JPH05124132A - プレキユアトレツド及びその製造方法 - Google Patents
プレキユアトレツド及びその製造方法Info
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- JPH05124132A JPH05124132A JP3288596A JP28859691A JPH05124132A JP H05124132 A JPH05124132 A JP H05124132A JP 3288596 A JP3288596 A JP 3288596A JP 28859691 A JP28859691 A JP 28859691A JP H05124132 A JPH05124132 A JP H05124132A
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- JP
- Japan
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- tread
- tire
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- precure
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 239000004636 vulcanized rubber Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/52—Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
- B29D30/54—Retreading
- B29D30/56—Retreading with prevulcanised tread
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 更生タイヤのユニフォーミティを改善し、低
振動性及び乗り心地性を向上する。 【構成】 プレキュアトレッド10のベース面10Bの
長手方向両端部は、バフ加工によって肉厚が薄くされた
端部領域12、14とされており、これらの端部領域1
2、14のプレキュアトレッド10の長手方向に沿った
長さW1、W2は、プレキュアトレッド10の長さLに
対して3%〜6%とされている。また、端部領域12、
14は、夫々端部側へ向けて徐々に薄肉とされた傾斜部
とされており、最端部12A、14Aの肉厚T2は、夫
々プレキュアトレッド10の端部領域12と端部領域1
4との間の中央領域16の肉厚T1の99%〜97%と
されている。
振動性及び乗り心地性を向上する。 【構成】 プレキュアトレッド10のベース面10Bの
長手方向両端部は、バフ加工によって肉厚が薄くされた
端部領域12、14とされており、これらの端部領域1
2、14のプレキュアトレッド10の長手方向に沿った
長さW1、W2は、プレキュアトレッド10の長さLに
対して3%〜6%とされている。また、端部領域12、
14は、夫々端部側へ向けて徐々に薄肉とされた傾斜部
とされており、最端部12A、14Aの肉厚T2は、夫
々プレキュアトレッド10の端部領域12と端部領域1
4との間の中央領域16の肉厚T1の99%〜97%と
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤを再生する場合に
使用されるプレキュアトレッド及びその製造方法に関す
る。
使用されるプレキュアトレッド及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、例えばトラック、バス用のタイヤに
おいては、走行距離が増加するのに伴って、トレッド踏
面が徐々に摩耗する。これによってトレッド踏面に設け
られた溝が浅くなり、ウエット性能等が低下するという
不具合があった。このため、トレッド踏面が摩耗したタ
イヤを更生し、ウエット性能等を回復してタイヤの使用
期間を延長させている。
おいては、走行距離が増加するのに伴って、トレッド踏
面が徐々に摩耗する。これによってトレッド踏面に設け
られた溝が浅くなり、ウエット性能等が低下するという
不具合があった。このため、トレッド踏面が摩耗したタ
イヤを更生し、ウエット性能等を回復してタイヤの使用
期間を延長させている。
【0003】このタイヤの更生方法においては、一般的
に摩耗したタイヤのトレッド残存部分をバフ加工により
除去して台タイヤとし、この台タイヤのクラウン部に未
加硫のクッションゴムを介して、加硫済みの略厚さ均一
な帯状のプレキュアトレッドを加硫接着して一体化して
いる。また、このプレキュアトレッドを台タイヤのクラ
ウン部に貼着する場合には、先ずプレキュアトレッドの
長手方向の一端を台タイヤに貼着させた後、プレキュア
トレッドに長手方向の大きな張力をかけ、プレキュアト
レッドを台タイヤに充分圧着させながら、台タイヤを回
転させて順次貼着し、最後にプレキュアトレッドの長手
