JPH07317316A - コンクリート型枠 - Google Patents
コンクリート型枠Info
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- JPH07317316A JPH07317316A JP10877394A JP10877394A JPH07317316A JP H07317316 A JPH07317316 A JP H07317316A JP 10877394 A JP10877394 A JP 10877394A JP 10877394 A JP10877394 A JP 10877394A JP H07317316 A JPH07317316 A JP H07317316A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納スペースを小さくすることができるとと
もに、一度に多量に運搬することができ、製造を容易に
行うことができるコンクリート型枠を提供する。 【構成】 円筒状のコンクリート型枠1を半円筒状の分
割型枠1A,1Bにより構成する。両型枠1A,1Bの
両側壁に嵌合孔2と係合環部3を設ける。一方の型枠1
Aの嵌合孔2に他方の型枠1Bの係合環部3を係合し、
係合環部3の挿通孔4に連結部材5を挿通して、両型枠
1A,1Bを互いに連結する。
もに、一度に多量に運搬することができ、製造を容易に
行うことができるコンクリート型枠を提供する。 【構成】 円筒状のコンクリート型枠1を半円筒状の分
割型枠1A,1Bにより構成する。両型枠1A,1Bの
両側壁に嵌合孔2と係合環部3を設ける。一方の型枠1
Aの嵌合孔2に他方の型枠1Bの係合環部3を係合し、
係合環部3の挿通孔4に連結部材5を挿通して、両型枠
1A,1Bを互いに連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば道路沿いの街灯
の支柱を固定する基礎コンクリートの打設に適したコン
クリート型枠に関するものである。
の支柱を固定する基礎コンクリートの打設に適したコン
クリート型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型の照明塔は図10に示すよ
うに地面20に縦穴を掘り、この穴に円筒状のコンクリ
ート型枠21を嵌め込み、その型枠の上下二箇所にスペ
ーサ22,23を介して支柱24の基端部の位置を設定
する。その後、コンクリート型枠21内にコンクリート
25が流し込まれ、支柱24の基端部が地面20に固定
される。
うに地面20に縦穴を掘り、この穴に円筒状のコンクリ
ート型枠21を嵌め込み、その型枠の上下二箇所にスペ
ーサ22,23を介して支柱24の基端部の位置を設定
する。その後、コンクリート型枠21内にコンクリート
25が流し込まれ、支柱24の基端部が地面20に固定
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コンクリート型枠は、一体状に形成されているので、沢
山の在庫を用意する場合には、大きな倉庫が必要である
とともに、トラック等に載せて運搬する場合にも嵩張る
ので、運搬作業の能率が低いという問題があった。
コンクリート型枠は、一体状に形成されているので、沢
山の在庫を用意する場合には、大きな倉庫が必要である
とともに、トラック等に載せて運搬する場合にも嵩張る
ので、運搬作業の能率が低いという問題があった。
【0004】又、従来のコンクリート型枠として図示し
ないが、円弧状の分割型枠を互いに組み合わせて円筒状
の型枠に組み付けるものもあった。しかし、この分割型
枠には別体に補強リブが形成されているので、部品点数
が多くなるとともに、製造コストが増大するという問題
があった。
ないが、円弧状の分割型枠を互いに組み合わせて円筒状
の型枠に組み付けるものもあった。しかし、この分割型
枠には別体に補強リブが形成されているので、部品点数
が多くなるとともに、製造コストが増大するという問題
があった。
【0005】この発明の第1の目的は上記従来の技術に
存する問題点を解消して、収納スペースを小さくするこ
とができるとともに、一度に多量に運搬することがで
き、製造コストを低減することができるコンクリート型
枠を提供することにある。
存する問題点を解消して、収納スペースを小さくするこ
とができるとともに、一度に多量に運搬することがで
