JP5298476B2 - 誘導同期モータ - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の電動発電機は、固定子であるステータコアに1次導体であるステータコイルを配置し、電動発電機の回転子(ロータ)の外周表面に複数個の2次導体を配置し、かつ回転子(ロータ)の内部には複数個の永久磁石を配置したものである。そして上記の2次導体は回転子(ロータ)の両端面で電気的結合して、いわゆるかご形の回転子を形成している。そして電動発電機の力行中は、上記のかご形の回転子が誘導モータとして作用する。また電動発電機の回生中は、低回転領域で上記のかご形の回転子が誘導発電機として作用し、高回転領域で上記の永久磁石を具えた回転子が永久磁石型同期発電機として作用する。よって全回転領域で良好な発電特性を得られるようにしたものである。
また、回転子(ロータ)を誘導モータあるいは永久磁石型同期モータの一方のみに切り替えて活用するとしても、回転子(ロータ)の重量が、一般的な誘導モータの回転子や一般的な永久磁石型同期モータの回転子と比較して重くなり、トルクの出力効率が低下する。
さらに、誘導モータから永久磁石型同期モータに切り替える際、あるいはその逆に切り替える際、引用文献1記載の電動発電機ではヒステリシス領域を設けることから、運転効率の低下を回避することができない。
また、本発明による誘導同期モータは、ステータのコイルとの間で作用する電磁誘導により誘導モータとして回転するIMロータと、前記コイルの回転磁界により同期モータとして回転するPMロータとを出力軸で結合した誘導同期モータであって、前記IMロータを回転させる誘導モータ用電流と、前記PMロータを回転させる同期モータ用電流とを重畳して複合電流を生成し、該複合電流を前記コイルに流すよう構成し、前記PMロータが共振する回転数領域で、該PMロータが回転する場合には、前記誘導モータ用電流の電流振幅を増大補正することを特徴としたものである。
また、誘導モータから同期モータへ、あるいはその逆へ、切り替えて運転するものではないことから、ヒステリシス領域を設定する必要がなく、運転効率を損なうことがない。
図1は本発明の第1実施例になる誘導同期モータを、回転軸Oを含む平面で一部破断し、その断面を見た状態を模式的に示す縦断面図である。
第1実施例になる誘導同期モータ11は、ロータとステータとを軸線O方向に対向配置したアキシャルギャップ型の回転電機であって、ステータの軸線O方向両側に、それぞれロータ6およびロータ7を配置し、各ロータ6,7を共通するステータ1で力行・回生する2ロータ1ステータ構造である。
なお、複合電流については本出願人による特開平11−275826に記載の技術を用いる。
図3は、第2実施例になる誘導同期モータを、回転軸Oを含む平面で一部破断し、その断面を見た状態を模式的に示す縦断面図である。
この第2実施例の基本構成は、上述した第1実施例と共通するため、同一部材については、共通する符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。
内径側部5bnよりも内径側には、エアギャップを介して円筒形状のIMロータ27を配置する。これにより、径方向外側と内側にステータ1とIMロータ27と配設して、PMロータについては前述したアキシャルギャップ型、IMロータに関してはラジアルギャップ型となる。複数あるステータ鉄心5の内径側部5bnはIMロータ27の外周表面を取り囲む。IMロータ27の中央には出力軸4の他端部を結合する。なお出力軸4の一端部にはPMロータ6を結合する。
IMロータ27は、ステータ1の界磁により誘導モータとして回転する。IMロータ27は、いわゆるかご型であってもよい。
図4は、第3実施例になる誘導同期モータを、回転軸Oを含む平面で一部破断し、その断面を見た状態を模式的に示す縦断面図である。
この第3実施例の基本構成は、上述した第1実施例と共通するため、同一部材については、共通する符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。
図5は、第4実施例になる誘導同期モータを、回転軸Oを含む平面で一部破断し、その断面を見た状態を模式的に示す縦断面図である。
この第4実施例の基本構成は、上述した第3実施例と共通するため、同一部材については、共通する符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。
IMロータ47は、ステータ1の界磁により誘導モータとして回転する。IMロータ47は、いわゆるかご型であってもよい。
