JP5297794B2 - 吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出容器に関する。
従来、この種の吐出容器として、例えば下記特許文献1に示されるように、筒状をなし、その先端にノズルが装着され内容物が充填されたシリンジ本体と、このシリンジ本体内に収容され、押し込み力の付加によりシリンジ本体に対し軸方向にスライドしてノズルから内容物を吐出させるプランジャーと、を有するものが知られている。
この吐出容器では、プランジャーの先端部分に周方向に沿って環状の溝部が形成されており、この溝部にはOリングが配設されている。また、この溝部には、段差部が設けられており、プランジャーを押し込んだ際、押し込みに従ってOリングの径方向内端を段差部が押圧して弾性変形させるようにしている。そして、押し込みに係る負荷が解除された際に、Oリングが弾性復元力により元の状態に戻るとともにプランジャーを押し込み方向とは逆向きにスライドさせて、内容物のバックサクションを誘導することで、内容物の液垂れを防止するとともに、吐出量の精度を確保するようにしている。
特開2008−18061号公報
しかしながら、前述の吐出容器においては、Oリングの弾性復元力によりバックサクション効果を生じさせるものである為、注射器(シリンジ)などの比較的胴径の小さい容器への適用は可能であるが、より大径の胴部を有する吐出容器への適用は難しかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、容器の胴径によらず、内容物の液垂れを防止できる吐出容器を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明は、内容物が充填される筒状の容器本体と、前記容器本体に設けられるとともに吐出孔を有するノズル部材と、前記容器本体内に軸方向に沿って摺動可能に嵌合されたピストン部材と、前記ピストン部材を軸方向に沿った容器本体の内側へ押し込む押し込み部材と、を有する吐出容器であって、前記ピストン部材は、前記容器本体の内周面上を摺動する摺動筒を有する外筒部と、この外筒部の径方向内側に配設される内筒部と、これらの両筒部を連結する弾性変形可能な変形部と、を備え、前記押し込み部材は、前記内筒部を押し込む第1押込み部を備え、この第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を押し込んだときに、前記変形部が容器本体の内側に向かって変形するとともに、前記外筒部が容器本体の内側に向けて移動する構成とされ、前記ノズル部材には、軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて延びるノズル筒が立設され、前記ノズル筒の先端に前記吐出孔が形成され、前記ノズル筒は、有頂筒状のキャップ部材に覆われており、前記キャップ部材は、前記吐出孔を覆い、前記容器本体に着脱自在とされ、前記キャップ部材が、前記押し込み部材であり、前記キャップ部材を取り外して前記押し込み部材としたときに、その天壁部が前記第1押込み部とされることを特徴とする。
本発明に係る吐出容器によれば、ピストン部材の内筒部に押し込み部材の第1押込み部を当接させた状態で、押し込み部材によりピストン部材を押し込むと、変形部が軸方向に沿った容器本体の内側に向かって弾性変形する。この状態からさらに押し込んでいくと、変形部に連結された外筒部の摺動筒が容器本体の内周面上を摺動するとともに、ピストン部材が容器本体に対し前記内側へ向けて移動する。このようにピストン部材が押し込まれることで、容器本体内において内容物が収容されている部分の容積が低減されていくとともに内容物がノズル部材の吐出孔から吐出されるのだが、この際、容器本体の内圧は増大されている。
一方、押し込み部材による押し込みを解除した際は、弾性復元力により変形部が元の状態に戻り、内筒部が第1押込み部を軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて押し戻す。このように変形部が変形して内筒部が容器本体に対し前記外側へ向けて移動するので、容器本体の内圧が低減されることとなり、内容物のバックサクションが誘導され、内容物が吐出孔から必要以上に吐出されることが抑制される。よって、吐出孔からの液垂れが防止される。また、必要以上の内容物が吐出されないことから、吐出量の精度も確保される。
また、ピストン部材の変形部が外筒部及び内筒部を連結しており、これらの変形部、外筒部及び内筒部が一体とされているので、吐出容器を簡便に構成できる。
また、ノズル部材には、先端に吐出孔が形成されたノズル筒が立設されているので、吐出孔から吐出した内容物を受け取りやすく、取り扱い性が向上する。
また、キャップ部材が、押し込み部材とされているので、吐出容器を構成する部品点数を削減できる。
