JPH04272305A - コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法 - Google Patents

コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法

Info

Publication number
JPH04272305A
JPH04272305A JP5381491A JP5381491A JPH04272305A JP H04272305 A JPH04272305 A JP H04272305A JP 5381491 A JP5381491 A JP 5381491A JP 5381491 A JP5381491 A JP 5381491A JP H04272305 A JPH04272305 A JP H04272305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
rail support
rail
concrete pavement
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5381491A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsushi Otagawa
太田川 充司
Kaneyuki Takagi
高木 謙行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankei Giken Kogyo Co Ltd filed Critical Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Priority to JP5381491A priority Critical patent/JPH04272305A/ja
Publication of JPH04272305A publication Critical patent/JPH04272305A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路のコンクリート舗装
時にコンクリート舗装部の側面を形成するために使用す
る新規な型枠体およびその型枠体を用いる連続型枠壁面
の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート舗装の最新の技術として、
舗装する道路の両側にレールを設置し、このレール上を
コンクリート舗装工事車両が走行しながらコンクリート
を舗装面に流し、且つ表面を平らに均す工法がある。
【0003】この工法においてコンクリート舗装部の側
面を形成するのに図7に示すように厚鋼板製でレール支
持台73と一体になった一定長さの型枠体71が使用さ
れている。実際の施工に当たっては、予めレール74が
取付けられている型枠体71を現場に運搬し、この型枠
体71を被施工道路の両側に沿って並べて固定すること
によりレールを敷設する。この作業によりレールの敷設
と同時に道路両側面型枠壁面が連続して形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法はレールの
敷設と型枠の設置が同時に行われる効率の良い工法であ
るが、型枠体が厚鋼板製であるため下記の問題点がある
。 (1)型枠面にコンクリートが付着し、この除去に多大
な労力を要する。 (2)重量が重く(約70kg/m)、輸送時の積み降
ろし、現場での設置作業、一車当たりの輸送数量等の点
から軽量化が要望されている。 (3)錆びやすいので保守管理が容易でない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する手
段として型枠体をプラスチック化することが考えられる
が、レールの上を走行する舗装工事車両の重量は、積載
するコンクリートを含めて30トンを越え、汎用のプラ
スチック単体でこの重量に耐え且つ軽量の構造にするこ
とは至難である。
【0006】本発明者はレール支持台(以下支持台とい
う)と型枠とを分離して構成することを考えた。この型
枠と支持台とを分離した構成の優位性を保ちつつ型枠を
固定する手段について種々工夫を重ね、新規な型枠体と
、それを使用する連続型枠壁面を構成する方法を発明し
た。
【0007】すなわち本発明の形枠体は、型枠とレール
支持台とを分離して構成し、その型枠を、壁面を形成す
る型枠部とその型枠部をレール支持台に固定する連結部
とで構成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明の方法は、被舗装道路の両側
に、コンクリート舗装工事車両走行用レールを支持する
と共に、型枠を取付け固定するレール支持台を設置し、
次いでレール支持台の脇に型枠を、その型枠部が被舗装
道路側に位置するように置き、型枠の連結部をレール支
持台とレールとの間に挟むか、次位のレール支持台との
間に挟んで型枠をレール支持台に固定することを特徴と
するものである。
【0009】
【実施例】本発明の型枠体は型枠と支持台とで構成され
、その型枠と支持台とは分離されている。そして型枠は
、壁面を形成するための形枠部とこの型枠部を支持台に
連結するための連結部とからなる。
【0010】本発明において型枠部を支持台に連結する
仕方に2通りあり、それに応じて連結部の構造に2種類
がある。以下連続型枠壁面の形成方法を含めてその構成
および作用を具体例にしたがって説明する。
【0011】例1 その一つの構造(以下構造Aという)を図1に示す。図
1は構造Aの型枠体の斜視図であり、連結部2は型枠部
1の下端縁に連続して一体に形成され、支持台3の上面
に重なる取付け面を有する構造である。取付け面は支持
台3とレール4との間に挟んで、ボルト11によるレー
ル4の固定と同時に固定することができる。
【0012】更に連結部2は型枠部1の下端縁にレ字形
に連続して一体に形成されており、型枠部1(垂直面)
と、連結部2の支持台3の側面を覆う型枠部1に対向す
る面とを平行とせず角度を持たせて上方に開いた形に形
成すれば、型枠を積重ねることができるので保管および
輸送に便利である。
【0013】型枠(型枠部1・連結部2)としては、従
来用いられている鋼板でもよく、またアルミニウム等の
軽金属、プラスチック等を用いることもできる。特にポ
リエチレンあるいはポリプロピレン等のプラスチックは
、軽量化、コンクリートの付着防止および防錆の点で好
ましい材料である。また、強化材を含むプラスチックい
わゆるFRPも前記諸性能に加えて強度的に優れ好まし
い材料である。
【0014】プラスチックはさらに前記のような性能面
ばかりでなく、成形が容易で量産が可能であり、型枠の
価格を引き下げることができるためその点でも好ましい
材料である。
【0015】この型枠を使用して施工する場合、従来の
ように予めレールを取付けて一緒に工事の現場に輸送し
て設置することもできるが、その場合には型枠とレール
支持台を一体で運搬できるように構造上の工夫が必要で
ある。
【0016】そこで本発明の型枠は現地で組立てて使用
するのが好ましい。現地組立ては、各部材をできる限り
軽量化し、かつ容積を小さくして運搬することができ、
本発明の目的に適うからである。
【0017】施工方法としてはまず支持台3を設置し、
型枠部1の壁となる面が被舗装道路側に向き、連結部2
が支持台3の上面に重なるように型枠を置き、この連結
部2をレール4と支持台3との間に挟んでレールと共に
固定する。
【0018】例2 他の一つの連結部の構造(以下構造Bという)を図2に
示す。図2は構造Bの連結部を用いた型枠体の斜視図で
、連結部2は型枠部1の両端に型枠部1と直角をなすと
共に支持台3の端面に重なるように設けられた構造であ
る。構造Bの連結部2は型枠部1と一体に形成されてい
てもよく、また分離されているが強度が保持される例え
