JP5307496B2 - 検査システム、検査システムの検査方法、及びプログラム - Google Patents

検査システム、検査システムの検査方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、センサなどを用いて被検査装置の各部の検査を行う検査システム、その検査方法、及びプログラムに関する。
例えば、パソコンなどの異音検出などの検査は、まず、被検査装置の固体情報が取得され、該固体情報に従って検査方法(発生する音の閾値など)が選択される。従来では、被検査装置の固体情報の取得をデータシートなどからバーコードリーダなどを用いて手作業で取得していた。
また、従来では、作業者などによる検査開始トリガ(ビープ音信号受信)を使用して初期同期を取り、検査中は予め設定したタイムスケジュールに従って互いに予測動作が行われていた。
しかしながら、被検査装置の情報取得は、手作業(バーコードリーダによるデータ読込み)のため、作業工数増加と作業ミスによるトラブルの原因となっていた。
また、被検査装置と検査装置とは、検査中は予測動作で動き、同期を取らないため、一方が異常停止した場合にも、もう一方は通常作業を継続し、結果としてシステムの挙動が不安定となっていた。
そこで、検査が変わるたびに調整を行うといった連続検査時の煩雑さを低減するため、例えば特許文献1には、複数のプローブが配置された一方向へ伸びるプローブベースと、該プローブベースの一端部に配置された原点マークと、を備えることで、検査すべき被検査体の種類を変更するときに、電気接続装置に配置されているプローブユニットを取り外し、その代わりに新たな被検査基板に対応する新たなプローブユニットが電気試験装置に配置される技術について開示されている。
特開2002−286754号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、液晶パネルなどの電気接続装置を用いて試験を行う際に有効な技術であって、例えばパソコンなどに備えられる複数の機能部(HDDなど)の異音チェックには、適用することができない。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、検査システムの情報抽出を自動化させ、作業工数を削減し、信頼性を向上させる検査システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における検査システムは、検査装置と被検査装置とを含む検査システムであって、検査装置は、予め格納された検査項目の中から被検査装置において行われる複数の検査項目を決定する手段と、決定された複数の検査項目の検査開始通知を被検査装置へ送信する手段と、検査項目を識別する検査対象識別子に対応づけられたパラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、を含み、被検査装置は、検査開始通知に従って複数の検査項目に対応するハードウェアを駆動する手段と、検査対象識別子毎に、行うべき所定の動作を記憶する第1の動作記憶手段と、行っている検査項目に対応する検査対象識別子を検査装置に送信する第1の通信手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明における検査システムは、請求項1に記載の検査システムにおいて、検査装置からの指示により検査項目に対応する計測を行う計測装置をさらに含み、検査装置は、計測装置から計測終了通知を受け取ると、被計測装置のハードウェアの駆動を停止させることを特徴とする。
さらに、本発明における検査システムは、請求項1又は2に記載の検査システムにおいて、検査装置は、検査項目を識別する検査対象識別子ごとに、被検査装置に行わせるべき所定の動作を記憶する第2の動作記憶手段と、検査すべき検査項目に対応する所定の動作を被検査装置に送信する第2の通信手段を有することを特徴とする。
また、本発明における検査システムは、請求項1から3の何れか1項に記載の検査システムにおいて、被検査装置は、被検査装置を識別する被検査装置識別子を検査装置に送信する第3の通信手段を有し、検査装置は、さらに、被検査装置識別子ごとに、被検査装置が有する検査項目に対応する検査対象識別子を、所定の順序で記憶する被検査装置記憶手段を有することを特徴とする。
そして、本発明における検査システムは、請求項1から4の何れか1項に記載の検査システムにおいて、被検査装置、及び検査装置は、通知信号を送信した後、一定時間内に返信の応答がなければシステムの異常と判断するシステム異常判断手段を有することを特徴とする。
