JP3816498B2 - プレキャストコンクリート版の連続布設方法 - Google Patents

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本発明はプレキャストコンクリート版の連続布設方法に係り、コンクリート舗装版や、施設のコンクリート屋根等に使用される頂版スラブのような同一形状のプレキャストコンクリート版を効率よく連続して布設できるようにしたプレキャストコンクリート版の連続布設方法に関する。
出願人は、ボックスカルバート等のプレキャストコンクリート製品の合理的な布設方法として、摩擦低減手段としてのベアリングボールを利用した横引き工法を開発している(特許文献1参照)。
図7は、この布設方法の一例として、ボックスカルバートの横引き作業状態を示した概略側面図である。同図に示したように、開削トンネル100内に施工された基礎コンクリート101上にはボックスカルバート102の延長方向に沿って横引き用レール103が布設されている。横引き用レール103としては、図8に示したように横にした状態でそのほとんどの部分がコンクリート101内に埋設された細幅系H形鋼等が使用されている。埋設されたH形鋼のウェブ103aの片面がレール面となり、わずかに端部が露出したフランジ103bが側壁となっている。さらに、レール面上には摩擦低減を図る球状体としてのベアリングボール104が適当に分散するように配置されている。たとえば、ベアリングボール104にはφ11mm程度の鋼球が使用されている。これらのベアリングボール104の上には、底面に板厚鋼板からなるガイドプレート105が固着されたボックスカルバート102が載置されている。ボックスカルバート102は、ガイドプレート105を介して多数のベアリングボール104に点支持されるようになっている。図7に示したように、ボックスカルバート102が図示しないウインチ等の横引き(牽引)装置により矢印方向へ牽引されるのに伴い、ボックスカルバート102を支持するベアリングボール104は転動する。これによりガイドプレート105とレール103間の動摩擦が大幅に低減される。実験によれば動摩擦係数はそり等の横引き工法の場合に比べて1/4まで低減される。なお、図7,図8においてベアリングボール104は説明のために拡大して示している。
特許第2879021号公報。
上述したボックスカルバートは、道路等を開削して設けられた山留め空間内に管渠を構築するために連続して布設されるが、同様にして、所定の施工区間にわたり連続して布設されるプレキャストコンクリート製品としてプレキャストコンクリート舗装版がある。これらのプレキャストコンクリート舗装版は、従来4トン積トラック等に積載され、走行クレーン等で施工区間の端から順に路盤上に吊り込まれ、各舗装版が連結ボルトで連結されて、その全体が一体化した板状構造体として完成し、最終的には路盤との間にグラウト等を行って支持力が保持される。
また、上述した舗装版を用いた舗装修繕工法として切削打ち換え工法がある。この切削打ち換え工法は、わだち掘れ等で傷んだ舗装部分を表層から基層の一部まで切削し、切削後平坦に整形された基層上に上述のプレキャストコンクリート舗装版を連続して布設し、敷き詰められた状態で互いに連結された舗装版の上にさらに表層アスファルトを打設して舗装修繕を行う工法である。
一方、同様の板状のコンクリート版を布設する施設として、頂版スラブを連続施工する図9に示したような、都市部の地下に構築される雨水地下貯留施設や雨水貯留浸透施設等が知られている。同図に示したように、この種の雨水地下貯留施設200は、完成時には所定土被りの地下内に貯留空間を有効に備え、地上201には公園、駐車場が設けられている。この雨水地下貯留施設200は、平面全体形状が扁平な矩形をなす地下構造物で、同図に示したように、底版部202から複数列の柱列壁203が配列され、隣接する柱列壁203間に架設された頂版スラブ204が埋め土205で覆われ、地上部201が設けられている。
ところで、上述の切削打ち換え工法を供用道路で行う場合には、夜間等の限られた時間内になるべく長い舗装区間を修繕できることが望ましい。このため、プレキャストコンクリート舗装版を切削された基層上にいかに精度良く迅速に連続して布設することができるかが課題となっていた。このときプレキャストコンクリート舗装版を連結していく公知技術は種々、提案されているが、手前の基層部分を搬送機械が往復走行し、奥部の連結個所までプレキャストコンクリート舗装版を運搬し、順次連結していく方法であるため、作業が錯綜し、また各プレキャストコンクリート舗装版は任意の個所に運び込まれて布設される際に、連結個所の位置合わせ等を行うため、連結精度に問題があった。
