JP5303056B1 - キャスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】一般に普及しているキャスタに類似する構成でサスペンション機能を発揮することができる新規のキャスタを提供する。
【解決手段】本発明のキャスタ1Aは、軸穴21を有する車輪2Aと、前記軸穴21に挿入されており、弾性変形が可能な弾性車軸3Aと、軸穴21の内部に形成又は配置されており、その中央部41がその両端42よりも前記弾性車軸3A側に突出する軸受部4Aと、前記弾性車軸3Aの両端側を支持する2個の支持穴51を有する軸支持部5Aと、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のキャスタ1Aは、軸穴21を有する車輪2Aと、前記軸穴21に挿入されており、弾性変形が可能な弾性車軸3Aと、軸穴21の内部に形成又は配置されており、その中央部41がその両端42よりも前記弾性車軸3A側に突出する軸受部4Aと、前記弾性車軸3Aの両端側を支持する2個の支持穴51を有する軸支持部5Aと、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、キャスタに係り、特に、ショッピングカートや台車、工事用一輪車などの荷物運搬具に好適に利用できるキャスタに関する。
一般的に、キャスタは、ショッピングカートや台車、工事用一輪車など荷物を運搬するために用いられる。一般に普及しているキャスタは、自動車等に用いられているサスペンション装置を備えていない。そのため、サスペンション装置を備えていないキャスタにサスペンション機能を追加する発明が従来よりなされている。
従来のキャスタは、その一例として、メインフレームに揺動可能に装着される車軸支持アームと、この車軸支持アームに軸支される車輪と、メインフレームと車軸支持アームとの間に掛け渡される棒状弾性体(弾性ワイヤ)と、を備える(特許文献1)。この従来のキャスタは、この棒状弾性体が湾曲状に撓むことにより、車軸から車体に伝わる衝撃を緩和する。
しかしながら、従来のキャスタは、車軸支持アームや棒状弾性体等を有するため、キャスタ機構が複雑化したり、サスペンション機能が不十分であったり、一般に普及したキャスタの部品を流用する割合が少ないといった種々の問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、一般に普及しているキャスタに類似する構成でサスペンション機能を発揮することができる新規のキャスタを提供することを本発明の目的としている。
(1)+(6)前述した目的を達成するため、本発明のキャスタは、軸穴を有する車輪と、軸穴に挿入されており、金属製コイルばねにより構成される弾性変形が可能な弾性車軸と、弾性車軸の両端側を支持する2個の支持穴を有する軸支持部と、軸穴の内部に形成又は配置されており、その中央部がその両端よりも弾性車軸側に突出する軸受部と、を備えることを特徴としている。
これにより、車輪の上下動に応じて弾性車軸が弾性変形するので、弾性車軸がサスペンション装置の役割を果たす。そのため、サスペンション装置を別個独立に配置できないキャスタであっても、キャスタにサスペンション機能を付与することができる。また、弾性車軸が上下方向に湾曲する際に軸受部が弾性車軸の弾性変形をスムーズに湾曲変形させることができる。また、弾性変形する弾性車軸と軸受部との接触面積が大きくなるので、弾性車軸の偏摩耗を防止することができる。
(2)また、本発明のキャスタにおいて、弾性車軸は、引張コイルばねにより構成されていることが好ましい。
これにより、車輪が上下動したときに弾性車軸は車軸方向の直交方向に引っ張られながら弾性変形するので、弾性車軸が圧縮コイルばねの場合と比較して、弾性車軸の変形制御を容易に行うことができる。
(3)また、本発明のキャスタにおいて、弾性車軸は、円筒形に形成されており弾性変形可能な外軸と、外軸に内包されており外軸よりも高いばね定数を有する弾性変形可能な円柱形又は円筒形の内軸と、により構成されていることが好ましい。
この内軸の内径、長さ及びばね定数を適宜変更することにより、弾性車軸全体のばね定数を容易に変更することができるので、キャスタに印加される荷重に応じて弾性車軸の弾性変形を好適に制御することができる。