ば蝶番その他の連結手段で結合されていてもよい。
【0019】構造Bの場合でもプラスチックは好ましい
材料である。たとえばポリプロピレンを用いて型枠を成
形する場合、型枠部1と連結部2とを一体蝶番(いわゆ
るヒンジ)構造とすることができ、価格面で一層有利と
なる。
【0020】上記構造Bでは、支持台3に対するレール
4の固定と、支持台3に対する型枠の連結部2の固定は
互いに無関係であるから、レール4の取付けが簡易にな
るように、支持台3の上面にレールの上下、左右の位置
決めをする構造部を支持台に一体に形成することができ
る。
【0021】連結部2が構造Bの型枠体を用いて連続型
枠壁面を形成する場合は、その連結部2を隣接する支持
台3の向い合う端面間に挟んで固定するので、支持台3
を1個設置するごとに型枠を設置する逐次組立て方式と
なる。
【0022】すなわち、支持台3を設置し、型枠部1の
型枠面を被舗装道路側に向け、連結部2を支持台3の両
端面に重なるように置き、次位の型枠の連結部と重ね合
わせてから、次に設置する支持台の端面との間に連結部
を挟んで型枠を固定する方法をとる。
【0023】なおこの型枠壁面形成方法においては、支
持台の長さは必ずしも型枠部の長さと同一である必要は
なく、連結部を挟んで固定する部分が確保されておれば
、舗装工事車両の重量に耐える範囲で支持台の中間部分
を省略して取扱いを容易にすることもできる。
【0024】例3 A,Bいずれの構造においても、連結部は完全に連続し
た面構造である必要はなく、支持台への固定機能が損な
われない範囲で軽量化のためプレス加工により打抜かれ
た部分、あるいは補強用リブが形成されていてもよい。
【0025】図3はその具体例を示す。すなわち図3は
前記図1の型枠(構造A)において連結部2の支持台3
に重なる固定部分の一部5を打抜いた例である。この場
合、たとえば連結部2の形を複数の平行帯状にし、この
帯状部分が重なる支持台3の部位を連結部2の厚さだけ
くぼませて固定することもできる。この構造は型枠の固
定を確実にすると共に、帯状連結部に加わる負荷が軽減
され型枠の耐久性が増すため好ましい。
【0026】例4 前記図2の型枠(構造B)の型枠部1と連結部2とを蝶
番構造6で結合した例を図4に示す。このようにすると
、型枠の折り畳みが可能となり、輸送および保管が便利
で省スペースの利点がある。またこの例では構造Bの連
結部2の打抜き5により軽量化を図っている。
【0027】例5 前記図2の型枠(構造B)の型枠部1と連結部2とを別
々に作製し、支持台3の両端面にフランジ7を設け、た
とえば型枠部1と連結部2および支持台3のフランジ7
と連結部2に貫通孔8を設け、それらの貫通孔に挿通す
るピン9とそのピン9に挿す抜止めクリップ10とで型
枠を支持台3に固定する例を図5および図6に示す。図
5は連結状態の平面図、図6は端面図である。支持台3
の端面に形成した凸部3Aが連結部2の打抜き部分5に
嵌合して連結部2の位置決め固定を確実にしている。
【0028】本発明の型枠を取り付ける支持台3の材質
も耐荷重製を前提として、軽量化、防錆を目的に他のよ
り良い材料を選択使用することが好ましい。すなわち、
金属製心材で補強されたプラスチック・金属複合体等、
たとえばH型鋼を心材としたプラスチック複合体、また
は鋼板と樹脂とのサンドイッチ状積層体等が用いられる
【0029】これらの支持台を設置するときは、前者で
はH型鋼が横位置に、後者では鋼板が設置面に対して直
角になるようにして使用する。心材を有する複合支持台
の製造は、心材を金型内に置いて射出成形することによ
り、支持台の形状を組立て、固定に好ましい構造とする
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るコンクリート舗装用型枠体
およびその型枠体を使用する連続型枠壁面形成方法は上
記の構成であるから、型枠とレール支持台を分離してそ
れぞれ別に収納保管、輸送することができ、収納保管に
要する面積、空間の縮小、輸送効率の増大、人力でも取
り扱える便利さ等の取扱面での改善効果が著しいばかり
でなく、型枠面に付着するコンクリートの除去作業をほ
とんど省略することができる。また錆びないので保守管
理の面での省力化も進む。以上の効果により、公共費用
で行うことの多い道路建設工事費の低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート道路舗装用形枠体の
一実施例(構造A)の斜視図。
【図2】本発明に係るコンクリート道路舗装用形枠体の
一実施例(構造B)の斜視図。
【図3】図1の実施例(構造A)の変形例の斜視図。
【図4】図2の実施例(構造B)の変形例の斜視図。
【図5】図2の実施例の第2の変形例において連結部の
一部を切り欠いた拡大平面図。
【図6】図5の実施例の端面図(連結部側)。
【図7】従来のコンクリート道路舗装用型枠体の斜視図
【符号の説明】
1  型枠部 2  連結部 3  支持台 4  レール 5  打ち抜き部 6  蝶番 7  支持台のフランジ部 8  ピン挿通用貫通孔 9  固定用ピン 10  抜止めクリップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被舗装道路の両側にレールを設置し、
    該レール上を走行するコンクリート舗装工事車両によっ
    てコンクリート舗装する際、道路の両側に連続する型枠
    壁面を形成するために使用する型枠体において、型枠と
    レール支持台とが分離されており、その型枠は、壁面を
    形成する型枠部とその型枠部をレール支持台に固定する
    連続部とにより構成されていることを特徴とするコンク
    リート舗装用型枠体。
  2. 【請求項2】  連結部は型枠部の下端縁に連続して一
    体に形成され、レール支持台の上面に重なる取付け面を
    有することを特徴とする請求項1記載のコンクリート舗
    装用型枠体。
  3. 【請求項3】  連結部は型枠部の両端に、型枠部と直
    角をなすと共にレール支持台端面に重なるように設けら
    れ、型枠体を連続設置するとき、隣り合う連結部が二つ
    のレール支持台の端面の間に挟まれて固定される構造を
    特徴とする請求項1記載のコンクリート舗装用型枠体。
  4. 【請求項4】  型枠がプラスチック製である請求項1
    乃至3記載のコンクリート舗装用型枠体。
  5. 【請求項5】レール支持台が、金属製心材で補強された
    プラスチック・金属複合体からなることを特徴とする請
    求項1乃至4記載のコンクリート舗装用型枠体。
  6. 【請求項6】  被舗装道路の両側に、コンクリート舗
    装工事車両走行用レールを支持すると共に、型枠を取付
    け固定するレール支持台を設置し、次いでレール支持台
    の脇に型枠を、その型枠部が被舗装道路側に位置するよ
    うに置き、型枠の連結部をレール支持台とレールとの間
    に挟むか、次位のレール支持台との間に挟んで型枠をレ
    ール支持台に固定することを特徴とする連続型枠壁面の
    形成方法。
JP5381491A 1991-02-26 1991-02-26 コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法 Withdrawn JPH04272305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5381491A JPH04272305A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5381491A JPH04272305A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04272305A true JPH04272305A (ja) 1992-09-29

