JP5301875B2 - 可変光減衰器および可変光減衰器搭載光送受信器 - Google Patents
可変光減衰器および可変光減衰器搭載光送受信器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5301875B2 JP5301875B2 JP2008127809A JP2008127809A JP5301875B2 JP 5301875 B2 JP5301875 B2 JP 5301875B2 JP 2008127809 A JP2008127809 A JP 2008127809A JP 2008127809 A JP2008127809 A JP 2008127809A JP 5301875 B2 JP5301875 B2 JP 5301875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- variable
- optical
- light
- angle
- optical attenuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
前記光減衰手段を、光を透過する透光部材、前記透光部材の角度を変化させる角度可変手段、及び、前記透光部材の入射面及び出射面に設けられ前記入射面に入射される光と前記出射面から出射される光の間の光路ずれを拡張させる光路ずれ拡張手段から構成した可変光減衰器において、
前記透光部材が光の入射面及び出射面を相互に平行な平面から構成した平行平板であり、
前記光路ずれ拡張手段が前記透光部材の入射面に設けられた第1の高反射フィルタ及び前記透光部材の出射面に設けられた第2の高反射フィルタであり、
前記入射面に設けられた前記第1の高反射フィルタと前記出射面に設けられた前記第2の高反射フィルタが、前記透光部材の中心から相対する方向へずれるように設けられるとともに、前記第1の高反射フィルタが前記透光部材の中心からずれた方向と反対側で前記第1の高反射フィルタが設けられていない前記入射面の部分に入射した光が、前記第1の高反射フィルタと前記第2の高反射フィルタによって前記透光部材の内部で複数回反射された後に、前記第2の高反射フィルタが前記透光部材の中心からずれた方向と反対側で前記第2の高反射フィルタが設けられていない前記出射面の部分から出射するように前記透光部材を固定したときの角度と前記光のビームプロファイルとによって位置を設定され、
前記透光部材としての平行平板は、前記角度可変手段としての機能を兼ねた、少なくとも一つの半導体材料もしくはSiO2からなる角度可変メムス素子から構成され、
且つ、前記角度可変メムス素子は円形状である
ことを特徴とする。
次に、図6及び図7に基づいて可変光減衰器が角度可変MEMS109によって実現できる原理について説明する。以下、角度可変MEMS109の傾きというときの基準はMEMS12をはじめに固定した状態、即ち、光路に対して入射面を45度傾斜させた状態とする。なお、本実施例では、角度可変MEMS109の傾きが0度のとき、入射側の光ファイバから出射した光と、光の出射側の光ファイバとのカップリングロスが最小となるように各部品が搭載されているものとする。
次に、図8を用いて本実施例の可変光減衰器の組み立て工程について説明する。以下、一例として、第一の光ファイバ102を入射側、第二の光ファイバ103を出射側とした場合について説明する。
以上の工程で、図5に示すような可変光減衰器が完成する。
さらに、図8に示す実験系において得られる本実施例に係る可変光減衰器の特性について説明する。本実施例ではレーザ110は波長1530nmの分布帰還型レーザ(以下、DFBレーザ)を用いた。また、レーザ110の出力は0dBmに固定した。
本参考例の可変光減衰器は上述した実施例の可変光減衰器に比較して光減衰手段の角度を可変にする機構がバイモルフ素子かMEMS素子か、高反射フィルタが多層膜反射鏡か金かが異なるのみであり、可変光減衰器がバイモルフ素子210と平行平板209とによって実現できる原理については実施例と同様であるので、詳しい説明は省略する。
次に、図14を用いて本参考例の可変光減衰器搭載光受信器の組み立て工程について説明する。
以上の工程で、図14に示すような可変光減衰器搭載光受信器が完成する。
さらに、図14に示す実験系において得られる本参考例に係る可変光減衰器の特性について説明する。
本参考例ではレーザ211は波長1530nmの分布帰還型レーザ(以下、DFBレーザ)を用いた。また、レーザ211の出力は0dBmに固定した。以下、平行平板209の傾きというときの基準はバイモルフ素子210及び平行平板209をはじめに固定した角度とする。
可変光減衰器が角度可変MEMS307と凸面板308によって実現できる原理について説明する。なお、本参考例においては、光ファイバ302から出射された光が、光路ずれがない場合に出射側の光ファイバ303とのカップリングロスが最小になるように各部品が搭載されているものとする。図17に凸面板付き平行平板308を傾けていない状態の光路とパッケージ301内の構成、図18に凸面板付き平行平板308を図15に示す状態に対して10度傾けた場合の光路とパッケージ301内の構成を示す。
次に、図19を用いて本参考例の可変光減衰器の組み立て工程について、第一の光ファイバ302を入射側、第二の光ファイバ303を出射側として説明する。本参考例に係る可変光減衰器を組み立てる場合、まず、パッケージ301に入射側の光ファイバ302をYAG溶接で固定する。次に、入射側のレンズ304及び凸面板付き平行平板308をそれぞれの中心がパッケージ301のファイバ取り付け用開口部の中心とほぼ一直線上に位置するように±15μmの精度でパッケージ301内に搭載し、固定する。