き、製造コストを低減することができるコンクリート型
枠を提供することにある。
【0006】又、この発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加えて、分割型枠の連結を容易に行うことができ
るコンクリート型枠を提供することにある。さらに、こ
の発明の第3の目的は、上記第1の目的に加えて、連結
手段の部品点数を少なくして製造及び組付作業を容易に
行うことができるコンクリート型枠を提供することにあ
る。
目的に加えて、分割型枠の連結を容易に行うことができ
るコンクリート型枠を提供することにある。さらに、こ
の発明の第3の目的は、上記第1の目的に加えて、連結
手段の部品点数を少なくして製造及び組付作業を容易に
行うことができるコンクリート型枠を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
上記第1の目的を達成するため、補強リブを一体に形成
した円筒状の型枠をその長手方向に沿って複数の型枠に
分割し、分割型枠を円筒状に接合した状態で連結する手
段を分割型枠に設けている。
上記第1の目的を達成するため、補強リブを一体に形成
した円筒状の型枠をその長手方向に沿って複数の型枠に
分割し、分割型枠を円筒状に接合した状態で連結する手
段を分割型枠に設けている。
【0008】請求項2記載の発明では第2の目的を達成
するため、請求項1において、分割型枠の連結手段は、
一方の分割型枠の接合端部に形成した嵌合孔と、他方の
分割型枠の接合端部に押し出し形成され、かつ前記嵌合
孔に係合される係合環部と、この係合環部の挿通孔に挿
入される連結部材とによって分割型枠を互いに連結固定
するものである。
するため、請求項1において、分割型枠の連結手段は、
一方の分割型枠の接合端部に形成した嵌合孔と、他方の
分割型枠の接合端部に押し出し形成され、かつ前記嵌合
孔に係合される係合環部と、この係合環部の挿通孔に挿
入される連結部材とによって分割型枠を互いに連結固定
するものである。
【0009】請求項3記載の発明では第3の目的を達成
するため、請求項2において、前記係合環部の挿通孔に
挿入される連結部材の先端は、外側に向かって円弧状に
形成されている。
するため、請求項2において、前記係合環部の挿通孔に
挿入される連結部材の先端は、外側に向かって円弧状に
形成されている。
【0010】請求項4記載の発明では第3の目的を達成
するため、請求項1において、分割型枠の連結手段は、
一方の分割型枠の接合端部に湾曲形成された係合フック
と、他方の分割型枠に湾曲形成され、かつ前記係合フッ
クに係合される別の係合フックとによって分割型枠を互
いに連結固定するものである。
するため、請求項1において、分割型枠の連結手段は、
一方の分割型枠の接合端部に湾曲形成された係合フック
と、他方の分割型枠に湾曲形成され、かつ前記係合フッ
クに係合される別の係合フックとによって分割型枠を互
いに連結固定するものである。
【0011】請求項5記載の発明では第3の目的を達成
するため、請求項1において、両分割型枠の端部にはフ
ランジが折り曲げ形成され、分割型枠の連結手段は、両
フランジの孔に挿入される軸部と両フランジを挟着する
挟着部とを有する挟着金具で連結固定するものである。
するため、請求項1において、両分割型枠の端部にはフ
ランジが折り曲げ形成され、分割型枠の連結手段は、両
フランジの孔に挿入される軸部と両フランジを挟着する
挟着部とを有する挟着金具で連結固定するものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、円筒状のコンクリー
ト型枠が複数の分割型枠により構成されているので、分
解状態で互いに重ね合わせて積層し、収納スペースを小
さくでき、トラック等により一度に多数の運搬作業が可
能となる。
ト型枠が複数の分割型枠により構成されているので、分
解状態で互いに重ね合わせて積層し、収納スペースを小
さくでき、トラック等により一度に多数の運搬作業が可
能となる。
【0013】又、請求項1記載の発明では型枠に補強リ
ブが一体に形成されているので、部品点数が低減される
とともに、型枠の厚さを薄くしても強度が確保できるの
で、材料費が低減される。
ブが一体に形成されているので、部品点数が低減される
とともに、型枠の厚さを薄くしても強度が確保できるの
で、材料費が低減される。
【0014】請求項2記載の発明では、嵌合孔に係合環
