JP5306975B2 - 積層構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータの固定子や回転子等に用いられ、鉄心片を積層して構成される積層構造体及びその製造方法に関する。
従来の積層鉄心は、磁極部、極歯、スロット等のほかにカシメ部を形成した鉄心片を、それぞれ打ち抜き、この鉄心片を積層してカシメ部を互いにかしめることで、鉄心片同士を接合して製造されている(例えば特許文献1参照)。
鉄心の板厚が薄い場合等には、特に、カシメ部の十分なカシメ強度を得ることが困難な場合があり、積層鉄心の形状が劣化したり、ずれが生じる場合があった。
そこで、従来では、このような問題を解決するために、例えば特許文献1及び2に記載された積層鉄心が提案されている。
すなわち、特許文献1及び2に記載の積層鉄心は、鉄心片に形成したかしめ突起と係合孔とを介してかしめ積層した積層鉄心において、前記鉄心片に形成され、該鉄心片の板厚の2倍以上の突出長を有する前記かしめ突起が、該突出長と実質的に同じ厚み、又は前記かしめ突起の先端が届く厚みまで順次積層した複数枚の鉄心片に形成される貫通係合孔に入り込んでかしめ積層し、前記かしめ突起と前記貫通係合孔の形成位置を所定の積層厚毎に変えて設けるようにしている。
そして、貫通係合孔にかしめ突起を入れ込むことにより、貫通係合孔を構成している複数枚の鉄心片に設けられた各係合孔の内周側全体にかしめ突起の外周側を接触させることができ、各鉄心片とかしめ突起との間の摩擦力を向上させることができる。
特許第4001294号公報 特許第4018885号公報 特許第4255651号公報
ところで、従来の積層鉄心では、貫通係合孔の内周側には複数の凹部、又は切り欠き部が形成され、貫通係合孔にかしめ突起を入れ込んでかしめ力を与えると、かしめ突起の一部は塑性変形して貫通係合孔の内周側に形成された複数の凹部、又は切り欠き部を充填するような構成となっている。
しかし、鉄心片に薄板を用いたとしても、貫通係合孔の凹部に鋼板を充填させることは困難であり、また、径方向のずれを防止することは可能ではあるが、軸方向のずれに対しての対策がなかった。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、簡単な構成で、径方向のずれを抑制すると共に、軸方向のずれも抑制することができる積層構造体及びその製造方法を提供することを目的とする。
[1] 第1の本発明に係る積層構造体は、少なくとも1つの第1かしめ部を有する少なくとも1つの第1鋼板にて構成された第1環状部と、少なくとも1つの第2かしめ部を有する少なくとも1つの第2鋼板にて構成された第2環状部とが、前記第1かしめ部及び前記第2かしめ部を介してかしめ積層され、全体として筒形状を有する積層構造体であって、前記第1かしめ部は、半抜き加工によって前記鋼板の積層方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、前記筒形状の中心に向かう第1凸部を有する第1突起部を有し、前記第2かしめ部は、半抜き加工によって前記鋼板の積層方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、前記筒形状の中心とは反対の方向に向かう第2凸部を有する第2突起部を有し、前記第1凸部と前記第2凸部とが交互に向きを異にして、前記第1鋼板と前記第2鋼板とが積層されていることを特徴とする。
[2] 第1の本発明において、前記第1かしめ部は、前記第1突起部の形成に伴って形成された前記第1鋼板の切断面に形成され、且つ、前記筒形状の中心に向かう凸形状の第1切り欠き部を有し、前記第2かしめ部は、前記第2突起部の形成に伴って形成された前記第2鋼板の切断面に形成され、且つ、前記筒形状の中心とは反対の方向に向かう凸形状の第2切り欠き部を有し、上からn(n=1、2・・・)番目の前記第1鋼板の前記第1凸部は、上からn+1番目の前記第1鋼板の前記第1切り欠き部にはめ合わされ、上からn番目の前記第2鋼板の前記第2凸部は、上からn+1番目の前記第2鋼板の前記第2切り欠き部にはめ合わされていることを特徴とする。
[3] 第1の本発明において、前記第1凸部及び前記第2凸部の形状は、それぞれ円弧状であることを特徴とする。