また、雨水地下貯留施設等の頂版スラブにおいても、施工の合理化等を図るために、形状を単純化したプレキャストコンクリート製品が広く開発されている。特に同一形状のプレキャストコンクリート版を頂版スラブ204は地上からクレーン等で広い平面を覆うように吊り込んで設置するようになっている。このため、平面的に大規模な貯留空間を有する雨水地下貯留施設では、吊り込みアーム長の大きな大型クレーンを使用して頂版スラブの吊り込み作業を行う必要があり、設置作業の施工効率が悪いという問題がある。
そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、舗装版、頂版スラブ等の大型のプレキャストコンクリート版を効率よく搬入し、連続して布設できるようにしたプレキャストコンクリート版の連続布設方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は所定延長の舗装区間の舗装面を所定深さの基層まで切削し、整形された基層上にプレキャストコンクリート製の舗装版を連続布設するプレキャストコンクリート版の連続布設方法において、前記舗装区間の両側方位置に、それぞれ延長方向に沿って横引きレールを設け、該横引きレール上面に球状体を敷き詰めてなる摩擦低減手段を設け、前記横引きレール間に、その脚部が前記摩擦低減手段に支持されるように吊りガーダーを架設し、該吊りガーダーに前記舗装版を吊持させた状態で前記吊りガーダーを、前記横引きレール上の前記球状体の転動動作に伴って前記延長方向に走行させ、前記舗装版を前記舗装区間の所定連結位置まで移動し、該連結位置で舗装版を基層上に降ろして舗装版同士を、同区間の奥方から順次連結して一体化して舗装の一部を構築することを特徴とする。
また、外壁で画成された地下空間内に構築された複数列の柱列壁上に、プレキャストコンクリート製の頂版スラブを連続布設して前記空間上方を覆う屋根構造を構築するプレキャストコンクリート版の連続布設方法において、前記隣接する柱列壁の天端上に横引きレールを設け、該横引きレール上面に球状体を敷き詰めてなる摩擦低減手段を設け、該横引きレール間に、その脚部が前記摩擦低減手段に支持されるように吊りガーダーを架設し、該吊りガーダーに前記頂版スラブを吊持させた状態で前記吊りガーダーを、前記横引きレール上の前記球状体の転動動作に伴って既設の頂版スラブの隣接位置まで移送し、前記頂版スラブを連続して敷き並べて前記地下空間上方を覆うようにしたことを特徴とする。

以上に述べたように、本発明によれば、対象となるコンクリート構造物において、プレキャストコンクリート版を、布設対象の範囲に連続して搬入して所定位置に精度良く設置することができるため、布設作業の効率が著しく向上するという効果を奏する。
以下、本発明のプレキャストコンクリート版の連続布設方法の実施例について、添付図面を参照して説明する。
[舗装版の連続布設工法]
本実施例では、舗装修繕工に使用される舗装版連続布設工法について説明する。すなわち、舗装修繕工において、舗装を基層まで切削し、基層と表層の一部をプレキャストコンクリート舗装版(以下、単に舗装版と呼ぶ。)で置き換え、さらに新たなアスファルト表層5を舗設する際に、前記舗装版を連続して布設する工法について、図1,図2各図を例に説明する。
図1、図2各図は、たとえば一般的な幅員(6m程度)の道路1の舗装修繕工を行っている施工状態を示している。図2(a)に示したように、著しいわだち掘れにより表層3に凹凸2が生じてしまった場合、路面調査等によって判断された必要深さまで表層3、基層4の一部が切削される。このとき修繕工は、図1に示したように所定延長(たとえば30m)の舗装区間ごとに区切ってロータリーカッター(図示せず)等の切削機械を用いて表層3及び基層4の一部を所定深さまで切削され、舗装区間全体にわたる舗装版10の布設、新たなアスファルト表層5(図2(d))の舗設が延長方向に繰り返し行われる。
まず、上述の範囲で切削整形された基層4の奥行き方向に沿って既存道路の両側の肩端上に敷設される横引きレール20と、この横引きレール20に沿って走行する吊りガーダーの構成について、図1各図,図2(c),図3を参照して説明する。横引きレール20は、図3に示したように、溝形鋼断面からなるレール面に多数のベアリングボール23が敷き詰めれられた部材で、このベアリングボール23上には、レール幅より狭く、長手方向に所定長さを有するベースプレート24が載置されている。そしてベースプレート24のほぼ中央位置にガーダーポスト30が立設されている。このガーダーポスト30は形鋼製の柱材で、道路を挟んで位置する2本のガーダーポスト30間に道路延長方向に直交するように、吊りガーダー31が架設されている。吊りガーダー31には、本実施例では十分梁せいを有し、曲げ剛性の大きなI形鋼が用いられている。