以上の工程で、図19に示すような可変光減衰器が完成する。
さらに、図19に示す実験系において得られる本参考例に係る可変光減衰器の特性について説明する。本参考例ではレーザ309は波長1530nmの分布帰還型レーザ(以下、DFBレーザ)を用いた。また、レーザ309の出力は0dBmに固定した。
2,3,102,103,202,203,302,303 光ファイバ
4,5,104,105,205,304,305 レンズ
6,106,206 角度可変機構付き平行平板
7,8 高反射フィルタ
9,209 平行平板
107,108 金
109,307 角度可変MEMS
110,211,309 レーザ
111,310 光パワーメータ
112,213.311 可変電圧源
113,312 光サンプリングオシロスコープ
114,214,313 信号発生器
207,208 多層膜反射鏡
210 バイモルフ素子
212 マルチメータ
306 凸面板付き平行平板
308 凸面板
Claims (4)
- 光減衰手段を備え、入力光の強度に対して出力光の強度を減衰させるように構成された可変光減衰器であって、
前記光減衰手段を、光を透過する透光部材、前記透光部材の角度を変化させる角度可変手段、及び、前記透光部材の入射面及び出射面に設けられ前記入射面に入射される光と前記出射面から出射される光の間の光路ずれを拡張させる光路ずれ拡張手段から構成した可変光減衰器において、
前記透光部材が光の入射面及び出射面を相互に平行な平面から構成した平行平板であり、
前記光路ずれ拡張手段が前記透光部材の入射面に設けられた第1の高反射フィルタ及び前記透光部材の出射面に設けられた第2の高反射フィルタであり、
前記入射面に設けられた前記第1の高反射フィルタと前記出射面に設けられた前記第2の高反射フィルタが、前記透光部材の中心から相対する方向へずれるように設けられるとともに、前記第1の高反射フィルタが前記透光部材の中心からずれた方向と反対側で前記第1の高反射フィルタが設けられていない前記入射面の部分に入射した光が、前記第1の高反射フィルタと前記第2の高反射フィルタによって前記透光部材の内部で複数回反射された後に、前記第2の高反射フィルタが前記透光部材の中心からずれた方向と反対側で前記第2の高反射フィルタが設けられていない前記出射面の部分から出射するように前記透光部材を固定したときの角度と前記光のビームプロファイルとによって位置を設定され、
前記透光部材としての平行平板は、前記角度可変手段としての機能を兼ねた、少なくとも一つの半導体材料もしくはSiO2からなる角度可変メムス素子から構成され、
且つ、前記角度可変メムス素子は円形状である
ことを特徴とする可変光減衰器。 - 請求項1に記載の可変光減衰器において、
二本の光ファイバと、
少なくとも一方の前記光ファイバの端面に対向配置されるレンズと、
前記レンズと他方の前記光ファイバの端面の間に配設された少なくとも一つの前記光減衰手段と
を有することを特徴とする可変光減衰器。 - 請求項1に記載の可変光減衰器を搭載した可変光減衰器搭載光受信器であって、
一本の光ファイバと、
一つのフォトディテクタと、
少なくとも前記光ファイバの出射端面に対向配置されるレンズと、
前記レンズの出射端面と前記フォトディテクタの間に配設された少なくとも一つの前記光減衰手段と
を有することを特徴とする可変光減衰器搭載光受信器。 - 請求項1に記載の可変光減衰器を搭載した可変光減衰器搭載光送信器であって、
一つの光ファイバと、
一つのレーザダイオードと、
少なくとも前記レーザダイオードの出射端面に対向配置されるレンズと、
前記レンズの出射端面と前記出力側の光ファイバの入射端面の間に配設された少なくとも一つの前記光減衰手段と
を有することを特徴とする可変光減衰器搭載光送信器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008127809A JP5301875B2 (ja) | 2008-05-15 | 2008-05-15 | 可変光減衰器および可変光減衰器搭載光送受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008127809A JP5301875B2 (ja) | 2008-05-15 | 2008-05-15 | 可変光減衰器および可変光減衰器搭載光送受信器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009276571A JP2009276571A (ja) | 2009-11-26 |
JP5301875B2 true JP5301875B2 (ja) | 2013-09-25 |
Family
ID=41442067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008127809A Expired - Fee Related JP5301875B2 (ja) | 2008-05-15 | 2008-05-15 | 可変光減衰器および可変光減衰器搭載光送受信器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5301875B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5580638B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-08-27 | 日立造船株式会社 | 光出力減衰器 |
US8599485B1 (en) * | 2012-05-25 | 2013-12-03 | Corning Incorporated | Single-emitter etendue aspect ratio scaler |