方向の両端部を未加硫のクッションゴムを介して接合し
ている。
に摩耗したタイヤのトレッド残存部分をバフ加工により
除去して台タイヤとし、この台タイヤのクラウン部に未
加硫のクッションゴムを介して、加硫済みの略厚さ均一
な帯状のプレキュアトレッドを加硫接着して一体化して
いる。また、このプレキュアトレッドを台タイヤのクラ
ウン部に貼着する場合には、先ずプレキュアトレッドの
長手方向の一端を台タイヤに貼着させた後、プレキュア
トレッドに長手方向の大きな張力をかけ、プレキュアト
レッドを台タイヤに充分圧着させながら、台タイヤを回
転させて順次貼着し、最後にプレキュアトレッドの長手
方向の両端部を未加硫のクッションゴムを介して接合し
ている。
【0004】しかしながら、このタイヤの更生方法にお
いては、厚さが略均一なプレキュアトレッドを使用して
いる。従って、このプレキュアトレッドを台タイヤに貼
着する場合に、プレキュアトレッドの長手方向両端部間
は大きな張力によって伸長され厚さが薄くなる。このた
め、加硫接着前および加硫接着後の更生タイヤにおい
て、図3に示される如く、プレキュアトレッド40の連
結部42近傍に対応する部位のトレッド部の肉厚(トレ
ッドゲージ)が他の部位の肉厚に比べ厚くなるという不
具合があった。
いては、厚さが略均一なプレキュアトレッドを使用して
いる。従って、このプレキュアトレッドを台タイヤに貼
着する場合に、プレキュアトレッドの長手方向両端部間
は大きな張力によって伸長され厚さが薄くなる。このた
め、加硫接着前および加硫接着後の更生タイヤにおい
て、図3に示される如く、プレキュアトレッド40の連
結部42近傍に対応する部位のトレッド部の肉厚(トレ
ッドゲージ)が他の部位の肉厚に比べ厚くなるという不
具合があった。
【0005】図4に示される如く、上記方法により更生
された更生タイヤ44を周方向に16等分し、夫々の部
位のトレッドゲージを測定すると、プレキュアトレッド
の連結部近傍に対応する部位46のトレッドゲージが他
の部位のトレッドゲージに比べて明らかに厚くなってお
り、その差は、図5(A)に示される如く、例えば長さ
3250mmのプレキュアトレッドを使用した更生タイヤ
44において最大では0.5mmとなる。このため、この
差によって、図6の破線及び図7の破線で示される如
く、更生タイヤ44のユニフォーミティ(RFV、LF
V、RR)が低下し、低振動性及び乗り心地性が低下す
るという不具合があった。
された更生タイヤ44を周方向に16等分し、夫々の部
位のトレッドゲージを測定すると、プレキュアトレッド
の連結部近傍に対応する部位46のトレッドゲージが他
の部位のトレッドゲージに比べて明らかに厚くなってお
り、その差は、図5(A)に示される如く、例えば長さ
3250mmのプレキュアトレッドを使用した更生タイヤ
44において最大では0.5mmとなる。このため、この
差によって、図6の破線及び図7の破線で示される如
く、更生タイヤ44のユニフォーミティ(RFV、LF
V、RR)が低下し、低振動性及び乗り心地性が低下す
るという不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、更生タイヤのユニフォーミティを改善し、低振動
性及び乗り心地性を向上することができるプレキュアト
レッド及びその製造方法を得ることが目的である。
慮し、更生タイヤのユニフォーミティを改善し、低振動
性及び乗り心地性を向上することができるプレキュアト
レッド及びその製造方法を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載に発明は、
長手方向両端部近傍の厚さを他の略均一な部位の厚さよ
り薄くしたことを特徴ととしている。
長手方向両端部近傍の厚さを他の略均一な部位の厚さよ
り薄くしたことを特徴ととしている。
【0008】また、請求項2記載に発明は、前記長手方
向両端部近傍の厚さを他の略均一な部位の厚さの99%
〜97%に設定することを特徴としている。
向両端部近傍の厚さを他の略均一な部位の厚さの99%
〜97%に設定することを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載に発明は、略均一な厚
さを有するプレキュアトレッドの長手方向両端部近傍を
バフ加工にて他の部位の厚さより薄くすることを特徴と
している。
さを有するプレキュアトレッドの長手方向両端部近傍を
バフ加工にて他の部位の厚さより薄くすることを特徴と
している。
【0010】
【作用】本発明では、プレキュアトレッドの長手方向両
端部近傍が他の略均一な部位の厚さより薄くなってい
る。例えば長手方向両端部近傍が他の略均一な部位の厚
さの99%〜97%に設定されている。従って、このプ
レキュアトレッドに長手方向の比較的大きな張力をかけ
て台タイヤに順次貼着した場合に、プレキュアトレッド
の長手方向両端部間が張力によって伸長され厚さが薄く
なりプレキュアトレッドの長手方向両端部の連結部と他