[4] 第2の本発明に係る積層構造体の製造方法は、少なくとも1つの第1鋼板と、少なくとも1つの第2鋼板とかしめ部を介してかしめ積層された積層構造体の製造方法であって、板金の打ち抜き加工及び半抜き加工によって、板面の垂直方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、加工中心に向かう第1凸部を有する第1突起部と、前記第1突起部の形成に伴って形成された切断面に形成され、且つ、前記加工中心に向かう凸形状の第1切り欠き部とを有する第1かしめ部を具備した前記第1鋼板を作製する工程と、板金の打ち抜き加工及び半抜き加工によって、板面の垂直方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、加工中心とは反対の方向に向かう第2凸部を有する第2突起部と、前記第2突起部の形成に伴って形成された切断面に形成され、且つ、前記加工中心とは反対の方向に向かう凸形状の第2切り欠き部とを有する第2かしめ部を具備した前記第2鋼板を作製する工程と、前記第1鋼板と前記第2鋼板とを前記第1かしめ部及び前記第2かしめ部を介してかしめ積層するかしめ工程とを有し、前記かしめ工程では、上からn(n=1、2・・・)番目の前記第1鋼板における前記第1かしめ部の前記第1凸部が、下層の前記第2鋼板における前記第2かしめ部の直線部を乗り越えて、上からn+1番目の前記第1鋼板の前記第1切り欠き部にはめ合うようにかしめることを特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る積層構造体及びその製造方法によれば、簡単な構成で、径方向のずれを抑制すると共に、軸方向のずれも抑制することができる。
第1の実施の形態に係る積層構造体(第1積層構造体)を示す斜視図である。 第1積層構造体の構成要素の1つである第1環状部(第1鋼板)を上面から見て示す図である。 第1積層構造体の構成要素の1つである第2環状部(第2鋼板)を上面から見て示す図である。 第1かしめ部及び第2かしめ部並びにこれら第1かしめ部と第2かしめ部のかしめ状態を示す分解斜視図である。 第1鋼板と第2鋼板とを積層する状態を示す分解斜視図である。 第1鋼板と第2鋼板とを第1かしめ部及び第2かしめ部を介してかしめ積層した状態を一部省略して示す断面図である。 本実施の形態に係る積層構造体の製造方法の一例を示す工程ブロック図である。 図8Aは第2の実施の形態に係る積層構造体(第2層構造体)の構成要素である第1鋼板と第2環状部とを積層する状態を示す分解斜視図であり、図8Bは第2積層構造体を示す斜視図である。 図9Aは第3の実施の形態に係る積層構造体(第3層構造体)の構成要素である第1環状部(3個の第1鋼板)と第2環状部(1個の第2鋼板)とを積層する状態を示す分解斜視図であり、図9Bは第3積層構造体を示す斜視図である。 図10Aは第4の実施の形態に係る積層構造体(第4層構造体)の構成要素である第1環状部(1個の第1鋼板)と第2環状部(3個の第2鋼板)とを積層する状態を示す分解斜視図であり、図10Bは第4積層構造体を示す斜視図である。 図11Aは第5の実施の形態に係る積層構造体(第5層構造体)の構成要素である第1環状部(3個の第1鋼板)と第2環状部(3個の第2鋼板)とを積層する状態を示す分解斜視図であり、図11Bは第5積層構造体を示す斜視図である。
以下、本発明に係る積層構造体及びその製造方法の実施の形態例を図1〜図11Bを参照しながら説明する。
先ず、第1の実施の形態に係る積層構造体(以下、第1積層構造体10Aと記す)は、図1に示すように、例えばモータの固定子を構成するものであって、第1環状部12Aと第2環状部12Bとが交互に積層されて構成されている。
第1環状部12Aは、図2に示すように、複数(例えば12個)の第1かしめ部14aを有する1つの環状の第1鋼板16aにて構成され、第2環状部12Bは、図3に示すように、複数(例えば12個)の第2かしめ部14bを有する1つの環状の第2鋼板16bにて構成されている。本実施の形態では、12個の第1かしめ部14aは第1鋼板16aに等間隔で設けられ、12個の第2かしめ部14bは第2鋼板16bに等間隔で設けられている。
そして、第1積層構造体10Aは、図1に示すように、第1鋼板16aと第2鋼板16bとが、第1かしめ部14a及び第2かしめ部14bを介してかしめ積層され、全体として筒形状を有する。第1積層構造体10Aの中央には軸方向に内孔18が形成され、該内孔18には、例えば回転子が配設される。
第1鋼板16aは、図2に示すように、第1かしめ部14aのほか、中央に形成された第1内孔18aと、円周部(第1ヨーク部20a)から第1内孔18aに向かって張り出して形成された多数の第1極歯22aを有する第1磁極部24aと、第1極歯22a間に形成され、コイルが巻回配置される第1スロット26aとを有する。
第1鋼板16aの第1かしめ部14aは、図4に示すように、第1突起部30aと、第1切り欠き部32aとを有する。