部を内側から外側に突出するように係合して連結部材を
環部の挿通孔に挿入することにより、複数の分割型枠が
互いに連結される。
部を内側から外側に突出するように係合して連結部材を
環部の挿通孔に挿入することにより、複数の分割型枠が
互いに連結される。
【0015】請求項3記載の発明では、連結部材の先端
が円弧状に湾曲形成されているので、環部の挿通孔に連
結部材が容易に挿入される。さらに、請求項4記載の発
明では、複数の分割型枠の係合フックを互いに係合する
ことにより複数の分割型枠が連結される。
が円弧状に湾曲形成されているので、環部の挿通孔に連
結部材が容易に挿入される。さらに、請求項4記載の発
明では、複数の分割型枠の係合フックを互いに係合する
ことにより複数の分割型枠が連結される。
【0016】請求項5記載の発明では複数の分割型枠の
フランジが互いに接合された状態で挟着金具の軸部がフ
ランジの孔に挿入され、挟着金具が軸部を中心に回動さ
れると、挟着部により両フランジが挟着固定される。
フランジが互いに接合された状態で挟着金具の軸部がフ
ランジの孔に挿入され、挟着金具が軸部を中心に回動さ
れると、挟着部により両フランジが挟着固定される。
【0017】
【実施例】以下、この発明を支柱の基礎コンクリート打
設用の型枠に具体化した第1実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
設用の型枠に具体化した第1実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0018】図1に示すように円筒状をなすコンクリー
ト型枠1は二つの分割型枠1A,1Bを組み合わせて形
成されている。分割型枠1A,1Bはそれぞれ半円筒状
に形成され、その円周方向の両側端部は互いに接合され
ている。分割型枠1Aの側端部には嵌合孔2が複数箇所
にほぼ等間隔に形成されている。又、分割型枠1Bの側
端部には前記嵌合孔2と対応して係合環部3(図2参
照)がプレスにより複数箇所に押し出し形成され、各環
部3には縦方向に指向する挿通孔4がそれぞれ形成され
ている。
ト型枠1は二つの分割型枠1A,1Bを組み合わせて形
成されている。分割型枠1A,1Bはそれぞれ半円筒状
に形成され、その円周方向の両側端部は互いに接合され
ている。分割型枠1Aの側端部には嵌合孔2が複数箇所
にほぼ等間隔に形成されている。又、分割型枠1Bの側
端部には前記嵌合孔2と対応して係合環部3(図2参
照)がプレスにより複数箇所に押し出し形成され、各環
部3には縦方向に指向する挿通孔4がそれぞれ形成され
ている。
【0019】さらに、図2に示すように前記嵌合孔2に
係合環部3を嵌合した状態で、挿通孔4には連結部材5
が貫通され、両分割型枠1A,1Bが互いに連結されて
いる。連結部材5の先端部には円弧状部5aが形成され
ている。基端部には係合環部3の上縁に係止されるスト
ッパ5bが形成されている。連結部材5の挿通孔4への
挿入にあたっては、連結部材5を傾斜状態に保持して円
弧状部5aの先端を挿通孔4に挿入する。挿入完了状態
では連結部材5の上方への抜け出しが円弧状部5aによ
り阻止される。両分割型枠1A,1Bには周方向に指向
する補強リブ6が複数箇所に互いに平行に押し出し形成
されている。
係合環部3を嵌合した状態で、挿通孔4には連結部材5
が貫通され、両分割型枠1A,1Bが互いに連結されて
いる。連結部材5の先端部には円弧状部5aが形成され
ている。基端部には係合環部3の上縁に係止されるスト
ッパ5bが形成されている。連結部材5の挿通孔4への
挿入にあたっては、連結部材5を傾斜状態に保持して円
弧状部5aの先端を挿通孔4に挿入する。挿入完了状態
では連結部材5の上方への抜け出しが円弧状部5aによ
り阻止される。両分割型枠1A,1Bには周方向に指向
する補強リブ6が複数箇所に互いに平行に押し出し形成
されている。
【0020】前記分割型枠1A,1Bの製造は次のよう
にして行われる。図3に示すように縦長の平板状の鉄製
の分割型枠に嵌合孔2及び係合環部3をプレス等により
形成する。又、複数の補強リブ6をプレス等により押し
出し成型する。
にして行われる。図3に示すように縦長の平板状の鉄製
の分割型枠に嵌合孔2及び係合環部3をプレス等により
形成する。又、複数の補強リブ6をプレス等により押し
出し成型する。
【0021】次に、鉄板を成型機(図示略)により図4
に示す半円筒状に成型する。このようにして製造された
