JP5299217B2 - 燃料表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料残量が無いことを表示する始端アルファベット表示(E表示)と、燃料残量がフル状態であることを示す終端アルファベット表示(F表示)との間に、燃料残量をバーグラフ状に数字表示部からなるバーグラフ状表示部にて表示する燃料表示装置に関するものである。特に、燃料残量を液晶表示装置において表示し、オドメータやトリップメータとしても表示ができる車両用燃料表示装置に関するものである。
従来、実用化されている車両用燃料表示装置として、図7のものが公知である。図7は、上記実用化されている車両用燃料表示装置の液晶セグメントの配置及び形状を示すセグメント配置図である。
この図7の装置は、燃料のFULL状態を示すF表示16aとENPTY状態を示すE表示11aとの間を多数の棒状の専用表示セグメントからなるバー70で表示するとともに、距離計を表示するために数字表示部11〜16を多数設け、オドメータ、トリップメータA、トリップメータBとしても表示できるようにしている。
また、燃料計であることを示す燃料計ロゴ(フーエルゲージマークともいう)2と、オートトランスミッション(AT)のレンジ、例えばPのパーキング、Rのリバース等を表示することが出来るミッションレンジ表示部5も同じ液晶表示画面(LCD)30の中に収納されている。この液晶表示画面30の横寸法は43mm、縦寸法は20mmである。
しかし、この実用化されている車両用燃料表示装置は、専用表示セグメントからなるバー70を設定するため、その分、面積が必要となり、液晶表示画面30自体の大きさが大きくなり、かつ図示しない導通用端子数が増加して部品単価が上昇するという問題がある。
このような問題を改善するものとして、特許文献1が公知である。図8は、特許文献1に係る車両用燃料表示装置の表示形態の変化を示す全体使用態様図である。
この特許文献1に記載の車両用燃料表示装置は、距離計表示のために数字を表示できる少なくとも7つのセグメントを8字状に配置した数字表示部11〜16を6個備えている。これによって、例えば、図8の(a)に示すように、オドメータとして距離を表示することが出来、また、図8の(b)のように、トリップメータとして距離を表示することも出来る。
そして、燃料を表示するときは、図8の(C)の様に、燃料計ロゴ(フューエルゲージマーク)2を表示すると共に、左端にENPTYのE表示11a、右端にFULLのF表示16aを表示し、その間を上記数字表示部の上半分表示を並べたバーグラフ状表示部12a、13a、14a、15aとするものである。
例えば、燃料がFULLの状態であれば、図8の(c)のように、上半分表示からなるバーグラフ状表示部12a〜15aが4つ並び、少し燃料が減少すると、図8の(d)のように右端が下半分表示16dに切り替わる。更に燃料残量が少なくなると、図8の(e)から(k)のように、車両用燃料表示装置としての表示が推移するものである。
特開2003−97977号公報
この特許文献1の車両用燃料表示装置は、数字を表示できる12a、13a、14a、15aからなる数字表示部を使用してバーグラフ状表示部を形成しているが、バーの表示がロ字状の矩形の個数で表示されているため、全体としては個数を数える結果となり、ガソリン残量(容量)を瞬間的に把握しづらいという問題がある。
また、燃料が減少していくと(i)から(j)のように、上半分表示12iから下半分表示12jに変わるのみであり、ロ字状の矩形の表示個数は同じ一個であるため、変化がわかり難いという問題がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、7つのセグメントを8字状に配置した数字表示部を多数、例えば6個並べることにより、バーグラフ状表示を、よりバーに近い形態で見ることが出来、燃料残量が直感的に把握し易い燃料表示装置を提供することにある。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、車両用燃料の残量が無い事を表示する始端アルファベット表示と、車両用燃料の残量がフル状態である事を表示する終端アルファベット表示との間に燃料残量をバーグラフ状表示部にて表示する車両用燃料表示装置であって、バーグラフ状表示部を多数のセグメントにて表示し、該セグメントが8字状セグメントの一部を表示することによって構成し、バーグラフ状表示部の始端アルファベット表示に隣接するバーグラフ状表示部を右側のセグメントが欠落したC字状セグメント表示で構成し、バーグラフ状表示部の終端アルファベット表示側のバーグラフ状表示部を左側のセグメントが欠落したコ字状セグメント表示で構成し、C字状セグメント表示とコ字状セグメント表示の間を左右のセグメントが欠落した二字状セグメント表示で満たして表示したことを特徴としている。