CN117191199B (zh) * | 2023-11-07 | 2024-01-23 | 四川中久大光科技有限公司 | 光束指向监测系统和方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6064307A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-12 | Fujitsu Ltd | 光減衰器 |
TW544534B (en) * | 2002-01-15 | 2003-08-01 | Delta Electronics Inc | System capable of changing the wavelength and intensity of output light |
JP4130136B2 (ja) * | 2003-03-06 | 2008-08-06 | 富士通株式会社 | 波長分散補償器および波長分散補償方法 |
JP2005049742A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Omron Corp | 可変光減衰器 |
JP2005140979A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Nikon Corp | 調光装置および走査顕微鏡 |
-
2008
- 2008-05-15 JP JP2008127809A patent/JP5301875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009276571A (ja) | 2009-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108983369B (zh) | 用于在光子集成电路中的应用的mems倾斜反射镜 | |
US6654517B2 (en) | Optical devices engaged to fibers with angle-polished facets | |
US5696862A (en) | Optical transmitting and receiving device having a surface-emitting laser | |
KR100422037B1 (ko) | 광경로 변환형 가변 광학 감쇠기 | |
US20020085594A1 (en) | Tunable controlled laser array | |
JP2003014997A (ja) | 超小型光電子機械システム(moems) | |
JP2000111816A (ja) | 能動整合フォトニクス組立体 | |
JP2000353856A (ja) | 半導体レーザモジュ−ル | |
US20030053744A1 (en) | Optical switch and its production method, and optical path-switching apparatus comprising optical switch | |
US20060280421A1 (en) | Variable light attenuator | |
JP5301875B2 (ja) | 可変光減衰器および可変光減衰器搭載光送受信器 | |
US20100074618A1 (en) | Optical path switching device | |
JP6924014B2 (ja) | 傾動格子出力カプラのためのシステム及び方法 | |
US9664866B2 (en) | Optical transmission module and manufacturing method thereof | |
US6275516B1 (en) | Article for detecting power drift in the putout of a diode array source | |
JP2004335532A (ja) | 半導体レーザモジュール、光学部品ブロックおよび光共振器フィルタ。 | |
CN116466448A (zh) | 一种自由空间的多组件集成器件 | |
US7062120B2 (en) | Optical device and movable reflector | |
US9671576B1 (en) | CWDM transceiver module | |
WO2003015225A2 (en) | Method and system for selecting an output of a dbr array | |
JP6762392B2 (ja) | 光通信装置、及び光通信装置の製造方法 | |
JP2004220013A (ja) | ビーム発散を減少させた光スイッチ | |
EP4354678A2 (en) | Integrated end mirror assembly for a fiber ring laser | |
KR20030010035A (ko) | 가변 광학 감쇠기 | |
EP1531350A1 (en) | Optical device for varying the power of light having a movable reflector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110920 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20130314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |