JP5301881B2 - 使い捨て吸収性物品の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
まず、図1から図4を参照して、実施形態に係る使い捨て吸収性物品(以下、単に「吸収性物品」という)の製造方法が適用される吸収性物品の構成について説明する。
次に、図6から図9を参照して、本実施形態に係る吸収性物品の製造方法及びそれに用いられる製造装置について説明する。
(S1) 連続シート体形成工程
(S2) 弱化処理工程
(S3) 内装材付与工程
(S4) 脚孔形成工程
(S5) 二つ折り工程
(S6) サイド接合工程
(S7) 製品分離工程
を備えている。この製造方法は、前記の吸収性物品1(図5の変形例を含む)の製造に適用される。なお、前記工程S1〜S7はおおよそその記載順序に従って処理されてゆくが、脚孔形成工程S4については二つ折り工程S5の前であればいずれの段階で行われてもよい。例えば、脚孔形成工程S4を内装材付与工程S3の前に行うようにしてもよい。
<付記事項>
本発明の第1の局面として、着用者の少なくとも前腹部、股部及び後背部を含む領域にあてがわれる外装材と、前記着用者が排泄した体液を吸収する吸収コアを有し、前記外装材の肌面側に配置される内装材と、前記外装材の左右の脚周り部の一方の前側の部分から股下部を横断して他方の前側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの前側脚周り弾性部材と、前記外装材の左右の脚周り部の一方の後側の部分から股下部を横断して他方の後側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの後側脚周り弾性部材とを備え、前記前側脚周り弾性部材は、前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の前側脚周り弱化区間と、前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第1股下弱化区間とを有し、前記後側脚周り弾性部材は、前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の後側脚周り弱化区間と、前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第2股下弱化区間とを有する使い捨て吸収性物品の製造方法であって、(a)前記外装材を形成するための素材が前記使い捨て吸収性物品の横方向に連続的に連なってなり、その長手方向に搬送される連続シート体に、前記前側脚周り弾性部材及び前記後側弾性部材をそれぞれ形成するための第1の連続弾性部材及び第2の連続弾性部材を伸張した状態で蛇行させつつ連続的に付与する段階と、(b)複数のカッターユニットを有するカッターローラとアンビルローラとの間に、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材が付与された前記連続シート体を通すことによって、前記第1の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記第1股下弱化区間を形成するとともに、前記第2の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の後側脚周り弱化区間及び前記第2股下弱化区間を形成する段階と、(c)前記長手方向に搬送される前記連続シート体に前記内装材を付与する段階と、(d)前記内装材が付与され、前記長手方向に搬送される前記連続シート体を製品単位に分離する段階とを備えてもよい。
また、本発明の第2の局面として、上記第1の局面に係る使い捨て吸収性物品の製造方法において、前記段階(a)では、前記第1の連続弾性部材と前記第2の連続弾性部材とが、前記連続シート体における前記外装材の前記股下部に対応する各部分に位置する左右の交差部にて交差するように、前記第1の連続弾性部材と前記第2の連続弾性部材とを蛇行させて前記連続シート体に付与し、このとき前記左右の交差部を、前記連続シート体の前記股下部に対応する前記各部分における前記吸収コアが付与される領域の左右の側縁の近傍から前記横方向の外側の領域におけるいずれかの位置に設け、前記段階(b)では、前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記左右の後側脚周り弱化区間が前記左右の交差部の前記横方向の外側のいずれかの位置に設けられるとともに、前記第1股下弱化区間及び前記第2股下弱化区間が前記左右の交差部の間のいずれかの位置に設けられてもよい。
また、本発明の第3の局面として、上記第1又は第2の局面に係る使い捨て吸収性物品の製造法において、前記段階(b)では、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材における前記連続シート体の前記吸収コアが付与される領域に付与された部分の全域に対して、前記カッターユニットによる切断が施されることにより、前記第1股下弱化区間及び前記第2股下弱化区間が形成されてもよい。