また、本発明に係る吐出容器において、前記外筒部は、前記摺動筒の径方向内側に配設される中筒を備え、前記押し込み部材には、前記第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を容器本体の内側に向けて押し込んだときに、前記変形部が変形することにより前記中筒に向けて前進移動し、前記中筒に当接される第2押込み部が設けられていることとしてもよい。
本発明に係る吐出容器によれば、ピストン部材の内筒部に押し込み部材の第1押込み部を当接させた状態で、押し込み部材によりピストン部材を押し込むと、変形部が弾性変形して、押し込み部材の第2押込み部がピストン部材の外筒部における中筒に向けて前進移動し該中筒に当接される。この状態からさらに押し込んでいくと、ピストン部材が容器本体に対し軸方向に沿った容器本体の内側へ向けて移動する。
一方、押し込み部材による押し込みを解除した際は、弾性復元力により変形部が元の状態に戻り、内筒部が第1押込み部を軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて押し戻し、第2押込み部が中筒から離間される。
このように、ピストン部材を押し込む際に、第2押込み部が中筒に当接することから、押し込み部材からの押し込み力を、主としてこの中筒に伝達でき、よって変形部に過大な負荷がかかることが防止される。従って、変形部の破損等が防止され、弾性変形が安定して精度よく行われる。
また、本発明に係る吐出容器において、前記内筒部は、前記外筒部よりも軸方向に沿った吐出孔側に向けて突出して延設されており、その先端部が、前記押し込み部材を押し込んだときに、前記ノズル筒内に挿入されることとしてもよい。
本発明に係る吐出容器によれば、ピストン部材の内筒部が、外筒部よりも軸方向に沿った吐出孔側に向けて突出して延設されており、その先端部が、押し込み部材を押し込んだときに、ノズル筒内に挿入されるので、先端部がノズル筒の内周面に案内されるように、該ノズル筒に対し軸方向に沿って精度よく移動するとともにピストン部材が容器本体に精度よく押し込まれる。
従って、内容物の吐出がより精度よく行える。
また、このように先端部がノズル筒内に挿入される構成とされているので、ノズル筒内の内容物が先端部に押し出されて、内容物を最後まで無駄なく使い切ることができる。
また、本発明に係る吐出容器において、前記内筒部の外周面における前記外筒部よりも軸方向に沿った吐出孔側に位置する上側部分には、径方向内側に向けて窪むとともに軸方向に沿って延びる縦溝が、周方向に間隔を開け複数形成されていることとしてもよい。
本発明に係る吐出容器によれば、簡便な構成により内容物に対するバックサクション効果を得ることができるため、吐出孔からの液垂れを効果的に防止することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る吐出容器の概略構成を示す側断面図、図2乃至図6は本発明の一実施形態に係る吐出容器において内容物を吐出する手順を説明する図、図7は本発明の一実施形態に係る吐出容器の詰め替え容器を説明する側断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る吐出容器1は、例えば、比較的粘度の高い液状又はクリーム状の内容物Cが充填される筒状の容器本体2と、容器本体2に設けられるとともに吐出孔31を有するノズル部材3と、容器本体2内に軸方向に沿って摺動可能に嵌合されたピストン部材4と、を有している。
尚、図示の例では、容器本体2、ノズル部材3及びピストン部材4は、夫々の中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を軸Oと称し、軸O方向に沿ってノズル部材3側を上側、ピストン部材4側を下側と称し、軸Oに直交する方向を径方向と称する。
容器本体2は、容器外筒21と、容器外筒21の径方向内側に間隔を開けて配置される容器内筒22と、を有している。また、容器外筒21の内周面における上端部には、雌ネジ21Aが形成されている。また、容器外筒21の内周面における下端部には、周方向に沿って延びる環状の鍔部23が形成されている。
容器内筒22は、鍔部23の上面に立設されており、容器内筒22の上端開口縁は、容器外筒21の上端開口縁よりも上側へ突出して配置されている。また、鍔部23の下面における径方向内側の端部には、周方向に沿って延びる環状のガイド部23Aが垂設されている。また、ガイド部23Aの内周面は、軸O方向に沿った上側から下側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ状に形成されている。
