JPS6073903A - セメントコンクリ−ト舗装用型枠及びレ−ルの固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薄層コンクリート舗装等の施工において舗装厚
の変化に追従し得るセメントコンクリート舗装用型枠及
びレールの固定装置に関する。

空港のエプロンや埠頭のコンテナヤード又は道路等各種
のセメントコンクリート舗装にて不等沈下や破損等によ
り失われた舗装の表面性状例えば平坦性やすべり抵抗性
を回復すると共に破壊の進行を防止するためにオーバー
レイ工法を施工しようとする場合は、現地盤が不等法下
等により路面に凹凸乃至起伏を生じているので、施工す
るべき舗装厚が変化するのに応じて型枠の設置高さを変
化させ″ｃ型枠の天端合わせな行なう必要があり、また
施工路面の平坦性を確保するため飾装機械を支持するレ
ールの走行面が型枠天端に平行となるよう該レールの設
置高さを変化させなければならない。

しかしながら従来は型枠の設置高さと＠装機械を支持す
るレールの設置高さを簡単な作条により調節し得る手段
が開示されていなかった。

本発明は以上の事情に指みなされｋもので、その目的は
セメントコンクリート舗装の硬い現地盤を舗装機械の支
持盤とする場合にも型枠の設置高さと舗装機械を支持す
るレールの設置高さを簡単な作業により調節して平坦性
に優れ且つ所定厚の薄層コンクリート舗装等を舗設なし
得るセメントコンクリート舗装用型枠及びレールの固定
装置を提供することにある。

本発明はこの目的を達成するために、既設のセメントコ
ンクリート舗装体等にホールインアンカーを打設し、該
ホールインアンカーに螺合させた螺子部材と、該螺子部
材の挿通を許容し且つ舗装方向に交わる方向に延びた長
孔を有する支持板と、前記螺子部材に螺合して該支持板
を該螺子部材に任意の高さで且つ水平に取付けるナツト
と、前記支持板の施工側に沿って型枠を該支持板に同定
する手段と、前記支持板上の施工側から離れた位置で舗
装機械用のレールを該支持板に保持する手段とからなる
構成をとるものである。

以下本発明の実施例を示す図面に基づいて説明をする。

第１Ｎは本発明の一実施例に係るセメントコンクリート
舗装用型枠及びレールの固定装置Ｃ以下「固定装置」と
称する。）１の使用状況を説明する平面図である。固定
装置１の構造は第２図から第４図までに示されており、
第２図は平面図％第３図は第２図のａ−Ｉ断面図、第４
図は第３図のＩＶ−ＩＶ断面図である。図中２はオーバ
ーレイ工法を施工すべき例えは空港のエプロン等セメン
トコンクリート舗装体の現地盤を表わす。胡地盤２には
、施工すべき目地の位置から所定距離だけ離隔して複数
の孔３が穿設される。線孔３にホールインアンカー４が
打ち込まれ、該ホールインアンカー４に一対の螺子部材
５が螺合している。

このように現地盤に植設された螺子部材５にナツト６が
螺合し、該ナツト６上には座台７を介して、長孔８に該
螺子部材５を挿通したわη長の厚板鋼材からなる支持板
９が戦力声、ｔ′ｌる。該支持板９は、螺子部材５に螺
合するナラｌ−１０により座金１１４介して、螺子部材
５に対し任意の市さＴ１で且つ水平に取付けられる。支
持板９上には、該支持板９を取付ける一対の螺子部材５
，５の中間位置に、一対の山形鋼材からなるレール押え
１２が溶接等により固着されている。両し−ル押え１２
間において支持板９上には、第１図に概括的に衣わす舗
装機械】３の走行車輪１４を支持する高さＴ、のレール
１５が載置される。レール１５をこのように支持板９に
載置したままでもよく、またはレール】５を載置した上
で、第２図及びＭＢ２に示すようにレール押え１２の孔
１６に楔１７を打ち込んでレール１５を固定することが
でき、楔の代りに爪又はタイプレートを用いてレールを
固定してもよい。レール１５の直下の位置に於いて支持
板９ど現地盤２との間には、適宜厚のスペーサ１８が介
装される。また隣合う固定装置１，１間に延在するレー
ル１５の中間位置、例えば第１図でａ又はｂの位置に於
いて、レール１５と現地盤２との間にスペーサを介装す
ることができる。

