JP5223866B2 - データロガー、データ保存方法およびプログラム - Google Patents

データロガー、データ保存方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特定のデータを保存するためのデータロガー、データ保存方法およびプログラムに関する。
環境計測や物品の品質管理などでは、データロガーが利用されている。データロガーは、監視対象に関するデータをセンサなどで計測し、そのデータを保存する計測機器である。データロガーには、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどがある。
データロガーの利用例として、例えば、温度を計測するデータロガー(温度ロガー)を利用して、生鮮食品や冷凍食品が予め定められた管理温度で輸送されているか否かを確認する場合や、衝撃の強さを計測するデータロガー(衝撃ロガー)を利用して、輸送時に精密機器に衝撃が加えられたか否かを確認する場合などが挙げられる。
通常、データロガーは、監視対象の詳細な状態を知るために、可能な限り短い計測時間間隔で、そのデータを計測する。
しかしながら、計測時間間隔が短くなると、記憶されるデータの数が多くなり、大容量の記憶装置が必要になる。このため、大容量の記憶装置を持たないRFIDタグなどのロガー装置は、短い計測時間間隔でそのデータを計測することができないという問題があった。
また、比較的大きな容量を有するデータロガーでも、記憶したデータの分析や閲覧のために、そのデータをPCなどの処理装置へ転送する場合、そのデータ量が多くなることにより、データの転送時間が増大するという問題があった。
この問題を解決するために、データのうち異常なデータのみを記憶する方法が用いられていた。しかしながら、この方法では、異常なデータだけでその異常の発生原因を分析することができない場合があった。
特許文献(特開平9−56685号公報)1には、異常なデータの前後の正常なデータも記憶することが可能な心電計が記載されている。この心電計は、第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、制御手段とを有し、以下のように動作する。
第1の記憶手段は、検出された心電波形(データに対応)を記憶する。ここで、第1の記憶手段は、心電波形を一定時間ごとに上書きする。第2の記憶手段は、検出された心拍が平常時と異なっていると、第1の記憶手段に代わって、その心電波形を一定時間にわたって記憶する。制御手段は、第2の記憶手段が心電波形の記憶を終了すると、第1の記憶手段に記憶された心電波形を、異常発生前の心電波形として第2の記憶手段に転送する。
これにより、異常発生前後の心電波形を記憶することが可能になる。また、第一の記憶手段は、心電波形を一定時間ごとに上書きするので、記憶されるデータ量の増加を抑制することも可能になっている。
特開平9−56685号公報
異常発生後に、データが正常な値の範囲内で遷移する場合、データが安定するまでの遷移パターンなどが、異常の発生原因を分析するために重要な場合がある。なお、遷移パターンは、例えば、安定するまでの時間や、安定したデータの値などである。
特許文献1に記載の心電計では、心電波形は、異常発生後の一定時間にわたって記憶されるが、その一定時間が経過してもデータが安定していないと、異常の発生原因の分析に必要なデータを取得することができないという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、上記の課題である、異常の発生原因の分析に必要なデータを取得することができないという問題を解決するデータロガー、データ保存方法およびプログラムを提供することである。
本発明によるデータロガーは、計測手段から順次出力されるデータを、新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する第一記憶手段と、第二記憶手段と、前記計測手段が出力するデータを保存する旨の保存指示を受け付けた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの安定度を示す指標値を、該指標値が予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出すると共に、前記計測手段から出力されるデータを順に前記第二記憶手段に保存し、前記安定条件を満たす指標値を算出すると、前記第二記憶手段への前記計測手段からのデータの保存を停止する管理手段と、を含む。
また、本発明によるデータ保存方法は、計測手段から順次出力されるデータを新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する第一記憶手段と、第二記憶手段と、を含むデータロガーが行うデータ保存方法であって、前記計測手段が出力するデータを保存する旨の保存指示が受け付けられた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの安定度を示す指標値を、該指標値が予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出する算出ステップと、前記保存指示が受け付けられた場合、前記計測手段から出力されるデータを順に前記第二記憶手段に保存する保存ステップと、前記安定条件を満たす指標値が算出されると、前記第二記憶手段への前記計測手段からのデータの保存を停止する停止ステップと、を含む。
また、本発明によるプログラムは、計測手段から順次出力されるデータを新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する第一記憶手段と、第二記憶手段に接続されたコンピュータにデータ保存処理を実行させるプログラムであって、前記計測手段が出力するデータを保存する旨の保存指示を受け付けた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの安定度を示す指標値を、該指標値が予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出する算出処理と、前記保存指示を受け付けた場合、前記計測手段から出力されるデータを順に前記第二記憶手段に保存する保存処理と、前記安定条件を満たす指標値が算出されると、前記第二記憶手段への前記計測手段からのデータの保存を停止する停止処理と、を含むデータ保存処理を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、異常の発生原因の分析に必要なデータを取得することが可能になる。