(4)また、本発明のキャスタにおいて、内軸は、外軸の内径よりも小さな外径により構成されていることが好ましい。
これにより、外軸の弾性変形が開始した後に内軸の弾性変形を開始させることができるので、キャスタに印加される荷重に応じて弾性車軸の弾性変形を好適に制御することができる。
(5)また、本発明のキャスタにおいて、内軸は、外軸よりも短い長さであって、軸支持部に支持可能な長さ以下の長さにより構成されていることが好ましい。
これにより、弾性車軸が2段リーフスプリングのように2段階の弾性変形を生じるので、キャスタに印加される荷重に応じて弾性車軸の弾性変形を好適に制御することができる。
(7)また、本発明のキャスタにおいて、軸受部における弾性車軸と接する部分の断面は、台形又は略半楕円形に形成されていることが好ましい。
これにより、他の形状の場合と比較して、弾性変形する弾性車軸と軸受部との接触面積が大きくなり、弾性車軸の偏摩耗を防止することができる。
(8)また、本発明のキャスタにおいて、軸受部は、軸穴に挿入可能なベアリングであることが好ましい。
これにより、弾性車軸と軸受部との摩擦が低減するので、弾性車軸及び軸受部の耐久性を向上させることができる。また、軸受部が摩耗した場合に軸受部を交換することができる。
(9)また、本発明のキャスタにおいて、2個の支持穴は、弾性車軸の軸方向内側から軸方向外側に向かう方向に内径がそれぞれ小さくなるように構成されていることが好ましい。
これにより、支持穴が円筒穴の場合と比較して、車輪に荷重が印加して車輪が上下方向に移動した際に支持穴における弾性車軸への接触面積が大きくなるので、軸支持部が弾性車軸に与える弾性車軸の偏摩耗及び応力集中を効果的に防止することができる。
(10)また、本発明のキャスタにおいて、車輪は、軸穴の周縁に沿って車輪の内側に凹んでいる係合凹部を有しており、軸支持部は、係合凹部の内径よりも小さく、かつ、係合凹部の内部まで突出する係合凸部と、を有することが好ましい。
これにより、弾性車軸が不意に脱落又は破損したときに、係合凹部と係合凸部とが係合し、車輪が軸支持部から脱輪することを防止することができる。
(11)また、本発明のキャスタにおいて、係合凹部は、車輪の軸穴に対して車輪の軸穴よりも短い軸受部を挿入することにより構成されており、軸支持部は、支持穴及び係合凸部を有するスリーブ本体とスリーブ本体において弾性車軸の軸方向外側に形成された頭部とをそれぞれ有する2個のスリーブと、弾性車軸の両端側において2個のスリーブをそれぞれ保持する2個のスリーブ保持穴を有する軸支持部本体と、スリーブからその軸方向外側に延在する弾性車軸の両端を保持する2個の保持具と、を有することが好ましい。
これにより、既製品の車輪及び軸支持部を利用して、本発明のキャスタを構成することができる。
本発明のキャスタによれば、上記の構成を有するので、一般に普及しているキャスタに類似する構成でサスペンション機能を発揮するという効果を奏する。
以下、本発明のキャスタをその2つの実施形態により説明する。
[第1実施形態のキャスタの構成]
はじめに、図1を用いて、第1実施形態のキャスタを説明する。図1は、第1実施形態のキャスタにおける車輪の非接地状態を示す縦断面図である。
はじめに、図1を用いて、第1実施形態のキャスタを説明する。図1は、第1実施形態のキャスタにおける車輪の非接地状態を示す縦断面図である。
第1実施形態のキャスタ1Aは、ショッピングカートや台車、工事用一輪車などの荷物運搬具に用いられる。このキャスタ1Aは、図1に示すように、車輪2Aと、弾性車軸3Aと、軸受部4Aと、軸支持部5Aと、を備える。
(車輪2A)
車輪2Aは、ショッピングカートなどのようにホイール及びタイヤが一体であってもよいし、工事用一輪車のようにホイール及びタイヤが別体であってもよい。第1実施形態の車輪2Aとしては、プラスティック製であり、ホイール及びタイヤが一体に形成されている。また、第1実施形態の車輪2Aは、その中心に軸穴21を有する。