第1突起部30aは、半抜き加工によって積層方向(第1鋼板16a及び第2鋼板16bの積層方向)に、第1鋼板16a及び第2鋼板16bの合計板厚だけ変位して形成され、且つ、筒形状(図1参照)の中心(径方向の内方向)に向かう第1凸部34aを有する。
具体的には、この第1突起部30aは、第1鋼板16a及び第2鋼板16bの合計板厚だけ変位した第1平坦部36aと、半抜き加工によって塑性変形した2つの第1支持部38a(第1平坦部36aを第1鋼板16aに支持する部位)とを有する。第1平坦部36aは上面から見てほぼ長方形状を有し、その長軸の方向と第1鋼板16aの径方向とが直交する位置関係となっている。また、第1平坦部36aの2つの側面(第1側面40a及び第2側面40b)のうち、筒形状の中心と対向する第1側面40aには上述した第1凸部34aが形成されている。なお、図4の例では、第1側面40aの長さ方向中央部分に第1凸部34aを形成した例を示している。第1凸部34aの上面と第1平坦部36aとは、面一で連続しており、従って、第1凸部34aの上面と第1鋼板16aの下面との間には、第2鋼板16bの板厚に相当する隙間t1が形成される。
第1切り欠き部32aは、第1突起部30aの形成に伴って形成された第1鋼板16aの切断面に形成され、径方向の内方向に向かって凸とされた形状を有する。具体的には、第1突起部30aの形成に伴って、第1鋼板16aには、第1突起部30aにおける第1平坦部36aの第1側面40a及び第2側面40bにそれぞれ対応する第1切断面42a及び第2切断面42bが形成され、このうち、第1切断面42aに径方向の内方向に向かって凸形状の第1切り欠き部32aが形成されている。
第2鋼板16bも第1鋼板16aと同様に、図3に示すように、第2かしめ部14bのほか、中央に形成された第2内孔18bと、円周部(第2ヨーク部20b)から第2内孔18bに向かって張り出して形成された多数の第2極歯22bを有する第2磁極部24bと、第2極歯22b間に形成され、コイルが巻回配置される第2スロット26bとを有する。
第2鋼板16bの第2かしめ部14bは、図4に示すように、第2突起部30bと、第2切り欠き部32bとを有する。
第2突起部30bは、半抜き加工によって積層方向に、第1鋼板16a及び第2鋼板16bの合計板厚だけ変位して形成され、且つ、筒形状の中心に向かう方向とは逆の方向(径方向の外方向)に向かう第2凸部34bを有する。
具体的には、この第2突起部30bは、第1鋼板16a及び第2鋼板16bの合計板厚だけ変位した第2平坦部36bと、半抜き加工によって塑性変形した2つの第2支持部38b(第2平坦部36bを第2鋼板16bに支持する部位)とを有する。第2平坦部36bは上面から見てほぼ長方形状を有し、その長軸の方向と第2鋼板16bの径方向とが直交する位置関係となっている。また、第2平坦部36bの2つの側面(第3側面40c及び第4側面40d)のうち、筒形状の中心とは反対側の第4側面40dには上述した第2凸部34bが形成されている。なお、図4の例では、第4側面40dの長さ方向中央部分に第2凸部34bを形成した例を示している。第2凸部34bの上面と第2平坦部36bとは、面一で連続しており、従って、第2凸部34bの上面と第2鋼板16bの下面との間には、第1鋼板16aの板厚に相当する隙間t2が形成される。
第2切り欠き部32bは、第2突起部30bの形成に伴って形成された第2鋼板16bの切断面に形成され、径方向の外方向に向かって凸とされた形状を有する。具体的には、第2突起部30bの形成に伴って、第2鋼板16bには、第2突起部30bにおける第2平坦部36bの第3側面40c及び第4側面40dにそれぞれ対応する第3切断面42c及び第4切断面42dが形成され、このうち、第4切断面42dに径方向の外方向に向かって凸形状の第2切り欠き部32bが形成されている。
そして、第1鋼板16a及び第2鋼板16bを積層して第1積層構造体10Aを作製する場合は、図5に示すように、第1鋼板16a、第2鋼板16b、第1鋼板16a、第2鋼板16b・・・というように交互に積層する。このとき、第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとが互いに対向するようにして積層し、かしめ用のパンチを用いて第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとをかしめる。このとき、図4及び図6に示すように、第1かしめ部14aの第1凸部34aと第2かしめ部14bの第2凸部34bとが交互に向きを異にして、第1鋼板16aと第2鋼板16bとが積層されることとなるが、上からn(n=1、2・・・)番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1凸部34aは、上からn+1番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1切り欠き部32aにはめ合わされ、上からn番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2凸部34bは、上からn+1番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2切り欠き部32bにはめ合わされることになる。