本発明の第一の実施形態のデータロガーの構成を示したブロック図である。 第一の実施形態のデータロガーの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第二の実施形態のデータロガーの構成を示したブロック図である。 第二の実施形態のデータロガーの状態の変移を説明するための説明図である。 第二の実施形態のデータロガーの動作を説明するためのシーケンス図である。 保存されるデータを説明するためのタイムチャートである。 第三の実施形態のデータロガーの状態の変移を説明するための説明図である。 第三の実施形態のデータロガーの動作を説明するためのフローチャートである。 第四の実施形態のデータロガーの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第五の実施形態のデータロガーの構成を示したブロック図である。 第五の実施形態のデータロガーの状態の変移を説明するための説明図である。 第五の実施形態のデータロガーの動作を説明するためのフローチャートである。 第六の実施形態のデータロガーの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態のデータロガーの構成を示したブロック図である。図1において、データロガーは、計測部101と、一時記憶部102と、管理部103と、主記憶部104とを含む。なお、計測部101は、本実施形態では、データロガーに含まれているが、実際には、データロガーと別体であってもよい。
計測部101は、特定のデータを定期的に計測し、そのデータを順次出力する。特定のデータは、例えば、温度、湿度、衝撃、照度、傾きおよび振動などである。
例えば、計測部101は、センサとコンバータとを含む。センサは、その特定のデータを順次計測し、そのデータをアナログ信号で出力する。コンバータは、センサが出力したアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。
一時記憶部102は、第一記憶手段の一例である。一時記憶部102は、計測部101から順次出力されたデータを、新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する。例えば、一時記憶部102は、例えば、FIFO(First-In First-Out)型の記憶装置であり、新しいデータから順に特定回数分だけ記憶し、その特定回数分より古いデータを消去する。
管理部103は、異常値トリガを受け付ける。ここで、異常値トリガは、計測部101が出力するデータを保存する旨の保存指示の一例である。
管理部103は、異常値トリガを受け付けた場合、計測部101から出力されたデータを順に主記憶部104に記憶する。なお、主記憶部104は、第二記憶手段の一例である。
また、管理部103は、異常値トリガを受け付けた場合、一時記憶部102に記憶されたデータに基づいて、計測部101から出力されるデータの安定度を示す指標値を、予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出する。
例えば、管理部103は、一時記憶部102にデータが記憶されるたびに、または、一定時間ごとに、以下の処理を行う。
先ず、管理部103は、一時記憶部102に記憶されたデータから、その判定の対象となる対象データを特定する。
なお、対象データは、一時記憶部102に記憶されたデータの、全てのデータでもよいし、一部のデータでもよい。対象データが一時記憶部102に記憶されたデータの一部のデータの場合、例えば、管理部103は、新しいデータから順に、特定回数より小さい所定回数分のデータを、対象データとして特定する。また、対象データは、複数であることが望ましい。以下、対象データは、複数あるとする。
続いて、管理部103は、その複数の対象データのそれぞれの傾きA1,2〜An−1,nを求め、それらの傾きA1,2〜An−1,nのうち、最大となる傾きAx,yを指標値Iとして求める。また、管理部103は、それらの傾きA1,2〜An−1,nの平均値Aaveを指標値Iとして求めてもよい。
そして、管理部103は、その指標値Iが予め定められた判定値Thより大きいか否かを判定する。管理部103は、その指標値Iがその判定値Thより大きいと、その指標値Iが安定条件を満たすと判定する。
また、管理部103は、その複数の対象データの分散Vを指標値Iとして求め、その指標値Iが判定値Thより大きいか否かを判定してもよい。この場合、管理部103は、その指標値Iがその判定値Thより大きいと、その指標値Iが安定条件を満たすと判定する。
ここで、管理部103は、これらの判定のうち、複数の判定を行ってもよい。この場合、管理部103は、その複数の判定のいずれか一つにおいて、指標値Iが判定値Thより大きいと判定すると、その指標値Iが安定条件を満たすと判定してもよいし、その複数の判定の全てにおいて、指標値Iが判定値Thより大きいと判定すると、その指標値Iが安定条件を満たすと判定してもよい。
なお、判定値は、ユーザなどにより定められる。また、管理部103は、複数の判定を行う場合、その複数の判定のそれぞれに対応する複数の判定値が定められる。
また、管理部103は、その指標値が安定条件を満たすと、その指標値の算出を停止することが望ましい。この場合、無駄な指標値の算出を抑制することが可能になる。
管理部103は、指標値が安定条件を満たすと、つまり、安定条件を満たす指標値を算出すると、主記憶部104へのデータの保存を停止する。
これにより、異常値トリガが、例えば、データが異常値になったときに出力されれば、主記憶部104は、異常値になってから安定するまでのデータを保存することになる。したがって、主記憶部104は、そのデータのうち異常の発生原因を分析するのに必要なデータだけを保存することが可能になる。
次に動作を説明する。
図2は、データロガーの動作を説明するためのフローチャートである。なお、計測部101は、特定のデータを計測し、そのデータを順次、管理部103に出力している。
ステップA1では、管理部103は、そのデータを受け付けると、そのデータを順に一時記憶部102に記憶していく。このとき、管理部103は、一時記憶部102の容量が足りない場合には、一時記憶部102内の一番古いデータを消去し、その受け付けたデータを一時記憶部102に記憶する。なお、一時記憶部102の容量は、そのデータを特定回数分だけ記憶することができるような容量であるとしている。
また、管理部103は、異常値トリガを受け付けると、ステップA2を実行する。
ステップA2では、管理部103は、計測部101から受け付けたデータを、一時記憶部102に順に記憶すると共に、主記憶部104に順に保存する。
また、管理部103は、一時記憶部102にデータが一定回数記憶するたびに、ステップA3を実行する。なお、管理部103は、一定時間ごとに、ステップA3を実行してもよい。
ステップA3では、管理部103は、一時記憶部102に記憶されたデータに基づいて、指標値を算出し、その指標値が安定条件を満たすか否かを判定する。管理部103は、その指標値が安定条件を満たすと、ステップA4を実行し、その指標値が安定条件を満たさないと、ステップA2を実行する。