車輪2Aは、ショッピングカートなどのようにホイール及びタイヤが一体であってもよいし、工事用一輪車のようにホイール及びタイヤが別体であってもよい。第1実施形態の車輪2Aとしては、プラスティック製であり、ホイール及びタイヤが一体に形成されている。また、第1実施形態の車輪2Aは、その中心に軸穴21を有する。
また、第1実施形態の車輪2Aは、係合凹部22を有することが好ましい。この係合凹部22は、軸穴21の両端の周縁に沿って、車輪2Aの内側に凹んで構成されている。
(弾性車軸3A)
弾性車軸3Aは、車輪2Aの軸穴21に挿入されている。この弾性車軸3Aは、その軸方向の直交方向に対して荷重が印加されたときに、その印加方向に弾性変形しつつ、その印加方向の反対方向に抗力を発生することが可能な車軸である。この弾性車軸3Aとしては、例えば、高剛性のゴム軸であってもよいし、金属製のコイルばねであってもよい。第1実施形態の弾性車軸3Aとしては、金属製の引張コイルばねであることが好ましい。
弾性車軸3Aは、車輪2Aの軸穴21に挿入されている。この弾性車軸3Aは、その軸方向の直交方向に対して荷重が印加されたときに、その印加方向に弾性変形しつつ、その印加方向の反対方向に抗力を発生することが可能な車軸である。この弾性車軸3Aとしては、例えば、高剛性のゴム軸であってもよいし、金属製のコイルばねであってもよい。第1実施形態の弾性車軸3Aとしては、金属製の引張コイルばねであることが好ましい。
(軸受部4A)
軸受部4Aは、軸穴21の内部に設けられている。この軸受部4Aは、軸穴21に対して一体形成されていてもよいし、別体形成することにより軸穴21の内部に配置されていてもよい。第1実施形態の軸受部4Aは、軸穴21に挿入可能なベアリングである。
軸受部4Aは、軸穴21の内部に設けられている。この軸受部4Aは、軸穴21に対して一体形成されていてもよいし、別体形成することにより軸穴21の内部に配置されていてもよい。第1実施形態の軸受部4Aは、軸穴21に挿入可能なベアリングである。
また、軸受部4Aの中央部41は、その両端42よりも、内側(弾性車軸3A側)に突出している。ここで、軸受部4Aにおいて弾性車軸3Aと接する部分の断面形状は、軸受部4Aの中央部41が内側に突出する形状(例えば、略半楕円形又は台形など)に形成されていることが好ましい。第1実施形態の軸受部4Aにおいて弾性車軸3Aと接する部分の断面形状は、略半楕円形に形成されている。
(軸支持部5A)
軸支持部5Aは、キャスタ1Aがショッピングカートなどに使用される場合には金属製の平板などにより形成されており、キャスタ1Aが工事用一輪車である場合には金属製パイプなどにより形成されている。この軸支持部5Aは、車輪2Aの軸穴21の延長線上に、2個の支持穴51を有する。これら2個の支持穴51は、軸穴21に挿入された弾性車軸3Aの両端側を支持する。また、これら2個の支持穴51は、弾性車軸3Aの軸方向内側から軸方向外側に向かう方向に、その内径がそれぞれ小さくなるように構成されていることが好ましい。
軸支持部5Aは、キャスタ1Aがショッピングカートなどに使用される場合には金属製の平板などにより形成されており、キャスタ1Aが工事用一輪車である場合には金属製パイプなどにより形成されている。この軸支持部5Aは、車輪2Aの軸穴21の延長線上に、2個の支持穴51を有する。これら2個の支持穴51は、軸穴21に挿入された弾性車軸3Aの両端側を支持する。また、これら2個の支持穴51は、弾性車軸3Aの軸方向内側から軸方向外側に向かう方向に、その内径がそれぞれ小さくなるように構成されていることが好ましい。
また、軸支持部5Aは、係合凸部52を有することが好ましい。この係合凸部52は、車輪2Aに設けられた係合凹部22の内径よりも小さく、かつ、係合凹部22の内部まで突出している。係合凸部52は軸支持部5Aと一体に形成されていてもよいし、別体に形成されていてもよい。
[第1実施形態のキャスタ1Aの効果]
次に、図2を用いて、第1実施形態のキャスタ1Aの効果を説明する。図2は、第1実施形態のキャスタ1Aにおける車輪2Aの接地状態を示す縦断面図である。
次に、図2を用いて、第1実施形態のキャスタ1Aの効果を説明する。図2は、第1実施形態のキャスタ1Aにおける車輪2Aの接地状態を示す縦断面図である。