の部位のトレッドゲージが略均一となる。このため、ユ
ニフォーミティが改善され、低振動性及び乗り心地性を
向上することができる。
端部近傍が他の略均一な部位の厚さより薄くなってい
る。例えば長手方向両端部近傍が他の略均一な部位の厚
さの99%〜97%に設定されている。従って、このプ
レキュアトレッドに長手方向の比較的大きな張力をかけ
て台タイヤに順次貼着した場合に、プレキュアトレッド
の長手方向両端部間が張力によって伸長され厚さが薄く
なりプレキュアトレッドの長手方向両端部の連結部と他
の部位のトレッドゲージが略均一となる。このため、ユ
ニフォーミティが改善され、低振動性及び乗り心地性を
向上することができる。
【0011】また、このプレキュアトレッドを、バフ加
工を用いて、長手方向の厚さが略均一をされた従来のプ
レキュアトレッドの長手方向両端部近傍を他の部位の厚
さより薄くする方法で製造する場合には、従来使用され
ている長手方向の厚さが略均一をされたプレキュアトレ
ッドを適用することができる。
工を用いて、長手方向の厚さが略均一をされた従来のプ
レキュアトレッドの長手方向両端部近傍を他の部位の厚
さより薄くする方法で製造する場合には、従来使用され
ている長手方向の厚さが略均一をされたプレキュアトレ
ッドを適用することができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例に係るプレキュアトレッド
について図1及び図2に従って説明する。
について図1及び図2に従って説明する。
【0013】図1に示される如く、帯状とされたプレキ
ュアトレッド10は、加硫済のゴム材から成り、踏面1
0Aには、図示を省略した通常のリブ、ラグ、ブロック
又はこれらの組合せから成るパターンが形成されてお
り、そのパターンに応じたウエツト性能等の諸性能を発
揮するようになっている。また、プレキュアトレッド1
0の台タイヤに貼着させるベース面10Bの長手方向両
端部には、肉厚が薄くされた端部領域12、14が形成
されており、これらの端部領域12、14のプレキュア
トレッド10の長手方向に沿った長さW1、W2は、夫
々プレキュアトレッド10の長さL(例えば3250m
m)に対して3%〜6%(例えば97.5mm〜195m
m)とされている。
ュアトレッド10は、加硫済のゴム材から成り、踏面1
0Aには、図示を省略した通常のリブ、ラグ、ブロック
又はこれらの組合せから成るパターンが形成されてお
り、そのパターンに応じたウエツト性能等の諸性能を発
揮するようになっている。また、プレキュアトレッド1
0の台タイヤに貼着させるベース面10Bの長手方向両
端部には、肉厚が薄くされた端部領域12、14が形成
されており、これらの端部領域12、14のプレキュア
トレッド10の長手方向に沿った長さW1、W2は、夫
々プレキュアトレッド10の長さL(例えば3250m
m)に対して3%〜6%(例えば97.5mm〜195m
m)とされている。
【0014】また、これらの端部領域12、14は、夫
々端部側へ向けて徐々に薄肉とされた傾斜部とされてお
り、最端部12A、14Aの肉厚T2は、夫々プレキュ
アトレッド10の端部領域12と端部領域14との間の
中央領域16の肉厚T1の99%〜97%とされてい
る。なお、これらの端部領域12、14の最端部12
A、14Aの肉厚T2は、0.5mm以下が好ましい。
々端部側へ向けて徐々に薄肉とされた傾斜部とされてお
り、最端部12A、14Aの肉厚T2は、夫々プレキュ
アトレッド10の端部領域12と端部領域14との間の
中央領域16の肉厚T1の99%〜97%とされてい
る。なお、これらの端部領域12、14の最端部12
A、14Aの肉厚T2は、0.5mm以下が好ましい。
【0015】次に、プレキュアトレッド10の製造方法
について説明する。図2に示される如く、長手方向のに
沿ってその厚さT1が略均一とされた帯状の従来のプレ
キュアトレッド22を使用し、このプレキュアトレッド
22の台タイヤに貼着させるベース面22Bの長手方向
両端部24、26を夫々、バフ加工によって削り、図1
に示されるプレキュアトレッド10を製造する。
について説明する。図2に示される如く、長手方向のに
沿ってその厚さT1が略均一とされた帯状の従来のプレ
キュアトレッド22を使用し、このプレキュアトレッド
22の台タイヤに貼着させるベース面22Bの長手方向
両端部24、26を夫々、バフ加工によって削り、図1
に示されるプレキュアトレッド10を製造する。
【0016】従って、この製造方法においてはプレキュ
アトレッド22のベース面22Bにバフ加工を行うた
め、製品タイヤにしてからプレキュアトレッド22の踏
面22Aにバフ加工を行って修正をした場合に、発生す
るパターン形状の変化及び溝深さの変化を回避すること
ができ、ウエット性能等が低下することを防止できる。
アトレッド22のベース面22Bにバフ加工を行うた
め、製品タイヤにしてからプレキュアトレッド22の踏
面22Aにバフ加工を行って修正をした場合に、発生す
