JP2008095363A - ガードフェンス - Google Patents

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Abstract

【課題】ガードフェンスから道路への衝突荷重の伝達の防止、特にそれによる曲げモーメントの発生を防止するとともに、簡単に撤去作業を行えるようにする。
【解決手段】ガードフェンス10を、道路の床版Fにボルト固定する止めブロック11と、底面に止めブロック11がはまり込む嵌合溝12aを設けられたガードフェンスブロック12とから構成し、止めブロック11を道路進行方向に間隔をおいて固定し、ブロック12をその上から被せて底面の嵌合溝12aにはめ込み隙間なく配列させて形成した。ブロック12は道路に一体的に固定されていないため、衝突荷重が加わっても、微小にずれ動くなどして荷重を吸収し、床版Fにはわずかな荷重しか伝わらない。また道路から独立して移動回転可能であるため、曲げモーメントはほとんど発生しない。ブロック12は、持ち上げて、止めブロック11から外すだけで簡単に撤去できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、道路の中央分離帯等として用いられ、車両の車線からの逸脱を防止するガードフェンスおよびその製造方法に関する。
道路の中央分離帯等として用いられ、道路を通行する車両の対向車線等への逸脱を防止するガードフェンスについて、いわゆるプレキャスト工法によるものが従来から用いられている。
プレキャスト工法によれば、工場であらかじめ製造されたコンクリートを成型したガードフェンスブロックを設置場所へと運び、道路に配列して設置固定するだけであるから、現場でガードフェンス自体を一から作り上げる場合と比較して、工期の短縮が図られ、品質性能の向上が図られる。
しかし、従来のプレキャストコンクリート製のガードフェンスの道路への設置固定は、たとえば、道路の床版に打ち込まれた支柱にガードフェンスブロックを被せて隙間にコンクリートやモルタルを注入して固めたり(特許文献1参照)、ガードフェンスブロックにボルト孔を設け、これを通じてアンカーボルトにより直接的に固定したり(特許文献2参照)していたため、以下のような問題が生じていた。
すなわち、このように道路にガードフェンスブロックを一体的に固定すると、ガードフェンスブロックに車両が衝突するなどして荷重が加わった場合に、その荷重が道路に直に伝達されるため、道路の床版の傷み(劣化)が激しかった。
なかでも、ガードフェンスブロックへの主に水平方向への衝突荷重が、支柱やアンカーボルト等を介して道路床版への大きな曲げモーメントとして作用することが、劣化を一層激しいものとしていた。
そのため、橋梁などでは、安全面を考えると、床版に別途補強を施す必要があり、補強のコストがかかった。
また、このように一体的に固定した場合、固定を解除してガードフェンスブロックを撤去する作業に手間がかかり、道路の拡幅工事を行う際など、手早く撤去作業を行いたい場合に不便であった。
このような問題は、プレキャストコンクリート製のガードフェンスに限られず他の種類のガードフェンスについても同様に発生しうる。
たとえば、道路の進行方向に間隔を置いて支柱を固定し、支柱間には適宜鉄筋を配置し、その上からガードフェンスの型枠を被せ、型枠に生コンクリートを流し込み、それが固化すると支柱の並列方向に型枠をスライドさせて同じ工程を繰り返すことにより、道路進行方向に連続的にガードフェンスを形成してゆく、いわゆるスリップフォーム工法の場合にも、同様の問題が発生する。
すなわち、スリップフォーム工法の場合にも、固化した生コンクリートにより形成されたガードフェンスは、支柱に一体的に固定されることとなるため、ガードフェンスへの荷重が道路に直に伝達され、また、大きな曲げモーメントとして道路に作用する。
特開平6−136724号公報 実開平6−57918号公報
そこでこの発明は、プレキャストコンクリート製などのガードフェンスについて、道路へ設置した際のガードフェンスから道路への衝突荷重の伝達の防止、特にそれによる曲げモーメントの発生を防止するとともに、設置状態から簡単に手早く撤去作業を行えるようにすることをその課題とする。