この発明によれば、C字状のセグメント表示とコ字状セグメント表示と二字状セグメント表示とで、内部が空洞状の一層バーグラフ表示に近い形態の表示が構成できるため、燃料の残量がわかり易い燃料表示装置を得ることが出来る。
請求項2に記載の発明では、始端アルファベット表示は、Eの字からなり、終端アルファベット表示は、Fの字からなり、8字状のセグメントは上辺、下辺、左上側辺、左下側辺、右上側辺、及び右下側辺からなるセグメント並びに中央−状セグメントからなり、C字状のセグメントは、上辺、下辺、左上側辺、及び左下側辺からなり、コ字状セグメント表示は、上辺、下辺、右上側辺、及び右下側辺からなり、二字状セグメント表示は、上辺及び下辺からなることを特徴としている。
この発明によれば、数字表示が可能な8字状セグメントの一部を活用して、一層バーグラフ表示に近い形態の表示が構成できるため、燃料の残量がわかり易い燃料表示装置を得ることが出来る。
請求項3に記載の発明では、始端アルファベット表示、終端アルファベット表示、バーグラフ状表示部は、8字状セグメントからなり、8字状セグメントは、表示切替えに伴い数字を表示して、デジタル式の距離計を成すことを特徴としている。
この発明によれば、表示の切り替えでデジタル式の距離計としても使用する事の出来る燃料表示装置とすることができる。
請求項4に記載の発明では、バーグラフ状表示の終端アルファベット表示側の端部に車両用燃料の残量が8字状セグメントの一つ分に満たない量の減少を表示するために、少なくとも右上側辺、または右下側辺からなるコ字状セグメント表示の高さの半分の表示からなる半分表示部を有することを特徴としている。
この発明によれば、燃料が8字状セグメント1個分に満たない量だけ減少したことをコ字状セグメント表示、つまり、バーグラフ状表示高さの半分の半分表示部によって表示する事が出来る。
請求項5に記載の発明では、半分表示部は、上辺と右上側辺と中央−状セグメント、または下辺と右下側辺と中央−状セグメントからなる小型セグメント表示からなることを特徴としている。
この発明によれば、燃料が8字状セグメント1個分に満たない量だけ減少したことを、バーグラフ表示高さの範囲内の小型セグメント表示からなる半分表示部によって、よりバーグラフらしく明確に表示する事が出来る。
請求項6に記載の発明では、コ字状セグメント表示は、上辺、下辺、右上側辺、及び右下側辺のうち半分表示部に隣接した右上側辺、または右下側辺が欠けた欠損表示部を有することを特徴としている。
この発明によれば、燃料が8字状セグメント1個分に満たない量だけ減少したことを、バーグラフ表示高さの範囲内の半分表示部及び欠損表示部によって、より一層バーグラフらしく明確に表示する事が出来る。
本発明の第1実施形態における車両用燃料表示装置の表示形態の変化を示す全体使用態様図である。 上記図1の使用態様を実現するための、液晶セグメントの配置及び形状を示すセグメント配置図である。 上記実施形態における車両用燃料表示装置としての、表示形態をガソリン残量の減少と共に示した使用態様図である。 上記図3の状態から更にガソリン残量が減少していった場合を示した使用態様図である。 上記実施形態における車両用燃料表示装置が、距離計として表示する状態を示す使用態様図である。 本発明の第2実施形態における車両用燃料表示装置としての、表示形態をガソリン残量の減少と共に示した使用態様図である。 実用化されている公知の車両用燃料表示装置の液晶セグメントの配置及び形状を示すセグメント配置図である。 公知の特許文献1に係る車両用燃料表示装置の表示形態の変化を示す全体使用態様図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1乃至図5を用いて詳細に説明する。図1は、第1実施形態の車両用燃料表示装置の表示形態の変化を示す全体使用態様図である。図1の(a)から(i)は、燃料計としての表示の変遷を示している。