上記の如く一対のｑ子部材５に取付けられた支持板９は
施工側（第２商及び第３図に於いて左方側）に延長する
。延長した支持板９上には山形鋼材からなるブラケット
１９が浴接等により固着されている。延長した支持板９
上には、第１図及び第４図で固定装置１の設置ピッチＬ
に等しい長さを有し且つ所定の高さＴ８を有する木材等
の角柱材２０が、該角柱材２０の両端を隣合う固定装置
ｌの支持板９のブラケット１９のほぼ中央に位置する如
（横置される。角柱材２０はボルト２１及びナツト２２
により前記ブラケット１９に固着される。角柱材２０の
下方位置に於いて支持板９と現地盤２との間には適宜厚
のスペーサ２３が介装される。この実施例にあっては角
柱材２０が型枠をなす。２４は、角柱材２０に当接され
る目地板２５の下端部に縁膜する位置で現地盤２に釘２
６等で固定された桟木である。

本発明はこの実施例で以上に説明をした。Ｉｌ、５に構
成をとるものである。そこでレール１５及びを枠として
角柱材２０の各天端合わせを行ないながら多数の固定装
置１を第１図の如（配設し、目地板２５を角柱材２０及
び桟木２４の内面に当接し、角柱材２０の上面を仕上基
準面２９として該基準面２９から上方に突出しているＷ
地板２５の上部を切り落してから、両側のレール１５に
泪って移動自在の舗装機械Ｊ３を用いて、両側の目地板
２５間にコンクリート版２７を舗設することができる。

ここで舗装機械としては縦取り機又は横取り様、スプレ
ッダ、フィニッシャ、表面仕上げ機、自動目地切機、仕
上げ足場、養生屋根等の各装置を使用することができ、
これらの２以上の様態を備える総合機械を使用してもよ
い。この版２７を舗設しに後この版に舗装機械の一側を
支持せしめ舗装機械の他側を本発明に係る固定装置に支
持せしめて順次隣接する版を打ち継ぐことができる。こ
の場合舗設済みの版を打設するために使用し１こ固定装
置は予め除去しておくことになるが、螺子部材５をホー
ルインアンカー４に螺合した状態のまま残しＬ上にコン
クリートを打設するか、又はこのように残した螺子部材
５を利用して鉄網又は鉄筋を張設してから鉄筋コンクリ
ート舗装を行なうことができ、斯（して螺子部材５を利
用することにより新設の版の補強と、現地盤との一体化
を図ることが可能である。

このようにして舗設作条を行なう際レール１５及び型枠
としての角柱材２０の各天端合わせは、螺子部材５に対
する支持板９の取付は高さｒ１を現地盤２の凹凸乃至起
伏に合わせて加減するという簡単な作業を行なうだけで
あり、しかもレール１５の天端合わせと型枠としての角
柱材２０の天端合わせとを同時に行なうことができる。

また支持板９上に型枠としての角柱材２０とレール１５
とを取付けたまま該支持板９の螺子部材５に対する取付
は高さＴ、の調節を行なうから、コンクリートフィニッ
シャ等の舗装機械の走行面２８０尚さと仕上基準面２９
の高さとの差Ｔ４は、支持板９の取付は高さＴＩの如何
ニカかわらずレール１５の高さ１゛３と角柱材２０の高
さＴ！との差に等しく一定であり、従って正確に平坦な
仕上面を得ることができる。また螺子部材５の植設には
ホールインアンカーを用いたから堅い現地盤を舗装機械
の支持盤としてそのｆま用いることができると共に、必
要により支持板９又はレール１５の下に介装しにスペー
サとの共働作用によりレール１５及び角柱材２０を安定
に支持することができる。目地板２５の下端部に当接す
る位置に桟木２４を設けたから、角柱材２０との共働作
用により目地板２５を正しい姿勢で保持し得ると共に目
地板２５と現地盤２との間からコンクリートの流出を防
止することができる。また支持板９は長孔８の許容する
範囲内で横方向に取付位置の調整をすることができるか
ら、角柱材２００側面延いては目地板２５の設置位置を
所足線上に合わせることができる。