また、本発明の第4の局面として、上記第1ないし第3のいずれかの局面に係る使い捨て吸収性物品の製造方法において、前記段階(b)に用いられる前記カッターローラの前記各カッターユニットに設けられる刃の向きは、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材の切断対象部分が延びる方向に応じて個別に設定されてもよい。
また、本発明の第5の局面として、上記第1ないし第4のいずれかの局面に係る使い捨て吸収性物品の製造方法において、(e)前記段階(d)よりも前におけるいずれか時点にて、前記長手方向に搬送される前記連続シート体の前記外装材に対応する各部分に左右の脚孔を形成する段階と、(f)前記段階(c)及び前記段階(e)の後、かつ前記段階(d)の前にて、前記長手方向に搬送される前記連続シート体を前記横方向に沿った折り位置で二つ折りにする段階と、(g)前記段階(f)と前記段階(d)の間にて、二つ折りにされて前記長手方向に搬送される前記連続シート体の前記外装材の左右の側縁部に対応する各部分を接合する段階とをさらに備えてもよい。
また、本発明の第6の局面として、着用者の少なくとも前腹部、股部及び後背部を含む領域にあてがわれる外装材と、前記着用者が排泄した体液を吸収する吸収コアを有し、前記外装材の肌面側に配置される内装材と、前記外装材の左右の脚周り部の一方の前側の部分から股下部を横断して他方の前側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの前側脚周り弾性部材と、前記外装材の左右の脚周り部の一方の後側の部分から股下部を横断して他方の後側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの後側脚周り弾性部材とを備え、前記前側脚周り弾性部材は、前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の前側脚周り弱化区間と、前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第1股下弱化区間とを有し、前記後側脚周り弾性部材は、前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の後側脚周り弱化区間と、前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第2股下弱化区間とを有する使い捨て吸収性物品の製造装置であって、前記外装材を形成するための素材が前記使い捨て吸収性物品の横方向に連続的に連なってなり、その長手方向に搬送される連続シート体に、前記前側脚周り弾性部材及び前記後側弾性部材をそれぞれ形成するための第1の連続弾性部材及び第2の連続弾性部材を伸張した状態で蛇行させつつ連続的に付与する脚周り弾性部材付与機構と、複数のカッターユニットを有するカッターローラとアンビルローラとを備え、前記カッターローラと前記アンビルローラとの間に、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材が付与された前記連続シート体を通すことによって、前記第1の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記第1股下弱化区間を形成するとともに、前記第2の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の後側脚周り弱化区間及び前記第2股下弱化区間を形成する弱化処理部とを備えてもよい。
また、本発明の第7の局面として、上記第6の局面に係る使い捨て吸収性物品の製造装置において、前記弱化処理部の前記カッターローラの前記各カッターユニットに設けられる刃の向きは、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材の切断対象部分が延びる方向に応じて個別に設定されてもよい。
上記第1の局面によれば、複数のカッターユニットを有するカッターローラとアンビルローラとの間に、第1及び第2の連続弾性部材が付与された連続シート体が通される。これによって、第1の連続弾性部材の対応する各部分に左右の前側脚周り弱化区間及び第1股下弱化区間が形成されるとともに、第2の連続弾性部材の対応する各部分に左右の後側脚周り弱化区間及び第2股下弱化区間が形成される。すなわち、前側脚周り弾性部材の左右の前側脚周り弱化区間及び第1股下弱化区間と、後側脚周り弾性部材の左右の後側脚周り弱化区間及び第2股下弱化区間とが一度に効率よく形成される。
