデバイス20に、近距離無線通信で送信する。
通信部610は、無線エリアに存在するスマートデバイス20から、かかるスマートデバイス20の情報を受信する。また、通信部610は、受信したスマートデバイス20の情報をサーバ70に送信する。
なお、スマートデバイス20は、近距離無線通信で、スマートデバイス20の情報を送信してもよい。この場合、近距離無線通信部600が、かかるスマートデバイス20の情報を受信する。
入出力部620は、通信装置60に関するユーザからの各種設定の指示を受け付ける。入出力部620は、通信装置60に関する各種表示を出力する。
制御部630は、通信装置60の各機能に対する制御を行う。
サーバ70は、通信部710と、記憶部720と、判断部730と、入出力部740と、制御部750とを有する。
記憶部720は、複数の通信装置60のそれぞれが形成する無線エリア50に存在するスマートデバイス20又は機器30に通知を送信する条件を記憶する。かかる条件は、通知の内容、及び通知を送信するスマートデバイス20又は機器30を決定するための条件である。
通信部710は、複数の通信装置60のそれぞれからスマートデバイス20の情報を受信する。
判断部730は、受信したスマートデバイス20の情報と記憶された条件とから、無線エリア50のそれぞれにおいて、通知の内容、及び通知を送信するスマートデバイス20又は機器30を決定する。
通信部710は、決定された通知を、通知の送信先に決定されたスマートデバイス20又は機器30に、通信装置60の通信部610を介して送信する。
記憶部720は、複数の通信装置60のそれぞれから受信したスマートデバイス20の情報を記憶する。
なお、判断部730は、決定部の一例である。
入出力部740は、サーバ70に関するユーザからの各種設定の指示を受け付ける。入出力部740は、サーバ70に関する各種表示を出力する。
制御部750は、サーバ70の各機能に対する制御を行う。
判断部730は、複数の通信装置60から受信したスマートデバイス20の情報の少なくとも1つに、複数の通信装置60により形成される複数の無線エリア50のいずれかに存在する機器30を使用することが可能である旨を含む場合、条件を満たすと判断してもよい。通信部710は、機器30に、機器30を起動するための通知を送信する。
例えば、通信部710は、無線エリア50Aを形成する通信装置60Aと、無線エリア50Bを形成する通信装置60Bとから、無線エリア50A及び無線エリア50Bに存在するスマートデバイス20の情報を受信し、判断部730は、無線エリア50Aに存在するスマートデバイス20の情報に、無線エリア50Bに存在する機器30を使用することが可能である旨が含まれていることを特定する。この場合、判断部730は、かかる条件を満たすと判断してもよい。具体的には、判断部730は、かかる条件を満たすと判断し、「機器30を起動するための」通知と、通知の送信先である機器30を決定する。通信部710は、機器30を起動するための通知を送信する。
上記のように制御する理由は、機器30が存在する無線エリア50に、機器30を使用する資格を有する作業者がいない場合であっても、周辺の無線エリア50に、かかる機器30を使用する資格を有する作業者がいるときには、機器30を起動しても安全管理上問題ないと判断できるためである。
(3)記憶部で記憶する情報
図13及び図14を用いて記憶部720で記憶する情報について説明する。
図13は、第2実施形態に係る操作端末5に表示される表示の一例を示す図である。操作端末5は、図13に示される条件をサーバ70に入力する。記憶部720は、入力された条件を記憶する。
条件に1以上の無線エリア50を有する無線エリアグループに関する設定がされてもよい。
図13の例では、無線エリアグループの識別子に、「#N」が設定されている。また、資格者の条件に、「無線エリアグループ#N内に資格#Bの保有者2名」が設定されている。
この場合、サーバ70は、無線エリアグループ内で、資格者が所定の人数以上、存在するか否かを判断する。その他の項目については、図3と同じであるため説明は省略する。
図14は、サーバ70が、接続している通信装置60のそれぞれから受信するスマートデバイス20の情報の一例を示す図である。記憶部720は、受信したスマートデバイス20の情報を記憶する。
図14に示す例では、スマートデバイス20の情報は、通信装置60の識別子と、無線エリア50の識別子と共に記憶される。
記憶部720は、無線エリア50に存在するスマートデバイス20の情報を、無線エリアグループと対応付けて記憶してもよい。
図14に示す例では、無線エリア50の識別子AP#1乃至AP#Mに存在するスマートデバイス20が、無線エリアグループ#Nに対応付けられて記憶されている。
その他の項目については、図4と同じであるため説明は省略する。
<動作手順>
図15を用いて本実施形態に係る動作手順について説明する。
ステップS1501で、操作端末5はサーバ70に条件を入力する。
ステップS1502で、サーバ70の記憶部720は入力された条件を記憶する。
ステップS1503乃至ステップS1505の手順は、ステップS503乃至ステップS505と同様である。スマートデバイス20と通信システム10との間で実施される手順が、スマートデバイス20と通信装置60との間で実施される。
ステップS1506で、通信装置60の通信部610は、サーバ70にスマートデバイス20の情報を通知する。かかる情報には、スマートデバイス20の識別子、及び資格情報等を含む。通信部710は、記憶部720に、受信したスマートデバイス20の情報を通知する。
