JPWO2017051631A1 - 故障診断装置、故障診断方法、及び故障診断プログラム - Google Patents

故障診断装置、故障診断方法、及び故障診断プログラム Download PDF

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Abstract

故障が発生した機器における故障の原因の特定作業を支援することを可能とする故障診断装置、故障診断方法、及び故障診断プログラムを得る。故障診断装置(10A)は、取得部(32)により、複数の医療機器の各々が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を複数の医療機器の各々毎に取得し、分類部(34)により、設置環境情報に基づいて、複数の医療機器を複数のグループに分類し、抽出部(38)により、複数の医療機器のうちの故障が生じている機器が属するグループについて、他のグループと異なる特徴を表す設置環境情報の項目を抽出し、表示制御部(40A)により、抽出部(38)による抽出結果を表示部に表示させる制御を行う。

Description

本発明は、故障診断装置、故障診断方法、及び故障診断プログラムに関する。
従来、電子機器等の機器における故障の原因の切り分けに関する技術や、故障の予兆を検知する技術が知られている。この種の技術として、特許文献1には、ネットワークで発生した故障の位置を切り分ける故障位置確認装置が開示されている。この故障位置確認装置では、顧客情報にネットワーク機器を関連付け、さらに、ネットワーク機器の状態の組み合わせに故障情報を対応付けておく。そして、この故障位置確認装置では、顧客から故障の問い合わせを受けた場合、顧客に関連付けられたネットワーク機器の状態を収集する。さらに、この故障位置確認装置では、収集したネットワーク機器の状態の組み合わせに対応付けた故障情報を取得することにより、ネットワーク全体を調べることなく、特定の顧客に関する故障情報を確認することが可能とされている。
また、特許文献2には、機械設備の異常予兆を検知する検知システムが開示されている。この検知システムでは、機械設備からセンサデータを含む時系列データを観測データとして取得するとともに、過去に取得した正常データをクラスタリングする。また、この検知システムでは、クラスタリングした2以上のクラスタの中から、観測データとの距離が最小となるクラスタを選択し、選択したクラスタと観測データとの距離の大小に基づいて機械設備の異常予兆を検知する。
特許第5039739号公報 特許第5530019号公報
ところで、保守員が、故障が発生した機器に対処する場合、保守員による故障の原因の特定作業を支援するために、故障の原因の候補を保守員に報知することが好ましい。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、取得対象とする故障情報が既知の情報に限られており、十分な故障情報が蓄積されてない場合や、未知の故障が発生した場合には、故障の原因の候補を抽出することができない場合が多い。
一方、特許文献2に記載の技術は、機器の故障の予兆を検知するものであり、クラスタリングにより得られたクラスタから、故障の原因の候補を抽出するものではない。
本発明は、以上の事情を鑑みて成されたものであり、故障が発生した機器における故障の原因の特定作業を支援することができる故障診断装置、故障診断方法、及び故障診断プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の故障診断装置は、複数の機器の各々が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を複数の機器の各々毎に取得する取得部と、設置環境情報に基づいて、複数の機器を複数のグループに分類する分類部と、複数の機器のうちの故障が生じている機器が属するグループについて、他のグループと異なる特徴を表す設置環境情報の項目を抽出する抽出部と、抽出部による抽出結果を表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、を備えている。
なお、本発明の故障診断装置は、分類部が、設置環境情報における故障が生じている原因の候補となる項目に基づいて分類を行ってもよい。
また、本発明の故障診断装置は、表示制御部が、分類部による分類結果を、分類されたグループ毎に識別可能な状態で表示部に表示させる制御を行ってもよい。
特に、本発明の故障診断装置は、表示制御部が、故障が生じている機器を特定可能に、分類結果を表示部に表示させる制御を行ってもよい。
また、本発明の故障診断装置は、機器で発生した故障の種類に関する故障情報と複数の機器の各々に付与された識別情報とが対応付けられた故障発生情報を蓄積する蓄積部をさらに備え、取得部が、故障が生じている機器の故障情報を取得し、表示制御部が、蓄積部により蓄積された故障発生情報に基づいて、取得部により取得された故障情報によって示される故障の種類と同一の種類の故障が発生した機器を判別可能な状態で、複数のグループを表示部に表示させる制御を行ってもよい。
また、本発明の故障診断装置は、設置環境情報が、機器が接続される機器のハードウェア、機器で使用されるソフトウェア、及び機器のメンテナンスに関する情報の少なくとも1つに関する複数の項目を含んでもよい。
また、本発明の故障診断装置は、抽出部が、異なる特徴を、最も異なる度合が高い特徴から順に、複数の特徴の各々を表す設置環境情報の項目を抽出してもよい。
また、本発明の故障診断装置は、故障が生じている機器の設置環境情報の入力を受け付ける受付部をさらに備え、分類部が、受付部により受け付けられた設置環境情報に基づいて、取得部により取得された設置環境情報に基づいて分類した複数のグループの何れかに故障が生じている機器を分類してもよい。
本発明の故障診断装置は、機器が、医療機器であってもよい。
一方、上記目的を達成するために、本発明の故障診断方法は、複数の機器の各々が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を複数の機器の各々毎に取得し、設置環境情報に基づいて、複数の機器を複数のグループに分類し、複数の機器のうちの故障が生じている機器が属するグループについて、他のグループと異なる特徴を表す設置環境情報の項目を抽出し、抽出結果を表示部に表示させる制御を行うものである。
さらに、上記目的を達成するために、本発明の故障診断プログラムは、コンピュータを、本発明の故障診断装置の取得部、分類部、抽出部、及び表示制御部として機能させるためのものである。