また、このようにして製造された使い捨て吸収性物品では、前側脚周り弾性部材が、外装材の股下部のいずれかの部分において、切断されて収縮力が弱められた第1股下弱化区間を有している。後側脚周り弾性部材も、外装材の股下部のいずれかの部分において、切断されて収縮力が弱められた第2股下弱化区間を有している。この前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材に設けられた第1及び第2股下弱化区間の存在により、吸収性物品の股下の部分(特に、吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の内方に位置する部分)に与えられる収縮力を効果的に緩和できる。これによって、吸収性物品の股下の部分に皺が生じる、及び、過度の収縮力が吸収コアに作用して吸収コアの吸収能力が阻害される等の不都合を回避できる。
また、前側脚周り弾性部材が、外装材の左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分において、切断されて収縮力が弱められた左右の前側脚周り弱化区間を有している。後側脚周り弾性部材も、外装材の左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分において、切断されて収縮力が弱められた左右の後側脚周り弱化区間を有している。それ故、この前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材に設けられた4カ所の脚周り弱化区間の存在により、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材による吸収性物品の脚周りの部分の収縮度合いを適度に緩和できる。その結果、吸収性物品の脚周りの部分の収縮の度合いを適度に緩和して、広がりやすくし、吸収性物品の装着を容易にできる。また、脚周りに設けられた前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材による締め付けを適度に緩和することにより、着用者への肌当たりがソフトになる。例えば、パンツ型の吸収性物品の場合、左右の脚孔が過度に収縮するのを防止して、脚を脚孔に通しやすくできる。
その結果、股下の部分に対する脚周り弾性部材の過度の引き締めが緩和され、かつ脚周りの収縮度合いが適度に緩和された使い捨て吸収性物品を効率よく製造できる。
上記第の局面によれば、前側脚周り弾性部材と後側脚周り弾性部材とが、外装材の股下部に位置する左右の交差部にて交差するように外装材に付与される。それ故、外装材の股下部にて前側脚周り弾性部材の横方向の収縮力と後側脚周り弾性部材の横方向の収縮力が互いに協働して作用する。
さらに、前側脚周り弾性部材と前記後側脚周り弾性部材とが交差する左右の交差部が、股下部における吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の外側の領域におけるいずれかの位置にある。一方、吸収コアを構成する集合体は剛性が高いため、弾性部材による引き締め作用が有効に働きにくい。このため、吸収性物品の股下の部分において、弾性部材による横方向への引き締め効果が特に期待できるのは、吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の外側に位置する部分である。この点に関し、本発明により製造される吸収性物品では、吸収性物品の股下の部分における吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の外側に位置する部分に対して、前側脚周り弾性部材及び前記後側脚周り弾性部材による横方向の締め付けを有効に作用させられる。
これによって、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材の股下部を横断する部分による股下部に対する横方向の十分な引き締めが得られる。その結果、吸収性物品の股下の部分の横方向の広がりを効果的に抑制でき、吸収性物品の装着が容易になる。また、吸収性物品の股下の部分の横方向の広がりを抑制できるため、着用者が股下に感じる違和感を軽減できる。例えば、パンツ型の吸収性物品の場合に、股下の部分の横方向の広がりを抑制することにより、左右の脚孔が大きくなり、脚を脚孔に通しやすくなる。
また、上記第2の局面に係る製造方法により製造される吸収性物品では、第1股下弱化区間及び第2股下弱化区間が、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材における左右の交差部の間のいずれかの位置に設けられる。このため、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材とが交差する左右の交差部では、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材による引き締め効果が発揮される。よって、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材による吸収性物品の股下の部分の左右両側の部分(特に、吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の外側に位置する部分)に対する引き締め効果を維持できる。その一方で、前記の如く、吸収性物品の股下の部分(特に、吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の内方に位置する部分)に対して与えられる収縮力を効果的に緩和できる。