ステップS1507乃至ステップS1509は、ステップS507乃至ステップ509と同様である。通信システム10内の各機能で実行された処理が、サーバ70内の各機能で実行される。
ステップS1510で、判断部730は、条件を満たすか否かの判断を行う。かかる判断のときに、無線エリアグループ内の条件を基に判断をする場合は、複数の無線エリア50に存在するスマートデバイス20の情報を参照して、条件を満たすか否かを判断する。
ステップS1511乃至ステップS1515の手順は、ステップS511乃至ステップS1515の手順と同様である。図5で、これらの手順は、スマートデバイス20及び機器30と、通信システム10との間で実行される。図15で、これらの手順は、スマートデバイス20及び機器30と、サーバ70との間で、通信装置60を介して実行される。
なお、操作端末5は、無線エリアグループ毎の作業条件をサーバ70に設定してもよい。例えば、操作端末5は、「無線エリアグループ#N内の人数を50人以上、100人以下」といった条件を設定してもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。第1及び第2実施形態と共通する部分については、説明を省略し、異なる部分について説明する。
<機能構成>
(1)全体構成
図16及び図17を用いて、本実施形態に係る作業管理システム1の全体構成について説明する。
本実施形態に係る作業管理システム1は、図16に示すようにマスタースマートデバイス80と、スマートデバイス20と、機器30とを有する。
図17は、マスタースマートデバイス80の機能構成図である。マスタースマートデバイス80は、第1実施形態における通信システム10、操作端末5、及びスマートデバイス20の機能を有する端末である。マスタースマートデバイス80は、記憶部800、近距離無線通信部810、通信部820、判断部830、入出力部840、及び制御部850を有する。
マスタースマートデバイス80は、近距離無線通信の無線エリア50を形成する。
記憶部800は、無線エリアに存在するスマートデバイス20又は機器30に通知を送信する条件を記憶する。かかる条件は、通知の内容、及び通知を送信するスマートデバイス20又は機器30を決定するための条件である。
マスタースマートデバイス80は、現場の管理者が携帯することが想定される。マスタースマートデバイス80は、管理者からの条件の入力を受け付け、かかる条件を記憶する。
マスタースマートデバイス80は、形成した無線エリア50内に存在するスマートデバイス20と通信を行う。
近距離無線通信部810は、近距離無線通信で、マスタースマートデバイス80と接続する。近距離無線通信部810は、マスタースマートデバイス80と通信するために必要な情報を、無線エリア50内のスマートデバイス20に通知する。
スマートデバイス20は、マスタースマートデバイス80に、スマートデバイス20の情報を通知する。通信部820は、かかる通知を受信する。なお、スマートデバイス20の情報は、近距離無線通信で送信されてもよい。この場合、近距離無線通信部810が、スマートデバイス20の情報を受信する。
判断部830は、受信したスマートデバイス20の情報及びマスタースマートデバイス80の情報と、記憶された条件とによって、通知の内容、及び通知を送信するスマートデバイス20又は機器30を決定する。
通信部820は、決定された通知を、通知の送信先に決定されたスマートデバイス20又は機器30に送信する。
ここで、判断部830は、決定部の一例である。
なお、記憶部800は、通知されたスマートデバイス20の情報を記憶してもよい。
入出力部840は、マスタースマートデバイス80に関するユーザからの各種設定の指示を受け付ける。入出力部840は、マスタースマートデバイス80に関する各種表示を出力する。制御部850は、マスタースマートデバイス80の各機能に対する制御を行う。
判断部830が作業可能であると決定した場合、通信部820は、スマートデバイス20に、作業を許可する旨の通知を送信してもよい。また、判断部830が無線エリア50内の機器30を使用することが可能であると決定した場合、通信部820は、無線エリア50内に存在する機器30を起動するための通知を送信してもよい。
判断部830が作業できないと決定した場合、通信部820は、スマートデバイス20に、作業を実施できない旨の通知を送信してもよい。判断部83080が無線エリア50内の機器30を使用不能であると決定した場合、通信部820は、無線エリア50内に存在する機器30を停止するための通知を送信してもよい。
また、マスタースマートデバイス80を操作する管理者は、マスタースマートデバイス80が記憶しているスマートデバイス20の情報を参照して、条件を決定してもよい。これにより、管理者は現場の状況を確認しつつ、柔軟に条件を設定することができる。
[第4実施形態]
次に、図18乃至図21を用いて第4実施形態について説明する。第1乃至第3実施形態と共通する部分については、説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
<機能構成>
(1)全体構成
図18に、本実施形態に係る作業管理システム1の全体構成の一例を示す。