本発明によれば、故障が発生した機器における故障の原因の特定作業を支援することができる。
各実施の形態に係る故障診断装置、医療機器、及び管理装置の接続構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る故障診断装置の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 各実施の形態に係る設置環境蓄積情報の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係る分類部、特定部、及び抽出部による処理結果の一例を示す模式図である。 各実施の形態に係る故障診断装置の電気系の要部構成の一例を示すブロック図である。 各実施の形態に係る設置環境情報蓄積処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る診断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係る診断結果表示画面の一例を示す概略図である。 第2の実施の形態に係る故障診断装置の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係る分類処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る診断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る故障診断装置の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態に係る故障発生情報の一例を示す模式図である。 第3の実施の形態に係る故障情報蓄積処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る診断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る診断結果表示画面の一例を示す概略図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。なお、ここでは、故障の診断対象とする電子機器として、医療機器を適用した形態例について説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10A、医療機器20、及び管理装置22の接続構成を説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る故障診断装置10Aは、施設12に設けられ、LAN(Local Area Network)等のネットワーク14を介して、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク16に接続されている。
また、施設18A〜18Cの各々には、故障診断装置10Aによる診断対象とする複数の医療機器20及び医療機器20を管理する管理装置22が設置されている。また、医療機器20及び管理装置22は、各々LAN等のネットワーク24を介して互いに接続されており、ネットワーク24はネットワーク16に接続されている。従って、施設18A〜18Cの医療機器20と、施設12の故障診断装置10Aとは、ネットワーク16を介して互いに通信可能とされている。
なお、以下では、施設18A〜18Cを区別せずに総称する場合は、符号の末尾のアルファベットの符号を省略して説明する。また、各施設18内の医療機器20は、機器の設計仕様や使用状況等によりネットワーク24を介さずに、互いに電気的に直接接続されている機器を含む。また、図1では、医療機器20の保守を行う保守員が使用するモバイル端末26(以下、「保守員端末26」という。)が、保守員により施設18Aに持ち込まれた状態が一例として示されている。また、保守員端末26には、ディスプレイ等の表示装置、及びキーボード等の入力装置が備えられている。また、保守員端末26は、無線通信により、ネットワーク24及びネットワーク16を介した他の装置との通信が可能とされている。
次に、図2を参照して、故障診断装置10Aの機能的な構成について説明する。本実施の形態に係る故障診断装置10Aは、サーバとして構成され、図2に示すように、取得部30A、記憶部32、分類部34、特定部36A、抽出部38、及び表示制御部40Aを備えている。なお、本実施の形態では、後述する抽出ルール情報32Bが保守員等により予め入力され、記憶部32に記憶されている。
本実施の形態に係る取得部30Aは、各施設18に設けられた医療機器20を一意に識別する識別情報、及び医療機器20が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を医療機器20の各々毎に取得する。具体的には、一例として、保守員が各施設18内の管理装置22に対し、対応する各施設18内の医療機器20の識別情報及び設置環境情報を対応付けて入力する。なお、識別情報及び設置環境情報は、医療機器20が正常に稼働しているか否かとは無関係に、各医療機器20について入力される。
そして、各管理装置22は保守員により対応付けて入力された識別情報及び設置環境情報を、ネットワーク16を介して定期的に故障診断装置10Aに送信する。なお、保守員は、設置環境情報により示される設置環境が変更される度に、設置環境情報を管理装置22に入力する。
取得部30Aは、以上説明したように送信された識別情報及び設置環境情報を取得して、取得した識別情報及び設置環境情報を対応付けて、設置環境蓄積情報32Aとして記憶部32に記憶する。図3には、設置環境蓄積情報32Aの一例が示されている。
図3に示すように、本実施の形態では、識別情報として、各医療機器20に割り当てられている固有のシリアル番号を適用している。また、本実施の形態では、対応する医療機器20のハードウェアに関する情報(以下、「ハードウェア情報」という。)、及び対応する医療機器20のソフトウェアに関する情報(以下、「ソフトウェア情報」という。)が設置環境情報に含まれる。また、本実施の形態では、対応する医療機器20のメンテナンスに関する情報(以下、「メンテナンス情報」という。)が設置環境情報にさらに含まれる。
図3に示すように、本実施の形態に係るハードウェア情報には、対応する医療機器20が接続されている接続機器の機種を示す機種情報が含まれる。なお、錯綜を回避するために、図3では図示を省略しているが、ハードウェア情報には、例えば、対応する医療機器20に搭載されているCPU(Central Processing Unit)の型番等のハードウェア構成に関する情報等がさらに含まれる。
