JP5307328B2 - ステータ構造 - Google Patents
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同じく、他の手段は、筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部の内周に複数の溝を設けたことを特徴とするものである。
同じく、他の手段は、筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、少なくとも一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石における有効円弧方向幅が他の磁極部内に埋設される複数の永久磁石における有効円弧方向幅と異なることを特徴とするものである。
同じく、他の手段は、筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部の内周の曲率中心をロータの回転中心から当該磁極部側とは反対方向に偏心させるようにしたことを特徴とするものである。
同じく、他の手段は、筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部内周側のロータと対向する面の円弧方向端部に、円弧方向に突出する凸部が形成されることを特徴とするものである。
一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、 それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置されているから、永久磁石の上記端部の外方を向く背面側における磁極部の肉厚が厚く確保されることになる。
ここで、永久磁石の上記端部の背面側は磁束が集中するが、この端部の背面側の磁極部の肉厚が厚く確保されることにより磁束集中部における磁路断面積が大きく確保されることになり、磁束の飽和が抑制される。
また、永久磁石は、ステータコアの磁極部内に埋設されることになるので、プロテクタやホルダといった永久磁石の保護および飛散防止のためだけに使用される部材をモータに設ける無駄を省くことが可能となる。
さらに、請求項1の発明によれば、磁極部はテーパ面の形成によって、その円弧方向端部がロータコアの外周から徐々に遠ざかり、磁極部の周方向の両端部側では中央部に比較してロータコアとの間の空隙が大きくなるので、コギングトルクを軽減することが可能となる。
同じく、請求項2の発明によれば、磁極部の内周に複数の溝を設けることにより、パーミアンスの変化の波数を増加させて、波形の振幅を小さくすることが可能となるので、コギングトルクを軽減することが可能となる。
同じく、請求項3の発明によれば、複数の永久磁石の有効円弧方向幅が他の磁極部の複数の永久磁石の有効円弧方向幅と異なるように設定されているから、一つのモータ内で磁石の有効円弧方向幅を異なるように設定することが可能となり、コギングトルクを軽減することが可能となる。
同じく、請求項4の発明によれば、磁極部の内周の曲率中心をロータの回転中心から当該磁極部側とは反対方向に偏心させるようにしているから、各磁極部の周方向両端側では中央部に比較してロータコアとの間の空隙が大きくなるので、コギングトルクを軽減することが可能となる。
同じく、請求項5の発明によれば、磁極部の内周側のロータと対向する面の円弧方向の両端部に、円弧方向に突出する凸部が形成されているので、磁路断面積が小さくなる凸部で磁束が飽和して磁極部のロータ側面の円弧方向の両端部における磁力が弱くなるので、コギングトルクを軽減することが可能となる。
2 ヨーク
3 ステータコア
4,41,42,43,44 磁極部
4a テーパ面
4b 孔
4c 凸部
5 永久磁石
5a 永久磁石の端部
6 キャップ
7,8 ボールベアリング
9 ロータ
10 整流子
11 ブラシ
12 シャフト
13 ロータコア
13a ティース
14 巻線
15 溝
W1,W2,W3,W4 磁極部内の複数の永久磁石における有効円弧方向幅
Claims (5)
- 筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部内周側のロータと対向する面の円弧方向端部をロータ外周から遠ざかるようテーパ面に形成したことを特徴とするステータ構造。
- 筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部の内周に複数の溝を設けたことを特徴とするステータ構造。
- 筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、少なくとも一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石における有効円弧方向幅が他の磁極部内に埋設される複数の永久磁石における有効円弧方向幅と異なることを特徴とするステータ構造。
- 筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部の内周の曲率中心をロータの回転中心から当該磁極部側とは反対方向に偏心させるようにしたことを特徴とするステータ構造。
- 筒状のヨークと、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石と、ステータコア内にシャフトを介して回転自在に挿通されるロータとを備えたブラシ付きモータのステータ構造において、内周側が上記ロータ方向に膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設させ、一つの磁極部内に埋設される複数の永久磁石のうち各磁極部の両端部側に配置される二つの永久磁石は、それぞれ磁極部の円周方向に向く端部を磁極部の内周側に接近するよう傾斜させてハの字状に配置させ、さらに、磁極部内周側のロータと対向する面の円弧方向端部に、円弧方向に突出する凸部が形成されることを特徴とするステータ構造。
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