ステップA4では、管理部103は、計測部101から受け付けたデータの、主記憶部104への保存を停止する。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、一時記憶部102は、計測部101から順次出力されるデータを、新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する。管理部103は、一時記憶部102に記憶されたデータに基づいて、計測部101から出力されるデータの安定度を示す指標値を、予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出する。また、管理部103は、異常値トリガを受け付けた場合、計測部101から出力されたデータを順に主記憶部104に記憶する。そして、管理部103は、安定条件を満たす指標値を算出すると、主記憶部104へのデータの保存を停止する。
これにより、異常値トリガが受け付けられると、出力されるデータが保存される。また、安定条件を満たす指標値が算出されると、そのデータの保存が停止される。
よって、安定条件が適宜設定されれば、データが安定するまで、そのデータを保存することが可能になる。したがって、異常の発生原因の分析に必要なデータを取得することが可能になる。
次に第二の実施形態について説明する。以下では、主に第一の実施形態で説明したデータロガーと異なる構成および機能について説明する。
図3は、本実施形態のデータロガーの構成を示したブロック図である。なお、図3では、図1と同じものには同じ符号を付してある。
図3において、データロガーは、図1で示した構成に加え、機能制御部105をさらに含む。また、管理部103は、記憶制御部106と、監視部107とを含む。
機能制御部105は、データロガー全体を制御する。
例えば、機能制御部105は、計測部101によるデータの計測の開始および停止を制御する。具体的には、機能制御部105は、その計測の開始時に、計測開始トリガを記憶制御部106に出力して、計測部101によるデータの計測を開始する。また、機能制御部105は、その計測終了時に、計測停止トリガを記憶制御部106に出力して、計測部101によるデータの計測を停止する。
また、機能制御部105は、データの計測に関する設定を行う。具体的には、機能制御部105は、データの計測時間を測るためのタイマと、計測およびタイマの駆動に使用する電源とを備え、タイマが測った計測時間ごとに、データを計測する旨の計測指示を記憶制御部106に出力して、データの計測を行う。
さらに、機能制御部105は、主記憶部104に保存されたデータを、PCなどの外部装置に出力する。なお、機能制御部105は、外部装置からの要求や、データロガーに付けられたスイッチからの信号などを受け付けると、そのデータを出力する。
記憶制御部106は、データロガーの状態を示す状態情報を保持する。状態情報には、非計測状態情報、データ監視状態情報およびデータ記録状態情報があり、記憶制御部106は、これらの状態情報のいずれか一つを保持する。
記憶制御部106は、非計測状態情報を保持している場合、そのデータを記憶しない。また、記憶制御部106は、データ監視状態情報を保持している場合、そのデータを一時記憶部102に記憶する。また、記憶制御部106は、データ記録状態情報を保持している場合、そのデータを、一時記憶部102に記憶し、かつ、主記憶部104に保存する。
また、これらの状態情報は、機能制御部105および監視部107からのトリガにて変更される。
具体的には、機能制御部105は、非計測状態情報を保持している場合に、機能制御部105から計測開始トリガを受け付けると、状態情報をデータ監視状態情報に変更する。また、機能制御部105は、データ監視状態情報を保持している場合に、監視部107から異常値トリガを受け付けると、状態情報をデータ記録状態情報に変更する。さらに、機能制御部105は、データ記録状態情報を保持している場合に、監視部107から異常値沈静トリガを受け付けると、状態情報をデータ監視状態情報に変更する。そして、機能制御部105は、データ監視状態情報またはデータ記録状態情報を保持している場合に、機能制御部105から計測終了トリガを受け付けると、状態情報を非計測状態情報に変更する。
ここで、記憶制御部106は、データ監視状態情報をデータ記録状態情報に変更する際に、一時記憶部102に記憶されたデータを主記憶部104にコピーして、異常が発生する前のデータを保存する。これは、異常が発生する前のデータが、異常の発生原因の分析に必要となる場合を考慮したものである。
監視部107は、一時記憶部102に記憶されたデータを監視する。ここで、監視部107が一時記憶部102に記憶されたデータを監視する監視処理には、異常値発生監視処理および異常値沈静監視処理がある。
監視部107が異常値発生監視処理および異常値沈静監視処理のどちらを行なうかは、記憶制御部106の状態情報に応じて決定される。具体的には、監視部107は、記憶制御部106がデータ監視状態情報を保持している場合、異常値発生監視処理を行い、記憶制御部106がデータ記録状態情報を保持している場合、異常値沈静監視処理を行う。なお、監視部107は、記憶制御部106が非計測状態情報を保持している場合、そのデータを監視しない。
異常値発生監視処理では、監視部107は、一時記憶部102に新しく記憶されたデータが予め定められた閾値範囲内にあるか否かを繰り返し判定する。閾値範囲は、例えば、予め定められた閾値以上の範囲、その閾値より大きい範囲、その閾値以下の範囲またはその閾値未満の範囲などである。なお、閾値範囲および閾値は、ユーザなどにより定められる。
監視部107は、そのデータが閾値範囲外にあると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
一方、異常値沈静監視処理では、監視部107は、その指標値が安定条件を満たすまで繰り返し算出する。また、監視部107は、一時記憶部102に新しく記憶されたデータが閾値範囲内か否かを判定する。
監視部107は、データが閾値範囲内にあり、かつ、その指標値が安定条件を満たすと、異常値沈静トリガを記憶制御部106に出力する。
なお、上述のように、記憶制御部106は、異常値トリガを受け付けると、保持している状態情報をデータ記録状態情報に変更する。また、監視部107は、記憶制御部106がデータ記録状態情報を保持している場合、異常値沈静監視処理を行う。したがって、監視部107は、記憶制御部106が異常値トリガを受け付けると、指標値を、その指標値が安定条件を満たすまで繰り返し算出することになる。