そしてこの吊りガーダー31は、ガーダーポスト30を支持するベースプレート24を、横引きレール20に沿って移動させることで、基層4の上方を道路延長方向(白抜き矢印方向)に沿って進行できる。また、図2(c)に示したように、吊りガーダー31の3箇所の吊り点位置には、吊りワイヤ32を介して2枚が連結された状態の舗装版10がほぼ水平を保持して吊持されている。このように、舗装版10は吊りガーダー31に吊持されて図1(a)、図2(c)に示したように、巻取ウインチ9の巻き取り動作により、吊りガーダー31は舗装版10を吊持した状態で、道路延長方向に沿ってスムースに修繕すべき舗装区間を移動することができる。このとき巻取ウインチ9に代えて、吊りガーダー31の自走のためにガーダーポスト30を側方に、既存道路の路面上の走行させる駆動部(図示せず)を設けることも可能である。
横引きレール20の構成について、図3を参照して説明する。横引きレール20は、図3に拡大して示したように、既存道路の両側の肩端1d上に布設された支圧プレート25上に溝形鋼21のウェブの内面がレール面21aとなるように設置された形鋼レールからなり、レール面21a上には摩擦低減を図る球状体としてのベアリングボール23が適当に分散するように配置されている。本実施例ではベアリングボール23にφ11mm程度の鋼球が使用されている。これらのベアリングボール23の上には、図3に示したように、ガーダーポストの底面に板厚鋼板からなるベースプレート24が載置され、ベースプレート24は摩擦係数の小さい多数の転動可能な点によって支持された状態にある。
この舗装版10は、図1(a),図2(c)に示したように、道路中央線1cから路側1bに向けてわずかに横断勾配がついた鉄筋コンクリート版で、道路中央線1cに関して対称形状をなすように2枚がボルト(図示せず)連結され、その全幅が舗装区間の幅員(本実施例では6m)にほぼ等しくなっている。この舗装版10は、図1(a),(b)に示したように、舗装完了区間5に停車した走行クレーン8によって、切削され整形された基層4上に吊り込まれ、次いで、吊りガーダー31に吊りワイヤ32を介して吊持される。このとき、吊りガーダー31のガーダーポスト30は、ベースプレート11がベアリングボール23に低摩擦で支持されていることにより、舗装版10を吊持した吊りガーダー31は、横引きレール20上を、道路延長方向にスムースに移動することができる。本実施例では、吊りガーダー31の一部には図1(a)に示したように、舗装区間の奥方の表層3上に設置された2台の巻取ウインチ9からそれぞれ引き出された引張ワイヤWが取り付けられ、吊りガーダー31は、2台の巻取ウインチ9の同期運転により、ガーダーポスト30が横引きレール20上を巻取ウインチ9方向にスライドするのに合わせて全体が舗装版10の奥方に引き寄せられるようになっている。
舗装版10の周縁部の切欠10aにはボルト貫通プレート(図示せず)が埋設されている。このボルト貫通プレートを介して隣接した舗装版10同士がボルト連結される。これにより、図1(a)に示したように、順に修繕対象の舗装区間の奥部から運び込まれた舗装版10は延長方向にボルト連結され、版構造体として一体化が図られる。
舗装版10は、奥方から順に布設された舗装版10が精度良く順次、確実に連結されていく。さらに基層4表面と若干との間に空いている隙間部分にモルタル等のグラウト材が充填され、舗装版10が基層4上に安定して据え付けられる。この舗装修繕工法では舗装区間の全長にわたり、舗装版10が奥方から順次布設連結された後に、所定厚で新たなアスファルト表層5が舗装版10上に舗設され(図2(e)参照)、修繕区間の施工が完了する。
このように、所定の舗装修繕区間において剛性の高い舗装版10を、奥方から順次連続して精度良く布設することができるため、きわめて迅速に品質の高い舗装修繕を行うことができる。
[頂版スラブの連続布設工法]
次に、図4〜図6を参照して同一形状のスラブを頂版として空間を覆い、屋根構造とするようにした頂版スラブの連続布設工法について説明する。
図4は、図9に示した雨水地下貯留施設200の頂版スラブ204を連続布設する屋根施工時を示した状態説明図である。山留め壁及び本設外壁207で画成された地下空間208内に所定間隔をあけて柱列壁203が立設され、その頂部位置に横引きレール20が敷設されている。さらに、これらの隣接する横引きレール20間には図2(c),図3に説明したものと同様の構成からなる吊りガーダー31がガーダーポスト30を介して架設されている。本実施の形態においても、この吊りガーダー31で頂版スラブ204を吊持し、横引きレール20上を走行させることで頂版スラブ204を、奥行き方向に移動させることができる。このとき画成された空間208内には、図5に示したように、複数の柱列壁203が等間隔に並設されている。そして空間上方を覆う頂版スラブ204はすべて同一形状であるため、横引きレール20、ガーダーポスト30及び吊りガーダー31を、隣接する柱列壁203に順に盛り替えて使用することで、奥行き方向のみならず、隣接した列での頂版スラブ204の布設も効率よく行うことができる。