図1の(a)は、燃料がフル状態(満タン)状態であることを示し、(a)から(i)に行くに従って、徐々に燃料が減少して行き、燃料が空に近い状態では、(h)、(i)のように、燃料残量を示すロ字形の単一矩形表示部1及び/またはフューエルゲージマーク2が点滅するようになる。
また、車両用計器盤内に存在する図示しない押しボタンからなる選択スイッチを操作することによって、車両用燃料表示装置は、オドメータ、あるいはトリップメータと呼ばれる距離計としても使用することが出来る。
図1の(j)(k)(l)は、オドメータ、トリップメータA、トリップメータBとして使用した状態を示している。ここでトリップメータA、トリップメータBは、表示方法が同じで、使い方をユーザが選択したものである。
例えば、3のトリップメータAは、一ヶ月の走行距離を表示することが出来、また、4のトリップメータBは、先月からの走行距離を表示することが出来る。このような使い分けは、ユーザが自由に設定できる。
そして、図示しない選択スイッチのノブを操作することにより、オドメータ、トリップメータA、トリップメータBのように3段階に切替えることが出来る。また、図1の5は、オートトランスミッション(AT)のレンジ(シフトポジションン)を表示するミッションレンジ表示部であり、省略しても良い。
図2は、図1の使用態様を実現するための、全体の液晶セグメントの配置及び形状を示すセグメント配置図である。5は、上述のミッションレンジ表示部、2は、上述のフューエルゲージマーク、6は、オドメータを示す表示、7はトリップメータを示す表示である。8及び9で示すA、Bはトリップメータの種別表示、10は走行距離の単位、11から16は、6桁からなる数字表示部である。17は少数点表示である。
この数字表示部11〜16の各々は、8字状セグメントの集合からなる。そして、この数字表示部11〜16のうち、左端の11は、始端アルファベット表示(E表示ともいう)が可能である。また、右端16は、終端アルファベット表示(F表示ともいう)が可能である。
また、各数字表示部11〜16は、上辺20、下辺21、左上側辺22、左下側辺23、右上側辺24、及び右下側辺25から成るセグメント、並びに中央−状セグメント26から構成されている。また各セグメント20〜26は、液晶表示画面(LCD)30のセグメントとして存在し、夜間等においては、図示しないバックライトをなす多数のLED(発光ダイオード)によって裏面から均一に全体照明される。
また、バックライトが点灯していないときは、外光を反射することによって表示することが出来る。また、この第1実施形態の表示装置は、着色が不可能であるが、後述するように、着色可能な表示装置として本発明燃料表示装置を構成することも可能である。
そして、車両のイグニッションスイッチ(運転開始スイッチ)を操作すると、液晶表示画面30の表示が開始されるが、先ず最初に、燃料残量が見えるようにするために、図1の(a)〜(i)に示す車両用燃料表示装置としての表示が優先的に表示され、以下、ユーザの操作によって、(j)〜(l)の様に、オドメータやトリップメータとしての表示に切替えることが出来る。
即ち、この第1実施形態では、車両用燃料表示装置が、運転開始時に自動的に表示されるように設定されており、その後のユーザ操作によって距離計としての表示がなされる。これによって、車両の運転者は、先ず燃料残量を優先的に確認することが出来る。
図3及び図4は、車両用燃料表示装置としての、表示形態をガソリン残量の減少と共に示した使用態様図であり、数字表示部11と16に相当するE表示11aとF表示16aの間の4つのバーグラフ状表示部12a、13a、14a、15aによって、4分割され、更に半分表示が可能であることから、全体として、燃料の残量を8分割で表示することが可能になっている。
例えば、軽自動車の場合は、タンクの容量が30リットルくらいであり、最後まで使用できない残量を5リットルとすると、使用可能な残量は25リットルになる。よって、ガソリン残量を8分割表示するために、25/8=約3リットルごとの容量減少が逐次表示可能である。