また、本実施の形態に係るソフトウェア情報には、対応する医療機器20にインストールされているソフトウェアモジュールAのバージョンが含まれる。なお、錯綜を回避するために、図3では図示を省略しているが、ソフトウェア情報には、例えば、対応する医療機器20にインストールされているOS(Operating System)のバージョン及び種類を示す情報がさらに含まれる。また、ソフトウェア情報には、例えば、対応する医療機器20にインストールされているソフトウェアモジュールA以外のソフトウェアモジュールのバージョン等のソフトウェア構成に関する情報がさらに含まれる。
また、本実施の形態に係るメンテナンス情報には、故障頻度及び点検頻度が含まれる。なお、錯綜を回避するために、図3では図示を省略しているが、メンテナンス情報には、例えば、対応する医療機器20に対して行われたメンテナンスに費やされた総期間等のメンテナンスに関する情報がさらに含まれる。
また、故障頻度とは、本実施の形態では、対応する医療機器20の使用を開始してからの、該医療機器20に故障が発生した回数を表すものとしているが、これに限定されず、例えば故障の発生間隔の平均値等、故障の頻度に関する情報であればよい。
また、点検頻度とは、本実施の形態では、対応する医療機器20の使用を開始してからの、該医療機器20に対して点検が行われた回数を表すものとしているが、これに限定されず、例えば定期点検の間隔等、点検の頻度に関する情報であればよい。
以下では、錯綜を回避するために、設置環境情報として、ハードウェア情報に含まれる接続機器と、ソフトウェア情報に含まれるソフトウェアモジュールAのバージョンと、メンテナンス情報に含まれる故障頻度及び点検頻度と、の4つの項目を適用した場合について説明する。また、以下では、一例として、上記4つの項目を医療機器20に生じる故障の原因の候補とした場合について説明する。
本実施の形態に係る分類部34は、取得部30Aにより取得された設置環境情報に基づいて、各医療機器20を複数のグループ(所謂クラスタ)に分類する。この分類には、例えば、k−means法等のクラスタリングの手法を適用する。具体的には、例えば、分類部34は、設置環境蓄積情報32Aの設置環境情報の各項目を特徴量として、特徴量の数と同一の数の次元数の特徴ベクトルを生成する。
なお、本実施の形態では、故障の原因の候補とする上記4つの項目に対応する特徴量を特徴ベクトルの生成に用いる特徴量として用いる場合について説明するが、これに限定されない。例えば、故障の診断を行う度に保守員が、特徴ベクトルの生成に用いる特徴量を選択してもよい。この場合、例えば、保守員は、故障が発生した医療機器20のログ情報等から、ソフトウェアに起因する故障ではないと判断できる場合は、ソフトウェア情報以外の複数の項目を特徴量として選択する形態等が例示される。
そして、分類部34は、生成した特徴ベクトルを用いて、クラスタリングにより、各医療機器20を複数のグループに分類する。ここで生成されるグループは、特徴ベクトルの生成に用いた特徴量に対応する項目の設置環境情報により示される設置環境が類似している医療機器20の集合を表す。なお、クラスタリングにより得られたグループは、クラスタとも呼ばれるが、ここでは「グループ」と統一して記載する。
本実施の形態に係る特定部36Aは、診断対象とする故障が発生した医療機器20(以下、「故障発生機器20」という。)が、分類部34により生成された複数のグループの何れのグループに属するかを特定する。具体的には、特定部36Aは、故障発生機器20のシリアル番号を用いて、故障発生機器20が属するグループ(以下、「所属グループ」という。)を特定する。
本実施の形態に係る抽出部38は、特定部36Aにより特定された所属グループについて、他のグループと異なる特徴を表す設置環境情報の項目を抽出する。具体的には、抽出部38は、この設置環境情報の項目として、抽出ルール情報32Bにより示される抽出ルールに従って所属グループを特徴付ける代表的な特徴(以下、「代表特徴」という。)を抽出する。
本実施の形態に係る抽出ルールは、一例として、所属グループの各特徴量の平均値と所属グループ以外の対応する各特徴量との差を特徴別に算出し、算出した差の絶対値が最も大きい特徴量に対応する特徴を所属グループの代表特徴とする、というルールである。従って、抽出部38は、上記絶対値が最も大きい特徴量に対応する特徴を所属グループの代表特徴として抽出する。
図4には、分類部34による分類対象とされた複数の設置環境情報を、対応する医療機器20毎に共通のX−Y座標平面の1点に特徴ベクトルとして各々マッピングした状態の一例が示されている。なお、図4では、分類部34によって得られたグループの各々について、同一のグループに属する点を共通の円状の線で囲み、かつ抽出部38によって抽出された代表特徴を、対応する円状の線に近接させて記した状態が示されている。また、図4の丸印は、各々1つの医療機器20を表し、図4の星印は、故障発生機器20を表している。また、図4では、一例として、各医療機器20が分類部34によりグループG1〜G3の3つのグループに分類された状態を示している。
また、図4では、一例として、故障発生機器20が特定部36AによりグループG3に属していることが特定された状態を示している。また、図4では、故障発生機器20が所属するグループG3の代表特徴として、「機器Xが接続されていること」が抽出された状態を示している。さらに、図4では、グループG1の代表特徴が「点検頻度が高いこと」であることを示し、グループG2の代表特徴が「機器Bが接続されていること」であることを示している。
図4に示すように、特徴ベクトルの類似度が比較的高い設置環境情報に対応する医療機器20が同じグループに分類される。
本実施の形態に係る表示制御部40Aは、抽出部38による抽出結果を表示部に表示させる制御を行う。具体的には、一例として、表示制御部40Aは、故障発生機器20に故障が発生した原因の候補として、抽出部38により抽出された代表特徴を含む表示情報を、故障発生機器20の保守を行っている保守員が使用している保守員端末26に送信する。
なお、ここでいう「表示」には、ディスプレイ等の表示装置による可視表示の他、スピーカ等の音声再生装置による可聴表示や、プリンタ等の画像形成装置による永久可視表示が含まれる。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10Aの電気系の要部構成について説明する。