Family

ID=12953266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5381491A Withdrawn JPH04272305A (ja) 1991-02-26 1991-02-26 コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04272305A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101039A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Nippo Corp コンクリート敷設用型枠

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101039A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Nippo Corp コンクリート敷設用型枠

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6085476A (en) Transportable building form
US6904727B2 (en) Basement window system
KR101677830B1 (ko) 소규모 조립식 창고
JPH04272305A (ja) コンクリート舗装用型枠体およびそれを用いる連続型枠壁面の形成方法
US11964408B2 (en) Reusable universal waffle-cavity molding form
FI62888C (fi) Foertillverkat betongarmeringselement och foerfarande vid tillverkning av armeringsanslutningar
JP3709276B2 (ja) 壁体構造物
JP2945905B1 (ja) 型枠構造および型枠固定金物
CN104790654A (zh) 一种组合式平面建筑模板结构
JPH10140823A (ja) コンクリート型枠
JP4121756B2 (ja) コンクリート打設用型枠の設置構造
JP3709275B2 (ja) 壁面構造物
CN104763146A (zh) 一种新型角模板系统
CN204691231U (zh) 一种带有支撑系统的平面建筑模板结构
CN204691223U (zh) 一种组合式平面建筑模板结构
JP2829564B2 (ja) コンクリート型枠用プラスチック製パネル
JP2001026933A (ja) 超薄型金属製型枠パネル及びそれを用いた型枠並びに基礎の施工方法
JP4049981B2 (ja) 騒音防止蓋構造
JPS59210143A (ja) 断熱板を一体に形成したコンクリ−ト壁体の打込み施工方法
JP2001193208A (ja) デッキプレーのコンクリート止め部材
JP2000274008A (ja) 構造用パネル
JPH09310488A (ja) コンクリート打込用自在型枠
JPH11217931A (ja) 発泡断熱型枠
JP2516713Y2 (ja) 鉄筋コンクリートフェンスの製造装置
JPH07317316A (ja) コンクリート型枠

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514