JP5310072B2 - 更生タイヤの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は更生タイヤの製造方法に関し、更に詳しくは、プレキュアトレッドのパターンの連続性を確保するために台タイヤの外周長よりも長目に切断された帯状のプレキュアトレッドを用いても、ユニフォーミティが低下することがない更生タイヤの製造方法に関する。
従来よりトラック,バス等の重荷重用空気入りタイヤにおいては、トレッドが摩耗して寿命に達すると、そのトレッド面を切削、バフ掛けしたタイヤ本体を台タイヤとして、新しいトレッドを張り付けることにより更生タイヤとして再使用することが行われている。
このような更生タイヤに使用するトレッドには、加硫ゴムの表面にパターンを形成したプレキュアトレッドが用いられるが、特許文献1に示すような環状のプレキュアトレッドを用いると設備が大型化するため、帯状のプレキュアトレッドを台タイヤの周長に合わせて切断し、台タイヤの外周面に巻き付けて両端部が接合することが行われている。
この帯状のプレキュアトレッドは、接合部におけるパターンの連続性を確保するために、台タイヤの外周長よりも長目に切断される。そのため、台タイヤの外周面に巻き付けたときに、プレキュアトレッドにだぶつきが生じることがある。このだぶつきを補正するため、プレキュアトレッドをハンマーなどの機械的手段により局所的に平坦化することが行われているが、更生タイヤのユニフォーミティが低下してしまうという問題があった。
特開2006−346930号公報
本発明の目的は、台タイヤの外周長よりも長目に切断された帯状のプレキュアトレッドを用いても、ユニフォーミティが低下することがない更生タイヤの製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の更生タイヤの製造方法は、台タイヤの外周面に帯状のプレキュアトレッドを巻き付け、該巻き付けたプレキュアトレッドの両端部を接合して環状にし、該環状のプレキュアトレッドを台タイヤの外周面に圧着する更生タイヤの製造方法において、前記環状のプレキュアトレッドを内側からスペーサーにより保持し、該保持されたプレキュアトレッドから前記スペーサーを取り外しつつ該プレキュアトレッドを前記台タイヤの外周面に圧着することを特徴とするものである。
スペーサーは台タイヤの周方向に対して等間隔に複数配置することが望ましい。また、スペーサーの断面を扇形又は台形にし、その外面には台タイヤの軸方向に移動可能なベルト又は回転可能なローラを設置するのがよい。更に、スペーサーは台タイヤの径方向に移動可能とすることが望ましい。
本発明の更生タイヤの製造方法によれば、台タイヤの外周長よりも長目に切断された帯状のプレキュアトレッドを内側からスペーサーにより保持し、そのスペーサーを取り外しつつプレキュアトレッドを台タイヤの外周面に圧着するようにしたので、プレキュアトレッドのだぶつきが台タイヤの周方向に均等に配分されるため、更生タイヤのユニフォーミティが低下することはない。
本発明の実施形態からなる更生タイヤの製造方法を実施するための装置である。 図1においてX−X矢視で示す側面図である。 本発明の実施形態からなる更生タイヤの製造方法であって、(a)はプレキュアトレッドの巻き付け工程を、(b)はプレキュアトレッドの両端部の接合工程を、(c)はプレキュアトレッドの台タイヤの外周面への圧着工程を、それぞれ示す。 スペーサーの断面形状の例であって、(a)は扇形を、(b)は台形を、それぞれ示す。 スペーサーの外面に設けたベルトであって、(a)は正面図を、(b)は(a)においてY−Y矢視で示す断面図を、それぞれ示す。 スペーサーの外面に設けた複数のローラであって、(a)は正面図を、(b)は(a)においてZ−Z矢視で示す断面図を、それぞれ示す。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態からなる更生タイヤの製造方法を実施するための装置を示す。