また、監視部107は、安定条件を満たす指標値を算出すると、異常値沈静トリガを出力する。記憶制御部106は、異常値沈静トリガを受け付けると、保持しているデータ記録状態情報をデータ監視状態情報に変更する。記憶制御部106は、データ監視状態情報に変更すると、そのデータを主記憶部104に保存しない。したがって、記憶制御部106は、監視部107が安定条件を満たす指標値を算出すると、主記憶部104へのデータの保存を停止することになる。
次に、データロガーの状態の変移について概観する。図4は、データロガーの状態の変移を説明するための説明図である。
先ず、非計測状態B1では、記憶制御部106が非計測状態情報を保持している。このとき、計測部101で計測されたデータは、記憶されず、監視部107は、データの監視を行わない。
非計測状態B1において、記憶制御部106は、機能制御部105から計測開始トリガを受け付けると、非計測状態情報をデータ監視状態情報に変更して、データロガーの状態をデータ監視状態B2に変更する。
データ監視状態B2では、一時記憶部102がデータを順に記憶し、監視部107が異常値発生監視処理を行う。
データ監視状態B2において、記憶制御部106は、監視部107から異常値トリガを受け付けると、データ監視状態情報をデータ記録状態情報に変更して、データロガーの状態をデータ記録状態B3に変更する。このとき、記憶制御部106は、一時記憶部102に記憶されたデータを主記憶部104にコピーする。
データ記録状態B3では、一時記憶部102がデータを順に記憶し、主記憶部104がデータを順に保存する。また、監視部107は、異常値沈静監視処理を行う。
データ記録状態B3において、記憶制御部106は、監視部107から異常値沈静トリガを受け付けると、データ記録状態情報をデータ監視状態情報に変更して、データロガーの状態をデータ監視状態B2に変更する。
また、データ監視状態B2およびデータ記録状態B3において、記憶制御部106は、機能制御部105から計測終了トリガを受け付けると、状態情報を非計測状態情報に変更して、データロガーの状態を非計測状態B1に変更する。
次に動作を説明する。
図5は、本実施形態のデータロガーの動作を説明するためのシーケンス図である。なお、記憶制御部106は、非計測状態情報を保持しているものとする。
ステップS1では、機能制御部105は、ユーザが操作するための操作部(不図示)から、計測を開始する旨の計測開始要求を受け付けると、計測開始トリガを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、その計測開始トリガを受け付けると、ステップS2を実行する。なお、操作部は、例えば、計測を開始するためのスイッチやボタンなどである。
また、機能制御部105は、計測開始トリガを記憶制御部106に出力すると、ステップS4を実行する。
ステップS2では、記憶制御部106は、保持している状態情報を、非計測状態情報からデータ監視状態情報に変更するとともに、異常値発生監視信号を監視部107に出力する。監視部107は、その異常値発生監視信号を受け付けると、ステップS3を実行する。
ステップS3では、監視部107は、一時記憶部102内の一番新しいデータにアクセスし、そのデータが閾値範囲内にあるか否かを判定する。なお、この処理は、一時記憶部102にデータが一定回数記憶されるたびに、または、一定時間ごとに、繰り返し行なわれる。
監視部107は、そのデータが閾値範囲外にあると判定すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。その後、ステップS7が実行される。
ステップS4では、機能制御部105のタイマは、予め設定された計測時間ごとに、データを計測する旨の計測指示を記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、その計測指示を受け付けると、ステップS5を実行する。
ステップS5では、記憶制御部106は、データを計測する旨の計測要求を計測部101に出力する。計測部101のコンバータは、その計測要求を受け付けると、計測部101のセンサから出力されるアナログ信号であるデータを受け付ける。コンバータは、そのアナログ信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号のデータを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、そのデータを受け付けると、ステップS6を実行する。
ステップS6では、記憶制御部106は、そのデータを一時記憶部102に記憶する。このとき、記憶制御部106は、一時記憶部102の容量が足りない場合には、一時記憶部102内の一番古いデータを消去し、その受け付けたデータを一時記憶部102に記憶する。
また、ステップS7では、記憶制御部106は、ステップS3で監視部107が出力した異常値トリガを受け付ける。記憶制御部106は、異常値トリガを受け付けると、ステップS8を実行する。
ステップS8では、記憶制御部106は、一時記憶部102に記憶されたデータを、主記憶部104にコピーする。記憶制御部106は、ステップS8を終了すると、ステップS9を実行する。
ステップS9では、記憶制御部106は、保持している状態情報を、データ監視状態情報からデータ記録状態情報に変更するとともに、異常値沈静監視処理を行う旨の異常値沈静監視信号を監視部107に出力する。監視部107は、その異常値沈静監視信号を受け付けると、ステップS10を実行する。
ステップS10では、監視部107は、一時記憶部102内のデータにアクセスし、一時記憶部102に新たに記憶されたデータが閾値範囲内か否かを判定する。監視部107は、そのデータが閾値範囲内であると、そのデータに基づいて、計測部101から出力されるデータの安定度を示す指標値を算出する。そして、監視部107は、その指標値が安定条件を満たすか否かを判定する。なお、この処理は、一時記憶部102にデータが一定回数記憶されるたびに、または、一定時間ごとに、繰り返し行なわれる。
監視部107は、その指標値が安定条件を満たすと、異常値沈静トリガを記憶制御部106に出力する。
ステップS11では、機能制御部105のタイマは、予め設定された計測時間ごとに、計測指示を記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、その計測指示を受け付けると、ステップS12を実行する。
ステップS12では、記憶制御部106は、計測要求を計測部101に出力する。計測部101のコンバータは、その計測要求を受け付けると、計測部101のセンサから出力されるアナログ信号であるデータを受け付ける。コンバータは、そのアナログ信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号のデータを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、そのデータを受け付けると、ステップS13を実行する。