作業管理システム1では、同一の無線エリア50内のスマートデバイス20が相互に自動的に接続することにより、同一の無線エリア50内のスマートデバイス20間で通信可能とする。
作業管理システム1は、サーバ70、通信装置60、及びスマートデバイス20を有する。
通信装置60は、近距離無線通信を用いて無線エリア50を形成する。通信装置60は、近距離無線通信で、無線エリア50内のスマートデバイス20に通信装置60と接続するために必要な情報を通知する。
スマートデバイス20は、かかる情報を受信し、通信装置60と接続する。スマートデバイス20は、通信装置60に、スマートデバイス20の情報を通知する。スマートデバイス20の情報とは、例えば、スマートデバイス20の識別子とスマートデバイス20の属性である。属性には、「親」、又は「子」が設定される。
通信装置60は、受信したスマートデバイス20の情報をサーバ70に送信する。
サーバ70は、受信したスマートデバイス20の情報を記憶する。
図19は、サーバ70で記憶するスマートデバイス20の情報の一例を示す図である。
無線エリア50の識別子と、スマートデバイス20の識別子と、スマートデバイス20の属性とが対応付けられて記憶される。
また、サーバ70は、かかるスマートデバイス20が存在する無線エリア50において、スマートデバイス20が接続するスマートデバイス20を決定する。サーバ70は、かかる決定を、通信装置60を介してスマートデバイス20に通知する。
具体的には、サーバ70は、「子」の属性を有するスマートデバイス20が接続する「親」の属性を有するスマートデバイス20を決定する。サーバ70は、「子」の属性を有するスマートデバイス20に「親」と接続するための情報を通知し、「親」のスマートデバイス20と接続することを指示する。また、サーバ70は、「親」の属性を有するスマートデバイス20に、「子」と接続するための情報を通知し、「子」のスマートデバイス20と接続することを指示する。
これにより、同一の無線エリア50内に存在する、スマートデバイス20同士は、接続を確立することができる。かかる接続は、スマートデバイス20間で、直接確立されてもよいし、通信装置60を介して確立されてもよい。
本実施形態の作業管理システム1によれば、スマートデバイス20間で、個別に接続の設定をすることなく、スマートデバイス20間の接続を確立することができる。
<動作手順>
図20、及び図21を用いて本実施形態に係る動作手順について説明する。
図20は、無線エリア50内に新たなスマートデバイス20が入った場合の、サーバ70の動作を示すフローチャートである。
ステップS1901で、サーバ70が、無線エリア50内に、新たにスマートデバイス20が入った旨の通知を通信装置60から受信する。
ステップS1902で、サーバ70は、スマートデバイス20の属性が「親」であるか確認する。属性が「親」の場合(ステップS1902 Yes)、ステップS1905に進む。一方、属性が「親」でない場合(ステップS1902 No)、ステップS1903に進む。
まず、属性が「親」でない場合について説明する。
ステップS1903で、サーバ70は、スマートデバイス20の属性が「子」であるか確認する。属性が「子」の場合(ステップS1903 Yes)、ステップS1909に進む。一方、属性が「子」でない場合(ステップS1903 No)、ステップS1904に進む。
ステップS1904で、サーバ70は、スマートデバイス20にエラーを通知する。かかるエラーは、属性に「親」、又は「子」を設定するように促すメッセージを含む。
ステップS1909で、サーバ70は、同一の無線エリア50内に「親」のスマートデバイス20が存在するか確認する。「親」のスマートデバイス20が存在する場合(ステップS1909 Yes)、ステップS1910に進む。一方、「親」のスマートデバイス20が存在しない場合(ステップS1909 No)、ステップS1911に進む。
ステップS1910で、サーバ70は、新たに無線エリア50に入ったスマートデバイス20に、「親」のスマートデバイス20と接続することを指示する。また、サーバ70は、「親」のスマートデバイス20との接続に必要な情報を、新たに無線エリア50に入ったスマートデバイス20に通知する。
ステップS1911で、サーバ70は、新たに無線エリア50に入ったスマートデバイス20の情報を記憶する。
次に、属性が「親」の場合について説明する。
ステップS1905で、サーバ70は、同一の無線エリア50内に、属性が「親」のスマートデバイス20が存在するか否かを判断する。
同一の無線エリア50内に、属性が「親」のスマートデバイス20が存在する場合(ステップS1905 Yes)、ステップS1906に進む。一方、属性が「親」のスマートデバイス20が存在しない場合(ステップS1905 No)、ステップS1907に進む。
ステップS1906で、サーバ70は、スマートデバイス20にエラーを通知する。かかる、エラーは、属性に「子」を設定するように促すメッセージを含む。
ステップS1907で、サーバ70は、同一の無線エリア50内に、属性が「子」のスマートデバイス20が存在するか否かを判断する。
同一の無線エリア50内に、属性が「子」のスマートデバイス20が存在する場合(ステップS1907 Yes)、ステップS1908に進む。一方、同一の無線エリア50内に、属性が「子」のスマートデバイス20が存在しない場合、ステップS1911に進む。