この更生タイヤの製造装置(以下、単に「製造装置」という。)は、台タイヤ1のビード部が着座するリム2と、台タイヤ1の外周面の回りに配置された複数のスペーサー3とを備えている。リム2は複数サイズの台タイヤ1に対応できるように拡縮可能に構成され、電動モーター4などの駆動源により回転駆動される主軸5の回りに取り付けられている。スペーサー3はプレキュアトレッド6を保持すると共に、台タイヤ1との間に適切なスペースを設けるものであり、ゴム組成物との粘着性が低い材料から形成され、台タイヤ1の中心に対して対称となる位置に複数個、好ましくは3〜6個が配設されている。これらスペーサー3の基部にはシリンダー7が設けられ、スペーサー3を台タイヤ1の軸方向に沿って移動可能に固定している。
このような製造装置を用いた更生タイヤの製造方法を、図3に基づいて以下に説明する。
最初に、パターンの連続性を確保するために台タイヤ1の外周長よりも長目に切断したプレキュアトレッド6をスペーサー3により内側から保持し、あらかじめ未加硫ゴムからなる接着層を塗布した台タイヤ1の外周面上に位置させる(図3(a))。次に、プレキュアトレッド6の端部6a、6b同士を接合して環状にする(図3(b))。最後に、シリンダー7によりスペーサー3を台タイヤ1の軸方向に沿って移動させつつ、プレキュアトレッド6をステッチングドラム8等で押圧して圧着する。この後、プレキュアトレッド6が圧着された台タイヤ1は加硫工程に供され、接着層が加硫されて更生タイヤとなる。
このようにして、台タイヤ1の外周長よりも長目に切断したプレキュアトレッド6を台タイヤ1の外周面に圧着するようにしたので、プレキュアトレッド6のだぶつきがスペーサー3により台タイヤ1の周方向に均等に配分されるため、更生タイヤのユニフォーミティが低下することはない。その結果、更生タイヤの耐久性を向上し、偏摩耗性を低下することができる。
外径が異なる台タイヤ1に対応できるように、複数のスペーサー3は互いに連動して台タイヤ1の径方向に移動可能(拡縮可能)となるようにすることが望ましい。また、スペーサー3によるプレキュアトレッド6の保持を確実にするため、スペーサー3の断面形状は、径方向外側(プレキュアトレッド6を巻き付ける側)に対して凸となる扇形(図4(a))又は径方向外側に上底側が向く台形(図4(b))とすることが望ましい。なお、スペーサー3の断面形状を扇形にする場合には、プレキュアトレッド6からの取り外しが容易になるように、その曲率をプレキュアトレッド6の内周面の曲率よりも小さくするのがよい。
スペーサー3の外面には、一対のプーリー9の間に掛け渡され、台タイヤ1の軸方向に沿って移動可能なベルト10(図5)、又は互いに並列に配置された回転可能な複数のローラー11(図6)を設置することが望ましい。このようにすることで、プレキュアトレッド6からのスペーサー3の取り外しを更に容易にすることができる。
1 台タイヤ
2 リム
3 スペーサー
4 駆動モーター
5 主軸
6 プレキュアトレッド
7 シリンダー
8 ステッチングドラム
9 プーリー
10 ベルト
11 ローラー

Claims (5)

  1. 台タイヤの外周面に帯状のプレキュアトレッドを巻き付け、該巻き付けたプレキュアトレッドの両端部を接合して環状にし、該環状のプレキュアトレッドを台タイヤの外周面に圧着する更生タイヤの製造方法において、
    前記環状のプレキュアトレッドを内側からスペーサーにより保持し、該保持されたプレキュアトレッドから前記スペーサーを取り外しつつ該プレキュアトレッドを前記台タイヤの外周面に圧着する更生タイヤの製造方法。
  2. 前記スペーサーを前記台タイヤの周方向に対して等間隔に複数配置した請求項1に記載の更生タイヤの製造方法。
  3. 前記スペーサーの断面を扇形又は台形にした請求項又はに記載の更生タイヤの製造方法
  4. 前記スペーサーの外面に、前記台タイヤの軸方向に移動可能なベルト又は回転可能なローラを設置した請求項のいずれかに記載の更生タイヤの製造方法
  5. 前記スペーサーを前記台タイヤの径方向に移動可能にした請求項のいずれかに記載の更生タイヤの製造方法
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