分割型枠1A(1B)は同図に鎖線で示すように多数個
積層することができ、収納スペースが少なくて済む。
又、トラック等により多数個の分割型枠1A,1Bを運
搬することができる。前記係合環部3及び補強リブ6は
断面が台形状に形成されていて、図4に示すように型枠
1Aを重ね合わせた場合に、係合環部3及びリブ6がそ
れぞれ互いに係合され、嵩張らないようにしている。
に示す半円筒状に成型する。このようにして製造された
分割型枠1A(1B)は同図に鎖線で示すように多数個
積層することができ、収納スペースが少なくて済む。
又、トラック等により多数個の分割型枠1A,1Bを運
搬することができる。前記係合環部3及び補強リブ6は
断面が台形状に形成されていて、図4に示すように型枠
1Aを重ね合わせた場合に、係合環部3及びリブ6がそ
れぞれ互いに係合され、嵩張らないようにしている。
【0022】この実施例では分割型枠1A,1B自体に
補強リブ6が形成されているので、別体の補強リブを型
枠に取り付ける構造と比較して、部品点数を低減するこ
とができるとともに、型枠を薄くしても強度が確保でき
る。このため、材料費を低減することができる。
補強リブ6が形成されているので、別体の補強リブを型
枠に取り付ける構造と比較して、部品点数を低減するこ
とができるとともに、型枠を薄くしても強度が確保でき
る。このため、材料費を低減することができる。
【0023】このコンクリート型枠はコンクリートの打
設現場で図1に示すように組み立てられ、例えは道路の
照明灯の支柱を固定するのに使用される。なお、この発
明は前記実施例に限定されるものではなく、次のように
具体化することもできる。
設現場で図1に示すように組み立てられ、例えは道路の
照明灯の支柱を固定するのに使用される。なお、この発
明は前記実施例に限定されるものではなく、次のように
具体化することもできる。
【0024】(1)図5に示すように係合環部3を円筒
状のものにより別体に形成して、分割型枠1Bに溶接
し、この係合環部3を嵌合孔2から外側に突出させ、挿
通孔4に連結部材5を挿入し、両分割型枠1A,1Bを
連結すること。この実施例では連結部材5の先端に切欠
部5cを形成して連結部材5が容易に挿通孔4に入るよ
うにしている。
状のものにより別体に形成して、分割型枠1Bに溶接
し、この係合環部3を嵌合孔2から外側に突出させ、挿
通孔4に連結部材5を挿入し、両分割型枠1A,1Bを
連結すること。この実施例では連結部材5の先端に切欠
部5cを形成して連結部材5が容易に挿通孔4に入るよ
うにしている。
【0025】(2)図6に示すように、分割型枠1A,
1Bの端部に横断面が横U字状をなす係合フック11,
12を湾曲形成し、係合フック11に嵌合孔13を設
け、係合フック12に係止突起14を押し出し形成する
こと。この場合には両型枠1A,1Bを円周方向又は長
手方向に相対移動して係合フック11,12を互いに係
合する。そして、両型枠1A,1Bが最終組付状態で、
係合フック11,12を弾性変形しつつ係止突起14を
嵌合孔13に係止して、両分割型枠1A,1Bを連結す
る。
1Bの端部に横断面が横U字状をなす係合フック11,
12を湾曲形成し、係合フック11に嵌合孔13を設
け、係合フック12に係止突起14を押し出し形成する
こと。この場合には両型枠1A,1Bを円周方向又は長
手方向に相対移動して係合フック11,12を互いに係
合する。そして、両型枠1A,1Bが最終組付状態で、
係合フック11,12を弾性変形しつつ係止突起14を
嵌合孔13に係止して、両分割型枠1A,1Bを連結す
る。
【0026】この実施例では部品点数を前記実施例より
も少なくして構造を簡素化することができる。 (3)図7に示すように両型枠1A,1Bの重ね合わせ
部において、型枠1Aの一部に切起部15を形成する。
型枠1Bには前記切起部15を外部に貫通する細長状の
孔17を形成する。前記切起部15にクサビ16用の細
長状の透孔15aを設け、クサビ16により型枠1A,
1Bを互いに連結する。
も少なくして構造を簡素化することができる。 (3)図7に示すように両型枠1A,1Bの重ね合わせ
部において、型枠1Aの一部に切起部15を形成する。
型枠1Bには前記切起部15を外部に貫通する細長状の
孔17を形成する。前記切起部15にクサビ16用の細
長状の透孔15aを設け、クサビ16により型枠1A,
1Bを互いに連結する。
【0027】(4)図8,9に示すように、両型枠1