図5に示すように、本実施の形態に係る故障診断装置10Aは、故障診断装置10Aの全体的な動作を司るCPU50、及び各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)52を備えている。また、故障診断装置10Aは、CPU50による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)54、及びフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部32を備えている。
また、故障診断装置10Aは、ディスプレイ等の表示装置及びマウスやキーボード等の入力装置を含む入出力装置56を備えている。また、故障診断装置10Aは、前述したネットワーク14と接続され、外部装置と通信データの送受信を行う通信回線I/F(Interface)部58を備えている。
そして、CPU50、ROM52、RAM54、記憶部32、入出力装置56、及び通信回線I/F部58の各部がバス60を介して互いに接続されている。
以上の構成により、本実施の形態に係る故障診断装置10Aは、CPU50により、ROM52、RAM54、及び記憶部32に対するアクセス、並びに通信回線I/F部58を介した外部装置との間での通信データの送受信を各々行う。また、故障診断装置10Aは、CPU50により、入出力装置56を介した各種指示情報の取得、及び入出力装置56に対する各種情報の表示を各々行う。
次に、図6及び図7を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10Aの作用を説明する。なお、図6は、故障診断装置10Aの電源スイッチがオン状態とされた際にCPU50によって実行される設置環境情報蓄積処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、設置環境情報蓄積処理プログラムはROM52に予めインストールされている。
また、図7は、故障発生機器20の識別情報及び故障の診断を行う診断指示が受信された際にCPU50によって実行される診断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。この識別情報及び診断指示は、例えば、医療機器20に故障が発生した場合に、保守員による保守員端末26の操作によって故障診断装置10Aに対して送信される。また、診断処理プログラムはROM52に予めインストールされている。また、CPU50が設置環境情報蓄積処理プログラム及び診断処理プログラムを実行することにより、CPU50が前述した取得部30A、分類部34、特定部36A、抽出部38及び表示制御部40Aとして機能する。
前述したように、各管理装置22は保守員により対応付けて入力された識別情報(本実施の形態では、シリアル番号)及び設置環境情報を、ネットワーク16を介して定期的に故障診断装置10Aに送信する。そこで、図6のステップ100で、取得部30Aは、識別情報及び設置環境情報の受信待ちを行う。取得部30Aが識別情報及び設置環境情報を受信すると、ステップ100が肯定判定となって、ステップ102に移行する。
ステップ102で、取得部30Aは、受信した識別情報及び設置環境情報を対応付けて、設置環境蓄積情報32A(図3も参照。)として記憶部32に記憶する。なお、本ステップ102において、設置環境蓄積情報32Aに受信した識別情報に対応するレコードが既に含まれる場合は、取得部30Aは、受信した識別情報に対応するレコードの設置環境情報を更新する。
次のステップ104で、取得部30Aは、本設置環境情報蓄積処理の終了タイミングとして予め定められたタイミングが到来したか否かを判定する。取得部30Aは、この判定が否定判定となった場合はステップ100に戻る一方、肯定判定となった場合は本設置環境情報蓄積処理を終了する。なお、本実施の形態では、上記終了タイミングとして、故障診断装置10Aの電源スイッチがオフ状態とされたタイミングを適用しているが、これに限定されない。例えば、上記終了タイミングとして、保守員等によって本設置環境情報蓄積処理を終了する旨の指示入力が行われたタイミング等の他のタイミングを適用してもよい。
一方、図7のステップ120で、取得部30Aは、受信された故障発生機器20の識別情報を取得する。ステップ122で、分類部34は、前述したように、設置環境情報蓄積処理により記憶部32に記憶された設置環境蓄積情報32Aを用いて、設置環境蓄積情報32Aの設置環境情報の各項目を特徴量として、特徴量の数と同一の次元数の特徴ベクトルを生成する。
次のステップ124で、分類部34は、前述したように、ステップ122で生成された特徴ベクトルを用いて、各医療機器20を複数のグループに分類する。次のステップ126で、特定部36Aは、ステップ120で取得された識別情報を用いて、ステップ124で生成された複数のグループの中から、故障発生機器20が属する所属グループを特定する。
次のステップ128で、抽出部38は、前述したように、ステップ126で特定された所属グループの代表特徴を抽出する。次のステップ130で、表示制御部40Aは、前述したように、故障発生機器20に故障が発生した原因の候補として、ステップ128で抽出された代表特徴を含む表示情報を保守員端末26に送信した後、本診断処理を終了する。
保守員端末26は、ステップ130で送信された表示情報を受信すると、受信した表示情報により示される診断結果表示画面を保守員端末26のディスプレイに表示する。図8には、診断結果表示画面の一例が示されている。図8に示すように、本実施の形態に係る診断結果表示画面では、代表特徴を示す情報が強調されて(図8に示す例では下線が付与されて)表示される。
保守員は、診断結果表示画面を参照することで、故障発生機器20における故障の原因の候補を知った上で、故障発生機器20における故障の原因の特定を行う。例えば、図8に示すように、故障発生機器20の代表特徴が機器Xに接続されていることである場合、保守員は、故障発生機器20の機器Xとの接続に関連する部品の状態を確認する。さらに、この場合、保守員は、故障発生機器20のログ情報等を参照することにより、機器Xから故障発生機器20に送信されたデータに不正なデータが含まれているか否かを確認する。これにより、故障発生機器20における保守員による故障の原因の特定に費やされる期間を短縮することができる。