図2に示すように、第1実施形態のキャスタ1Aの車輪2Aが接地したとき、このキャスタ1Aを備えるショッピングカートなどの荷重が、軸支持部5A、弾性車軸3A及び車輪2Aを介して、車輪2Aが接地した地面に印加されるとともに、その荷重の反力が地面から車輪2Aに印加される。
(1)ここで、第1実施形態のキャスタ1Aは、軸穴21を有する車輪2Aと、軸穴21に挿入されており、金属製コイルばねにより構成される弾性変形が可能な弾性車軸3Aと、弾性車軸3Aの両端側を支持する2個の支持穴51を有する軸支持部5Aと、を備えている。
これにより、車輪2Aの上下動に応じて弾性車軸3Aが弾性変形するので、弾性車軸3Aがサスペンション装置の役割を果たす。そのため、構造上や配置上などの理由でサスペンション装置を別個独立に配置できないキャスタ1Aであっても、キャスタ1Aにサスペンション機能を付与することができる。
(2)また、弾性車軸3Aは、引張コイルばねにより構成されていることが好ましい。
これにより、車輪2Aが上下動したときに弾性車軸3Aは車軸方向の直交方向に引っ張られながら弾性変形する。これは、弾性車軸3Aが圧縮コイルばねである場合と比較して、弾性車軸3Aの変形制御を容易に行うことができる。
(6)また、第1実施形態のキャスタ1Aは、軸穴21の内部に形成又は配置されており、その中央部41がその両端42よりも弾性車軸3A側に突出する軸受部4Aと、を備えることが好ましい。
これにより、弾性車軸3Aが上下方向に湾曲する際に軸受部4Aが弾性車軸3Aをスムーズに湾曲変形させることができる。また、弾性変形する弾性車軸3Aと軸受部4Aとの接触面積が大きくなるので、弾性車軸3Aの偏摩耗を防止することができる。
(7)また、軸受部4Aにおける弾性車軸3Aと接する部分の断面形状は、台形又は略半楕円形に形成されていることが好ましい。
これにより、台形又は略半楕円形以外の他の断面形状と場合と比較して、上下方向に湾曲しながら弾性変形する弾性車軸3Aと軸受部4Aとの接触面積が大きくなり、弾性車軸3Aの偏摩耗を防止することができる。
(8−1)また、軸受部4Aは、軸穴21に挿入可能なベアリングであることが好ましい。
これにより、弾性車軸3Aと軸受部4Aとの摩擦が低減するので、弾性車軸3A及び軸受部4Aの耐久性を向上させることができる。また、軸受部4Aが摩耗した場合に軸受部4Aを交換することができる。
(9)また、軸支持部5Aにおける2個の支持穴51は、弾性車軸3Aの軸方向内側から軸方向外側に向かう方向に、支持穴51の内径がそれぞれ小さくなるように構成されていることが好ましい。
これにより、支持穴51が円筒穴の場合と比較して、車輪2Aに荷重が印加して車輪2Aが上下方向に移動した際に支持穴51における弾性車軸3Aへの接触面積が大きくなるので、軸支持部5Aが弾性車軸3Aに与える弾性車軸3Aの偏摩耗及び応力集中を効果的に防止することができる。
(10)また、車輪2Aは、軸穴21の周縁に沿って車輪2Aの内側に凹んでいる係合凹部22を有していることが好ましい。そして、軸支持部5Aは、係合凹部22の内径よりも小さく、かつ、係合凹部22の内部まで突出する係合凸部52と、を有することが好ましい。
これにより、弾性車軸3Aが不意に脱落又は破損したときに、係合凹部22と係合凸部52とが係合するので、車輪2Aが軸支持部5Aから脱輪することを防止することができる。
[第2実施形態のキャスタ1Bの構成]
次に、図3及び図4を用いて、第2実施形態のキャスタ1Bを説明する。図3は、第2実施形態のキャスタ1Bにおける車輪2Bの非接地状態を示す縦断面図である。図4は、第2実施形態に類似する他の実施形態の弾性車軸3Bを示す部分断面図である。
次に、図3及び図4を用いて、第2実施形態のキャスタ1Bを説明する。図3は、第2実施形態のキャスタ1Bにおける車輪2Bの非接地状態を示す縦断面図である。図4は、第2実施形態に類似する他の実施形態の弾性車軸3Bを示す部分断面図である。
第2実施形態のキャスタ1Bは、図3に示すように、車輪2Bと、弾性車軸3Bと、軸受部4Bと、軸支持部5Bと、を備える。以下、第1実施形態との相違点を主に説明する。
(車輪2B)
車輪2Bは、軸穴21と係合凹部22とを有する。また、係合凹部22は、車輪2Bの軸穴21よりも短い軸受部4Bを軸穴21に挿入することにより、構成されている。つまり、係合凹部22の内径は、軸穴21の内径と同径である。