ステップS13では、記憶制御部106は、その受け付けたデータを一時記憶部102に記憶し、かつ、主記憶部104に保存する。このとき、記憶制御部106は、一時記憶部102の容量が足りない場合には、一時記憶部102内の一番古いデータを消去し、その受け付けたデータを一時記憶部102に記憶する。
ステップS14では、記憶制御部106は、ステップS10で監視部107が出力した異常値沈静トリガを受け付ける。記憶制御部106は、異常値沈静トリガを受け付けると、ステップS15を実行する。
ステップS15では、記憶制御部106は、保持している状態情報を、データ記録状態情報からデータ監視状態情報に変更するとともに、異常値発生監視信号を監視部107に出力する。監視部107は、その異常値発生監視信号を受け付けると、ステップS3を実行する。
また、ステップS16では、機能制御部105は、操作部から計測を終了する旨の計測停止要求を受け付けると、計測停止トリガを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、その計測停止トリガを受け付けると、ステップS17を実行する。
ステップS17では、記憶制御部106は、保持している状態情報を非計測状態情報に変更するとともに、監視を停止する旨の監視停止信号を監視部107に出力する。監視部107は、その監視停止信号を受け付けると、動作を終了する。
以上のステップで計測を行うことにより、主記憶手段に原因分析に必要なデータが記憶される。
次に、主記憶部104に保存されるデータについて説明する。
図6は、主記憶部104に保存されるデータを説明するためのタイムチャートである。なお、図6において、閾値範囲は、閾値より大きい範囲である。
先ず、ステップS7で記憶制御部106は、異常値トリガを受け付けると、ステップS8で一時記憶部102に記憶されたデータを主記憶部104にコピーする。これにより、データが閾値範囲外になった時刻、つまり、異常を検知した時刻のデータ(異常計測時刻データ)と、異常発生の原因となった事象が発生した時刻のデータ(異常原因事象発生時刻データ)と、その事象が発生した時刻以前のデータ(異常原因事象発生前データ)とが保存される。
続いて、ステップS11ないしS13の処理が、機能制御部105のタイマに設定された計測時間ごとに行なわれ、記憶制御部106は、計測部101が測定したデータを主記憶部104に保存していく。
その後、データが閾値範囲内になっても、ステップS10で監視部107にて指標値が安定条件を満たすと判定されるまで、主記憶部104は、そのデータを保存する。
また、ステップS10で監視部107にて指標値が安定条件を満たすと判定されると、ステップS15で記憶制御部106が、状態情報を、データ記録状態情報からデータ監視状態情報に変更し、そのデータの主記憶部104への保存を停止する。これにより、主記憶部104は、閾値範囲外のデータ(異常計測時刻データ)だけでなく、閾値範囲内で安定するまでのデータ(異常計測値沈静後データ)を保存することになる。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、管理部103は、保存指示を受け付けた場合、一時記憶部102に記憶されたデータを主記憶部104にコピーする。
この場合、異常が発生した時刻以前のデータを保存することが可能になる。したがって、異常が発生する前のデータが異常の発生原因の分析に必要となる場合でも、異常の発生原因の分析に必要なデータを取得することが可能になる。
また、本実施形態では、機能制御部105、記憶制御部106および監視部107のそれぞれが行なう処理は、各部の間で入出力される各種のトリガにより制御される。このため、機能制御部105、記憶制御部106および監視部107は、非同期に動作することが可能になる。
次に第三の実施形態について説明する。
本実施形態のデータロガーは、図3で示した構成と同じ構成を有するが、第二の実施形態に比べて、異常値トリガの出力方法が異なっている。
第二の実施形態では、監視部107が、一時記憶部102に新たに記憶されたデータが閾値範囲外であると、異常値トリガを記憶制御部106に出力していた。本実施形態では、機能制御部105が、外部からの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
輸送経路などの輸送状況を追跡する輸送品質管理トレーサビリティが利用される際、データロガー(特に、RFIDタグのデータロガー)は、特定のデータを保存する機能の他に、輸送経路中の各拠点にてデータロガー内のデータを読み出すことにより、データロガーの取り付け物の検品に利用されることがある。例えば、データロガーがRFIDタグの場合、リーダライタがそのRFIDを特定する識別子を読み出すことで、その取り付け物を検品する。
このようなデータが読み出されるタイミングは、取り付け物の業者間での受け渡しや、取り付け物の周囲の環境の変更などといった輸送事故の発生しやすいタイミングである場合が多い。このため、このタイミングの前後で計測されたデータを保存することは、取り付け物の輸送時の品質管理において有用である。
したがって、機能制御部105が検知する所定の操作が、データロガー内のデータを読み出す操作などであれば、輸送事故の発生しやすいタイミング付近のデータだけを保存することが可能になる。
なお、本実施形態では、監視部107は、異常値発生監視処理を行わず、異常値沈静監視処理だけを行う。
次に、データロガーの状態の変移について概観する。図7は、データロガーの状態の変移を説明するための説明図である。以下では、主に図4と異なる状態について説明する。
非計測状態B1において、記憶制御部106は、機能制御部105から計測開始トリガを受け付けると、非計測状態情報をデータ監視状態情報に変更して、データロガーの状態をデータ監視状態C1に変更する。
データ監視状態C1では、一時記憶部102が、計測部101から出力されたデータを順に記憶し、監視部107は、データの監視を行わない。
また、データ監視状態C1において、機能制御部105は、所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、機能制御部105から異常値トリガを受け付けると、データ監視状態情報をデータ記録状態情報に変更して、データロガーの状態をデータ記録状態B3に変更する。
次に動作を説明する。
図8は、本実施形態のデータロガーの動作を説明するためのシーケンス図である。なお、以下では、主に、図5で説明した処理と異なる処理について説明する。また、データロガーは、非計測状態B1を初期状態としている。
ステップT1では、機能制御部105は、操作部から計測開始要求を受け付けると、計測開始トリガを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、その計測開始トリガを受け付けると、記憶制御部106は、保持している状態情報を、非計測状態情報からデータ監視状態情報に変更する