以下、具体的に図3について説明する。図3において、11aは、始端アルファベット表示を成すE表示である。そして、右端16aは、終端アルファベット表示を成すF表示である。そして、このE表示11aとF表示16aの間に、4分割されたバーグラフ状表示部12a、13a、14a、15aが存在している。そして、E表示11a、F表示16a及びバーグラフ状表示部12a〜15aは、実質同じ高さとされている。
このバーグラフ状表示部12a〜15aは、図3の(a)に示すように、多数のセグメントにて表示され、バーグラフ状表示部11a〜16aの8字状セグメント集合体の一部のセグメントを選択的に表示することによって構成されている。そして始端アルファベット表示11aの右隣に、右側セグメントが欠落したC字状セグメント表示12aが構成されている。
また、終端アルファベット表示16aのF表示の左隣に、左側セグメントが欠落したコ字状セグメント表示15aが構成されている。そして、C字状セグメント表示12aとコ字状セグメント表示15aの間を、左右セグメントが欠落した二字状セグメント表示13a及び14aで表示し、全体をバー状あるいは箱状の形態で表示している。
更に具体的に述べれば、8字状セグメント集合体からなる図2の数字表示部11〜16は、上述したように、夫々、上辺20、下辺21、左上側辺22、左下側辺23、右上側辺24、及び右下側辺25からなるセグメント並びに中央−状セグメント26からなる。
そして、図3の(a)のC字状セグメント12aは、上辺20、下辺21、左上側辺22、及び左下側辺23及びからなる。また、コ字状セグメント表示15aは、上辺20、下辺21、右上側辺24、及び右下側辺25からなる。また、図3の(a)で示す二字状セグメント表示13a、14aは、上辺20及び下辺21で表示される。
図3の(a)の満タン表示の後に、ガソリン残量が約3リットル減少すると、図3の(b)のように半分表示部35が現れる。即ち、この半分表示部35は、終端アルファベット表示16a側のバー表示の端部に、燃料の残量がバーグラフ状表示部12a〜15aの1つ分に満たない量の減少を表示するために設けられたものである。
半分表示部35は、少なくとも、図2の右上側辺24、または右下側辺25から構成されているものであるが、図3の(b)においては、半分表示部35は、下辺21と右下側辺25と中央−状セグメント26からなるセグメントの集合から構成されている。そして、通常のバーグラフ状表示部11a〜16aの高さの半分の高さで、小さなコ形の小型セグメント表示35として形成されている。
そして、この小型セグメント表示35に対応して、上述のコ字状セグメント表示15aに相当する14bは、図2の上辺20、下辺21、右上側辺24、及び右下側辺25のうち小型セグメント表示35に隣接した右上側辺24または右下側辺25が欠けた図3の(b)に示す欠損表示部25bを伴って表示されている。
具体的には、第1実施形態では、図3(b)に示すように、欠損表示部25bは、右下側辺25が欠けた状態で表示されている。これによって、バーグラフ表示は、下側の一部が突起状に突出したバーの表示になり、ガソリン残量の減少を表示することが出来る。
更に、約3リットルだけ燃料量が減少すると、図3の(c)のような表示形態になり、全体のバーの長さが縮小し、更に約3リットルガソリンが減少すると、(d)(e)のように表示される。
また、図4の(f)は、更にガソリンが減少した状態を、欠損表示部25bを持った0字状表示部120にて示し、図4(f)から(i)に進むに従って、バーの表示が短くなり、上述の様に、ロ字形の単一矩形表示部1となって、(h)のように点滅するようになる。更に、ガソリンが減少すると、フューエルゲージマーク2自体も点滅して、有効なガソリン残量が無いことを表示するようにしている。
また、運転者が、例えば計器盤内に存在する図示しない押しボタンスイッチのノブを操作することによって、車両用燃料表示装置を、距離計として表示させることが出来る。図5は、車両用燃料表示装置が、距離計として表示する状態を示す使用態様図である。
先ず。押しボタンスイッチを一回押すと、オドメータとしての表示が、図5の(j)のように現れ、次に、もう一回、押しボタンスイッチを操作すると、図5の(k)のように、トリップメータA表示が現れる。更に操作すると図5の(l)の様に、トリップメータBの表示がなされる。