図6は、頂版スラブ204を吊持する吊りガーダー31及びこの吊りガーダー31を支持するガーダーポスト30が走行する横引きレール20の設置状態(図5参照)を示した部分拡大図である。同図に示したように、柱列壁203の頂部にはブラケット203aが柱壁と一体的に形成されている。このブラケット203aの両肩部にそれぞれ隣接して架設された頂版スラブ204の端辺が支持される。柱列壁203の天端面に横引きレール20が敷設されている。本実施の形態では横引きレール20には溝形鋼が使用されている。この溝形鋼はウェブを下にしてコンクリート天端面に載置され、溝形鋼の凹所に多数のベアリングボール23が配置されている。横引きレール20のベアリングボール23に支持されるように、各横引きレール20にはガーダーポスト30が立設されている。このガーダーポスト30に両側が支持されるように柱列壁間に吊りガーダー31が架設されている。さらに吊りガーダー31の2箇所の吊り点位置に取り付けられた吊りワイヤ32を介してプレキャストコンクリート製の頂版スラブ204が吊持される。この状態で図5に示したように、手前の吊り込み位置から吊りガーダー31を奥方に走行させることにより、既設置位置まで容易に頂版スラブ204を移送することができる。そして吊りワイヤ32を延ばして頂版スラブ204の支持辺をブラケット203aの肩部に載置させればよい。
このとき吊りガーダー31を走行させる駆動機構(図示せず)をガーダーポスト30の両側部に取り付け、柱列壁ブラケット203aに走行タイヤの一部を接地させて走行反力をとるようにして、ガーダーポスト30がベアリングボール23上を低摩擦状態で移動するようにしてもよい。
本発明によるプレキャストコンクリート版の連続布設方法の一実施の形態としての舗装版の連続布設工法に適用した例を示した全体平面図、縦断面図。 図1に示した舗装版の連続布設工法における施工段階を模式的に示した道路横断面図。 図2(c)に示したガーダーポストを拡大して示した部分拡大断面図。 本発明によるプレキャストコンクリート版の連続布設方法の一実施の形態として頂版スラブの連続布設工法に適用した例を示した全体平面図。 図4に示した雨水地下貯留施設のV-V断面線に沿って示した全体断面図。 図5に示した横引きレール及び吊りガーダーに吊持された頂版スラブを拡大して示した部分断面図。 ボックスカルバート横引き工法による管渠布設工の一例を示した側面図。 図7に示した管渠布設工における摩擦低減手段の一例を示した部分正面図。 プレキャストコンクリート部材の組立によって構築された雨水地下貯留施設の全体構造を一部を切り欠いて示した斜視図。
符号の説明
3 表層
4 基層
10 プレキャストコンクリート舗装版
20 横引きレール
23 ベアリングボール
30 ガーダーポスト
31 吊りガーダー

Claims (2)

  1. 所定延長の舗装区間の舗装面を所定深さの基層まで切削し、整形された基層上にプレキャストコンクリート製の舗装版を連続布設するプレキャストコンクリート版の連続布設方法において、前記舗装区間の両側方位置に、それぞれ延長方向に沿って横引きレールを設け、該横引きレール上面に球状体を敷き詰めてなる摩擦低減手段を設け、前記横引きレール間に、その脚部が前記摩擦低減手段に支持されるように吊りガーダーを架設し、該吊りガーダーに前記舗装版を吊持させた状態で前記吊りガーダーを、前記横引きレール上の前記球状体の転動動作に伴って前記延長方向に走行させ、前記舗装版を前記舗装区間の所定連結位置まで移動し、該連結位置で舗装版を基層上に降ろして舗装版同士を、同区間の奥方から順次連結して一体化して舗装の一部を構築することを特徴とするプレキャストコンクリート版の連続布設方法。
  2. 外壁で画成された地下空間内に構築された複数列の柱列壁上に、プレキャストコンクリート製の頂版スラブを連続布設して前記空間上方を覆う屋根構造を構築するプレキャストコンクリート版の連続布設方法において、
    前記隣接する柱列壁の天端上に横引きレールを設け、該横引きレール上面に球状体を敷き詰めてなる摩擦低減手段を設け、該横引きレール間に、その脚部が前記摩擦低減手段に支持されるように吊りガーダーを架設し、該吊りガーダーに前記頂版スラブを吊持させた状態で前記吊りガーダーを、前記横引きレール上の前記球状体の転動動作に伴って既設の頂版スラブの隣接位置まで移送し、前記頂版スラブを連続して敷き並べて前記地下空間上方を覆うようにしたことを特徴とするプレキャストコンクリート版の連続布設方法。
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