車輪2Bは、軸穴21と係合凹部22とを有する。また、係合凹部22は、車輪2Bの軸穴21よりも短い軸受部4Bを軸穴21に挿入することにより、構成されている。つまり、係合凹部22の内径は、軸穴21の内径と同径である。
(弾性車輪2B)
弾性車軸3Bは、外軸31及び内軸32の複数軸構造になっている。外軸31及び内軸32は、その軸方向の直交方向に対して荷重が印加されたときに、その印加方向に弾性変形しつつ、その印加方向の反対方向に抗力を発生することが可能な車軸である。これら外軸31及び内軸32としては、例えば、高剛性のゴム軸であってもよいし、金属製のコイルばねであってもよい。第2実施形態の外軸31及び内軸32としては、金属製の引張コイルばねであることが好ましい。
弾性車軸3Bは、外軸31及び内軸32の複数軸構造になっている。外軸31及び内軸32は、その軸方向の直交方向に対して荷重が印加されたときに、その印加方向に弾性変形しつつ、その印加方向の反対方向に抗力を発生することが可能な車軸である。これら外軸31及び内軸32としては、例えば、高剛性のゴム軸であってもよいし、金属製のコイルばねであってもよい。第2実施形態の外軸31及び内軸32としては、金属製の引張コイルばねであることが好ましい。
外軸31は、円筒形に形成されていることが好ましい。
内軸32は、外軸31に内包されている。この内軸32は、円柱形又は円筒形に形成されていることが好ましい。また、内軸32は、外軸31の内径よりも小さな外径により構成されていることが好ましい。
また、内軸32のばね定数は、外軸31のばね定数よりも高く設定されていることが好ましい。
また、内軸32の長さは、図4に示すように外軸31の長さと同等であってもよいし、図3に示すように外軸31の長さよりも短い長さであってもよい。第2実施形態の内軸32の長さは、図3に示すように、外軸31よりも短い長さである。そして、内軸32の長さは、軸支持部5Bに支持可能な長さ以下の長さに設定されている。
(軸受部4B)
第2実施形態の軸受部4Bは、軸穴21に挿入可能なボールベアリングであることが好ましい。また、第2実施形態の係合凹部22が上記の通り構成されているため、軸受部4Bの軸方向の長さは、車輪2Bの軸穴21の長さよりも短く形成されていることが好ましい。この場合、第1実施形態と同様、ボールベアリングの内輪の内側中央部41は、その内側両端42よりも、内側(弾性車軸3B側)に突出している。また、ボールベアリングの内輪の断面は、例えば、略半楕円形又は台形などに形成されていることが好ましい。第2実施形態の軸受部4Bにおいて弾性車軸3Bと接する部分の断面形状は、略半楕円形に形成されている。
第2実施形態の軸受部4Bは、軸穴21に挿入可能なボールベアリングであることが好ましい。また、第2実施形態の係合凹部22が上記の通り構成されているため、軸受部4Bの軸方向の長さは、車輪2Bの軸穴21の長さよりも短く形成されていることが好ましい。この場合、第1実施形態と同様、ボールベアリングの内輪の内側中央部41は、その内側両端42よりも、内側(弾性車軸3B側)に突出している。また、ボールベアリングの内輪の断面は、例えば、略半楕円形又は台形などに形成されていることが好ましい。第2実施形態の軸受部4Bにおいて弾性車軸3Bと接する部分の断面形状は、略半楕円形に形成されている。
(軸支持部5B)
軸支持部5Bは、軸支持部本体58と、2個のスリーブ55と、2個の保持具57と、を有する。
軸支持部5Bは、軸支持部本体58と、2個のスリーブ55と、2個の保持具57と、を有する。
(軸支持部本体58)
軸支持部本体58は、2個のスリーブ保持穴56を有する。これら2個のスリーブ保持穴56は、弾性車軸3Bの両端側において、2個のスリーブ55をそれぞれ保持する。
軸支持部本体58は、2個のスリーブ保持穴56を有する。これら2個のスリーブ保持穴56は、弾性車軸3Bの両端側において、2個のスリーブ55をそれぞれ保持する。
(スリーブ55)
2個のスリーブ55は、スリーブ本体53と、頭部54と、を有する。
2個のスリーブ55は、スリーブ本体53と、頭部54と、を有する。
