JP5301848B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、いわゆる特別図柄を複数種類有するとともに確変リミッタ機能を具備するパチンコ遊技機に関連する発明である。
遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるとともに、さらに、識別情報を「変動」可能な表示器が設けられ、前記表示器において識別情報の変動後の表示結果が特定表示態様となった場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を生起するパチンコ遊技機が存在する。前記特別遊技状態は、例えば特別入賞口の状態が打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態(大当り遊技状態)である。
そのようなパチンコ遊技機では、いわゆる始動入賞口への遊技球の入球を契機として、抽選が実行され、抽選に当選すると、識別情報としてのいわゆる特別図柄(以下、特別図柄のことを簡略化して特図と記載することあり)を表示する表示器における表示結果が予め定められた特定の表示態様になることを、通常、「大当り」という。大当りが発生すると、例えば、大入賞口が所定回数開放して打球が入賞しやすい大当り遊技状態に移行する。そして、大当たりの種別によっては、大当たり遊技終了後に、通常遊技時よりも大当たり確率を向上するとともに前記始動口に付設している普通電動役物(いわゆる電チュ−)の開放時間を通常遊技時より長くするとともに、前記特別図柄の変動時間を通常遊技時よりも相対的に短時間にするいわゆる確変時短状態に制御することもある(以降、大当たり遊技終了後に、確変時短状態になる大当たりのことを確変大当たりと記載することもある)。
また、射幸性が高くなりすぎないよう、確変大当たりが何回も連続して繰り返し生起しないように、生起回数を制限するリミッタが内蔵されることがある。
下記の特許文献1には、いわゆる確変大当たりした後に、以降1回の確変大当たりが補償される(つまり以降2回の大当たりが補償される)2回ループパチンコ遊技機において、遊技状態が終了した直後に高確率状態(確変状態)となる事態が所定回数繰返されたときには、今回の大当たり生起時に、内蔵されたリミッタが作動して、非確変大当たりが当選した場合には、今回の大当たりが1回目のループだった場合は、今回の大当たりの直後に確変状態が成立し、一方、今回の大当たりが2回目のループであった場合は、今回の大当たり直後に時短遊技が生起し、時短遊技終了後に、リミッタの積算値がリセットされることが開示されている。
特開2000−5406号公報
パチンコ遊技機の醍醐味は、前記確変大当たりを継続させて大当たり遊技を連続して発生させるいわゆる連荘である。一方で、本来リミッタ機能というのは、射幸性が高くなり過ぎないように設けられた機能であるが、上記特許文献1では、リミッタ起動時であっても、大当たり遊技終了後に確変状態が生起したり、確変状態が生起しない場合には、時短状態が生起するというリミッタを起動させる意味が薄れ、遊技者に有利になりすぎるという問題点があった。
そこで本発明では、起動時には確変状態を終了させるリミッタの本来の機能を有するとともに、特別図柄2種類それぞれに対応する始動入賞口を具備し、前記2種類の特別図柄を出球なし遊技モードに対応する特別図柄と、大量出球有りモード遊技モードに対応する特別図柄との役割を明確にすることにより、遊技者側にも店舗側にも有利な状態を作れるパチンコ遊技機を提供する。さらに、出球なし遊技モードから大量出球有り遊技モードへ移行する契機となる第1のリミッタと、前記大量出球有り遊技モードへの復帰の契機となる第2のリミッタとを備え、上記リミッタ起動までの大当たり回数を報知することにより、遊技者に遊技を継続させる意欲を喚起し、前記第1のリミッタ起動時に前記出球なしモードから、出玉ありモードに切換る契機となりうる擬似天井パチンコ遊技機という新規な遊技性を具備するパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
遊技開始条件となる第1始動口及び第2始動口から成る遊技媒体通過特定領域と、
遊技媒体が前記第1始動口を通過することを条件とした第1特別図柄抽選と、遊技媒体が前記第2始動口を通過することを条件とした第2特別図柄抽選とをそれぞれ独立して行う抽選手段と、
前記第1特別図柄抽選での当否及び前記第2特別図柄抽選での当否を判断する抽選結果判断手段と、
前記第1特別図柄抽選と前記第2特別図柄抽選とのそれぞれに対応した識別情報を変動表示可能な表示部と、
前記抽選結果判断手段での判断結果に基づき、前記識別情報が所定時間変動した後、表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる特別遊技を生起させる特別遊技生起手段と、
前記第2始動口に遊技媒体が入る難易度を変化させる変位部材を制御する変位部材制御手段と、
前記特別遊技を生起させる前記抽選手段での当選確率が相対的に低い非確変、または前記特別遊技を生起させる前記抽選手段での当選確率が相対的に高い確変に制御する当選確率制御手段と、
前記変位部材制御手段により前記第2始動口に遊技媒体が相対的に入り難くすることで遊技消化効率を低くした非時短、または前記変位部材制御手段により前記第2始動口に遊技媒体が相対的に入り易くすることで遊技消化効率を高くした時短に制御する遊技消化効率制御手段と、
前記当選確率制御手段により確変に制御しているとき、前記識別情報の変動毎に、非確変に転落させる抽選を実行する転落抽選手段と、
非確変で非時短となる第1遊技モードと、
確変で非時短となる第2遊技モードと、
非確変で、前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、時短となる第3遊技モードと、
確変で、前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、時短となる第4遊技モードと、
確変で、前記識別情報の変動回数が前記第4遊技モードでの非確変への転落時に残る時短が継続する残回数を上限に時短となる第5遊技モードとを、記憶している遊技モード記憶手段と、
前記特別遊技は、非時短となる遊技モードにおいて前記第1始動口への遊技媒体の通過を条件とした前記第1特別図柄抽選で当選した結果実行される、特別遊技中の賞球の獲得及び特別遊技後の時短の獲得に対する期待値が相対的に低い第1特別遊技と、時短となる遊技モードにおいて前記第2始動口への遊技媒体の通過を条件とした前記第2特別図柄抽選で当選した結果実行される、特別遊技中の賞球の獲得及び特別遊技後の時短の獲得に対する期待値が相対的に高い第2特別遊技とを含み、
前記特別遊技が終了したとき又は時短が継続する回数が上限を超えたとき若しくは前記転落抽選手段で当選したときを含む所定の条件が成立したことを条件に、現在の遊技モードを新たな遊技モードに移行させる遊技モード移行手段と、
前記特別遊技の終了後に、確変のまま前記特別遊技が連続する高確率継続回数を記憶する高確率遊技継続回数記憶手段と、
前記高確率継続回数を所定の表示部に報知する高確率継続回数報知手段と、
前記高確率継続回数が所定の回数に達したことを条件に作動して、前記特別遊技の終了後、前記第2遊技モードから前記第3遊技モードに移行させて確変から非確変にする第1リミッタ起動手段と、
前記高確率継続回数が所定の回数に達したことを条件に作動して、前記特別遊技の終了後、前記第4遊技モードから前記第3遊技モードに移行させて確変から非確変にする第2リミッタ起動手段とを、具備し、
前記第1リミッタ起動手段又は前記第2リミッタ起動手段が作動しない場合、前記特別遊技の終了後、確変とすることを特徴とするパチンコ遊技機である。
本発明では、起動時には確変状態を終了させるリミッタの本来の機能を有するとともに、例えば特別図柄2種類それぞれに対応する始動入賞口を具備し、前記2種類の特別図柄を出球なし遊技モードに対応する特別図柄と、大量出球有りモード遊技モードに対応する特別図柄とに分け、その役割を明確にすることにより、遊技者側にも店舗側にも有利な状態を作れるパチンコ遊技機を提供する。さらに、出球なし遊技モードから大量出球有り遊技モードへ移行する契機となる第1のリミッタと、前記大量出球有り遊技モードへの復帰の契機となる第2のリミッタとを備え、上記リミッタ起動までの大当たり回数を報知することにより、遊技者に遊技を継続させる意欲を喚起し、前記第1のリミッタ起動時に前記出球なしモードから、出玉ありモードに切換る契機となりうる擬似天井パチンコ遊技機という新規な遊技性を具備するパチンコ遊技機を提供することができる。
本発明によると、遊技者にとって、リミッタ起動条件をクリアすることが、自分に有利となる遊技状態へ移行する契機となることが明確になるので、遊技者に遊技に対する継続意欲を高める効果がある。
この発明によれば、リミッタ起動時には、確変連荘が終了するという、確変リミッタ本来の機能を作動させつつ、新規な遊技性を創造することが可能となる。
本発明によれば、確変転落抽選に当選することなく、大当たりをリミッタ起動まで継続させれば、遊技者に有利な遊技状態に移行するとの期待感を煽る効果がある。