より具体的には、上からn番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1凸部34aは、その下層の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの直線部、すなわち、第3切断面42cを乗り越えて、上からn+1番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1切り欠き部32aにはめ合うこととなり、上からn番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2凸部34bは、その下層の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの直線部、すなわち、第2切断面42bを乗り越えて、上からn+1番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2切り欠き部32bにはめ合うこととなる。
第1かしめ部14aの第1凸部34a及び第2かしめ部14bの第2凸部34bの形状は、上述した直線部(第3切断面42c及び第2切断面42b)との抵抗をできるだけ少なくするために、円弧状にすることが好ましい。また、第1かしめ部14aの第1凸部34a及び第2かしめ部14bの第2凸部34bの各突出量が大きいと、やはり上述した直線部(第3切断面42c及び第2切断面42b)との抵抗が大きくなるため、第1凸部34aの突出量は、第1鋼板16aの板厚の5%以上、15%以下であり、第2凸部34bの突出量は、第2鋼板16bの板厚の5%以上、15%以下であることが好ましい。もちろん、第1鋼板16a及び第2鋼板16bのうち、板厚が薄い方を基準にして、該板厚の5%以上、15%以下としてもよい。本実施の形態では、第1鋼板16a及び第2鋼板16bの各板厚が共に同じであって、第1凸部34a及び第2凸部34bの各突出量を、該板厚のほぼ10%(9%〜11%)とした。
このように、第1積層構造体10Aにおいては、異なる方向に凸部(第1凸部34a及び第2凸部34b)を有するかしめ部(第1かしめ部14a及び第2かしめ部14b)を有する第1鋼板16a及び第2鋼板16bを、かしめ部を介してかしめ積層するようにしたので、上からn番目の第1凸部34aは、上からn+1番目の第1切り欠き部32aにかしめられると共に、上からn番目の第2凸部34bは、上からn+1番目の第2切り欠き部32bにかしめられることから、径方向のずれが抑制される。しかも、上からn番目の第1凸部34aと上からn番目の第2凸部34bは互いに反対方向に突出していることから、n番目の第1凸部34aはその下層の第2鋼板16bの直線部(第3切断面42c)によって軸方向の動きを抑制され、n番目の第2凸部34bはその下層の第1鋼板16aの直線部(第2切断面42b)によって軸方向の動きを抑制され、その結果、軸方向のずれがほとんど生じない、あるいは大幅に抑制されることとなる。
次に、第1積層構造体10Aの製造方法について図7の工程ブロック図も参照しながら説明する。
最初に、第1鋼板16aを作製する工程について説明する。
先ず、図7のステップS1において、第1板金(金属を薄く平らな形状に形成したもの:図示せず)に対して、第1内孔18aの径よりも僅かに小さい径を有する第1基準孔を打ち抜きにて形成する。
その後、ステップS2において、第1基準孔の周囲に、後に第1スロット26aとなる多数のスロット用貫通孔を打ち抜きにて形成する。
その後、ステップS3において、多数のスロット用貫通孔の周囲のうち、第1かしめ部14aが形成される位置にそれぞれ2つの切断面(第1切断面42a及び第2切断面42b)を形成する。2つの切断面は、各長さ方向中心点から第1基準孔の中心に向かう径方向と、各切断面の長さ方向とが直交する位置関係で形成される。2つの切断面のうち、第1基準孔寄りの第1切断面42aの長さ方向中心部分は、第1基準孔の中心に向かって湾曲する円弧状に切断される。この円弧状の切断部分は、後に第1切り欠き部32aと第1凸部34aとなる。なお、第2切断面42bは直線状とされる。