また、ノズル部材3は、容器本体2の上端開口部を覆う蓋部32と、この蓋部32における径方向の中央部分に立設され上側へ向けて延びるノズル筒33と、を有している。また、蓋部32の下面における径方向外側の端部には、装着筒34が垂設されている。また、装着筒34の外周面には、雄ネジ34Aが形成されている。
また、蓋部32の下面には、装着筒34の径方向内側に間隔を開けて筒部35が垂設されている。筒部35の外周面には、径方向外側へ向けて突出し周方向に沿って延びる環状の突部35Aが形成されている。また、蓋部32の下面において、装着筒34と筒部35との間に位置する部分には、リング状のパッキン5が配設されている。
また、パッキン5の上面は蓋部32の下面に当接し、パッキン5の外周面は装着筒34の内周面に当接し、パッキン5の内周面は筒部35の外周面に当接している。また、パッキン5の下面における径方向内側の端部は、突部35Aの上面部分に当接している。このような構成により、パッキン5のノズル部材3に対する軸O方向及び径方向への移動が規制されている。
また、ノズル筒33の外周面における下側部分には、雄ネジ33Aが形成されている。また、ノズル筒33の上端部は、下側から上側へ向かうに連れ漸次縮径するテーパ状に形成されている。また、ノズル筒33の上側部分の先端には、吐出孔31が形成されている。吐出孔31は、軸O方向に沿った多段円柱孔状とされており、その上側部分が大径に形成され、下側部分が小径に形成されている。
また、ピストン部材4は、容器本体2の容器内筒22の内周面上を摺動する摺動筒41Aを有する外筒部41と、この外筒部41の径方向内側に配設される内筒部42と、外筒部41及び内筒部42を連結する弾性変形可能な変形部43と、を備えている。
外筒部41は、摺動筒41Aと、摺動筒41Aの径方向内側に配置される連結筒41Bと、連結筒41Bの径方向内側に配置される中筒41Cとを有している。
摺動筒41Aの外周面は、容器内筒22の内周面に密接しているとともに、この内周面上を摺動するようにされている。また、摺動筒41Aの内周面において、その上端部は、下側から上側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ面41Dとされている。また、摺動筒41Aの内周面において、その下端部は、上側から下側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ面41Eとされている。
また、摺動筒41Aの内周面において、その軸O方向中間部には、連結筒41Bの下端部が連結されている。詳しくは、連結筒41Bの外周面における下端部には、径方向外側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状のフランジ部41Fが形成されており、フランジ部41Fの外周縁部が、前記中間部に連結されている。
また、連結筒41Bの上端は、摺動筒41Aの上端よりも上側に位置している。そして、連結筒41Bの外周面、フランジ部41Fの上面及びテーパ面41Dに囲まれた部分が凹部44とされている。
また、連結筒41Bの上端部は、中筒41Cの上端部に連結されている。詳しくは、連結筒41Bの内周面における上端部には、径方向内側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状のフランジ部41Gが形成されており、フランジ部41Gの下面における径方向の内側部分から中筒41Cが垂設されている。
また、中筒41Cの内周面には、径方向内側に向けて突出するとともに、フランジ部41Gの下面から下側へ向けて延びる縦突リブ41Hが、周方向に間隔を開け複数形成されている。また、図示の例では、中筒41Cの下端開口縁は、鍔部23の上面における内周縁部に当接している。また、縦突リブ41Hの下端部は、鍔部23の上面よりも上側へ離間して配置されている。
また、内筒部42は、有頂筒状をなしており、外筒部41よりも上側に向けて突出して延設されている。また、内筒部42において外筒部41よりも上側に位置する上側部分の先端部42Aは、上側から下側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ状に形成されている。また、内筒部42の外周面の前記上側部分において、先端部42Aよりも下側に位置する部分には、径方向内側に向けて窪むとともに軸O方向に沿って延びる縦溝42Bが、周方向に間隔を開け複数形成されている。
また、内筒部42の外周面における前記上側部分の下端部、つまり前記外周面における軸O方向の中央部分には、変形部43の内周縁部が連結されている。また、内筒部42の下端開口縁は、縦突リブ41Hの下端部よりも下側に離間して配置されている。