A,1Bの端部にフランジ18,18を折り曲げ形成
し、両フランジを挟着金具19により連結すること。す
なわち、両フランジ18に形成した孔18aに挟着金具
19の軸部19aを挿入し、挟着部19bを軸部19a
を中心に図9の時計回り方向に回動して、挟着部19b
により両フランジ18を挟着固定する。
A,1Bの端部にフランジ18,18を折り曲げ形成
し、両フランジを挟着金具19により連結すること。す
なわち、両フランジ18に形成した孔18aに挟着金具
19の軸部19aを挿入し、挟着部19bを軸部19a
を中心に図9の時計回り方向に回動して、挟着部19b
により両フランジ18を挟着固定する。
【0028】(5)図8,9の実施例において、両フラ
ンジ18,18を図示しないがボルトとナットあるいは
カシメピン(図示略)により固定すること。上記実施例
から把握できる請求項以外の技術思想について、以下に
その効果とともに記載する。
ンジ18,18を図示しないがボルトとナットあるいは
カシメピン(図示略)により固定すること。上記実施例
から把握できる請求項以外の技術思想について、以下に
その効果とともに記載する。
【0029】請求項1において、分割型枠1A,1Bに
補強リブ6を周方向に形成したコンクリート型枠。この
場合には型枠の剛性が向上し、型枠の肉厚を低減して軽
量化することができる。
補強リブ6を周方向に形成したコンクリート型枠。この
場合には型枠の剛性が向上し、型枠の肉厚を低減して軽
量化することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は収納スペースを小さくすることができるとともに、
一度に多量に運搬することができ、部品点数を少なくし
て製造を容易に行いコストを低減することができる。
又、請求項1記載の発明では、型枠に補強リブが一体に
形成されているので、型枠の厚さを薄くしても強度が確
保でき、このため、材料費を低減することができる。
明は収納スペースを小さくすることができるとともに、
一度に多量に運搬することができ、部品点数を少なくし
て製造を容易に行いコストを低減することができる。
又、請求項1記載の発明では、型枠に補強リブが一体に
形成されているので、型枠の厚さを薄くしても強度が確
保でき、このため、材料費を低減することができる。
【0031】又、請求項2記載の発明では請求項1記載
の発明の効果に加えて、分割型枠の連結を容易に行うこ
とができる。請求項3記載の発明では、連結部材の先端
が円弧状に湾曲形成されているので、請求項2記載の発
明の効果に加えて、環部の挿通孔に連結部材を容易に挿
入することができる。
の発明の効果に加えて、分割型枠の連結を容易に行うこ
とができる。請求項3記載の発明では、連結部材の先端
が円弧状に湾曲形成されているので、請求項2記載の発
明の効果に加えて、環部の挿通孔に連結部材を容易に挿
入することができる。
【0032】請求項4記載の発明では請求項1記載の発
明の効果に加えて、連結手段の部品点数を少なくして製
造及び組付作業を容易に行うことができる。
明の効果に加えて、連結手段の部品点数を少なくして製
造及び組付作業を容易に行うことができる。
【図1】 この発明のコンクリート型枠の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 連結構造を示す斜視図である。
【図3】 型枠の製造工程を示す斜視図である。
【図4】 分割型枠の斜視図である。
【図5】 連結構造の別例を示す斜視図である。
【図6】 連結構造の別例を示す断面図である。
【図7】 連結構造の別例を示す断面図である。
【図8】 連結構造の別例を示す断面図である。
【図9】 図8の別例の側断面図である。
【図10】 従来例を示す断面図である。
1…型枠、1A,1B…分割型枠、2…嵌合孔、3…係
合環部、4…挿通孔、5…連結部材、6…補強リブ、1
1,12…係合フック、13…嵌合孔、14…係止突
起、15…切起部、16…クサビ、15a…透孔、17
…挿通孔、18…フランジ、19…挟着金具、18a…
孔、19a…軸部、19b…挟着部。
合環部、4…挿通孔、5…連結部材、6…補強リブ、1
1,12…係合フック、13…嵌合孔、14…係止突
起、15…切起部、16…クサビ、15a…透孔、17
…挿通孔、18…フランジ、19…挟着金具、18a…
孔、19a…軸部、19b…挟着部。
Claims (5)