なお、診断結果表示画面は図8に示した例に限定されない。例えば、表示制御部40Aは、図4に示した模式図に対応する表示情報を保守員端末26に送信する形態としてもよい。この形態例では、保守員は、診断結果表示画面を参照することで、クラスタリングによる分類結果、及び故障発生機器20が何れのグループに属するかも知ることができる。また、表示制御部40Aは、図8に示した代表特徴を含む文字列と図4に示した模式図との双方に対応する表示情報を保守員端末26に送信する形態としてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、取得部(取得部30A)により、複数の機器(医療機器20)の各々が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を複数の機器の各々毎に取得している。また、本実施の形態によれば、分類部(分類部34)により、設置環境情報に基づいて、複数の機器を複数のグループに分類している。また、本実施の形態によれば、抽出部(抽出部38)により、複数の機器のうちの故障が生じている機器が属するグループについて、他のグループと異なる特徴を表す設置環境情報の項目を抽出している。さらに、本実施の形態によれば、表示制御部(表示制御部40A)により、抽出部による抽出結果を表示部に表示させる制御を行っている。これにより、故障が発生した機器における故障の原因の特定作業を支援することができる。
すなわち、機器に生じた故障の修理等を行う保守員が、該機器の設置環境情報を知ることが困難な場合がある。また、設置環境情報を知り得た場合でも、設置環境が特徴的であるか否かの判断がつかないこともある。そこで、本実施の形態によれば、複数の機器毎に設置環境情報を取得して複数のグループに分類し、故障が生じている機器が属するグループの特徴を表す設置環境情報の項目を抽出する。これにより、抽出した項目を保守員に対して表示することで該機器における特徴的な設置環境情報の項目を知らせることができるため、故障が発生した機器における故障の原因の特定作業を支援することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、故障の診断を実施する際に医療機器20を複数のグループに分類する処理を行う形態例について説明した。これに対し、本第2の実施の形態では、医療機器20を複数のグループに分類する処理を、予め定期的に行う点が第1の実施の形態とは異なっている。
なお、本実施の形態に係る故障診断装置10B、医療機器20、及び管理装置22の接続構成は、上記第1の実施の形態に係る故障診断装置10A、医療機器20、及び管理装置22の接続構成(図1参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、本実施の形態に係る故障診断装置10Bの電気系の要部構成も、上記第1の実施の形態に係る故障診断装置10Aの電気系の要部構成(図5参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。
まず、図9を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10Bの機能的な構成について説明する。なお、図9における図2と同一の機能を有する構成要素については、図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9に示すように、故障診断装置10Bは、受付部42をさらに備えている。本実施の形態に係る受付部42は、故障の診断を行う場合に、故障発生機器20の設置環境情報を受け付ける。具体的には、一例として、保守員が保守員端末26を使用して、故障発生機器20の設置環境情報を故障診断装置10Bに送信する。そして、受付部42は、保守員端末26から送信された設置環境情報を受け付ける。なお、故障発生機器20の設置環境情報は、故障診断装置10Bに対して直接入力されてもよい。
本実施の形態に係る特定部36Bは、受付部42により受け付けられた設置環境情報に基づいて、故障発生機器20が属する所属グループを特定する。具体的には、分類部34によるクラスタリングによる分類と同様に、故障発生機器20の設置環境情報に基づいて、故障発生機器20を、分類部34による分類により生成された複数のグループの何れかに分類する。すなわち、特定部36Bは、この分類により、故障発生機器20が分類されたグループを所属グループとして特定する。
次に、図10及び図11を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10Bの作用を説明する。なお、本実施の形態に係る設置環境情報蓄積処理は、上記第1の実施の形態に係る設置環境情報蓄積処理(図6参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、図10は、所定期間毎にCPU50によって実行される分類処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、分類処理プログラムはROM52に予めインストールされている。また、分類処理プログラムは、例えば設置環境蓄積情報32Aが更新されたタイミング毎に実行されてもよい。
また、図11は、故障発生機器20の設置環境情報及び故障の診断を行う診断指示が受信された際にCPU50によって実行される診断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。この設置環境情報及び診断指示は、例えば、医療機器20に故障が発生した場合に、保守員による保守員端末26の操作によって故障診断装置10Bに対して送信される。また、診断処理プログラムはROM52に予めインストールされている。また、CPU50が設置環境情報蓄積処理プログラム、分類処理プログラム、及び診断処理プログラムを実行することにより、CPU50が前述した取得部30A、分類部34、特定部36B、抽出部38、表示制御部40A、及び受付部42として機能する。
図10のステップ140で、上記ステップ122と同様に、分類部34は、記憶部32に記憶された設置環境蓄積情報32Aを用いて、設置環境蓄積情報32Aの設置環境情報の各項目を特徴量として、上記特徴ベクトルを生成する。
次のステップ142で、上記ステップ124と同様に、分類部34は、ステップ140で生成された特徴ベクトルを用いて、各医療機器20を複数のグループに分類する。次のステップ144で、分類部34は、ステップ142による分類結果を示す分類結果情報を記憶部32に記憶した後、本分類処理を終了する。
一方、図11のステップ160で、受付部42は、受信された故障発生機器20の設置環境情報を受け付ける。次のステップ162で、特定部36Bは、ステップ160で受け付けられた設置環境情報の各項目を特徴量として、特徴量の数と同一の次元数の特徴ベクトルを生成する。
次のステップ164で、特定部36Bは、前述したように、ステップ162で生成された特徴ベクトル及び分類処理により記憶部32に記憶された分類結果情報を用いて、故障発生機器20が属する所属グループを特定する。次のステップ166で、上記ステップ128と同様に、抽出部38は、ステップ164で特定された所属グループの代表特徴を抽出する。