本発明によれば、第4遊技モードにおいて、前記転落抽選に当選するタイミングによって、第5遊技モードの残高効率継続回数が変化するという遊技の多様性が広がるという効果がある。
請求項の発明は、
前記第1始動口と前記第2始動口は、一つの遊技媒体については、いずれか一方のみ通過できる遊技盤上の領域であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機である。
本発明によれば、例えば、第1始動口と第2始動口を図2のように配置することにより、第1始動口に対応する第1特別図柄で出球の期待できない大当たと、第2始動口に対応する第2特別図柄で出球の期待できる大当たりとに、役割を明確に振分けることができるという効果がある。
本発明によると、起動時には確変状態を終了させるリミッタの本来の機能を有するとともに、特別図柄2種類それぞれに対応する始動入賞口を具備し、前記2種類の特別図柄を出球なし遊技モードに対応する特別図柄と、大量出球有りモード遊技モードに対応する特別図柄との役割を明確にすることにより、遊技者側にも店舗側にも有利な状態を作れるパチンコ遊技機を提供する。さらに、出球なし遊技モードから大量出球有り遊技モードへ移行する契機となる第1のリミッタと、前記大量出球有り遊技モードへの復帰の契機となる第2のリミッタとを備え、上記リミッタ起動までの大当たり回数を報知することにより、遊技者に遊技を継続させる意欲を喚起し、前記第1のリミッタ起動時に前記出球なしモードから、出玉ありモードに切換る契機となりうる擬似天井パチンコ遊技機という新規な遊技性を具備するパチンコ遊技機を提供することが可能となる。
まず、第1実施例について記載する。図1はパチンコ遊技機1の外観構成を示す斜視図である。パチンコ遊技機1は、ベース枠(外枠)2に対して回動自在に取り付けられた本体枠56を有している。正面扉3には、その上部を開口する略円形の窓4が形成されている。窓4には、例えばガラス板等の透明板55が嵌め込まれており、この透明板55を介して、その奥側に本体枠56に取付られた遊技盤5(図2参照)を視認することができる。正面扉3は本体枠56に取り付けられ、本体枠56から回動して前方に開くことができる。遊技盤5の周囲には演出効果を盛り上げるランプ類L1が設置されている。
正面扉3の下部には、遊技媒体である遊技球を貯留するための上部球受け皿6が配置されている。また、前記上部球受皿の下方には、前記上部球受皿から溢れた遊技球を貯留する下部球受皿56が配置されている。前記球受容器6に貯留された遊技球は、パチンコ遊技機1の内部に設けられた発射装置(図示せず)に1球ずつ供給される。球受容器6の右側にはハンドル7が設けられており、遊技者がこのハンドル7を握って、軸線回りに回転させることにより、発射装置から遊技盤5に向かって遊技球が1つずつ発射される。
遊技盤5の下部には操作手段として作動する押しボタン8,9,10が配置されている。これらの押しボタンは遊技者が遊技に参加する時に使用される。
図2は、ガラス板を透して見える遊技盤5の1構成例を示す正面図である。このうち図3には、遊技盤5の右下部の特別図柄表示部の拡大図を示している。遊技盤には次の1)〜5)遊技部品を備える。
1)第1始動口18
第1始動口18は、常時球一個の入球を許す入賞口から成り、該第1始動口18への入賞(以下、第1始動入賞という)一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、例えば最大4個の未処理上限たる第1保留球の範囲内で、例えば0〜65535の所定範囲内で高速更新する大当たりの抽選用乱数を一つ取得し、主制御部MCのRAMの特別図柄用保留球記憶エリア159に取得順に記憶する。取得した乱数値が当選数値の例えば7を始めとする1100個の値に一致している場合は大当たりの当選、これ以外は非当選のハズレであり、この当選又は外れは、7セグメントLEDを用いた第1特別図柄表示部24で、ランダムな第1特別図柄の変動を経て順に導出される。第1始動口18と第1特別図柄表示部(表示装置)24とは、大当たりの第1抽選装置Aの主要構成要素である。
2)第2始動口(役物始動口)19
第2始動口19は、遊技盤5の右領域に設置され、常時は障害物84により入球不可の状態にあり、電動チューリップ20の花弁201,202が開かれることにより入球可能となる。該第2始動口19への入賞(以下、第2始動入賞という)一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、例えば最大4個の未処理上限たる第2保留球の範囲内で、例えば0〜65535の所定範囲内で高速更新する大当たりの抽選用乱数を一つ取得し、主制御部MCのRAMの特別図柄用保留球記憶エリア159に取得順に記憶する。取得した乱数値が当選数値の例えば7を始めとする1100個の値に一致している場合は大当たりの当選、これ以外は非当選の外れであり、この当選又はハズレは、7セグメントLEDを用いた第2特別図柄表示部80で、ランダムな第2特別図柄の変動を経て順に導出される。第2始動口19と第2特別図柄表示部(表示装置装置)80とは、大当たりの第2抽選装置Bの主要構成要素である。なお、ここでは、第1始動口18と第2始動口19は、例えば図2に示すように離間して配置されており、一方の始動口を狙うと他方の始動口には、ほとんど入賞の可能性のないゲージ構成となっている。
なお、前記第1始動口もしくは第2始動口に遊技球が入賞したことを契機に行われる大当たり抽選結果(当たりかハズレか、また当たりならどのような種別の大当たり遊技を行うか)は、それぞれ対応する特別図柄表示部の特別図柄の態様で報知される。また、前記特別図柄に連動する液晶表示部14の演出図柄でも大当たり抽選結果は報知される。
3)センターユニット87
このユニット7は、飾り枠86U,86L,86B,86Rに囲まれた空間部に視覚上の演出を表示させるカラー液晶表示器から成る液晶表示部(演出表示部)14を備える。各列の演出図柄L,C,Rは例えば1〜9の数字から成り、大当たりの当選時は、最終的に111〜999の何れかの三つ揃いしたゾロ目が停止表示され、外れ時は最終的に三つ揃いしない外れ図柄が停止表示される。前記液晶表示部では、前記演出図柄の他に、背景やキャラクタ等の演出画像を表示する。なお、前記液晶表示部にて、後に詳述するように狙うべき始動口を遊技者に報知することもある。また、液晶表示部14に代えて、ブラウン管や回転リール、ドット表示器などの可変表示装置を用いてもよい。飾り枠の一部を構成する演出用ランプL2には、後に詳述する荒神ランプ75、リミッタ起動の契機となる確変遊技継続回数表示ランプ76、77、78が設置されている。
4)図柄表示部(図3参照)
センターユニット右側下部には第1特別図柄表示部24及び第2特別図柄表示部80を各備える。さらに、前記第1特別図柄表示部の下部には、緑ランプGL及び赤ランプRLから成る普通図柄表示部25を備える。液晶表示部14は、第1又は第2特別図柄表示部24又は80の変動と整合する演出を担い、背景画像に左・中・右列の演出図柄L,C,Rの図柄変動を重ねた所定の演出を出現させる。第1、第2特別図柄表示部24、80は、ランダムな変動後、例えば、大当たり当選時は当たり図柄を決定づける1〜9何れかの数字が停止され、外れ時はバー「−」が停止される。
前記第1特別図柄表示部の周囲に配置されている4個のランプのH11,H12,H13,H14は、第1又は第2特別図柄表示部24、80で先発の第1又は第2特別図柄が変動中か又は大当たりの遊技中に、新たに遊技球が第1始動口18に入賞したときに、第1保留球として取得した乱数値を有効に記憶したことを明示する第1特別図柄用の保留球表示部26である。この表示部が全て点灯した状態で4個を超えて生じる第1始動入賞は賞球の払出しの対象となるも、大当たり抽選の対象から除外される。
前記第2特別図柄表示部の周囲に配置されているH21,H22,H23,H24は、第2又は第1特別図柄表示部80,24で先発の第2又は第1特別図柄が変動中か又は大当たりの遊技中に、新たに遊技球が第2始動口19に入賞したときに、第2保留球として取得した乱数値を有効に記憶したことを明示する第2特別図柄用の保留球表示部である。この表示部が全て点灯した状態で4個を超えて生じる第2始動入賞は賞球の払出しの対象となるも、大当たり抽選の対象から除外される。
前記第1特別図柄表示部24の下部に配置されているランプh1,h2,h3,h4は、後述のゲート21への球通過を契機とした普通図柄用の同様な保留球表示部27である。
5)大入賞口
第1大入賞口22は、遊技盤2の下部領域に配置され、第1特別図柄表示部24で、大当たり確定表示図柄が表示された後、前方を覆う開閉板23を手前に開くことにより遊技球の入賞を著しく容易にする。大入賞口9への入賞一個につき所定数例えば3個の賞球を払出す。最大例えば30秒の1ラウンドの開放毎に最大例えば9個の入賞を許容する。前記所定の入賞個数もしくは前記時間経過すると、1ラウンドの終了により大入賞口22は一旦閉じられ、2〜3秒の所定インターバルを経て再度開かれ、最大例えば10ラウンドを上限に繰り返される。