ステップT2ないしT4のそれぞれの処理は、ステップS4ないしS6のそれぞれの処理と同じ処理のため、説明を省略する。
ステップT5では、機能制御部105は、リーダライタなどからの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。その後、ステップT6が実行される。
ステップT6では、記憶制御部106は、ステップT5で出力された異常値トリガを受け付けると、一時記憶部102に記憶されたデータを、主記憶部104にコピーする。これにより、輸送事故の発生しやすいタイミングの少し前の時刻のデータが保存されることになる。
記憶制御部106は、ステップT6を終了すると、ステップT7を実行する。
ステップT7ないしT11のそれぞれの処理は、ステップS9ないしS13のそれぞれの処理と同じ処理のため、説明を省略する。
ステップT12では、記憶制御部106は、ステップT8で監視部107が出力した異常値沈静トリガを受け付けると、保持している状態情報を、データ記録状態情報からデータ監視状態情報に変更するとともに、監視停止信号を監視部107に出力する。監視部107は、その監視停止信号を受け付けると、動作を終了する。その後、ステップT13が実行される。
ステップT13では、機能制御部105は、操作部から計測停止要求を受け付けると、計測停止トリガを記憶制御部106に出力する。記憶制御部106は、その計測停止トリガを受け付けると、保持している状態情報を非計測状態情報に変更して、動作を終了する。
次に効果を説明する。
本実施形態では、機能制御部105は、外部からの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
この場合、所定の操作が適宜設定されれば、輸送事故の発生しやすいタイミングから値が安定するまでのデータを保存することが可能になり、例えば、取り付け物の業者間での受け渡しが正常に行われたか否かを把握することが可能になる。
次に第四の実施形態について説明する。
本実施形態のデータロガーは、図3で示した構成と同じ構成を有するが、第二の実施形態に比べて、異常値トリガの出力方法が異なっている。
第二の実施形態では、監視部107が、一時記憶部102に新たに記憶されたデータが閾値範囲外であると、異常値トリガを記憶制御部106に出力していた。また、第三の実施形態では、機能制御部105が、外部からの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力していた。
本実施形態では、上記の両方の出力方法を有する。つまり、監視部107は、一時記憶部102に新たに記憶されたデータが閾値範囲外であると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。さらに、機能制御部105は、外部からの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
次に動作を説明する。
図9は、本実施形態のデータロガーの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図9において、図5と同じ処理には同じ符号を付してある。また、図9では、図5で説明した処理に加え、ステップU1をさらに含み、ステップS7の代わりにステップU2が実行される。
ステップU1では、機能制御部105は、リーダライタなどからの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
ステップU2では、記憶制御部106は、ステップS3で監視部107が出力した異常値トリガ、または、ステップU1で機能制御部105が出力した異常値トリガを受け付ける。記憶制御部106は、異常値トリガを受け付けると、ステップS8を実行する。
次に効果を説明する。
機能制御部105は、外部からの所定の操作を検知すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。また、監視部107が、一時記憶部102に新たに記憶されたデータが閾値範囲外であると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
この場合、輸送事故の発生しやすいタイミングから値が安定するまでのデータと、値が異常値になってから安定するまでのデータと、を保存することが可能になる。
次に第五の実施形態について説明する。
図10は、本実施形態のデータロガーの構成を示したブロック図である。なお、図10では、図3と同じものには同じ符号が付してある。
図10において、データロガーは、図3で示した構成に加え、ブロックデータ記憶部108をさらに含む。なお、本実施形態では、ブロックデータ記憶部108が第二記憶手段の一例であり、主記憶部104が第三記憶手段の一例である。
本実施形態では、主記憶部104の代わりに、ブロックデータ記憶部108が、記憶制御部106が異常値トリガを受け付けると、計測部101が出力するデータを順に保存する。その後、ブロックデータ記憶部108は、監視部107にて指標値が安定条件を満たすと判定されると、計測部101が出力するデータの保存を停止する。
また、記憶制御部106は、異常値トリガを受け付けると、一時記憶部102に記憶されたデータを、ブロックデータ記憶部108にコピーする。
また、記憶制御部106は、監視部107にて指標値が安定条件を満たすと判定されると、つまり、異常値沈静トリガを受け付けると、ブロックデータ記憶部108に記憶されたデータを圧縮して主記憶部104に保存する。
さらに、記憶制御部106は、機能制御部105から計測停止トリガを受け付けると、ブロックデータ記憶部108に記憶されたデータを圧縮して主記憶部104に保存する。ここで、計測停止トリガは、データの計測を終了する旨の終了指示の一例である。
次に、データロガーの状態の変移について概観する。図11は、データロガーの状態の変移を説明するための説明図である。以下では、主に図4と異なる状態について説明する。
データ監視状態B2において、記憶制御部106は、監視部107から異常値トリガを受け付けると、データ監視状態情報をデータ記録状態情報に変更して、データロガーの状態がデータ記録状態D1に変更する。このとき、記憶制御部106は、一時記憶部102に記憶されたデータをブロックデータ記憶部108にコピーする。
データ記録状態D1では、一時記憶部102がデータを順に記憶し、ブロックデータ記憶部108がデータを順に保存する。また、監視部107は、異常値沈静監視処理を行う。
データ記録状態D1において、記憶制御部106は、監視部107から異常値沈静トリガを受け付けると、データ記録状態情報をデータ監視状態情報に変更して、データロガーの状態をデータ監視状態B2に変更する。このとき、記憶制御部106は、ブロックデータ記憶部108に記憶されたデータを圧縮して主記憶部104に保存する。