また、変形部43は、略椀状をなし薄肉に形成されて弾性変形するようにされており、その軸O方向に沿う縦断面が、下側から上側に向かうに連れ漸次径方向内側から径方向外側へ向かうように傾斜して形成されている。詳しくは、変形部43の前記縦断面は下側へ窪む凹曲線状とされていて、変形部43のうち、下側部分は上側部分よりも軸O方向に沿った単位長さあたりの径方向の変形量が大きくされている。また、変形部43の外周縁部は、フランジ部41Gの内周縁部に連結されている。
また、ノズル部材3のノズル筒33は、有頂筒状のキャップ部材6に覆われている。キャップ部材6は、キャップ外筒61と、キャップ外筒61の径方向内側に配置されるキャップ内筒62とからなる。キャップ外筒61の外周面には、周方向に間隔を開けて配置されるとともに軸O方向に沿って延びる複数の開閉操作溝61Aが形成されている。
また、キャップ外筒61の外周面における下端部には、径方向外側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状のフランジ部61Bが形成されている。また、キャップ外筒61の内周面における下端部には、雌ネジ61Cが形成されている。この雌ネジ61Cとノズル筒33の雄ネジ33Aとが螺合して、キャップ部材6は容器本体2のノズル部材3に装着されているとともに、吐出孔31を覆っている。また、前述の螺合を解除することで、キャップ部材6はノズル部材3から取り外され、後述する押し込み部材7として用いられる。このように、キャップ部材6は容器本体2に着脱自在とされている。
また、キャップ外筒61の上端開口縁における外径は、ピストン部材4の中筒41Cの下端開口縁の内径と略同一又は僅かに小さく設定されている。また、キャップ外筒61の上端開口縁における内径は、ピストン部材4の縦突リブ41Hにおける内径と略同一とされている。
また、キャップ内筒62は、有頂筒状をなし、上側から下側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ状に形成されている。また、キャップ内筒62の下端部は、キャップ外筒61の内周面における軸O方向に沿った中央部分に連結されている。また、キャップ内筒62の上端部には天壁部62Aが形成されている。天壁部62Aの上面には、ガイド筒62Bが立設されている。ガイド筒62Bの上端開口縁は、キャップ外筒61の上端開口縁よりも僅かに下側に位置している。また、ガイド筒62Bの外径は、ピストン部材4の内筒部42の下端開口縁における内径と略同一又は僅かに小さく設定されている。
また、天壁部62Aの上面からキャップ外筒61の上端開口縁までの軸O方向に沿う距離L2は、内筒部42の下端開口縁から縦突リブ41Hの下端部までの軸O方向に沿う距離L1よりも小さく設定されている。また、天壁部62Aの下面における径方向の中央部分には、円柱状の突部62Cが垂設されている。突部62Cは、その外径がノズル筒33の吐出孔31における前記上側部分の内径と略同一に設定されており、該上側部分内に嵌合されている。また、天壁部62Aの下面における突部62Cの径方向外側の部分には、ノズル筒33の上端開口縁が密接している。
次に、この吐出容器1の内容物Cを吐出する手順について説明する。
内容物Cを吐出する際は、図1において、まず、キャップ部材6とノズル部材3とを相対的に軸O周りに回転させて、キャップ部材6を容器本体2から取り外すとともに、ノズル筒33を露出させる。
次いで、図2に示すように、取り外したキャップ部材6の上端部をピストン部材4の下端部に装着する。詳しくは、キャップ部材6のガイド筒62Bをピストン部材4の内筒部42の下端開口縁内に嵌合させ、天壁部62Aの上面を前記下端開口縁に当接させる。このように、キャップ部材6は、ピストン部材4に装着されてピストン部材4を軸O方向に沿った容器本体2の内側へ押し込む押し込み部材7とされる。
押し込み部材7において、天壁部62Aは、内筒部42を上側へ向けて押し込む第1押込み部72Aとされている。また、図2の状態において、キャップ外筒61の上端開口縁は、中筒41Cにおける縦突リブ41Hの下端部よりも下側に離間して配置されている。また、このキャップ外筒61は、押し込み部材7において、後述するように外筒部41を上側へ向けて押し込む第2押込み部71とされる。
次いで、この第1押込み部72Aを内筒部42に当接させた状態から押し込み部材7を上側へ向けて押し込むと、図3に示すように、変形部43が上側に向かって変形して、第2押込み部71の上端開口縁が外筒部41の中筒41Cの縦突リブ41Hにおける下端部に向けて前進移動し、前記下端部に当接される。詳しくは、押し込み部材7を上側へ押し込んでいくに従って、変形部43が弾性変形し、内筒部42が外筒部41に対し上側へ向けて移動するとともに、前記距離L1が漸次低減して、第2押込み部71が縦突リブ41Hに当接した状態で該距離L1が前記距離L2と同一の値とされる。