次のステップ168で、上記ステップ130と同様に、表示制御部40Aは、故障発生機器20に故障が発生した原因の候補として、ステップ166で抽出された代表特徴を含む表示情報を保守員端末26に送信した後、本診断処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、各医療機器20の設置環境情報に基づくクラスタリングを予め実施しているため、故障発生時の診断処理に費やされる時間を短縮することができる。また、本実施の形態によれば、所属グループの特定処理を、故障発生機器20の設置環境情報に基づいて行っているため、設置環境蓄積情報32Aに識別情報が含まれていなくても構わない。
[第3の実施の形態]
本第3の実施の形態では、上記第1の実施の形態において、医療機器20で過去に発生した故障の種類に関する故障情報をさらに用いる形態例について説明する。なお、本実施の形態に係る故障診断装置10C、医療機器20、及び管理装置22の接続構成は、上記第1の実施の形態に係る故障診断装置10A、医療機器20、及び管理装置22の接続構成(図1参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、本実施の形態に係る故障診断装置10Cの電気系の要部構成も、上記第1の実施の形態に係る故障診断装置10Aの電気系の要部構成(図5参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。
まず、図12を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10Cの機能的な構成について説明する。なお、図12における図2と同一の機能を有する構成要素については、図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
図12に示すように、故障診断装置10Cは、蓄積部44をさらに備えている。本実施の形態に係る蓄積部44は、医療機器20で発生した故障の種類に関する故障情報、及び対応する医療機器20の識別情報を受信する。この故障情報及び識別情報は、例えば、医療機器20に故障が発生した場合に、保守員による保守員端末26の操作によって故障診断装置10Cに対して送信される。
また、蓄積部44は、受信した識別情報及び故障情報を対応付けて、故障発生情報32Cとして記憶部32に蓄積する。図13には、故障発生情報32Cの一例が示されている。
図13に示すように、本実施の形態に係る故障情報には、故障の種類を識別する故障識別情報、及び該故障が発生した日時を示す日時情報が含まれる。なお、錯綜を回避するために、図13では図示を省略しているが、故障情報には、例えば、識別情報に対応する医療機器20で、故障識別情報に対応する種類の故障が過去に発生した累計の回数等がさらに含まれる。
一方、本実施の形態に係る取得部30Cは、故障発生機器20の識別情報及び故障識別情報をさらに取得する。具体的には、一例として、保守員は、故障発生機器20のログ情報等により故障識別情報を特定し、保守員端末26を使用して、故障発生機器20の識別情報及び故障識別情報を故障診断装置10Cに送信する。なお、故障発生機器20の識別情報及び故障識別情報は、故障発生機器20からネットワーク16を介して故障診断装置10Cに送信されてもよいし、保守員等により故障診断装置10Cに対して直接入力されてもよい。
また、本実施の形態に係る表示制御部40Cは、蓄積部44により蓄積された故障発生情報32Cに基づいて、取得部30Cにより取得された故障識別情報によって示される故障の種類と同一の種類が発生した医療機器20を判別可能な状態で、分類部34により分類されたグループを表示させる制御を行う。
次に、図14及び図15を参照して、本実施の形態に係る故障診断装置10Cの作用を説明する。なお、本実施の形態に係る設置環境情報蓄積処理は、上記第1の実施の形態に係る設置環境情報蓄積処理(図6参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、図14は、故障診断装置10Cの電源スイッチがオン状態とされた際にCPU50によって実行される故障情報蓄積処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。また、故障情報蓄積処理プログラムはROM52に予めインストールされている。
また、図15は、故障発生機器20の識別情報及び故障識別情報と、故障の診断を行う診断指示とが受信された際にCPU50によって実行される診断処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。この識別情報及び故障識別情報と、故障の診断を行う診断指示とは、例えば、医療機器20に故障が発生した場合に、保守員による保守員端末26の操作によって故障診断装置10Cに対して送信される。また、診断処理プログラムはROM52に予めインストールされている。
また、図15における図7と同一の処理を実行するステップについては図7と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。図15に示すように、本実施の形態に係る診断処理は、ステップ120に代えてステップ121を実行する点が上記第1の実施の形態に係る診断処理とは異なっている。また、本実施の形態に係る診断処理は、ステップ130に代えてステップ132及びステップ134を実行する点も上記第1の実施の形態に係る診断処理とは異なっている。また、CPU50が設置環境情報蓄積処理プログラム、故障情報蓄積処理プログラム、及び診断処理プログラムを実行することで、CPU50が前述した取得部30C、分類部34、特定部36A、抽出部38、表示制御部40C、及び蓄積部44として機能する。
前述したように、保守員は、医療機器20に故障が発生した場合に、保守員端末26を操作して、故障情報及び識別情報を故障診断装置10Cに対して送信する。そこで、図14のステップ180で、蓄積部44は、識別情報及び故障情報の受信待ちを行う。蓄積部44が識別情報及び故障情報を受信すると、ステップ180が肯定判定となって、ステップ182に移行する。