また、データ記録状態D1において、記憶制御部106は、機能制御部105から計測終了トリガを受け付けると、状態情報を非計測状態情報に変更して、データロガーの状態を非計測状態B1に変更する。このとき、記憶制御部106は、ブロックデータ記憶部108に記憶されたデータを圧縮して主記憶部104に保存する。
次に動作を説明する。
図12は、本実施形態のデータロガーの動作を説明するためのシーケンス図である。なお、図12において、図5と同じ処理には同じ符号を付し説明を省略する。
ステップS7で記憶制御部106は、異常値トリガを受け付けると、ステップV1を実行する。
ステップV1では、記憶制御部106は、一時記憶部102に記憶されたデータを、ブロックデータ記憶部108にコピーする。記憶制御部106は、ステップV1を終了すると、ステップS9を実行する。
また、ステップS12で記憶制御部106は、データを受け付けると、ステップV2を実行する。
ステップV2では、記憶制御部106は、その受け付けたデータを一時記憶部102に記憶し、かつ、ブロックデータ記憶部108に保存する。
また、ステップS14で記憶制御部106は、異常値沈静トリガを受け付けると、ステップV3を実行する。
ステップV3では、記憶制御部106は、ブロックデータ記憶部108に記憶されたデータを取得し、そのデータを圧縮する。記憶制御部106は、その圧縮したデータを主記憶部104に記憶する。記憶制御部106は、ステップV3を終了すると、ステップS15を実行する。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、ブロックデータ記憶部108は、記憶制御部106が異常値トリガを受け付けると、主記憶部104は、計測部101から出力されるデータを順に保存し、その後、監視部107にて安定条件を満たす指標値が算出されると、計測部101から出力されるデータの保存を停止する。また、記憶制御部106は、監視部107にて指標値が安定条件を満たすと判定されると、ブロックデータ記憶部108に記憶されたデータを圧縮して主記憶部104に保存する。
この場合、ブロックデータ記憶部108に保存されたデータが圧縮されて保存される。したがって、より多くのデータを保存することが可能になる。また、異常の発生原因を分析するデータごとに、圧縮されて保存されるので、全てのデータが一度に圧縮される場合に比べて、データを容易に扱うことが可能になる。
次に第六の実施形態について説明する。
本実施形態のデータロガーは、図3で示した構成と同じ構成を有するが、第二の実施形態に比べて、異常値トリガの出力方法が異なる。
第二の実施形態では、監視部107が一時記憶部102に新たに記憶されたデータが閾値範囲外であると異常値トリガを出力していた。しかしながら、データが閾値範囲内であっても、そのデータの変化が大きい場合には、異常が発生した可能性があり、そのデータを保存することは有用である。
そこで、本実施形態では、監視部107は、一時記憶部102に記憶されたデータの変化の幅が大きいと、異常値トリガを出力する。
具体的には、監視部107は、一時記憶部102に記憶されたデータに基づいて、計測部101から出力されるデータの変化度を示す評価値を、その評価値が予め定められた異常条件を満たすまで繰り返し算出する。監視部107は、その評価値がその異常条件を満たすと、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
例えば、先ず、監視部107は、一時記憶部102に記憶されたデータから、その判定の対象となる変化対象データを特定する。
なお、変化対象データは、一時記憶部102に記憶されたデータの、全てのデータでもよいし、一部のデータでもよい。変化対象データが一時記憶部102に記憶されたデータの一部のデータの場合、例えば、監視部107は、新しいデータから順に、特定回数より小さい所定回数分のデータを、変化対象データとして特定する。また、変化対象データは、一つでも複数でもよい。以下、変化対象データは、複数あるとする。
続いて、監視部107は、その複数の変化対象データのそれぞれの傾きB1,2〜Bn−1,nを求め、それらの傾きB1,2〜Bn−1,nのうち、最大となる傾きBx,yを評価値Jとして求める。また、監視部107は、それらの傾きB1,2〜Bn−1,nの平均値BBveを評価値Jとして求めてもよい。
そして、監視部107は、その評価値Jが予め定められた変化判定値Th2より大きいか否かを判定する。監視部107は、その評価値Jがその変化判定値Th2より大きいと、その評価値Jが異常条件を満たすと判定する。
また、監視部107は、その複数の変化対象データの分散Vを評価値Jとして求め、その評価値Jが変化判定値Th2より大きいか否かを判定してもよい。この場合、監視部107は、その評価値Jがその変化判定値Th2より大きいと、その評価値Jが異常条件を満たすと判定する。
ここで、監視部107は、これらの判定のうち、複数の判定を行ってもよい。この場合、監視部107は、その複数の判定のいずれか一つにおいて、評価値Jが変化判定値Th2より大きいと判定すると、その評価値Jが異常条件を満たすと判定してもよいし、その複数の判定の全てにおいて、評価値Jが変化判定値Th2より大きいと判定すると、その評価値Jが異常条件を満たすと判定してもよい。
また、変化判定値は、ユーザなどにより定められる。さらに、監視部107は、複数の判定を行う場合、その複数の判定のそれぞれに対応する複数の変化判定値が定められる。
次に動作を説明する。
図13は、データロガーの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図13において、図5と同じ処理には同じ符号を付してある。また、図13では、図5で説明した処理の、ステップS3の代わりにステップW1が実行される。
ステップS2で監視部107は、その異常値発生監視信号を受け付けると、ステップW1を実行する。
ステップW1では、監視部107は、一時記憶部102のデータにアクセスし、そのデータに基づいて評価値を算出する。監視部107は、その評価値が予め定められた異常条件を満たすか否かを判定する。なお、この処理は、一時記憶部102にデータが一定回数記憶されるたびに、または、一定時間ごとに、繰り返し行なわれる。
監視部107は、その評価値が異常条件を満たすと判定すると、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。その後、ステップS7が実行される。
次に効果を説明する。
監視部107は、一時記憶部102に記憶されたデータに基づいて、計測部101から出力されるデータの変化度を示す評価値を、その評価値が予め定められた異常条件を満たすまで繰り返し算出する。監視部107は、その評価値がその異常条件を満たすと、異常値トリガを記憶制御部106に出力する。