次いで、図4に示すように、さらに押し込み部材7を上側へ向けて押し込んでいくと、第2押込み部71が外筒部41の縦突リブ41Hを上側へ押し込むことから、外筒部41の摺動筒41Aが容器内筒22の内周面上を摺動して、外筒部41が、容器本体2の容器内筒22に対し上側へ向けて移動する。また、内筒部42も、第1押込み部72Aにより上側へ向けて押し込まれることから、容器内筒22に対し上側へ向けて移動する。このように、押し込み部材7に押し込まれることにより、ピストン部材4が容器本体2に対し上側に向けて移動するとともに、容器本体2、ノズル部材3及びピストン部材4で囲まれる内容物Cが収容される部分の容積が低減されていき、内容物Cがノズル筒33の吐出孔31に向けて流動し、吐出孔31から吐出される。
また、このようにピストン部材4が押し込まれて、容器本体2のノズル部材3に対し上側へ向けて移動していく際、内筒部42の先端部42Aは、ノズル部材3のノズル筒33内に挿入される。
内容物Cを必要な吐出量だけ吐出したら、押し込み部材7による押し込みを解除する。すると、弾性復元力により変形部43が元の状態に戻り、内筒部42が第1押込み部72Aを下側へ向けて押し戻すとともに、内筒部42が外筒部41に対し下側へ向けて移動し、第2押込み部71の上端開口縁が縦突リブ41Hの下端部から離間される。
次いで、図5に示すように、押し込み部材7を容器本体2に対し下側へ向けて取り外しキャップ部材6として、前述の動作とは逆の手順でキャップ部材6を閉める。
また、図6における吐出容器1は、内容物Cを使い切った状態を示している。押し込み部材7により、ピストン部材4を容器本体2に対し上側へ向けて押し込んでいくと、図6に示すように、内筒部42の先端部42Aは、ノズル筒33の内周面に案内されるようにノズル筒33内の上側部分に配置される。また、このように先端部42Aがノズル筒33内に配置されている際には、内容物Cは、ノズル筒33内において内筒部42の縦溝42Bを通って吐出孔31へと流動する。
また、図示の状態においては、ピストン部材4のフランジ部41Gの上面は、ノズル部材3の蓋部32の下面に当接している。また、ノズル部材3の筒部35は、ピストン部材4の凹部44に収容されている。また、押し込み部材7のフランジ部61Bにおける上面は、鍔部23のガイド部23Aにおける下面に当接している。
尚、このように吐出容器1の内容物Cを使い切った後、図7に示す詰め替え容器11を用いることとしてもよい。図7において、前述の吐出容器1と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
詰め替え容器11は、前述の吐出容器1におけるノズル部材3の代わりに、蓋部材13を有している。蓋部材13は、容器本体2の上端開口部を覆う蓋部37を有しており、蓋部37の下面における径方向外側の端部には、装着筒38が垂設されている。また、装着筒38の外周面には、雄ネジ38Aが形成されている。
また、装着筒38の内周面における上端部には、径方向内側へ向けて突出し周方向に沿って延びる環状の突部38Bが形成されている。また、蓋部37の下面において、装着筒38の径方向内側に位置する部分には、円板状のパッキン15が配設されている。
パッキン15の上面は蓋部37の下面に当接し、パッキン15の外周面は装着筒38の内周面に当接している。また、パッキン15の下面における径方向外側の端部は、突部38Bの上面部分に当接している。このような構成により、パッキン15の蓋部材13に対する軸O方向及び径方向への移動が規制されている。また、パッキン15の下面における径方向外側の端部は、突部38Bの径方向内側において容器内筒22の上端開口縁に当接している。
このように構成される詰め替え容器11を使用する際は、まず、詰め替え容器11の蓋部材13及びパッキン15を容器本体2から取り外す。そして、前述の吐出容器1からノズル部材3を取り外して、図1に示すように、この詰め替え容器11の容器本体2に装着する。また、前述の吐出容器1から押し込み部材7を取り外して、図2に示すように、この詰め替え容器11のピストン部材4に装着する。
以上説明したように、本実施形態の吐出容器1によれば、ピストン部材4の内筒部42に押し込み部材7の第1押込み部72Aを当接させた状態で、押し込み部材7によりピストン部材4を押し込むと、変形部43が上側に向かって弾性変形する。この状態からさらに押し込んでいくと、変形部43に連結された外筒部41の摺動筒41Aが容器内筒22の内周面上を摺動するとともに、ピストン部材4が容器本体2に対し上側へ向けて移動する。このようにピストン部材4が押し込まれることで、容器本体2内において内容物Cが収容されている部分の容積が低減されていくとともに内容物Cがノズル部材3の吐出孔31から吐出されるのだが、この際、容器本体2の内圧は増大されている。
