JP5300409B2 - コンクリート敷設用型枠 - Google Patents

コンクリート敷設用型枠 Download PDF

Info

Publication number
JP5300409B2
JP5300409B2 JP2008271971A JP2008271971A JP5300409B2 JP 5300409 B2 JP5300409 B2 JP 5300409B2 JP 2008271971 A JP2008271971 A JP 2008271971A JP 2008271971 A JP2008271971 A JP 2008271971A JP 5300409 B2 JP5300409 B2 JP 5300409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
rod
concrete
contact surface
surface portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008271971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010101039A (ja
Inventor
雅彦 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippo Corp
Original Assignee
Nippo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippo Corp filed Critical Nippo Corp
Priority to JP2008271971A priority Critical patent/JP5300409B2/ja
Publication of JP2010101039A publication Critical patent/JP2010101039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5300409B2 publication Critical patent/JP5300409B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Description

本発明は、コンクリートの敷設時に使用される型枠に関する。
道路や駐機場などのコンクリート舗装を敷設する際には、その舗装幅員の両側に型枠を設置し、該型枠内にコンクリートを打設する。このコンクリート敷設用の型枠には、特許文献1に示されるように、コンクリート仕上げ機などの敷設機械を走行させるために、鉄道同様のレールを備えたものがある。すなわち、当該型枠は、舗装幅員の両側に沿わせて立設される、コンクリートとの当接面部と、該当接面部の背面側(コンクリート打設側とは反対側)に延設されて路盤に固定され、当接面部が位置ずれしないように背面側から支持する支持部と、を含んで構成され、レールが、その支持部上に取り付けられる。このようなレールは鉄製で、支持部上に、専用のレール押さえによって装着される(特許文献1の第9頁等参照)。
実開昭61−093504号公報
上記レールは、舗装形状に従って型枠を設置した後に、現場にて取り付けられるもので、その取付作業においては、型枠の支持部上における装着部位までクレーンにより吊り上げ、そしてレール押さえによって動かないようにしっかり装着する。したがってレールは、取付作業において、敷設機械を走行させる距離の全行程分の長さが一度に装着される。一般的なレールは、12〜22kg/mの重量があり、1本が3m又は5mの長さで、これを例えば25m程度の敷設機械走行行程に使用するのであれば、片側5本〜8本を取付作業にて装着しなければならない。
このレール取付作業は、レール重量もあって手間のかかる作業であり、且つ敷設機械を走行させる全行程分のレール費用も安いものではない。このような事情に鑑みて本発明は、レール取付作業が従来よりも簡単であり、コストを抑制することの可能なコンクリート敷設用型枠を提案するものである。
上記課題を解決するためにここで提案するコンクリート敷設用型枠は、コンクリートとの当接面部と、該当接面部の背面側に延設されて路盤に固定され、前記当接面部を背面側から支持する支持部と、該支持部上面において、前記当接面部の延長方向へ一列に立設された複数の棒状部材と、前記当接面部と前記棒状部材との間に、取り外し可能に取り付けられるレールと、を含んで構成され、前記当接面部と前記棒状部材との間には、前記レールを上から挿入できる間隔があけられており挿入された前記レールを前記当接面部と前記棒状部材とで挟んでその左右方向の動きを規制する、ことを特徴とする。
コンクリート敷設用型枠に取り付けるレールは、左右方向の動きが規制されていれば、上下方向の多少の動きは許容される。ここに着目して、本提案に係るコンクリート敷設用型枠は、当接面部と棒状部材とでレールを挟み込んで左右方向の動きを規制し、上下方向には、支持部上面にてレールを下支えするものとしている。したがって、レールの取付作業は、当接面部と棒状部材との間に上からレールを落とし込むという簡単な作業で済む。