その後、ステップS4において、第1切断面42aと第2切断面42bとの間の部分を、パンチで半抜き加工することにより、第1突起部30a(第1平坦部36a及び2つの第1支持部38a)を形成する。この半抜き加工によって、図4に示すように、第1平坦部36aの2つの側面(第1側面40a及び第2側面40b)のうち、第1基準孔の中心と対向する第1側面40aには上述した円弧状の第1凸部34aが形成され、一方、第1切断面42aには円弧状の第1切り欠き部32aが形成された形態となる。
上述したステップS3及びステップS4は同時に行うことが可能である。すなわち、第1切断面42a及び第2切断面42bと、第1突起部30a(第1平坦部36a及び2つの第1支持部38a)とを同時に形成することが可能である。
その後、ステップS5において、第1基準孔よりも径の大きい第1内孔18aを打ち抜きにて形成する。この段階で、第1内孔18a、多数の第1極歯22a、多数の第1スロット26aが形成されることとなる。
その後、ステップS6において、第1ヨーク部20aの外周部分を打ち抜くことによって、図2に示す環状の第1鋼板16aが完成する。
次に、第2鋼板16bを作製する工程について説明する。この第2鋼板16bの作製工程は、第1鋼板16aの作製と並行して行うようにしてもよい。
先ず、図7のステップS101において、第2板金(金属を薄く平らな形状に形成したもの:図示せず)に対して、第2内孔18bの径よりも僅かに小さい径を有する第2基準孔を打ち抜きにて形成する。
その後、ステップS102において、第2基準孔の周囲に、後に第2スロット26bとなる多数のスロット用貫通孔を打ち抜きにて形成する。
その後、ステップS103において、多数のスロット用貫通孔の周囲のうち、第2かしめ部14bが形成される位置にそれぞれ2つの切断面(第3切断面42c及び第4切断面42d)を形成する。2つの切断面は、各長さ方向中心点から第2基準孔の中心に向かう径方向と、各切断面の長さ方向とが直交する位置関係で形成される。2つの切断面のうち、第2基準孔から離れた第4切断面42dの長さ方向中心部分は、第2基準孔の中心から径方向に離れる方向に向かって湾曲する円弧状に切断される。この円弧状の切断部分は、後に第2切り欠き部32b及び第2凸部34bとなる。なお、第3切断面42cは直線状とされる。
その後、ステップS104において、第3切断面42cと第4切断面42dとの間の部分を、パンチで半抜き加工することにより、第2突起部30b(第2平坦部36b及び2つの第2支持部38b)を形成する。この半抜き加工によって、図4に示すように、第2平坦部36bの2つの側面(第3側面40c及び第4側面40d)のうち、第2基準孔から離れた第4側面40dには上述した円弧状の第2凸部34bが形成され、一方、第4切断面42dには円弧状の第2切り欠き部32bが形成された形態となる。
上述したステップS103及びステップS104は同時に行うことが可能である。すなわち、第3切断面42c及び第4切断面42dと、第2突起部30b(第2平坦部36b及び2つの第2支持部38b)とを同時に形成することが可能である。
その後、ステップS105において、第2基準孔よりも径の大きい第2内孔18bを打ち抜きにて形成する。この段階で、第2内孔18b、多数の第2極歯22b、多数の第2スロット26bが形成されることとなる。
その後、ステップS106において、第2ヨーク部20bの外周部分を打ち抜くことによって、図3に示す環状の第2鋼板16bが完成する。
そして、図4のステップS201において、完成した第1鋼板16a、第2鋼板16b、第1鋼板16a、第2鋼板16b・・・というように交互に積層する。このとき、第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとが互いに対向するようにして積層する。