上記第3の局面によれば、前側脚周り弾性部材及び後側脚周り弾性部材における吸収コアの左右の側縁の近傍から横方向の内側に位置する部分の全域が、第1股下弱化区間及び第2股下弱化区間になるように処理される。それ故、吸収性物品の股下の部分における吸収コアが配置される部分に与えられる収縮力を確実に緩和できる。これによって、吸収性物品の股下の部分に皺が生じる、及び、過度の収縮力が吸収コアに作用して吸収コアの吸収能力が阻害される等の不都合をより確実に回避できる。
上記第4の局面によれば、カッターローラの各カッターユニットに設けられる刃の向きが、第1の連続弾性部材又は第2の連続弾性部材の切断対象部分が延びる方向に応じて個別に設定されている。このため、カッターローラの各カッターユニットにより第1の連続弾性部材及び第2の連続弾性部材の切断対象部分を正確な位置でかつ確実に切断して、弱化区間を形成できる。
上記第5の局面によれば、股下の部分に対する脚周り弾性部材の過度の引き締めが緩和され、かつ脚周りの収縮度合いが適度に緩和されたパンツ型の使い捨て吸収性物品を効率よく製造できる。
上記第6の局面によれば、請求項1に記載の発明とほぼ同様な効果が得られる。
上記第7の局面によれば、請求項4に記載の発明とほぼ同様な効果が得られる。
Claims (6)
- 着用者の少なくとも前腹部、股部及び後背部を含む領域にあてがわれる外装材と、
前記着用者が排泄した体液を吸収する吸収コアを有し、前記外装材の肌面側に配置される内装材と、
前記外装材の左右の脚周り部の一方の前側の部分から股下部を横断して他方の前側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの前側脚周り弾性部材と、
前記外装材の左右の脚周り部の一方の後側の部分から股下部を横断して他方の後側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの後側脚周り弾性部材と、
を備え、
前記前側脚周り弾性部材は、
前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の前側脚周り弱化区間と、
前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第1股下弱化区間と、
を有し、
前記後側脚周り弾性部材は、
前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の後側脚周り弱化区間と、
前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第2股下弱化区間と、
を有する使い捨て吸収性物品の製造方法であって、
(a)前記外装材を形成するための素材が前記使い捨て吸収性物品の横方向に連続的に連なってなり、その長手方向に搬送される連続シート体に、前記前側脚周り弾性部材及び前記後側弾性部材をそれぞれ形成するための第1の連続弾性部材及び第2の連続弾性部材を伸張した状態で蛇行させつつ連続的に付与する段階と、
(b)複数のカッターユニットを有する1つのカッターローラとアンビルローラとの間に、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材が付与された前記連続シート体を通すことによって、前記第1の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記第1股下弱化区間を形成するとともに、前記第2の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の後側脚周り弱化区間及び前記第2股下弱化区間を形成する段階と、
(c)前記長手方向に搬送される前記連続シート体に前記内装材を付与する段階と、
(d)前記内装材が付与され、前記長手方向に搬送される前記連続シート体を製品単位に分離する段階と、
を備え、
前記段階(a)では、前記第1の連続弾性部材と前記第2の連続弾性部材とが、前記連続シート体における前記外装材の前記股下部に対応する各部分に位置する左右の交差部にて交差するように、前記第1の連続弾性部材と前記第2の連続弾性部材とを蛇行させて前記連続シート体に付与し、このとき前記左右の交差部の各中心を、前記連続シート体の前記股下部に対応する前記各部分における前記吸収コアが付与される領域の左右の側縁の前記横方向の内側近傍に設け、
前記段階(b)では、前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記左右の後側脚周り弱化区間が前記左右の交差部の前記横方向の外側のいずれかの位置に設けられるとともに、前記第1股下弱化区間及び前記第2股下弱化区間が前記左右の交差部の間のいずれかの位置に設けられることを特徴とする使い捨て吸収性物品の製造方法。 - 請求項1に記載の使い捨て吸収性物品の製造法において、