ステップ182で、蓄積部44は、ステップ180で受信された識別情報及び故障情報を対応付けて、故障発生情報32C(図13も参照。)として記憶部32に蓄積する。次のステップ184で、蓄積部44は、本故障情報蓄積処理の終了タイミングとして予め定められたタイミングが到来したか否かを判定する。蓄積部44は、この判定が否定判定となった場合はステップ180に戻る一方、肯定判定となった場合は本故障情報蓄積処理を終了する。なお、本実施の形態では、上記終了タイミングとして、故障診断装置10Cの電源スイッチがオフ状態とされたタイミングを適用しているが、これに限定されない。例えば、上記終了タイミングとして、保守員等によって本故障情報蓄積処理を終了する旨の指示入力が行われたタイミング等の他のタイミングを適用してもよい。
一方、図15のステップ121で、取得部30Cは、受信された故障発生機器20の識別情報及び故障識別情報を取得する。その後、ステップ132で、表示制御部40Cは、故障情報蓄積処理により蓄積された故障発生情報32Cを参照して、ステップ121で取得された故障識別情報により示される故障の種類と同一の種類の故障が過去に発生した医療機器20の識別情報を取得する。
次のステップ134で、表示制御部40Cは、ステップ132で取得された識別情報により示される医療機器20を判別可能な状態で、上記ステップ124で生成された複数のグループを表示させる表示情報を保守員端末26に送信する。さらに、表示制御部40Cは、この送信の際に、該表示情報をステップ121で取得された識別情報に対応する故障発生機器20を特定可能な状態の情報とし、かつ該表示情報にステップ128で抽出された代表特徴をさらに含める。そして、表示制御部40Cは、表示情報を保守員端末26に送信した後、本診断処理を終了する。
保守員端末26は、ステップ134で送信された表示情報を受信すると、受信した表示情報により示される診断結果表示画面を保守員端末26のディスプレイに表示する。図16には、診断結果表示画面の一例が示されている。図16に示すように、本実施の形態に係る診断結果表示画面では、分類部34による分類対象とされた複数の設置環境情報を、対応する医療機器20毎に共通のX−Y座標平面の1点に特徴ベクトルとして各々マッピングした状態の模式図が表示される。
また、図16では、分類部34によって得られたグループの各々について、同一のグループに属する点を共通の円状の線で囲み、かつ抽出部38によって抽出された所属グループの代表特徴を、対応する円状の線に近接させて記した状態が示されている。このような表示が、分類部34による分類結果を、分類されたグループ毎に識別可能な状態で表示させることの一例に相当する。分類部34による分類結果を、分類されたグループ毎に識別可能な状態で表示させる方法はこれに限らず、表示を見た当業者が、分類されたグループ毎に識別可能な状態であればどのような表示でもよい。また、図16の丸印は、各々1つの医療機器20を表し、図16の星印は、故障発生機器20を表している。このような表示が、故障が生じている機器を特定可能な状態で、分類結果を表示させることの一例に相当する。故障が生じている機器を特定可能な状態で、分類結果を表示させる方法はこれに限らず、表示を見た当業者が、故障が生じている機器を特定可能な状態であればどのような表示でもよい。また、図16の三角印は、故障発生機器20に発生した故障の種類と同一の種類の故障が過去に発生した医療機器20を表している。このような表示が、取得部30Cにより取得された故障情報によって示される故障の種類と同一の種類の故障が発生した機器を判別可能な状態で、複数のグループを表示させることの一例に相当する。取得部30Cにより取得された故障情報によって示される故障の種類と同一の種類の故障が発生した機器を判別可能な状態で、複数のグループを表示させる方法はこれに限らず、表示を見た当業者が、取得部30Cにより取得された故障情報によって示される故障の種類と同一の種類の故障が発生した機器を判別可能な状態であればどのような表示でもよい。また、図16では、一例として、各医療機器20が分類部34により3つのグループに分類された状態を示している。
また、図16では、一例として、故障発生機器20が所属する所属グループの代表特徴として、「機器Xが接続されていること」が抽出された状態を示している。
保守員は、診断結果表示画面を参照することで、故障発生機器20における故障の原因の候補を知った上で、故障発生機器20における故障の原因の特定を行うことができる。特に、本実施の形態によれば、保守員は、故障発生機器20と同一のグループに、故障発生機器20に発生した故障の種類と同一の種類の故障が過去に発生した医療機器20が比較的多いことが分かる。従って、保守員は、「機器Xに接続されていること」が故障発生機器20に今回発生した故障の原因の可能性が比較的高いことを知った上で、故障発生機器20の故障の原因の特定作業を行うことができる。
なお、上記各実施の形態では、識別情報及び設置環境情報が、管理装置22から故障診断装置10A(10B、10C)に送信される場合について説明したが、これに限定されない。識別情報及び設置環境情報が、各医療機器20からネットワーク16を介して故障診断装置10Aに送信される形態としてもよいし、保守員等により故障診断装置10Aに対して直接入力される形態としてもよい。この形態例の場合、管理装置22は、必ずしも各施設18に設けられなくてもよい。
なお、上記各実施の形態では、故障発生機器20における故障の原因の候補として、1つの代表特徴のみを抽出する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、故障発生機器20における故障の原因の候補として、複数の特徴を抽出する形態としてもよい。この場合の形態例として、例えば、抽出部38は、所属グループの各特徴量の平均値と所属グループ以外の対応する各特徴量との差の絶対値が最も大きい特徴量に対応する特徴から順番に複数の特徴を抽出する形態が例示される。
また、上記各実施の形態では、抽出ルール情報32Bにより示される抽出ルールとして、上記絶対値が最も大きい特徴量に対応する特徴を所属グループの代表特徴とする、というルールを適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、上記抽出ルールとして、所属グループの各特徴量の分散値を特徴別に算出し、算出した分散値が最も大きい特徴量に対応する特徴を所属グループの代表特徴とする、というルールを適用する形態としてもよい。また、例えば、上記抽出ルールとして、所属グループにおける各特徴量の分散値に対する全グループにおける各特徴量の分散値の比を特徴別に算出し、算出した分散値の比が最も大きい特徴量に対応する特徴を所属グループの代表特徴とする、というルールを適用する形態としてもよい。また、これらの場合の形態例として、抽出ルールとして、複数のルールを適用し、複数のルールの各々に従って、所属グループの代表特徴を複数抽出する形態としてもよい。
