JP5303960B2 - 位置調整式ステアリング装置 - Google Patents
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Description
一方、特許文献2は、ステアリングコラムの外周をカラーを介して円環部が支持することで車両前方側ブラケット剛性を高くすることができるが、合成樹脂材からなるカラーは、チルト調整時の弾性変形量が少なく、ステアリングコラムのスムーズなチルト傾動を阻害するおそれがある。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の位置調整式ステアリング装置において、前記チルト支点ピン及び前記チルト調整ピンの先端を球面形状とし、前記係合凹部を曲面形状とした。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の位置調整式ステアリング装置において、前記チルト支点ピンの基端側にねじ部を設け、前記スペーサの内周側に設けたねじ孔に所定量だけ突出するようにねじ込まれているようにした。
図1は本発明に係るチルト調整式のステアリング装置を組付けた車両を示す全体構成図、図2は本発明によるチルト調整式のステアリング装置を車幅方向から示した図、図3は図2のA−A線矢視図、図4は図2のB−B線矢視図、図5は図4のC−C線矢視図、図6は車両前方側ブラケットを構成するスペーサの形状を示す図、図7はステアリングコラムの車両前方側の外周形状を示す図、図8は、図7と異なるステアリングコラムの車両前方側の外周形状を示す図である。
チルト機構21は、図3に示すように、車体側部材22に固定された支持ブラケット30と、ステアリングコラム12に一体に形成され、支持ブラケット30に対して昇降自在に結合されている昇降ブラケット31と、支持ブラケット30に対する昇降ブラケット31の結合・解除動作を行なうクランプ装置32を備えている。
支持ブラケット30は、下方に開口している逆U字形状のブラケット本体30aと、このブラケット本体30aに固定されて車幅方向に離間している一対の側板30b,30cとを備え、一対の側板30b,30cの上端には、互いに車幅方向の外方に離間するフランジ30d,30eが形成されている。
固定部40及びコラム取付部41は、金属板をプレス成形することにより一体形成した部材である。
次に、本実施形態のステアリング装置10の動作及び作用効果について、図面を参照しながら説明する。
この際、ステアリングコラム12の車両前方側は、ロアブラケット20を構成するコラム支持部42のチルト支点ピン44を支点として上下方向に回動する。そして、ステアリングコラム12には、その外周の上部に当接している上部のチルト調整ピン45及び外周の下部に当接している下部のチルト調整ピン45を介してバネ部材46が上方及び下方から押付け力を付与しているので、ステアリングコラム12が上下方向に回動する際のガタツキが発生しない。
そして、操作レバー32cをクランプ方向(車両後方位置)に回動すると、レバー連結部32c1とともに回転するクランプ部材32bが一方の側板30bに近接する方向に移動する。これにより、他方の側板30cに対する締付けボルト32aの頭部32a1の押圧力が発生し、一対の側板30b,30cの間の間隔が狭められて昇降ブラケット31が支持ブラケット30に結合されるので、ステアリングコラム12の車両上下方向の位置が固定されてチルト調整が完了する。
また、本実施形態のステアリング装置10に、ステアリングシャフト11に操舵補助力を伝達する電動パワーステアリング装置を備える場合には、ステアリングシャフト11に操舵補助力を伝達したときの反力がコラム軸方向の回転としてステアリングコラム12に伝達されるが、前述したように、コラム支持部42のチルト支点ピン44及びチルト調整ピン45が、図7に示すようにステアリングコラム12に形成した車両上下位置長溝12a,12b及び車幅方向長溝12c,12dに係合したり、図8に示すようにステアリングコラム12の外周に形成した車幅方向凹部12e,12f及び車両上下位置凹部12g,12hに係合し、ステアリングコラム12の回転に対して高剛性の支持構造としているので、電動パワーステアリング装置を備えても、運転者の操舵フィーリングを良好とすることができる。なお、本発明の係合凹部が車幅方向凹部12e,12f及び車両上下位置凹部12g,12hに対応する。
さらに、上述した実施形態では、手動のチルト機構のみを備えた場合について説明したが、手動のチルト・テレスコ機構を備えた装置であってもよい。
Claims (5)
- ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムの車両前方側コラムが、車両前方側ブラケットを介して車体側部材に支持され、前記ステアリングコラムの車両後方側コラムが、上下方向に移動自在となるようにチルト機構を介して前記車体側部材に支持されてなる位置調整式ステアリング装置において、
前記車両前方側ブラケットは、前記車両前方側コラムの外周に対して、車幅方向外方から押付け力を付与して支持するチルト支点ピンと、車両上下方向から押付け力を付与して支持するチルト調整ピンと、車体側部材に固定されたコラム支持部と、このコラム支持部に固定され、前記車両前方側コラムを挿通している環状のスペーサとを備え、
前記チルト機構の操作により前記車両前方側コラムが前記チルト支点ピンに支持されている部位回りに上下方向に回動する際に、前記チルト調整ピンは、車両上下方向に移動しながら弾性的に前記車両前方側コラムを支持し、
前記チルト支点ピン及び前記チルト調整ピンは、二次衝突の際に、車両前方に移動する前記ステアリングコラムの外周に摺動して衝撃荷重を吸収するとともに、
前記チルト支点ピンは、前記スペーサの内周から所定量だけ突出するように固定されて前記車両前方側コラムの車幅方向の外周を支持し、
前記チルト調整ピンは、前記スペーサに内蔵された弾性部材に前記車両前方側コラムに向かう方向に押付け力が付与されながら前記車両前方側コラムの車両上下方向の外周を支持するようにしていることを特徴とする位置調整式ステアリング装置。 - 車両前方側コラムの外周に、前記前記チルト支点ピン及び前記チルト調整ピンの先端が入り込むことで前記ステアリングコラムの回転を規制する係合凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記チルト支点ピン及び前記チルト調整ピンの先端を球面形状とし、前記係合凹部を曲面形状としたことを特徴とする請求項2記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記係合凹部は、前記ステアリングコラムの軸線に沿って直線状に延在する長溝であることを特徴とする請求項2又は3記載の位置調整式ステアリング装置。
- 前記チルト支点ピンの基端側にねじ部を設け、前記スペーサの内周側に設けたねじ孔に所定量だけ突出するようにねじ込まれていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の位置調整式ステアリング装置。
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