ここで付言すると、同期トルクおよび非同期トルクを合計したトルクが出力軸4のトルク、すなわち誘導同期モータ11,21,31,41の出力トルク、となる。また、図1、図3〜図5から明らかなように、相互に結合したPMロータ6およびIMロータ7の回転数は出力軸4の回転数に一致する。
また、誘導同期モータ11,21,31,41は電気自動車ないしハイブリッド車の動力源として用いられ、ステップS1においては運転者が操作するアクセルペダルの踏み込み量APOおよび車速VSPを読み込む。
またステップS2では、運転者の要望や、車両自身の運転状態や、車両外部の走行環境などから、
誘導同期モータを駆動する力行運転の効率が最大になる最大効率制御と、
誘導同期モータのモータ出力トルクが最大となる最大トルク制御と、
永久磁石9の温度が適正な使用状態における通常の温度領域を超えないよう保護する磁石温度制御と、
誘導同期モータの共振を防止する振動制御とのうち、いずれを選択するかを判断する。
そして、出力すべき目標トルクtTを制御比率Aで配分して、目標同期トルクおよび目標非同期トルクを算出する。目標同期トルクについては次のステップS4以降で処理し、目標非同期トルクについては次のステップS6以降で処理する。
次のステップS5においては、上記ステップS4で算出したすべり量に基づき、予め記憶されたIM電流マップ(図示せず)を参照して、上述した目標非同期トルクを達成する誘導モータ用電流の目標電流を求める。
図7において、横軸は出力軸4の回転数N[rpm]を、縦軸はモータ主力トルクT[Nm]を示す。また、実線は誘導同期モータ11,21,31,41の出力トルクを示す。破線は従来の誘導(IM)モータの出力トルクおよび従来の誘導(IM)モータの出力トルクを示し、誘導同期モータ11,21,31,41のうちのPMロータ6のみを力行する場合と、IMロータ7のみを力行する場合に相当する。
力行中にIMロータおよびPMロータを同時に駆動するため、力強いトルクを得ることが可能になる。従来の誘導同期モータと同等のトルク出力を要求するのであれば、従来よりも、PMロータの永久磁石を減らすことができ、モータ出力効率を向上することができる。
これにより、永久磁石9が高温に晒され減磁しないよう、誘導同期モータを保護することが可能になる。
これにより、PMロータ6の共振を回避乃至軽減することができる。
また図6のステップS2で振動制御を選択し、IMロータ7が共振し得る場合に、ステップS6で同期モータ用電流の電流振幅を通常よりも増加させるものであってもよい。具体的には出力軸4の回転数がIMロータ7共振の固有振動数を含む所定範囲になった場合に、同期モータ用電流の電流振幅を通常よりも増加させる制御を実行する。
2 モータケース
4 出力軸
5 ステータコア
6 PMロータ
7 IMロータ
8 コイル
9 永久磁石
11,21 誘導同期モータ
27 IMロータ
31 誘導同期モータ
38 コイル
41 誘導同期モータ
47 IMロータ
Claims (4)
- ステータのコイルとの間で作用する電磁誘導により誘導モータとして回転するIMロータと、前記コイルの回転磁界により同期モータとして回転するPMロータとを出力軸で結合した誘導同期モータであって、
該誘導同期モータの温度を検出する温度検出手段を設け、
前記IMロータを回転させる誘導モータ用電流と、前記PMロータを回転させる同期モータ用電流とを重畳して複合電流を生成し、該複合電流を前記コイルに流すよう構成し、
該検出した温度が通常の温度領域を超える場合には、前記誘導モータ用電流の電流振幅を増大補正することを特徴とする誘導同期モータ。 - ステータのコイルとの間で作用する電磁誘導により誘導モータとして回転するIMロータと、前記コイルの回転磁界により同期モータとして回転するPMロータとを出力軸で結合した誘導同期モータであって、
前記IMロータを回転させる誘導モータ用電流と、前記PMロータを回転させる同期モータ用電流とを重畳して複合電流を生成し、該複合電流を前記コイルに流すよう構成し、
前記PMロータが共振する回転数領域で、該PMロータが回転する場合には、前記誘導モータ用電流の電流振幅を増大補正することを特徴とする誘導同期モータ。 - 請求項1または請求項2に記載の誘導同期モータにおいて、
前記誘導モータ用電流の電流振幅および前記同期モータ用電流の電流振幅を、モータ効率が最大になるように設定することを特徴とする誘導同期モータ。 - 請求項1または請求項2に記載の誘導同期モータにおいて、
前記誘導モータ用電流の電流振幅および前記同期モータ用電流の電流振幅を、モータ出力トルクが最大となるように設定することを特徴とする誘導同期モータ。
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