そして、当接面部と棒状部材との間に上からレールを落とし込んであるだけなので、敷設機械が走り終わったレールを取り外して、敷設機械が走っていく先へ使い回すといった施工法が可能となる。すなわち、例えば上述の例のような3mや5mなどの所定の長さのレールを片側2本用意しておけば、敷設機械の全走行行程を賄うことができる。したがって、コスト抑制に貢献する。
図1に、コンクリート敷設用型枠の実施形態を、斜視図で示している。
このコンクリート敷設用型枠は、舗装幅員の両側に沿わせて立設される、コンクリートとの当接面部1と、該当接面部1の背面側(コンクリート打設側とは反対側)に延設されて路盤に固定され、当接面部1が設置位置から位置ずれしないように背面側から支持する支持部2と、を含んで構成される。本実施形態の型枠は山形鋼(断面L字形)を使用して形成されており、その一辺が当接面部1、他辺が支持部2とされている。
支持部2には、溝形鋼(断面コ字形)がその開口部を下にして溶接され、多数のリブ2aを構成している。すなわち、リブ2aを構成する溝形鋼は、その軸方向が当接面部1の延長方向(矢示X)と直交するようにして溶接されており、直立した当接面部1を背面から支えている。
本実施形態の支持部2において支持部上面となるのはリブ2aの上面であり、該リブ2aの上面に、棒状部材3が立設されている。棒状部材3は、すべてのリブ2a上面に設けてもよいが、図示のように1つおきとすることも、あるいは場合によっては2つおき、3つおき等とすることもできる。これら複数の棒状部材3は、当接面部1の延長方向へ一列(数mm〜数cm程度のずれは許容される)となるように立設されており、当接面部1と該棒状部材3との間には、レール4を挿入できるだけの間隔があけられている。
この当接面部1と棒状部材3との間に保持されるレール4には、本実施形態の場合、塩化ビニール製の直管が利用されている。ただし、これに限られるわけではなく、その他の樹脂製直管や棒状材(柱材)、あるいは、金属製直管や棒状材、木製の棒状材(いずれも断面円形、断面角形とすることができる)などを使用してもよい。軽さと強度、及びコストの兼ね合いからすると、樹脂製直管をレール4として使用するのが適している。レール4は、所定の長さ、例えば1本が3m〜5mの長さの樹脂製直管を利用し、後述のように使い回して使用することになる。
棒状部材3は、リブ2aの上面に溶接などで立設したものとすることも可能であるが、図2の端面図に示すように、型枠を路盤に固定するためのピン部材を棒状部材3として利用することができる。このピン部材3は、リブ2aを形成してある部分の支持部2を上下に貫通して路盤に打ち込まれた型枠固定用の鉄ピンであり、本実施形態の場合、該ピン部材3においてリブ2aの上面から突出している頭部を棒状部材として利用する。これにより、部材コストを低減することができる。
図2に示すように、型枠に保持したレール4の上には、コンクリート仕上げ機(足場車等)のような敷設機械10の車輪11を載せて走行させる。車輪11は、両側部にフランジが形成された戸車形状のもので、レール4は、このような車輪11が脱輪し難いものを使用する。例えば、レール4が円管又は円柱のものである場合は、そのレール直径(外径)をφとすると、φ=t+(W/4t)±αで算出される直径とすると良い。式中のtは車輪11の溝の深さ、Wは溝の幅、αは0〜W/5である。また、レール4が角管又は角柱のものである場合は、該レール断面の一辺の幅(車輪11と当接する面の幅)がWを越えないものとすると良い。
実際に現場にて型枠を設置するにあたっては、図1のような型枠を、当接面部1の延長方向に複数繋ぎ合わせて設置する。レール4は、その繋ぎ合わせて設置した複数の型枠の全長に亘って取り付ける必要はなく、取り扱いやすい3m程の長さのものが、片側最低2本用意してあればよい。すなわち、設置した型枠において、敷設機械10を走行させ始める初期位置における当接面部1と棒状部材3との間に、2本のレール4を当接面部1の延長方向に並べて保持させる(舗装の片側につき)。当該レール4の取付作業は、レール4として樹脂製直管を使用することにより、人力で行える。そして、最初のレール4上に敷設機械10の車輪11を載せ、施工を開始する。敷設機械10が、1本のレール4を走り終えたら、該走り終わったレール4を取り外し、現在敷設機械10が走行している後続のレール4の先へ続けて、取り外したレール4をもう一度取り付ける。当該作業も人力で行え、これを繰り返すことで、片側2本のレール4を使い回して最後まで施工することができる。
図3に、コンクリート敷設用型枠の他の実施形態を図2相当の端面図で示している。
図3の型枠は、当接面部及び支持部が図2の実施形態と異なっている。すなわち、当該型枠は、H形鋼を使用して形成されており、その一方のフランジ部が当接面部1、他方のフランジ部2a及びこれらの間のウェブ部2bが支持部2とされている。本実施形態の場合、ウェブ部2bの上面が支持部2上面となり、図1及び図2の実施形態と同様の棒状部材3が、該支持部2上面に立設されている。すなわち、棒状部材3は、ウェブ部2bを上下に貫通して路盤に打ち込まれたピン部材3の頭部を利用してある。この棒状部材3と当接面部1との間に保持されるレール4は、図1及び図2の実施形態と同じものである。
コンクリート敷設用型枠の第1実施形態を示した斜視図。 第1実施形態のコンクリート敷設用型枠の端面図。 コンクリート敷設用型枠の第2実施形態を示した端面図。
符号の説明
1 当接面部
2 支持部
3 棒状部材(ピン部材)
4 レール