上記した課題を解決するため、この発明では、ガードフェンスを、道路の床版にボルト固定する止めブロックと、底面に止めブロックがはまり込む大きさの窪みが設けられたガードフェンス本体とから構成し、複数の止めブロックを道路進行方向に間隔をおいて固定し、ガードフェンス本体をその上から被せて底面の窪みに止めブロックをはめ込むことにより形成したのである。
このようにすれば、ガードフェンス本体は止めブロックに被せただけであるから、道路に一体的に固定されておらず、ガードフェンス本体に衝突荷重が加わっても、道路幅方向へ微小にずれ動くなどして、荷重を吸収する。
また、このように、ガードフェンス本体は、道路から独立して移動可能(回転可能)であるため、曲げモーメントはほとんど発生せず、道路床版には、水平方向および鉛直方向へのわずかな荷重しかかからない。
以上のように、ガードフェンス本体への衝突荷重が床版にほとんど伝達されないため、床版の劣化が抑えられ、そのため別途補強する必要もなく、施工コストも抑えられ、手間もかからない。
ガードフェンス本体は、複数のプレキャストコンクリート製のガードフェンスブロックとすると、工場であらかじめ製造されたコンクリートを成型したガードフェンスブロックを設置場所へと運び、道路に配列して設置固定するだけであるから、現場でガードフェンス自体を一から作り上げる場合と比較して、工期の短縮が図られ、品質性能の向上が図られる。
また、道路の拡幅工事等の際には、ガードフェンスブロックを吊り上げるなどして持ち上げて、止めブロックから取り外すだけで撤去できるため、作業を手早く行うことができる。
そして、不要となったガードフェンスブロックは、別の場所に移動および設置して再利用可能であるため便利である。
あわせて、ガードフェンス本体の窪みを、このガードフェンスブロックの底面に設けられた、止めブロックがはまり込む大きさの長手方向に延びる嵌合溝とすると、止めブロックとガードフェンスブロックがはめ込みやすく、型による溝の形成も容易であるため好ましい。
なお、この場合、ガードフェンスは、これら複数の止めブロックを道路進行方向に間隔をおいて固定し、複数のガードフェンスブロックをその上から被せて底面の嵌合溝に止めブロックをはめ込み、道路進行方向にほぼ隙間なく配列させることにより形成される。
さらに、ガードフェンスブロックに、その長さ方向に貫通する差込孔を設け、この差込孔を通じて複数のガードフェンスブロック間にPC鋼材を挿通させ、その緊張によりガードフェンスブロック同士を締結すると、ガードフェンスを強固に一体化することができる。
このガードフェンスは、衝突荷重がかかった際には、PC鋼材の弾性によりフェンスが弓状にしなってその衝撃を吸収するため、一層床版への荷重の伝達を抑えることができる。
また、衝撃吸収後は、PC鋼材の緊張力で、ガードフェンスはすぐに復元するため形状安定性にも優れる。
また、隣接するガードフェンスブロック間に両端にボルト孔が設けられた連結プレートを掛け渡し、この両端ボルト孔を通じてボルトによりガードフェンスブロック同士を連結して一体化させてもよい。
このようにすると、工事で一の車線が通行止めとなっており、その車線を通行する車両をガードフェンス越しに隣接する他の車線に案内する必要があるときに、ボルトを外して連結プレートによる連結を解除し、ガードフェンスブロックを持ち上げて撤去するだけで、ガードフェンスの一部に非常開口が形成され、この開口を通じて通行車両が容易に車線を変更できるため、作業の手間がかからない。
また、工事終了後は、再度ガードフェンスブロックを止めブロックに被せて連結プレートで連結するだけで簡単に非常開口を塞ぐことができる。
各止めブロックは、隣接するガードフェンスブロックの嵌合溝間にまたがってはめ込むと、ガードフェンスブロックが止めブロックから外れにくくなるので好ましい。
また、止めブロックを、合成ゴム、合成樹脂などの弾性に富んだ弾性素材から形成すると、ガードフェンス本体から伝わるわずかな衝撃をもその弾性により吸収するため、床版への荷重の伝達を一層抑えることができる。
道路の床版に、複数の止めブロックを道路進行方向に間隔をおいてボルト固定し、ガードフェンス本体用型枠を止めブロックの上から被せ、この型枠内に生コンクリートを流し込み固化させてガードフェンス本体を形成すると、ガードフェンスを現場ですばやく作製することができる。