一方、第2大入賞口74は、遊技盤2の右領域で、前記第2始動口19の下方に配置され、第2特別図柄表示部80で、大当たり確定表示図柄が表示された後、前方を覆う開閉板73を手前に開くことにより遊技球の入賞を著しく容易にする。大入賞口74への入賞一個につき所定数例えば15個の賞球を払出す。最大例えば30秒の1ラウンドの開放毎に最大例えば9個の入賞を許容する。前記所定の入賞個数もしくは前記時間経過すると、1ラウンドの終了により大入賞口74は一旦閉じられ、2〜3秒の所定インターバルを経て再度開かれ、最大例えば10ラウンドを上限に繰り返される。
6)ゲート21
ゲート21は、遊技盤の右領域で、前記第2始動口19の上方に設置されている。ゲート21への球通過により、例えば0〜250の所定範囲内で高速更新する普通図柄抽選用乱数を一つ取得し、主制御部MCのRAMに記憶すると共に、前記第1特別図柄下方の普通図柄表示部の緑ランプGL及び赤ランプRLの交互点灯による普通図柄変動を起動させる。普通図柄の当選確率は、例えば、通常時は25/251である。大当たり遊技後、大当たり当選確率を通常時の約1/60から例えば約1/9に高める確率変動遊技への突入時であって、且つ、大当たりの抽選回数が所定の上限回数例えば100回に達するまで継続される時間短縮(以下、時短という)時は、250/251である。
普通図柄の変動時間は、例えば、通常時は30秒、時短時は1秒である。所定時間の変動後、普通図柄の当選時は緑ランプGLの点灯にて、外れ時は赤ランプRLの点灯にて各停止される。当選時は、電動チューリップ20の花弁201,202を例えば、通常時は最大0.5秒か最大10球入賞を限度に開き、時短時は最大6秒か最大10球入賞を限度に開く。
7)その他
略円形の遊技盤5を区画し且つ発射ハンドル7により打出す球を導くレール13、球戻り防止片89、入賞1個につき所定数例えば10個の賞球を払出す一般入賞口30、31、32、風車29、入賞を逃した球を排出するアウト口72を備える。図示は適宜省略したが遊技盤には独特のゲージに従い、多数の遊技釘が打たれている。
図4は、遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、第1及び第2周辺制御部SC1,SC2を備える。主制御部MCには、I/OポートIN1を介して、第1始動口18の入賞センサ18s、第2始動口の19の入賞センサ19s、第1大入賞口22の入賞センサ22s、第2大入賞口の入賞センサ74s、ゲート21の球通過センサ(スルーゲートセンサ)21s、一般入賞口30〜32の入賞センサ30s〜32sの各センサ信号を入力している。主制御部MCから各周辺制御部SC1,2へは中継基板150を介して一方通行的にコマンドを送信している。周辺制御部SC1,2相互間は、双方向的にデータを送受信している。また、周辺制御部SC1には、I/OポートIN2を介して、押ボタンセンサ8s,9s,10sの各センサ信号を入力している。
主制御部MCからは、ドライバ回路Dr0を介して、第1特別図柄表示部24、第2特別図柄表示部80、普通図柄表示部25(RL,GL)、第1特別図柄用の保留球表示部26(H11〜H14)、第2特別図柄の保留球表示部87(H21〜H24)、普通図柄用の保留球表示部27(h1〜h4)、電動チューリップ20の花弁201,202を開閉させるソレノイド等による役物用駆動部61、第1大入賞口22の可動部材23を開閉させる同様な役物用駆動部62及び第2大入賞口74の可動部材73を開閉させる同様な役物用駆動部63を制御している。第1周辺制御部SC1からは、ドライバ回路Dr1を介して、液晶表示部14を制御し、ドライバ回路Dr2を介してスピーカ11,12からの音響を制御している。第2周辺制御部SC2からは、ドライバ回路Dr3を介して、ランプL1,L2を制御し、ドライバ回路Dr4を介して荒神ランプ75、確変継続回数報知ランプ76〜78を制御する。主制御部MCでは、周辺制御部SC1,2側(以下、サブ側という)に送信するコマンドで特定される演出時間の経過をタイマ管理し、主制御部MC側の制御とサブ側の制御とが整合するようにしている。
主制御部MCは、パチンコ遊技機1における遊技の基本となる動作を制御するためのものであり、抽選手段、抽選結果判断手段、特別遊技生起手段、変位部材制御手段、当選確率制御手段、遊技消化効率制御手段、遊技モード移行手段151、第1リミッタ起動手段と、第2リミッタ起動手段を兼ねるリミッタ起動手段152及び転落抽選実行手段153として作動するCPU111と、遊技制御プログラム154、各遊技モード記憶手段155、転落抽選用乱数発生手段156を含む大当たり乱数等が記憶されたROM112と、遊技モード記憶手段、ST残回数記憶手段(確変継続回数記憶手段)157および時短残回数記憶手段158及び特別図柄用保留球記憶手段159を有するRAM113とを含むマイクロコンピュータで構成されている。
大当たりの当否や大当たり種別決定のための抽選手段として作動するCPU111は、遊技球が第1始動口18もしくは第2始動口19に入球したことを条件として各種乱数値を取得し、大当たり用取得乱数値と大当たり乱数とが一致するか否かを判定する。特別遊技生起手段として作動するCPU111は、乱数抽選において大当たり用取得乱数値と大当たり乱数とが一致したことを条件として遊技者にとって有利となる大当たり遊技を生起する。
この実施形態における大当たりは、2R、5R及び10R大当たりを含む。なお、「2R」「5R」および「10R」は、大当たり遊技中の第1大入賞口22もしくは第2大入賞口74の開閉回数(ラウンド数)を示す。
周辺制御部SC1は、主制御部MCからのコマンドを受信してドライバ回路Dr1を介して液晶表示部14の表示を制御するとともに、ドライバ回路Dr2を介してスピーカから発生する音響を制御するものであり、時短残回数報知手段として作動するCPU121と、ROM122と、RAM123とを含むマイクロコンピュータで構成されている。
また、周辺制御部SC1には、双方向でデータを送受信する周辺制御部SC2が接続されている。周辺制御部SC2は、ドライバ回路Dr3を介して、演出用装飾ランプであるランプL1,L2を制御するとともに、ドライバ回路Dr4を介して、後述するランプ75,76,77,78を制御するものであり、ST回数報知手段として作動するCPU131と、ROM132と、RAM133とを含む。
図5に示すように、主制御部MCでの第1始動入賞処理では、第1始動入賞があると(A1)、第1保留球数記憶部のカウントが上限の4以下なら(A2)、第1保留球数記憶部のカウントをプラス1すると共に(A3)、第1及び第2保留球の合計の保留球数記憶部のカウントをプラス1する(A4)。次に、置数aに1を代入し(A5)、特別図柄用保留球記憶手段159における第a番目の保留球記憶部が空いているか判定し(A6)、空いているなら、第a番目の保留球記憶部に、第1特別図柄の保留球であることを識別する保留対応フラグ「0」と、取得した大当たり抽選用乱数を記憶する(A7)。
第a番目の保留球記憶部が空いていないなら置数aをプラス1し(A8)、第1及び第2保留球の合計上限の8を超えるまで(A9)、第a番目の保留球記憶部の空きを検索して大当たり抽選用乱数を記憶する(A7)。ステップA2で第1保留球数記憶部のカウントが上限の4を超えるか、又は、ステップA9でaが8を超えると、大当たり抽選用乱数を取得せず破棄する(A10)
図6に示すように、主制御部MCでの第2始動入賞処理では、第2始動入賞があると(B1)、第2保留球数記憶部のカウントが上限の4以下なら(B2)、第2保留球数記憶部のカウントをプラス1すると共に(B3)、第2及び第1保留球の合計の保留球数記憶部のカウントをプラス1する(B4)。次に、置数aに1を代入し(B5)、特別図柄用保留球記憶エリア159における第a番目の保留球記憶部が空いているか判定し(B6)、空いているなら、第a番目の保留球記憶部に、第2特別図柄の保留球であることを識別する保留対応フラグ「1」と、取得した大当たり抽選用乱数を記憶する(B7)。
第a番目の保留球記憶部が空いていないなら置数aをプラス1し(B8)、第2及び第1保留球の合計上限の8を超えるまで(B9)、第a番目の保留球記憶部の空きを検索して大当たり抽選用乱数を記憶する(B7)。ステップB2で第2保留球数記憶部のカウントが上限の4を超えるか、又は、ステップB9でaが8を超えると、大当たり抽選用乱数を取得せず破棄する(B10)
図6は、遊技球が普通図柄始動ゲート(以下スルーゲートと記載することあり)21を通過した際に、主制御部110のROM112内の遊技プログラムで実行されるゲート処理の処理手続きを示している。先ずステップS11にて、スルーゲート21のスルーゲートセンサ33が球通過を検知したか否かを判断し、NOと判断した場合には、ステップS11にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS11にてYESと判断した場合にはステップS12へ移行して、普図保留数が4か否かを判断し、NOと判断した場合には次のステップS13にて普図保留数に1加算すると共に、次のステップS14にて普図抽選用乱数R5の現在値をRAM113の普図保留記憶領域に記録して、ステップS11へ戻る。一方、ステップS12にてYESと判断した場合にも、ステップS11へ戻る。
図7は、始動口18もしくは役物始動口19への入賞を契機として、主制御部110のROM112内の遊技プログラムで実行される特別図柄ゲーム処理の処理手続きを示している。まず、S20の特別図柄変動前処理について説明する。なお、ここでのS20とはステップS20のことを意味する。