その後、ステップS202において、かしめ用のパンチを用いて第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとをかしめる。かしめ用のパンチとしては、先端が平坦とされ、且つ、外形が、第1平坦部36aのうち、第1凸部34aを除いた長方形状と同等とされた形状を有するパンチが使用される。このかしめ操作によって、上からn番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1凸部34aは、その下層の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの直線部、すなわち、第3切断面42cを乗り越えて、上からn+1番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1切り欠き部32aにはめ合わされ、上からn番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2凸部34bは、その下層の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの直線部、すなわち、第2切断面42bを乗り越えて、上からn+1番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2切り欠き部32bにはめ合わされる。
上述のステップS202でのかしめが終了した時点で、図1に示す第1積層構造体10Aが完成する。
このように、本実施の形態に係る製造方法においては、第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとを対向させながら積層し、さらに、上からn番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1凸部34aを、上からn+1番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1切り欠き部34aにはめ合い、上からn番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2凸部32bを、上からn+1番目の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの第2切り欠き部34bにはめ合うようにしたので、径方向のずれを抑制すると共に、軸方向のずれも抑制することができる第1積層構造体10Aを簡単に作製することができ、第1積層構造体10Aの歩留まりも向上させることができる。
なお、第1鋼板16aと第2鋼板16bの厚みが同じであれば、例えば同一の第1板金に対してステップS1〜S6及びステップS101〜S106に示す打ち抜き加工や半抜き加工等を行って第1鋼板16aと第2鋼板16bを作製するようにしてもよい。これにより、工数の削減、工程管理の単純化を図ることができる。
次に、第2の実施の形態に係る積層構造体(以下、第2積層構造体10Bと記す)について図8A及び8Bを参照しながら説明する。
この第2積層構造体10Bは、図8A及び8Bに示すように、上述した第1積層構造体10Aとほぼ同様の構成を有するが、第1鋼板16aに第1かしめ部14aと第2かしめ部14bとを設け、第2鋼板16bにも第1かしめ部14aと第2かしめ部14bとを設けた点で異なる。具体的には、第1鋼板16a及び第2鋼板16b共に、例えば6個の第1かしめ部14aを等間隔で設け、6個の第2かしめ部14bをそれぞれ第1かしめ部14aの間に等間隔で設ける。第1かしめ部14aと第2かしめ部14bをそれぞれ同数設けることで、径方向のずれを抑制する力と軸方向のずれを抑制する力を均等に作用させることができるため、好ましい。
そして、これら第1鋼板16a及び第2鋼板16bを積層して第2積層構造体10Bを作製する場合は、第1鋼板16a、第2鋼板16b、第1鋼板16a、第2鋼板16b・・・というように交互に積層する。このとき、第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとが互いに対向するようにし、さらに、第1鋼板16aの第2かしめ部14bと第2鋼板16bの第1かしめ部14aとが互いに対向するようにする。もちろん、本実施の形態では、第1かしめ部14aと第2かしめ部14bを等間隔に設けるようにしているため、例えば第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとを互いに対向させれば、同時に、第1鋼板16aの第2かしめ部14bと第2鋼板16bの第1かしめ部14aとが互いに対向することとなり、その作業は簡単である。
第1鋼板16aの第1かしめ部14aと第2鋼板16bの第2かしめ部14bとをかしめ、第1鋼板16aの第2かしめ部14bと第2鋼板16bの第1かしめ部14aとをかしめることで、上からn番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1凸部34aは、その下層の第2鋼板16bにおける第2かしめ部14bの直線部、すなわち、第3切断面42cを乗り越えて、上からn+1番目の第1鋼板16aにおける第1かしめ部14aの第1切り欠き部32aにはめ合わされ、上からn番目の第1鋼板16aにおける第2かしめ部14bの第2凸部34bは、その下層の第2鋼板16bにおける第1かしめ部14aの直線部、すなわち、第2切断面42bを乗り越えて、上からn+1番目の第1鋼板16aにおける第2かしめ部14bの第2切り欠き部32bにはめ合わされることとなる。これは、第2鋼板16bにおいても同様である。