るパターン形状の変化及び溝深さの変化を回避すること
ができ、ウエット性能等が低下することを防止できる。
【0017】また、上記製造方法によって製造されたプ
レキュアトレッド10を台タイヤのクラウン部に貼着す
る場合には、先ずプレキュアトレッド10の端部領域1
2、14の一方を台タイヤに貼着させた後、プレキュア
トレッド10に長手方向の大きな張力をかけ、プレキュ
アトレッド10を台タイヤに充分圧着させながら、台タ
イヤを回転させて順次貼着し、最後にプレキュアトレッ
ド10の端部領域12と端部領域14とを未加硫のクッ
ションゴムを介して接合する。その後、プレキュアトレ
ッド10が貼着された台タイヤをそれ包み込んだエンベ
ロップとともにリム組みし、加圧加熱して加硫接着し更
生タイヤを製造する。
レキュアトレッド10を台タイヤのクラウン部に貼着す
る場合には、先ずプレキュアトレッド10の端部領域1
2、14の一方を台タイヤに貼着させた後、プレキュア
トレッド10に長手方向の大きな張力をかけ、プレキュ
アトレッド10を台タイヤに充分圧着させながら、台タ
イヤを回転させて順次貼着し、最後にプレキュアトレッ
ド10の端部領域12と端部領域14とを未加硫のクッ
ションゴムを介して接合する。その後、プレキュアトレ
ッド10が貼着された台タイヤをそれ包み込んだエンベ
ロップとともにリム組みし、加圧加熱して加硫接着し更
生タイヤを製造する。
【0018】なお、本実施例においては、プレキュアト
レッド10をバフ加工によって製造したが、これに代え
て、プレキュアトレッド10をモールド等によって製造
しても良い。
レッド10をバフ加工によって製造したが、これに代え
て、プレキュアトレッド10をモールド等によって製造
しても良い。
【0019】(実験例1)本実施例のプレキュアトレッ
ド10(図1参照)を表1の仕様で試作し、このプレキ
ュアトレッド10を使用した更生タイヤAと従来のプレ
キュアトレッド22(図2参照)をそのまま使用した更
生タイヤBとを、RFV・LFV、RRを下記の条件で
測定し、その結果を表1に表示した。
ド10(図1参照)を表1の仕様で試作し、このプレキ
ュアトレッド10を使用した更生タイヤAと従来のプレ
キュアトレッド22(図2参照)をそのまま使用した更
生タイヤBとを、RFV・LFV、RRを下記の条件で
測定し、その結果を表1に表示した。
【0020】(試験方法及び条件)タイヤサイズ100
0R20、リム7.50V、内圧7.25Kg/cm2、荷重
2375Kg、とし、タイヤユニフォミティーマシンを用
いた試験。
0R20、リム7.50V、内圧7.25Kg/cm2、荷重
2375Kg、とし、タイヤユニフォミティーマシンを用
いた試験。
【0021】
【表1】
【0022】以上の結果から、本実施例のプレキュアト
レッドを使用した更生タイヤが従来のプレキュアトレッ
ドを使用した更生タイヤに比べ優れていることが明確と
なった。また、本実施例のプレキュアトレッドを使用し
た本発明更生タイヤAを周方向に16等分し、夫々の部
位のトレッドゲージを測定すると、図5(B)に示され
る如くなり、本発明更生タイヤAのユニフォーミティ
(RFV、LFV、RR)は図6の実線及び図7の実線
で示される如くなる。
レッドを使用した更生タイヤが従来のプレキュアトレッ
ドを使用した更生タイヤに比べ優れていることが明確と
なった。また、本実施例のプレキュアトレッドを使用し
た本発明更生タイヤAを周方向に16等分し、夫々の部
位のトレッドゲージを測定すると、図5(B)に示され
る如くなり、本発明更生タイヤAのユニフォーミティ
(RFV、LFV、RR)は図6の実線及び図7の実線
で示される如くなる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたので、更生タ
イヤのユニフォーミティを改善し、低振動性及び乗り心
地性を向上することができるという優れた効果を有す
る。
イヤのユニフォーミティを改善し、低振動性及び乗り心
地性を向上することができるという優れた効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例のプレキュアトレッドを示す
長手方向から見た断面図である。
長手方向から見た断面図である。
【図2】従来のプレキュアトレッドを示す長手方向から
見た断面図である。
見た断面図である。
【図3】従来のプレキュアトレッドを台タイヤに貼着さ
せた状態を示す断面図である。
せた状態を示す断面図である。
【図4】従来のプレキュアトレッドによって更生された
更生ヤイヤを示す断面図である。
更生ヤイヤを示す断面図である。
【図5】(A)は従来のプレキュアトレッドによって更
生された更生ヤイヤのトレッドゲージを示すグラフであ
り、(B)は本発明のプレキュアトレッドによって更生
された更生ヤイヤのトレッドゲージを示すグラフであ
る。
生された更生ヤイヤのトレッドゲージを示すグラフであ
り、(B)は本発明のプレキュアトレッドによって更生