図9に特別図柄の変動開始前処理を示す。第1及び第2保留球の合計の保留球数記憶部のカウントが0なら特別図柄関連処理を直ちに終えるが(S40)、未処理の保留球がある場合、特別図柄用保留球記憶手段159において最先に取得及び記憶した第1保留球記憶部の大当たり抽選用乱数及び保留対応フラグ(以下、大当たり乱数等という)を作動用乱数記憶部に、二番目取得記憶のある場合は第2保留球記憶部の大当たり乱数等を第1保留球記憶部に、三番目取得記憶のある場合は第3保留球記憶部の大当たり乱数等を第2保留球記憶部に、四番目取得記憶のある場合は第4保留球記憶部の大当たり乱数等を第3保留球記憶部に、五番目取得記憶のある場合は第5保留球記憶部の大当たり乱数等を第4保留球記憶部に、六番目取得記憶のある場合は第6保留球記憶部の大当たり乱数等を第5保留球記憶部に、七番目取得記憶のある場合は第7保留球記憶部の大当たり乱数等を第6保留球記憶部に、八番目取得記憶のある場合は第8保留球記憶部の大当たり乱数等を第7保留球記憶部に、順次一階層だけシフト処理すると共に(S41)、保留球数記憶部のカウントを一だけ減らし(S42)、作動用乱数記憶部の保留対応フラグが第1特別図柄保留球対応なら(S43)第1保留球数記憶部のカウントを一だけ減らし(S44)、作動用乱数記憶部の保留対応フラグが第2特別図柄保留球対応なら(S45)第2保留球数記憶部のカウントを一だけ減らし(S45)、サブルーチンリターンさせる。
図8に戻り、特別図柄ゲーム処理の説明を続ける。次のステップS21では、大当たり抽選を行う。具体的には、通常状態では1100個の当選判定値が格納された第1の大当たり抽選テーブル、確変状態では7000個の当選判定値が格納された第2の大当たり抽選テーブルを参照し、各大当たり抽選テーブルに格納された当選判定値の何れかと、抽選対象となる大当たり抽選用乱数R1とが一致した場合には大当たり当選、一致しない場合にはハズレと判定する。
次のステップS22では、大当たり当選か否かを判断し、NOと判断した場合、即ちハズレと判断した場合にはステップS23に移行して、ハズレ時特別図柄変動時間選択抽選を行う。後述する特別図柄変動に同期して、液晶表示部14では、左図柄、中図柄、右図柄の演出図柄のスクロール変動を伴う動画演出が実行される。具体的には、左図柄、中図柄、右図柄の変動を一斉に開始した後、左図柄、右図柄、中段図柄の順で停止、或いは左図柄及び右図柄を同時停止させた後、中図柄を停止させ、この結果、有効ライン上に、何れかの演出図柄の3つ揃い(以下、大当たり図柄組み合わせという)が成立した場合には大当たり、前記演出図柄3つ揃い以外(以下、ハズレ図柄組み合わせという)が成立した場合にはハズレとなる。
一方、図8に示すステップS22にてYESと判断した場合、即ち大当たり抽選に当選した場合には、ステップS24へ移行して、大当たり種別抽選を行う。該大当たり種別抽選では、大当たり種別抽選用乱数R2と、図示しない大当たり種別抽選テーブルとに基づいて、大当たり種別番号を決定する。この結果、大当たり種別番号は1〜3の何れかに決定される。尚、ステップS22にてNOと判断した場合、即ち大当たり抽選に外れた場合には、大当たり種別番号に0がセットされる。
次のステップS25では、大当たり時の特図変動時間決定処理を実行する。具体的には、特図変動時間抽選用乱数R3と、図示しない大当たり時の特図変動パターン抽選テーブルとに基づいて、特図変動パターン番号を決定する。
次のステップS26では、周辺制御部SC1のCPU121へ演出開始コマンドを送信する。当該演出開始コマンドには、大当たり種別番号と、特図変動パターン番号とが含まれており、周辺制御部SC1のCPU121は、大当たり種別番号に応じて、特図変動停止時に、液晶表示部14の有効ライン上に大当たり図柄を表示させるか否かを判別可能であると共に、特図変動パターン番号に応じて、ハズレ演出及び大当たり演出のいずれの演出であるか、及び特別図柄変動時間を判別可能となっている。従って、周辺制御部SC1のCPU121は、演出開始コマンドの受信によって、特別図柄変動に同期し、特別図柄の停止表示結果、即ち大当たり抽選結果に即した演出を実行可能となっている。
続くステップS27では、特別図柄表示部24における特別図柄変動及び変動時間の計測を開始し、次のステップS28では、特図変動時間が経過したか否かを判断し、YESと判断されるまで、同じ判断を繰り返す。又、特図変動中には、周辺制御部SC1のCPU121によって、液晶表示部14上で種々の動画演出が実行される。
次のステップS29では、周辺制御部SC1のCPU121へ演出停止コマンドを送信すると共に、ステップS30にて特図変動を終了し、大当たり種別番号に応じた停止図柄を特別図柄表示部24に表示する。又、演出停止コマンドを受信した周辺制御部120のCPU121は、特別図柄表示部24の停止図柄に整合した大当たり図柄或いはハズレ図柄を液晶表示部14の有効ライン上に確定表示する。
次のステップS31では、時短遊技中か否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS32にて時短残回数を1減算する。更に、次のステップS33にて時短残回数が0か否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS34にて時短遊技を終了して、ステップS35へ移行する。又、ステップS31及びS33にてNOと判断した場合にも、ステップS35へ移行する。ステップS35では、大当たり当選に当選か否かを判断し、NOと判断した場合には、ステップS20へ戻る一方、YESと判断した場合には、ステップS36の大当たり遊技処理へ移行し、当該大当たり遊技処理の終了後、ステップS20へ戻る。
なお、ここで前記時短遊技について改めて説明する。時短遊技とは、普通図柄抽選に当選したとき、遊技球を遊技盤に発射しつづけている遊技者の持玉が減らない程度にまで、前記普通図柄の変動時間を短縮するとともに、役物始動口(第2始動口)19の電動式チューリップ20の開放時間を長くすることである。特に本発明では、普通図柄の変動時間は、前記初期化時等、通常遊技時(例えば後述する第1遊技モード)では、30秒で、普通図柄抽選に当選した場合は、役物始動口19の前記電動式チューリップ20の開放動作を0.5秒間1回だけ実行するのに対し、前記時短遊技では、普通図柄の変動時間は3秒で、普通図柄抽選に当選したときは、役物始動口19の前記電動式チューリップ20の開放動作を1.8秒間を3回、0.5秒間のインターバルを挟んで実行する。このように、前記電動式チューリップの開放延長が実行されるとともに、役物始動口に入球した保留球の消化を促進するために、前記特別図柄の変動時間が通常遊技時より、相対的に短時間になる状態が時短遊技である。なお、本実施例では、普通図柄の当選確率は、例えば、通常時は25/251である。大当たり遊技後、大当たり当選確率を通常時の約1/60から例えば約1/9に高める確率変動遊技への突入時であって、且つ、大当たりの抽選回数が所定の上限回数例えば100回に達するまで継続される時間短縮(以下、時短という)時は、250/251である。
次に大当たり遊技処理について、図10に基づいて説明する。先ずステップS50にて、確変中か否かを判断し、YESと判断した場合にはステップS51にて確変連続回数(後述するST回数)を1減算する一方、NOと判断した場合にはステップS52にて連続回数(ST回数)に3(後述する第2実施例では5)をセットして、ステップS53へ移行する。ステップS53では、大当たり種別番号に応じて、最大ラウンド数、大入賞口22の最大開放時間、及び各ラウンドで許容される大入賞口22への入賞の最大カウント数を設定すると共に、次のステップS54にてラウンド数に1、ステップS55にてカウント数に0をそれぞれセットした後、ステップS56にて第1大入賞口役物駆動部62、もしくは、第2大入賞口役物駆動部63を作動して、それぞれ第1大入賞口22、もしくは、第2大入賞口74を開放すると共に、開放時間の計測を開始する。
第1大入賞口22の開放中には、ステップS57にて大入賞口22の入賞センサ22sが入賞を検知したかを判断し、一方、第2大入賞口74の開放中には、ステップS57にて大入賞口74の入賞センサ74sが入賞を検知したかを判断する。ここで、YESと判断した場合には、ステップS58へ移行してカウント数に1加算すると共に、次のステップS59にて、カウント数が最大カウント数以上となったか否かを判断する。ステップS59にてYESと判断した場合には、ステップS61へ移行し、第1大入賞口役物駆動部62、もしくは、第2大入賞口役物駆動部63を作動して、それぞれ、第1大入賞口22、もしくは、第2大入賞口74を閉塞する。一方、ステップS57及びステップS59にてNOと判断した場合には、ステップS60へ移行して、大入賞口22開放後、最大開放時間、即ち30秒経過したか否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS61にて大入賞口役物駆動部62、もしくは、第2大入賞口役物駆動部63を作動して第1大入賞口22もしくは第2大入賞口を閉塞する一方、NOと判断した場合には、ステップS57へ戻る。