一方、押し込み部材7による押し込みを解除した際は、弾性復元力により変形部43が元の状態に戻り、内筒部42が第1押込み部72Aを下側へ向けて押し戻す。このように変形部43が変形して内筒部42が容器本体2に対し下側へ向けて移動するので、容器本体2の内圧が低減されることとなり、内容物Cのバックサクションが誘導され、内容物Cが吐出孔31から必要以上に吐出されることが抑制される。よって、吐出孔31からの液垂れが防止されるとともに、吐出量の精度が確保される。
また、ピストン部材4の変形部43が外筒部41及び内筒部42を連結しており、これらの変形部43、外筒部41及び内筒部42が一体とされているので、吐出容器1を簡便に構成できる。
詳しくは、内筒部42に第1押込み部72Aを当接させた状態で、押し込み部材7によりピストン部材4を押し込むと、変形部43が弾性変形して、押し込み部材7の第2押込み部71がピストン部材4の中筒41Cにおける縦突リブ41Hに向けて前進移動し縦突リブ41Hに当接される。この状態からさらに押し込んでいくと、ピストン部材4が容器本体2に対し上側へ向けて移動する。
一方、押し込み部材7による押し込みを解除した際は、弾性復元力により変形部43が元の状態に戻り、内筒部42が第1押込み部72Aを下側へ向けて押し戻し、第2押込み部71が縦突リブ41Hから離間される。
このように、ピストン部材4を押し込む際に、第2押込み部71が中筒41Cの縦突リブ41Hに当接することから、押し込み部材7からの押し込み力を、主としてこの中筒41Cに伝達でき、よって変形部43に過大な負荷がかかることが防止される。従って、変形部43の破損等が防止され、弾性変形が安定して精度よく行われる。
また、キャップ部材6が、押し込み部材7とされているので、吐出容器1を構成する部品点数を削減できる。
また、ノズル部材3には、先端に吐出孔31が形成されたノズル筒33が立設されているので、吐出孔31から吐出した内容物Cを受け取りやすく、取り扱い性が向上する。また、ピストン部材4の内筒部42が、外筒部41よりも上側に向けて突出して延設されており、その先端部42Aが、押し込み部材7を押し込んだときに、ノズル筒33内に挿入されるので、先端部42Aがノズル筒33の内周面に案内されるように、該ノズル筒33に対し軸O方向に沿って精度よく移動するとともにピストン部材4が容器本体2に精度よく押し込まれる。従って、内容物Cの吐出が精度よく行える。
また、このように先端部42Aがノズル筒33内に挿入される構成とされているので、ノズル筒33内の内容物Cが先端部42Aに押し出されて、内容物Cを最後まで無駄なく使い切ることができる。
また、ノズル部材3の蓋部32の下面に筒部35が形成されているので、内容物Cを吐出する際、内容物Cがパッキン5に向けて流動することが抑制されている。従って、使用時に、パッキン5が変形して内容物Cが容器内筒22の径方向外側へ流れ出るようなことが確実に防止される。また、この筒部35は、押し込まれたピストン部材4の凹部44に収容されるようになっているので、凹部44内の内容物Cは、筒部35に押し出されることとなり、無駄なく使われる。
また、吐出容器1の内容物Cを使い切った後、前述のように詰め替え容器11を用いることとした場合には、製品コストが削減される。また、このような詰め替え容器11を複数保管することとすれば、収納スペースが削減され、収納性が向上する。
尚、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、キャップ部材6が押し込み部材7であることとして説明したが、本発明とは技術思想が異なる参考例としては、キャップ部材6と押し込み部材7が別体として夫々設けられていても構わない。
さらに、前述の実施形態においては、キャップ部材6がノズル部材3に螺合されるものとしたがこれに限定されず、アンダーカット嵌合や圧入など、種々の方法を採用することができる。
また、ノズル部材3の蓋部32には、上側へ延びるノズル筒33が立設され、ノズル筒33の先端に吐出孔31が形成されていることとしたが、本発明の参考例としては、ノズル筒33は、径方向内側から外側に向けて突出するように延びて形成されていてもよく、その径方向外側を向く先端に吐出孔31が形成されていても構わない。
また、本発明の参考例としては、ノズル部材3にノズル筒33を設けずに、蓋部32に直接吐出孔31を形成しても構わない。
また、ノズル部材3の雄ネジ34Aと容器本体2の雌ネジ21Aとが螺合されて、ノズル部材3が容器本体2に配設されていることとしたが、これに限定されるものではなく、ノズル部材3は、容器本体2に一体成形されていても構わない。
また、内筒部42は、外筒部41よりも上側に向けて突出して延設されており、その先端部42Aが、押し込み部材7を押し込んだときに、ノズル筒33内に挿入されることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、先端部42Aを形成しなくとも構わない。すなわち、内筒部42は、外筒部41よりも上側に向けて突出して延設されていなくともよい。