スリーブ本体53は、第1実施形態と同様の支持穴51及び係合凸部52を有することが好ましい。このスリーブ本体53は、スリーブ保持穴56の長さ(深さ)よりも長い長さ(高さ)の筒状に形成されている。
頭部54は、スリーブ本体53において、弾性車軸3Bの軸方向外側に形成されている。頭部54の外径はスリーブ保持穴56の内径よりも大きく形成されており、頭部54がスリーブ保持穴56を通過しないように形成されている。
(保持具57)
2個の保持具57は、スリーブ55からその軸方向外側に延在する弾性車軸3Bの両端を保持する。弾性車軸3Bがコイルばねである場合、保持具57は、そのコイルばねに係合する雌ねじを有することが好ましい。
2個の保持具57は、スリーブ55からその軸方向外側に延在する弾性車軸3Bの両端を保持する。弾性車軸3Bがコイルばねである場合、保持具57は、そのコイルばねに係合する雌ねじを有することが好ましい。
[第2実施形態のキャスタ1Bの効果]
次に、図5を用いて、第2実施形態のキャスタ1Bの効果を説明する。図5は、第2実施形態のキャスタ1Bにおける車輪2Bの接地状態を示す縦断面図である。
次に、図5を用いて、第2実施形態のキャスタ1Bの効果を説明する。図5は、第2実施形態のキャスタ1Bにおける車輪2Bの接地状態を示す縦断面図である。
図5に示すように、第2実施形態のキャスタ1Bの車輪2Bが接地したとき、このキャスタ1Bを備えるショッピングカートなどの荷重が、軸支持部5B、弾性車軸3B及び車輪2Bを介して、車輪2Bが接地した地面に印加されるとともに、その荷重の反力が地面から車輪2Bに印加される。
(3)そのため、弾性車軸3Bは、円筒形に形成されており弾性変形可能な外軸31と、外軸31に内包されており外軸31よりも高いばね定数を有する弾性変形可能な円柱形又は円筒形の内軸32と、により構成されていることが好ましい。
この内軸32の内径、長さ及びばね定数を適宜変更することにより、弾性車軸3B全体のばね定数を容易に変更することができるので、キャスタ1Bに印加される荷重に応じて弾性車軸3Bの弾性変形を好適に制御することができる。
(4)また、内軸32は、外軸31の内径よりも小さな外径により構成されていることが好ましい。
これにより、外軸31がある一定以上に弾性変形したときに外軸31の内部が内軸32の外部と接触し、内軸32が弾性変形を開始する。つまり、外軸31の弾性変形が開始した後に内軸32の弾性変形を開始させることができるので、キャスタ1Bに印加される荷重に応じて弾性車軸3Bの弾性変形を好適に制御することができる。
(5)また、内軸32は、外軸31よりも短い長さであって、軸支持部5Bに支持可能な長さ以下の長さにより構成されていることが好ましい。
これにより、外軸31がある一定以上に弾性変形したときに外軸31の内部が内軸32の外部と接触し、内軸32が外軸31の中央に移動しながら内軸32が弾性変形を開始する。その結果、弾性車軸3Bが2段リーフスプリングのように2段階の弾性変形を生じるので、キャスタ1Bに印加される荷重に応じて弾性車軸3Bの弾性変形を好適に制御することができる。
(8−2)第2実施形態の軸受部4Bは、軸穴21に挿入可能なボールベアリングであることが好ましい。
これにより、弾性車軸3Bと軸受部4Bとの摩擦が低減するので、弾性車軸3B及び軸受部4Bの耐久性を向上させることができる。
(11)また、係合凹部22は、車輪2Bの軸穴21に対して車輪2Bの軸穴21よりも短い軸受部4Bを挿入することにより構成されていることが好ましい。そして、軸支持部5Bは、支持穴51及び係合凸部52を有するスリーブ本体53とスリーブ本体53において弾性車軸3Bの軸方向外側に形成された頭部54とをそれぞれ有する2個のスリーブ55と、弾性車軸3Bの両端側において2個のスリーブ55をそれぞれ保持する2個のスリーブ保持穴56を有する軸支持部本体58と、スリーブ55からその軸方向外側に延在する弾性車軸3Bの両端を保持する2個の保持具57と、を有することが好ましい。
これにより、既製品のキャスタ1Bに対して従来の車軸を弾性車軸3Bに変更し、スリーブ55及び保持具57を追加することにより既製品のキャスタ1Bを第2実施形態のキャスタ1Bに変更することができる。つまり、既製品の車輪2B及び軸支持部5Bを利用して、第2実施形態のキャスタ1Bを構成することができる。