ステップS61にて第1大入賞口22もしくは第2大入賞口74を閉塞した後は、ステップS62にてラウンド数が最大ラウンド数に等しいか否かを判断し、NOと判断した場合にはカウント数に1加算してステップS55へ戻る一方、イエスと判断した場合にはステップS63の大当たり遊技後の遊技状態設定処理へ移行し、該大当たり遊技後の遊技状態設定処理の終了後、リターンする。
次に図11に基づいて、スルーゲート21への遊技球通過を契機として、主制御部MCのROM112内の遊技プログラムで実行される普通図柄(以降、普図と記載するときあり)ゲーム処理の処理手続きを示す。先ずステップS90にて、普通図柄保留数が0か否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS90にて同じ判断を繰り返す。一方、NOと判断した場合にはステップS91に移行して普通図柄保留数を1減算すると共に、ステップS92にて抽選対象となる最先取得に係る乱数の退避処理、並びに該退避処理によって空きのできた普通図柄保留記憶領域の前詰処理を行う。次のステップS93では、普通図柄(以降、小当りと記載する)抽選を行う。具体的には、通常状態並びに時短状態ともに250個の当選判定値が格納された抽選テーブルを参照し、小当たり抽選テーブルに格納された当選判定値の何れかと、抽選対象となる大当たり抽選用乱数とが一致した場合には小当たり当選、一致しない場合にはハズレと判定する。
次のステップS94では、時短遊技中か否かを判断し、NOと判断した場合には、普図の変動時間を30秒にセットし、YESと判断した時には普図変動時間を3秒にセットする。次のステップS97で普通図柄の変動を開始し、ステップS98で、ステップS95もしくはステップS96でセットした変動時間か経過したか否かを判断する。NOの場合は、変動時間経過まで同じ処理を繰返し、YESの場合はステップ99で普通図柄変動を停止する。次にステップ100で普通図柄が当選したか否かを判断し、NOの場合はS90に戻り、YESの場合は、ステップS101の普通遊技処理に移行する。なお、上記のように、普通図柄表示部25は、例えば赤色と緑色の発光ダイオードが用いられており、当該抽選に当選したときは、所定時間変動した後に、緑色発光ダイオードGLが点灯し、ハズレのときは赤色発光ダイオードRLが点灯する。
普通遊技処理では、図12に示すように、先ずステップS110にて時短遊技中か否かを判断し、YESと判断した場合にはステップS111にて、開放時間に1.8秒、最大開放回数に3をセットする一方、NOと判断した場合にはステップS112にて、開放時間に0.5秒、最大開放回数に1をセットする。続くステップS113にて最大カウント数に9、ステップS114にて開放回数に1をそれぞれセットすると共に、ステップS115にてカウント数に0をセットし、ステップS116にて、第2始動口役物駆動部61を作動して電チュー20、即ち役物始動口19の開放、及び開放時間の計測を開始する。
第2始動口19の開放中には、ステップS117にて第2始動口19の入賞センサ19sが入賞を検知したかを判断し、YESと判断した場合には、ステップS118へ移行してカウント数に1加算すると共に、次のステップS119にて、カウント数が最大カウント数以上となったか否かを判断する。ステップS119にてYESと判断した場合には、ステップS120へ移行し、第2始動口役物駆動部61を作動して電チュー20、即ち第2始動口19を閉塞する。
一方、ステップS117及びS119にてNOと判断した場合には、ステップS121にて、役物始動口19開放後、最大開放時間が経過したか否かを判断し、YESと判断した場合には、ステップS122にて役物始動口19を閉塞してステップS123へ移行する一方、NOと判断した場合には、ステップS117へ戻る。次のステップS123では、開放回数が最大開放回数に等しいか否かを判断し、NOと判断した場合には、ステップS124にて開放回数に1加算すると共に計時を開始する。次のステップS125では、インターバル時間が経過したか否かを判断し、YESと判断した場合にはステップS116へ戻る一方、NOと判断された場合は、同じ判断を繰り返す。一方、ステップS123にてYESと判断した場合には、普通遊技処理を終了してリターンする。
次に図13を参照して、図10のステップS63の大当たり遊技後の遊技状態設定処理に相当する本実施例の各遊技モード及び遊技モード移行について説明する。本実施例の特別図柄の大当たり確率は、初期化後(RAMクリアしながら電源ON)の通常遊技時(低確率時であり、以降非確変時と記載する場合あり)が1100/65536(1/59.58)である。また、大当たり抽選に当選したときは、大当たり遊技終了後、大当たり種別に関わらず確変(高確率)遊技に移行し、当該確変遊技時では、大当たり当選確率は7000/65536(1/9.36)となる。つまり、本発明のパチンコ遊技機は、大当たり遊技時の確変突入率は100%であり、後述する確変継続リミッタ機能を起動させることが、遊技者に対する利益の少ない大当たり遊技時の出球なし遊技モードから遊技者に対する利益の大きい出球ありモードに移行する契機となる。
また、いわゆる初当たり後の、確変遊技状態は、以降3回の大当たり遊技実行まで継続し、3回目(前記初期化後の最初の大当たりを含めば4回目)の大当たり遊技後、確変リミッタ機能が作動して、通常遊技状態(低確率状態)に転落する。しかし、低確率状態以降、100回の時短遊技が実行される。前記初期化後の初めての大当たり遊技後の大当たり回数(いわゆる連荘回数)をST回数と記載することにする。前記初期化後の大当たり遊技終了時、もしくは、前記大当たり確定時にはST回数3回(確変リミッタが3回)がST残回数記憶手段157に記憶される。
本発明のパチンコ遊技機では、2つの始動口及びそれぞれに対応する特別図柄の役割を明確にすることにより、大当たり遊技時出球なしモード(第2遊技モード)と大当たり遊技時出球有りモード(第4遊技モード)とを作り出し、確変転落抽選に当選することなく、3回大当たりに当選したときに、第2遊技モードから第3遊技モードを経て第4遊技モードへ移行する契機となる第1確変リミッタと、第4遊技モードに復帰する契機となる第2確変リミッタとを具備している。第1特別図柄では基本的に大当たり時の出球がなく、第2特別図柄では大当たり時の出球があるという、2つの始動口及びそれぞれに対応する特別図柄の役割がより明確になり、リミッタ起動が、出球なしモードから出球有りモードへの契機となる従来にない重要な役目を担う。さらには、振分け確率は小さいが、第1遊技モード及び第2遊技モードでの大当たりで、大当たり遊技終了後、リミッタが起動することなく、第4遊技モードへ移行する大当たり(10R)を設けることによって、遊技性を多様化している。
図13及び図14を参照して、第1遊技モード(非確変・非時短モード)に対する主制御部110の処理フローについて説明する。なお、本実施例では、大当たり抽選に当選したときの大当たりラウンドの振分けは、いずれの遊技モードでも、2Rが85%、5Rが14%、10Rが1%である。しかし、この第1遊技モードでは、大当たりの大部分を占める2R大当たり遊技は、第1大入賞口22が2秒のインターバルを挟んで2回0.5秒間開くのみなので、ほとんど賞球を期待できない。一方、他の5R及び10Rは、遊技球が9球入賞するか、30秒間開口するかがラウンド終了条件であるので、賞球は得られる。しかし、第1大入賞口の賞球は遊技球1個のつき、3球なので、5R大当たりのときは、135球、10R大当たりのときは270球の賞球が得られるのみである。
前記第1遊技モードでは、大当たり抽選に当選したか否かを判断し(SP11)、非当選ならば、当選するまで判断を繰返す(SP11でNO)。当選したとき(SP11でYES)は、大当たり遊技を実行する(SP12)。大当たり遊技終了後、ST残回数を3に設定記憶する(SP13)。次に当該大当たりが10R大当たりのとき(SP14でYES)は、後述する第4遊技モード(確変時短モード)へ移行する。しかし、前記10R大当たりは、全大当たりの僅か1%なので、滅多に10R大当たりに当選することはない。また、当該大当たりが5Rもしくは2Rのとき(SP14でNOでSP16へ移行)は、後述する第2遊技モード(確変非時短モード)に移行する。
次に図13及び図15を参照して、第2遊技モード(確変・非時短モード)に対する主制御部110の処理フローについて説明する。まず、確変転落抽選に当選したか否かを判断し(SP21)、SP21でYESのときは、SP27の第1遊技モードへ移行する。一方、SP21でNOのときは、SP22へ移行し、大当たり抽選に当選したか否かを判断し(SP22)、非当選ならば(SP22でNO)、SP21へ移行する。当選したとき(SP22でYES)は、大当たり遊技を実行する(SP23)。次にST回数を1減算し(SP24)、ST回数=0か否かを判断する(SP25)。SP25でYESのときは、確変リミッタが起動し、第3遊技モードへ移行する(SP26)。SP25でNOのときは、SP28へ移行し先の大大当たりが10Rだったか否かを判断する。SP28でYESのときは、SP29の第4遊技モードへ移行する。SP28でNOのときは、SP21へ移行し、第2遊技モードを継続する。