ステップS1908で、サーバ70は、新たに無線エリア50に入ったスマートデバイス20に対して、同一の無線エリア50内の属性が「子」のスマートデバイス20と接続することを指示する。その後、ステップS1911の処理を行う。
図21は、無線エリア50からスマートデバイス20が出た場合の、サーバ70の動作を示すフローチャートである。
ステップS2001で、サーバ70は、無線エリア50にスマートデバイス20Aが存在しないことを認識する。具体的には、通信装置60が、無線エリア50内にスマートデバイス20Aが存在しないことを検知し、サーバ70が、その旨の通知を受信する。
ステップS2002で、サーバ70は、スマートデバイス20Aの情報を記憶しているか確認する。記憶している場合は(ステップS2002 Yes)、ステップS2003に進む。一方、記憶していない場合は、処理を終了する。
ステップS2003で、サーバ70は、スマートデバイス20Aの属性が「親」であるか確認する。属性が「親」である場合(ステップS2003 Yes)、ステップS2004に進む。一方、属性が「親」でない場合(ステップS2003 No)、ステップS2005に進む。
ステップS2004で、サーバ70は、無線エリア50に存在する全てのスマートデバイス20に対して、接続を解放することを指示する。既に、属性が「親」のスマートデバイス20Aが無線エリア50内に存在しないため、接続を維持する必要がないためである。ステップS2004の処理の後に、ステップS2007に進む。
ステップS2005で、サーバ70は、スマートデバイス20Aの属性が「子」であるか確認する。属性が「子」である場合(ステップS2005 Yes)、ステップS2006に進む。一方、属性が「子」でない場合(ステップS2005 No)、処理を終了する。
ステップS2006で、サーバ70は、無線エリア50内の属性が「親」のスマートデバイス20に対して、スマートデバイス20Aとの接続を解放することを指示する。無線エリア50内に存在しないスマートデバイス20との間の接続を維持する必要がないためである。
ステップS2007で、サーバ70は、記憶しているスマートデバイス20Aの情報を削除する。
なお、スマートデバイス20とサーバ70間の信号の送受信は、通信装置60を介して行われる。
[その他]
上述した実施形態では、BLE等の近距離無線通信を用いる場合について説明したが、NFC(Near Field Communication)を用いてもよい。この場合、作業者がNFC機能を有するスマートデバイス20を、通信システム10に近接させ、スマートデバイス20の情報を読み取らせる。
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、通信システム10、通信装置60、及びサーバ70に供給してもよい。そして、通信システム10、通信装置60、及びサーバ70が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、いずれかの実施の形態を構成することになる。ここで、記憶媒体は、記録媒体または非一時的な記憶媒体である。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1 作業管理システム
5 操作端末
10 通信システム
20 スマートデバイス
30 機器
50 無線エリア
60 通信装置
70 サーバ
80 マスタースマートデバイス
100 近距離無線通信部(通信システム)
110 通信部(通信システム)
120 記憶部(通信システム)
130 判断部(通信システム)
200 近距離無線通信部(スマートデバイス)
210 通信部(スマートデバイス)
600 近距離無線通信部(通信装置)
610 通信部(通信装置)
710 通信部(サーバ)
720 記憶部(サーバ)
730 判断部(サーバ)
800 記憶部(マスタースマートデバイス)
810 近距離無線通信部(マスタースマートデバイス)
820 通信部(マスタースマートデバイス)
830 判断部(マスタースマートデバイス)
特開2005−293329号公報

Claims (12)

  1. 1以上の通信装置を有し、近距離無線通信により無線エリアを形成する通信システムであって、
    前記無線エリアに存在する端末又は機器に通知を送信する条件であって、前記条件は、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定するための条件を記憶する記憶部と、
    前記端末と、近距離無線通信で接続し、前記端末から、前記端末の情報を受信する通信部と、
    受信した前記端末の情報と記憶された前記条件とから、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定する決定部と、を有し、
    前記通信部は、決定された前記通知を、決定された前記端末又は前記機器に送信する通信システム。
  2. 前記決定部は、前記無線エリアに存在する前記端末の数を基に、前記通知の内容を決定し、
    前記通信部は、前記端末に、前記無線エリアで作業を実施してよい旨の通知を送信する請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記決定部は、前記無線エリアに存在する前記端末の数を基に、前記通知の内容を決定し、