前記段階(b)では、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材における前記連続シート体の前記吸収コアが付与される領域に付与された部分の全域に対して、前記カッターユニットによる切断が施されることにより、前記第1股下弱化区間及び前記第2股下弱化区間が形成されることを特徴とする使い捨て吸収性物品の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の使い捨て吸収性物品の製造方法において、
前記段階(b)に用いられる前記カッターローラの前記各カッターユニットに設けられる刃の向きは、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材の切断対象部分が延びる方向に応じて個別に設定されていることを特徴とする使い捨て吸収性物品の製造方法。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の使い捨て吸収性物品の製造方法において、
(e)前記段階(d)よりも前におけるいずれか時点にて、前記長手方向に搬送される前記連続シート体の前記外装材に対応する各部分に左右の脚孔を形成する段階と、
(f)前記段階(c)及び前記段階(e)の後、かつ前記段階(d)の前にて、前記長手方向に搬送される前記連続シート体を前記横方向に沿った折り位置で二つ折りにする段階と、
(g)前記段階(f)と前記段階(d)の間にて、二つ折りにされて前記長手方向に搬送される前記連続シート体の前記外装材の左右の側縁部に対応する各部分を接合する段階と、
をさらに備えることを特徴とする使い捨て吸収性物品の製造方法。 - 着用者の少なくとも前腹部、股部及び後背部を含む領域にあてがわれる外装材と、
前記着用者が排泄した体液を吸収する吸収コアを有し、前記外装材の肌面側に配置される内装材と、
前記外装材の左右の脚周り部の一方の前側の部分から股下部を横断して他方の前側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの前側脚周り弾性部材と、
前記外装材の左右の脚周り部の一方の後側の部分から股下部を横断して他方の後側の部分に至る経路に沿って伸張された状態で付与された少なくとも1つの後側脚周り弾性部材と、
を備え、
前記前側脚周り弾性部材は、
前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の前側脚周り弱化区間と、
前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第1股下弱化区間と、
を有し、
前記後側脚周り弾性部材は、
前記外装材の前記左右の脚周り部に沿ったいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた左右の後側脚周り弱化区間と、
前記外装材の前記股下部のいずれかの部分に位置し、切断されて収縮力が弱められた第2股下弱化区間と、
を有する使い捨て吸収性物品の製造装置であって、
前記外装材を形成するための素材が前記使い捨て吸収性物品の横方向に連続的に連なってなり、その長手方向に搬送される連続シート体に、前記前側脚周り弾性部材及び前記後側弾性部材をそれぞれ形成するための第1の連続弾性部材及び第2の連続弾性部材を、前記連続シート体における前記外装材の前記股下部に対応する各部分に位置する左右の交差部にて交差するように、伸張した状態で蛇行させつつ連続的に付与し、このとき前記左右の交差部の各中心を、前記連続シート体の前記股下部に対応する前記各部分における前記吸収コアが付与される領域の左右の側縁の前記横方向の内側近傍に設ける脚周り弾性部材付与機構と、
複数のカッターユニットを有する1つのカッターローラとアンビルローラとを備え、前記1つのカッターローラと前記アンビルローラとの間に、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材が付与された前記連続シート体を通すことによって、前記第1の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記第1股下弱化区間を形成するとともに、前記第2の連続弾性部材の対応する各部分に前記左右の後側脚周り弱化区間及び前記第2股下弱化区間を形成する弱化処理部と、
を備え、
前記弱化処理部は、前記左右の前側脚周り弱化区間及び前記左右の後側脚周り弱化区間を前記左右の交差部の前記横方向の外側のいずれかの位置に設けるとともに、前記第1股下弱化区間及び前記第2股下弱化区間を前記左右の交差部の間のいずれかの位置に設けることを特徴とする使い捨て吸収性物品の製造装置。 - 請求項5に記載の使い捨て吸収性物品の製造装置において、
前記弱化処理部の前記カッターローラの前記各カッターユニットに設けられる刃の向きは、前記第1の連続弾性部材及び前記第2の連続弾性部材の切断対象部分が延びる方向に応じて個別に設定されていることを特徴とする使い捨て吸収性物品の製造装置。
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