次に、図13及び図16を参照して、第3遊技モード(非確変・時短モード)に対する主制御部110の処理フローについて説明する。まず、時短回数100回が時短残回数記憶手段158に記憶される(SP31)。次にSP32で時短残回数が0か否かを判断する。SP32でYESのときは、SP38の前記第1遊技モードへ移行する。つまり、当該第3遊技モードは、終了して、次の大当たり抽選判断処理は、前記第1遊技モードで実行することになる。一方、SP32でNOのときは、大当たり抽選に当選か否かを判断する(SP33)。SP33でYESのときは、SP35で大当たり遊技を実行する。SP33でNOのときはSP34へ進んで時短残回数から1減算した値を前記時短残回数記憶手段158に記憶したのち、SP32へ移行する。SP35で大当たり遊技を実行した後は、SP36へ移行して、ST残回数記憶手段157に「3」を記憶する。次にSP37の第4遊技モードへ移行する。
次に、図13及び図17を参照して、第4遊技モード(確変・時短モード)に対する主制御部MCの処理フローについて説明する。まず、時短回数100回が時短残回数記憶手段158に記憶される(SP41)。次に確変転落抽選に当選したか否かを判断する(SP42)。SP42でYESのときは、SP50の第5遊技モードへ移行する。SP42でNOのときは、時短残回数が「0」か否かを判断する(SP43)。SP43でYESのときは、SP51の第2遊技モードへ移行する。つまり、ここで当該第4遊技モードは終了し、つぎの遊技の大当たり抽選判断処理は第2遊技モードで実行される。SP43でNOのときは、大当たり抽選に当選したか否かを判断する(SP44)。SP44でNOのときは、SP49で時短残回数から1を減算し、SP42へ移行する。SP44でYESのときは、大当たり遊技を実行し(SP45)、ST残回数から1を減算する(SP46)。次にST残回数が「0」か否かを判断する(SP47)。SP47でNOのときは、SP42へ移行する。SP47でYESのときは、確変リミッタが起動してSP48の第3遊技モードへ移行する。
前記第4遊技モードでは、確変時短遊技なので、図2に示す第2始動口19に遊技球を入賞させるように、遊技者はいわゆる右打ちを実行する。第2始動口の上方には、普通図柄抽選ゲート21も設けているので、当該ゲートに遊技球を通過させつつ、電動式チューリップ20の開放延長機能が作動しているので、効率よく遊技球を第2始動口に入賞させることができ、持球を減らすことなく、早期に大当たり抽選に当選することが期待できる。前記第2始動口に対応する第2特別図柄で大当たりしたときは、前記第2大入賞口74が開放し、入賞1個あたりの賞球数は、15球と第1大入賞口の賞球数よりも多くなっている。さらに、前記第2特別図柄で大当たりしたときは2R大当たりでも、各ラウンドの終了条件は、遊技球が9個入賞するか、30秒間開放するまでとなり、およそ270球の賞球を獲得することができる。5R大当たりでは、およそ675球、10ラウンド大当たりではおよそ1350球の賞球を獲得することができる。
次に図13及び図18を参照して、第5遊技モード(非確変・時短モード)に対する主制御部MCの処理フローについて説明する。まず、第4遊技モードで確変転落抽選に当選したときの時短残回数を時短残回数記憶手段158に記憶する(SP61)。次に時短残回数が「0」か否かを判断する(SP62)。SP62でYESのときは、SP68の第1遊技モードへ移行する。つまり、ここで当該第5遊技モードは終了し、次の遊技の大当たり抽選判断処理は前記第1遊技モードで実行される。SP62でNOのときは、大当たり抽選に当選か否かを判断する(SP63)。SP63でNOのときは、時短残回数から1を減算し(SP64)、SP62へ移行する。SP63でYESのときは、大当たり遊技を実行し(SP65)、大当たり遊技終了後、ST回残回数記憶手段157に「3」を記憶する。次に、SP67の第4遊技モードに移行する。
本発明のパチンコ遊技機では、大当たり遊技時にほとんど出球の無い第2遊技モードで、確変転落抽選に当選することなく、3回大当たりに当選して、リミッタを起動し、低確率ではあるが、特別図柄の遊技を100回時短状態にすることにより、大当たり遊技時に高出球を享受できる第4遊技モードへ移行するチャンスモードを設ける。ちなみに第3遊技モードで大当たり抽選に当選し、第4遊技モードへ移行する期待値は、81.6%の高確率になる。
また、第4遊技モードで確変転落抽選に当選することなく、3回大当たりに当選することができれば、確変リミッタが作動し、第3遊技モードに移行し、また、81.6%の高確率で、第4遊技モードに移行することができる。
以上より、本発明のパチンコ遊技機は、2つの始動口及びそれぞれに対応する特別図柄の役割を明確にすることにより、大当たり遊技時出球なしモード(第2遊技モード)と大当たり遊技時出球有りモード(第4遊技モード)とを作り出し、第2遊技モードから第4遊技モードへ移行する契機となる第1確変リミッタと、第4遊技モードに復帰する契機となる第2確変リミッタを具備している。
次に、液晶表示部14並びにランプ75〜78の作動状態について説明する(図19参照)。ランプ76、77、78は、第2遊技モードでの大当たり回数を表示する。本パチンコ遊技機では、第2遊技モードは、第1遊技モードで大当たり(2R、5R)した後のみ移行してくるので、確変リミッタ「3」が記憶されている。確変リミッタが起動しない限り大当たり遊技後は100%確変遊技になるので、前記確変転落抽選に当選しなければ、当該第2遊技モードで大当たりに3回当選できる。大当たりのほとんどは、前記のようにほとんど出球の望めない2R大当たりである。
第1遊技モードから第2遊技モードへ移行した最初の大当たり抽選に当選確定したときには、特定音とともに壱ランプ76が点灯する。2回目の大当たり抽選に当選確定したときは、壱ランプ76に加え、特定音とともに弐ランプ77が点灯する。また、3回目の大当たりに当選確定すれば、壱ランプ76及び弐ランプ77に加えて、特定音とともに参ランプ78が点灯する。
なお、前記第2遊技モードで、前記演出図柄変動中に、チャンス予告として、例えば、図19(a)に示すように、液晶表示部14にキャラクタが登場して、大当たり抽選に当選している可能性を示唆する演出を実行しても良い。当該キャラクタの大当たり予告は、この予告がでると大当たり抽選に当選している可能性が高いという類のものでよい。大当たり抽選に当選しているときでもチャンス予告が出ない場合があっても良いし、大当たり抽選に当選していないときでもチャンス予告が出る場合があっても良い。
第2遊技モードで前記出球のほとんど期待できない2R大当たりに当選したときは、図19(b)に示すようなチャンス目が表示される。これが、第2遊技モードで3回目の大当たりであれば、前記壱ランプ76、弐ランプ77に引続き参ランプが点灯し、その後、荒神ランプ75が点灯して、時短遊技が始まるので、例えば、図19(c)のように、液晶表示部で、第2始動口に球を入賞させるべく、右打ちを報知する。
次に、図20を参照して、第2遊技モードで、確変リミッタが起動する前に、前記確変転落抽選に当選して、前記第1遊技モードに転落するときのランプ及び液晶表示部14について説明する。例えば、第2遊技モードで、壱ランプ76と弐ランプ77が点灯している状態で、液晶表示部14の演出図柄変動中に前記確変転落抽選に当選した可能性を示唆する悪役キャラクタを登場させて、転落予告を実行しても良い(図20a)。実際に確変転落抽選に当選したときは、前記演出図柄が「×××」で揃う(図20b)。その後、悪役キャラクタを登場させて、第1遊技モードに転落したことを報知するとともに、壱ランプ76、弐ランプ77が消灯する(図20c)。
次に、図21を参照して、前記確変転落抽選に当選したかのようなガセ報知について説明する。例えば、第2遊技モードで、壱ランプ76と弐ランプ77が点灯している状態で、実際には前記確変転落抽選に当選していないのに、液晶表示部14の演出図柄変動中に前記確変転落抽選に当選した可能性を示唆する悪役キャラクタを登場させて、ガセ報知を実行しても良い(図21a)。このときは、実際には確変転落抽選には、当選していないので、前記演出図柄は通常のハズレ出目で停止する(図21b)。そして、再度悪役キャラクタが登場して、今回は、第1モードに転落しなかったことを報知する(図21c)。
一方、第4遊技モードでも、図17の大当たり抽選に当選したことが確定するごとに、壱ランプ76、弐ランプ77、参ランプ78を点灯していっても良い。また、図20及び図21の確変転落抽選報知は、遊技者は利益の大きい第4遊技モードから転落することを最も恐れるので、ガセを含んだ当該報知は、特に遊技者のドキドキ感が高まる効果がある。
次に、図22を参照して、本発明の遊技機を8時間稼動したときの出球のスランプグラフについて説明する。パチンコ遊技機のスペックは図13に示したとおりである。図22のグラフは、縦軸が出球の純増球数であり、横軸が時間で1メモリ1時間である。丸印が大当たりしたときを表している。出球が増加する期間(A1、A2、A3)と出球が減少する期間(B1、B2)はっきりしており、店舗側にも遊技者側にもメリットのある状態を作り出すことができる。つまり、第1遊技モード/第2遊技モードループに滞在しているときは、大当たりに当選しても、出球が増えず、遊技球を消費していく店舗側に有利な状態であり、第3遊技モード/第4遊技モードループに滞在している時は、出球の増加する遊技者に有利な状態である。また、例えばa地点が、リミッタが起動して、出球なしモードから出球有りモードに切換ったところである。