すなわち、本実施形態のキャスタによれば、上記の構成を有するので、一般に普及しているキャスタに類似する構成でサスペンション機能を発揮するという効果を奏する。
なお、本発明は、前述した実施形態などに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1A,1B キャスタ
2A,2B 車輪
3A,3B 弾性車軸
4A,4B 軸受部
5A,5B 軸支持部
21 軸穴
22 係合凹部
31 外軸
32 内軸
41 中央部
42 端部(両端)
51 支持穴
52 係合凸部
53 スリーブ本体
54 頭部
55 スリーブ
56 スリーブ保持穴
57 保持具
58 軸支持部本体
2A,2B 車輪
3A,3B 弾性車軸
4A,4B 軸受部
5A,5B 軸支持部
21 軸穴
22 係合凹部
31 外軸
32 内軸
41 中央部
42 端部(両端)
51 支持穴
52 係合凸部
53 スリーブ本体
54 頭部
55 スリーブ
56 スリーブ保持穴
57 保持具
58 軸支持部本体
Claims (10)
- 軸穴を有する車輪と、
前記軸穴に挿入されており、金属製コイルばねにより構成される弾性変形が可能な弾性車軸と、
前記弾性車軸の両端側を支持する2個の支持穴を有する軸支持部と、
前記軸穴の内部に形成又は配置されており、その中央部がその両端よりも前記弾性車軸側に突出する軸受部と、
を備えることを特徴とするキャスタ。 - 前記弾性車軸は、引張コイルばねにより構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のキャスタ。 - 前記軸受部における前記弾性車軸と接する部分の断面は、台形又は略半楕円形に形成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャスタ。 - 前記軸受部は、前記軸穴に挿入可能なベアリングである
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャスタ。 - 前記弾性車軸は、円筒形に形成されており弾性変形可能な外軸と、前記外軸に内包されており前記外軸よりも高いばね定数を有する弾性変形可能な円柱形又は円筒形の内軸と、により構成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のキャスタ。 - 前記内軸は、前記外軸の内径よりも小さな外径により構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載のキャスタ。 - 前記内軸は、前記外軸よりも短い長さであって、前記軸支持部に支持可能な長さ以下の長さにより構成されている
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のキャスタ。 - 前記2個の支持穴は、前記弾性車軸の軸方向内側から軸方向外側に向かう方向に内径がそれぞれ小さくなるように構成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のキャスタ。 - 前記車輪は、前記軸穴の周縁に沿って前記車輪の内側に凹んでいる係合凹部を有しており、
前記軸支持部は、前記係合凹部の内径よりも小さく、かつ、前記係合凹部の内部まで突出する係合凸部と、を有する
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のキャスタ。 - 前記係合凹部は、前記車輪の軸穴に対して前記車輪の軸穴よりも短い前記軸受部を挿入することにより構成されており、
前記軸支持部は、前記支持穴及び前記係合凸部を有するスリーブ本体と前記スリーブ本体において前記弾性車軸の軸方向外側に形成された頭部とをそれぞれ有する2個のスリーブと、前記弾性車軸の両端側において前記2個のスリーブをそれぞれ保持する2個のスリーブ保持穴を有する軸支持部本体と、前記スリーブからその軸方向外側に延在する前記弾性車軸の両端を保持する2個の保持具と、を有する
ことを特徴とする請求項9に記載のキャスタ。
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