また、押し込み部材7には、ピストン部材4の中筒41Cに当接する第2押込み部71が設けられていることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、押し込み部材7に第2押込み部71を設けずに、第1押込み部72Aのみでピストン部材4を押し込むこととしても構わない。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る吐出容器の概略構成を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐出容器において内容物を吐出する手順を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る吐出容器において内容物を吐出する手順を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る吐出容器において内容物を吐出する手順を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る吐出容器において内容物を吐出する手順を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る吐出容器において内容物を吐出する手順を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る吐出容器の詰め替え容器を説明する側断面図である。
符号の説明
1 吐出容器
2 容器本体
3 ノズル部材
4 ピストン部材
6 キャップ部材
7 押し込み部材
31 吐出孔
33 ノズル筒
41 外筒部
41A 摺動筒
41C 中筒
42 内筒部
42A 先端部
43 変形部
71 第2押込み部
72A 第1押込み部
C 内容物
O 軸

Claims (4)

  1. 内容物が充填される筒状の容器本体と、
    前記容器本体に設けられるとともに吐出孔を有するノズル部材と、
    前記容器本体内に軸方向に沿って摺動可能に嵌合されたピストン部材と、
    前記ピストン部材を軸方向に沿った容器本体の内側へ押し込む押し込み部材と、を有する吐出容器であって、
    前記ピストン部材は、前記容器本体の内周面上を摺動する摺動筒を有する外筒部と、この外筒部の径方向内側に配設される内筒部と、これらの両筒部を連結する弾性変形可能な変形部と、を備え、
    前記押し込み部材は、前記内筒部を押し込む第1押込み部を備え、この第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を押し込んだときに、前記変形部が容器本体の内側に向かって変形するとともに、前記外筒部が容器本体の内側に向けて移動する構成とされ、
    前記ノズル部材には、軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて延びるノズル筒が立設され、前記ノズル筒の先端に前記吐出孔が形成され、
    前記ノズル筒は、有頂筒状のキャップ部材に覆われており、前記キャップ部材は、前記吐出孔を覆い、前記容器本体に着脱自在とされ、
    前記キャップ部材が、前記押し込み部材であり、
    前記キャップ部材を取り外して前記押し込み部材としたときに、その天壁部が前記第1押込み部とされることを特徴とする吐出容器。
  2. 請求項1に記載の吐出容器であって、
    前記外筒部は、前記摺動筒の径方向内側に配設される中筒を備え、
    前記押し込み部材には、前記第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を容器本体の内側に向けて押し込んだときに、前記変形部が変形することにより前記中筒に向けて前進移動し、前記中筒に当接される第2押込み部が設けられていることを特徴とする吐出容器。
  3. 請求項1または2に記載の吐出容器であって、
    記内筒部は、前記外筒部よりも軸方向に沿った吐出孔側に向けて突出して延設されており、その先端部が、前記押し込み部材を押し込んだときに、前記ノズル筒内に挿入されることを特徴とする吐出容器。
  4. 請求項3に記載の吐出容器であって、
    前記内筒部の外周面における前記外筒部よりも軸方向に沿った吐出孔側に位置する上側部分には、径方向内側に向けて窪むとともに軸方向に沿って延びる縦溝が、周方向に間隔を開け複数形成されていることを特徴とする吐出容器。
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