また、本発明における情報処理装置は、請求項2から5の何れか1項に記載の検査システムにおいて、計測装置は、加速度センサを含むことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、請求項7に記載の本発明における検査システムの検査方法は、検査装置と被検査装置とを含む検査システムの検査方法であって、検査装置は、予め格納された検査項目の中から被検査装置において行われる複数の検査項目を決定する工程と、決定する工程により決定された複数の検査項目の検査開始通知を被検査装置へ送信する工程と、検査項目を識別する検査対象識別子に対応づけられたパラメータを記憶する工程と、を含み、被検査装置は、検査開始通知に従って複数の検査項目に対応するハードウェアを駆動する工程と、検査対象識別子毎に、行うべき所定の動作を記憶する工程と、行っている検査項目に対応する検査対象識別子を検査装置に送信する工程と、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の本発明におけるプログラムは、検査装置のコンピュータに、予め格納された検査項目の中から被検査装置において行われる複数の検査項目を決定する処理と、決定する処理により決定された複数の検査項目の検査開始通知を被検査装置へ送信する処理と、検査項目を識別する検査対象識別子に対応づけられたパラメータを記憶する処理と、を実現させ、被検査装置のコンピュータに、検査開始通知に従って複数の検査項目に対応するハードウェアを駆動する処理と、検査対象識別子毎に、行うべき所定の動作を記憶する処理と、行っている検査項目に対応する検査対象識別子を検査装置に送信する処理と、を実現させることを特徴とする。
本発明により、被検査装置と同期を行い、検査部品の情報抽出を自動で行うことで、作業工数を削減し、信頼性を向上させることが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における検査システムの構成図である。本検査システムは、センサ9を有する計測装置31と、計測結果から異常判定を行う検査装置11と、異常検査が行われる被検査装置21と、を有して構成され、検査装置11と被検査装置21とは、ケーブル10などにより通信可能に接続されて同期が取れるよう構成される。
なお、図2のように検査装置41にセンサ9を具備し、センサからの信号を計測させる計測部を備えることで検査装置41と、被検査装置21とで構成することも可能である。
図3は、検査装置11の構成図である。検査装置11は、CPU1と、メモリ2と、記憶装置3と、通信I/F(インタフェース)4と、を有して構成される。
CPU1は、記憶装置3に格納されるプログラムに従ってメモリ2を用いて演算を行い、装置全体の制御を司る。また、記憶装置3には、センサにて検知される媒体のパラメータ閾値、被検査装置21との同期タイミング、検査IDごとに、行わせるべき所定の動作など、その他の固定データが格納される。ここでパラメータとは、各被検出媒体に固有のものであり、各被検出媒体が正常時においてセンサで検出される閾値であったり、正常時に得ることのできる平均値などのデータであり、各被検出媒体のパラメータを区別できるように識別子を設けて格納されている。また、同一の検査対象であっても動作モードが異なればそれぞれ異なったパラメータとなる。
また、図4は、被検査装置21の構成図である。被検査装置21は、CPU5と、メモリ6と、記憶装置7と、通信I/F(インタフェース)8と、を有して構成される。
CPU5は、記憶装置7に格納されるプログラムに従ってメモリ6を用いて演算を行い、装置全体の制御を司る。また、記憶装置7には、検査装置11との同期タイミング、検査IDごとに、行うべき所定の動作など、その他の固定データが格納される。
また、前述したように検査装置11と被検査装置21とは、ケーブル、あるいはネットを介して通信I/F4、及び通信I/F8によりデータの送受信を行う。
また、計測装置31に備えられるセンサ9は、被検査装置21、あるいは被検査装置21付近に備えられ、振動や音などの検出を行う。被検査装置21の異音検査には、例えば加速度センサが被検査装置21に直接取り付けられる。
加速度センサを用いることにより、被検査装置21の振動から音を検出することができるため、従来のように周囲が無音の無音響施設などでなく、周囲の雑音がある場所においても被検査装置21の異音検出を行うことが可能である。
次に、検査装置11、被検査装置21、及び計測装置31の機能構成について図面を参照して詳細に説明する。
図5は、検査装置11の機能ブロック図である。検査装置11は、通信部12と、異常判定部13と、パラメータ記憶部14と、同期制御部15と、通信部16と、それらを統括して制御する制御部17と、を有して構成される。
通信部12は、計測装置31とデータの送受信を行い、異常判定部13は、通信部12を介して計測装置31より得られた計測結果の異常判定を行う。
また、パラメータ記憶部14は、被検査装置21の検査ID(被検査装置における一連の検査において、連続して決められた順番に検査される検査項目を総称した識別名称)に対応するパラメータ群が格納されており、異常判定部13は、検査している検査IDに対応するパラメータ群をパラメータ記憶部14から抽出し、検査中の検査項目のパラメータを参照して、センサ9による検出値が該パラメータと比較して一致、あるいは閾値に収まっているかを判断基準として異常判定を行う。なお、パラメータ群からの検査項目に対応するパラメータの取り出しの詳細については後述する。
同期制御部15は、被検査装置21と同期するためのデータ送受信を行う通信部16の制御を行い、制御部25へ同期信号を送信する。
続いて、パラメータ記憶部14に格納されるパラメータ群、及び異常判定部13にて比較に用いられるパラメータの抽出について、表1を参照に詳細に説明する。表1は、検査IDの一例を示し、それに関連してパラメータ記憶部14に格納されるパラメータ群について詳細に説明する。