    前記通信部は、前記端末に、前記無線エリアで作業を実施できない旨の通知を送信する請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記決定部は、受信した前記端末の情報の少なくとも1つに、前記無線エリアに存在する機器を使用することが可能である旨が含まれる場合、前記機器を使用することが可能であると決定し、
    前記通信部は、前記機器に、前記機器を起動するための通知を送信する請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記通信部は、前記端末に、前記機器を使用することが可能である旨の通知を送信する請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記決定部が、受信した前記端末の情報から、前記無線エリアに存在する機器を使用することが可能である端末が存在しないと判断した場合、前記通信部は、前記機器に、前記機器を停止するための通知を送信する請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記通信部は、前記端末に、前記機器を使用不能である旨の通知を送信する請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記決定部は、前記通信部が前記端末から、前記端末の情報を受信した場合、又は、前記通信部が前記端末を検知できなくなった場合に、前記条件を満たすか否かを判断する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信システム。
  9. 複数の通信装置と、情報処理装置とを有する作業管理システムであって、
    前記複数の通信装置のそれぞれは、近距離無線通信により無線エリアを形成する通信装置であって、
    前記無線エリアに存在する端末と、近距離無線通信で接続し、前記端末から、前記端末の情報を受信し、受信した前記端末の情報を前記情報処理装置に送信する第1の通信部、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の通信装置のそれぞれが形成する前記無線エリアに存在する端末又は機器に通知を送信する条件であって、前記条件は、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定するための条件を記憶する記憶部と、
    前記複数の通信装置のそれぞれから前記端末の情報を受信する第2の通信部と、
    受信した前記端末の情報と記憶された前記条件とから、前記無線エリアのそれぞれにおいて、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定する決定部と、を有し、
    前記第2の通信部は、決定された前記通知を、決定された前記端末又は前記機器に、前記第1の通信部を介して送信する作業管理システム。
  10. 前記第2の通信部は、第1の無線エリアを形成する第1の通信装置と、前記第1の無線エリアとは異なる第2の無線エリアを形成する第2の通信装置とから、前記第1の無線エリア及び前記第2の無線エリアに存在する端末の情報を受信し、
    前記第1の無線エリアに存在する端末の前記端末の情報に、前記第2の無線エリアに存在する機器を使用することが可能である旨が含まれている場合、前記決定部は、前記機器を使用することが可能である旨の通知の内容を決定する請求項9に記載の作業管理システム。
  11. 近距離無線通信により無線エリアを形成する端末であって、
    前記無線エリアに存在する端末又は機器に通知を送信する条件であって、前記条件は、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定するための条件を記憶する記憶部と、
    当該端末以外の他の端末と、近距離無線通信で接続し、前記他の端末から、前記他の端末の情報を受信する通信部と、
    受信した前記他の端末の情報及び当該端末の情報と記憶された前記条件とから、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定する決定部と、を有し、
    前記通信部は、決定された前記通知を、決定された前記端末又は前記機器に送信する端末。
  12. 近距離無線通信により無線エリアを形成する通信装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記無線エリアに存在する端末又は機器に通知を送信する条件であって、前記条件は、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末又は機器を決定するための条件を記憶するステップと、
    前記端末と、近距離無線通信で接続し、前記端末から、前記端末の情報を受信するステップと、
    受信した前記端末の情報と記憶された前記条件とから、前記通知の内容、及び前記通知を送信する端末、又は機器を決定するステップと、
    決定された前記通知を、決定された前記端末又は前記機器に送信するステップと、を前記通信装置に実行させるプログラム。
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JP7496609B2 (ja) 2020-09-02 2024-06-07 株式会社Kmc センサシステム、子タグ及び情報処理プログラム

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