さらには、図22より、遊技者が出玉を獲得する時(A1、A2、A3)は、相対的に短時間で、純増球数が増加し、遊技者に連荘の醍醐味を体験させることができるとともに、遊技者が負ける時は、つまり、純増球数が減る場合(B1、B2)には、相対的に長時間要するので、例え負けるにしても、遊技者に強い費用負担をかけることなく、遊技を楽しめるという効果がある。
次に第2実施例について以下に説明する。図1〜図12までは、第1実施例と同じなので、省略する。図23を参照して、図10のステップS63の大当たり遊技後の遊技状態設定処理に相当する本実施例の各遊技モード及び遊技モード移行について説明する。本実施例の特別図柄の大当たり確率は、初期化後(RAMクリアしながら電源ON)の第1遊技モード(低確率時であり、以降非確変非時短と記載する場合あり)が1100/65536(1/59.58)である。また、大当たり抽選に当選したときは、大当たり遊技終了後、大当たり種別に関わらず確変(高確率)遊技に移行し、当該確変遊技時では、大当たり当選確率は5000/65536(1/13.11)となる。つまり、本発明のパチンコ遊技機は、大当たり遊技時の確変突入率は100%であり、後述する確変転落抽選に当選することなく、確変継続リミッタ機能を起動させることが、遊技者に対する利益の少ない大当たり遊技時の出球なし遊技モード(第2遊技モード)から遊技者に対する利益の大きい出球ありモード(第4遊技モード)に移行する契機となる。
また、いわゆる初当たり後の、確変遊技状態は、確変転落抽選に当選しない限り、以降5回の大当たり遊技実行まで継続し、5回目(前記初期化後の最初の大当たりを含めば6回目)の大当たり遊技後、確変リミッタ機能が作動して、通常遊技状態(低確率状態)に転落する。しかし、低確率状態以降、100回の時短遊技が実行される。前記初期化後の初めての大当たり遊技後の大当たり回数(いわゆる連荘回数)をST回数と記載することにする。前記初期化後の大当たり遊技終了時にはST回数5回(確変リミッタが5回)がST残回数記憶手段157に記憶される。
図23及び図24を参照して、第1遊技モード(非確変・非時短モード)に対する主制御部110の処理フローについて説明する。なお、本実施例では、大当たり抽選に当選したときの大当たりラウンドは、いずれの遊技モードでも、2Rのみであるが、第1特別図柄の大当たり図柄はAとBとの2種類有る。この第1遊技モードでは、前記いずれの大当たり図柄でも第1大入賞口22が2秒のインターバルを挟んで2回0.3秒間開くのみなので、第1実施例よりもさらに、ほとんど賞球を期待できない。
前記第1遊技モードでは、大当たり抽選に当選したか否かを判断し(SP71)、非当選ならば、当選するまで判断を繰返す(SP71でNO)。当選したとき(SP71でYES)は、大当たり遊技を実行する(SP72)。大当たり遊技終了後、ST残回数を5に設定記憶する(SP73)。次に当該大当たりが特別図柄Aで大当たり(全体の91%)のとき(SP74でYES)は、後述する第2遊技モード(確変非時短モード)へ移行する。また、当該大当たりが特別図柄Bで大当たり(全体の9%)のとき(SP74でNOでSP76へ移行)は、後述する第4遊技モード(確変時短モード)に移行する。
次に図23及び図25を参照して、第2遊技モード(確変・非時短モード)に対する主制御部110の処理フローについて説明する。まず、確変転落抽選に当選したか否かを判断し(SP81)、SP81でYESのときは、SP89の第1遊技モードへ移行する。一方、SP81でNOのときは、SP82へ移行し、大当たり抽選に当選したか否かを判断し、非当選ならば(SP82でNO)、SP81へ移行する。当選したとき(SP82でYES)は、大当たり遊技を実行する(SP83)。次にST回数を1減算し(SP84)、ST回数=0か否かを判断する(SP85)。SP85でYESのときは、確変リミッタが起動し、第3遊技モードへ移行する(SP88)。SP85でNOのときは、SP86へ移行し、今回の大当たり図柄はBであったか否かを判断する。SP86でYESのときは、SP87の第4遊技モードへ移行する。SP86でNO(即ち、今回の大当たり図柄はA)のときは、SP81に移行する。
次に、図23及び図26を参照して、第3遊技モード(非確変・時短モード)に対する主制御部110の処理フローについて説明する。まず、時短回数100回が時短残回数記憶手段158に記憶される(SP91)。次にSP92で時短残回数が0か否かを判断する。SP92でYESのときは、SP98の前記第1遊技モードへ移行する。つまり、ここで、当該第3遊技モードは終了し、次の遊技の大当たり抽選判断処理は、前記第1遊技モードで実行される。一方、SP92でNOのときは、大当たり抽選に当選か否かを判断する(SP93)。SP93でYESのときは、SP95で大当たり遊技を実行する。SP93でNOのときはSP93へ進んで時短残回数から1減算した値を前記時短残回数記憶手段158に記憶したのち、SP92へ移行する。SP95で大当たり遊技を実行した後は、SP96へ移行して、ST残回数記憶手段157に「5」を記憶する。次にSP97の第4遊技モードへ移行する。
次に、図23及び図27を参照して、第4遊技モード(確変・時短モード)に対する主制御部MCの処理フローについて説明する。まず、時短回数100回が時短残回数記憶手段158に記憶される(SP101)。次に確変転落抽選に当選したか否かを判断する(SP102)。SP102でYESのときは、SP110の第5遊技モードへ移行する。SP102でNOのときは、時短残回数が「0」か否かを判断する(SP103)。SP103でYESのときは、SP111の第2遊技モードへ移行する。つまり、ここで当該第4遊技モードは終了し、次の大当たり抽選判断処理は、前記第2遊技モードで実行される。SP103でNOのときは、大当たり抽選に当選したか否かを判断する(SP104)。SP104でNOのときは、SP109で時短残回数から1を減算し、SP102へ移行する。SP104でYESのときは、大当たり遊技を実行し(SP105)、ST残回数から1を減算する(SP106)。次にST残回数が「0」か否かを判断する(SP107)。SP107でYESのときは、確変リミッタが起動してSP108の第3遊技モードへ移行する。SP107でNOのときは、SP112の第4遊技モードに滞在する。
前記第4遊技モードでは、確変時短遊技なので、図2に示す第2始動口19に遊技球を入賞させるように、遊技者はいわゆる右打ちを実行する。第2始動口の上方には、普通図柄抽選ゲート21も設けているので、当該ゲートに遊技球を通過させつつ、電動式チューリップ20の開放延長機能作動を利用し、効率よく遊技球を第2始動口に入賞させることができ、持球を減らすことなく、早期に大当たり抽選に当選することが期待できる。前記第2始動口に対応する第2特別図柄の大当たり図柄は1種類であり、前記第2大入賞口が開放し、入賞1個あたりの賞球数は、15球と第1大入賞口の賞球数よりも多くなっている。さらに、前記第2特別図柄で大当たりしたときは2R大当たりでも、各ラウンドの終了条件は、遊技球が8個入賞するか、30秒間開放するまでとなり、およそ240球の賞球を獲得することができる。
次に図23及び図28を参照して、第5遊技モード(非確変・時短モード)に対する主制御部MCの処理フローについて説明する。まず、第4遊技モードで確変転落抽選に当選したときの時短残回数を時短残回数記憶手段158に記憶する(SP121)。次に時短残回数が「0」か否かを判断する(SP122)。SP122でYESのときは、SP128の第1遊技モードへ移行する。つまり、ここで当該第5遊技モードは終了し、つぎの遊技の大当たり抽選判断処理は、前記第1遊技モードで実行される。SP122でNOのときは、大当たり抽選に当選か否かを判断する(SP123)。SP123でNOのときは、時短残回数から1を減算し(SP124)、SP122へ移行する。SP123でYESのときは、大当たり遊技を実行し(SP125)、大当たり遊技終了後、ST回残回数記憶手段157に「5」を記憶する(SP126)。次に、SP127の第4遊技モードに移行する。
本発明のパチンコ遊技機では、大当たり遊技時にほとんど出球の無い第2遊技モードで、確変転落抽選に当選することなく、5回大当たりに当選して、リミッタを起動し、低確率ではあるが、特別図柄の遊技を100回時短状態にすることにより、大当たり遊技時に高出球を享受できる第4遊技モードへ移行するチャンスモードを設ける。ちなみに第3遊技モードで大当たり抽選に当選し、第4遊技モードへ移行する期待値は、81.6%の高確率になる。
また、第4遊技モードで確変転落抽選に当選することなく、3回大当たりに当選することができれば、確変リミッタが作動し、第3遊技モードに移行し、また、81.6%の高確率で、第4遊技モードに移行することができる。
以上より、本発明のパチンコ遊技機は、2つの始動口及びそれぞれに対応する特別図柄の役割を明確にすることにより、大当たり遊技時出球なしモード(第2遊技モード)と大当たり遊技時出球有りモード(第4遊技モード)とを作り出し、第2遊技モードから第4遊技モードへ移行する契機となる第1確変リミッタと、第4遊技モードに復帰する契機となる第2確変リミッタを具備している。特に実施例2のほうは、第1特別図柄では基本的に大当たり時の出球がないので、2つの始動口及びそれぞれに対応する特別図柄の役割がより明確になり、リミッタ起動が、出球なしモードから出球有りモードへの契機となる、従来にない重要な役目を担う。さらには、第1遊技モード及び第2遊技モードでの大当たりで、大当たり遊技終了後、リミッタが起動することなく、第4遊技モードへ移行する大当たり(2R_B)を設けることによって、遊技性を多様化している。