1つの鋼板に第1かしめ部14a及び第2かしめ部14bを設けるようにしたので、第1鋼板16aと第2鋼板16bの厚みが同じであれば、例えば第1鋼板16a(又は第2鋼板16b)のみを用いて第2積層構造体10Bを作製することも可能である。
なお、例えば第1鋼板16a及び第2鋼板16bへの第1かしめ部14aと第2かしめ部14bの形成位置や各形成個数は、第1鋼板16aと第2鋼板16bとを積層したときに、第1かしめ部14aと第2かしめ部14bとが対向する位置関係を満足する限り、任意である。
次に、第3の実施の形態に係る積層構造体(以下、第3積層構造体10Cと記す)について図9A及び図9Bを参照しながら説明する。
この第3積層構造体10Cは、図9A及び図9Bに示すように、上述した第1積層構造体10Aとほぼ同様の構成を有するが、第1環状部12Aは、複数(例えば3個)の円弧状の第1鋼板16aが環状に組み合わされて構成され、第2環状部12Bは、1つの環状の第2鋼板16bにて構成されている点で異なる。
そして、これら第1環状部12A及び第2環状部12Bを積層して第3積層構造体10Cを作製する場合は、第1環状部12A、第2環状部12B、第1環状部12A、第2環状部12B・・・というように交互に積層することになるが、この場合、各第1環状部12Aを構成する3個の第1鋼板16aの接合部分が積層方向に揃うようにしてもよいし、あるいは、各第1環状部12Aをそれぞれ60°だけ回転させながら積層して、第1鋼板16aの接合部分が積層方向に揃わないようにしてもよい。
次に、第4の実施の形態に係る積層構造体(以下、第4積層構造体10Dと記す)について図10A及び10Bを参照しながら説明する。
この第4積層構造体10Dは、図10A及び10Bに示すように、上述した第3積層構造体10Cとは反対に、第1環状部12Aは、1つの環状の第1鋼板16aにて構成され、第2環状部12Bは、複数(例えば3個)の円弧状の第2鋼板16bが環状に組み合わされて構成されている点で異なる。
そして、これら第1環状部12A及び第2環状部12Bを積層して第4積層構造体10Dを作製する場合は、第1環状部12A、第2環状部12B、第1環状部12A、第2環状部12B・・・というように交互に積層することになるが、この場合、各第2環状部12Bを構成する3個の第2鋼板16bの接合部分が積層方向に揃うようにしてもよいし、あるいは、各第2環状部12Bをそれぞれ60°だけ回転させながら積層して、第2鋼板16bの接合部分が積層方向に揃わないようにしてもよい。
次に、第5の実施の形態に係る積層構造体(以下、第5積層構造体10Eと記す)について図11A及び図11Bを参照しながら説明する。
この第5積層構造体10Eは、図11A及び11Bに示すように、上述した第1積層構造体10Aとほぼ同様の構成を有するが、第1環状部12Aは、複数(例えば3個)の円弧状の第1鋼板16aが環状に組み合わされて構成され、第2環状部12Bも、複数(例えば3個)の円弧状の第2鋼板16bが環状に組み合わされて構成されている点で異なる。
そして、これら第1鋼板16a及び第2鋼板16bを積層して第5積層構造体10Eを作製する場合は、第1環状部12A、第2環状部12B、第1環状部12A、第2環状部12B・・・というように交互に積層することになるが、この場合、第1環状部12Aを構成する3個の第1鋼板16aの接合部分と、第2環状部12Bを構成する3個の第2鋼板16bの接合部分とが積層方向に揃えるようにしてもよいし、あるいは、第1環状部12A及び第2環状部12Bをそれぞれ60°だけ回転させながら積層して、第1環状部12Aを構成する3個の第1鋼板16aの接合部分と、第2環状部12Bを構成する3個の第2鋼板16bの接合部分とが積層方向に揃わないようにしてもよい。
上述した第3積層構造体〜第5積層構造体においても、第2積層構造体と同様に、第1鋼板及び第2鋼板共に、第1かしめ部と第2かしめ部とを混在して設けるようにしてもよい。
上述した第3積層構造体〜第5積層構造体においても、上述した第2積層構造体と同様に、第1鋼板及び第2鋼板のそれぞれに第1かしめ部及び第2かしめ部を設けるようにしてもよい。