以下、上記構成の作用効果について説明する。上記第1実施形態においては、図3のC字状セグメント表示12aとコ字状セグメント表示15aとの間に二字状セグメント表示13a、14aを配置して、全体として箱状またはバー状の表示部を構成したから、一層バーグラフ表示に近い形態の表示となり、燃料の残量が直感的にわかり易い車両用燃料表示装置を得ることが出来る。
そして、満タン時には4個の数字表示部12a〜15aの外枠のみで表示し、車両のタンクがガソリンで満たされた状態であることを連想させる表示としている。また、両端の数字表示部は、E表示11aとF表示16aのアルファベットで表示して、フューエルゲージ表示であること、及び満タン位置及び燃料の減少方向を表示している。
そして、ガソリンが消費されるに伴い、外枠形状が徐々に小さくなり、ガソリンが満タンから徐々に減少していく状態を想起させる表示とすることが出来る。また、オドメータやトリップメータの表示を共用しているが、オドメータを常時主表示とした場合は、運転者がガソリン残量を的確に把握できないため、第1実施形態では、車両用燃料表示を主表示として優先的に表示している。そして、別途、設定されている選択スイッチで選択してオドメート及びトリップメータを表示させるようにしている。
また、数字表示が可能な8字状セグメントの各パーツである図2の上辺20、下辺21、左上側辺22、左下側辺23、右上側辺24、及び右下側辺25、並びに中央−状セグメント26の一部を活用して、一層バーグラフ表示に近い形態の表示が構成できる。更に、この8字状セグメントを、数字で表されるデジタル式の距離計として使用することが出来る。
また、図3の(b)等の半分表示部35によって、バーグラフ状表示部12a〜15aの一個分に満たない量だけ燃料残量が減少したことを、バーグラフ表示高さの範囲内の半分表示部35によって表示する事が出来る。
そして、この半分表示部35は、図2の下辺21と右下側辺25と中央−状セグメント26からなる小型セグメント表示から構成し、図3の(b)のコ字状セグメント表示14bは、上辺20、下辺21、右上側辺24、及び右下側辺25のうち小型セグメント表示35に隣接した右下側辺25が欠けた欠損表示部25bを有する状態で表示したから、燃料がセグメント1個分に満たない量だけ減少したことを、バーグラフ表示高さの範囲内の半分表示部35によって、より一層バーグラフらしく明確に表示する事が出来る。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。図6は、第2実施形態における車両用燃料表示装置としての表示形態を、ガソリン残量の減少と共に示した使用態様図である。
この第2実施形態の図6の(b)及び(d)に示す半分表示部35は、各バーグラフ状表示部12a〜15aの一個分に満たない量だけ燃料が減少したことを、バーグラフ表示高さの範囲内の半分表示部35によって表示する。そのために、少なくとも右上側辺24または右下側辺25からなる小型セグメント表示を構成する。具体的には、この第2実施形態では、上辺20と右上側辺24とを使用してL字状(鉤状またはフック状)の半分表示部35としている。
また、図6の(b)及び(d)に示すコ字状セグメント表示14b及び13bは、上辺20、下辺21、右上側辺24、及び右下側辺25から表示されている。これによっても、燃料がセグメント1個分に満たない量だけ減少したことを、図6の(b)、(d)に示すように、バーグラフ表示高さの範囲内の半分表示部35によって、バーグラフらしく表示する事が出来る。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の第1実施形態では、自動車用の燃料表示装置について述べたが、本発明の燃料表示装置は自動車用以外に、航空機、農機、二輪車、船舶等の燃料残量の表示に使用することが出来る。
また燃料残量の表示と、距離計の表示を兼用するようにしたが、距離計の表示は必ずしも必要ではない。また、オートトランスミッションのレンジ表示を同じ液晶表示画面内に配置したが、これも必須の構成ではない。
また、燃料表示専用の表示装置として構成する場合は、フューエルゲージマークは省略できる。また、表示手段として液晶表示装置を使用し、無着色の表示としたが、着色バックライトを選択的に照射して、着色された画面を構成することも出来る。また、液晶以外の表示素子である例えば有機ELを利用することも可能である。