Figure 0005307496
例えば、検査1という検査IDに対しては、検査項目がハードディスクドライブ(HDD)、光学ドライブ(ODD)、ファンであり、それぞれが検査項目1、検査項目2、検査項目3の順番に検査される。また、HDDが複数ある場合などには、同様に検査順に関連付けてグループ化される。一方、パラメータ記憶部14には、検査1、検査2、HDDそれぞれに対応したパラメータ群が格納される。例えば、検査1のパラメータ群としては、1番目に使用するパラメータとしてHDDのパラメータ、2番目にODDのパラメータ、3番目にファンのパラメータが関連付けて格納されている。
異常判定部13は、通信部16を介して被検査装置21から送られる装置情報に従って検査IDを決定し、対応するパラメータ群をパラメータ記憶部14から抽出する。抽出後、検査項目1のパラメータを用いて異常判定を行い、同期制御部15からの検査項目完了通知(同期タイミング)に従って、検査項目2のパラメータを設定する。以降は、同様に検査IDに対して検査すべき全ての検査項目が終了するまでパラメータの設定、及び異常判定が行われる。
例えば、上記検査1が行われる場合には、検査1に対応するパラメータ群がパラメータ記憶部14より取り出され、先ず、HDDのパラメータを用いて、異常判定が行われる。次に、HDDの検査項目完了通知を受けると、2番目に使用するパラメータとして関連付けられているODDのパラメータの設定がされ、同様に異常判定が行われることになる。
なお、2つ以上の検査項目を有するパラメータ群は、検査の対象となる物が複数存在しても良いし、物理的に1つのものが有する動作モードが複数存在する場合には、それぞれのパラメータが複数含まれることになる。例えば、HDD1、及びHDD2は、同一のHDDであり、HDD1は、書き込み時における動作音におけるパラメータであり、HDD2は、読み込み時の動作音のパラメータである。すなわち、検査項目とは、検査対象のハードウェアに限られず、ハードウェアの検査される動作を示すものである。
図6は、被検査装置21の機能ブロック図である。被検査装置21は、ハードウェア制御部22と、同期制御部23と、通信部24と、それらを統括して制御する制御部25と、を有して構成される。
ハードウェア制御部22は、被検査装置21に備えられるハードウェア情報を取得するとともに、各検査項目に対応するハードウェアの駆動制御を行う。同期制御部23は、検査装置11と同期するためのデータ送受信を行う通信部24の制御を行い、制御部25へ同期信号を送信する。
また、図7は、計測装置31の機能ブロック図である。計測装置31は、検知部32と、計測部33と、通信部34と、それらを統括して制御する制御部35と、を有して構成される。
検知部32は、センサによって、被検査装置の異音などの検出を行い、例えば、加速度センサなどが用いられる。計測部33は、検知部32で検知した信号を受信し、アナログ信号をデジタル信号へと変換して計測を行う。加速度センサで構成する際には、加速度センサが被検査装置21に直接設置され、検査項目から発する音による振動を検知し、特定周波数帯の振動加速度の計測が行われる。なお、センサは加速度センサに限ることなく、様々なセンサを用いることが可能である。
また、通信部34は、検査装置1とデータの送受信を行い、計測部33における計測結果の送信などを行う。
図8は、本発明の実施形態における検査システムの動作を示すシーケンス図である。
被検査装置は、自身に備えられる検査対象となるハードウェアの情報を取得し(ステップS11)、該情報を通信部を介して検査装置へと送信する(ステップS12)。
検査装置は、受け取ったハードウェア情報から検査IDを決定し、異常判定部は、対応するパラメータ群をパラメータ記憶部から抽出する(ステップS13)。次に検査される検査項目nに従って、異常判定時に使用するパラメータを設定し(ステップS14)、設定したパラメータに対応するnの値を通信部を介して被検査装置へ通知する(ステップS15)。このとき検査項目nの値は、パラメータ群抽出後における最初の検査では、n=1である。
nの値を受信した被検査装置は、検査項目nに対応するハードウェアを所定の動作モードにて駆動し(ステップS16)、駆動完了通知を通信部を介して検査装置へと送信する(ステップS17)。
検査装置は、被検査装置よりハードウェアの駆動完了通知を受け取った後、計測装置に対して計測開始指示を行う(ステップS18)。
計測装置は、計測開始の指示を検査装置より受け取ると、センサにより音や振動などの検知を行い(ステップS19)、センサが検出した信号を変換して計測を行う(ステップS20)。計測が終了すると、検査装置に通信部を介して計測結果を送信する(ステップS21)。
検査装置は、計測装置より計測結果を受け取ると、計測が終了したことを被検査装置へ通信部を介して通知し(ステップS22)、該計測結果と設定されているパラメータとの比較をして一致、あるいは閾値に収まっているか否かを判断基準として異常判定を行う(ステップS23)。また、計測終了通知を受け取った被検査装置は、ハードウェアの駆動を停止する(ステップS24)。