そして、この場合においても、ガードフェンスは道路に一体的に固定されていないため、衝突荷重が加わっても、荷重を吸収され、道路にはほとんど伝達されず、曲げモーメントもほとんど発生せず、床版の劣化が抑えられる。
止めブロックを道路に固定し、これにガードフェンスブロックを上から被せてガードフェンスを形成したので、ガードフェンスの衝突荷重が床版に直に伝わらず、曲げモーメントもほとんど発生せず、また、ガードフェンスブロックを持ち上げるだけで道路上から簡単に撤去することができる。
以下、図面を参照しつつこの発明の実施の形態について説明する。
図1のように、第一の実施形態のガードフェンス10は、止めブロック11と、ガードフェンスブロック12とからなり、止めブロック11は、道路進行方向に所定の間隔をおいてその床版F上に固定され、ガードフェンスブロック12はこの止めブロック11の上に被せられた状態で道路の進行方向にほぼ隙間なく配列されている。
隣接するガードフェンスブロック12同士は、標準部においては、PC鋼材13で連結されており、非常開口部においては、連結プレート14により連結されている。
図2のように、止めブロック11は、合成樹脂や合成ゴムなどの弾性に富んだ弾性素材からなる直方体状のブロック体であって、その上下方向に貫通する複数のボルト孔11aを有し、このボルト孔11aを通じて道路の床版Fの舗装にボルトで固定されている。
図3および図4のように、ガードフェンスブロック12は、プレキャストコンクリート製であって、その側面は、傾斜角の異なる連続する二つの傾斜面から形成された、いわゆるフロリダ型のブロック体である。
また、ガードフェンスブロック12の底面には、その長手方向に延びる嵌合溝12aが形成され、この嵌合溝12aは、ガードフェンスブロック12の両端面において開放されている。
この嵌合溝12aは、止めブロック11が丁度はまり込む大きさに高さおよび幅寸法が調節されているため、ガードフェンスブロック12を止めブロック11に被せると止めブロック11が嵌合溝12aにほぼ過不足なくはまり込み、図5および図6のように、ガードフェンスブロック12の端面が止めブロック11上で突き合わさるように、順次隙間なく直列状に配列させることでガードフェンス10が形成される。
このように、ガードフェンスブロック12は止めブロック11に被せただけであるから、道路に一体的に固定されておらず、ガードフェンスブロック12に衝突荷重が加わっても、道路幅方向への微小なずれ動きによりその荷重が吸収され、道路床版Fには、わずかな荷重しか伝わらない。
また、このように、ガードフェンスブロック12は、道路から独立して移動可能(回転可能)であるため、曲げモーメントはほとんど発生しない。
とくに、止めブロック11は弾性を有するため、ガードフェンスブロック12から伝わったわずかな荷重もその弾性により吸収し、床版Fへの負荷を一層軽いものとしている。
また、図5および図6のように、各止めブロック11は、隣接するガードフェンスブロック12の嵌合溝12a間にまたがってはめ込まれているため、ガードフェンスブロック12が止めブロック11から外れにくくなっている。
さらに、図示のように、ガードフェンスブロック12の底面には、その幅方向に延びる排水溝12bが形成され、この排水溝12bは、ガードフェンスブロック12の両側面において開放されている。
そのため、ガードフェンスブロック12を道路上に設置した場合には、床版Fとガードフェンス10との間に、排水溝12bにより道路の幅方向に延びる排水路が形成され、この排水路を通じて雨水等が排水され、路上に滞留しないようになっている。
また、ガードフェンスブロック12の両端面には、その上下方向に延びる充填溝12cが形成されており、隣接するガードフェンスブロック12の端面が突き合わさった状態で、この充填溝にモルタル等を充填することでガードフェンス10の一体性が高められている。
さらに、ガードフェンスブロック12の側面には、両側面間を貫通する吊り孔12dが設けられており、ガードフェンスブロック12の設置および撤去の際には、この吊り孔12dにワイヤを通して吊り下げて運搬できるようになっている。
ガードフェンスブロック12を撤去するには、ワイヤで吊り上げて、止めブロック11から取り外すだけであるから、作業が簡単である。
なお、止めブロック11もボルトによる固定を解除するだけで簡単に撤去できる。