また、上記実施形態では、E表示とF表示の間に4個の数字表示部を設けたが、この個数は、より多くしても少なくしても良い。また、第1実施形態を示す図3の(b)において、欠損表示部25bを設けたが、この欠損表示部25bを設けず、完全なコ字状セグメント表示14bとしても良い。また、半分表示部35は、セグメント1つ、少なくとも、右上側辺、または右下側辺で形成したL字状またはI字上として構成してもよい。
1 ロ字形の単一矩形表示部
2 フューエルゲージマーク
3 トリップメータAの使用態様
4 トリップメータBの使用態様
5 ミッションレンジ表示部
6 オドメータを示す表示
7 トリップメータを示す表示
8及び9 トリップメータの種別表示
11〜16 数字表示部
11a 始端アルファベット表示またはE表示
12a C字状セグメント表示
12a、13a、14a、15a 数字表示部からなるバーグラフ状表示部
13a及び14a 二字状セグメント表示
13b、14b、15a コ字状セグメント表示
16a 終端アルファベット表示またはF表示
20 上辺
21 下辺
22 左上側辺
23 左下側辺
24 右上側辺
25 右下側辺
25b 欠損表示部
26 中央−状セグメント
30 液晶表示画面
35 半分表示部
120 0字状表示部

Claims (6)

  1. 車両用燃料の残量が無い事を表示する始端アルファベット表示と、車両用燃料の残量がフル状態である事を表示する終端アルファベット表示との間に燃料残量をバーグラフ状表示部にて表示する車両用燃料表示装置であって、
    前記バーグラフ状表示部を多数のセグメントにて表示し、該セグメントが8字状セグメントの一部を表示することによって構成し、
    前記バーグラフ状表示部の前記始端アルファベット表示に隣接する前記バーグラフ状表示部を右側の前記セグメントが欠落したC字状セグメント表示で構成し、
    前記バーグラフ状表示部の前記終端アルファベット表示側の前記バーグラフ状表示部を左側の前記セグメントが欠落したコ字状セグメント表示で構成し、
    前記C字状セグメント表示と前記コ字状セグメント表示の間を左右の前記セグメントが欠落した二字状セグメント表示で満たして表示したことを特徴とする燃料表示装置。
  2. 前記始端アルファベット表示は、Eの字からなり、
    前記終端アルファベット表示は、Fの字からなり、
    前記8字状のセグメントは上辺、下辺、左上側辺、左下側辺、右上側辺、及び右下側辺からなるセグメント並びに中央−状セグメントからなり、
    前記C字状のセグメントは、前記上辺、前記下辺、前記左上側辺、及び前記左下側辺からなり、
    前記コ字状セグメント表示は、前記上辺、前記下辺、前記右上側辺、及び前記右下側辺からなり、
    前記二字状セグメント表示は、前記上辺及び前記下辺からなることを特徴とする請求項1に記載の燃料表示装置。
  3. 前記始端アルファベット表示、前記終端アルファベット表示、前記バーグラフ状表示部は、前記8字状セグメントからなり、前記8字状セグメントは、表示切替えに伴い数字を表示して、デジタル式の距離計を成すことを特徴とする請求項1または2に記載の燃料表示装置。
  4. 前記バーグラフ状表示の前記終端アルファベット表示側の端部に前記車両用燃料の残量が前記8字状セグメントの一つ分に満たない量の減少を表示するために、少なくとも前記右上側辺、または前記右下側辺からなる前記コ字状セグメント表示の高さの半分の表示からなる半分表示部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の燃料表示装置。
  5. 前記半分表示部は、前記上辺と前記右上側辺と前記中央−状セグメント、または前記下辺と前記右下側辺と前記中央−状セグメントからなる小型セグメント表示からなることを特徴とする請求項4に記載の燃料表示装置。
  6. 前記コ字状セグメント表示は、前記上辺、前記下辺、前記右上側辺、及び前記右下側辺のうち前記半分表示部に隣接した前記右上側辺、または前記右下側辺が欠けた欠損表示部を有することを特徴とする請求項4または5に記載の燃料表示装置。
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