- 【請求項1】 補強リブを一体に形成した円筒状の型枠
をその長手方向に沿って複数の型枠に分割し、分割型枠
を円筒状に接合した状態で連結する手段を分割型枠に設
けたことを特徴とするコンクリート型枠。 - 【請求項2】 請求項1において、分割型枠の連結手段
は、一方の分割型枠の接合端部に形成した嵌合孔と、他
方の分割型枠の接合端部に押し出し形成され、かつ前記
嵌合孔に係合される係合環部と、この係合環部の挿通孔
に挿入される連結部材とによって分割型枠を互いに連結
固定するものであるコンクリート型枠。 - 【請求項3】 請求項2において、前記係合環部の挿通
孔に挿入される連結部材の先端は、外側に向かって円弧
状に形成されているコンクリート型枠。 - 【請求項4】 請求項1において、分割型枠の連結手段
は、一方の分割型枠の接合端部に湾曲形成された係合フ
ックと、他方の分割型枠に湾曲形成され、かつ前記係合
フックに係合される別の係合フックとによって分割型枠
を互いに連結固定するものであるコンクリート型枠。 - 【請求項5】 請求項1において、両分割型枠の端部に
はフランジが折り曲げ形成され、分割型枠の連結手段
は、両フランジの孔に挿入される軸部と両フランジを挟
着する挟着部とを有する挟着金具で連結固定するもので
あるコクリート型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10877394A JPH07317316A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | コンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10877394A JPH07317316A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | コンクリート型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317316A true JPH07317316A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14493125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10877394A Pending JPH07317316A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | コンクリート型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07317316A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010030081A3 (en) * | 2008-09-12 | 2010-06-24 | Epi Limited | Paper formwork with semicylindric paper tube |
JP2013108336A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Cci Corp | 支持柱形成用の筒状型枠 |
KR101663174B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2016-10-06 | (주)신화 | 기초선단장치를 구비하는 기초 및 이의 시공방법 |
KR101695720B1 (ko) * | 2016-02-26 | 2017-01-23 | (주)신화 | 기초선단장치 결합형 기초 및 이의 시공방법 |
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1994
- 1994-05-23 JP JP10877394A patent/JPH07317316A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010030081A3 (en) * | 2008-09-12 | 2010-06-24 | Epi Limited | Paper formwork with semicylindric paper tube |
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