この場合、道路の止めブロック11を撤去した跡には、ボルトがねじ込まれた凹みが残るが、この凹みには、モルタル等を充填し、均しておくと、路面をほぼフラットな状態に修復することができる。
さらに、図3のように、標準部のガードフェンスブロック12の内部の上寄りには、その長手方向に貫通する差込孔12eが形成されている。
図5のように、標準部のガードフェンスブロック12は、止めブロック11の上に被せられ、道路の進行方向にほぼ隙間なく配列された状態で、差込孔12eにPC鋼材(撚り線)13が挿通され、このPC鋼材13に付与された緊張により隣接するガードフェンスブロック12同士は締結されてガードフェンス10は一体化されている。
そのため、ガードフェンス10が強固に一体化され、ガードフェンス10に衝突荷重がかかった際には、PC鋼材13の弾性により弓状にしなってその衝撃を吸収する。
また、衝撃吸収後は、PC鋼材13の緊張力で、ガードフェンス10はすぐに復元する。
標準部ガードフェンス10は、PC鋼材13による締結を解除すると、数十個のガードフェンスブロック12が同時に撤去可能となるため、撤去の効率がよい。
なお、差込孔12eにパイプを差込むなどして、その内面をPC鋼材13による摩擦に耐えうるように補強してもよい。
また、図4のように、非常開口部のガードフェンスブロック12の、両端部の頂面および両側面には、連結プレート14がはまり込む大きさの凹部12fが設けられている。
図6のように、非常開口部のガードフェンスブロック12は、止めブロック11の上に被せられ、道路の進行方向にほぼ隙間なく配列された状態で、凹部12fに金属製の連結プレート14がはめ込こまれて隣接するガードフェンスブロック12間に掛け渡されている。
そして、連結プレート14の両端部に設けられたボルト孔14aを通じ、ボルトで隣接するガードフェンスブロック12は連結され、ガードフェンス10は一体化されている。
ここで、図示のように、一端側ボルト孔14aは連結プレート14の長手方向に延びる長孔となっているため、ガードフェンスブロック12の製作誤差や、気温の変化による膨張収縮などをその長さ分吸収することができる。
また、凹部12fの深さは連結プレート14の厚みとほぼ同じに調節されているため、連結プレート14を凹部12fにはめ込むと、ガードフェンスブロック12の外面から突出していないようになっている。
そのため、車両がガードフェンス10に衝突した際に、連結プレート14が車体等に引っかかって傷をつける心配がなく、安全である。
ここで、道路の拡幅工事などで一方車線が通行止めとなっており、その車線を通行する車両をガードフェンス10越しに他方車線に案内する必要があるときには、ボルトを外して連結プレート14による連結を解除し、数個のガードフェンスブロック12を持ち上げて撤去するだけで、ガードフェンス10の一部に非常開口Oが形成することができる。
そして、この非常開口O部分には、止めブロック11が露出しているが、その高さは10cm程度と低いため、容易にタイヤで乗り越えることができ、非常開口Oを通じてガードフェンス10を越えて車両が車線を変更することができる。
工事終了後には、再度ガードフェンスブロック12を止めブロック11に被せて連結プレート14で連結するだけで簡単に非常開口Oを塞ぐことができる。
非常開口部ガードフェンス10は、標準部ガードフェンス10に挟まれるようにして配置され、適当な間隔をおいてガードフェンス10に非常開口Oが形成できるようになっている。
この実施形態では、ガードフェンスブロック12をいわゆるフロリダ型としたが、これに形状は限定されず、たとえば、側面の傾斜角が均一の単スローブ型としてもよい。
また、ガードフェンスブロック12同士は、PC鋼材13や連結プレート14により連結するのが、ガードフェンス10の強度の確保や非常開口形成の必要性から好ましいが、連結の方法はこれに限定されない。
また、図7および図8のように、止めブロック11の上に補強用の鉄筋15を組み、その上から、ガードフェンス本体用型枠16を被せ、この型枠16に図8の矢印で示すように、セメント等を練り混ぜてなる生コンクリートCを流し込んで固化させてガードフェンス本体を形成してもよい。
この場合、型枠16内の生コンクリートの固化が終わると、図7の矢印で示すように、型枠16を車両17で止めブロック11の配列方向に沿ってスライドさせ、また生コンクリートを流し込んで固化させ、これを繰り返すことにより道路の進行方向に順次ガードフェンス本体が形成されてゆき、これによりガードフェンス10が完成する。