なお、大当たりが確定した時のランプと液晶演出とは、図19〜図21と同様である。ただし、確変大当たり継続回数を示すランプは、リミッタ起動回数が大当たり継続5回なので「壱」、「弐」、「参」、「肆」、「伍」の5種類設置されることになる。
次に、図29を参照して、本発明の遊技機を8時間稼動したときの出球のスランプグラフについて説明する。パチンコ遊技機のスペックは図23に示したとおりである。図23のグラフは、縦軸が出球の純増球数であり、横軸が時間で1メモリ1時間である。出球が増加する期間(A1、A2)と出球が減少する期間(B1)とがはっきりしており、店舗側にも遊技者側にもメリットのある状態を作り出すことができる。丸印が大当たりに当選したことを表している。また、例えばa地点が、リミッタが起動して、出球なしモードから出球有りモードに切換ったところである。つまり、第1遊技モード/第2遊技モードループに滞在しているときは、大当たりに当選しても、出球が増えず、遊技球を消費していく店舗側に有利な状態であり、第3遊技モード/第4遊技モードループに滞在している時は、出球の増加する遊技者に有利な状態である。
さらには、図29より、遊技者が出玉を獲得する時(A1、A2)は、相対的に短時間で、純増球数が増加し、遊技者に連荘の醍醐味を体験させることができるとともに、遊技者が負ける時は、つまり、純増球数が減る場合(B1)には、相対的に長時間要するので、例え負けるにしても、遊技者に強い費用負担をかけることなく、遊技を楽しめるという効果がある。
本発明のパチンコ機によれば、第1実施例と第2実施例のスペックから分かるように、例えば、大当たり当選確率、確変転落抽選当選確率、大当たりラウンドの振分け率、第1遊技モードから第4遊技モードへの移行率等を適宜設計することにより、実用的で多様性のある出玉設計を実現することが可能である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
本発明のパチンコ遊技機の筐体斜視図である(第1実施例、第2実施例共通)。 遊技盤を含むパチンコ遊技機の正面図である(第1実施例、第2実施例共通)。 図柄表示部の拡大図である(第1実施例、第2実施例共通)。 本発明のパチンコ機の電気制御ブロック図である(第1実施例、第2実施例共通)。 第1始動口処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 第2始動口処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 スルーゲート処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 特別図柄遊技処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 特別図柄変動開始前処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 大当たり遊技処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 普通図柄遊技処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 普通遊技処理のフローである(第1実施例、第2実施例共通)。 遊技モード状態及び移行図である(第1実施例)。 第1遊技モードの制御フローである(第1実施例)。 第2遊技モードの制御フローである(第1実施例)。 第3遊技モードの制御フローである(第1実施例)。 第4遊技モードの制御フローである(第1実施例)。 第5遊技モードの制御フローである(第1実施例)。 報知ランプ及び液晶表示の一例その1である(第1実施例、第2実施例共通)。 報知ランプ及び液晶表示の一例その2である(第1実施例、第2実施例共通)。 報知ランプ及び液晶表示の一例その3である(第1実施例、第2実施例共通)。 本発明のパチンコ遊技機の出球のスランプグラフである(第1実施例)。 遊技モード状態及び移行図である(第2実施例)。 第1遊技モードの制御フローである(第2実施例)。 第2遊技モードの制御フローである(第2実施例)。 第3遊技モードの制御フローである(第2実施例)。 第4遊技モードの制御フローである(第2実施例)。 第5実施例の特別図柄変動時間選択テーブルである。 本発明のパチンコ遊技機の出球のスランプグラフである(第2実施例)。
符号の説明
1 パチンコ遊技機の筐体、 5 遊技盤、 14 液晶表示部、 CN 遊技制御装置、 MC 主制御部、 111CPU、 120 第1周辺制御部、 121 CPU、 130 第2周辺制御部、 131 CPU

Claims (2)

  1. 遊技開始条件となる第1始動口及び第2始動口から成る遊技媒体通過特定領域と、
    遊技媒体が前記第1始動口を通過することを条件とした第1特別図柄抽選と、遊技媒体が前記第2始動口を通過することを条件とした第2特別図柄抽選とをそれぞれ独立して行う抽選手段と、
    前記第1特別図柄抽選での当否及び前記第2特別図柄抽選での当否を判断する抽選結果判断手段と、
    前記第1特別図柄抽選と前記第2特別図柄抽選とのそれぞれに対応した識別情報を変動表示可能な表示部と、
    前記抽選結果判断手段での判断結果に基づき、前記識別情報が所定時間変動した後、表示結果が予め定められた特定の表示態様になったことに応じて、遊技者にとって有利となる特別遊技を生起させる特別遊技生起手段と、
    前記第2始動口に遊技媒体が入る難易度を変化させる変位部材を制御する変位部材制御手段と、
    前記特別遊技を生起させる前記抽選手段での当選確率が相対的に低い非確変、または前記特別遊技を生起させる前記抽選手段での当選確率が相対的に高い確変に制御する当選確率制御手段と、
    前記変位部材制御手段により前記第2始動口に遊技媒体が相対的に入り難くすることで遊技消化効率を低くした非時短、または前記変位部材制御手段により前記第2始動口に遊技媒体が相対的に入り易くすることで遊技消化効率を高くした時短に制御する遊技消化効率制御手段と、
    前記当選確率制御手段により確変に制御しているとき、前記識別情報の変動毎に、非確変に転落させる抽選を実行する転落抽選手段と、
    非確変で非時短となる第1遊技モードと、
    確変で非時短となる第2遊技モードと、
    非確変で、前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、時短となる第3遊技モードと、
    確変で、前記識別情報の変動回数が所定回数以内の間、時短となる第4遊技モードと、
    確変で、前記識別情報の変動回数が前記第4遊技モードでの非確変への転落時に残る時短が継続する残回数を上限に時短となる第5遊技モードとを、記憶している遊技モード記憶手段と、
    前記特別遊技は、非時短となる遊技モードにおいて前記第1始動口への遊技媒体の通過を条件とした前記第1特別図柄抽選で当選した結果実行される、特別遊技中の賞球の獲得及び特別遊技後の時短の獲得に対する期待値が相対的に低い第1特別遊技と、時短となる遊技モードにおいて前記第2始動口への遊技媒体の通過を条件とした前記第2特別図柄抽選で当選した結果実行される、特別遊技中の賞球の獲得及び特別遊技後の時短の獲得に対する期待値が相対的に高い第2特別遊技とを含み、
    前記特別遊技が終了したとき又は時短が継続する回数が上限を超えたとき若しくは前記転落抽選手段で当選したときを含む所定の条件が成立したことを条件に、現在の遊技モードを新たな遊技モードに移行させる遊技モード移行手段と、
    前記特別遊技の終了後に、確変のまま前記特別遊技が連続する高確率継続回数を記憶する高確率遊技継続回数記憶手段と、
    前記高確率継続回数を所定の表示部に報知する高確率継続回数報知手段と、
    前記高確率継続回数が所定の回数に達したことを条件に作動して、前記特別遊技の終了後、前記第2遊技モードから前記第3遊技モードに移行させて確変から非確変にする第1リミッタ起動手段と、
    前記高確率継続回数が所定の回数に達したことを条件に作動して、前記特別遊技の終了後、前記第4遊技モードから前記第3遊技モードに移行させて確変から非確変にする第2リミッタ起動手段とを、具備し、
    前記第1リミッタ起動手段又は前記第2リミッタ起動手段が作動しない場合、前記特別遊技の終了後、確変とすることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記第1始動口と前記第2始動口は、一つの遊技媒体については、いずれか一方のみ通過できる遊技盤上の領域であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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