JP2010155627A - 吐出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物Cが充填される筒状の容器本体2と、吐出孔31を有するノズル部材3と、容器本体2内に摺動可能に嵌合されたピストン部材4と、ピストン部材4を軸O方向に沿った容器本体2の内側へ押し込む押し込み部材7とを有する吐出容器1であって、ピストン部材4は、容器本体2の内周面上を摺動する摺動筒41Aを有する外筒部41と、外筒部41の径方向内側に配設される内筒部42と、これらの両筒部41,42を連結する弾性変形可能な変形部43とを備え、押し込み部材7は、内筒部42を押し込む第1押込み部72Aを備え、第1押込み部72Aを内筒部42に当接させた状態から押し込み部材7を押し込んだときに、変形部43が容器本体2の内側に向かって変形するとともに、外筒部41が容器本体2の内側に向けて移動する。
【選択図】図2
Description
すなわち本発明は、内容物が充填される筒状の容器本体と、前記容器本体に設けられるとともに吐出孔を有するノズル部材と、前記容器本体内に軸方向に沿って摺動可能に嵌合されたピストン部材と、前記ピストン部材を軸方向に沿った容器本体の内側へ押し込む押し込み部材と、を有する吐出容器であって、前記ピストン部材は、前記容器本体の内周面上を摺動する摺動筒を有する外筒部と、この外筒部の径方向内側に配設される内筒部と、これらの両筒部を連結する弾性変形可能な変形部と、を備え、前記押し込み部材は、前記内筒部を押し込む第1押込み部を備え、この第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を押し込んだときに、前記変形部が容器本体の内側に向かって変形するとともに、前記外筒部が容器本体の内側に向けて移動することを特徴とする。
一方、押し込み部材による押し込みを解除した際は、弾性復元力により変形部が元の状態に戻り、内筒部が第1押込み部を軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて押し戻す。このように変形部が変形して内筒部が容器本体に対し前記外側へ向けて移動するので、容器本体の内圧が低減されることとなり、内容物のバックサクションが誘導され、内容物が吐出孔から必要以上に吐出されることが抑制される。よって、吐出孔からの液垂れが防止される。また、必要以上の内容物が吐出されないことから、吐出量の精度も確保される。
また、ピストン部材の変形部が外筒部及び内筒部を連結しており、これらの変形部、外筒部及び内筒部が一体とされているので、吐出容器を簡便に構成できる。
一方、押し込み部材による押し込みを解除した際は、弾性復元力により変形部が元の状態に戻り、内筒部が第1押込み部を軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて押し戻し、第2押込み部が中筒から離間される。
このように、ピストン部材を押し込む際に、第2押込み部が中筒に当接することから、押し込み部材からの押し込み力を、主としてこの中筒に伝達でき、よって変形部に過大な負荷がかかることが防止される。従って、変形部の破損等が防止され、弾性変形が安定して精度よく行われる。
また、このように先端部がノズル筒内に挿入される構成とされているので、ノズル筒内の内容物が先端部に押し出されて、内容物を最後まで無駄なく使い切ることができる。
尚、図示の例では、容器本体2、ノズル部材3及びピストン部材4は、夫々の中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を軸Oと称し、軸O方向に沿ってノズル部材3側を上側、ピストン部材4側を下側と称し、軸Oに直交する方向を径方向と称する。
摺動筒41Aの外周面は、容器内筒22の内周面に密接しているとともに、この内周面上を摺動するようにされている。また、摺動筒41Aの内周面において、その上端部は、下側から上側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ面41Dとされている。また、摺動筒41Aの内周面において、その下端部は、上側から下側へ向かうに連れ漸次拡径するテーパ面41Eとされている。
内容物Cを吐出する際は、図1において、まず、キャップ部材6とノズル部材3とを相対的に軸O周りに回転させて、キャップ部材6を容器本体2から取り外すとともに、ノズル筒33を露出させる。
次いで、図5に示すように、押し込み部材7を容器本体2に対し下側へ向けて取り外しキャップ部材6として、前述の動作とは逆の手順でキャップ部材6を閉める。
詰め替え容器11は、前述の吐出容器1におけるノズル部材3の代わりに、蓋部材13を有している。蓋部材13は、容器本体2の上端開口部を覆う蓋部37を有しており、蓋部37の下面における径方向外側の端部には、装着筒38が垂設されている。また、装着筒38の外周面には、雄ネジ38Aが形成されている。
このように、ピストン部材4を押し込む際に、第2押込み部71が中筒41Cの縦突リブ41Hに当接することから、押し込み部材7からの押し込み力を、主としてこの中筒41Cに伝達でき、よって変形部43に過大な負荷がかかることが防止される。従って、変形部43の破損等が防止され、弾性変形が安定して精度よく行われる。
例えば、本実施形態では、キャップ部材6が押し込み部材7であることとして説明したが、キャップ部材6と押し込み部材7が別体として夫々設けられていても構わない。
さらに、前述の実施形態においては、キャップ部材6がノズル部材3に螺合されるものとしたがこれに限定されず、アンダーカット嵌合や圧入など、種々の方法を採用することができる。
2 容器本体
3 ノズル部材
4 ピストン部材
6 キャップ部材
7 押し込み部材
31 吐出孔
33 ノズル筒
41 外筒部
41A 摺動筒
41C 中筒
42 内筒部
42A 先端部
43 変形部
71 第2押込み部
72A 第1押込み部
C 内容物
O 軸
Claims (4)
- 内容物が充填される筒状の容器本体と、
前記容器本体に設けられるとともに吐出孔を有するノズル部材と、
前記容器本体内に軸方向に沿って摺動可能に嵌合されたピストン部材と、
前記ピストン部材を軸方向に沿った容器本体の内側へ押し込む押し込み部材と、を有する吐出容器であって、
前記ピストン部材は、前記容器本体の内周面上を摺動する摺動筒を有する外筒部と、この外筒部の径方向内側に配設される内筒部と、これらの両筒部を連結する弾性変形可能な変形部と、を備え、
前記押し込み部材は、前記内筒部を押し込む第1押込み部を備え、この第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を押し込んだときに、前記変形部が容器本体の内側に向かって変形するとともに、前記外筒部が容器本体の内側に向けて移動することを特徴とする吐出容器。 - 請求項1に記載の吐出容器であって、
前記外筒部は、前記摺動筒の径方向内側に配設される中筒を備え、
前記押し込み部材には、前記第1押込み部を前記内筒部に当接させた状態から該押し込み部材を容器本体の内側に向けて押し込んだときに、前記変形部が変形することにより前記中筒に向けて前進移動し、前記中筒に当接される第2押込み部が設けられていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1または2に記載の吐出容器であって、
前記吐出孔を覆い、前記容器本体に着脱自在とされたキャップ部材が設けられ、
前記キャップ部材が、前記押し込み部材であることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の吐出容器であって、
前記ノズル部材には、軸方向に沿った容器本体の外側へ向けて延びるノズル筒が立設され、前記ノズル筒の先端に前記吐出孔が形成され、
前記内筒部は、前記外筒部よりも軸方向に沿った吐出孔側に向けて突出して延設されており、その先端部が、前記押し込み部材を押し込んだときに、前記ノズル筒内に挿入されることを特徴とする吐出容器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015166251A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | 株式会社ダイゾー | 吐出装置ならびにその吐出装置に用いられる吐出容器、吐出部材 |
JP2021001003A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | 株式会社ソフト99コーポレーション | 容器内容物取出し方法及び同取出し装置 |
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2008
- 2008-12-26 JP JP2008334335A patent/JP5297794B2/ja active Active
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