された更生ヤイヤのトレッドゲージを示すグラフであ
る。
【図6】従来のプレキュアトレッドによって更生された
更生ヤイヤのRFV及びLFVと本発明のプレキュアト
レッドによって更生された更生ヤイヤのRFV及びLF
Vを示すグラフである。
更生ヤイヤのRFV及びLFVと本発明のプレキュアト
レッドによって更生された更生ヤイヤのRFV及びLF
Vを示すグラフである。
【図7】従来のプレキュアトレッドによって更生された
更生ヤイヤのRRと本発明のプレキュアトレッドによっ
て更生された更生ヤイヤのRRを示すグラフである。
更生ヤイヤのRRと本発明のプレキュアトレッドによっ
て更生された更生ヤイヤのRRを示すグラフである。
10 プレキュアトレッド 12 端部領域 12A 最端部 14 端部領域 14A 最端部 16 中央領域
Claims (3)
- 【請求項1】 長手方向両端部近傍の厚さを他の略均一
な部位の厚さより薄くしたことを特徴とするプレキュア
トレッド。 - 【請求項2】 前記長手方向両端部近傍の厚さを他の略
均一な部位の厚さの99%〜97%に設定することを特
徴とする請求項1記載のプレキュアトレッド。 - 【請求項3】 略均一な厚さを有するプレキュアトレッ
ドの長手方向両端部近傍をバフ加工にて他の部位の厚さ
より薄くすることを特徴とするプレキュアトレッドの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288596A JPH05124132A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | プレキユアトレツド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288596A JPH05124132A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | プレキユアトレツド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05124132A true JPH05124132A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17732298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3288596A Pending JPH05124132A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | プレキユアトレツド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05124132A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002086588A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-26 | Bridgestone Corp | 加硫済トレッド部材のバフ方法及び装置 |
JP2010188685A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 更生タイヤの製造方法及びその装置 |
WO2011016231A1 (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-10 | 株式会社ブリヂストン | 更生タイヤの製造方法 |
JP2011031576A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Bridgestone Corp | 更生タイヤの製造方法 |
JP2012040720A (ja) * | 2010-08-17 | 2012-03-01 | Bridgestone Corp | プレキュアトレッド及びプレキュアトレッドを用いた更生タイヤ |
WO2015095106A1 (en) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Bridgestone Bandag, Llc | Precured tire tread having prepared edge and method of making same |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3288596A patent/JPH05124132A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4565719B2 (ja) * | 2000-09-14 | 2010-10-20 | 株式会社ブリヂストン | 加硫済トレッド部材のバフ方法及び装置 |
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