この場合、データの変化度を示す評価値が異常条件を満たすと、異常値トリガが出力される。したがって、異常条件が適宜設定されれば、異常の発生をより正確に検知することが可能になる。
なお、以上説明したデータロガーの機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータにて読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記録装置を指す。さらに、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体または伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータ内の揮発性メモリのように、一定期間プログラムを保持しているものを含む。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上記実施形態に限定されたものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更を行うことができる。
この出願は、2007年9月11日に出願された日本出願特願2007−235365号公報を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (10)

  1. 計測手段から順次出力されるデータを、新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する第一記憶手段と、
    第二記憶手段と、
    前記計測手段が出力するデータを保存する旨の保存指示を受け付けた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの安定度を示す指標値を、該指標値が予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出すると共に、前記計測手段から出力されるデータを順に前記第二記憶手段に保存し、前記安定条件を満たす指標値を算出すると、前記第二記憶手段への前記計測手段からのデータの保存を停止する管理手段と、を含むデータロガー。
  2. 請求の範囲第1項に記載のデータロガーにおいて、
    前記管理手段は、前記保存指示を受け付けた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータを前記第二記憶手段にコピーする、データロガー。
  3. 請求の範囲第1項または第2項に記載のデータロガーにおいて、
    前記管理手段は、
    前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの変化度を示す評価値を、該評価値が予め定められた異常条件を満たすまで繰り返し算出し、前記評価値が前記異常条件を満たすと、前記保存指示を出力する監視手段と、
    前記監視手段から前記保存指示を受け付ける記憶制御手段と、を含む、データロガー。
  4. 請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載のデータロガーにおいて、
    第三記憶手段をさらに含み、
    前記管理手段は、前記第二記憶手段への前記データの保存を停止すると、前記第二記憶手段に保存されたデータを圧縮して前記第三記憶手段に保存する、データロガー。
  5. 請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載のデータロガーにおいて、
    外部からの所定の操作を検知した場合、前記保存指示を前記管理手段に出力する機能制御手段を含む、データロガー。
  6. 計測手段から順次出力されるデータを新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する第一記憶手段と、第二記憶手段と、を含むデータロガーが行うデータ保存方法であって、
    前記計測手段が出力するデータを保存する旨の保存指示が受け付けられた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの安定度を示す指標値を、該指標値が予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出する算出ステップと、
    前記保存指示が受け付けられた場合、前記計測手段から出力されるデータを順に前記第二記憶手段に保存する保存ステップと、
    前記安定条件を満たす指標値が算出されると、前記第二記憶手段への前記計測手段からのデータの保存を停止する停止ステップと、を含むデータ保存方法。
  7. 請求の範囲第6項に記載のデータ保存方法において、
    前記保存指示が受け付けられた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータを前記第二記憶手段にコピーするコピーステップを含むデータ保存方法。
  8. 請求の範囲第6項または第7項に記載のデータ保存方法において、
    前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの変化度を示す評価値を、該評価値が予め定められた異常条件を満たすまで繰り返し算出する判定ステップと、
    前記評価値が前記異常条件を満たす場合、前記保存指示を出力する送信ステップと、を含むデータ保存方法。
  9. 請求の範囲第6項ないし第8項のいずれか1項に記載のデータ保存方法において、
    前記データロガーは、第三記憶手段を含み、
    前記第二記憶手段への前記データの保存が停止されると、前記第二記憶手段に保存されたデータを圧縮して前記第三記憶手段に保存する圧縮保存ステップを含むデータ保存方法。
  10. 計測手段から順次出力されるデータを新しいデータから順に特定回数分だけ記憶する第一記憶手段と、第二記憶手段に接続されたコンピュータにデータ保存処理を実行させるプログラムであって、
    前記計測手段が出力するデータを保存する旨の保存指示を受け付けた場合、前記第一記憶手段に記憶されたデータに基づいて、前記計測手段から出力されるデータの安定度を示す指標値を、該指標値が予め定められた安定条件を満たすまで少なくとも繰り返し算出する算出処理と、
    前記保存指示を受け付けた場合、前記計測手段から出力されるデータを順に前記第二記憶手段に保存する保存処理と、
    前記安定条件を満たす指標値が算出されると、前記第二記憶手段への前記計測手段からのデータの保存を停止する停止処理と、を含むデータ保存処理を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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