検査装置は、ステップS23における異常判定結果により検査項目が正常に動作しているか否かの判断を行う(ステップS25)。このとき不一致、あるいは閾値を超えていた場合には、異常と判断し、異常処理を行う(ステップS26)。
一方、一致、あるいは閾値に収まっていた場合には、正常に動作していると判断し、検査IDに対する全検査項目が検査されたか否かを判断する(ステップS27)。全検査項目が終了していなければ、n=n+1としてステップS14以降の処理を繰り返す(ステップS28)。
なお、ステップS11にて被検査装置は、自身に備えられているハードウェア情報の取得を行っているが、備え付けられるハードウェアが常に一定で検査すべき項目が毎回同一などの場合には、ステップS11の処理を行わず、ステップS12にて検査装置に予め保持された情報を送信したり、準備が完了した旨を送信して検査装置側で予め決められたパラメータ群を抽出するよう構成しても良い。
また、検査装置、及び被検査装置は、それぞれ各情報送信後の時間を計測する時間計測部を備え、各情報送信後一定時間情報経っても返信が無い場合には、情報を送った装置が異常を起こしていると判断をして異常処理を行う。
例えば、被検査装置では、ステップS12によるハードウェア情報送信後のステップS15によるnの値の通知、及びステップS17の駆動完了通知後のステップS22による計測終了通知がそれぞれ一定時間経っても無ければ、検査装置、あるいは通信機能が異常であると判断する。
一方、検査装置においては、ステップS15によるnの値通知後のステップS17による駆動完了通知が一定時間経っても無ければ、被検査装置、あるいは通信機能の異常と判断を行い、また、ステップS18による計測開始指示後のステップS21による計測結果送信が一定時間経っても無い場合には、計測装置、あるいは通信機能が異常であると判断する。
また、本シーケンス図では、同期のタイミングを一方向のみで示したが、これに限ることは無く、例えば、一方から情報の送信があった場合に、他方の装置が該情報を受け取った旨を返信して毎回同期を行うよう構成しても良い。
図9は、本発明の他の実施形態における検査システムの動作を示すシーケンス図である。
検査装置は、検査開始通知を被検査装置へ送信する(ステップS31)。被検査装置は、検査の対象となる検査項目の情報を送信する(ステップS32)。その際、被検査装置は、予め格納された検査項目の順番に従って検査を行い、これから検査が行われる検査項目を検査装置へと知らせる。
検査装置は、受け取った情報から該検査項目に対応するパラメータを抽出する(ステップS33)。次に、抽出した検査項目のパラメータを設定し(ステップS34)、設定完了通知を被検査装置へ送信する(ステップS35)。
設定完了通知を受信した被検査装置は、検査項目に対応するハードウェアを所定の動作モードにて駆動し(ステップS36)、駆動完了通知を通信部を介して検査装置へと送信する(ステップS37)。
検査装置は、被検査装置よりハードウェアの駆動完了通知を受け取った後、計測装置に対して計測開始指示を行う(ステップS38)。
計測装置は、計測開始の指示を検査装置より受け取ると、センサにより音や振動などの検知を行い(ステップS39)、センサが検出した信号を変換して計測を行う(ステップS40)。計測が終了すると、検査装置に通信部を介して計測結果を送信する(ステップS41)。
検査装置は、計測装置より計測結果を受け取ると、計測が終了したことを被検査装置へ通信部を介して通知し(ステップS42)、該計測結果と設定されているパラメータとの比較をして一致、あるいは閾値に収まっているか否かを判断基準として異常判定を行う(ステップS43)。また、計測終了通知を受け取った被検査装置は、ハードウェアの駆動を停止する(ステップS44)。
検査装置は、ステップS43における異常判定結果により検査項目が正常に動作しているか否かの判断を行う(ステップS45)。このとき不一致、あるいは閾値を超えていた場合には、異常と判断し、異常処理を行う(ステップS46)。
一方、一致、あるいは閾値に収まっていた場合には、正常に動作していると判断し、検査IDに対する全検査項目が検査されたか否かを判断する(ステップS47)。全検査項目が終了していなければ、ステップS31の処理を繰り返す。
本実施形態によれば、予めパラメータ記憶部に検査順を関連づけて記憶しておく必要がなく、その都度被検査装置からの検査を行う検査項目の情報を受け取って、関連するパラメータを抽出することが可能となる。
また、予め格納された情報などから検査装置側で検査項目を決定し、ステップS31による検査開始通知とともに被検査装置へ検査項目を通知し、その通知に従って被検査装置がハードウェアを駆動するよう構成しても良い。なお、このときには、ステップS32の検査項目情報送信は必要なくなる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