さらに、この場合、上記抽出ルールとして複数のルールを設定しておき、故障の診断を実施する際に、保守員により複数のルールのうち何れのルールを用いて代表特徴を抽出するかを選択する形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、一種類の特徴ベクトルにより医療機器20を複数のグループに分類した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、互いに異なる設置環境情報の項目を特徴量とした複数種類の特徴ベクトルの各々により、個別に医療機器20を複数のグループに分類する形態としてもよい。この場合の形態例として、故障発生機器20が所属する複数のグループの各々について、代表特徴を抽出する形態が例示される。
また、上記各実施の形態では、分類部34による設置環境情報の分類にk−means法を適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、設置環境情報の分類に最小平均分散法、自己組織化マップ等の他の非階層的手法によるクラスタ分析の手法を適用してもよく、最短距離法、最長距離法、群平均法、重心法、ウォード法等の階層的手法によるクラスタ分析の手法を適用してもよい。
また、上記各実施の形態では、故障診断装置が診断結果表示画面に対応する表示情報を保守員端末に送信し、診断結果表示画面を保守員端末のディスプレイに表示する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、診断結果表示画面を故障診断装置の入出力装置のディスプレイに表示する形態としてもよい。
さらに、上記各実施の形態では、故障の診断対象とする機器として、医療機器を適用した場合について説明したが、これに限定されない。故障の診断対象とする機器として、コンピュータ等の情報処理装置や、画像読取装置、画像形成装置等の他の機器を適用する形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、各種プログラムがROM52に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。各種プログラムは、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、各種プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10A、10B、10C 故障診断装置
20 医療機器(故障発生機器)
26 保守員端末
30A、30C 取得部
32 記憶部
32A 設置環境蓄積情報
32B 抽出ルール情報
32C 故障発生情報
34 分類部
36A、36B 特定部
38 抽出部
40A、40C 表示制御部
42 受付部
44 蓄積部
50 CPU

Claims (11)

  1. 複数の機器の各々が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を前記複数の機器の各々毎に取得する取得部と、
    前記設置環境情報に基づいて、前記複数の機器を複数のグループに分類する分類部と、
    前記複数の機器のうちの故障が生じている機器が属するグループについて、他のグループと異なる特徴を表す前記設置環境情報の項目を抽出する抽出部と、
    前記抽出部による抽出結果を表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、
    を備えた故障診断装置。
  2. 前記分類部は、前記設置環境情報における前記故障が生じている原因の候補となる項目に基づいて前記分類を行う
    請求項1記載の故障診断装置。
  3. 前記表示制御部は、前記分類部による分類結果を、分類されたグループ毎に識別可能な状態で前記表示部に表示させる制御を行う
    請求項1又は請求項2記載の故障診断装置。
  4. 前記表示制御部は、前記故障が生じている機器を特定可能な状態で、前記分類結果を前記表示部に表示させる制御を行う
    請求項3記載の故障診断装置。
  5. 前記機器で発生した故障の種類に関する故障情報と前記複数の機器の各々に付与された識別情報とが対応付けられた故障発生情報を蓄積する蓄積部をさらに備え、
    前記取得部は、前記故障が生じている機器の前記故障情報を取得し、
    前記表示制御部は、前記蓄積部により蓄積された故障発生情報に基づいて、前記取得部により取得された故障情報によって示される故障の種類と同一の種類の故障が発生した機器を判別可能な状態で、前記複数のグループを前記表示部に表示させる制御を行う
    請求項1から請求項4の何れか1項記載の故障診断装置。
  6. 前記設置環境情報は、前記機器が接続される機器のハードウェア、前記機器で使用されるソフトウェア、及び前記機器のメンテナンスに関する情報の少なくとも1つに関する複数の項目を含む
    請求項1から請求項5の何れか1項記載の故障診断装置。
  7. 前記抽出部は、前記異なる特徴を、最も異なる度合が高い特徴から順に、複数の特徴の各々を表す前記設置環境情報の項目を抽出する
    請求項1から請求項6の何れか1項記載の故障診断装置。
  8. 前記故障が生じている機器の前記設置環境情報の入力を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記分類部は、前記受付部により受け付けられた設置環境情報に基づいて、前記取得部により取得された設置環境情報に基づいて分類した複数のグループの何れかに前記故障が生じている機器を分類する
    請求項1から請求項7の何れか1項記載の故障診断装置。
  9. 前記機器は、医療機器である
    請求項1から請求項8の何れか1項記載の故障診断装置。
  10. 複数の機器の各々が設置された設置環境に関する複数の項目を含む設置環境情報を前記複数の機器の各々毎に取得し、
    前記設置環境情報に基づいて、前記複数の機器を複数のグループに分類し、
    前記複数の機器のうちの故障が生じている機器が属するグループについて、他のグループと異なる特徴を表す前記設置環境情報の項目を抽出し、
    抽出結果を表示部に表示させる制御を行う
    故障診断方法。
  11. コンピュータを、請求項1から請求項9の何れか1項記載の故障診断装置の取得部、分類部、抽出部、及び表示制御部として機能させるための故障診断プログラム。
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