こうしてできたガードフェンス10も、第一の実施形態と同様に、ガードフェンス本体は止めブロック11にはまり込んだだけであって、道路に一体的に固定されていないため、衝突荷重が加わっても、その荷重が吸収され、曲げモーメントもほとんど発生しない。
なお、ガードフェンス10は、止めブロック11と、底面に止めブロック11がはまり込む大きさの窪みが設けられたガードフェンス本体とからなるものであればよく、上記実施形態のプレキャスト工法によるものや、スリップフォーム工法によるものに限定されることはない。
また、止めブロック11は、実施形態のように直方体状とするのがガードフェンスブロック12の嵌合溝12aにはめ込んだ際にぐらつきが少ないため好ましいが、これに限定されず、たとえば多角柱状にしてもよい。
止めブロック11は、合成樹脂や合成ゴムのような弾性素材から形成するのが、その弾性で荷重を吸収できるため好ましいが、これに限定されず、コンクリートや金属などから形成してもよい。
第一の実施形態のガードフェンスの斜視図 止めブロックの設置状態を示す斜視図 (a)は標準部ガードフェンスブロックの斜視図、(b)はその側面図、(c)はその端面図 (a)は非常開口部ガードフェンスブロックの斜視図、(b)はその側面図、(c)はその端面図 標準部ガードフェンスの正面図 (a)は非常開口部ガードフェンスの閉塞状態における正面図、(b)はその開口状態における正面図 他の実施形態のガードフェンスの製造工程を示す斜視図 他の実施形態のガードフェンスの製造工程を示す正面図
符号の説明
10 ガードフェンス
11 止めブロック
11a ボルト孔
12 ガードフェンスブロック
12a 嵌合溝
12b 排水溝
12c 充填溝
12d 吊り孔
12e 差込孔
12f 凹部
13 PC鋼材
14 連結プレート
14a ボルト孔
15 鉄筋
16 型枠
17 車両
F 道路の床版
O 非常開口
C 生コンクリート

Claims (7)

  1. 道路の床版Fにボルト固定する止めブロック11と、底面に止めブロック11がはまり込む大きさの窪みが設けられたガードフェンス本体とからなり、
    複数の止めブロック11を道路進行方向に間隔をおいて固定し、ガードフェンス本体をその上から被せて底面の窪みに止めブロックをはめ込むことにより形成されるガードフェンス。
  2. 上記ガードフェンス本体は、複数のプレキャストコンクリート製のガードフェンスブロック12からなり、上記ガードフェンス本体の窪みは、このガードフェンスブロック12の底面に設けられた、止めブロック11がはまり込む大きさの長手方向に延びる嵌合溝12aであり、
    複数の止めブロック11を道路進行方向に間隔をおいて固定し、複数のガードフェンスブロック12をその上から被せて底面の嵌合溝12aに止めブロック11をはめ込み、道路進行方向にほぼ隙間なく配列させることにより形成されるガードフェンス。
  3. 上記ガードフェンスブロック12に、その長手方向に貫通する差込孔12eを設け、この差込孔12eを通じて複数のガードフェンスブロック12間にPC鋼材13を挿通させ、その緊張によりガードフェンスブロック12同士を締結する請求項2に記載のガードフェンス。
  4. 上記隣接するガードフェンスブロック12間に、両端にボルト孔14aが設けられた連結プレート14を掛け渡し、この両端ボルト孔14aを通じてボルトにより隣接するガードフェンスブロック12同士を連結する請求項2に記載のガードフェンス。
  5. 上記各止めブロック11は、隣接するガードフェンスブロック12の嵌合溝12a間にまたがってはめ込こまれた請求項2から4のいずれかに記載のガードフェンス。
  6. 上記止めブロック11は、弾性素材から形成された請求項1から5のいずれかに記載のガードフェンス。
  7. 道路の床版Fに、複数の止めブロック11を道路進行方向に間隔をおいてボルト固定し
    、ガードフェンス本体用型枠をこの止めブロック11の上から被せ、この型枠内に生コンクリートを流し込み固化させてガードフェンス本体を形成するガードフェンスの製造方法。
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