また、第3積層構造体〜第5積層構造体においては、それぞれ3個の円弧状の鋼板16aを環状に組み合わさせて1つの環状部を構成するようにしたが、その他、2個の鋼板、あるいは4個以上の鋼板を環状に組み合わさせて1つの環状部を構成するようにしてもよい。また、第5積層構造体において、1つの第1環状部を構成する第1鋼板の数と、1つの第2環状部を構成する第2鋼板の数を違えても構わない。
なお、本発明に係る積層構造体及びその製造方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10A〜10E…第1積層構造体〜第5積層構造体
12A…第1環状部 12B…第2環状部
14a…第1かしめ部 14b…第2かしめ部
16a…第1鋼板 16b…第2鋼板
30a…第1突起部 30b…第2突起部
32a…第1切り欠き部 32b…第2切り欠き部
34a…第1凸部 34b…第2凸部
36a…第1平坦部 36b…第2平坦部
40a〜40d…第1側面〜第4側面
42a〜42d…第1切断面〜第4切断面

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの第1かしめ部を有する少なくとも1つの第1鋼板にて構成された第1環状部と、少なくとも1つの第2かしめ部を有する少なくとも1つの第2鋼板にて構成された第2環状部とが、前記第1かしめ部及び前記第2かしめ部を介してかしめ積層され、全体として筒形状を有する積層構造体であって、
    前記第1かしめ部は、半抜き加工によって前記鋼板の積層方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、前記筒形状の中心に向かう第1凸部を有する第1突起部を有し、
    前記第2かしめ部は、半抜き加工によって前記鋼板の積層方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、前記筒形状の中心とは反対の方向に向かう第2凸部を有する第2突起部を有し、
    前記第1凸部と前記第2凸部とが交互に向きを異にして、前記第1鋼板と前記第2鋼板とが積層されていることを特徴とする積層構造体。
  2. 請求項1記載の積層構造体において、
    前記第1かしめ部は、前記第1突起部の形成に伴って形成された前記第1鋼板の切断面に形成され、且つ、前記筒形状の中心に向かう凸形状の第1切り欠き部を有し、
    前記第2かしめ部は、前記第2突起部の形成に伴って形成された前記第2鋼板の切断面に形成され、且つ、前記筒形状の中心とは反対の方向に向かう凸形状の第2切り欠き部を有し、
    上からn(n=1、2・・・)番目の前記第1鋼板の前記第1凸部は、上からn+1番目の前記第1鋼板の前記第1切り欠き部にはめ合わされ、
    上からn番目の前記第2鋼板の前記第2凸部は、上からn+1番目の前記第2鋼板の前記第2切り欠き部にはめ合わされていることを特徴とする積層構造体。
  3. 請求項1記載の積層構造体において、
    前記第1凸部及び前記第2凸部の形状は、それぞれ円弧状であることを特徴とする積層構造体。
  4. 少なくとも1つの第1鋼板と、少なくとも1つの第2鋼板とかしめ部を介してかしめ積層された積層構造体の製造方法であって、
    板金の打ち抜き加工及び半抜き加工によって、板面の垂直方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、加工中心に向かう第1凸部を有する第1突起部と、前記第1突起部の形成に伴って形成された切断面に形成され、且つ、前記加工中心に向かう凸形状の第1切り欠き部とを有する第1かしめ部を具備した前記第1鋼板を作製する工程と、
    板金の打ち抜き加工及び半抜き加工によって、板面の垂直方向に前記第1鋼板及び前記第2鋼板の合計板厚だけ変位して形成され、且つ、加工中心とは反対の方向に向かう第2凸部を有する第2突起部と、前記第2突起部の形成に伴って形成された切断面に形成され、且つ、前記加工中心とは反対の方向に向かう凸形状の第2切り欠き部とを有する第2かしめ部を具備した前記第2鋼板を作製する工程と、
    前記第1鋼板と前記第2鋼板とを前記第1かしめ部及び前記第2かしめ部を介してかしめ積層するかしめ工程とを有し、
    前記かしめ工程では、上からn(n=1、2・・・)番目の前記第1鋼板における前記第1かしめ部の前記第1凸部が、下層の前記第2鋼板における前記第2かしめ部の直線部を乗り越えて、上からn+1番目の前記第1鋼板の前記第1切り欠き部にはめ合うようにかしめることを特徴とする積層構造体の製造方法。
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