本発明の実施形態に係る検査システムの構成図である。 本発明の他の実施形態に係る検査システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る検査装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る被検査装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る検査装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る被検査装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る計測装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る検査システムのシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係る検査システムのシーケンス図である。
符号の説明
9 センサ
11 検査装置
12 通信部
13 異常判定部
14 パラメータ記憶部
15 同期制御部
16 通信部
17 制御部
21 被検査装置
22 ハードウェア制御部
23 同期制御部
24 通信部
25 制御部
31 計測装置

Claims (8)

  1. 検査装置と被検査装置とを含む検査システムであって、
    前記検査装置は、
    予め格納された検査項目の中から前記被検査装置において行われる複数の検査項目を決定する手段と、
    前記決定された複数の検査項目の検査開始通知を前記被検査装置へ送信する手段と、
    前記検査項目を識別する検査対象識別子に対応づけられたパラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、
    を含み、
    前記被検査装置は、
    前記検査開始通知に従って前記複数の検査項目に対応するハードウェアを駆動する手段と、
    前記検査対象識別子毎に、行うべき所定の動作を記憶する第1の動作記憶手段と、
    行っている前記検査項目に対応する前記検査対象識別子を前記検査装置に送信する第1の通信手段と、
    を含むことを特徴とする検査システム。
  2. 前記検査装置からの指示により前記検査項目に対応する計測を行う計測装置をさらに含み、前記検査装置は、前記計測装置から計測終了通知を受け取ると、前記被計測装置のハードウェアの駆動を停止させることを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記検査装置は、前記検査項目を識別する検査対象識別子ごとに、前記被検査装置に行わせるべき前記所定の動作を記憶する第2の動作記憶手段と、
    検査すべき前記検査項目に対応する前記所定の動作を前記被検査装置に送信する第2の通信手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の検査システム。
  4. 前記検査装置は、前記検査装置を識別する検査装置識別子を前記検査装置に送信する第3の通信手段を有し、
    前記検査装置は、さらに、前記被検査装置識別子ごとに、前記被検査装置が有する前記検査項目に対応する前記検査対象識別子を、所定の順序で記憶する被検査装置記憶手段を有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の検査システム。
  5. 前記被検査装置、及び前記検査装置は、通知信号を送信した後、一定時間内に返信の応答がなければシステムの異常と判断するシステム異常判断手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の検査システム。
  6. 前記計測装置は、加速度センサを含むことを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の検査システム。
  7. 検査装置と被検査装置とを含む検査システムの検査方法であって、
    前記検査装置は、
    予め格納された検査項目の中から前記被検査装置において行われる複数の検査項目を決定する工程と、
    前記決定する工程により決定された複数の検査項目の検査開始通知を前記被検査装置へ送信する工程と、
    前記検査項目を識別する検査対象識別子に対応づけられたパラメータを記憶する工程と、
    を含み、
    前記被検査装置は、
    前記検査開始通知に従って前記複数の検査項目に対応するハードウェアを駆動する工程と、
    前記検査対象識別子毎に、行うべき所定の動作を記憶する工程と、
    行っている前記検査項目に対応する前記検査対象識別子を前記検査装置に送信する工程と、
    を含むことを特徴とする検査システムの検査方法
  8. 検査装置のコンピュータに、
    予め格納された検査項目の中から被検査装置において行われる複数の検査項目を決定する処理と、
    前記決定する処理により決定された複数の検査項目の検査開始通知を前記被検査装置へ送信する処理と、
    前記検査項目を識別する検査対象識別子に対応づけられたパラメータを記憶する処理と、を実現させ、
    被検査装置のコンピュータに、
    前記検査開始通知に従って前記複数の検査項目に対応するハードウェアを駆動する処理と、
    前記検査対象識別子毎に、行うべき所定の動作を記憶する処理と、
    行っている前記検査項目に対応する前記検査対象識別子を前記検査装置に送信する処理と、を実現させるためのプログラム。
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