第５−及び第６図は本発明の他の実施例として型枠を支
持板に対し上下調節可能とした固定装置３１を表す。支
持板の設置構造及び舗装機械用のレールを支持板上で保
持する構造は、第１図から第４図までの実施例において
説明をしｋものと同様のものを使用可能であるから、そ
の説明を省略する。支持板９は一対の螺子部材５に高さ
調整をして取付けられると共に施工側に延長している。

延長した支持板９上には、鋼板の中央下部を直角に折曲
してなる型枠として取付板３２の折曲部３３が浴接等に
より固層されている。取付板３２には上下一対の縦向き
の長孔３４が左右２対設けられている。目地板３５には
取付板３２の該長孔３４の配置阪ピッチと同じ取付ピン
チｌにてボルト３６が植設されている。３７はナツト、
３８は座金、３９はスペーサである。

この固定装置３１は第１図の固定装置１と同様の配置に
て設置することができる。固定装置３１を設置する際、
支持板９を螺子部相５に対し所定高さに取付は且つ支持
板９上にレール１５を敷設した後、目地板３５’１１取
（”ｌ’　＆　３２にナツト３８にて固定し、更に目地
板３５の下にスペーサ３９を介装して目地板３５の姿）
）の保持と現地盤２に沿う打設コンクリートの流出防止
とを図るものであるが、目地板３５は長孔３４の許容す
る範囲内で取付板３２に対する取付高さを調節可能であ
るから、目地板３５０天端合わせな微調整することが可
能であり、仕上面の平坦性を一層向上せしめることがで
きる。

本発明は以上の構成をとるから路面に凹凸があり且つセ
メントコンクリート等堅い現地盤上にオーバーレイ工法
をとる場合に、路面の凹凸に合わせて支持板の取付は高
さを調整しなから凋枠と舗装機械用のレールの天端合わ
せな同時に行なうことができるので、型枠及びレールの
設置作業を簡単化すると共に高度の平坦性ある舗設面を
得ることができ、空港のエプロン、埠頭のコンテナヤー
ド、各種道路やテニスその他の競技場などの補修工事に
おいて実用上の優れ−た効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る固定装置の使用状態を
示す平面図、第２図は第１図の固定装置の平面図、第３
図は第２図の一−ｍ断面図、第４図は第３図のレールを
省略したＩＶ−１＋／断面図、第５図は他の実施例に係
る固定装置の第３図と同様な縦断面図、第６図は第５図
のＶｌ　−Ｖｌ断面図である。 １．３１・・・固定装ｒｎ　２・・・現地盤５・・・螺
子部材　６，１０・・・ナツト８・・・長孔　９・・・
支持板 １２・・・レールｔｉｔ　３５・・・レール１７・・・
Ｆ　１９・・・ブラケット ２０・・・角柱材　２５．３５・・・目地板３２・・・
取付板 ゛″己パ１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 既設のセメントコンクリート舗装体等にホールインアン
   カーを打設し、該ホールインアンカーに螺合させた螺子
   部材と、該螺子部材の挿通を許容し且つ舗装方向に交わ
   る方向に延びた長孔を有する支持板と、前記螺子部材に
   螺合して該支持板を該螺子部材に任意の高さで且つ水平
   に取付けるナツトと、前記支持板の施工側に清って型枠
   を該支持板に固定する手段と、前記支持板上の施工側か
   ら離れた位置で舗装様械用のレールを該支持板に保持す
   る手段とからなるセメントコンクリート舗装用型枠及び
   レールの固定装置。