Claims (4)

  1. コンクリートとの当接面部と、
    該当接面部の背面側に延設されて路盤に固定され、前記当接面部を背面側から支持する支持部と、
    該支持部上面において、前記当接面部の延長方向へ一列に立設された複数の棒状部材と、
    前記当接面部と前記棒状部材との間に、取り外し可能に取り付けられるレールと、
    を含んで構成され、
    前記当接面部と前記棒状部材との間には、前記レールを上から挿入できる間隔があけられており挿入された前記レールを前記当接面部と前記棒状部材とで挟んでその左右方向の動きを規制する、
    ことを特徴とするコンクリート敷設用型枠。
  2. 前記レールが円形断面を有する場合には、当該レールの外径φ、当該レール上を移動する車輪溝の深さt及び車輪溝の幅Wが下式を満たし、
    φ=t+(W /4t)±α、 α=0〜W/5
    前記レールが矩形断面を有する場合には、当該レールの前記車輪と当接する面の幅が前記車輪溝の幅Wを超えない、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート敷設用型枠。
  3. 前記棒状部材として、前記支持部を路盤に固定するために前記支持部を貫通して路盤へ打ち込まれたピン部材の頭部が利用されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート敷設用型枠。
  4. 前記レールが樹脂製の直管であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のコンクリート敷設用型枠。
JP2008271971A 2008-10-22 2008-10-22 コンクリート敷設用型枠 Active JP5300409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271971A JP5300409B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 コンクリート敷設用型枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271971A JP5300409B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 コンクリート敷設用型枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010101039A JP2010101039A (ja) 2010-05-06
JP5300409B2 true JP5300409B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=42291911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271971A Active JP5300409B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 コンクリート敷設用型枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5300409B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066130A (ja) * 2012-09-08 2014-04-17 Marubeni Protechs Corp H鋼による短期間で大量施工を可能とするコンクリート基礎工法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4623774Y1 (ja) * 1966-08-17 1971-08-17
JPS6073903A (ja) * 1983-09-30 1985-04-26 アオイ化学工業株式会社 セメントコンクリ−ト舗装用型枠及びレ−ルの固定装置
JPH0124178Y2 (ja) * 1984-11-22 1989-07-24
JPH04272305A (ja) * 1991-02-26 1992-09-29 Sankei Giken Kogyo Kk コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010101039A (ja) 2010-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4491030B2 (ja) アンカーボルトセット装置
US20100175205A1 (en) Scaffold Arrangement and Method for Repairing the Edge Structure of a Concrete Bridge
KR100757958B1 (ko) 선형유도전동기에서 선형유도전동기 패널의 부설을 위한인서트 매립 장치
CN202090605U (zh) 一种工具式楼面平整度、楼板负筋保护层控制装置
JP2008095363A (ja) ガードフェンス
JP5484983B2 (ja) 橋梁移動作業装置の組立て方法及び解体方法
JP4185901B2 (ja) 軌道スラブ敷設位置調整装置
JP5300409B2 (ja) コンクリート敷設用型枠
JP2007126925A (ja) 橋梁施工工法
JP5187969B2 (ja) 直上高架橋の施工装置及び施工方法
KR101082418B1 (ko) 교량용 슬래브 성형을 위한 거푸집 장치
JP4816503B2 (ja) 埋設レール装置
JP3816498B2 (ja) プレキャストコンクリート版の連続布設方法
JP2006316506A (ja) 橋桁の構築方法
KR101458452B1 (ko) 철도 콘크리트도상의 침목 철거장치
JP2004285607A (ja) コンクリートの水平面出し方法及び水平面出し補助具、並びに鉄筋用スペーサ
JP5863131B1 (ja) 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法
KR200430300Y1 (ko) 건축물의 슬래브 성형을 위한 거푸집 받침장치에 적합한보강받침대
CN218969705U (zh) 一种路基路面的施工钢模结构
JP5356943B2 (ja) 駐輪スタンド
KR101544704B1 (ko) 철도 가설교량 및 그 시공방법
JP3140674U (ja) タイバー保持具
JP3153840U (ja) 忍び返し誘導板ユニット
KR101248860B1 (ko) 개착공법용 가시설 받침대 및 이를 이용한 개착공법용 가시설 구조물
KR200422655Y1 (ko) 전동 파렛트용 레일의 설치구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5300409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250